JP2003090713A - チップ部品の外観検査方法及び外観検査装置 - Google Patents

チップ部品の外観検査方法及び外観検査装置

Info

Publication number
JP2003090713A
JP2003090713A JP2001283047A JP2001283047A JP2003090713A JP 2003090713 A JP2003090713 A JP 2003090713A JP 2001283047 A JP2001283047 A JP 2001283047A JP 2001283047 A JP2001283047 A JP 2001283047A JP 2003090713 A JP2003090713 A JP 2003090713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
chip component
image pickup
ridge
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001283047A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Takigawa
周一 瀧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Weld Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Weld Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Weld Co Ltd filed Critical Tokyo Weld Co Ltd
Priority to JP2001283047A priority Critical patent/JP2003090713A/ja
Priority to KR1020020056327A priority patent/KR20030024615A/ko
Publication of JP2003090713A publication Critical patent/JP2003090713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 稜線部からの反射光線を確実に受光し、高精
度の外観検査を可能にする、チップ部品の外観検査方法
を提供すること。 【解決手段】 チップ部品(1)の外観を検査する方法
は、チップ部品の稜線部(1b)を挟んで位置する2つ
の面(1c、1d)を照射し、稜線部から反射した反射
光線(5)を、稜線部に対向して配置した撮像装置
(2)で撮像することを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子チップ部品の外
観検査方法と、外観検査装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチップ部品の外観検査方法は、模
式的に示す図6を参照すると、チップ部品1の各検査面
に対向してそれぞれ撮像装置2と照明手段3とを固定的
に配置し、照明手段3の照射光線4により各検査面を照
射し、各検査面からの反射光線20,21を撮像装置2
に受光して画像データを得ている。
【0003】得られた画像データは、例えば1検査面に
つき1回撮像して白黒の2値化とし、これを例えば25
6階調にしてモニター上に濃淡のあるモノクロ画像を表
示するような処理が行われる。
【0004】チップ部品の傷や打痕の有無、電極の寸法
などは良否判定の基準となる閾値を設定し、前記256
階調の画像データと比較して、対象となる検査項目毎
に、前記閾値を越えたピクセル数、又は閾値以下のピク
セル数の多寡により良否の判定を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】撮像装置2と照明手段
3とを各検査面に対向配置して撮像する前述の方法によ
れば、比較的良質な検査面の画像データを得ることがで
きる。ところが、チップ部品の稜線部1bでは、反射光
線の光量が少ないため、良質な画像データを得にくい。
特に、稜線部1bが丸みを帯びていたり、チップ部品の
電極の半田若しくは銀ペースト層の厚みに差があったり
すると、反射光線20,21のうち撮像装置2に戻って
こない割合が多くなるため、不鮮明な画像となり、高精
度の外観検査を行うことが困難であった。
【0006】本発明は前記に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、稜線部からの反射光線を確実に
受光し、高精度の外観検査を可能にする、チップ部品の
外観検査方法と、外観検査装置とを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次の構成とした。請求項1に係る発明の要
旨は、チップ部品の外観を検査する方法であって、前記
チップ部品の稜線部を挟んで位置する2つの面を照射
し、前記稜線部から反射した光線を、前記稜線部に対向
して配置した撮像装置で撮像することを特徴とする、チ
ップ部品の外観検査方法に存する。請求項2に係る発明
の要旨は、チップ部品の外観を検査する方法であって、
前記チップ部品の稜線部を挟んで位置する2つの面を照
射し、前記稜線部から反射した光線を、前記稜線部に対
向して配置した複数の、ピクセルと呼称される画素から
なる撮像装置で撮像し、前記ピクセルによる複数の撮像
データを得ること、これら複数の撮像データを第1のメ
モリーに記録すること、前記撮像装置を固定した状態で
前記2つの面の一方又は他方に対する照射位置を変えて
前記2つの面を照射し、前記稜線部から反射した光線を
前記撮像装置で撮像し、複数の撮像データを得ること、
これら複数の撮像データを第2のメモリーに記録するこ
と、前記第1のメモリー及び前記第2のメモリーにそれ
ぞれ記録した撮像データの同一ピクセルに対応するデー
タ値を比較し、データ値の高いものを残して合成データ
を得ること、この合成データを予め設定した閾値と比較
し、チップ部品の良否を判定することを含むことを特徴
とする、チップ部品の外観検査方法に存する。請求項3
に係る発明の要旨は、チップ部品の外観を検査する方法
であって、前記チップ部品の稜線部を挟んで位置する2
つの面を照射し、前記稜線部から反射した光線を、前記
稜線部に対向して配置した撮像装置で撮像し、撮像デー
タを得ること、この撮像データを第1のメモリーに記録
すること、前記2つの面の一方又は他方に対する照射位
置を変えて前記2つの面を照射し、前記稜線部から反射
した光線を前記撮像装置で撮像し、撮像データを得るこ
と、この撮像データを第2のメモリーに記録すること、
前記2つの面の一方又は他方の面に対する照射位置を変
えて前記2つの面を照射し、前記稜線部から反射した光
線を前記撮像装置で撮像し、撮像データを得ることと、
この撮像データをメモリーに記録することを繰り返すこ
と、前記すべてのメモリーにそれぞれ記録した撮像デー
タの同一ピクセルにおけるデータ値を比較し、データ値
の高いものを残して合成データを得ること、この合成デ
ータを予め設定した閾値と比較し、チップ部品の良否を
判定することを含むことを特徴とする、チップ部品の外
観検査方法に存する。請求項4に係る発明の要旨は、少
なくとも2つの照明手段と、撮像手段と、この撮像手段
からの撮像データの処理手段とを備える、チップ部品の
外観を検査する装置であって、前記撮像手段を前記チッ
プ部品の稜線部に対向して配置したことを特徴とするチ
ップ部品の外観検査装置に存する。請求項5に係る発明
の要旨は、前記少なくとも2つの照明手段は、前記チッ
プ部品の稜線部を挟んで位置する2つの面を個別に照射
することを特徴とする、請求項4に記載のチップ部品の
外観検査装置に存する。請求項6に係る発明の要旨は、
前記少なくとも2つの照明手段のうち少なくとも一方
は、照明位置が調整可能であることを特徴とする、請求
項4又は5に記載のチップ部品の外観検査装置に存す
る。請求項7に係る発明の要旨は、前記処理手段は、前
記撮像装置からの撮像データを記録する複数のメモリー
と、これら複数のメモリーに記録した同一ピクセルにお
けるデータ値を比較し、データ値の高いものを残して合
成する手段と、この合成手段で得られた結果と予め設定
した閾値とを比較して前記チップ部品の良否を判定する
比較・判定手段とからなることを特徴とする、請求項4
ないし6のいずれかに記載のチップ部品の外観検査装置
に存する。請求項8に係る発明の要旨は、前記複数のメ
モリーは、第1の撮像データと、前記少なくとも一方の
照明手段の位置を変えて得られた第2の撮像データとの
少なくとも2つの撮像データを記録することを特徴とす
る、請求項7に記載のチップ部品の撮像装置に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、従来と実質的に同じ構造であるか、又は実
質的に同じ機能を果たす部品には同じ符号を付けてあ
る。
【0009】チップ部品1の外観を検査する方法は、正
面状態を模式的に示す図1と、斜視状態を模式的に示す
図2と、照射された光線及び反射光線を模式的に示す図
3とを参照すると、チップ部品1の角部、つまり稜線部
1bを挟んで位置する2つの面1c,1dを照明手段3
a,3bから発せられた照明光線4で照射し、稜線部1
bから反射した反射光線5を、稜線部1bに対向して配
置した撮像装置2で撮像することを含む。
【0010】撮像装置2は、稜線部1bに対向して固定
的に配置されており、照明手段3a,3bはチップ部品
1の2つの面1c,1dに対向して配置されている。そ
の結果、撮像装置2の光軸は、チップ部品1の2つの
面、つまり上面1cと側面1dに対して傾斜している
が、照明手段3a,3bの光軸は上面1cおよび側面1
dにそれぞれ直交している。この点において、従来のも
のでは、撮像装置2の光軸が各検査面に直交しているの
と異なる。
【0011】図1及び図2を参照すると、チップ部品1
の両側面1dに電極1aが形成されている。この電極1
aは、例えばチップ部品1が多連部品である場合、複数
の電極1aが側面1dに沿って配列されることとなる。
このような多連部品では、隣接する電極1a同士が電極
1aに塗布された半田若しくは銀ペーストなどによって
短絡された状態であったり、稜線部1bが欠落した状態
であったりすることがあるため、特に精密な外観検査を
必要とする。
【0012】本発明方法によれば、図1、図3に示すよ
うに、照明手段3a,3bからの照明光線4はチップ部
品1の上面1cおよび側面1dをそれぞれ照射すると共
に、稜線部1bを照射し、各部分から反射した反射光線
5を、稜線部1bに対向して配置された撮像手段2によ
り受光して撮像データを得るところ、特に撮像手段2に
対向した稜線部1bからの反射光線5は、図3に示すよ
うに、非常に良好に撮像手段2に向いている。稜線部1
bが湾曲面である場合、図6に示した従来の方法では、
稜線部1bからの反射光線は撮像手段2にほとんど入ら
ない。これに対して本発明方法によれば、図3に示すよ
うに、照明手段3a,3bから照射された照明光線4
は、稜線部1bの湾曲面全体で反射して反射光線5とな
り、湾曲面の中央点Xを越えて乱反射する光線をも含め
て撮像装置2に入るため、特に良好な撮像データを得る
ことができる。さらに、図3に示すように、照明手段3
a,3bからの稜線部1bへの照明光線4は斜光となっ
ており、湾曲面の凹凸をより一層表現しやすい。
【0013】本発明に係る外観検査方法は、基本的には
前述した形態で実施できるが、次のような形態で実施す
ることもできる。まず、チップ部品1の稜線部1bを挟
んで位置する2つの面1c,1dを照射し、稜線部1b
から反射した反射光線5を、稜線部1bに対向して配置
した複数の、ピクセルと呼称される画素からなる撮像装
置2で撮像し、ピクセルに対応した複数の撮像データを
得る。次いで、図4のブロック図に示すように、これら
複数の撮像データを第1のメモリー10に記録する。そ
の後、2つの面1c,1dの一方又は他方に対する照明
手段3a,3bの照射位置を変えて2つの面1c,1d
を照射し、稜線部1bから反射した反射光線5を固定し
たままの撮像装置2で撮像し、前記と同様に複数の撮像
データを得る。これら複数の撮像データを第2のメモリ
ー11に記録する。そして、第1のメモリー10及び第
2のメモリー11にそれぞれ記録した撮像データの同一
ピクセルにおけるデータ値を比較し、データ値の高いも
のを残して合成手段12に入力し、合成データを得る。
この合成データを比較・判定手段14で予め設定した閾
値と比較し、チップ部品の良否を判定する。
【0014】2つのメモリー10,11を使用する場
合、前述した形態で実施するが、3つ以上のメモリー1
0,11,・・・を使用する場合もある。この場合には
次のようにする。まず、チップ部品1の稜線部1bを挟
んで位置する2つの面1c,1dを照射し、稜線部1b
から反射した反射光線5を、稜線部1bに対向して配置
した撮像装置2で撮像し、前記同様に複数の撮像データ
を得る。次いで、これら複数の撮像データを第1のメモ
リー10に記録する。その後、2つの面1c,1dの一
方又は他方に対する照射位置を変えて2つの面1c,1
dを照射し、稜線部1bから反射した反射光線5を撮像
装置2で撮像し、撮像データを得る。この撮像データを
第2のメモリー11に記録する。その後、2つの面1
c,1dの一方又は他方の面に対する照射位置を変えて
2つの面1c,1dを照射し、稜線部1bから反射した
反射光線5を撮像装置2で撮像し、撮像データを得るこ
とと、この撮像データをメモリーに記録することを繰り
返す。そして、すべてのメモリー10,11,・・・に
それぞれ記録した撮像データの同一ピクセルにおけるデ
ータ値を比較し、データ値の高いものを残して合成手段
12で合成データを得る。この合成データを比較・判定
手段14で予め設定した閾値と比較し、チップ部品の良
否を判定する。
【0015】チップ部品1の稜線部1bには、図2に示
したように、電極1aがあり、この電極1aは半田若し
くは銀ペーストからなるため、反射率が高い。したがっ
て、電極1aに割れや欠けがあると反射率が極度に低下
したり、反射方向が乱れたりするため、撮像装置2の輝
度が低下する。一方、隣接する電極1a相互間では本来
輝度が低い筈であるが、ここに高輝度が存在すると、電
極1a相互が短絡していると判断できる。したがって、
輝度の高低によって電極の状態が分かる。また、照明手
段3a,3bによる照射位置を変えて複数の撮像データ
を得ると、偶然の影響を排除でき、一般化処理が可能と
なる。
【0016】図4を参照して前述したところを説明する
と、撮像装置2で得られた撮像データは、白黒の2値化
して、例えば256階調の濃淡のあるモノクロデータと
して第1のメモリー10に格納される。その後、照明・
メモリー制御手段15からの指示により、照明手段3
a,3bの2つの面1c,1d(図1参照)に対する照
明位置を変更して得られた撮像データが第2のメモリー
11に格納される。
【0017】第1のメモリー10及び第2のメモリー1
1の撮像データは、データ例を示す図5を参照すると、
それぞれ撮像データD1,D2として図4の合成手段1
2に取り込まれ、それぞれのデータが比較される。合成
手段12では各画素つまりピクセルごとにデータ値が判
定され、データ値の高い方が選択される。このような選
択により新たなデータD3が合成データとして得られ
る。この合成データは、良否判定基準となる閾値を予め
設定してある比較・判定手段14で良否判定されると共
に、撮像表示部13に合成データD3に基づく鮮明な像
が表示される。
【0018】本発明に係るチップ部品の外観検査装置
は、前述の外観検査方法を実施するのに適するものであ
り、再び図1ないし図4を参照すると、少なくとも2つ
の照明手段3a,3bと、撮像装置2と、撮像装置2か
らの撮像データの処理手段16とを備える。
【0019】撮像装置2はCCDカメラのようなもので
あり、チップ部品1の稜線部1bに対向して配置されて
いる。すなわち、チップ部品1の上面1cと側面1dに
対して撮像装置2の光軸が傾斜するように、固定的に配
置されている。撮像装置2を固定的に配置し、後述する
ように、照明手段3a,3bの上面1c又は側面1dに
対する照射位置を変えることにより、前述の外観検査方
法を有効に実施できる。
【0020】前記少なくとも2つの照明手段3a,3b
は、チップ部品1の稜線部1bを挟んで位置する2つの
面1c,1dを個別に照射するように配置されているこ
とが好ましい。これら少なくとも2つの照明手段3a,
3bのうち少なくとも一方は、照明位置が調整可能であ
る。
【0021】照明位置を調整するには、照明手段3a,
3bの角度を変えて行うことができる。すなわち、照明
手段3a,3bの稜線部1bに対する照射角度を変える
か、又は照明手段3a,3bの首振り角度を変えて行う
ことができる。その他、上面1cに対する照明手段3a
の高さ、又は側面1dに対する照明手段3bの距離を変
えたり、照明手段3a,3bを上面1cまたは側面1d
に沿って平行移動したりすることによって行うことがで
きる。照明手段3a,3bの角度を変える形態によれ
ば、簡単な構造で位置調整が可能になる。
【0022】処理手段16は、図4に示すように、撮像
装置2からの撮像データを記録する複数のメモリー1
0,11,・・・と、これら複数のメモリー10,1
1,・・・に記録した同一ピクセルにおけるデータ値を
比較し、データ値の高いものを残して合成する合成手段
12と、合成手段12で得られた結果と予め設定した閾
値とを比較してチップ部品1の良否を判定する比較・判
定手段14とからなる。
【0023】処理手段16によれば、図5に示した合成
データD3と閾値を比較するため、通常であれば否と判
定されるおそれのあるチップ部品1でも、良と判定され
る可能性があり、それだけチップ部品1を効率よく使用
できる。
【0024】図示の実施形態では、2つのメモリー1
0,11が第1の撮像データと、少なくとも一方の照明
手段3a,3bの位置を変えて得られた第2の撮像デー
タとの少なくとも2つの撮像データを記録する。このよ
うに、いわば固定的な第1の撮像データに対して、変動
する第2の撮像データを記録することにより、チップ部
品1のより精密な検査が可能となる。
【0025】前述の実施形態では、照明手段3a,3b
は、チップ部品1の上面1cと側面1dとに1台ずつ配
置してあるが、必要な照度を得るために、各面に対向し
て複数台配置することもできる。
【0026】
【発明の効果】チップ部品の電極などを形成する稜線部
の輝度が高く、鮮明な像が得られるばかりでなく、検査
の判定を外乱に影響されずに行うことができ、精度の高
い外観検査が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ部品の外観検査方法を実施
する検査装置の概略を示す正面図である。
【図2】図1に示した検査装置の斜視図である。
【図3】チップ部品の稜線部における反射光線を示す模
式図である。
【図4】本発明に係るチップ部品の外観検査方法を実施
するブロック図である。
【図5】撮像データを示すグラフで、(a)は撮像装置
で得られたもの、(b)は合成後のものを示している。
【図6】従来の外観検査装置の概略を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 チップ部品 1a 電極 1b 稜線部 1c 上面 1d 側面 2 撮像装置 3,3a,3b 照明手段 4 照明光線 5 反射光線 10,11 メモリー 12 合成手段 13 画像表示部 14 比較・判定手段 15 照明・メモリー制御手段 16 処理手段 20,21 反射光線 D1,D2 撮像データ D3 合成データ
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA51 CC25 DD03 FF04 FF41 HH12 JJ03 JJ26 QQ04 QQ06 QQ24 QQ25 2G051 AA73 AB20 BB01 CA04 CA06 CB01 EA14 EA30 EB01 ED11 5B047 AA12 BC12 CB11 5B057 AA03 BA02 BA15 CA12 CA16 CE08 DA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品の外観を検査する方法であっ
    て、 前記チップ部品の稜線部を挟んで位置する2つの面を照
    射し、前記稜線部から反射した光線を、前記稜線部に対
    向して配置した撮像装置で撮像することを特徴とする、
    チップ部品の外観検査方法。
  2. 【請求項2】 チップ部品の外観を検査する方法であっ
    て、 前記チップ部品の稜線部を挟んで位置する2つの面を照
    射し、前記稜線部から反射した光線を、前記稜線部に対
    向して配置した複数の、ピクセルと呼称される画素から
    なる撮像装置で撮像し、前記ピクセルによる複数の撮像
    データを得ること、 これら複数の撮像データを第1のメモリーに記録するこ
    と、 前記撮像装置を固定した状態で前記2つの面の一方又は
    他方に対する照射位置を変えて前記2つの面を照射し、
    前記稜線部から反射した光線を前記撮像装置で撮像し、
    複数の撮像データを得ること、 これら複数の撮像データを第2のメモリーに記録するこ
    と、 前記第1のメモリー及び前記第2のメモリーにそれぞれ
    記録した撮像データの同一ピクセルに対応するデータ値
    を比較し、データ値の高いものを残して合成データを得
    ること、 この合成データを予め設定した閾値と比較し、チップ部
    品の良否を判定することを含むことを特徴とする、チッ
    プ部品の外観検査方法。
  3. 【請求項3】 チップ部品の外観を検査する方法であっ
    て、 前記チップ部品の稜線部を挟んで位置する2つの面を照
    射し、前記稜線部から反射した光線を、前記稜線部に対
    向して配置した撮像装置で撮像し、撮像データを得るこ
    と、 この撮像データを第1のメモリーに記録すること、 前記2つの面の一方又は他方に対する照射位置を変えて
    前記2つの面を照射し、前記稜線部から反射した光線を
    前記撮像装置で撮像し、撮像データを得ること、 この撮像データを第2のメモリーに記録すること、 前記2つの面の一方又は他方の面に対する照射位置を変
    えて前記2つの面を照射し、前記稜線部から反射した光
    線を前記撮像装置で撮像し、撮像データを得ることと、
    この撮像データをメモリーに記録することを繰り返すこ
    と、 前記すべてのメモリーにそれぞれ記録した撮像データの
    同一ピクセルにおけるデータ値を比較し、データ値の高
    いものを残して合成データを得ること、 この合成データを予め設定した閾値と比較し、チップ部
    品の良否を判定することを含むことを特徴とする、チッ
    プ部品の外観検査方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの照明手段と、撮像手段
    と、この撮像手段からの撮像データの処理手段とを備え
    る、チップ部品の外観を検査する装置であって、 前記撮像手段を前記チップ部品の稜線部に対向して配置
    したことを特徴とするチップ部品の外観検査装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも2つの照明手段は、前記
    チップ部品の稜線部を挟んで位置する2つの面を個別に
    照射することを特徴とする、請求項4に記載のチップ部
    品の外観検査装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも2つの照明手段のうち少
    なくとも一方は、照明位置が調整可能であることを特徴
    とする、請求項4又は5に記載のチップ部品の外観検査
    装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、前記撮像装置からの撮
    像データを記録する複数のメモリーと、これら複数のメ
    モリーに記録した同一ピクセルにおけるデータ値を比較
    し、データ値の高いものを残して合成する手段と、この
    合成手段で得られた結果と予め設定した閾値とを比較し
    て前記チップ部品の良否を判定する比較・判定手段とか
    らなることを特徴とする、請求項4ないし6のいずれか
    に記載のチップ部品の外観検査装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のメモリーは、第1の撮像デー
    タと、前記少なくとも一方の照明手段の位置を変えて得
    られた第2の撮像データとの少なくとも2つの撮像デー
    タを記録することを特徴とする、請求項7に記載のチッ
    プ部品の外観検査装置。
JP2001283047A 2001-09-18 2001-09-18 チップ部品の外観検査方法及び外観検査装置 Pending JP2003090713A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001283047A JP2003090713A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 チップ部品の外観検査方法及び外観検査装置
KR1020020056327A KR20030024615A (ko) 2001-09-18 2002-09-17 칩 부품의 외관검사방법 및 외관검사장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001283047A JP2003090713A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 チップ部品の外観検査方法及び外観検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003090713A true JP2003090713A (ja) 2003-03-28

Family

ID=19106599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001283047A Pending JP2003090713A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 チップ部品の外観検査方法及び外観検査装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2003090713A (ja)
KR (1) KR20030024615A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353014A (ja) * 2004-05-14 2005-12-22 Sony Corp 撮像装置
JP2009264914A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 平坦面用の欠陥検出方法
WO2022124070A1 (ja) * 2020-12-11 2022-06-16 株式会社堀場製作所 検査装置、情報処理方法およびプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102202469B1 (ko) 2015-07-10 2021-01-14 삼성전기주식회사 외관 검사 장치

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62259044A (ja) * 1986-04-16 1987-11-11 Inax Corp 表面検査方法
JPH0617874B2 (ja) * 1986-05-23 1994-03-09 株式会社イナックス 板状物表面の自動検査方法
JP2525846B2 (ja) * 1988-02-05 1996-08-21 日産自動車株式会社 表面欠陥検査装置
JPH061173B2 (ja) * 1988-05-09 1994-01-05 オムロン株式会社 曲面性状検査装置
JP2782759B2 (ja) * 1989-02-17 1998-08-06 オムロン株式会社 ハンダ付け外観検査装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005353014A (ja) * 2004-05-14 2005-12-22 Sony Corp 撮像装置
JP2009264914A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 平坦面用の欠陥検出方法
WO2022124070A1 (ja) * 2020-12-11 2022-06-16 株式会社堀場製作所 検査装置、情報処理方法およびプログラム
JP7482257B2 (ja) 2020-12-11 2024-05-13 株式会社堀場製作所 検査装置、情報処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR20030024615A (ko) 2003-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4150390B2 (ja) 外観検査方法及び外観検査装置
JP2953736B2 (ja) 半田の形状検査方法
JPS60219504A (ja) 基板上の回路素子の高さ測定装置
JP3311135B2 (ja) 検査範囲認識方法
JP2004226319A (ja) 外観検査装置および画像取得方法
JP3021266B2 (ja) 光学式鋼板表面検査装置
CN110261408B (zh) 显示模组缺陷检测装置及方法
JP4910800B2 (ja) ネジ部品の検査装置および検査方法
JPH11211442A (ja) 物体表面の欠陥検出方法及び装置
JP2003090713A (ja) チップ部品の外観検査方法及び外観検査装置
JP2001056297A (ja) 表面検査方法及び装置
JPH1063846A (ja) 外観検査装置
JP2001108639A (ja) 欠陥検出方法及び欠陥検出装置
KR100389967B1 (ko) 자동화 결함 검사 장치
JP2003156451A (ja) 欠陥検出装置
JP3321503B2 (ja) 電子部品の外観検査装置
JP2016118518A (ja) 外観検査装置
JPH05215694A (ja) 回路パターンの欠陥検査方法及びその装置
JPH04194701A (ja) 画像入力方法およびその装置
JP2807599B2 (ja) 半導体チップ外観検査装置
JP5402182B2 (ja) 外観検査方法及び外観検査装置
JP2818347B2 (ja) 外観検査装置
JP2000258348A (ja) 欠陥検査装置
JPS6326508A (ja) 実装部品検査装置
JP3724659B2 (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070313