JPH05202652A - 電気錠操作器の構造 - Google Patents

電気錠操作器の構造

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Publication number
JPH05202652A
JPH05202652A JP1257192A JP1257192A JPH05202652A JP H05202652 A JPH05202652 A JP H05202652A JP 1257192 A JP1257192 A JP 1257192A JP 1257192 A JP1257192 A JP 1257192A JP H05202652 A JPH05202652 A JP H05202652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
electric lock
operating device
opening
lock operating
Prior art date
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Pending
Application number
JP1257192A
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English (en)
Inventor
Atsushi Saba
淳 佐羽
Tomonori Hamada
倫徳 濱田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧カバーに蓋を設けることで表面側に段差
が生じることがなくて外観が良い。 【構成】 電気錠操作器本体Aの表面に化粧カバー3を
取付ける。電気錠操作器本体Aの表面側に暗証番号設定
スイッチ2を設ける。化粧カバー3の暗証番号設定スイ
ッチ2に対応する部分に開口部1を設ける。開口部1に
開閉自在な蓋4を設ける。蓋4を開いて暗唱番号設定ス
イッチ2の操作をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内側に設置される電
気錠操作器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電気錠を操作する電気錠操作器
を室内側に配置し、室内において、電気錠の開閉を行う
ようにしたものが知られている。この電気錠操作器は、
電気錠操作器本体の表面に化粧カバーを取付け、化粧カ
バーの表面側の操作用銘板を押圧操作することで電気錠
操作器本体の表面側に設けた押釦を操作してスイッチを
操作するようにしている。そして、上記のような電気錠
は屋外側においては屋外側に設置した屋外側操作器のキ
ーを設定している暗唱番号に基づいて操作することで開
閉できるようにしている。
【0003】ところで、この暗唱番号は屋内側に設置さ
れた電気錠操作器において設定できるようにしてある。
つまり、屋内側に設置した電気錠操作器の電気錠操作器
本体の表面に凹部を設け、この凹部内に暗唱番号設定ス
イッチを設けていた。そして、通常誤って暗唱番号設定
スイッチが操作されないように電気錠操作器本体の表面
の凹部の開口縁に蓋を設けていた。そして、化粧カバー
には蓋に対応して開口部が形成してあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
おいては、電気錠操作器本体の表面の凹部の開口縁に蓋
を設けていたので、蓋が化粧カバーの奥側に位置してい
るので見栄えが悪く、また、奥側に蓋があるため、蓋を
開けた場合にも暗唱番号設定スイッチの操作がしにくい
という問題があった。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、化粧カ
バーに蓋を設けることで表面側に段差が生じることがな
くて外観が良く、しかも蓋を開いて暗唱番号設定スイッ
チの操作がしやすい電気錠操作器の構造を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気錠操作器の
構造は、電気錠操作器本体の表面に化粧カバーを取付け
たものにおいて、電気錠操作器本体Aの表面側に暗唱番
号設定スイッチ2を設け、化粧カバー3の暗唱番号設定
スイッチ2に対応する部分に開口部1を設け、この開口
部1に開閉自在な蓋4を設けて成ることを特徴とするも
のであって、このような構成を採用することで、上記し
た従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成したも
のである。
【0007】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、電気錠操作器本体Aの表面側に暗唱番号設定スイッ
チ2を設け、化粧カバー3の暗唱番号設定スイッチ2に
対応する部分に開口部1を設け、この開口部1に開閉自
在な蓋4を設けることで、蓋4と化粧カバー3を一体化
できて、大きな段差などが生じないようにできるもので
あり、また、化粧カバー3と一体化した蓋4を開くこと
で、従来のように奥側に取付けた蓋を開くものに比べ
て、暗唱番号設定スイッチ2の操作がしやすくなったも
のである。
【0008】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図2、図4、図5に示すように、本発明の
電気錠操作器は、ボディ5とカバー6とを組合わせて構
成した電気錠操作器本体Aと、この電気錠操作器本体A
が取付けられる取付け枠7と、取付け枠7に重複して取
付けられるプレート枠8と、化粧カバー9と、化粧カバ
ー9に積層して取着される銘板10と、銘板10の周囲
を覆うために取付けられる化粧プレート11とで構成し
てある。そして、このような構成の電気錠操作器は室内
側に取付けられ、例えば部屋の壁に埋設した埋め込みボ
ックス(図示せず)に取付け枠7を取付け、化粧カバー
9を壁面から露出させて取付けるようにするものであ
り、この取付け方法は従来から公知のこの種の電気錠操
作器の取付け方法が種々採用できるものである。
【0009】電気錠操作器本体Aの表面には凹部12が
設けてあり、凹部12の底に暗唱番号設定スイッチ2が
設けてある。添付図面に示す実施例では機能設定、音量
設定スイッチ13も凹部12の底に設けてある。また、
電気錠操作器本体Aの内部にはプリント配線板15等に
固定された「自動施錠入/切スイッチ」、「報知、警戒
切スイッチ」、「施解錠スイッチ」等のスイッチ14が
配置してあり、電気錠操作器本体Aの表面にこれらのス
イッチ14を操作するための押釦16が設けてある。ま
た、電気錠操作器本体Aの表面には「自動施錠モード表
示灯」、「門戸表示灯」、「報知モード表示灯」、「警
戒モード表示灯」、「解錠表示灯」等の各種の表示灯1
7や、スピーカ18が設けてある。電気錠操作器本体A
の表面を覆うように取付けられる化粧カバー3には上記
押釦16、表示灯17に対応する位置に孔19が設けて
あり、また、凹部12に対応した位置には開口部1が設
けてあり、また、スピーカ18に対応した位置には小孔
群20が設けてある。化粧カバー3の表面に重ねて貼ら
れる銘板10には押釦16に対応する孔19に対向する
押釦操作部21や表示灯17に対応する孔19に対応す
る部分が光を通す透光部となっている。また、開口部1
に対向する部分は開口部1と同じ大きさの孔部22とな
っており、更に、スピーカ18に対応した部分に小孔群
23が設けてある。
【0010】化粧カバー3の開口部1には開閉自在な蓋
4を設けてある。この蓋4は図1のようにして取付けて
ある。すなわち開口部1の両側縁の上端部付近に上下に
長い長孔24が設けてあり、この長孔24に蓋4の両側
上端部付近に設けた軸26が回動自在にはめ込んであ
る。蓋4の上端部の後部には係止突起27が上方に向け
て突出してある。また、開口部1の上縁部の前端部には
下方に向かって垂下した上前縁片28が垂下してある。
電気錠操作器本体Aのカバー6の凹部12の底から図1
に示すようにリブ29が前方に向けて突出してあり、蓋
4を軸26を中心にして回動して全開した際に蓋4の上
端部の後部に突出した係止突起27がリブ29を弾性的
に乗り越えて(この場合、リブ29又は係止突起27の
いずれか一方又は両方が弾性変形してリブ29を係止突
起27が乗り越える)図1の破線のように全開状態が保
持されるようになっている。このようにすると、蓋4を
開いて暗唱番号設定スイッチ2を操作して暗唱番号の設
定作業をしたり、あるいは、機能設定、音量設定スイッ
チ13の操作をしたりするに当たり、蓋4を手で支持し
ておかなくてもできて、作業性が向上することになる。
ところで、図1の実施例において、蓋4は閉じた際に化
粧カバー3の表面とほぼ面一となるように開口部1の縁
部に後方に向けて凹んだ段部30が設けてあり、閉じた
際に段部30に蓋4の裏面側が当たるようになってい
る。ここで、蓋4の裏面の下部両側には凹溝50が設け
てあり、凹溝50の上内面は後方程斜め上方に向かって
傾斜した傾斜面33となっている。また、開口部1の両
側の縁の段部30には前方に向かって案内突部34が突
設してあり、この案内突部34の上面部は前方程下方に
位置するように傾斜した案内用傾斜面部35となってい
る。そして、図1の破線に示す蓋4の全開状態から蓋4
を回動させて係止突起27をリブ29の先端を乗り越え
させ、蓋4を閉じると、完全に閉じる直前に傾斜面33
の上端33aが案内用傾斜面部35の下端35aに当た
り、この状態で更に蓋4を閉方向に回動すると、傾斜面
33の上端33aが案内用傾斜面部35の上端35bに
位置するまで蓋4が閉じながら上昇し、傾斜面33の上
端33aが案内用傾斜面部35の上端35bに位置する
時点で、図7に示すように蓋4の下部両側に突設した係
合突起31が開口部1の両側の縁に設けた係合孔32に
係合し全閉状態が保持されるものである。この場合、傾
斜面33の上端33aが案内用傾斜面部35の下端35
aから上端35bに移動することで、蓋4が上昇し、図
1のhで示す隙間を狭くできて、デザイン性を向上させ
ることができるものである。
【0011】図5、図6には電気錠操作器本体Aのカバ
ー6の表面部に設けた押釦16が示してある。すなわち
カバー6の上面部に孔40を設け、この孔40の縁から
片持ち状にばね性を有するアーム片41をカバー6と一
体に連出形成し、更に、このアーム片41の先端部にア
ーム片41と一体に押釦16を設けたものである。そし
て、アーム片41には屈曲部42を設けてアーム片41
の長さが長くなるようにしてある。ところで、図7に示
すように弾性を有するアーム片41において荷重Pが図
8のようにアーム片41の先端にかかる場合、理論的に
はアーム片41の長さLが長くなると曲げ強さが大きく
なり、アーム片41の厚みHが厚くなると曲げ強さが小
さくなるものである。そこで、必要な曲げ強さを得たい
場合、本実施例においてはアーム片41に屈曲部42を
設けることで必要な曲げ強さを得て押釦16の操作感触
を良くするようにしてある。また、押釦16は下部中央
部に小径の中心柱体43を垂下し、この小径の中心柱体
43の周囲に放射状リブ44を連出し、中心柱体43が
スイッチ14の上面部のセンターに対向するようにして
ある。このようにすることで、押釦16の下部が上部と
同じ径となっているものに比べて成形時における材料を
節減でき、また、このように材料を節減するように中心
柱体43を小径としたにもかかわらず、押釦16を押圧
した際に押釦16の上面部のセンターに対向する中心柱
体43と放射状リブ44の下面とでスイッチ14の上面
部を均一荷重により押圧操作できるものである。
【0012】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、電気
錠操作器本体の表面に化粧カバーを取付けたものにおい
て、電気錠操作器本体の表面側に暗唱番号設定スイッチ
を設け、化粧カバーの暗唱番号設定スイッチに対応する
部分に開口部を設け、この開口部に開閉自在な蓋を設け
てあるので、蓋と化粧カバーを一体化できて、大きな段
差などが生じないようにできて外観がよく、商品価値を
高めることができるものであり、また、化粧カバーと一
体化した蓋を開くことで、従来のように奥側に取付けた
蓋を開くものに比べて、暗唱番号設定スイッチの操作が
しやすくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】同上の全体を示す分解斜視図である。
【図3】同上の全体を示す正面図である。
【図4】同上の全体を示す側面図である。
【図5】同上の押釦を示す図面で、(a)は平面図であ
り、(b)は断面図であり、(c)は下面図である。
【図6】同上の押釦とスイッチとの関係を示す断面図で
ある。
【図7】(a)は蓋の正面図であり、(b)は開口部の
一部分の斜視図である。
【図8】同上のアーム片の曲げ強度を説明するための説
明図である。
【符号の説明】 1 開口部 2 暗唱番号設定スイッチ 3 化粧カバー 4 蓋 A 電気錠操作器本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電気錠操作器の構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内側に設置される電
気錠操作器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電気錠を操作する電気錠操作器
を室内側に配置し、室内において、電気錠の開閉を行う
ようにしたものが知られている。この電気錠操作器は、
電気錠操作器本体の表面に化粧カバーを取付け、化粧カ
バーの表面側の操作用銘板を押圧操作することで電気錠
操作器本体の表面側に設けた押釦を操作してスイッチを
操作するようにしている。そして、上記のような電気錠
は屋外側においては屋外側に設置した屋外側操作器のキ
ーを設定している暗証番号に基づいて操作することで開
閉できるようにしている。
【0003】ところで、この暗証番号は屋内側に設置さ
れた電気錠操作器において設定できるようにしてある。
つまり、屋内側に設置した電気錠操作器の電気錠操作器
本体の表面に凹部を設け、この凹部内に暗証番号設定ス
イッチを設けていた。そして、通常誤って暗証番号設定
スイッチが操作されないように電気錠操作器本体の表面
の凹部の開口縁に蓋を設けていた。そして、化粧カバー
には蓋に対応して開口部が形成してあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
おいては、電気錠操作器本体の表面の凹部の開口縁に蓋
を設けていたので、蓋が化粧カバーの奥側に位置してい
るので見栄えが悪く、また、奥側に蓋があるため、蓋を
開けた場合にも暗証番号設定スイッチの操作がしにくい
という問題があった。
【0005】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、化粧カ
バーに蓋を設けることで表面側に段差が生じることがな
くて外観が良く、しかも蓋を開いて暗証番号設定スイッ
チの操作がしやすい電気錠操作器の構造を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気錠操作器の
構造は、電気錠操作器本体の表面に化粧カバーを取付け
たものにおいて、電気錠操作器本体Aの表面側に暗証番
設定スイッチ2を設け、化粧カバー3の暗証番号設定
スイッチ2に対応する部分に開口部1を設け、この開口
部1に開閉自在な蓋4を設けて成ることを特徴とするも
のであって、このような構成を採用することで、上記し
た従来例の問題点を解決して本発明の目的を達成したも
のである。
【0007】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、電気錠操作器本体Aの表面側に暗証番号設定スイッ
チ2を設け、化粧カバー3の暗証番号設定スイッチ2に
対応する部分に開口部1を設け、この開口部1に開閉自
在な蓋4を設けることで、蓋4と化粧カバー3を一体化
できて、大きな段差などが生じないようにできるもので
あり、また、化粧カバー3と一体化した蓋4を開くこと
で、従来のように奥側に取付けた蓋を開くものに比べ
て、暗証番号設定スイッチ2の操作がしやすくなったも
のである。
【0008】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図2、図4、図5に示すように、本発明の
電気錠操作器は、ボディ5とカバー6とを組合わせて構
成した電気錠操作器本体Aと、この電気錠操作器本体A
が取付けられる取付け枠7と、取付け枠7に重複して取
付けられるプレート枠8と、化粧カバー9と、化粧カバ
ー9に積層して取着される銘板10と、銘板10の周囲
を覆うために取付けられる化粧プレート11とで構成し
てある。そして、このような構成の電気錠操作器は室内
側に取付けられ、例えば部屋の壁に埋設した埋め込みボ
ックス(図示せず)に取付け枠7を取付け、化粧カバー
9を壁面から露出させて取付けるようにするものであ
り、この取付け方法は従来から公知のこの種の電気錠操
作器の取付け方法が種々採用できるものである。
【0009】電気錠操作器本体Aの表面には凹部12が
設けてあり、凹部12の底に暗証番号設定スイッチ2が
設けてある。添付図面に示す実施例では機能設定、音量
設定スイッチ13も凹部12の底に設けてある。また、
電気錠操作器本体Aの内部にはプリント配線板15等に
固定された「自動施錠入/切スイッチ」、「報知、警戒
切スイッチ」、「施解錠スイッチ」等のスイッチ14が
配置してあり、電気錠操作器本体Aの表面にこれらのス
イッチ14を操作するための押釦16が設けてある。ま
た、電気錠操作器本体Aの表面には「自動施錠モード表
示灯」、「門戸表示灯」、「報知モード表示灯」、「警
戒モード表示灯」、「解錠表示灯」等の各種の表示灯1
7や、スピーカ18が設けてある。電気錠操作器本体A
の表面を覆うように取付けられる化粧カバー3には上記
押釦16、表示灯17に対応する位置に孔19が設けて
あり、また、凹部12に対応した位置には開口部1が設
けてあり、また、スピーカ18に対応した位置には小孔
群20が設けてある。化粧カバー3の表面に重ねて貼ら
れる銘板10には押釦16に対応する孔19に対向する
押釦操作部21や表示灯17に対応する孔19に対応す
る部分が光を通す透光部となっている。また、開口部1
に対向する部分は開口部1と同じ大きさの孔部22とな
っており、更に、スピーカ18に対応した部分に小孔群
23が設けてある。
【0010】化粧カバー3の開口部1には開閉自在な蓋
4を設けてある。この蓋4は図1のようにして取付けて
ある。すなわち開口部1の両側縁の上端部付近に上下に
長い長孔24が設けてあり、この長孔24に蓋4の両側
上端部付近に設けた軸26が回動自在にはめ込んであ
る。蓋4の上端部の後部には係止突起27が上方に向け
て突出してある。また、開口部1の上縁部の前端部には
下方に向かって垂下した上前縁片28が垂下してある。
電気錠操作器本体Aのカバー6の凹部12の底から図1
に示すようにリブ29が前方に向けて突出してあり、蓋
4を軸26を中心にして回動して全開した際に蓋4の上
端部の後部に突出した係止突起27がリブ29を弾性的
に乗り越えて(この場合、リブ29又は係止突起27の
いずれか一方又は両方が弾性変形してリブ29を係止突
起27が乗り越える)図1の破線のように全開状態が保
持されるようになっている。このようにすると、蓋4を
開いて暗証番号設定スイッチ2を操作して暗証番号の設
定作業をしたり、あるいは、機能設定、音量設定スイッ
チ13の操作をしたりするに当たり、蓋4を手で支持し
ておかなくてもできて、作業性が向上することになる。
ところで、図1の実施例において、蓋4は閉じた際に化
粧カバー3の表面とほぼ面一となるように開口部1の縁
部に後方に向けて凹んだ段部30が設けてあり、閉じた
際に段部30に蓋4の裏面側が当たるようになってい
る。ここで、蓋4の裏面の下部両側には凹溝50が設け
てあり、凹溝50の上内面は後方程斜め上方に向かって
傾斜した傾斜面33となっている。また、開口部1の両
側の縁の段部30には前方に向かって案内突部34が突
設してあり、この案内突部34の上面部は前方程下方に
位置するように傾斜した案内用傾斜面部35となってい
る。そして、図1の破線に示す蓋4の全開状態から蓋4
を回動させて係止突起27をリブ29の先端を乗り越え
させ、蓋4を閉じると、完全に閉じる直前に傾斜面33
の上端33aが案内用傾斜面部35の下端35aに当た
り、この状態で更に蓋4を閉方向に回動すると、傾斜面
33の上端33aが案内用傾斜面部35の上端35bに
位置するまで蓋4が閉じながら上昇し、傾斜面33の上
端33aが案内用傾斜面部35の上端35bに位置する
時点で、図7に示すように蓋4の下部両側に突設した係
合突起31が開口部1の両側の縁に設けた係合孔32に
係合し全閉状態が保持されるものである。この場合、傾
斜面33の上端33aが案内用傾斜面部35の下端35
aから上端35bに移動することで、蓋4が上昇し、図
1のhで示す隙間を狭くできて、デザイン性を向上させ
ることができるものである。
【0011】図5、図6には電気錠操作器本体Aのカバ
ー6の表面部に設けた押釦16が示してある。すなわち
カバー6の上面部に孔40を設け、この孔40の縁から
片持ち状にばね性を有するアーム片41をカバー6と一
体に連出形成し、更に、このアーム片41の先端部にア
ーム片41と一体に押釦16を設けたものである。そし
て、アーム片41には屈曲部42を設けてアーム片41
の長さが長くなるようにしてある。ところで、図7に示
すように弾性を有するアーム片41において荷重Pが図
8のようにアーム片41の先端にかかる場合、理論的に
はアーム片41の長さLが長くなると曲げ強さが大きく
なり、アーム片41の厚みHが厚くなると曲げ強さが小
さくなるものである。そこで、必要な曲げ強さを得たい
場合、本実施例においてはアーム片41に屈曲部42を
設けることで必要な曲げ強さを得て押釦16の操作感触
を良くするようにしてある。また、押釦16は下部中央
部に小径の中心柱体43を垂下し、この小径の中心柱体
43の周囲に放射状リブ44を連出し、中心柱体43が
スイッチ14の上面部のセンターに対向するようにして
ある。このようにすることで、押釦16の下部が上部と
同じ径となっているものに比べて成形時における材料を
節減でき、また、このように材料を節減するように中心
柱体43を小径としたにもかかわらず、押釦16を押圧
した際に押釦16の上面部のセンターに対向する中心柱
体43と放射状リブ44の下面とでスイッチ14の上面
部を均一荷重により押圧操作できるものである。
【0012】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、電気
錠操作器本体の表面に化粧カバーを取付けたものにおい
て、電気錠操作器本体の表面側に暗証番号設定スイッチ
を設け、化粧カバーの暗証番号設定スイッチに対応する
部分に開口部を設け、この開口部に開閉自在な蓋を設け
てあるので、蓋と化粧カバーを一体化できて、大きな段
差などが生じないようにできて外観がよく、商品価値を
高めることができるものであり、また、化粧カバーと一
体化した蓋を開くことで、従来のように奥側に取付けた
蓋を開くものに比べて、暗証番号設定スイッチの操作が
しやすくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】同上の全体を示す分解斜視図である。
【図3】同上の全体を示す正面図である。
【図4】同上の全体を示す側面図である。
【図5】同上の押釦を示す図面で、(a)は平面図であ
り、(b)は断面図であり、(c)は下面図である。
【図6】同上の押釦とスイッチとの関係を示す断面図で
ある。
【図7】(a)は蓋の正面図であり、(b)は開口部の
一部分の斜視図である。
【図8】同上のアーム片の曲げ強度を説明するための説
明図である。
【符号の説明】 1 開口部 2 暗証番号設定スイッチ 3 化粧カバー 4 蓋 A 電気錠操作器本体 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気錠操作器本体の表面に化粧カバーを
    取付けたものにおいて、電気錠操作器本体の表面側に暗
    唱番号設定スイッチを設け、化粧カバーの暗唱番号設定
    スイッチに対応する部分に開口部を設け、この開口部に
    開閉自在な蓋を設けて成ることを特徴とする電気錠操作
    器の構造。
JP1257192A 1992-01-28 1992-01-28 電気錠操作器の構造 Pending JPH05202652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1257192A JPH05202652A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電気錠操作器の構造

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JP1257192A JPH05202652A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電気錠操作器の構造

Publications (1)

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JPH05202652A true JPH05202652A (ja) 1993-08-10

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ID=11809048

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1257192A Pending JPH05202652A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電気錠操作器の構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH05202652A (ja)

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