JPH05202715A - 内燃機関の油圧式弁駆動装置 - Google Patents
内燃機関の油圧式弁駆動装置Info
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- JPH05202715A JPH05202715A JP4014823A JP1482392A JPH05202715A JP H05202715 A JPH05202715 A JP H05202715A JP 4014823 A JP4014823 A JP 4014823A JP 1482392 A JP1482392 A JP 1482392A JP H05202715 A JPH05202715 A JP H05202715A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は油圧式の弁駆動装置に関し、複数の
バルブへの配管容積を変えることにより騒音の低減を図
ることを目的とする。 【構成】 油圧ポンプ20からの作動油の油圧室16,16'へ
の導入制御用の高圧側制御弁32と、油圧室16,16'からの
作動油の排出制御用の低圧側制御弁42とが設けられる。
高圧側制御弁32及び定圧側制御弁42は共通の配管36で合
流され、分岐配管38,40 を介して吸気弁10,10'の油圧室
16,16'に夫々接続される。制御弁32,42 の開閉によって
油圧室16,16'の圧力が増減変化され、吸気弁10,10'の開
弁及び閉弁作動が制御される。共通の配管36から吸気弁
10の油圧室16への分岐配管38の長さq1と、吸気弁10' の
油圧室16' への分岐配管40の長さq2とは違えられ、制御
弁32,42 の開閉で各分岐配管に生ずる圧力波の位相は変
化される。位相変化によって騒音の低減を実現すること
ができる。
バルブへの配管容積を変えることにより騒音の低減を図
ることを目的とする。 【構成】 油圧ポンプ20からの作動油の油圧室16,16'へ
の導入制御用の高圧側制御弁32と、油圧室16,16'からの
作動油の排出制御用の低圧側制御弁42とが設けられる。
高圧側制御弁32及び定圧側制御弁42は共通の配管36で合
流され、分岐配管38,40 を介して吸気弁10,10'の油圧室
16,16'に夫々接続される。制御弁32,42 の開閉によって
油圧室16,16'の圧力が増減変化され、吸気弁10,10'の開
弁及び閉弁作動が制御される。共通の配管36から吸気弁
10の油圧室16への分岐配管38の長さq1と、吸気弁10' の
油圧室16' への分岐配管40の長さq2とは違えられ、制御
弁32,42 の開閉で各分岐配管に生ずる圧力波の位相は変
化される。位相変化によって騒音の低減を実現すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変容量ポンプから
の油圧を用いて油圧式弁駆動装置によって吸気弁を駆動
する内燃機関に関する。
の油圧を用いて油圧式弁駆動装置によって吸気弁を駆動
する内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭64−49607号では複数の油
圧駆動型のバルブ(吸気弁)を有し、油圧により複数の
バルブを駆動するものを開示している。複数のバルブは
共通の配管によって高圧側制御弁、低圧側制御弁に接続
され、これにより複数のバルブについて高圧側制御弁、
低圧側制御弁をそれぞれ共用することができ、部品点数
の削減、構成の単純化を意図したものである。この従来
技術では、共通の配管は各吸気弁の油圧室へ分岐配管に
よって接続され、分岐管の長さは略等しく選定されてい
る。
圧駆動型のバルブ(吸気弁)を有し、油圧により複数の
バルブを駆動するものを開示している。複数のバルブは
共通の配管によって高圧側制御弁、低圧側制御弁に接続
され、これにより複数のバルブについて高圧側制御弁、
低圧側制御弁をそれぞれ共用することができ、部品点数
の削減、構成の単純化を意図したものである。この従来
技術では、共通の配管は各吸気弁の油圧室へ分岐配管に
よって接続され、分岐管の長さは略等しく選定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】油圧式の弁駆動装置で
は、高圧側制御弁を開弁することにより複数のバルブを
駆動する油圧機構の油圧室の圧力が増大し、バルブの開
放が行われ、低圧側制御弁を開弁することにより同油圧
室の圧力が低下増減し、バルブの閉鎖が行われる。この
バルブの開閉のための高圧側制御弁、低圧側制御弁の作
動の際に油圧室への配管中に圧力の脈動が惹起せしめら
れる。ところが、従来技術では高圧側制御弁及び低圧側
制御弁から各吸気弁への分岐配管の長さは均等であるた
め、各分岐配管中に生ずる圧力脈動波の位相が同一とな
り、その振幅が増幅されるため大きな作動騒音が発生す
る問題があった。
は、高圧側制御弁を開弁することにより複数のバルブを
駆動する油圧機構の油圧室の圧力が増大し、バルブの開
放が行われ、低圧側制御弁を開弁することにより同油圧
室の圧力が低下増減し、バルブの閉鎖が行われる。この
バルブの開閉のための高圧側制御弁、低圧側制御弁の作
動の際に油圧室への配管中に圧力の脈動が惹起せしめら
れる。ところが、従来技術では高圧側制御弁及び低圧側
制御弁から各吸気弁への分岐配管の長さは均等であるた
め、各分岐配管中に生ずる圧力脈動波の位相が同一とな
り、その振幅が増幅されるため大きな作動騒音が発生す
る問題があった。
【0004】この発明は、この問題点解決することを技
術的課題とし、その解決手段として脈動波を打ち消す構
成を採用するものである。
術的課題とし、その解決手段として脈動波を打ち消す構
成を採用するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、内燃
機関の複数のバルブを共通の制御弁によって駆動するた
め共通の配管から各バルブへ分岐する分岐配管を有した
油圧式弁駆動装置において、前記共通の制御弁を各バル
ブへ接続する分岐配管の容積を異ならしめたことを特徴
とする内燃機関の油圧式弁駆動装置が提供される。
機関の複数のバルブを共通の制御弁によって駆動するた
め共通の配管から各バルブへ分岐する分岐配管を有した
油圧式弁駆動装置において、前記共通の制御弁を各バル
ブへ接続する分岐配管の容積を異ならしめたことを特徴
とする内燃機関の油圧式弁駆動装置が提供される。
【0006】
【作用】制御弁の開閉によって各バルブに夫々の分岐配
管を介して加わる油圧は変化し、バルブの作動は制御さ
れる。各分岐配管には制御弁の開閉によって形成される
圧力波は分岐配管の容積がことなるため位相はその容積
の変化に応じて変化される。
管を介して加わる油圧は変化し、バルブの作動は制御さ
れる。各分岐配管には制御弁の開閉によって形成される
圧力波は分岐配管の容積がことなるため位相はその容積
の変化に応じて変化される。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の油圧式弁駆動装置を備えた
内燃機関の上面概略図である。この内燃機関は4気筒と
して構成され、各気筒8に吸気弁10,10′及び排気
弁11,11′が設けられた所謂4バルブ内燃機関を構
成している。吸気弁10,10′及び排気弁11,1
1′はこの実施例ではいずれも油圧駆動型として構成さ
れる。この発明では排気弁11,11′は必ずしも油圧
駆動である必要はなく、通常のカム駆動のものであって
もよい。
内燃機関の上面概略図である。この内燃機関は4気筒と
して構成され、各気筒8に吸気弁10,10′及び排気
弁11,11′が設けられた所謂4バルブ内燃機関を構
成している。吸気弁10,10′及び排気弁11,1
1′はこの実施例ではいずれも油圧駆動型として構成さ
れる。この発明では排気弁11,11′は必ずしも油圧
駆動である必要はなく、通常のカム駆動のものであって
もよい。
【0008】図2は油圧式の弁駆動装置の全体概略図で
あり、バルブステムに固定されるスプリングシート10
aにバルブスプリング12の上端が着座され、吸気弁1
0はバルブスプリング12によって吸気弁10の弁体部
がバルブシート13に着座されるように閉弁方向に付勢
される。バルブステムの上端は油圧シリンダ14に対し
て出没自在とされ、バルブステムの上端と油圧シリンダ
14との間に油圧室16が形成される。油圧室16内の
圧力が増大すると吸気弁10はバルブスプリング12の
力に抗して下降される。従って、吸気弁10のリフト
(揚程)は油圧室16の圧力に応じて変化される。吸気
弁10′についても同様にスプリングシート10a′、
バルブスプリング12′、油圧シリンダ14′、油圧室
16′が具備される。
あり、バルブステムに固定されるスプリングシート10
aにバルブスプリング12の上端が着座され、吸気弁1
0はバルブスプリング12によって吸気弁10の弁体部
がバルブシート13に着座されるように閉弁方向に付勢
される。バルブステムの上端は油圧シリンダ14に対し
て出没自在とされ、バルブステムの上端と油圧シリンダ
14との間に油圧室16が形成される。油圧室16内の
圧力が増大すると吸気弁10はバルブスプリング12の
力に抗して下降される。従って、吸気弁10のリフト
(揚程)は油圧室16の圧力に応じて変化される。吸気
弁10′についても同様にスプリングシート10a′、
バルブスプリング12′、油圧シリンダ14′、油圧室
16′が具備される。
【0009】油圧ポンプ20は可変容量型であり、例え
ば斜板型として構成される。油圧ポンプ20を使用する
ことで回転数の増大に応じて増大する流量特性を持つ。
即ち、回転数に応じたポンプ容量の変化を行わしめるた
めエンジンの回転数に応じた目標油圧が設定され、この
目標油圧が得られるように油圧ポンプ20の斜板(図示
しない)の角度を変える制御が行われる。即ち、図3に
示すように目標油圧PTは回転数の増大に応じて増大す
る設定となっている。後述の制御回路はそのときの回転
数に応じた目標油圧が得られるようにフィードバック制
御を行う。図2において油圧ポンプ20はその吸入口が
配管22を介してオイルタンク24に接続される。油圧
ポンプ20の出口は配管26を介して高圧側アキュムレ
ータ28に接続され、この高圧側アキュムレータ28は
配管30を介して、2ポート開閉弁としての高圧側制御
弁32に接続される。高圧側制御弁32は配管34を介
して共通の配管36に接続される。共通の配管36から
分岐配管38,40が分岐され、分岐配管38,40は
夫々吸気弁10,10′の油圧室16,16′に接続さ
れる。42は2ポート開閉弁としての低圧側制御弁であ
り、配管44を介して高圧側制御弁32からの配管34
が共通の配管36に接続する点に接続されている。従っ
て、高圧側制御弁32及び低圧側制御弁42は吸気弁1
0,10′について夫々共用されている。また、低圧側
制御弁42は配管46を介して低圧側アキュムレータ4
8に接続され、低圧側アキュムレータ48は配管50を
介してオイルタンク24に接続される。
ば斜板型として構成される。油圧ポンプ20を使用する
ことで回転数の増大に応じて増大する流量特性を持つ。
即ち、回転数に応じたポンプ容量の変化を行わしめるた
めエンジンの回転数に応じた目標油圧が設定され、この
目標油圧が得られるように油圧ポンプ20の斜板(図示
しない)の角度を変える制御が行われる。即ち、図3に
示すように目標油圧PTは回転数の増大に応じて増大す
る設定となっている。後述の制御回路はそのときの回転
数に応じた目標油圧が得られるようにフィードバック制
御を行う。図2において油圧ポンプ20はその吸入口が
配管22を介してオイルタンク24に接続される。油圧
ポンプ20の出口は配管26を介して高圧側アキュムレ
ータ28に接続され、この高圧側アキュムレータ28は
配管30を介して、2ポート開閉弁としての高圧側制御
弁32に接続される。高圧側制御弁32は配管34を介
して共通の配管36に接続される。共通の配管36から
分岐配管38,40が分岐され、分岐配管38,40は
夫々吸気弁10,10′の油圧室16,16′に接続さ
れる。42は2ポート開閉弁としての低圧側制御弁であ
り、配管44を介して高圧側制御弁32からの配管34
が共通の配管36に接続する点に接続されている。従っ
て、高圧側制御弁32及び低圧側制御弁42は吸気弁1
0,10′について夫々共用されている。また、低圧側
制御弁42は配管46を介して低圧側アキュムレータ4
8に接続され、低圧側アキュムレータ48は配管50を
介してオイルタンク24に接続される。
【0010】この発明の実施例によれば、高圧側制御弁
32及び低圧側制御弁42に接続される共通の通路36
から吸気弁10へ分岐する分岐通路38の長さq1 と、
吸気弁10′への分岐する分岐通路40との長さq2 は
違えられ、実施例では分岐通路38より分岐通路40の
長さが長くなっている(q1 <q2 )。そのため、吸気
弁10への分岐通路38の容積<吸気弁10′への分岐
通路の容積となっている。このように分岐通路の容積を
吸気弁10と10′間で違えることで分岐通路38と4
0との間で圧力波の位相を違え、作動騒音を低減するこ
とができる。
32及び低圧側制御弁42に接続される共通の通路36
から吸気弁10へ分岐する分岐通路38の長さq1 と、
吸気弁10′への分岐する分岐通路40との長さq2 は
違えられ、実施例では分岐通路38より分岐通路40の
長さが長くなっている(q1 <q2 )。そのため、吸気
弁10への分岐通路38の容積<吸気弁10′への分岐
通路の容積となっている。このように分岐通路の容積を
吸気弁10と10′間で違えることで分岐通路38と4
0との間で圧力波の位相を違え、作動騒音を低減するこ
とができる。
【0011】吸気弁10,10′を開弁させる場合は高
圧側制御弁32が開放され、一方低圧側制御弁42は閉
鎖され、オイルタンク24からのオイルは油圧ポンプ2
0より配管26、高圧側アキュムレータ28、配管3
0、高圧側制御弁32、配管34,36,38又は40
を介して油圧室16、16′に導入され、吸気弁10,
10′はバルブスプリング12,12′に抗して下降移
動される。所定のリフトが得られたとき高圧側制御弁3
2は閉鎖され、低圧側制御弁42は閉鎖状態を維持する
ので吸気弁10,10′はそのリフトを確保する。吸気
弁10,10′を閉弁させる場合は低圧制御弁42は開
弁され、一方高圧側制御弁32は閉鎖状態を維持する。
そのため、油圧室16、16′からオイルが配管38又
は40、配管36,44、低圧側制御弁42、配管4
6、低圧側アキュムレータ48、配管50を介してオイ
ルタンク24に戻される。
圧側制御弁32が開放され、一方低圧側制御弁42は閉
鎖され、オイルタンク24からのオイルは油圧ポンプ2
0より配管26、高圧側アキュムレータ28、配管3
0、高圧側制御弁32、配管34,36,38又は40
を介して油圧室16、16′に導入され、吸気弁10,
10′はバルブスプリング12,12′に抗して下降移
動される。所定のリフトが得られたとき高圧側制御弁3
2は閉鎖され、低圧側制御弁42は閉鎖状態を維持する
ので吸気弁10,10′はそのリフトを確保する。吸気
弁10,10′を閉弁させる場合は低圧制御弁42は開
弁され、一方高圧側制御弁32は閉鎖状態を維持する。
そのため、油圧室16、16′からオイルが配管38又
は40、配管36,44、低圧側制御弁42、配管4
6、低圧側アキュムレータ48、配管50を介してオイ
ルタンク24に戻される。
【0012】高圧側制御弁32及び低圧側制御弁42は
共に圧電素子アクチュエータに32A,42Aで駆動さ
れる高速応答型の開閉弁として構成され、吸気弁10,
10′の高速のリフト制御を行うことができるものであ
る。排気弁11,11′の油圧駆動装置は吸気弁10,
10′の駆動用の油圧駆動装置と同様であり、高圧側制
御弁32、低圧側制御弁42と同様な高圧側制御弁32
−1、低圧側制御弁42−1(図2参照)を備えてお
り、夫々高圧側アキュムレータ28−1、低圧側アキュ
ムレータ48−1に接続され、高圧側アキュムレータ2
8−1、低圧側アキュムレータ48−1は配管52,5
4を介して油圧ポンプ20からの配管26、オイルタン
ク24への配管50に接続されている。
共に圧電素子アクチュエータに32A,42Aで駆動さ
れる高速応答型の開閉弁として構成され、吸気弁10,
10′の高速のリフト制御を行うことができるものであ
る。排気弁11,11′の油圧駆動装置は吸気弁10,
10′の駆動用の油圧駆動装置と同様であり、高圧側制
御弁32、低圧側制御弁42と同様な高圧側制御弁32
−1、低圧側制御弁42−1(図2参照)を備えてお
り、夫々高圧側アキュムレータ28−1、低圧側アキュ
ムレータ48−1に接続され、高圧側アキュムレータ2
8−1、低圧側アキュムレータ48−1は配管52,5
4を介して油圧ポンプ20からの配管26、オイルタン
ク24への配管50に接続されている。
【0013】図1における矢印は各気筒の吸気弁10,
10′及び排気弁11,11′への開閉作動のための作
動油の流れを説明している。高圧側アキュムレータ2
8,低圧側アキュムレータ48はエンジン本体の気筒が
並ぶ方向に延びており、一端にエンドプレート56が位
置する。エンドプレート56に油圧ポンプ20からの配
管26が接続される入口孔57が形成され、高圧側アキ
ュムレータ28に接続され、かつエンドプレート56に
低圧側アキュムレータ48と接続する出口孔58が形成
され、この出口孔はオイルタンク24への配管50に接
続されている。高圧側アキュムレータ28からの油圧は
矢印f1 のようにその気筒の高圧側制御弁32の開弁時
に吸気弁10,10′の油圧室に導入され、開弁が行わ
れ、所定リフトに到達後高圧制御弁32が閉弁され、そ
の後低圧側制御弁42の開弁によって作動油は低圧側ア
キュムレータ48を介して矢印f2 のようにオイルタン
ク側に抜け、油圧室の圧力が降下し、吸気弁10,1
0′は閉弁される。排気弁11,11′の作動について
も同様であり、エンドプレート56に油圧ポンプ20か
らの配管52が接続される入口孔57−1が形成され、
高圧側アキュムレータ28−1に接続され、かつエンド
プレート56に低圧側アキュムレータ48−1と接続す
る出口孔58−1が形成され、この出口孔はオイルタン
ク24への配管54に接続されている。高圧側アキュム
レータ28−1からの油圧は矢印f3 のようにその気筒
の高圧側制御弁32−1の開弁時に排気弁11,11′
の油圧室に導入され、開弁が行われ、所定リフトに到達
後高圧制御弁32−1が閉弁され、その後低圧側制御弁
42−1の開弁によって作動油は低圧側アキュムレータ
48−1を介して矢印f4 のようにオイルタンク側に抜
け、油圧室の圧力が降下し、排気弁11,11′は閉弁
される。
10′及び排気弁11,11′への開閉作動のための作
動油の流れを説明している。高圧側アキュムレータ2
8,低圧側アキュムレータ48はエンジン本体の気筒が
並ぶ方向に延びており、一端にエンドプレート56が位
置する。エンドプレート56に油圧ポンプ20からの配
管26が接続される入口孔57が形成され、高圧側アキ
ュムレータ28に接続され、かつエンドプレート56に
低圧側アキュムレータ48と接続する出口孔58が形成
され、この出口孔はオイルタンク24への配管50に接
続されている。高圧側アキュムレータ28からの油圧は
矢印f1 のようにその気筒の高圧側制御弁32の開弁時
に吸気弁10,10′の油圧室に導入され、開弁が行わ
れ、所定リフトに到達後高圧制御弁32が閉弁され、そ
の後低圧側制御弁42の開弁によって作動油は低圧側ア
キュムレータ48を介して矢印f2 のようにオイルタン
ク側に抜け、油圧室の圧力が降下し、吸気弁10,1
0′は閉弁される。排気弁11,11′の作動について
も同様であり、エンドプレート56に油圧ポンプ20か
らの配管52が接続される入口孔57−1が形成され、
高圧側アキュムレータ28−1に接続され、かつエンド
プレート56に低圧側アキュムレータ48−1と接続す
る出口孔58−1が形成され、この出口孔はオイルタン
ク24への配管54に接続されている。高圧側アキュム
レータ28−1からの油圧は矢印f3 のようにその気筒
の高圧側制御弁32−1の開弁時に排気弁11,11′
の油圧室に導入され、開弁が行われ、所定リフトに到達
後高圧制御弁32−1が閉弁され、その後低圧側制御弁
42−1の開弁によって作動油は低圧側アキュムレータ
48−1を介して矢印f4 のようにオイルタンク側に抜
け、油圧室の圧力が降下し、排気弁11,11′は閉弁
される。
【0014】図2において制御回路61はマイクロコン
ピュータにより構成され、エンジンの負荷及び回転数に
応じて吸気弁の開弁時期、リフト量を算出し、算出され
た量のリフトが得られるように高圧側制御弁32の圧電
型のアクチュエータ32A及び低圧制御弁42の圧電型
アクチュエータ42Aの駆動信号を形成する作動を行
う。また、制御回路61はエンジン回転数に応じた目標
油圧が得られるように油圧ポンプ20の出口側の油圧を
制御する。
ピュータにより構成され、エンジンの負荷及び回転数に
応じて吸気弁の開弁時期、リフト量を算出し、算出され
た量のリフトが得られるように高圧側制御弁32の圧電
型のアクチュエータ32A及び低圧制御弁42の圧電型
アクチュエータ42Aの駆動信号を形成する作動を行
う。また、制御回路61はエンジン回転数に応じた目標
油圧が得られるように油圧ポンプ20の出口側の油圧を
制御する。
【0015】クランク角度センサ62はクランク軸が所
定角度、例えば30゜及び720゜回転する毎にパルス
信号を発生し、30゜毎の信号は周知のようにそのパル
ス信号の間隔から機関回転数を知るのに利用することが
できると共に、バルブリフトの制御信号の形成のための
割込ルーチンを開始させるトリガ信号となる。また72
0゜毎のパルス信号はクランク軸の基準位置を知るため
に使用することができる。更に、油圧センサ63が油圧
ポンプ20の出口における配管26に設けられ、油圧ポ
ンプ20の出口側の油圧を知ることができる。
定角度、例えば30゜及び720゜回転する毎にパルス
信号を発生し、30゜毎の信号は周知のようにそのパル
ス信号の間隔から機関回転数を知るのに利用することが
できると共に、バルブリフトの制御信号の形成のための
割込ルーチンを開始させるトリガ信号となる。また72
0゜毎のパルス信号はクランク軸の基準位置を知るため
に使用することができる。更に、油圧センサ63が油圧
ポンプ20の出口における配管26に設けられ、油圧ポ
ンプ20の出口側の油圧を知ることができる。
【0016】図4は制御回路61による目標圧の制御の
ためのルーチンのフローチャートを示す。このルーチン
は一定時間毎に実行されるものとする。ステップ70で
はエンジン回転数が入力され、ステップ72では油圧セ
ンサ63によって計測される油圧ポンプ20の出口側の
油圧PRが入力される。ステップ74ではエンジン回転
数に応じた目標油圧PTが算出される。即ち、図3に示
すように回転数と目標油圧PTとのマップが備えられ、
現在の回転数に応じた目標油圧PTが補間演算される。
ステップ76では計測油圧PR>目標油圧PTが成立す
るか否か判別されるされ。ステップ76で計測油圧PR
>目標油圧PTのときは現在の油圧が目標油圧より高い
と判定され、ステップ78に進み、油圧ポンプ20の斜
板角度が減少され、油圧が下がる方向に制御される。テ
ップ76で計測油圧PR>目標油圧PTが成立しないと
きはステップ80に進み、計測油圧PR<目標油圧PT
が成立するか否か判別される。ステップ80で計測油圧
PR<目標油圧PTのときは現在の油圧が目標圧より低
いと判定され、ステップ82に進み、油圧ポンプ20の
斜板角度が増加され、油圧が増加する方向に制御され
る。ステップ80で計測油圧PR<目標油圧PTでない
とき(即ち、計測油圧PR=目標油圧PTであるとき)
は何もせず現在の斜板角度を維持する。このような制御
によってエンジン回転数に応じて図3に示すような目標
圧力に制御することが可能である。
ためのルーチンのフローチャートを示す。このルーチン
は一定時間毎に実行されるものとする。ステップ70で
はエンジン回転数が入力され、ステップ72では油圧セ
ンサ63によって計測される油圧ポンプ20の出口側の
油圧PRが入力される。ステップ74ではエンジン回転
数に応じた目標油圧PTが算出される。即ち、図3に示
すように回転数と目標油圧PTとのマップが備えられ、
現在の回転数に応じた目標油圧PTが補間演算される。
ステップ76では計測油圧PR>目標油圧PTが成立す
るか否か判別されるされ。ステップ76で計測油圧PR
>目標油圧PTのときは現在の油圧が目標油圧より高い
と判定され、ステップ78に進み、油圧ポンプ20の斜
板角度が減少され、油圧が下がる方向に制御される。テ
ップ76で計測油圧PR>目標油圧PTが成立しないと
きはステップ80に進み、計測油圧PR<目標油圧PT
が成立するか否か判別される。ステップ80で計測油圧
PR<目標油圧PTのときは現在の油圧が目標圧より低
いと判定され、ステップ82に進み、油圧ポンプ20の
斜板角度が増加され、油圧が増加する方向に制御され
る。ステップ80で計測油圧PR<目標油圧PTでない
とき(即ち、計測油圧PR=目標油圧PTであるとき)
は何もせず現在の斜板角度を維持する。このような制御
によってエンジン回転数に応じて図3に示すような目標
圧力に制御することが可能である。
【0017】図5は吸気弁10及び10′のリフトを制
御するための高圧側制御弁32及び低圧側制御弁42の
圧電アクチュエータ32A,42Aの制御ルーチンを概
略的に示している。このルーチンはエンジンの1サイク
ル(720゜CA)における所定のタイミングにおいて
実行開始され、そのようなタイミングは、周知の通り、
クランク角度センサ62からの30゜CA信号の到来毎
にインクリメントされ、720゜CA信号の到来によっ
てクリヤされるカウンタの値によって知ることができ
る。図6の(イ) はエンジンの1サイクル(720゜C
A)で各気筒毎に1回起こる制御弁作動演算のタイミン
グを示しており、このタイミングで高圧側制御弁32及
び低圧側制御弁42の作動タイミングの演算が行われ、
(ハ) 、(ニ) にて示すように高圧側制御弁32の開閉作
動、及び低圧側制御弁42の開閉作動が行われ、(ロ) で
示すように吸気弁10,10′の作動が行われる。ステ
ップ100はエンジンの回転数の入力を示しており、ク
ランク角度センサ62からの30゜CA信号の間隔より
別ルーチンによって算出されているものとする。ステッ
プ102では機関の負荷が入力される。機関の負荷とし
ては例えばエンジン1回転あたりの吸入空気量を採用す
ることができる。ステップ104は運転条件(回転数及
び負荷)によって定まるバルブタイミング、バルブリフ
トの算出を示している。即ち、バルブタイミング、バル
ブリフトのマップが具備され、補間演算によってバルブ
タイミングθ、バルブリフトLの算出が行われる。
御するための高圧側制御弁32及び低圧側制御弁42の
圧電アクチュエータ32A,42Aの制御ルーチンを概
略的に示している。このルーチンはエンジンの1サイク
ル(720゜CA)における所定のタイミングにおいて
実行開始され、そのようなタイミングは、周知の通り、
クランク角度センサ62からの30゜CA信号の到来毎
にインクリメントされ、720゜CA信号の到来によっ
てクリヤされるカウンタの値によって知ることができ
る。図6の(イ) はエンジンの1サイクル(720゜C
A)で各気筒毎に1回起こる制御弁作動演算のタイミン
グを示しており、このタイミングで高圧側制御弁32及
び低圧側制御弁42の作動タイミングの演算が行われ、
(ハ) 、(ニ) にて示すように高圧側制御弁32の開閉作
動、及び低圧側制御弁42の開閉作動が行われ、(ロ) で
示すように吸気弁10,10′の作動が行われる。ステ
ップ100はエンジンの回転数の入力を示しており、ク
ランク角度センサ62からの30゜CA信号の間隔より
別ルーチンによって算出されているものとする。ステッ
プ102では機関の負荷が入力される。機関の負荷とし
ては例えばエンジン1回転あたりの吸入空気量を採用す
ることができる。ステップ104は運転条件(回転数及
び負荷)によって定まるバルブタイミング、バルブリフ
トの算出を示している。即ち、バルブタイミング、バル
ブリフトのマップが具備され、補間演算によってバルブ
タイミングθ、バルブリフトLの算出が行われる。
【0018】ステップ106,108ではステップ10
4で決定されたバルブリフトを得るための高圧側制御弁
の作動タイミングT1及びT2、低圧側制御弁の作動タ
イミングT3,T4が算出される。図6において(ロ) は
バルブのリフトの変化を模式的に示しており、高圧側制
御弁32を開放することにより線m1 に沿ってリフトは
大きくなり、設定されたバルブリフト値Lが得られた時
点T1で高圧側制御弁32を閉鎖すると圧力が油圧室1
6、16′内に保持され、バルブリフトは線m 2 にて示
すようにLの値を保持する。バルブの閉鎖時期が到来す
ると低圧側制御弁42が閉鎖され、バルブリフトはm3
のラインに沿って小さくなる。(ハ) は高圧側制御弁32
の作動タイミングを模式的に示しており、時刻T1が到
来すと制御弁32は開弁され、時刻T2が到来すると制
御弁32は閉鎖される。時刻T1、T2は設定されたバ
ルブリフト値Lが得られるように演算される。即ち、開
弁タイミングは基準点からのクランク角度θとして与え
られており、この基準点に対する現在のクランク角度、
即ち現時刻T0は既知であるから、設定開弁タイミング
θで開弁開始させるための時刻T1を知ることができ
る。また、演算されたバルブリフトを得るために必要と
なる高圧側制御弁32の開弁時間δ1 も知ることがで
き、これより高圧側制御弁32を閉鎖するべき時刻T2
も知ることができる。また、低圧側制御弁42の開弁開
始時刻については吸気弁10、10′のクランク角度と
しての開弁期間Θが与えられていることから、この期間
後に吸気弁10、10′を閉弁開始させるための低圧側
制御弁42の開弁時刻T3は計算することができ、ま
た、この状態から吸気弁を閉弁せしめるのに必要となる
低圧側制御弁42の開弁時間δ2 よりその開弁終了時刻
T4も知ることができる。
4で決定されたバルブリフトを得るための高圧側制御弁
の作動タイミングT1及びT2、低圧側制御弁の作動タ
イミングT3,T4が算出される。図6において(ロ) は
バルブのリフトの変化を模式的に示しており、高圧側制
御弁32を開放することにより線m1 に沿ってリフトは
大きくなり、設定されたバルブリフト値Lが得られた時
点T1で高圧側制御弁32を閉鎖すると圧力が油圧室1
6、16′内に保持され、バルブリフトは線m 2 にて示
すようにLの値を保持する。バルブの閉鎖時期が到来す
ると低圧側制御弁42が閉鎖され、バルブリフトはm3
のラインに沿って小さくなる。(ハ) は高圧側制御弁32
の作動タイミングを模式的に示しており、時刻T1が到
来すと制御弁32は開弁され、時刻T2が到来すると制
御弁32は閉鎖される。時刻T1、T2は設定されたバ
ルブリフト値Lが得られるように演算される。即ち、開
弁タイミングは基準点からのクランク角度θとして与え
られており、この基準点に対する現在のクランク角度、
即ち現時刻T0は既知であるから、設定開弁タイミング
θで開弁開始させるための時刻T1を知ることができ
る。また、演算されたバルブリフトを得るために必要と
なる高圧側制御弁32の開弁時間δ1 も知ることがで
き、これより高圧側制御弁32を閉鎖するべき時刻T2
も知ることができる。また、低圧側制御弁42の開弁開
始時刻については吸気弁10、10′のクランク角度と
しての開弁期間Θが与えられていることから、この期間
後に吸気弁10、10′を閉弁開始させるための低圧側
制御弁42の開弁時刻T3は計算することができ、ま
た、この状態から吸気弁を閉弁せしめるのに必要となる
低圧側制御弁42の開弁時間δ2 よりその開弁終了時刻
T4も知ることができる。
【0019】ステップ106、108で設定された作動
時刻は比較レジスタ(図示せず)にセットされ、各時刻
の到来によって制御弁32,42の開弁、閉弁を周知の
ように行うことができる。高圧側制御弁32の開閉、低
圧制御弁42の開閉による吸気弁10,10′の作動の
際、吸気弁10への分岐配管38及び吸気弁10′への
分岐配管40内に圧力波が発生する。この圧力波は大き
な騒音の発生源となる。この実施例では共通の配管36
から分岐する分岐配管38の長さq1 と分岐配管40の
長さq2 とは違っているためその容積は相違する。容積
が相違するため高圧側制御弁32と低圧側制御弁42と
が共通の信号で制御されていても吸気弁10の油圧室1
6の圧力変化特性と、吸気弁10′の油圧室16′の圧
力変化特性とは遅、速が出てくる。即ち、実施例ではq
1 <q2 であるため油圧室16の圧力変化が油圧室1
6′の圧力変化より早く進行し、図6(ロ) の実線m1 ,
m2 を吸気弁10のリフト特性とすれば吸気弁10′の
リフト特性は破線n1 ,n2 のように遅くなる。その結
果、分岐配管38と40とで圧力波の位相が変化し、騒
音の打ち消しを図ることができる。また、吸気弁10と
10′とで開閉時期が微妙に変化されるため、吸気行程
での燃焼室における混合気の流れに乱れが惹起され、燃
焼性の向上を図ることができる。
時刻は比較レジスタ(図示せず)にセットされ、各時刻
の到来によって制御弁32,42の開弁、閉弁を周知の
ように行うことができる。高圧側制御弁32の開閉、低
圧制御弁42の開閉による吸気弁10,10′の作動の
際、吸気弁10への分岐配管38及び吸気弁10′への
分岐配管40内に圧力波が発生する。この圧力波は大き
な騒音の発生源となる。この実施例では共通の配管36
から分岐する分岐配管38の長さq1 と分岐配管40の
長さq2 とは違っているためその容積は相違する。容積
が相違するため高圧側制御弁32と低圧側制御弁42と
が共通の信号で制御されていても吸気弁10の油圧室1
6の圧力変化特性と、吸気弁10′の油圧室16′の圧
力変化特性とは遅、速が出てくる。即ち、実施例ではq
1 <q2 であるため油圧室16の圧力変化が油圧室1
6′の圧力変化より早く進行し、図6(ロ) の実線m1 ,
m2 を吸気弁10のリフト特性とすれば吸気弁10′の
リフト特性は破線n1 ,n2 のように遅くなる。その結
果、分岐配管38と40とで圧力波の位相が変化し、騒
音の打ち消しを図ることができる。また、吸気弁10と
10′とで開閉時期が微妙に変化されるため、吸気行程
での燃焼室における混合気の流れに乱れが惹起され、燃
焼性の向上を図ることができる。
【0020】尚、排気弁11,11′については吸気弁
10,10′と同様に油圧制御され、そのリフト作動が
制御される。実施例では分岐通路38と40とで容積を
違えるため長さq1 ,q2 を違えているが、分岐通路3
8と40とで長さを変える代わりにその内径を変えるこ
とにより分岐通路38,40の容積を変更してもよい。
10,10′と同様に油圧制御され、そのリフト作動が
制御される。実施例では分岐通路38と40とで容積を
違えるため長さq1 ,q2 を違えているが、分岐通路3
8と40とで長さを変える代わりにその内径を変えるこ
とにより分岐通路38,40の容積を変更してもよい。
【0021】
【発明の効果】複数のバルブを共通の制御弁によって駆
動するため共通の配管から各バルブへ分岐する分岐配管
の容積を異ならしめることで各分岐配管内での圧力波の
位相を異ならしめ作動騒音の低減を図ることができる。
また、複数のバルブ間で開閉時期を微妙にずらすこと
で、燃焼室への混合気の流れに乱れが惹起され、燃焼性
能の向上を図ることができる。
動するため共通の配管から各バルブへ分岐する分岐配管
の容積を異ならしめることで各分岐配管内での圧力波の
位相を異ならしめ作動騒音の低減を図ることができる。
また、複数のバルブ間で開閉時期を微妙にずらすこと
で、燃焼室への混合気の流れに乱れが惹起され、燃焼性
能の向上を図ることができる。
【図1】図1は実施例の内燃機関の上面概略図である。
【図2】図2は油圧式弁駆動装置の概略図である。
【図3】図3はエンジン回転数に対する目標油圧の関係
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図4】図4は油圧ポンプの駆動ルーチンのフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】図5は吸気弁の駆動のためのルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】図6は図5のルーチンによって得られる作動の
タイミングを示す図である。
タイミングを示す図である。
10,10′…吸気弁 11,11′…排気弁 12,12′…バルブスプリング 14,14′…油圧シリンダ 16,16′…油圧室 20…油圧ポンプ 24…オイルタンク 28…高圧側アキュムレータ 32…高圧側制御弁 36…共通の配管 38,40…分岐配管 42…低圧側制御弁 48…低圧側アキュムレータ 61…制御回路 62…クランク角度センサ 63…圧力センサ 64…吸入空気量センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の複数のバルブを共通の制御弁
によって駆動するため共通の配管から各バルブへ分岐す
る分岐配管を有した油圧式弁駆動装置において、前記共
通の制御弁を各バルブへ接続する分岐配管の容積を異な
らしめたことを特徴とする内燃機関の油圧式弁駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014823A JPH05202715A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 内燃機関の油圧式弁駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4014823A JPH05202715A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 内燃機関の油圧式弁駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05202715A true JPH05202715A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11871764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4014823A Pending JPH05202715A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 内燃機関の油圧式弁駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05202715A (ja) |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4014823A patent/JPH05202715A/ja active Pending
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