JPH05201417A - 包装装置 - Google Patents
包装装置Info
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- JPH05201417A JPH05201417A JP4007141A JP714192A JPH05201417A JP H05201417 A JPH05201417 A JP H05201417A JP 4007141 A JP4007141 A JP 4007141A JP 714192 A JP714192 A JP 714192A JP H05201417 A JPH05201417 A JP H05201417A
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- packaging
- packaged
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 包装シートが載置された包装台の開孔内に被
包装物を落とし込むと、包装シートが絞られて被包装物
が包まれるように構成し、この後、一対の挟持部材で包
装シートの上側部分を絞り込み、絞り込まれた上側部分
をカッターで切断するように構成した包装装置におい
て、切断されてカッターに付着した包装シートの上側部
分を簡単に除去できるようにする。 【構成】 カッター28に付着した切断後の包装シート
の上側部分1aを吹き飛ばす噴射ノズル17を備えて、
挟持部材14,15をスライド駆動するエアシリンダ
に、挟持部材14,15を開き操作する為の圧搾空気を
供給すると、この圧搾空気が噴射ノズル17にも供給さ
れるようにする。
包装物を落とし込むと、包装シートが絞られて被包装物
が包まれるように構成し、この後、一対の挟持部材で包
装シートの上側部分を絞り込み、絞り込まれた上側部分
をカッターで切断するように構成した包装装置におい
て、切断されてカッターに付着した包装シートの上側部
分を簡単に除去できるようにする。 【構成】 カッター28に付着した切断後の包装シート
の上側部分1aを吹き飛ばす噴射ノズル17を備えて、
挟持部材14,15をスライド駆動するエアシリンダ
に、挟持部材14,15を開き操作する為の圧搾空気を
供給すると、この圧搾空気が噴射ノズル17にも供給さ
れるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、球状の被包装物(例え
ば、レタスやキャベツ等の野菜、又はメロンやリンゴ等
の果物)を、包装シートにて包む農作物用の包装装置に
関する。
ば、レタスやキャベツ等の野菜、又はメロンやリンゴ等
の果物)を、包装シートにて包む農作物用の包装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】前述のような包装装置として、次のよう
なものがある。つまり、包装シート載置用で球状の被包
装物が落ち込む開孔を備えた包装台を備えて、この包装
台に包装シートを置き上方から開孔内に被包装物を落と
し込ませる。これにより、開孔の外縁にて包装シートが
絞られ、被包装物が包装シートに包まれながら下側の支
持台に支持される。この次に、支持台の横外方に位置す
る一対の挟持部材が支持台側に進行してきて、支持台上
の被包装物における包装シートの上側部分が一対の挟持
部材により挟み込まれ絞り込まれて、支持台上の被包装
物が包装シートに包まれる。次に、支持台の横外方に位
置するカッターが挟持部材の上面に沿って進行してき
て、包装シートの余分な上側部分が切り取られ、包装シ
ートが熱溶着や粘着テープにより留められる。以上のよ
うな被包装物の落とし込みから包装シートの留めまで
が、この包装装置の一回の包装工程であり、この包装工
程が繰り返されていくのである。
なものがある。つまり、包装シート載置用で球状の被包
装物が落ち込む開孔を備えた包装台を備えて、この包装
台に包装シートを置き上方から開孔内に被包装物を落と
し込ませる。これにより、開孔の外縁にて包装シートが
絞られ、被包装物が包装シートに包まれながら下側の支
持台に支持される。この次に、支持台の横外方に位置す
る一対の挟持部材が支持台側に進行してきて、支持台上
の被包装物における包装シートの上側部分が一対の挟持
部材により挟み込まれ絞り込まれて、支持台上の被包装
物が包装シートに包まれる。次に、支持台の横外方に位
置するカッターが挟持部材の上面に沿って進行してき
て、包装シートの余分な上側部分が切り取られ、包装シ
ートが熱溶着や粘着テープにより留められる。以上のよ
うな被包装物の落とし込みから包装シートの留めまで
が、この包装装置の一回の包装工程であり、この包装工
程が繰り返されていくのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、挟持部材が
包装シートを絞り込んでから、カッターが挟持部材の上
面に沿って進行して、包装シートの上側部分を押すよう
にして切り取る。これにより、切り取られた包装シート
の上側部分はカッターに乗せられて運び出され、カッタ
ーが挟持部材の上面を通過して停止した時に、包装シー
トの上側部分がカッターから落ちるような状態となる。
しかしながら、カッターにより押すようにして包装シー
トの上側部分を切り取る為に、切り取られた包装シート
の上側部分がカッターに食い込むような状態となる場合
がある。このような状態になると、カッターが挟持部材
の上面を通過して停止した時に、包装シートの上側部分
がカッターからうまく落ちずカッターに付着したままに
なる。従って、カッターに包装シートの上側部分が付着
したままであると、この次の包装工程において、カッタ
ーによる包装シートの上側部分の切り取りがうまく行え
ないことになる。本発明は、カッターにより包装シート
の上側部分を切り取る際に、切り取られた包装シートの
上側部分がカッターに付着したままになるような切断不
良を防止することを目的としている。
包装シートを絞り込んでから、カッターが挟持部材の上
面に沿って進行して、包装シートの上側部分を押すよう
にして切り取る。これにより、切り取られた包装シート
の上側部分はカッターに乗せられて運び出され、カッタ
ーが挟持部材の上面を通過して停止した時に、包装シー
トの上側部分がカッターから落ちるような状態となる。
しかしながら、カッターにより押すようにして包装シー
トの上側部分を切り取る為に、切り取られた包装シート
の上側部分がカッターに食い込むような状態となる場合
がある。このような状態になると、カッターが挟持部材
の上面を通過して停止した時に、包装シートの上側部分
がカッターからうまく落ちずカッターに付着したままに
なる。従って、カッターに包装シートの上側部分が付着
したままであると、この次の包装工程において、カッタ
ーによる包装シートの上側部分の切り取りがうまく行え
ないことになる。本発明は、カッターにより包装シート
の上側部分を切り取る際に、切り取られた包装シートの
上側部分がカッターに付着したままになるような切断不
良を防止することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな包装装置において、次のように構成することにあ
る。つまり、包装シート載置用で球状の被包装物が落ち
込む開孔を備えた包装台を備えて、上方から開孔内に被
包装物を落とし込むとこの開孔の外縁にて包装シートが
絞られて被包装物が包装シートに包まれるように構成
し、包装シートに包まれながら開孔内に落ち込んだ被包
装物を下側から支持する支持台と、支持台の両横側に対
向して配置された一対の挟持部材を、ガイド部材に沿っ
て支持台に近接する位置と支持台から横外方に離れる位
置とに亘りスライド駆動するエアシリンダと、挟持部材
の上面に沿って横側から進行して包装シートの上側部分
を切り取るカッターとを備えて、支持台上の被包装物に
おける包装シートの上側部分を、一対の挟持部材により
横方向から絞り込んで支持台上の被包装物を包装シート
に包み込み、カッターにより包装シートの余分な上側部
分を切り取るように構成すると共に、カッターに付着し
た切断後の包装シートの上側部分を吹き飛ばす噴射ノズ
ルを備え、エアシリンダへの圧搾空気の供給路から別の
供給路を分岐させ噴射ノズルに接続して、エアシリンダ
に一対の挟持部材を開き側にスライドさせる為の圧搾空
気を供給すると、この圧搾空気が噴射ノズルにも供給さ
れるように構成してある。
うな包装装置において、次のように構成することにあ
る。つまり、包装シート載置用で球状の被包装物が落ち
込む開孔を備えた包装台を備えて、上方から開孔内に被
包装物を落とし込むとこの開孔の外縁にて包装シートが
絞られて被包装物が包装シートに包まれるように構成
し、包装シートに包まれながら開孔内に落ち込んだ被包
装物を下側から支持する支持台と、支持台の両横側に対
向して配置された一対の挟持部材を、ガイド部材に沿っ
て支持台に近接する位置と支持台から横外方に離れる位
置とに亘りスライド駆動するエアシリンダと、挟持部材
の上面に沿って横側から進行して包装シートの上側部分
を切り取るカッターとを備えて、支持台上の被包装物に
おける包装シートの上側部分を、一対の挟持部材により
横方向から絞り込んで支持台上の被包装物を包装シート
に包み込み、カッターにより包装シートの余分な上側部
分を切り取るように構成すると共に、カッターに付着し
た切断後の包装シートの上側部分を吹き飛ばす噴射ノズ
ルを備え、エアシリンダへの圧搾空気の供給路から別の
供給路を分岐させ噴射ノズルに接続して、エアシリンダ
に一対の挟持部材を開き側にスライドさせる為の圧搾空
気を供給すると、この圧搾空気が噴射ノズルにも供給さ
れるように構成してある。
【0005】
【作用】前述のように構成すると例えば図3及び図8
(イ)に示すように、包装シート1の絞り込みが終了す
ると、カッター28が挟持部材14,15上を進行して
きて、包装シート1の上側部分1aを切り取る。この次
に、エアシリンダ8が作動して一対の挟持部材14,1
5が開き操作されると、噴射ノズル17から圧搾空気が
噴射されて、カッター28に付着している包装シート1
の上側部分1aが吹き飛ばされる。この場合、挟持部材
の開き操作用の圧搾空気をエアシリンダに供給すると、
この圧搾空気が分岐して噴射ノズルにも供給される。こ
れにより、エアシリンダと噴射ノズルの圧搾空気の供給
源(空気ポンプ等)を共通のものに構成することができ
るので、噴射ノズル専用の圧搾空気の供給源を設ける必
要がなくなる。
(イ)に示すように、包装シート1の絞り込みが終了す
ると、カッター28が挟持部材14,15上を進行して
きて、包装シート1の上側部分1aを切り取る。この次
に、エアシリンダ8が作動して一対の挟持部材14,1
5が開き操作されると、噴射ノズル17から圧搾空気が
噴射されて、カッター28に付着している包装シート1
の上側部分1aが吹き飛ばされる。この場合、挟持部材
の開き操作用の圧搾空気をエアシリンダに供給すると、
この圧搾空気が分岐して噴射ノズルにも供給される。こ
れにより、エアシリンダと噴射ノズルの圧搾空気の供給
源(空気ポンプ等)を共通のものに構成することができ
るので、噴射ノズル専用の圧搾空気の供給源を設ける必
要がなくなる。
【0006】噴射ノズルから圧搾空気を噴射する時期と
して、カッターが包装シートの上側部分を切り取ってい
る最中に噴射することも考えられるが、これでは包装シ
ートの上側部分が完全に切り取られていない状態で圧搾
空気が噴射される場合があるので、包装シートの上側部
分が吹き飛ばされない場合がある。しかし、本発明では
挟持部材が開き操作される際、つまり、カッターが挟持
部材の上面を通過して、カッターにより包装シートの上
側部分が完全に切り取られた状態で圧搾空気の噴射が行
われるので、確実に包装シートの上側部分がカッターか
ら吹き飛ばされる。
して、カッターが包装シートの上側部分を切り取ってい
る最中に噴射することも考えられるが、これでは包装シ
ートの上側部分が完全に切り取られていない状態で圧搾
空気が噴射される場合があるので、包装シートの上側部
分が吹き飛ばされない場合がある。しかし、本発明では
挟持部材が開き操作される際、つまり、カッターが挟持
部材の上面を通過して、カッターにより包装シートの上
側部分が完全に切り取られた状態で圧搾空気の噴射が行
われるので、確実に包装シートの上側部分がカッターか
ら吹き飛ばされる。
【0007】
【発明の効果】以上のように、包装シートの上側部分を
吹き飛ばす噴射ノズルを設けることによって、切り取ら
れた包装シートの上側部分が付着したままで次の切り取
りを行うようなことがなくなり、カッターによる切断不
良を未然に防止することができた。これにより、包装装
置の全体の作業能率を向上させることができた。又、噴
射ノズル専用の圧搾空気の供給源が不要になるので、構
造の簡素化が図れると共に、包装シートの上側部分が完
全に切り取られてから圧搾空気の噴射が行われるので、
包装シートの上側部分の吹き飛ばしが確実に行え、カッ
ターの切断不良防止をさらに確実なものにすることがで
きる。
吹き飛ばす噴射ノズルを設けることによって、切り取ら
れた包装シートの上側部分が付着したままで次の切り取
りを行うようなことがなくなり、カッターによる切断不
良を未然に防止することができた。これにより、包装装
置の全体の作業能率を向上させることができた。又、噴
射ノズル専用の圧搾空気の供給源が不要になるので、構
造の簡素化が図れると共に、包装シートの上側部分が完
全に切り取られてから圧搾空気の噴射が行われるので、
包装シートの上側部分の吹き飛ばしが確実に行え、カッ
ターの切断不良防止をさらに確実なものにすることがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図7(イ)に示すように前回の包装の終了後に、
所定長さに切断された1枚の包装シート1が包装台2に
載置される。そして、被包装物Aを包装台2の開孔2a
内に落とし込ませると、被包装物Aが包装シート1に包
まれながら下方の支持台3内に落ちる。この状態で起動
スイッチ(図示せず)を作業者が押し操作すると、図7
(ロ)に示すように支持台3が下降操作されて、開孔2
aの外縁で包装シート1が絞られていく。この場合、ゴ
ム板状の複数の補助絞り部材11が開孔2aの下側に被
包装物Aを取り囲むように設けられており、この補助絞
り部材11により包装シート1がさらに良く絞られるよ
うに構成している。
する。図7(イ)に示すように前回の包装の終了後に、
所定長さに切断された1枚の包装シート1が包装台2に
載置される。そして、被包装物Aを包装台2の開孔2a
内に落とし込ませると、被包装物Aが包装シート1に包
まれながら下方の支持台3内に落ちる。この状態で起動
スイッチ(図示せず)を作業者が押し操作すると、図7
(ロ)に示すように支持台3が下降操作されて、開孔2
aの外縁で包装シート1が絞られていく。この場合、ゴ
ム板状の複数の補助絞り部材11が開孔2aの下側に被
包装物Aを取り囲むように設けられており、この補助絞
り部材11により包装シート1がさらに良く絞られるよ
うに構成している。
【0009】次に、包装台2の下側に配置されている一
対の板状の挟持部材14,15が、図7(ハ)及び図8
(イ)に示すように包装シート1側に進行してきて、包
装シート1の上側部分1aを小さく絞り込む。これによ
り、被包装物Aが包装シート1に略完全に包まれる。こ
の後、図8(イ)に示すように一対の円盤カッター28
(カッターに相当)が挟持部材14,15の上面に沿っ
て進行してきて、包装シート1の上側部分1aが切り取
られる。
対の板状の挟持部材14,15が、図7(ハ)及び図8
(イ)に示すように包装シート1側に進行してきて、包
装シート1の上側部分1aを小さく絞り込む。これによ
り、被包装物Aが包装シート1に略完全に包まれる。こ
の後、図8(イ)に示すように一対の円盤カッター28
(カッターに相当)が挟持部材14,15の上面に沿っ
て進行してきて、包装シート1の上側部分1aが切り取
られる。
【0010】次に、図8(ロ)に示すように所定長さに
切断された粘着テープ4が、包装シート1の上端及び挟
持部材14,15の端部に亘って置かれ、図8(ハ)に
示すようにスポンジ部材47により粘着テープ4が上側
から押圧される。そして、スポンジ47により粘着テー
プ4を押圧した状態で、図9(イ)に示すように一対の
挟持部材14,15が開き操作され、再びスポンジ部材
47が被包装物A側に押圧操作されて、粘着テープ4が
確実に包装シート1に密着するようにする。
切断された粘着テープ4が、包装シート1の上端及び挟
持部材14,15の端部に亘って置かれ、図8(ハ)に
示すようにスポンジ部材47により粘着テープ4が上側
から押圧される。そして、スポンジ47により粘着テー
プ4を押圧した状態で、図9(イ)に示すように一対の
挟持部材14,15が開き操作され、再びスポンジ部材
47が被包装物A側に押圧操作されて、粘着テープ4が
確実に包装シート1に密着するようにする。
【0011】このようにして一回の包装が終了するので
あり、この後に図9(ロ)に示すように支持台3が横倒
れ姿勢に切換操作されて、支持台3の被包装物Aがすべ
り台55に放出されて回収される。以上のようにして包
装の終了した被包装物Aの状態を、図9(ハ)に示す。
あり、この後に図9(ロ)に示すように支持台3が横倒
れ姿勢に切換操作されて、支持台3の被包装物Aがすべ
り台55に放出されて回収される。以上のようにして包
装の終了した被包装物Aの状態を、図9(ハ)に示す。
【0012】次に、挟持部材14,15のスライド駆動
構造について説明する。図1及び図4に示すように、開
孔2aの両側における包装台2の下側において丸棒状の
第1ガイドレール5(ガイド部材に相当)と、板状の第
2ガイドレール6(ガイド部材に相当)が設けられてい
る。そして、挟持部材14,15の一端にボス部14
a,15aが固定され、このボス部14a,15aが第
1ガイドレール5にスライド自在に外嵌されると共に、
挟持部材14,15の反対側の横辺部14b,15bが
第2ガイドレール6に乗せ付けられ、第2ガイドレール
6の下側に折り曲げられている。
構造について説明する。図1及び図4に示すように、開
孔2aの両側における包装台2の下側において丸棒状の
第1ガイドレール5(ガイド部材に相当)と、板状の第
2ガイドレール6(ガイド部材に相当)が設けられてい
る。そして、挟持部材14,15の一端にボス部14
a,15aが固定され、このボス部14a,15aが第
1ガイドレール5にスライド自在に外嵌されると共に、
挟持部材14,15の反対側の横辺部14b,15bが
第2ガイドレール6に乗せ付けられ、第2ガイドレール
6の下側に折り曲げられている。
【0013】一方の挟持部材14のボス部14aにブラ
ケット7が固定されており、このブラケット7に複動型
のエアシリンダ8が連結されている。そして、固定部の
上下向きの軸芯P1周りに天秤アーム9が揺動自在に支
持されており、天秤アーム9の一端のローラー9aがブ
ラケット7の凹部に挿入されている。そして、天秤アー
ム9の他端と他方の挟持部材15のボス部15aとに亘
り、連係ロッド10が架設連結されている。
ケット7が固定されており、このブラケット7に複動型
のエアシリンダ8が連結されている。そして、固定部の
上下向きの軸芯P1周りに天秤アーム9が揺動自在に支
持されており、天秤アーム9の一端のローラー9aがブ
ラケット7の凹部に挿入されている。そして、天秤アー
ム9の他端と他方の挟持部材15のボス部15aとに亘
り、連係ロッド10が架設連結されている。
【0014】以上の構造により、図2(イ)(ロ)に示
すように伸長状態にあるエアシリンダ8を収縮側に操作
していくと、紙面右側の挟持部材14が紙面左方にスラ
イド操作されていくと共に、この動作に連動して天秤ア
ーム9が紙面時計方向に揺動する。これにより、連係ロ
ッド10が紙面右方に引き操作されて、他方の挟持部材
15が紙面右方にスライド操作されていく。そして、図
3に示すように、一対の挟持部材14,15により包装
シート1の上側部分1aを絞り込む。
すように伸長状態にあるエアシリンダ8を収縮側に操作
していくと、紙面右側の挟持部材14が紙面左方にスラ
イド操作されていくと共に、この動作に連動して天秤ア
ーム9が紙面時計方向に揺動する。これにより、連係ロ
ッド10が紙面右方に引き操作されて、他方の挟持部材
15が紙面右方にスライド操作されていく。そして、図
3に示すように、一対の挟持部材14,15により包装
シート1の上側部分1aを絞り込む。
【0015】一対の挟持部材14,15の下側に、この
挟持部材14,15のスライド方向に直交する方向に揺
動する一対の補助挟持部材12を備えており、次にこの
補助挟持部材12について説明する。図2(イ)及び図
4に示すように、挟持部材14,15の下側において固
定部の縦軸芯P2周りに、一対の補助挟持部材12が揺
動自在に支持されている。補助挟持部材12にはヘ字状
の長孔12aが設けられており、挟持部材14の裏面に
設けられた一対のローラー14cが長孔12aに挿入さ
れ、補助挟持部材12が下向きにならないように支持す
るガイド板13が設けられている。
挟持部材14,15のスライド方向に直交する方向に揺
動する一対の補助挟持部材12を備えており、次にこの
補助挟持部材12について説明する。図2(イ)及び図
4に示すように、挟持部材14,15の下側において固
定部の縦軸芯P2周りに、一対の補助挟持部材12が揺
動自在に支持されている。補助挟持部材12にはヘ字状
の長孔12aが設けられており、挟持部材14の裏面に
設けられた一対のローラー14cが長孔12aに挿入さ
れ、補助挟持部材12が下向きにならないように支持す
るガイド板13が設けられている。
【0016】この構造により、図2(イ)に示す状態か
らエアシリンダ8が収縮し始めて、一対の挟持部材1
4,15が互いに近付き始めると、開いていた一対の補
助挟持部材12もローラー14cの進行に連動して、互
いに近付き始める。この場合、挟持部材14,15より
も補助挟持部材12の方が早く近付き始めるように、長
孔12aの形状及びローラー14cの位置が設定されて
いる。
らエアシリンダ8が収縮し始めて、一対の挟持部材1
4,15が互いに近付き始めると、開いていた一対の補
助挟持部材12もローラー14cの進行に連動して、互
いに近付き始める。この場合、挟持部材14,15より
も補助挟持部材12の方が早く近付き始めるように、長
孔12aの形状及びローラー14cの位置が設定されて
いる。
【0017】これにより、図2(ロ)及び図3に示すよ
うに、挟持部材14,15が重なり始める部分Bよりも
補助挟持部材12の内辺部が中央側に位置するように、
つまり、補助挟持部材12の内側で包装シート1の上側
部分1aが中央側に寄せられて、挟持部材14,15が
重なり始める部分Bに、包装シート1の上側部分1aが
触れてこの部分Bにて、挟持部材14,15の間に包装
シート1が巻き込まれないようにしている。
うに、挟持部材14,15が重なり始める部分Bよりも
補助挟持部材12の内辺部が中央側に位置するように、
つまり、補助挟持部材12の内側で包装シート1の上側
部分1aが中央側に寄せられて、挟持部材14,15が
重なり始める部分Bに、包装シート1の上側部分1aが
触れてこの部分Bにて、挟持部材14,15の間に包装
シート1が巻き込まれないようにしている。
【0018】図2(ロ)から図3に示すように、補助挟
持部材12における長孔12aの平行部分12bにロー
ラー14cが達すると、挟持部材14がこれ以上紙面左
方にスライドしても、補助挟持部材12は揺動操作され
ず図2(ロ)の状態を維持する。そして、エアシリンダ
8がさらに収縮すると、図3に示すように挟持部材1
4,15がさらに閉じて包装シート1の上側部分1a
が、略完全に絞り込まれるのである。この場合において
も図3に示すように、挟持部材14,15が重なり始め
る部分Bは包装シート1の上側部分1aにまでは達しな
い。
持部材12における長孔12aの平行部分12bにロー
ラー14cが達すると、挟持部材14がこれ以上紙面左
方にスライドしても、補助挟持部材12は揺動操作され
ず図2(ロ)の状態を維持する。そして、エアシリンダ
8がさらに収縮すると、図3に示すように挟持部材1
4,15がさらに閉じて包装シート1の上側部分1a
が、略完全に絞り込まれるのである。この場合において
も図3に示すように、挟持部材14,15が重なり始め
る部分Bは包装シート1の上側部分1aにまでは達しな
い。
【0019】以上のようにして包装シート1の絞り込み
が終了すると、図8(イ)に示すように、一対の円盤カ
ッター28が挟持部材14,15上を進行してきて、包
装シート1の上側部分1aを切り取り、図5に示す位置
で円盤カッター28が停止する。この次に収縮状態にあ
るエアシリンダ8(図3参照)が伸長操作されて、図2
(イ)及び図9(イ)に示すように、一対の挟持部材1
4,15が開き操作される。
が終了すると、図8(イ)に示すように、一対の円盤カ
ッター28が挟持部材14,15上を進行してきて、包
装シート1の上側部分1aを切り取り、図5に示す位置
で円盤カッター28が停止する。この次に収縮状態にあ
るエアシリンダ8(図3参照)が伸長操作されて、図2
(イ)及び図9(イ)に示すように、一対の挟持部材1
4,15が開き操作される。
【0020】この場合、図5に示すように、円盤カッタ
ー28を支持するフレーム16に噴射ノズル17が設け
られている。そして、図6に示すように空気ポンプ18
からの圧搾空気の供給方向を切換操作する切換弁19
と、エアシリンダ8との間において、エアシリンダ8を
伸長側に操作(挟持部材14,15の開き側)する為の
供給路20から別の供給路21を並列的の分岐させ、こ
の供給路21を噴射ノズル17に接続している。
ー28を支持するフレーム16に噴射ノズル17が設け
られている。そして、図6に示すように空気ポンプ18
からの圧搾空気の供給方向を切換操作する切換弁19
と、エアシリンダ8との間において、エアシリンダ8を
伸長側に操作(挟持部材14,15の開き側)する為の
供給路20から別の供給路21を並列的の分岐させ、こ
の供給路21を噴射ノズル17に接続している。
【0021】以上の構造により、図5に示すように円盤
カッター28が包装シート1の上側部分1aを切り取る
と、切り取られた上側部分1aが円盤カッター28に付
着したままの場合が多くある。そして、円盤カッター2
8が停止した後において、供給路20に圧搾空気が供給
されてエアシリンダ8が伸長し挟持部材14,15が開
き操作されると、供給路20の圧搾空気が供給路21を
介して噴射ノズル17にも供給される。これにより、噴
射ノズル17から圧搾空気が噴射されて、円盤カッター
28に付着している包装シート1の上側部分1aが吹き
飛ばされるのである。
カッター28が包装シート1の上側部分1aを切り取る
と、切り取られた上側部分1aが円盤カッター28に付
着したままの場合が多くある。そして、円盤カッター2
8が停止した後において、供給路20に圧搾空気が供給
されてエアシリンダ8が伸長し挟持部材14,15が開
き操作されると、供給路20の圧搾空気が供給路21を
介して噴射ノズル17にも供給される。これにより、噴
射ノズル17から圧搾空気が噴射されて、円盤カッター
28に付着している包装シート1の上側部分1aが吹き
飛ばされるのである。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】一対の挟持部材及びそのスライド駆動構造を示
す斜視図
す斜視図
【図2】エアシリンダにより一対の挟持部材が中央の支
持台側にスライド駆動される前後の状態を示す平面図
持台側にスライド駆動される前後の状態を示す平面図
【図3】エアシリンダにより一対の挟持部材がそのスト
ロークエンドまで支持台側にスライド駆動された状態を
示す平面図
ロークエンドまで支持台側にスライド駆動された状態を
示す平面図
【図4】一対の挟持部材及びそのスライド駆動構造を示
す縦断正面図
す縦断正面図
【図5】円盤カッターによる包装シートの上側部分の切
断後において、一対の挟持部材が開き操作され、円盤カ
ッターに付着した包装シートの上側部分が噴射ノズルに
より吹き飛ばされた状態を示す斜視図
断後において、一対の挟持部材が開き操作され、円盤カ
ッターに付着した包装シートの上側部分が噴射ノズルに
より吹き飛ばされた状態を示す斜視図
【図6】一対の挟持部材用のエアシリンダ及び噴射ノズ
ルの回路図
ルの回路図
【図7】被包装物の開孔への落とし込みから挟持部材に
よる包装シートの絞り込みまでの包装の流れを示す斜視
図
よる包装シートの絞り込みまでの包装の流れを示す斜視
図
【図8】包装シートの上側部分の切り取りからスポンジ
部材による粘着テープの押圧までの包装の流れを示す斜
視図
部材による粘着テープの押圧までの包装の流れを示す斜
視図
【図9】挟持部材の開き操作から被包装物の放出までの
包装の流れ及び包装の終了した状態を示す斜視図
包装の流れ及び包装の終了した状態を示す斜視図
1 包装シート 1a 包装シートの上側部分 2 包装台 2a 包装台の開孔 3 支持台 5,6 ガイド部材 8 エアシリンダ 14,15 挟持部材 17 噴射ノズル 20,21 圧搾空気の供給路 28 カッター A 被包装物
Claims (1)
- 【請求項1】 包装シート(1)載置用で球状の被包装
物(A)が落ち込む開孔(2a)を備えた包装台(2)
を備えて、上方から前記開孔(2a)内に被包装物
(A)を落とし込むとこの開孔(2a)の外縁にて包装
シート(1)が絞られて被包装物(A)が包装シート
(1)に包まれるように構成し、包装シート(1)に包
まれながら前記開孔(2a)内に落ち込んだ被包装物
(A)を下側から支持する支持台(3)と、前記支持台
(3)の両横側に対向して配置された一対の挟持部材
(14),(15)を、ガイド部材(5),(6)に沿
って前記支持台(3)に近接する位置と支持台(3)か
ら横外方に離れる位置とに亘りスライド駆動するエアシ
リンダ(8)と、前記挟持部材(14),(15)の上
面に沿って横側から進行して前記包装シート(1)の上
側部分(1a)を切り取るカッター(28)とを備え
て、前記支持台(3)上の被包装物(A)における包装
シート(1)の上側部分(1a)を、前記一対の挟持部
材(14),(15)により横方向から絞り込んで支持
台(3)上の被包装物(A)を包装シート(1)に包み
込み、前記カッター(28)により包装シート(1)の
余分な前記上側部分(1a)を切り取るように構成する
と共に、前記カッター(28)に付着した切断後の包装
シート(1)の上側部分(1a)を吹き飛ばす噴射ノズ
ル(17)を備え、前記エアシリンダ(8)への圧搾空
気の供給路(20)から別の供給路(21)を分岐させ
前記噴射ノズル(17)に接続して、前記エアシリンダ
(8)に一対の挟持部材(14),(15)を開き側に
スライドさせる為の圧搾空気を供給すると、この圧搾空
気が前記噴射ノズル(17)にも供給されるように構成
してある包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4007141A JP2721065B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4007141A JP2721065B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201417A true JPH05201417A (ja) | 1993-08-10 |
JP2721065B2 JP2721065B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=11657801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4007141A Expired - Fee Related JP2721065B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2721065B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01135575A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-29 | Kurata:Kk | パイプのクリーニング装置 |
JPH01281840A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-11-13 | Nissei Plastics Ind Co | 切り粉除去装置 |
JPH0249890A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Ohbayashi Corp | トンネル掘削工法における粉塵防止方法 |
JPH03133710A (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-06 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 野菜包装装置 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP4007141A patent/JP2721065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01135575A (ja) * | 1987-11-19 | 1989-05-29 | Kurata:Kk | パイプのクリーニング装置 |
JPH01281840A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-11-13 | Nissei Plastics Ind Co | 切り粉除去装置 |
JPH0249890A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Ohbayashi Corp | トンネル掘削工法における粉塵防止方法 |
JPH03133710A (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-06 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 野菜包装装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2721065B2 (ja) | 1998-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |