JPH05201591A - 巻取軸ロック装置 - Google Patents

巻取軸ロック装置

Info

Publication number
JPH05201591A
JPH05201591A JP41617190A JP41617190A JPH05201591A JP H05201591 A JPH05201591 A JP H05201591A JP 41617190 A JP41617190 A JP 41617190A JP 41617190 A JP41617190 A JP 41617190A JP H05201591 A JPH05201591 A JP H05201591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
rod
plate
fixed
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP41617190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2706852B2 (ja
Inventor
Tetsuo Tani
哲雄 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP41617190A priority Critical patent/JP2706852B2/ja
Publication of JPH05201591A publication Critical patent/JPH05201591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2706852B2 publication Critical patent/JP2706852B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 [目的] 多軸ロータリー式巻取機の新巻取軸との切換
えはチャッキング機構のエアーシリンダのロッドの縮小
動によって巻取軸を保持したり離したりすることから、
エアー回路のトラブルから巻取物の落下等を防止するた
め,機械的機構でもって実現した巻取軸ロック装置を提
供する。 [構成] 巻取軸を支承するアームの内面に円筒状部材
を固着し、該円筒状部材の切欠部にプレットを固定する
と共に該プレートにストッパーを傾動可能に配し、チャ
ッキング機構のロッドの外周に形成した溝にストッパー
を嵌入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多軸ロータリー式巻取機
に関し、連続巻取を行う際、巻取が完了した巻取軸と、
新巻取軸との切換えはチャッキング機構のエアシリンダ
ーのロッドの縮小動によってロッドを巻取軸から離すこ
とによって行っている。このようにエアシリンダーのロ
ッドの伸縮動によって巻取軸を保持したり離したりする
ことから、エアー回路のトラブルから巻取物の落下等を
防止し、安全性と歩留まりの向上を図ると共にサイクル
タイムの短縮を図る巻取軸ロック装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、製造ラインから連続的に送られて
くるシート、紙或いはフィルム状の巻取物を巻取る場
合、多軸ターレット式巻取機が一般に用いられている。
この装置は、周辺に巻取軸を複数本配設した円形のター
レット板を、その中心に設けたターレット軸にて回動駆
動させる構成となっており、巻取軸の本数も2軸、4
軸、6軸等といったものが代表的である。上記各巻取軸
は、ターレット軸を中心に均等角度でターレット板に配
設されており、ターレット軸を順次回動させて、巻取物
の連続巻取を行うものである。上述のような巻取作業を
円滑にするためにチャッキング機構を利用して巻取軸を
保持したり、離したりしている。この保持や離す作業に
エアー圧を利用している。
【0003】
【課題を解決するための手段】しかし、上述のようにエ
アー圧を用いるチャッキング機構では、エアー回路にト
ラブルが発生すると、チャッキング機構のロッドが縮小
し、巻取軸がロッドで支持されなくなって巻取物が落下
し、安全性と巻取り物の歩留まりが低下するという課題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本の巻取
軸を備え、該巻取軸をその軸心周りに回動させる手段
と、上記複数個の巻取軸を支承するアームをターレット
軸周りに回動駆動させる手段を備えた多軸巻取機におい
て、上記巻取軸を支承するアームの内面に円筒状部材を
固着し、該円筒部材の切欠部にプレートを固定すると共
に該プレートにストッパーを傾動可能に配し、該ストッ
パーを嵌入する溝をチャッキング機構のロッド外周に形
成し、巻取作業中には上記ストッパーを溝に嵌入して、
エアー回路のトラブルが発生しても、ロッドの縮小動を
機械的にロックする。これにより巻取物のエアー巻き込
みを防止し、巻取物の品質の向上・落下を防止して安全
性と歩留まりの向上を実現できた。
【0005】
【実施例】図3は、本発明を装着した2軸ロータリー式
巻取機の実施例の全体側面図であって、1は2軸ロータ
リー式巻取機で、基盤21に左右一対のフレーム20,
20を固定し、上記フレーム20,20の軸受部19,
19で第1ターレット軸15を回動自在に支承してい
る。
【0006】3、3´は第1アームで、上記第1ターレ
ット軸15にキー等の締結部材によって、嵌入されてい
る。従って、第1ターレット軸15と一体となって回動
する事ができる。
【0007】上記第1ターレット軸15の一端にはウォ
ームホイール18が嵌入されており、これに噛合するウ
ォーム軸17の回動により、上記第1ターレット軸15
を回動させる事ができる。
【0008】2、2´は一対の第2アームで、上記第1
ターレット軸15にベアリングを介して回動自在に固定
され、後述する第2ターレット軸14の両端に形成され
ているフランジ14a,14aにボルト等(図示せず)
で固着されている。
【0009】14は上記第1ターレット軸15にベアリ
ングを介して回動自在に取付けられているパイプ状の第
2ターレット軸で、その一端の近傍にフランジ14bを
形成し、これにウォームホイール22を固着している。
また上記ウォームホイール22に噛合するウォーム軸2
3の回動により、第2ターレット軸14及び第2アーム
2、2をを回動させる事ができる。
【0010】また、上述のウォーム軸17及び23に
は、それぞれ図示しない回動駆動源と接続されており、
制御部からの信号で回動駆動を制御している。また、本
実施例ではウォームによる手段を示しているが、各種歯
車機構、または各種ベルト等による伝達機構でも可能で
ある。
【0011】4は電動機で、その出力軸に固着されたス
プロケット5に掛けられたチェーン9によってトルクが
スプロケット6に伝達される。上記スプロケット6は平
歯車7と一体的に固着され、ベアリングを介して第1タ
ーレット軸15に回動自在に固着されている。
【0012】さらに、上記平歯車7にはこれに噛合する
平歯車8を設け、これと一体的に固着したプーリ11を
第2アーム2内に設けている。10,10´はそれぞれ
連結軸である。
【0013】2Aはチャック機構であり、エアシリンダ
2cによってロッド2bを伸縮させ、紙管16を左右両
側から挟持, 解放する周知の手段である。また、ガイド
2aにはプーリ12が固着され、タイミングベルト13
を介して上記プーリ11と連結されている。また、上記
第1巻取軸Aのガイド2aとロッド2bはキー等によ
り、その軸心方向のみ摺動することができるようにして
いるから、プーリ12の回動時には両者一体となって回
動する。
【0014】第1アーム3、3´の第2チャック機構2
A´においても第1チャック機構2Aと同様に、電動機
4´のトルクはスプロケット5´からチェーン9´を介
してスプロケット6´→平歯車7´→平歯車8´→プー
リ11´→タイミングベルト13´→プーリ12´→巻
取軸A´に伝達される。
【0015】以上説明したように、第1アーム3及び第
2アーム2は個々に独立して回動駆動させることができ
る。
【0016】図1は本発明の断側面図、図2は本発明の
断正面図で2、2A、2a、2b、2cは図3と同じで
ある。上記第1アーム3と第2アーム2にはいずれも同
一構成の本発明を装着しているので、第2アーム2に装
着した場合について説明する。24は円筒状部材であ
り、上記第2アーム2の内面に固着している。25はプ
レートであり、上記円筒状部材24の切欠部に固定して
いる。26はストッパーであり、上記プレート25にピ
ン30にて支承し、傾動可能に配されている。27はエ
アシリンダーであり、上記プレート25の下部に固定
し、該エアシリンダー27のロッド27Aをストッパー
26の下端に連結している。上記ロッド27Aの縮小動
によって、上記溝2dにストッパー26が嵌入しロッド
27Aの伸張動によって溝2dからストッパー26が離
れる。28はバネであり、該バネ28の一端は後述する
フックボルトであり、他端はストッパー26のロッド2
7Aの連結下方位置近傍に引掛けられている。該バネ2
8はストッパー26が溝2dに嵌合する方向に付勢され
ている。従って、上記エアシリンダー27の空気回路に
トラブルが発生しても、ロックが解除されない。29は
フックボルトであり、プレート25の最下端位置に螺設
している。上述の実施例は、2軸式の巻取機にて説明し
たが、2軸以上の多軸巻取機にも応用できるのはいうま
でもない。
【0017】
【発明の効果】本発明は下記の効果を奏する。 (1)空気回路のトラブルから、巻取物の落下を防止す
ることができ,安全性が確保できる。 (2)巻取物の落下を防止して、巻取物の品質・歩留ま
りを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の断側面図である。
【図2】図2は本発明の断正面図である。
【図3】図3は本発明を装着した一実施例の断面図であ
る。
【符号の説明】
2 ターレットアーム 2A チャック機構 2a ガイド 2b ロッド 2c シリンダ 2d 溝 24 円筒状部材 25 プレート 26 ストッパー 27 エアシリンダー 27A ロッド 28 バネ 29 フックボルト 30 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の巻取軸を備え、該巻取軸をその
    軸心周りに回動させる手段と、上記複数個の巻取軸を支
    承するアームをターレット軸周りに回動駆動させる手段
    を備えた多軸巻取機において、上記巻取軸を支承するア
    ームの内面に円筒状部材を固着し、該円筒状部材の切欠
    部にプレートを固定すると共に該プレートにストッパー
    を傾動可能に配し、該ストッパーを嵌入する溝をチャッ
    キング機構のロッドの外周に形成したことを特徴とする
    巻取軸ロック装置。
JP41617190A 1990-12-28 1990-12-28 巻取軸ロック装置 Expired - Lifetime JP2706852B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41617190A JP2706852B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 巻取軸ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41617190A JP2706852B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 巻取軸ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05201591A true JPH05201591A (ja) 1993-08-10
JP2706852B2 JP2706852B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=18524412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41617190A Expired - Lifetime JP2706852B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 巻取軸ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2706852B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2706852B2 (ja) 1998-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0329429B2 (ja)
CA2084785A1 (en) Take-up device for doubling roll-type reel cutters
JPH0611936U (ja) 工作機械用着脱式主軸旋回制御ユニット
JPH06218807A (ja) インフレーション法で製造したプラスチックチューブフィルム連続材のための扁平・引出し装置
JPH05201591A (ja) 巻取軸ロック装置
CN111232699A (zh) 一种布料包卷定位装置及验布包卷机
JP2560110B2 (ja) 多軸ロータリー式巻取機
US5106281A (en) Apparatus for flattening and removing a plastic tubular film made by a blowmolding process
JPH06335878A (ja) ロボット
TW396221B (en) Apparatus and method for continuously winding an advancing yarn into wound packages
JP2816761B2 (ja) レボルビング型巻取装置
US6401783B1 (en) Two drum turret for tire building
CN214733124U (zh) 一种双工位换卷装置
US3853667A (en) Machine for wrapping continuous cores in tape material
CN114669615B (zh) 一种钢丝拉拔装置
JP2681041B2 (ja) ターレット型ロール保持装置のロール速度制御装置
JPS58184004A (ja) 管延伸装置
JP2501837Y2 (ja) 巻管駆動装置
JPS62171565A (ja) 産業用ロボツトの旋回装置
KR0133672Y1 (ko) 선재용 권취기
JP2753969B2 (ja) 巻取ボビン両持式撚線機
JPS6041295Y2 (ja) ベンデイングロ−ル
JPH0373762A (ja) 可撓性長尺材用巻き取りドラムの回転機
SU1708733A1 (ru) Устройство дл намотки и размотки рулонов
JPH10193556A (ja) グラビア印刷機の版胴交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970909