JPS58184004A - 管延伸装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は３０−ル型の管延伸装置、詳しくは電動機等に
よりフィード角を自由に調整し得るようにした３０−ル
型の管延伸装置に関する。

継目なし鋼管製造用の従来の３本ロール型管延伸装雪は
第１図及び第２図に示すように、３本の圧延ロール（ａ
）の両端に軸箱（ｂ）がそれぞれ取付けられ、−側の各
軸箱（ｂ）は固定ハウジング（ｃｌｌ出出側収納はれ、
圧下シリンダ（ｄ）とそれぞれ接続きれており、又他側
の各軸箱（ｂ）は前記固定ハウジング（ｃ）内入側に自
在に回転し得るよう取付けられた回転ハウジング（ｅ）
内に収納きれ圧下シリンダ（ｄ）とそれぞれ接続されて
いる。入側に取付けられた回転ハウジング（ｅ）を回転
させる場合は、前記固定ハウジング（ｃ）外周に固着さ
れたブラケッｌ−（ｆ）　（ｇ）にそれぞれ取付けられ
た油圧シリンダ（ｈＨｉ）及びウオームジヤツキ（ｊ）
　（ｋ）　Ｋより前記回転ハウジング（ｅ）の圧下シリ
ンダ（ｄ）に固着したブラケット（ｕ）　ｋ押し引きし
て回転し、固定するようにしている。図中、（ｖ）はモ
ータによって回転され各圧下シリンダ（ｄ）の圧下量を
同一にするためのカサ歯車軸、−はストッパを示す。

しかし、前記回転ハウジング（ｅ）の回転操作は第５図
に示すように、まず回転ハウジング（ｅ）の回転方向側
にあるウオームジヤツキ（ωのウオーム（ｒｎ）全回転
させ位置固定されたウォームホイ−ル（ｏ）と螺合する
中空軸（ｑ）を後退させ、次に反回転方向側の油圧シリ
ンダ（ｈ）のピストンロンド（Ｓ）を突出して所望の位
置まで回転ハウジング（ｅ）　を回転させ、しかる後反
回転方向側のウオームシャツ＋（ｊ）ノウオーム（１）
全回転しウオームホイール（ｎ）と螺合する中空軸（ｐ
）を突出せしめて回転ハウジング（ｅ）を固定しなけれ
ばならず、操作が複雛であり、又運転中に回転させるこ
とができず圧延時期に応じて最適のフィード角調整を行
なうことができない。更に回転ハウジング（ｅ）は両側
からウオームジヤツキ（ｊ）　（ｋ）Ｋより固定きれる
が、ラジアル方向の遊びが大きくガタつきの原因ともな
っている。

本発明は上述の従来の３０−ル型管延伸装置の欠点を除
去し、任意のフィード角に容易にセットでき、回転速度
の選択が可能で且つ回転ハウジングのガタ取りが可能な
３．、ロール型の管延伸装置を提供することを目的とし
たものであり、固定ハウジングのすくなくとも管入側に
％圧下装置を備えた回転ハウジングを回転自在に嵌合し
、圧延ローラの軸箱を°収納し得るインナーハウジング
を前記回転ハウジングに回転自在に嵌合し、該インナー
ハウジング端面に駆動自在なリング状歯車を取付け、更
に前記回転ハウジング及び前記固定ハウジングに固定装
置を取付けそれぞれインナーハウジング、回転ハウジン
グを固定し得るようにしたことを特徴とする管延伸装置
にかかるものである。

以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第４図ないし第７図は本発明の一実施例を示すものであ
り、円筒状の７１ウジングをフレーム（２）に固着して
固定ハウジング（１）となし、該固定ハウジング（１）
の孔内管入側には外周上の三箇所に圧下装置（３）ヲ設
けたリング状の回転ハウジング（４）全回転自在に嵌合
し、該回転ノ・クランプ（４）内に三本の圧延ロー５．
　（５）の入側軸箱（６）全収納した入側インナーハウ
ジング（７）全回転自在に嵌合し、前記回転ハウジング
（４）に固着した入側モータ（８）の出力をブレーキ兼
用の軸継手（９）及びカサ歯車機構（至）を介して前記
各圧下装置（３）に送り、前記入側インナーハウジング
（７）内に収納した入側軸箱（６）に取付けた圧延ロー
ラ（５）の圧下量を調節し得るようにすると共に、前記
入側インナーハウジング（７）が回転、ハウジング（４
）及び固定ハウジング（１）の端部よ′う突出する端面
に、外周に歯を有する入側リング状歯車（２）を取付け
である。

他方、前記固定ハウジング（１）の孔内管出側には入側
と同様に三本の圧部ローラ（５）の出側軸箱α３ｔ−収
納した出側インナーノークランプα４を回転自在に嵌合
し、前記固定ノ・クランプ（１）出側外周上の三箇所に
圧下装置（２）を設け、該固定ノ・クランプ（１）の外
周上に固着した出側モータ（ト）の出力をブレーキ兼用
の軸継手αη及びカサ歯車機構（至）を介して前記各圧
下装置（ハ）に送り、前記出側インナーハクラングα→
内に収納した出側軸箱（至）に取付けた圧延ローラ（５
）の圧下量を調節し得るようにすると共に、前記出側イ
ンナーノ・クランプα→が固定ハウジング（１）の出側
端部より突出する端面に、外周に歯を有する出側リング
状歯車０呻を取付けである。

前記フレーム（２）にモータＨｔ−設け、該モータ翰の
出力軸と減速機Ｑメの入力軸を接続し、該減速機ＱＢの
出力軸の管入側端部に前記入側リング状歯車（６）と噛
合するよう歯車＠を取付けると共に前記減速機ａｌ）の
出力軸の管出側端部に前記出側リング状歯車Ｑ呻と噛合
するよう歯車（ホ）を取付け、該出側の出力軸にクラッ
チ０４ヲ設け、前記モータｌＪ？回転させることにより
入側及び出側のインナーノ・クランプ（７）α４を回転
し得るようにしである。

更に、固定ノ・クランプ（１）の外周部入側にシリンダ
（ホ）を所要数取付け、該シリンダ（ホ）のピストンロ
ンドが前記固定ノ１ウジング（１）壁を貫通し該固定ハ
ウジング（１）の軸心に対し直交する方向に摺動するよ
うにし、該ピストンロッドの先端に回転ハウジング（４
）全固定するクランプ（ハ）を設ける。ヌ、前記回転ノ
ークランプ（４）の外周にシリンダ（ホ）を所要数取付
け、該シリンダ（ハ）のピストンロンドが前記回転ノー
クランプ（４）壁を貫通し該回転ハウジング（４）の軸
心に対し直交する方向に摺動するようにし、該ピストン
ロッドの先端に入側インナーハウジング（７）ヲ固定し
得るクランプ＠を設ける。固定ハウジング（１）の外周
部出側にはシリンダ（１）を所要、数取付け、該シリン
ダ（至）のピストンロッドが前記固定ハウジング（１）
壁を貫通し該固定ハウジング（１）の軸心に対し直交す
る方向に摺動するよ・うにし、該ピストンロッドの先端
に出側インナーハウジング０４１ｔ−固定し得るクラン
プ＠を設けである。図中、０１）は軸受、（至）はブレ
ーキ装置、（２）はバランスシリンダを示す。

次に本発明の詳細な説明する。

素管を圧延して継目なし鋼管を製造する際は、予め管出
側のシリンダ（至）のピストンロッド’１出せしめてク
ランプ翰により圧延ローラ（５）の出側軸箱（ｌｌ収納
した出側インナーハウジング０４の回転及びガタつきを
防止し、％：及び、固定ハウジング（１）の管入側に取
付けたシリンダ（ホ）のクランプ＠を解放にし、且つ回
転ハウジング（４）に取付けたシリンダ（ハ）のクラン
プに）により入側インナーハウジング（７）ヲ固°定し
、モータ（ホ）の回転により減速機■ηを介して駆動さ
れる歯車盤により該歯車（イ）と噛合する入側リング状
歯車（２）、入側インナーハウジング（７）及び回転ハ
ウジング（４）が一体となって回転し得るようにしてお
く。このときは、モーターの減速機Ｑυの出方軸に取付
けたクラッチ（ハ）は切っておく。

次に、素管のかみ込み時、圧延時、圧延後管が尻抜けす
るときは管の形状を良好にするため、圧延時期に応じて
モータＨｅ回転させて入側インナーハウジング（７）及
び回転ハウジング（４）を回転しフィード角を適宜調節
する。圧延時は固定ハウジング（１）に取付けたシリン
ダ（イ）のクランプ（ハ）により回転ハウジング（４）
ヲ固定し、回転ハウジング（４）のガタつきを防止する
が、圧延中にフィード角を調節する際はシリンダ（イ）
のピストンロッドを後退ζせてり″：□：ランプ（ハ）
による固定全解除し、フィード角を変更後再び該クラン
プ（ハ）により固定することも可能である。圧延ローラ
（５）の圧下量は、回転ハウジング（４）に固定され、
該回転ハウジング（４）と共に回転するモータ（８）及
びカサ歯車機構ＱＯ及び固定ハウジング（１）の外周上
に固着したモーター（ト）及びカサ歯車機構（至）によ
り調節される。

なお１本発明の管延伸装置は上述の実施例に限定される
ものではなく、モータの駆動源は電気、圧油等の公知の
手段のいずれでもよいこと、固定ハウジング及び回転ハ
ウジングに取付けるシリンダの数はそれぞれ一以上であ
ればいくつでもよいこと、等本発明の要旨を逸脱しない
範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

以上述べたように本発明の管延伸装置によれば、 （１１入側インナーハウジングに入側リング状歯車を取
付け、減速機付モータにより入側リング状歯車、入側イ
ンナーノ１ウジング及び回転ハウジングを一体に回転さ
せるので、任意のフィード角にセットすることができる
。

（ＩＩ）　　モータの回転速度の調節によりインナーノ
・クランプ及び回転ハウジングの回転速度を容易に選択
することができる。

（ＩＩＩ）　　回転ハウジング及び入側インナーハウジ
ングの固定をクランプ付シリンダにより行なうので、回
転ハウジング及び入側インナーハウジングのガタを取る
ことができる。

■　回転ハウジング及び入側インナーハウジングの回転
及び固定を容易に行なうことができるので、管圧延中に
も任意のフィード角に調節することができる。

等の種々の優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の３０−ル型管延伸装置の断面図、第２図
は第１図のｎ−ｎ方向矢視図、第３図は第２図のｍ−■
方向矢視図、第４図は本発明の管延伸装置の断面図、第
５図は第４図の■−■方向矢視図、第６図は第４図のＶ
ｌ−Ｖ１方向矢視図、第７図は第５図の■−■方向矢視
図である。 図中５（１）は固定ハウジング、（３）　ＱＪは圧下装
置。 （４）は回転ハウジング、（７）は入側インナーハウジ
ング、（８）は入側モータ、（９）αηはブレーキ兼用
の軸継手、Ｑｌ（ハ）はカサ歯車機構、＠は入側リング
状歯車、　Ｑ４１は出側インナーハウジング、Ｑｌは出
側りング状歯車、翰はモータ、Ｑ葛は減速機、翰（２）
は歯車、（ハ）＠翰はクランプ、（ホ）（ホ）（至）は
シリンダを示す。　　′ 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社 特許出願人 日本濶管株式會社 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）固定ハウジングのすくなくとも管入側に、圧下装置
   を備えた回転ハウジングを回転自在に嵌合し、圧延ロー
   ラの軸箱を収納し得るインナーハウジングを前記回転ハ
   ウジングに回転自在に嵌合し、該インナーハウジング端
   面に駆動自在なリング状歯車を取付け、更に前記回転ハ
   ウジング及び前記固定ハウジングに固定装置を取付けそ
   れぞれインナーハウジング、回転ハウジングを固定し得
   るようにしたことを特徴とする管延伸装置。