JPH0520152Y2 - - Google Patents

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JPH0520152Y2
JPH0520152Y2 JP1987018157U JP1815787U JPH0520152Y2 JP H0520152 Y2 JPH0520152 Y2 JP H0520152Y2 JP 1987018157 U JP1987018157 U JP 1987018157U JP 1815787 U JP1815787 U JP 1815787U JP H0520152 Y2 JPH0520152 Y2 JP H0520152Y2
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JP
Japan
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hole
water
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、友釣りする場合、おとり鮎や釣り上
げたあゆ生魚を収容し、渓流に泳がせた状態にし
て生かしておくのに用いられる鮎釣用曳舟の後部
通水口に関する。
〔従来の技術〕
一般に上記曳き舟は、魚投入口の外に、流入孔
や、排水孔等を設けて曳航時、内部に適当な水流
を生じせしめて友鮎等を泳がせた状態にて収容で
きるよう形成されていると共に、釣場移動時等
は、曳き舟を立てることで内部に適水量を貯留で
きるよう構成されている。
しかしながら、従来の例えば実公昭47−14452
号公報に開示されている引筒は、流水口の水栓を
嵌着自在に形成して紐で継いだ構成である為、紛
失は防止できるものゝ曳航時や持ち運び時に脱栓
し易かつたり、又実開昭52−33993号公報に開示
されている引舟は、排水孔が本体の中央に設けて
あり、本体内部の水が後部へ抜けない為、曳航
時、本体内部の水の代謝が不完全であり、更に実
開昭53−112592号公報及び実開昭61−66475号公
報及び実開昭63−89771号公報に開示されている
釣用びく及び曳き舟は、代謝水流を調整できない
等夫々に問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記問題点を解消しようとしたもの
で、曳舟本体の後壁に軸受孔と通水孔を設け、該
軸受孔へ軸部を挿通して回転操作可能に取り付け
た回転板の回転操作により上記通水孔を開閉、か
つ調整可能に構成することによつて、曳き舟航時
は、本体内部の代謝水流の調整ができ、釣場移動
時等に曳き舟を立てて持ち運ぶ時は回転板により
通水孔を閉じることで本体内部に適水量を確実に
貯留できるようにした鮎釣用曳舟の後部通水口を
提供しようとするのが、その目的である。
〔問題点を解決する為の手段〕
即ち本考案は、中空の曳き舟本体に少なくとも
魚投入口と、該曳き舟本体の引き方向前部に流入
孔と、側壁に排水孔と、後部に通水孔とを設けて
なる鮎釣用曳き舟において、本体後壁に軸受孔
と、その周辺の一部に上記通水孔を貫通し、回転
操作により上記通水孔を開閉、かつ任意の大きさ
に調整可能なるよう中心から軸部を突設した回転
板に上記通水孔の塞ぎ部と、連通用貫通孔を形成
し、該回転板を本体後壁内面に沿わせて上記軸受
孔に回転自在に軸支し、該軸部の突出端に回転用
摘みを、上記本体後壁との間に圧縮バネを介在し
て固着して構成し、上記問題点を解決したのであ
る。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第3図に示したように、曳き舟
本体1は外郭形状を舟型として上部開口部を頂板
2で閉鎖して内部を魚収納用中空部3に形成させ
てあり、該頂板2の前部には出し入れ口4を、魚
投入口6付き開閉蓋5を螺着して開閉自在に形成
してあり、その魚投入口6には、介在したバネ8
にて閉じ力が付勢させてある閉じ蓋7を枢着させ
てある。
又本体1の前壁1aには複数箇の縦長等の流入
孔9を設けてあると共に、側壁1bには複数箇の
縦長等の排水孔10を設けてあり、曳航時、水を
上記流入孔9から中空部3に導入し、中空部3内
の水は上記排水孔10から本体外部へ排出するよ
う形成させてある。
又、曳き舟は、本体1の後壁1cを下部として
立てた状態で、該本体1内に適量の水を貯留可能
なるよう、上記排水孔10は本体1の前後方向に
おいて、その略中間部ないしはそれよりも前部側
に設けてある。
かくして後部通水口11は次のように構成され
ている。
上記本体1の後壁1cに軸受孔12を貫通する
と共に、該軸受孔12の周辺の一部に通水孔13
を貫通し、該通水孔13を通して中空部3内の水
を本体1の後方外部へ流出可能に形成してある。
上記軸受孔12には、回転板14の中心から突
設した軸部15を挿通して、該回転板14を上記
後壁1cの内面に沿わせて回転自在に軸支させて
あり、該軸部15の上記軸受孔12から後方へ延
出せしめた突出端に回転用摘み16をネジ17止
めにて固着させてあり、又上記回転板14を後壁
1cの内面に水密的に弾接可能にして、かつ当該
回転板14及び摘み16の自然回転を阻止するべ
く上記軸部15に外装した状態で後壁1cと摘み
16との間に圧縮バネ18を介在させてある。
又、上記回転板14は、全回転することにより
上記通水孔13を開閉可能にして、かつ任意の角
度回転することにより該通水孔13,13を任意
の大きさに調整可能に通水孔の塞ぎ部19と、連
通用の貫通孔20を夫々設けて形成されている。
又上記塞ぎ部19にて上記通水孔13を更に水密
的に閉鎖可能ならしめるべく、当該塞ぎ部19の
内面に凹部19aを設けてゴムパツキン19bを
嵌着するようにしてもよい。
又、上記軸部15と摘み16はネジ17止めす
るだけで非回転に一体化できるよう、軸部15の
先端と摘み16に互いに嵌合可能に適合する多角
形部15aと多角形孔16aを設けて相互に嵌合
した後ネジ17止めするようにするとよい。
更に、上記通水孔13と貫通孔20は、図示例
の如く正面略半円形状に夫々対応させて形成して
もよく、又は半径方向に長く複数箇の長孔を放射
状に設けることによつて形成してもよく、この場
合は回転板14の上記長孔間を塞ぎ部19として
形成すればよい。
又、上記通水孔13と貫通孔20とが一致した
連通状態、又は通水孔13が塞ぎ部14で閉鎖さ
れている状態の何れかの状態を外部から判明でき
るよう後壁1cの表面と摘み16の表面等に表示
部21,22を設けておくとよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る鮎釣用曳き舟
の後部通水口11は構成したから、摘み16を持
つて回転板14を全回転し、貫通孔20と通水孔
13を合致させた状態では、本体中空部3の水は
後方へ抜けるので曳航時は、前面の流入孔9から
流入した水は排水孔10及び上記貫通孔20と通
水孔13を通して外部へ排出されることによつて
中空部3内の水の代謝は完全に行なわれると共
に、上記回転板14を任意の角度に回転操作し、
その塞ぎ部19により通水孔13を適宜な大きさ
に調整できるので、例えば、河川の流れに応じて
上記通水孔13を大きく、又は小さくと適当に調
整することで中空部3内部の水流を友鮎等生魚を
泳がせておくのに最適に調整することができ、又
友鮎等を収容した状態で釣場を移動する時等、曳
き舟を立てて持ち運ぶが、この場合は、回転板1
4を全回転し、その塞ぎ部19で通水孔13を閉
じることで、中空部3に適水量を確実に貯留して
持ち運びができ、又、回転板14及び摘み16、
圧縮バネ18は本体1と一体構造に組み込んであ
る為、これら部材を紛失することはなく、かつ回
転板14は圧縮バネ18にて後壁1cの内面に弾
接されているので、特に曳き舟を立てて持ち運ぶ
際、水洩れすることはない等の実用的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鮎釣用曳き舟の後部通水
口の実施例を示す一部縦断側面図、第2図は同実
施例の正面図、第3図は同実施例の分解斜視図で
ある。 1……曳き舟本体、1c……後壁、6……魚投
入口、9……流入孔、10……排水孔、12……
軸受孔、13……通水孔、14……回転板、15
……軸部、16……摘み、18……圧縮バネ、1
9……塞ぎ部、20……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空の曳き舟本体1に少なくとも魚投入口6
    と、該曳き舟本体の引き方向前部に流入孔9と、
    側壁1bに排水孔10と、後部に通水孔13とを
    設けてなる鮎釣用曳き舟において、本体後壁1c
    に軸受孔12と、その周辺の一部に上記通水孔を
    貫通し、回転操作により上記通水孔を開閉、かつ
    任意の大きさに調整可能なるよう中心から軸部1
    5を突設した回転板14に上記通水孔の塞ぎ部1
    9と連通用貫通孔20を形成し、該回転板を上記
    本体後壁内面に沿わせて上記軸受孔に回転自在に
    軸支し、該軸部の突出端に回転用摘み16を上記
    本体後壁との間に圧縮バネ18を介在して固着し
    てなることを特徴とする鮎釣用曳き舟の後部通水
    口。
JP1987018157U 1987-02-09 1987-02-09 Expired - Lifetime JPH0520152Y2 (ja)

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JP1987018157U JPH0520152Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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JP1987018157U JPH0520152Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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Publication Number Publication Date
JPS63124365U JPS63124365U (ja) 1988-08-12
JPH0520152Y2 true JPH0520152Y2 (ja) 1993-05-26

Family

ID=30811575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987018157U Expired - Lifetime JPH0520152Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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JP (1) JPH0520152Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055893Y2 (ja) * 1986-12-02 1993-02-16

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JPS63124365U (ja) 1988-08-12

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