JPH0520355B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0520355B2
JPH0520355B2 JP3270287A JP3270287A JPH0520355B2 JP H0520355 B2 JPH0520355 B2 JP H0520355B2 JP 3270287 A JP3270287 A JP 3270287A JP 3270287 A JP3270287 A JP 3270287A JP H0520355 B2 JPH0520355 B2 JP H0520355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
mirror
ceiling
light
half mirror
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3270287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63202584A (ja
Inventor
Katsumi Makino
Yasuyuki Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3270287A priority Critical patent/JPS63202584A/ja
Publication of JPS63202584A publication Critical patent/JPS63202584A/ja
Publication of JPH0520355B2 publication Critical patent/JPH0520355B2/ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレベータかご室の天井照明に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、エレベータかご室の天井照明として例え
ば特開昭61−174081号公報や第3図および第4図
に示すものがあつた。第3図はエレベータかご室
の内部斜視図を示し、1はかご室の天井面2に設
けられた照明装置、3はかご室の壁面、4はかご
室の床面である。第4図は天井照明装置1の拡大
断面図であつて、5はかご室の上天井1aに取付
けられた光源、6はこの光源5の下方となるかご
室内側に配置され、光源5からの照明光を拡散す
る乳白フイルター、7は乳白フイルター6の下方
に固定具8を介して配置された鏡面材で、この鏡
面材7は第5図に示すようにクリヤー色のアクリ
ル樹脂等の透明樹脂9の上面にミラー材10を蒸
着してあり、しかも、ミラー材10を部分的に除
去して円形の透光部10aを形成している。11
は鏡面材7の下方に固定具12によつて配置され
ているハーフミラー、13は鏡面材7に対してハ
ーフミラー11を一定の間隔に保持するためのス
ペーサである。なお、14はスペーサ13の外周
を受けている枠体である。
上記のよう構成したかご室の天井照明において
は、光源5から照射した照明光は乳白フイルター
6で拡散され、この光は鏡面材7の透光部10a
を透光しハーフミラー11に当る。このハーフミ
ラー11に当つた一部の光は透過してかご室内を
照明するが、一部の光は鏡面材7との間で反射を
くり返すことによつてかご室内の乗客から見る
と、第6図に示すように円形の透光部10aが天
井方向へ向かつて虚像10bが伸びているように
見ることができ、その他の部分は光の陰となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の天井照明は以上のように構成され、スペ
ーサ13は第6図に示すように透光部10a以外
の光の陰の部分に配置されており、スペーサ13
はハーフミラー11から透けて見えないようにす
るために透明部材のものが使用されている。とこ
ろが、スペーサ13を透明部材にすると、第5図
に示すように鏡面材7の透光部10aから入射し
た光がスペーサ13に反射したり、あるいは屈折
してスペーサ自体が光つてかご室内から見え、こ
のため天井照明の見映えが低下し体裁の悪いもの
となる。なお、スペーサ13を不要にすると、第
7図に示すようにハーフミラー11がその自重に
よつて弛み、その結果、第8図に示すように透光
部10aの虚像10bがゆがんで不体裁なものと
なる問題がある。また、鏡面材7とハーフミラー
11の板厚が異なる場合でも、双方の熱膨張によ
る反りが生じて上記と同様に虚像のゆがみが生じ
るという問題もある。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、鏡面とハーフミラーと間隔保
持のためのスペーサを使用することであつてもか
ご室内からスペーサがハーフミラーを透けて見え
ることがなく体裁のよいエレベータかご室の天井
照明を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るエレベータかご室の天井照明
は、鏡面材とハーフミラーとの間隔保持のための
スペーサとして不透光性、暗色低反射性の部材を
用いたものである。
〔作用〕
この発明においては、スペーサを不透光性、暗
色低反射性部材から構成したので、鏡面材の透光
部から入射した照明光がスペーサに当つても、照
明光がスペーサに反射したり、屈折したりするこ
とがなく、したがつてスペーサは、照明光によつ
て光ることもないのでハーフミラーを透けて見え
ることもない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図はこの発明によるエレベータかご室の
天井照明の断面図を示すもので、各符号は第4図
に示した従来の天井照明のものと全て同一である
ので説明は省略する。特にこの発明の天井照明と
従来の天井照明と異なる点は、スペーサ13を不
透光性で低反射性であり、かつ暗色(低明度)の
部材、例えばつや消しの黒色樹脂あるいはこれに
類似した加工部材を用いたものである。
上記のようなスペーサ13を用いた天井照明と
したことにより、第2図に示すように鏡面材7の
透光部10aから入射した光源5からの光はスペ
ーサ13に当るが、スペーサ13が不透光性、低
反射性および暗色部材から構成されているので、
スペーサに当つた光は反射あるいは屈折すること
がなく、スペーサ13は光ることがない。したが
つて、スペーサ13は第6図に示したように光と
陰となる部分に配置されているため、かご室内か
らはスペーサ13が透けて見えることがなく、天
井照明の見映えが向上する。
なお、透光部10aは実施例では円形の場合に
ついて説明したが、その他、三角形や四角形等、
形状は自由である。
また、鏡面材7およびハーフミラー11を同じ
板厚とすることにより、熱膨張によるハーフミラ
ー11の反りが生じなくなり、ハーフミラーに映
し出された透光部10aの虚像がゆがむこともな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、鏡面材
とハーフミラーとの間隔保持のためのスペーサと
して不透光性、暗色低反射性の部材を用いたこと
により、かご室内からスペーサがハーフミラーを
透けて見えることがなく、天井照明の見映えが向
上し体裁のよい外観となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるエレベータ
かご室の天井照明の断面図、第2図は鏡面材の透
光部から照明光がスペーサに当る様子を示す断面
図、第3図は従来のエレベータかご室の内観図、
第4図は従来の天井照明の断面図、第5図は鏡面
材の透光部から照明光がスペーサに当る様子を示
す断面図、第6図はスペーサの配置を示す天井面
の斜視図、第7図はスペーサ無しの鏡面材とハー
フミラーの断面図、第8図はハーフミラーの反り
による虚像のゆがみを示す天井面の斜視図であ
る。 5……光源、6……乳白フイルター、7……鏡
面材、9……アクリル樹脂等の透明樹脂板、10
……ミラー材、10a……透光部、10b……虚
像、11……ハーフミラー、13……スペーサ。
なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エレベータかご室の上天井に配置された光源
    と、この光源のかご室内側に光源からの照明光を
    拡散する乳白フイルターと、その下方に部分的に
    透光部を設けた鏡面材と、この鏡面材の下方にス
    ペーサによつて空間を保持するように配設された
    ハーフミラーとを備え、上記スペーサは不透光
    性、暗色低反射性部材からなることを特徴とする
    エレベータかご室の天井照明。 2 スペーサは鏡面材の透光部以外に配置されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のエレベータかご室の天井照明。 3 鏡面材およびハーフミラーは同一板厚からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のエレベータかご室の天井照明。
JP3270287A 1987-02-16 1987-02-16 エレベ−タかご室の天井照明 Granted JPS63202584A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3270287A JPS63202584A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 エレベ−タかご室の天井照明

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JP3270287A JPS63202584A (ja) 1987-02-16 1987-02-16 エレベ−タかご室の天井照明

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JPS63202584A JPS63202584A (ja) 1988-08-22
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JP5345454B2 (ja) * 2009-07-02 2013-11-20 株式会社日立ビルシステム エレベータかご室の照明装置

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JPS63202584A (ja) 1988-08-22

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