JPH05203196A - 空気調和機の機器類保持装置 - Google Patents

空気調和機の機器類保持装置

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JPH05203196A
JPH05203196A JP3576292A JP3576292A JPH05203196A JP H05203196 A JPH05203196 A JP H05203196A JP 3576292 A JP3576292 A JP 3576292A JP 3576292 A JP3576292 A JP 3576292A JP H05203196 A JPH05203196 A JP H05203196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
thermistor
plate
air conditioner
outdoor unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3576292A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Mochizuki
達哉 望月
Rei Murofushi
玲 室伏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3576292A priority Critical patent/JPH05203196A/ja
Publication of JPH05203196A publication Critical patent/JPH05203196A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音発生と雨水の侵入を阻止し、部品点数を
減少させ、作業工数を低減させる。 【構成】 バルブ取付板2の上方に開口するU字状の切
欠部6を形成し、バルブ取付後、バルブ3の上部に合致
する弧状下縁7bを有する遮閉板7にてバルブ上方の隙
間を閉塞する。また、室外ユニットの背面板の開口部周
縁の少なくとも左右両側および下部の3個所に打抜き等
によって形成した係止片を設け、この係止片に着脱自在
に係止されるホルダー本体より内側にサーミスタの把持
用クランプを突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機の室外機
の機器類保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば実公昭63−2832号
公報に示された従来の空気調和機の室外機を示す斜視図
である。ベース1の一側に、バルブ取付板2が立上げら
れており、バルブ3がネジ止めされている。バルブ3に
は、圧縮機4及び熱交換器5の冷媒配管が接続されてい
る。
【0003】バルブ取付板2には、バルブ3に冷媒配管
をロウ付けした後に固定することができるようにU字状
の切欠部6が設けられ、上部よりバルブ3を取り付け、
ネジ止めによりバルブ3を固定する。外郭パネル8に
は、バルブ3に相当する個所にバルブ3の外形から5m
m程度の余裕をもった切り欠き9が設けられている。
【0004】図8は、三菱電機型名MUH−2800Z
(室外ユニット)などの外気温サーミスタの取付け要領
を示す。図において、11は背面板、12は背面板11
を垂直に保つ底板、13は前面板、14は上記背面板1
1、底板12および前面板13の右側を固定する右側
板、15は同じく左側を固定する左側板、16は背面板
11に開口している空気流通孔、17は背面板11に溶
接されるサーミスタ固定用板金、18はサーミスタ固定
用板金17に接合されるサーミスタ固定板、19はサー
ミスタ固定板18に固定されるサーミスタ、27はサー
ミスタのリード線である。
【0005】図9は、図8の部分詳細図で背面板11に
サーミスタ固定板金17が溶接されている。サーミスタ
固定板金17はクランク状に屈曲されており、その一端
34は背面板11に38においてスポット溶接されてい
る。35は固定板金17の下端に突設したストッパー
部、36は固定板金17の左右に突設した係止部、25
はサーミスタ固定板18を上記サーミスタ固定板金17
に挿着し、保持するときの突部で、係止孔37に係止す
る。26はサーミスタ19が把持されるクランプであ
る。図10はサーミスタ固定板金17の拡大図である。
このようにサーミスタ固定板金17は複雑な形状を有し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の室
外機のバルブ取付部は前記のように構成されていたの
で、バルブ3を取り付けた状態で取付板2の上部に開口
部ができ、この部分から圧縮機等の騒音が外部に漏れて
静粛運転を阻害したり、雨水が内部に侵入して機器を汚
損することがあった。
【0007】従来の空気調和機の室外機のサーミスタ等
の部品を保持する構造としては、前記のように固定用板
金を用い、背面板に溶接しているので、溶接等の作業工
数を必要とし、部品点数が嵩み、コストアップとなる等
の問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、基本的には空気調和機の室外機
の機器類保持装置を改善することにより、室外機として
の性能と組付作業性を向上し、設備費を低減することを
目的とし、請求項1の発明は、騒音発生と雨水の侵入を
阻止し、また請求項2の発明は、部品点数を減少し作業
工数を低減させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機の機器類保持装置は、上記目的を達成するために請求
項1の発明は、バルブ取付板の上方に開口するU字状の
切欠部を形成し、バルブ取付後、バルブの上部に合致す
る弧状下縁を有する遮閉板にてバルブ上方の隙間を閉塞
したことを主たる構造とする。
【0010】請求項2の発明は、室外ユニットの背面板
の所定位置に、通風スリットを延設した開口部を設け、
その開口部周縁の少なくとも左右両側および下部の3個
所に打抜き等によって形成した係止片を設け、この係止
片に着脱自在に係止されるホルダー本体より内側にサー
ミスタの把持用クランプを突設したことを主たる構造と
する。
【0011】
【作用】請求項1の発明におけるバルブをネジ止めした
後、バルブの上部に合致する弧状下縁を有する遮閉板に
てバルブ上方の隙間を閉塞する。
【0012】請求項2の発明におけるホルダー本体を打
抜き等によって形成した係止片により固定し、このホル
ダー本体の把持用クランプにサーミスタを把持させる。
これによりサーミスタは確実に固定され、外気の流通が
通風スリットを介して充分に行われる。
【0013】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1は請求項1の発明の一実施例を示すものであ
る。図において、1はベースで、その一側にバルブ取付
板2が立上っている。3は冷媒配管3bのバルブで、上
記バルブ取付板2にフランジ3aを介しネジ止めされて
いる。
【0014】バルブ取付板2には上方に開口するU字状
の切欠部6が形成されている。またこのバルブ取付板2
は、変形防止のため周縁を除いた部分が外側に膨出さ
れ、平坦部2aが形成されている。7は、クランク状に
折曲した遮閉板としての塞ぎ板で、上端内側に左右に分
れた係止爪7aを突設し、下端には上記バルブ3の上部
に合致する弧状下縁7bが形成され、さらに上記切欠部
6より若干巾広となっている。
【0015】したがって、配管3bを有するバルブ3を
フランジ3aを介してバルブ取付板2に対してネジ止め
する。その後塞ぎ板7の下縁7bをバルブ3の外周の上
部に合わせながら塞ぎ板の係止爪7aを内側に押し込む
と係止爪7aは弾性的に変位し、塞ぎ板7が平坦部2a
と重なったときに上記係止爪7aは復帰し、塞ぎ板7は
完全にバルブ取付板2に固定される。
【0016】以上のように構成された室外機では、外部
パネル8を取付けた状態において、機械室9は、ユニッ
ト外部と遮断された状態となる。
【0017】実施例2.なお、上記実施例1では遮閉板
として塞ぎ板7を用いているが、この塞ぎ板7のような
別ピースを用いることなく隙間を塞ぐこともできる。図
2は別ピースを用いない実施例を示すものである。この
例では外部パネル8の一側下端隅角部を切欠し、バルブ
3が露出するようにすると共に、膨出された平坦部2a
に合わせて膨出平坦部8aを形成している。またバルブ
3の上部に接する弧状下縁8bを有している。
【0018】以上のように構成されている室外機では、
外部パネル8を取り付けた状態において、機械室9は、
ユニット外部と遮断された状態となる。
【0019】実施例3.図3は、請求項2の発明に関す
るもので、サーミスタの取付要領を示すものである。従
来例と同一部分については同一符号を付し説明を省略す
る。図中のAの位置に本発明の保持装置が形成されてお
り、その詳細を図4に示す。図において、11は背面板
で、空気流通孔16が多数穿設されている。
【0020】20はこの発明の保持装置で、開口部2
2、23を有し、開口部23には通風スリット23aが
横方向に延設されている。開口部23の左右には、打抜
き後L字状に屈曲形成された係止片21、21が設けら
れ、開口部22の下部には、打抜き後直角に切り起し係
止片22aが設けられている。18はホルダー本体で、
内側に1対のサーミスタ19保持用のクランプ26を突
設し、背面上部に突子25を突設している。背面板11
には上記突子25が嵌合する係止孔24が設けられてい
る。
【0021】この実施例の保持装置は上記のように構成
されているので、ホルダー本体18を係止片21、21
の上方より挿し込み、係止片22aまで到達したとき、
上記突子25は上記係止孔24に嵌合し、ホルダー本体
18の固定が完了する。そこで、リード線27を有する
サーミスタ19をクランプ26に嵌合することにより、
サーミスタ19が取り付けられる。通風スリット23a
は外気を導入し、外気温度をサーミスタ19に伝達す
る。
【0022】実施例4.なお、上記実施例3では、ホル
ダー本体は、背面板11の正面より取り付けることにな
るが、背面板11の背後からも取付けられるようにした
のが本実施例である。図5は取付要領を示す図、図6は
ホルダー本体の拡大図である。図において、開口部29
は側方に通風スリット29aを延設し、上、下、左、右
4箇所に打抜きにより形成された係止片28が設けてあ
る。33はホルダー本体で、図6に示すように上、下、
左、右に円錐状の凹部30、30、31、31が設けら
れている。上記係止片28は弾性を有しているので、ホ
ルダー本体33を押し込むことにより、4個の係止片2
8により支持することができる。32はホルダー本体3
3より内側に突設された1対のサーミスタ保持用のクラ
ンプである。
【0023】この実施例の保持装置は上記のように構成
されているので、ホルダー本体31を背面板11の正面
又は背面から押し込み、係止片28により保持する。次
いで、リード線27を有するサーミスタ19をクランプ
32に嵌合することにより、サーミスタ19は取り付け
られる。通風スリット29aは外気を導入し、外気温度
をサーミスタ19に伝達する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、バルブ取付板の上方に開口するU字状の切欠部を形
成し、バルブ取付後、バルブ上部に合致する弧状下縁を
有する遮閉板にてバルブ上方の隙間を閉塞したことによ
り、内部の騒音が外部に漏れるのを防止し、ユニットの
低騒音化を図ることができる。また実施例2のように、
遮閉板を別ピースとせず、外部パネルと一体化すれば、
部品点数を更に削減し、コストを一層低減させることが
できる。
【0025】請求項2の発明によれば、室外ユニットの
背面板の所定位置に、通風スリットを延設した開口部を
設け、その開口部周縁の少なくとも左右両側および下部
の3個所に打抜き等によって形成した係止片を設け、こ
の係止片に着脱自在に係止されたホルダー本体より内側
にサーミスタの把持用クランプを突設したことにより、
固定用板金の溶接部が不要となり、部品点数を削減し、
作業時間を短縮し、コストを低減させるばかりでなく、
開口部より延設した通風スリットにより、外気を導入
し、外気温度をサーミスタに正確に伝達することができ
る。また実施例4のようにすれば、背面板の背後からサ
ーミスタを組込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る実施例1のバルブ保持装
置を示す分解斜視図。
【図2】請求項1の発明に係る実施例2のバルブ保持装
置を示す分解斜視図。
【図3】請求項2の発明に係る実施例3のサーミスタ取
付要領を示す斜視図。
【図4】上記実施例3のサーミスタ保持装置を示す分解
斜視図。
【図5】請求項2の発明に係る実施例4のサーミスタ保
持装置を示す分解斜視図。
【図6】上記実施例4のホルダー本体の拡大図。
【図7】従来の空気調和機の室外機を示す斜視図。
【図8】従来の空気調和機の室外機を示す分解斜視図。
【図9】従来の室外機のサーミスタ保持装置を示す分解
斜視図。
【図10】従来のサーミスタ固定板金を示す拡大図。
【符号の説明】
1 ベース 2 バルブ取付板 3 バルブ 3a フランジ 4 圧縮機 5 熱交換器 6 切欠部 7 塞ぎ板 8 外郭パネル 7b、8b 弧状下縁 9 機械室 11 背面板 16 空気流通孔 18 ホルダー本体 19 サーミスタ 20 保持装置 21、22a 係止片 22、23 開口部 23a 通風スリット 24 係止孔 25 突子 26 クランプ 28 係止片 29 開口部 29a 通風スリット 30、31 円錐状の凹部 32 クランプ 33 ホルダー本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、熱交換器が載置されるベースの
    外側に沿ってバルブ取付板を立上げ、このバルブ取付板
    に、上記圧縮機並びに熱交換器につながる冷媒配管バル
    ブを固定した空気調和機の室外機において、上記バルブ
    取付板の上方に開口するU字状の切欠部を形成し、バル
    ブ取付後、バルブの上部に合致する弧状下縁を有する遮
    閉板にてバルブ上方の隙間を閉塞したことを特徴とする
    空気調和機の機器類保持装置。
  2. 【請求項2】 室外ユニットの背面板のサーミスタを設
    置する所定位置に、通風スリットを延設した開口部を設
    け、その開口部周縁の少なくとも左右両側および下部の
    3個所に打抜き等によって形成した係止片を設け、この
    係止片に着脱自在に係止されるホルダー本体より内側に
    サーミスタの把持用クランプを突設したことを特徴とす
    る空気調和機の機器類保持装置。
JP3576292A 1992-01-28 1992-01-28 空気調和機の機器類保持装置 Pending JPH05203196A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001022006A1 (fr) * 1999-09-24 2001-03-29 Daikin Industries, Ltd. Unité exterieure d'appareil de climatisation de l'air
KR100737450B1 (ko) * 2006-01-18 2007-07-10 삼성전자주식회사 공기조화기의 실외기
EP1953464A1 (en) * 2005-11-01 2008-08-06 Daikin Industries, Ltd. Closing valve installation structure, and outdoor unit for air conditioner, having the installation structure

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