JPH05202398A - 洗剤粉末及びその製造方法 - Google Patents
洗剤粉末及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH05202398A JPH05202398A JP4251218A JP25121892A JPH05202398A JP H05202398 A JPH05202398 A JP H05202398A JP 4251218 A JP4251218 A JP 4251218A JP 25121892 A JP25121892 A JP 25121892A JP H05202398 A JPH05202398 A JP H05202398A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- sodium
- citric acid
- weight
- detergent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/02—Inorganic compounds ; Elemental compounds
- C11D3/04—Water-soluble compounds
- C11D3/10—Carbonates ; Bicarbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D17/00—Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
- C11D17/06—Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
- C11D17/065—High-density particulate detergent compositions
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/20—Organic compounds containing oxygen
- C11D3/2075—Carboxylic acids-salts thereof
- C11D3/2086—Hydroxy carboxylic acids-salts thereof
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 嵩密度が６５０〜１１００ｋｇ／ｍ3であ
り、陰イオン及び／又は非イオン界面活性剤と、５〜３
０重量％の炭酸ナトリウム及び／又は重炭酸ナトリウム
及び／又はセスキ炭酸ナトリウムと、他のビルダー材料
と、１〜１５重量％の粒状クエン酸とを含み、このクエ
ン酸の８０重量％以上が３５０〜１５００マイクロメー
トルの範囲の粒度を有する顆粒洗剤組成物。 【効果】 炭酸ナトリウム及び／又は重炭酸ナトリウム
及び／又はセスキ炭酸ナトリウムと前記タイプの粒状ク
エン酸とを前記濃度で加えることによって、前記洗剤組
成物の分配性が実質的に改善される。
り、陰イオン及び／又は非イオン界面活性剤と、５〜３
０重量％の炭酸ナトリウム及び／又は重炭酸ナトリウム
及び／又はセスキ炭酸ナトリウムと、他のビルダー材料
と、１〜１５重量％の粒状クエン酸とを含み、このクエ
ン酸の８０重量％以上が３５０〜１５００マイクロメー
トルの範囲の粒度を有する顆粒洗剤組成物。 【効果】 炭酸ナトリウム及び／又は重炭酸ナトリウム
及び／又はセスキ炭酸ナトリウムと前記タイプの粒状ク
エン酸とを前記濃度で加えることによって、前記洗剤組
成物の分配性が実質的に改善される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム型繊維製品洗濯
機で使用するための洗剤粉末に関する。本発明は特に、
ホスフェートビルダーを全く又は少ししか含まない洗剤
粉末と、分配性が劣る高嵩密度粉末とに適用し得る。本
発明は、この種の洗剤粉末の製造方法にも関する。
機で使用するための洗剤粉末に関する。本発明は特に、
ホスフェートビルダーを全く又は少ししか含まない洗剤
粉末と、分配性が劣る高嵩密度粉末とに適用し得る。本
発明は、この種の洗剤粉末の製造方法にも関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、洗剤組成物はホスフェートビルダ
ーを減らすか又は全く使用しない傾向にある。洗剤粉末
のビルダーとしてトリポリリン酸ナトリウムの代わりに
その最も一般的な無リン代替物である結晶質アルミノシ
リケート（ゼオライト）を使用すると、粉末の構造及び
物理的特性に関して多くの問題が浮上した。その１つ
に、ゼオライトをビルダーとする粉末は、ホスフェート
ビルダーを使用する同様の粉末と比べて、自動洗濯機内
への分配性が劣るという問題がある。即ち、洗濯機内に
分配される粉末がディスペンサー内に残る割合がより高
く、そのため製品が無駄になると共に詰まりが生じる。
この問題は特に、給水温度が低い場合に顕著である。
ーを減らすか又は全く使用しない傾向にある。洗剤粉末
のビルダーとしてトリポリリン酸ナトリウムの代わりに
その最も一般的な無リン代替物である結晶質アルミノシ
リケート（ゼオライト）を使用すると、粉末の構造及び
物理的特性に関して多くの問題が浮上した。その１つ
に、ゼオライトをビルダーとする粉末は、ホスフェート
ビルダーを使用する同様の粉末と比べて、自動洗濯機内
への分配性が劣るという問題がある。即ち、洗濯機内に
分配される粉末がディスペンサー内に残る割合がより高
く、そのため製品が無駄になると共に詰まりが生じる。
この問題は特に、給水温度が低い場合に顕著である。
【０００３】分配性が劣るという問題は、より高い嵩密
度の粉末をめざす洗剤業界の最近の傾向によって悪化し
てきている。消費者にとっては、６５０〜１１００ｋｇ
／ｍ3、好ましくは７００〜１１００ｋｇ／ｍ3という高
嵩密度の洗剤粉末は魅力的なものである。しかしなが
ら、これらの高嵩密度粉末には、洗濯機のディスペンサ
ーの引き出しからさっと流出しにくいという問題があ
る。即ち、この種の粉末がディスペンサー内を流れる水
によって湿潤すると、洗剤粒子が互いに付着して、引き
出し内にかなりの量の湿潤した付着性粉末が残留する状
態が生じ得る。この種の高嵩密度粉末をドラム内投入す
るための、欧州特許出願ＥＰ−Ａ−２５３，４１９号に
記載のような洗剤投入装置を使用した場合にも同様の問
題が見られる。ＥＰ−Ａ−３２９，５３８号によって公
知のように、前述のドラム内投入装置からの分配は、粉
末組成物にクエン酸及び重炭酸ナトリウムを混入するこ
とによって改善し得る。
度の粉末をめざす洗剤業界の最近の傾向によって悪化し
てきている。消費者にとっては、６５０〜１１００ｋｇ
／ｍ3、好ましくは７００〜１１００ｋｇ／ｍ3という高
嵩密度の洗剤粉末は魅力的なものである。しかしなが
ら、これらの高嵩密度粉末には、洗濯機のディスペンサ
ーの引き出しからさっと流出しにくいという問題があ
る。即ち、この種の粉末がディスペンサー内を流れる水
によって湿潤すると、洗剤粒子が互いに付着して、引き
出し内にかなりの量の湿潤した付着性粉末が残留する状
態が生じ得る。この種の高嵩密度粉末をドラム内投入す
るための、欧州特許出願ＥＰ−Ａ−２５３，４１９号に
記載のような洗剤投入装置を使用した場合にも同様の問
題が見られる。ＥＰ−Ａ−３２９，５３８号によって公
知のように、前述のドラム内投入装置からの分配は、粉
末組成物にクエン酸及び重炭酸ナトリウムを混入するこ
とによって改善し得る。
【０００４】医薬製剤の溶解を促進するために重炭酸ナ
トリウムとクエン酸との混合物を使用することは良く知
られている。これらの泡起性物質をこの種の製剤中に均
一に分布させるためには、重炭酸ナトリウム及びクエン
酸を微粉末形態で使用することが重要である。また、所
望の効果を得るためには、これら泡起性物質をかなりの
割合で製剤中に含ませなければならないのが普通であ
る。この種の混合物に関する主な問題の１つは、湿潤環
境温度に暴露された時の貯蔵安定性が低いという点にあ
る。そのため、密封容器又は耐湿性パックのような包装
で保護しなければならない。
トリウムとクエン酸との混合物を使用することは良く知
られている。これらの泡起性物質をこの種の製剤中に均
一に分布させるためには、重炭酸ナトリウム及びクエン
酸を微粉末形態で使用することが重要である。また、所
望の効果を得るためには、これら泡起性物質をかなりの
割合で製剤中に含ませなければならないのが普通であ
る。この種の混合物に関する主な問題の１つは、湿潤環
境温度に暴露された時の貯蔵安定性が低いという点にあ
る。そのため、密封容器又は耐湿性パックのような包装
で保護しなければならない。
【０００５】顆粒洗剤組成物の分散又は溶解を促進する
ために泡起性物質を使用するという発想も公知である。
例えば、米国特許第４，４１４，１３０号（Ｃｏｌｇａ
ｔｅ）には、洗剤粒子の溶解及び分散を促進する泡起性
物質を含む洗剤組成物が開示されている。この先行特許
明細書には、洗剤粒子が炭酸ナトリウム又は重炭酸ナト
リウムを含み得、組成物の残りの成分がクエン酸を含み
得ると記述されている。
ために泡起性物質を使用するという発想も公知である。
例えば、米国特許第４，４１４，１３０号（Ｃｏｌｇａ
ｔｅ）には、洗剤粒子の溶解及び分散を促進する泡起性
物質を含む洗剤組成物が開示されている。この先行特許
明細書には、洗剤粒子が炭酸ナトリウム又は重炭酸ナト
リウムを含み得、組成物の残りの成分がクエン酸を含み
得ると記述されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなクエン酸
と（重）炭酸ナトリウムとの混合物には、この種の混合
物を含む洗剤粉末の貯蔵中に泡起能力の失活が生じると
いう大きな問題があることが判明した。この失活は、洗
剤粉末中に存在する水分か、又は湿潤環境から吸収され
た湿気によって触媒される。
と（重）炭酸ナトリウムとの混合物には、この種の混合
物を含む洗剤粉末の貯蔵中に泡起能力の失活が生じると
いう大きな問題があることが判明した。この失活は、洗
剤粉末中に存在する水分か、又は湿潤環境から吸収され
た湿気によって触媒される。
【０００７】本発明の目的は、分配性に優れ且つ貯蔵中
に良好な分配性が低下又は消失することのない高嵩密度
洗剤組成物を提供することにある。
に良好な分配性が低下又は消失することのない高嵩密度
洗剤組成物を提供することにある。
【０００８】驚くべきことに、顆粒洗剤組成物が炭酸ナ
トリウム及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又はセスキ
炭酸ナトリウムを含んでおり且つクエン酸が厳密な範囲
の粒度を有する別個の顆粒成分であるならば、クエン酸
物質は少量でも洗剤粉末の分配特性の改善に効果的であ
り、また分配性に関して良好な貯蔵安定性が得られるこ
とが判明した。
トリウム及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又はセスキ
炭酸ナトリウムを含んでおり且つクエン酸が厳密な範囲
の粒度を有する別個の顆粒成分であるならば、クエン酸
物質は少量でも洗剤粉末の分配特性の改善に効果的であ
り、また分配性に関して良好な貯蔵安定性が得られるこ
とが判明した。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、嵩密度が６５
０〜１１００ｋｇ／ｍ3であり、陰イオン及び／又は非
イオン界面活性剤と、５〜３０重量％の炭酸ナトリウム
及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸ナト
リウムと、他のビルダー材料と、１〜１５重量％の粒状
クエン酸とを含み、このクエン酸の８０重量％以上が３
５０〜１５００マイクロメートルの範囲の粒度を有する
顆粒洗剤組成物を提供する。
０〜１１００ｋｇ／ｍ3であり、陰イオン及び／又は非
イオン界面活性剤と、５〜３０重量％の炭酸ナトリウム
及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸ナト
リウムと、他のビルダー材料と、１〜１５重量％の粒状
クエン酸とを含み、このクエン酸の８０重量％以上が３
５０〜１５００マイクロメートルの範囲の粒度を有する
顆粒洗剤組成物を提供する。
【００１０】本発明の第１の実施態様では、嵩密度が６
５０〜１１００ｋｇ／ｍ3、好ましくは７００〜１１０
０ｋｇ／ｍ3の顆粒洗剤組成物を製造する。この組成物
は、基本組成物に粒状クエン酸を加え、任意に消泡剤も
添加したものからなる。基本組成物は、噴霧乾燥及び乾
式混合／凝集によって調製し得る。嵩密度を大きくする
ためには、乾式混合／凝集によって調製するのが好まし
い。
５０〜１１００ｋｇ／ｍ3、好ましくは７００〜１１０
０ｋｇ／ｍ3の顆粒洗剤組成物を製造する。この組成物
は、基本組成物に粒状クエン酸を加え、任意に消泡剤も
添加したものからなる。基本組成物は、噴霧乾燥及び乾
式混合／凝集によって調製し得る。嵩密度を大きくする
ためには、乾式混合／凝集によって調製するのが好まし
い。
【００１１】基本組成物は必須成分として、１種類以上
の陰イオン及び／又は非イオン界面活性剤とビルダー材
料とを含む。基本組成物は好ましくは、炭酸ナトリウム
及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸ナト
リウムをも含む。
の陰イオン及び／又は非イオン界面活性剤とビルダー材
料とを含む。基本組成物は好ましくは、炭酸ナトリウム
及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸ナト
リウムをも含む。
【００１２】本発明の顆粒組成物は更に、洗剤組成物中
に通常含まれる材料のうち任意のものを含み得る。以下
に、これらの材料を詳述する。
に通常含まれる材料のうち任意のものを含み得る。以下
に、これらの材料を詳述する。
【００１３】界面活性剤成分 本発明の組成物が含む界面活性剤の総量は通常５〜４０
重量％、より好ましくは１０〜３０重量％、特に１２〜
２０重量％である。これらの数値は最終洗剤組成物の典
型例であり、噴霧乾燥又は乾式混合／凝集によって形成
した基本組成物はこのような組成物の一部分にすぎない
ため、基本組成物の界面活性剤含量の％値は当然それよ
り高くし得る。
重量％、より好ましくは１０〜３０重量％、特に１２〜
２０重量％である。これらの数値は最終洗剤組成物の典
型例であり、噴霧乾燥又は乾式混合／凝集によって形成
した基本組成物はこのような組成物の一部分にすぎない
ため、基本組成物の界面活性剤含量の％値は当然それよ
り高くし得る。
【００１４】本発明は特に、陰イオン及び非イオン界面
活性剤を含む組成物に適用し得る。陰イオン界面活性剤
含量は３重量％以上が望ましく、３〜３０重量％が適当
であり得る。これらの数値も最終組成物に対する値であ
る。陰イオン界面活性剤は当業者には良く知られてい
る。適当な陰イオン界面活性剤の具体例としては、アル
キルベンゼンスルホネート、特にアルキル鎖長Ｃ8〜Ｃ
15の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム；第一
及び第二アルキルスルフェート、特にＣ12〜Ｃ15第一ア
ルキル硫酸ナトリウム、脂肪酸ナトリウム塩（即ち石
鹸）、オレフィンスルホネート、アルカンスルホネー
ト；ジアルキルスルホスクシネート及び脂肪酸エステル
スルホネートが挙げられる。
活性剤を含む組成物に適用し得る。陰イオン界面活性剤
含量は３重量％以上が望ましく、３〜３０重量％が適当
であり得る。これらの数値も最終組成物に対する値であ
る。陰イオン界面活性剤は当業者には良く知られてい
る。適当な陰イオン界面活性剤の具体例としては、アル
キルベンゼンスルホネート、特にアルキル鎖長Ｃ8〜Ｃ
15の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム；第一
及び第二アルキルスルフェート、特にＣ12〜Ｃ15第一ア
ルキル硫酸ナトリウム、脂肪酸ナトリウム塩（即ち石
鹸）、オレフィンスルホネート、アルカンスルホネー
ト；ジアルキルスルホスクシネート及び脂肪酸エステル
スルホネートが挙げられる。
【００１５】使用し得る適当な非イオン界面活性剤とし
ては特に、疎水性基と反応性水素原子とを含む化合物、
例えば脂肪族アルコール、酸アミド又はアルキルフェノ
ールに、酸化アルキレン特に酸化エチレンを単独で又は
酸化プロピレンと一緒に反応させることによって得られ
る生成物が挙げられる。特に適当な非イオン界面活性剤
はアルキル（Ｃ6〜Ｃ22）フェノール−酸化エチレン縮
合生成物であって、通常は分子当たり５〜２５単位の酸
化エチレンを含むもの（即ち５〜２５ＥＯ）、並びに直
鎖又は分枝の脂肪族（Ｃ8〜Ｃ18）第１又は第２アルコ
ールと酸化エチレンとの縮合生成物であって、通常３〜
４０ＥＯのものである。アルキルポリグリコシド並びに
グルコースエーテル及びエステルも非イオン界面活性剤
として効果的に使用し得る。
ては特に、疎水性基と反応性水素原子とを含む化合物、
例えば脂肪族アルコール、酸アミド又はアルキルフェノ
ールに、酸化アルキレン特に酸化エチレンを単独で又は
酸化プロピレンと一緒に反応させることによって得られ
る生成物が挙げられる。特に適当な非イオン界面活性剤
はアルキル（Ｃ6〜Ｃ22）フェノール−酸化エチレン縮
合生成物であって、通常は分子当たり５〜２５単位の酸
化エチレンを含むもの（即ち５〜２５ＥＯ）、並びに直
鎖又は分枝の脂肪族（Ｃ8〜Ｃ18）第１又は第２アルコ
ールと酸化エチレンとの縮合生成物であって、通常３〜
４０ＥＯのものである。アルキルポリグリコシド並びに
グルコースエーテル及びエステルも非イオン界面活性剤
として効果的に使用し得る。
【００１６】（重）炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭
酸ナトリウム並びにクエン酸 炭酸ナトリウム及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又は
セスキ炭酸ナトリウムは後で基本組成物に添加してもよ
いが、好ましくは基本組成物に始めから含ませるのがよ
い。本発明の組成物におけるこの種の材料の含量は、最
終洗剤組成物の５〜３０重量％である。ゼオライトをビ
ルダーとする本発明の洗剤粉末では前記量を５〜１５重
量％とするのが好ましいが、方解石／炭酸ナトリウムを
ビルダーとするシステムでは前記量を１５〜３０重量％
にするのが好ましい。
酸ナトリウム並びにクエン酸 炭酸ナトリウム及び／又は重炭酸ナトリウム及び／又は
セスキ炭酸ナトリウムは後で基本組成物に添加してもよ
いが、好ましくは基本組成物に始めから含ませるのがよ
い。本発明の組成物におけるこの種の材料の含量は、最
終洗剤組成物の５〜３０重量％である。ゼオライトをビ
ルダーとする本発明の洗剤粉末では前記量を５〜１５重
量％とするのが好ましいが、方解石／炭酸ナトリウムを
ビルダーとするシステムでは前記量を１５〜３０重量％
にするのが好ましい。
【００１７】クエン酸は別の顆粒成分であり、基本組成
物に後で添加しなければならない。所望の良好な分配性
と貯蔵安定性とを得るのに必要な粒状クエン酸量は、最
終組成物の１〜１５重量％、好ましくは２〜１２重量％
であり、より好ましくは３〜１０重量％である。これら
の所望の特性を得るためには、更に、粒状クエン酸の８
０重量％以上が３５０〜１５００マイクロメートル、好
ましくは３５０〜１０００マイクロメートル、最も好ま
しくは３５０〜７５０マイクロメートルの粒度を有する
ようにする。
物に後で添加しなければならない。所望の良好な分配性
と貯蔵安定性とを得るのに必要な粒状クエン酸量は、最
終組成物の１〜１５重量％、好ましくは２〜１２重量％
であり、より好ましくは３〜１０重量％である。これら
の所望の特性を得るためには、更に、粒状クエン酸の８
０重量％以上が３５０〜１５００マイクロメートル、好
ましくは３５０〜１０００マイクロメートル、最も好ま
しくは３５０〜７５０マイクロメートルの粒度を有する
ようにする。
【００１８】洗剤ビルダー 本発明の組成物は、前述の（重）炭酸ナトリウム及び／
又はセスキ炭酸ナトリウム以外に、洗濯液中の遊離カル
シウムイオン濃度を低下させることができ、且つ好まし
くは組成物に他の有益な特性、例えばｐＨをアルカリ性
にする、繊維製品から除去された汚れを懸濁させるとい
った特性を付与することができる別のビルダー材料を少
なくとも１種類含む。洗剤ビルダーの総濃度は洗剤組成
物の１０重量％〜７０重量％、好ましくは２５重量％〜
５０重量％とし得る。
又はセスキ炭酸ナトリウム以外に、洗濯液中の遊離カル
シウムイオン濃度を低下させることができ、且つ好まし
くは組成物に他の有益な特性、例えばｐＨをアルカリ性
にする、繊維製品から除去された汚れを懸濁させるとい
った特性を付与することができる別のビルダー材料を少
なくとも１種類含む。洗剤ビルダーの総濃度は洗剤組成
物の１０重量％〜７０重量％、好ましくは２５重量％〜
５０重量％とし得る。
【００１９】好ましいビルダーはイオン交換ビルダー、
例えば結晶質又は非晶質アルカリ金属アルミノシリケー
ト（ゼオライト）である。任意に、有機又は無機ポリマ
ー、例えばポリアクリレートのようなポリカルボキシレ
ートポリマー、ＳＯＫＡＬＡＮタイプのポリマーのよう
なアクリル酸−マレイン酸コポリマーを含ませてもよ
い。他の好ましいビルダーシステムとしては、ＥＰ−Ａ
第２６７，０４２号に記載の方解石及び炭酸ナトリウム
含有システムのような沈澱剤ビルダーが挙げられる。本
発明の洗剤組成物は、オルトホスフェート及びアルカリ
金属トリホスフェートのようなホスフェート含有ビルダ
ーを本質的に含んでいないことが好ましい。
例えば結晶質又は非晶質アルカリ金属アルミノシリケー
ト（ゼオライト）である。任意に、有機又は無機ポリマ
ー、例えばポリアクリレートのようなポリカルボキシレ
ートポリマー、ＳＯＫＡＬＡＮタイプのポリマーのよう
なアクリル酸−マレイン酸コポリマーを含ませてもよ
い。他の好ましいビルダーシステムとしては、ＥＰ−Ａ
第２６７，０４２号に記載の方解石及び炭酸ナトリウム
含有システムのような沈澱剤ビルダーが挙げられる。本
発明の洗剤組成物は、オルトホスフェート及びアルカリ
金属トリホスフェートのようなホスフェート含有ビルダ
ーを本質的に含んでいないことが好ましい。
【００２０】分配性 本発明の洗剤粉末の主な特徴の１つは、前述のようなク
エン酸及び（重）炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸
ナトリウムの混入によって分配性が改善されるという点
にある。分配性は、粉末を１００グラム使用し、２０℃
の水５リットルを１分間で給水しながら、Ｐｈｉｌｉｐ
ｓ（商標）ＡＷＢ １２６洗濯機で標準的試験を行うこ
とによって評価する。ディスペンサー内に残っている粉
末の乾燥重量（ｇ）は、洗濯機内に供給されなかった粉
末（残留物）の重量％を表す。この試験は、給水温度及
び給水流量が低く、且つ特に残留量が多く詰まりやすい
という欠点のある引き出し型ディスペンサーを備えた洗
濯機を使用するといった、悪条件下での試験である。
エン酸及び（重）炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸
ナトリウムの混入によって分配性が改善されるという点
にある。分配性は、粉末を１００グラム使用し、２０℃
の水５リットルを１分間で給水しながら、Ｐｈｉｌｉｐ
ｓ（商標）ＡＷＢ １２６洗濯機で標準的試験を行うこ
とによって評価する。ディスペンサー内に残っている粉
末の乾燥重量（ｇ）は、洗濯機内に供給されなかった粉
末（残留物）の重量％を表す。この試験は、給水温度及
び給水流量が低く、且つ特に残留量が多く詰まりやすい
という欠点のある引き出し型ディスペンサーを備えた洗
濯機を使用するといった、悪条件下での試験である。
【００２１】クエン酸及び（重）炭酸ナトリウム及び／
又はセスキ炭酸ナトリウムの混入は、残留量を好ましく
は１０％ポイント以上、最も好ましくは２０％ポイント
以上減少させる結果をもたらす。勿論、このような度合
いの改善は、対照粉末が低い分配性を示す場合にしか観
察できない。従って本発明は特に、クエン酸及び（重）
炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸ナトリウムを含ん
でおらず、ディスペンサー内残留量が２０重量％以上に
達するような粉末に適用し得る。これは特に、粉末が非
晶質又は結晶質アルミノケイ酸ナトリウム（ゼオライ
ト）をビルダーとする無リン組成物である場合、及び／
又は粉末が６５０ｋｇ／ｍ3以上、好ましくは７００ｋ
ｇ／ｍ3以上の嵩密度を有する場合に該当する。
又はセスキ炭酸ナトリウムの混入は、残留量を好ましく
は１０％ポイント以上、最も好ましくは２０％ポイント
以上減少させる結果をもたらす。勿論、このような度合
いの改善は、対照粉末が低い分配性を示す場合にしか観
察できない。従って本発明は特に、クエン酸及び（重）
炭酸ナトリウム及び／又はセスキ炭酸ナトリウムを含ん
でおらず、ディスペンサー内残留量が２０重量％以上に
達するような粉末に適用し得る。これは特に、粉末が非
晶質又は結晶質アルミノケイ酸ナトリウム（ゼオライ
ト）をビルダーとする無リン組成物である場合、及び／
又は粉末が６５０ｋｇ／ｍ3以上、好ましくは７００ｋ
ｇ／ｍ3以上の嵩密度を有する場合に該当する。
【００２２】他の成分 本発明の顆粒洗剤組成物は、好ましくは、１種類以上の
消泡剤も含む。高粘度又は低粘度シリコーン油、特に高
粘度シリコーン油を含むシリコーン油ベースの組成物は
消泡剤として効果的に使用し得る。
消泡剤も含む。高粘度又は低粘度シリコーン油、特に高
粘度シリコーン油を含むシリコーン油ベースの組成物は
消泡剤として効果的に使用し得る。
【００２３】本発明の組成物は漂白剤も含むのが好まし
い。好ましい漂白剤は、例えば好ましくは前駆体ととも
に無機過酸塩形態か又は過酸化合物形態の酸素漂白剤で
ある。環境的観点から見て最も好ましい漂白剤化合物は
過炭酸塩である。本発明の洗剤組成物におけるこれら漂
白剤化合物の有効量は５〜２０重量％、好ましくは１０
〜２０重量％である。
い。好ましい漂白剤は、例えば好ましくは前駆体ととも
に無機過酸塩形態か又は過酸化合物形態の酸素漂白剤で
ある。環境的観点から見て最も好ましい漂白剤化合物は
過炭酸塩である。本発明の洗剤組成物におけるこれら漂
白剤化合物の有効量は５〜２０重量％、好ましくは１０
〜２０重量％である。
【００２４】本発明の粉末は所望であれば、ケイ酸ナト
リウムを含み得る。高濃度のシリケートは、分配性並び
に粉末の構造及び洗濯機の腐食の防止について有益な効
果をもたらすが、アルミノシリケートを含む粉末では２
つの成分が互いに反応して不溶性石英質物質を形成する
ため望ましくない。本発明は、不溶性物質の量を増加さ
せずに、ゼオライトビルダー入り粉末の分配性を改善す
ることができる。従って、本発明は特に、ケイ酸ナトリ
ウムを１０重量％以下、より特定的には５重量％以下含
む粉末に適用し得る。
リウムを含み得る。高濃度のシリケートは、分配性並び
に粉末の構造及び洗濯機の腐食の防止について有益な効
果をもたらすが、アルミノシリケートを含む粉末では２
つの成分が互いに反応して不溶性石英質物質を形成する
ため望ましくない。本発明は、不溶性物質の量を増加さ
せずに、ゼオライトビルダー入り粉末の分配性を改善す
ることができる。従って、本発明は特に、ケイ酸ナトリ
ウムを１０重量％以下、より特定的には５重量％以下含
む粉末に適用し得る。
【００２５】本発明の粉末が含み得る他の材料として
は、蛍光剤（ｆｌｕｏｒｅｓｃｅｒ）、汚れ再付着防止
剤、硫酸ナトリウムのような無機塩、酵素、漂白剤活性
化剤及び漂白剤安定剤が挙げられる。これらの材料は、
噴霧乾燥プロセスに対する公知の適性及び他のスラリー
成分との相容性に応じて、噴霧乾燥基本粉末に最初から
含ませるか又は後で添加し得る。
は、蛍光剤（ｆｌｕｏｒｅｓｃｅｒ）、汚れ再付着防止
剤、硫酸ナトリウムのような無機塩、酵素、漂白剤活性
化剤及び漂白剤安定剤が挙げられる。これらの材料は、
噴霧乾燥プロセスに対する公知の適性及び他のスラリー
成分との相容性に応じて、噴霧乾燥基本粉末に最初から
含ませるか又は後で添加し得る。
【００２６】
【実施例】以下に非限定的実施例を挙げて本発明をより
詳細に説明する。尚、部及び％は特に説明がない限り重
量部及び重量％である。これらの実施例で使用する略号
は以下の通りである： ＬＡＳ：Ｃ12〜Ｃ15アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、英国ＭａｎｒｏＰｒｏｄｕｃｔｓ Ｌｔｄ．，
製。
詳細に説明する。尚、部及び％は特に説明がない限り重
量部及び重量％である。これらの実施例で使用する略号
は以下の通りである： ＬＡＳ：Ｃ12〜Ｃ15アルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、英国ＭａｎｒｏＰｒｏｄｕｃｔｓ Ｌｔｄ．，
製。
【００２７】非イオンＥＯ：非イオン界面活性剤（エト
キシル化アルコール）、ＩＣＩ社製Ｓｙｎｐｅｒｏｎｉ
ｃ Ａ３及びＡ７（ＥＯ基をそれぞれ３つ及び７つ含
む）の１．７：１混合物。
キシル化アルコール）、ＩＣＩ社製Ｓｙｎｐｅｒｏｎｉ
ｃ Ａ３及びＡ７（ＥＯ基をそれぞれ３つ及び７つ含
む）の１．７：１混合物。
【００２８】石鹸：脂肪酸ナトリウム塩。
【００２９】ゼオライト４Ａ：非晶質アルミノシリケー
ト、Ｄｅｇｕｓｓａ社製Ｗｅｓｓａｌｉｔｈ Ａ４（商
標）。
ト、Ｄｅｇｕｓｓａ社製Ｗｅｓｓａｌｉｔｈ Ａ４（商
標）。
【００３０】ソカランＣＰ５：マレイン酸とアクリル酸
との分子量７０，０００のコポリマー、ＢＡＳＦ社製。
との分子量７０，０００のコポリマー、ＢＡＳＦ社製。
【００３１】カーボネート：炭酸ナトリウム。
【００３２】ペルカーボネート：過炭酸ナトリウム、Ｉ
ｎｔｅｒｏｘ社製。
ｎｔｅｒｏｘ社製。
【００３３】ペルボレート：過ホウ酸ナトリウム四水和
物。
物。
【００３４】シリコーン：Ｄｏｗ社のＤＢ １００ポリ
ジメチルシロキサン。
ジメチルシロキサン。
【００３５】ＴＡＥＤ：テトラアセチルエチレンジアミ
ン。
ン。
【００３６】実施例１〜４ 下記に示した組成の組成物を形成すべく、ＥＰ−Ａ第３
６７，３３９号に記載のようにスラリーを形成し、噴霧
乾燥し次いでＬｏｄｉｇｅ“Ｒｅｃｙｃｌｅｒ／Ｐｌｏ
ｕｇｈｓｈａｒｅ”で稠密化（ｄｅｎｓｉｆｙ）して、
無リン洗剤基本粉末を調製した。
６７，３３９号に記載のようにスラリーを形成し、噴霧
乾燥し次いでＬｏｄｉｇｅ“Ｒｅｃｙｃｌｅｒ／Ｐｌｏ
ｕｇｈｓｈａｒｅ”で稠密化（ｄｅｎｓｉｆｙ）して、
無リン洗剤基本粉末を調製した。
【００３７】
【表１】
【００３８】この基本粉末に下記の成分を後添加した：
【００３９】
【表２】
【００４０】得られた洗剤粉末の嵩密度は８５０ｋｇ／
ｍ3であった。
ｍ3であった。
【００４１】この稠密化粉末１００部に、８０重量％以
上が３５０〜１０００マイクロメートルの範囲の粒度を
有するクエン酸を４つの異なる濃度で加えた。得られた
組成物の分配性を、粉末を１００ｇ使用し且つ２０℃の
水５リットルを１分間で導入しながら、Ｐｈｉｌｉｐｓ
（商標）ＡＷＢ １２６洗濯機で試験した。他の試料
は、温度２８℃、相対湿度７０％でワックスラミネート
カートン内に６週間貯蔵し、その後Ｐｈｉｌｉｐｓ洗濯
機で試験した。
上が３５０〜１０００マイクロメートルの範囲の粒度を
有するクエン酸を４つの異なる濃度で加えた。得られた
組成物の分配性を、粉末を１００ｇ使用し且つ２０℃の
水５リットルを１分間で導入しながら、Ｐｈｉｌｉｐｓ
（商標）ＡＷＢ １２６洗濯機で試験した。他の試料
は、温度２８℃、相対湿度７０％でワックスラミネート
カートン内に６週間貯蔵し、その後Ｐｈｉｌｉｐｓ洗濯
機で試験した。
【００４２】表１は、この試験の結果をディスペンサー
内の残留量で示している。
内の残留量で示している。
【００４３】
【表３】
【００４４】この結果から明らかなように、前記タイプ
のクエン酸を加えるとディスペンサー内残留量が効果的
に減少する。また、このクエン酸を洗剤粉末に３重量部
以上加えると、ディスペンサー内残留物を除去する上で
効果的であることも明らかである。
のクエン酸を加えるとディスペンサー内残留量が効果的
に減少する。また、このクエン酸を洗剤粉末に３重量部
以上加えると、ディスペンサー内残留物を除去する上で
効果的であることも明らかである。
【００４５】実施例５〜９ 実施例１〜４の基本粉末に、下記の成分を後添加した：
【００４６】
【表４】
【００４７】得られた洗剤粉末の嵩密度は８５０ｋｇ／
ｍ3であった。
ｍ3であった。
【００４８】前記混合粉末１００部に、８０重量％以上
が３５０〜１０００マイクロメートルの粒度を有するク
エン酸を５つの異なる濃度で加えた。得られた組成物の
試料を前述のようにＰｈｉｌｉｐｓ（商標）ＡＷＢ １
２６洗濯機で試験した。他の試料は、温度２８℃、相対
湿度７０％でワックスラミネートカートン内に６週間貯
蔵し、その後Ｐｈｉｌｉｐｓ洗濯機で試験した。
が３５０〜１０００マイクロメートルの粒度を有するク
エン酸を５つの異なる濃度で加えた。得られた組成物の
試料を前述のようにＰｈｉｌｉｐｓ（商標）ＡＷＢ １
２６洗濯機で試験した。他の試料は、温度２８℃、相対
湿度７０％でワックスラミネートカートン内に６週間貯
蔵し、その後Ｐｈｉｌｉｐｓ洗濯機で試験した。
【００４９】表２は、この試験の結果をディスペンサー
内残留量で示している。
内残留量で示している。
【００５０】
【表５】
【００５１】この結果から明らかなように、クエン酸を
６部以上加えるとディスペンサー内残留量が許容し得る
程度になる。
６部以上加えるとディスペンサー内残留量が許容し得る
程度になる。
【００５２】比較実施例Ａ〜Ｅ 実施例１〜４の洗剤粉末（嵩密度８５０ｋｇ／ｍ3）１
００部に、８０重量％以上が５０〜１００マイクロメー
トルの粒度を有するクエン酸を種々の濃度で加えた。得
られた組成物の試料を前述のようにＰｈｉｌｉｐｓ（商
標）ＡＷＢ １２６洗濯機で試験した。他の試料は、温
度３７℃、相対湿度７０％でワックスラミネートカート
ン内に４週間貯蔵し、その後Ｐｈｉｌｉｐｓ洗濯機で試
験した。表３は、この試験の結果をディスペンサー内残
留量で示している。
００部に、８０重量％以上が５０〜１００マイクロメー
トルの粒度を有するクエン酸を種々の濃度で加えた。得
られた組成物の試料を前述のようにＰｈｉｌｉｐｓ（商
標）ＡＷＢ １２６洗濯機で試験した。他の試料は、温
度３７℃、相対湿度７０％でワックスラミネートカート
ン内に４週間貯蔵し、その後Ｐｈｉｌｉｐｓ洗濯機で試
験した。表３は、この試験の結果をディスペンサー内残
留量で示している。
【００５３】
【表６】
【００５４】表３に示した結果から、８０重量％以上が
本発明より小さい粒度を有する粒状クエン酸は、洗剤粉
末を調製した直後には、分配性を改善する上で極めて効
果的であると結論できる。しかしながら、この種のクエ
ン酸を添加した洗剤粉末を特に高湿度で貯蔵した場合に
は分配性に関する貯蔵安定性が低いという結論も得られ
る。
本発明より小さい粒度を有する粒状クエン酸は、洗剤粉
末を調製した直後には、分配性を改善する上で極めて効
果的であると結論できる。しかしながら、この種のクエ
ン酸を添加した洗剤粉末を特に高湿度で貯蔵した場合に
は分配性に関する貯蔵安定性が低いという結論も得られ
る。
【００５５】比較実施例Ｆ〜Ｉ 実施例１〜４の洗剤粉末（嵩密度８５０ｋｇ／ｍ3）１
００部に、８０重量％以上が１５００〜２０００マイク
ロメートルの粒度を有するクエン酸を種々の濃度で加え
た。得られた組成物の試料を比較実施例Ａ〜Ｅと同様に
試験した。表４は、この試験の結果をディスペンサー内
残留量で示している。
００部に、８０重量％以上が１５００〜２０００マイク
ロメートルの粒度を有するクエン酸を種々の濃度で加え
た。得られた組成物の試料を比較実施例Ａ〜Ｅと同様に
試験した。表４は、この試験の結果をディスペンサー内
残留量で示している。
【００５６】
【表７】
【００５７】これらの結果から、８０重量％以上が本発
明より大きい粒度を有する粒状クエン酸は、洗剤粉末を
調製した直後も４週間貯蔵した後でも、分配性の改善に
ついては余り効果的ではないと結論される。
明より大きい粒度を有する粒状クエン酸は、洗剤粉末を
調製した直後も４週間貯蔵した後でも、分配性の改善に
ついては余り効果的ではないと結論される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・ロバート・ギヤレツト イギリス国、クルイド・ウエルズ、パンテ イムウイン、チヤールズビル・シルケイ ン・ロード（番地なし) (72)発明者 ピーター・コリイ・ナイト イギリス国、チエシヤー・エル・64・６・ キユー・エス、サウス・ウイラル、ネスト ン、ムーアーサイド・アベニユー・71 (72)発明者 ジヨン・ウイリアム・エイチ・ヨーク イギリス国、チエシヤー・エル・64・４・ デイー・エル、サウス・ウイラル、リト ル・ネストン、ストーンバンク・ドライ ブ・１
Claims (10)
- 【請求項１】 嵩密度が６５０〜１１００ｋｇ／ｍ3で
あり、陰イオン及び／又は非イオン界面活性剤と、５〜
３０重量％の炭酸ナトリウム及び／又は重炭酸ナトリウ
ム及び／又はセスキ炭酸ナトリウムと、他のビルダー材
料と、１〜１５重量％の粒状クエン酸とを含み、このク
エン酸の８０重量％以上が３５０〜１５００マイクロメ
ートルの範囲の粒度を有する顆粒洗剤組成物。 - 【請求項２】 クエン酸の８０重量％以上が３５０〜１
０００マイクロメートルの範囲の粒度を有する請求項１
に記載の組成物。 - 【請求項３】 クエン酸の８０重量％以上が３５０〜７
５０マイクロメートルの範囲の粒度を有する請求項２に
記載の組成物。 - 【請求項４】 組成物が消泡剤を含む請求項１から３の
いずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項５】 消泡剤が高粘度シリコーン油である請求
項４に記載の組成物。 - 【請求項６】 組成物が漂白剤を含んでいる請求項１か
ら５のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項７】 漂白剤成分が過炭酸ナトリウムである請
求項６に記載の組成物。 - 【請求項８】 他のビルダー材料がアルミノケイ酸ナト
リウムからなることを特徴とする請求項１から７のいず
れか一項に記載の組成物。 - 【請求項９】 組成物が本質的にホスフェートを含んで
いない請求項１から８のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項１０】 クエン酸を別個の顆粒成分として顆粒
洗剤基本組成物に添加する請求項１に記載の組成物の製
造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9120657.3 | 1991-09-27 | ||
| GB919120657A GB9120657D0 (en) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | Detergent powders and process for preparing them |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05202398A true JPH05202398A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=10702133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4251218A Pending JPH05202398A (ja) | 1991-09-27 | 1992-09-21 | 洗剤粉末及びその製造方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0534525B2 (ja) |
| JP (1) | JPH05202398A (ja) |
| AU (1) | AU651732B2 (ja) |
| BR (1) | BR9203769A (ja) |
| CA (1) | CA2078718C (ja) |
| DE (1) | DE69216191T3 (ja) |
| ES (1) | ES2097860T3 (ja) |
| GB (1) | GB9120657D0 (ja) |
| ZA (1) | ZA927383B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063047A1 (fr) * | 1998-06-04 | 1999-12-09 | Kao Corporation | Composition de tensioactif |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08511568A (ja) † | 1993-05-26 | 1996-12-03 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 洗剤組成物 |
| GB9324129D0 (en) * | 1993-11-24 | 1994-01-12 | Unilever Plc | Detergent compositions and process for preparing them |
| WO1995014767A1 (en) * | 1993-11-24 | 1995-06-01 | Unilever Plc | Detergent compositions |
| WO1997024423A1 (en) * | 1995-12-28 | 1997-07-10 | Rhone-Poulenc Surfactants & Specialties, L.P. | Processes for producing solid surfactant compositions with enhanced dissolution rates |
| GB9600547D0 (en) * | 1996-01-11 | 1996-03-13 | Reckitt & Colman Inc | Improved compositions containing organic compounds |
| DE19603760A1 (de) * | 1996-02-02 | 1997-08-07 | Henkel Kgaa | Feste Reinigungsmittelzubereitungen |
| ID16215A (id) † | 1996-03-11 | 1997-09-11 | Kao Corp | Komposisi deterjen untuk mencuci pakaian |
| AU715795B2 (en) * | 1996-03-15 | 2000-02-10 | Access Business Group International Llc | Free flowing agglomerated nonionic surfactant detergent composition and process for making same |
| GB2315761A (en) * | 1996-07-31 | 1998-02-11 | Procter & Gamble | Detergent composition comprising a particulate acid source and an alkaline source |
| HUP9902766A3 (en) * | 1996-05-17 | 2001-10-29 | Procter & Gamble | Detergent composition |
| GB2315763A (en) * | 1996-07-31 | 1998-02-11 | Procter & Gamble | Preparation of an agglomerated detergent composition comprising a surfactant a an acid source |
| US6162784A (en) * | 1996-07-31 | 2000-12-19 | The Procter & Gamble Company | Process and composition for detergents |
| DE19704229A1 (de) * | 1997-02-06 | 1998-08-13 | Henkel Kgaa | Cobuilderhaltiges Additiv für Wasch- oder Reinigungsmittel |
| GB2323384A (en) * | 1997-03-20 | 1998-09-23 | Procter & Gamble | A detergent composition |
| EP0872544A1 (en) † | 1997-04-14 | 1998-10-21 | The Procter & Gamble Company | Dry effervescent granules and granular compositions comprising the same |
| PL337039A1 (en) | 1997-05-30 | 2000-07-31 | Unilever Nv | Particulate granular detergent compositions |
| GB9711350D0 (en) * | 1997-05-30 | 1997-07-30 | Unilever Plc | Granular detergent compositions and their production |
| GB9711359D0 (en) | 1997-05-30 | 1997-07-30 | Unilever Plc | Detergent powder composition |
| GB9711356D0 (en) | 1997-05-30 | 1997-07-30 | Unilever Plc | Particulate detergent composition |
| DE19723616A1 (de) * | 1997-06-05 | 1998-12-10 | Henkel Kgaa | Granulares Waschmittel |
| DE19847281A1 (de) * | 1998-10-14 | 2000-04-20 | Henkel Kgaa | Wasch- und Reinigungsmittelformkörper mit organischen Oligocarbonsäuren |
| DE19854083A1 (de) * | 1998-11-24 | 2000-05-25 | Henkel Kgaa | Citronensäurehaltiges Waschmittel |
| GB2344597A (en) * | 1998-12-08 | 2000-06-14 | Procter & Gamble | Effervescence components |
| US6683043B1 (en) | 1998-12-08 | 2004-01-27 | The Procter & Gamble Company | Process for manufacturing effervescence components |
| CA2397496C (en) * | 2000-02-28 | 2007-07-24 | The Procter & Gamble Company | Acidic antimicrobial compositions for treating food and food contact surfaces and methods of use thereof |
| GB0006037D0 (en) | 2000-03-13 | 2000-05-03 | Unilever Plc | Detergent composition |
| GB0115552D0 (en) | 2001-05-16 | 2001-08-15 | Unilever Plc | Particulate laundry detergent composition containing zeolite |
| GB0125212D0 (en) * | 2001-10-19 | 2001-12-12 | Unilever Plc | Detergent compositions |
| DE10163603B4 (de) * | 2001-12-21 | 2006-05-04 | Henkel Kgaa | Verfahren zur Herstellung builderhaltiger Tensidgranulate |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3653914A (en) * | 1970-03-20 | 1972-04-04 | Alberto Culver Co | Production of tablets |
| DE2158943A1 (de) * | 1970-12-03 | 1972-06-29 | Scherico Ltd., Luzern (Schweiz) | Moussierende Zubereitungen |
| JPS5438122B1 (ja) * | 1971-04-27 | 1979-11-19 | ||
| US3920586A (en) * | 1972-10-16 | 1975-11-18 | Procter & Gamble | Detergent compositions |
| US4028262A (en) * | 1972-10-16 | 1977-06-07 | Colgate-Palmolive Company | Citrate-carbonate built detergent |
| GB1515299A (en) * | 1974-08-28 | 1978-06-21 | Unilever Ltd | Stabilisation of sodium percarbonate |
| US4414130A (en) * | 1976-08-17 | 1983-11-08 | Colgate Palmolive Company | Readily disintegrable agglomerates of insoluble detergent builders and detergent compositions containing them |
| US4129526A (en) * | 1977-07-14 | 1978-12-12 | The Lion Fat & Oil Co., Ltd. | Granular detergent compositions and a process for producing same |
| US4231887A (en) * | 1979-06-26 | 1980-11-04 | Union Carbide Corporation | Zeolite agglomerates for detergent formulations |
| CA1275019A (en) * | 1985-10-09 | 1990-10-09 | The Procter & Gamble Company | Granular detergent compositions having improved solubility |
| DE68925938T2 (de) * | 1988-11-02 | 1996-08-08 | Unilever Nv | Verfahren zur Herstellung einer körnigen Reinigungsmittelzusammensetzung mit hoher Schüttdichte |
| GB8918984D0 (en) * | 1989-08-21 | 1989-10-04 | Unilever Plc | Detergent compositions |
| ES2090229T3 (es) * | 1990-05-08 | 1996-10-16 | Procter & Gamble | Composiciones detergentes para lavanderia granulares de bajo ph que contienen mejoradores de la detergencia de aluminosilicato, de acido citrico y de carbonato. |
-
1991
- 1991-09-27 GB GB919120657A patent/GB9120657D0/en active Pending
-
1992
- 1992-09-11 EP EP92202764A patent/EP0534525B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-11 ES ES92202764T patent/ES2097860T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-11 DE DE69216191T patent/DE69216191T3/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-21 JP JP4251218A patent/JPH05202398A/ja active Pending
- 1992-09-21 CA CA002078718A patent/CA2078718C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-25 AU AU25355/92A patent/AU651732B2/en not_active Ceased
- 1992-09-25 BR BR929203769A patent/BR9203769A/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-09-25 ZA ZA927383A patent/ZA927383B/xx unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063047A1 (fr) * | 1998-06-04 | 1999-12-09 | Kao Corporation | Composition de tensioactif |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0534525B1 (en) | 1996-12-27 |
| EP0534525B2 (en) | 2007-10-10 |
| AU2535592A (en) | 1993-04-01 |
| GB9120657D0 (en) | 1991-11-06 |
| EP0534525A3 (en) | 1993-09-01 |
| ES2097860T3 (es) | 1997-04-16 |
| BR9203769A (pt) | 1993-04-20 |
| AU651732B2 (en) | 1994-07-28 |
| CA2078718A1 (en) | 1993-03-28 |
| CA2078718C (en) | 2003-12-09 |
| ZA927383B (en) | 1994-03-25 |
| DE69216191D1 (de) | 1997-02-06 |
| DE69216191T2 (de) | 1997-06-05 |
| EP0534525A2 (en) | 1993-03-31 |
| DE69216191T3 (de) | 2008-03-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05202398A (ja) | 洗剤粉末及びその製造方法 | |
| US5139693A (en) | Granular adsorbent having improved flushing properties | |
| US5219549A (en) | Bleaching detergent composition | |
| US4615820A (en) | Detergent compositions | |
| KR950010008B1 (ko) | 알칼리 금속 규산염 기재의 세제 조성물용 빌더제 | |
| US4552681A (en) | Granular, free-flowing detergent component and method for its production | |
| US5990068A (en) | Powder detergent composition having improved solubility | |
| EP0544492B1 (en) | Particulate detergent compositions | |
| KR970002041B1 (ko) | 표백제를 함유하는 페이스트성 세척용제 | |
| US5354493A (en) | Process for the production of surfactant-containing granulates | |
| JPH0649879B2 (ja) | 洗剤組成物、その成分、およびその製造方法 | |
| US6162781A (en) | Foam control granule for particulate laundry detergent compositions | |
| SE440364B (sv) | Forfarande for framstellning av en partikelformig detergentkomposition innehallande ett alkalimetallkarbonat, en tvettaktiv forening och finfordelat kalciumkarbonat | |
| JPH0798960B2 (ja) | 高嵩密度顆粒状洗剤組成物及びその製造方法 | |
| JPH0641597A (ja) | 洗剤組成物 | |
| MX2008002305A (es) | Una composicion solida de detergente para lavanderia que comprende sulfonato alquilbenceno, sal carbonatada y polimero carboxilato. | |
| US5736502A (en) | Process for preparing detergent compositions | |
| EP0652940B1 (en) | Detergent compositions | |
| HU219203B (en) | Particulate detergent composition and process for producing thereof | |
| JPH09502468A (ja) | 界面活性剤と消泡成分とを含む粒状洗剤組成物 | |
| US5399287A (en) | Process for the production of zeolite granules | |
| CA2376227A1 (en) | Particulate detergent composition containing zeolite | |
| GB2053998A (en) | Particulate bleach composition | |
| AU614287B2 (en) | Automatic dishwashing detergent powder | |
| EP1085080B1 (en) | Surfactant composition |