JPH05201327A - 2段式ブレーキ弁 - Google Patents
2段式ブレーキ弁Info
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- JPH05201327A JPH05201327A JP4258438A JP25843892A JPH05201327A JP H05201327 A JPH05201327 A JP H05201327A JP 4258438 A JP4258438 A JP 4258438A JP 25843892 A JP25843892 A JP 25843892A JP H05201327 A JPH05201327 A JP H05201327A
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- pressure
- stage
- control valve
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/224—Master control, e.g. master cylinders with pressure-varying means, e.g. with two stage operation provided by use of different piston diameters including continuous variation from one diameter to another
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/26—Reservoirs
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に、移行位相の間、所望の作動力を小さく
維持することが出来、作動圧力の急激な変化を回避する
ことの出来る2段式ブレーキ弁を提供すること。 【構成】 2段式ブレーキ制御弁は大径部分と小径部分
とを備えている。第1の段84がブレーキを充填する作
用を果たす。次に、移行位相の後、専ら、第2の段86
を使用して作動圧力を供給する。第1の段84の圧力チ
ャンバとリザーバ62との間に逆止弁50が設けられ
る。第1の段84の圧力チャンバの圧力が所定の値以上
になったときに逆止弁50が開放する。弁の作動力を最
小にしかつ移行位相の間の作動圧力の急激な増大を回避
するため、逆止弁50の閉塞力は弁の作動圧力の関数と
して制御される。弁の作動圧力は弁スプール18に作用
し、作動圧力の増大に伴ない閉塞力が低下するような方
法で逆止弁50の閉塞力に影響を及ぼす。
維持することが出来、作動圧力の急激な変化を回避する
ことの出来る2段式ブレーキ弁を提供すること。 【構成】 2段式ブレーキ制御弁は大径部分と小径部分
とを備えている。第1の段84がブレーキを充填する作
用を果たす。次に、移行位相の後、専ら、第2の段86
を使用して作動圧力を供給する。第1の段84の圧力チ
ャンバとリザーバ62との間に逆止弁50が設けられ
る。第1の段84の圧力チャンバの圧力が所定の値以上
になったときに逆止弁50が開放する。弁の作動力を最
小にしかつ移行位相の間の作動圧力の急激な増大を回避
するため、逆止弁50の閉塞力は弁の作動圧力の関数と
して制御される。弁の作動圧力は弁スプール18に作用
し、作動圧力の増大に伴ない閉塞力が低下するような方
法で逆止弁50の閉塞力に影響を及ぼす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2段式弁、特に、ブレ
ーキ弁に関する。
ーキ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】最初に、ブレーキ装置の構成要素を充填
するのに使用される大きい有効面積を有する第1の段
と、移行位相の後に作動圧力を発生させるのに連続的に
使用されるより小さい有効面積を有する第2の段とを備
える、2段式ブレーキ弁を提供することは公知である。
又、かかる2段式ブレーキ弁には、第1の段の圧力チャ
ンバとリザーバとの間に配置され、第1の段の圧力チャ
ンバに所定のブレーキ圧力が存在するときに開放する逆
止弁を設けることも公知である。
するのに使用される大きい有効面積を有する第1の段
と、移行位相の後に作動圧力を発生させるのに連続的に
使用されるより小さい有効面積を有する第2の段とを備
える、2段式ブレーキ弁を提供することは公知である。
又、かかる2段式ブレーキ弁には、第1の段の圧力チャ
ンバとリザーバとの間に配置され、第1の段の圧力チャ
ンバに所定のブレーキ圧力が存在するときに開放する逆
止弁を設けることも公知である。
【0003】上記型式の2段式ブレーキ弁は、大きい有
効面積を有する充填ピストンを備えるものがドイツ国特
許第1,680,211号から公知である。該充填ピストンは、
摺動しかつ弁ハウジングの穴内に密封され、ピストンロ
ッドにより該穴内を動くことが出来る。このピストンロ
ッドは、操作者がブレーキペダル及び関係する連結機構
を介して作動させることが出来る。該充填ピストンは、
第1の圧力チャンバ内の流体を加圧する。該充填ピスト
ンは、その端面に開放する軸穴を有し、該軸穴は、弁体
に固定されるが、軸穴内を動くことが出来る中空スリー
ブを受け入れる。充填ピストンの軸穴は、有効面積がよ
り小さい第2の圧力チャンバを形成する。該中空スリー
ブには、中央穴が形成されており、第2の圧力チャンバ
は、該中央穴を通じてブレーキラインに接続される。第
1の圧力チャンバは、逆止弁を有する戻りラインを通じ
てリザーバに接続される。該逆止弁は、第1の圧力チャ
ンバ内の所定の圧力を上廻ったときに開放する。
効面積を有する充填ピストンを備えるものがドイツ国特
許第1,680,211号から公知である。該充填ピストンは、
摺動しかつ弁ハウジングの穴内に密封され、ピストンロ
ッドにより該穴内を動くことが出来る。このピストンロ
ッドは、操作者がブレーキペダル及び関係する連結機構
を介して作動させることが出来る。該充填ピストンは、
第1の圧力チャンバ内の流体を加圧する。該充填ピスト
ンは、その端面に開放する軸穴を有し、該軸穴は、弁体
に固定されるが、軸穴内を動くことが出来る中空スリー
ブを受け入れる。充填ピストンの軸穴は、有効面積がよ
り小さい第2の圧力チャンバを形成する。該中空スリー
ブには、中央穴が形成されており、第2の圧力チャンバ
は、該中央穴を通じてブレーキラインに接続される。第
1の圧力チャンバは、逆止弁を有する戻りラインを通じ
てリザーバに接続される。該逆止弁は、第1の圧力チャ
ンバ内の所定の圧力を上廻ったときに開放する。
【0004】第2の圧力チャンバと第1の圧力チャンバ
との間には、弁機構が配置されており、該弁機構は、最
初は圧力チャンバ間の流体の交換を許容し、次に、圧力
チャンバ間の所定の圧力差を上廻ったときに始めて圧力
チャンバを相互に密封する。充填ピストンの最初の動作
位相の間、第1の圧力チャンバ内の圧力が逆止弁が開放
する値に増大するまで、ブレーキのブレーキチャンバは
充填される。充填ピストンを更に作動させると、第2の
圧力チャンバ内の圧力は更に増大して圧力チャンバ間の
弁機構が閉じ、この結果、圧縮位相のときは専ら軸の小
さい有効面積が使用されて作動圧力が発生せしめられ、
比較的小さい作動力で高圧のブレーキ圧力を付与するこ
とが可能となる。しかし、圧縮位相の間は、第1の圧力
チャンバ内には、逆止弁の開放圧力に対応する連続的な
圧力が存在する。故に、操作者は、第1の圧力チャンバ
内の開放圧力に対応する作動圧力を発生させるのに必要
な力に加えて、更に力を加えなければならない。
との間には、弁機構が配置されており、該弁機構は、最
初は圧力チャンバ間の流体の交換を許容し、次に、圧力
チャンバ間の所定の圧力差を上廻ったときに始めて圧力
チャンバを相互に密封する。充填ピストンの最初の動作
位相の間、第1の圧力チャンバ内の圧力が逆止弁が開放
する値に増大するまで、ブレーキのブレーキチャンバは
充填される。充填ピストンを更に作動させると、第2の
圧力チャンバ内の圧力は更に増大して圧力チャンバ間の
弁機構が閉じ、この結果、圧縮位相のときは専ら軸の小
さい有効面積が使用されて作動圧力が発生せしめられ、
比較的小さい作動力で高圧のブレーキ圧力を付与するこ
とが可能となる。しかし、圧縮位相の間は、第1の圧力
チャンバ内には、逆止弁の開放圧力に対応する連続的な
圧力が存在する。故に、操作者は、第1の圧力チャンバ
内の開放圧力に対応する作動圧力を発生させるのに必要
な力に加えて、更に力を加えなければならない。
【0005】圧縮位相の間に必要とされる圧力を軽減す
るため、上述の弁と同様の形態のブレーキ弁がドイツ国
特許第3,837,650号によって提案されているが、該ブレ
ーキ弁においては、第1の圧力チャンバは、圧縮位相の
間、常にリザーバに直に接続される。その結果、充填位
相から圧縮位相に移行するとき、圧力チャンバ内の圧力
が急激に低下する。
るため、上述の弁と同様の形態のブレーキ弁がドイツ国
特許第3,837,650号によって提案されているが、該ブレ
ーキ弁においては、第1の圧力チャンバは、圧縮位相の
間、常にリザーバに直に接続される。その結果、充填位
相から圧縮位相に移行するとき、圧力チャンバ内の圧力
が急激に低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の弁の場合、より
大きい有効面積からより小さい有効面積に移行すると
き、第1の圧力チャンバとリザーバとの接続が急激に開
放し、第2の圧力チャンバ内の圧力は、移行時に略一定
の圧力値にあるため、必要なペダル力は急激に少なくて
済むようになる。しかし、反応時間に限度がある操作者
は、この所定の力の急激な変化に対応して十分迅速に調
節することが出来ない。その結果、操作者は、専ら小さ
い有効面積のみが使用される第2の圧縮位相であるにも
拘わらず、ブレーキの充填中においてより大きい有効面
積が使用される場合に必要とされるような一定の力でブ
レーキペダルを押すことになる。作動力が一定であるな
らば、より大きい有効面積と比較して、より小さい有効
面積の方が高圧を発生する。このため、ブレーキシリン
ダ(作動装置)へのライン内の圧力が顕著に上昇し、そ
の結果、ブレーキ力は急激に増大し、これに伴ない、乗
物の減速度が急激に増大する。このことは、ペダル力と
減速度との間の関係が比例せず、即ち、別の移行に従い
急激に増大することを意味する。かかる状況は、乗物の
ブレーキに許容し得ず、又は少なくとも望ましいことで
はない。
大きい有効面積からより小さい有効面積に移行すると
き、第1の圧力チャンバとリザーバとの接続が急激に開
放し、第2の圧力チャンバ内の圧力は、移行時に略一定
の圧力値にあるため、必要なペダル力は急激に少なくて
済むようになる。しかし、反応時間に限度がある操作者
は、この所定の力の急激な変化に対応して十分迅速に調
節することが出来ない。その結果、操作者は、専ら小さ
い有効面積のみが使用される第2の圧縮位相であるにも
拘わらず、ブレーキの充填中においてより大きい有効面
積が使用される場合に必要とされるような一定の力でブ
レーキペダルを押すことになる。作動力が一定であるな
らば、より大きい有効面積と比較して、より小さい有効
面積の方が高圧を発生する。このため、ブレーキシリン
ダ(作動装置)へのライン内の圧力が顕著に上昇し、そ
の結果、ブレーキ力は急激に増大し、これに伴ない、乗
物の減速度が急激に増大する。このことは、ペダル力と
減速度との間の関係が比例せず、即ち、別の移行に従い
急激に増大することを意味する。かかる状況は、乗物の
ブレーキに許容し得ず、又は少なくとも望ましいことで
はない。
【0007】故に、本発明の目的は、必要とされる作動
力を小さく維持することが出来、特に移行動作の際に作
動圧力の急激な変化を回避することの出来る上記型式の
2段式弁を提供することである。
力を小さく維持することが出来、特に移行動作の際に作
動圧力の急激な変化を回避することの出来る上記型式の
2段式弁を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及びその他
の目的は、逆止弁の閉塞圧力が所定のブレーキ圧力に対
応し、作動圧力に関係して制御される2段式弁を提供す
る、本発明によって実現される。
の目的は、逆止弁の閉塞圧力が所定のブレーキ圧力に対
応し、作動圧力に関係して制御される2段式弁を提供す
る、本発明によって実現される。
【0009】移行位相の間及びその後、液圧流体が連続
的に低下する背圧状態、及び作動圧力(ブレーキ圧力)
が増大する状態で第1の圧力チャンバ外に流出するよう
に制御することが望ましい。この第1の圧力チャンバ内
の圧力が漸進的に低下する結果、より大きい有効面積が
使用される充填位相からより小さい有効面積が使用され
る圧縮位相に移行する移行位相の間、力及び作動圧力の
特性曲線(作動力−ブレーキ圧力の特性曲線)は滑らか
に変化する。リザーバ内の圧力に対応するある作動圧力
に達したときの第1の圧力チャンバ内の圧力は、極めて
低圧となるから、上述の圧力チャンバ内の圧力に打ち勝
つために力を加えることは略不要となる。
的に低下する背圧状態、及び作動圧力(ブレーキ圧力)
が増大する状態で第1の圧力チャンバ外に流出するよう
に制御することが望ましい。この第1の圧力チャンバ内
の圧力が漸進的に低下する結果、より大きい有効面積が
使用される充填位相からより小さい有効面積が使用され
る圧縮位相に移行する移行位相の間、力及び作動圧力の
特性曲線(作動力−ブレーキ圧力の特性曲線)は滑らか
に変化する。リザーバ内の圧力に対応するある作動圧力
に達したときの第1の圧力チャンバ内の圧力は、極めて
低圧となるから、上述の圧力チャンバ内の圧力に打ち勝
つために力を加えることは略不要となる。
【0010】逆止弁には、例えば、弁コーン、又は弁玉
のような弁体を設けることが望ましく、該弁体は、第1
のチャンバ内に十分な圧力が存在するとき、逆止弁のば
ねの力に抗してその着座部から上昇し、リザーバへの通
路を開放させる。弁体に付与される逆止弁のばねの力
は、作動圧力に関して実質的に適正に制御される。
のような弁体を設けることが望ましく、該弁体は、第1
のチャンバ内に十分な圧力が存在するとき、逆止弁のば
ねの力に抗してその着座部から上昇し、リザーバへの通
路を開放させる。弁体に付与される逆止弁のばねの力
は、作動圧力に関して実質的に適正に制御される。
【0011】本発明の好適な実施例によれば、作動圧力
が制御弁スプールに付与され、該弁スプールは、逆止弁
の閉塞力が作動圧力の増大に伴って低下するように、そ
の逆止弁の閉塞力を制御する。該制御弁スプールは、そ
の一側部で作用圧力に露呈される一方、その反対側部で
制御弁スプールのばねの抵抗力に露呈される。
が制御弁スプールに付与され、該弁スプールは、逆止弁
の閉塞力が作動圧力の増大に伴って低下するように、そ
の逆止弁の閉塞力を制御する。該制御弁スプールは、そ
の一側部で作用圧力に露呈される一方、その反対側部で
制御弁スプールのばねの抵抗力に露呈される。
【0012】適当な特性曲線は、制御弁スプールが作動
圧力によって、逆止弁の閉塞機構に作用を及ぼす方向に
付勢され、その閉塞力が作動圧力の増大に伴って低下す
るようにすることで実現される。
圧力によって、逆止弁の閉塞機構に作用を及ぼす方向に
付勢され、その閉塞力が作動圧力の増大に伴って低下す
るようにすることで実現される。
【0013】本発明の簡単でかつ効果的な実施例は、制
御弁スプール上に支持され、作用圧力と同一方向に向け
て制御弁スプールに力を付与する逆止弁のばねによって
提供される。逆止弁のばねの力は、制御弁スプールのば
ねのばね力より小さいことが最適である。
御弁スプール上に支持され、作用圧力と同一方向に向け
て制御弁スプールに力を付与する逆止弁のばねによって
提供される。逆止弁のばねの力は、制御弁スプールのば
ねのばね力より小さいことが最適である。
【0014】制御弁スプールの急激な応答に反作用し、
発生される振動を減衰するため、制御弁スプールによっ
て取り囲まれ、より大きい面積の側に配置されたチャン
バは、少なくとも1つのスロット付きの均圧通路によっ
てリザーバに接続することが望ましい。更に、制御弁ス
プール内には、長手方向通路を設け、両端面が該長手方
向通路を通じて相互に接続されるようにすることが望ま
しい。こうした特徴により、移行位相に入るとき、逆止
弁から反対側を向く制御弁スプールの側における圧力蓄
積を阻止し、その結果、制御弁スプールは急速に動き、
逆止弁を急速に開放させ、これにより、振動状態を抑制
することが出来る。
発生される振動を減衰するため、制御弁スプールによっ
て取り囲まれ、より大きい面積の側に配置されたチャン
バは、少なくとも1つのスロット付きの均圧通路によっ
てリザーバに接続することが望ましい。更に、制御弁ス
プール内には、長手方向通路を設け、両端面が該長手方
向通路を通じて相互に接続されるようにすることが望ま
しい。こうした特徴により、移行位相に入るとき、逆止
弁から反対側を向く制御弁スプールの側における圧力蓄
積を阻止し、その結果、制御弁スプールは急速に動き、
逆止弁を急速に開放させ、これにより、振動状態を抑制
することが出来る。
【0015】
【実施例】図1の下方部分には、異なる径の2つのピス
トンに係合する、ブレーキ弁の段付きの主シリンダの断
面図が示してある。これらピストンは、大きい充填ピス
トン80及び小さい圧力ピストン82である。これらの
ピストンに対応する圧力チャンバが、充填段84及び圧
縮段86として形成される。
トンに係合する、ブレーキ弁の段付きの主シリンダの断
面図が示してある。これらピストンは、大きい充填ピス
トン80及び小さい圧力ピストン82である。これらの
ピストンに対応する圧力チャンバが、充填段84及び圧
縮段86として形成される。
【0016】この段付き主シリンダの作用は、次の通り
である。ブレーキペダル(図示せず)を踏むと、充填ピ
ストン80及び圧力ピストン82に複合圧力が作用す
る。ピストンが動き始めると、直ちに、入口弁88は解
除されかつ直ちに閉じる。その後、間もなく、圧力ピス
トン82のピストンカラー90が均圧弁92の玉を押圧
し、該均圧弁92を開放する。このとき、圧力ピストン
82の後方の圧力段86は、リザーバ62に対して閉じ
られる。
である。ブレーキペダル(図示せず)を踏むと、充填ピ
ストン80及び圧力ピストン82に複合圧力が作用す
る。ピストンが動き始めると、直ちに、入口弁88は解
除されかつ直ちに閉じる。その後、間もなく、圧力ピス
トン82のピストンカラー90が均圧弁92の玉を押圧
し、該均圧弁92を開放する。このとき、圧力ピストン
82の後方の圧力段86は、リザーバ62に対して閉じ
られる。
【0017】一方のブレーキ弁を左側ブレーキ用に設
け、もう一方の弁は右側ブレーキ用に設ける場合、均圧
弁92は、横穴94を介して第2のブレーキ弁(図示せ
ず)の均圧弁に接続される。左側及び右側ペダルを踏む
と、両方の均圧弁が開放し、両ブレーキ弁の間の圧力が
均等となり、均一なブレーキ作用が可能となる。
け、もう一方の弁は右側ブレーキ用に設ける場合、均圧
弁92は、横穴94を介して第2のブレーキ弁(図示せ
ず)の均圧弁に接続される。左側及び右側ペダルを踏む
と、両方の均圧弁が開放し、両ブレーキ弁の間の圧力が
均等となり、均一なブレーキ作用が可能となる。
【0018】均一な作動経路であるため、充填ピストン
80の油排除容量は、圧力ピストン82の容量よりも大
きくなければならない。故に、逆止弁96を開放する充
填段84内には、余剰圧力が発生する。ピストン80、
82が更に前進すると、充填段84からの油は、逆止弁
96を通じて圧縮段86内に強制され、その後、ブレー
キライン98及びブレーキ装置内に更に送られる。この
ように、ブレーキ装置(図示せず)の圧力リング(図示
せず)は、そのブレーキディスク(図示せず)に接触す
る。これは、比較的短いピストン行程後に生ずる。ピス
トン80、82が更に前進すると、ブレーキ圧力は増大
する。
80の油排除容量は、圧力ピストン82の容量よりも大
きくなければならない。故に、逆止弁96を開放する充
填段84内には、余剰圧力が発生する。ピストン80、
82が更に前進すると、充填段84からの油は、逆止弁
96を通じて圧縮段86内に強制され、その後、ブレー
キライン98及びブレーキ装置内に更に送られる。この
ように、ブレーキ装置(図示せず)の圧力リング(図示
せず)は、そのブレーキディスク(図示せず)に接触す
る。これは、比較的短いピストン行程後に生ずる。ピス
トン80、82が更に前進すると、ブレーキ圧力は増大
する。
【0019】ブレーキペダルを離すと、主ばね100
は、ピストン80、82をその最初の位置に戻す。充填
ピストン80が戻るとき、該ピストン80は、リザーバ
62から逃がし弁102を通じて油を吸引する。ブレー
キ装置から戻る油の流れは、圧縮段86に達する。圧力
ピストン82が均圧位置にあるときに開放する入口弁8
8を介して圧力は均圧となる。
は、ピストン80、82をその最初の位置に戻す。充填
ピストン80が戻るとき、該ピストン80は、リザーバ
62から逃がし弁102を通じて油を吸引する。ブレー
キ装置から戻る油の流れは、圧縮段86に達する。圧力
ピストン82が均圧位置にあるときに開放する入口弁8
8を介して圧力は均圧となる。
【0020】故に、ブレーキ作用プロセスは、2つの位
相から成る。即ち、第1の位相において、ピストンの僅
かな動きにより大容積の油が排除され、ブレーキは接触
状態となる。第2の位相において、より小さい力で高圧
が発生される。この第1の位相は充填位相と称する一
方、第2の位相は圧縮位相と称する。
相から成る。即ち、第1の位相において、ピストンの僅
かな動きにより大容積の油が排除され、ブレーキは接触
状態となる。第2の位相において、より小さい力で高圧
が発生される。この第1の位相は充填位相と称する一
方、第2の位相は圧縮位相と称する。
【0021】ブレーキ作動中のブレーキペダル力をブレ
ーキ圧力と共に均一に増大させるため、充填位相から圧
縮位相への移行は、図1の上方部分に示した制御弁によ
り平滑に制御される。
ーキ圧力と共に均一に増大させるため、充填位相から圧
縮位相への移行は、図1の上方部分に示した制御弁によ
り平滑に制御される。
【0022】次に、図2を参照すると、弁ハウジング1
0は、深さに伴って径が小さくなる段付き穴12を備え
ている。該段付き穴12は、シール16を支持するねじ
付きプラグ14により密封される。該段付き穴12は、
軸方向に可動の制御弁スプール18を摺動可能に受け入
れる。該弁スプール18は、大径部分20と、小径部分
22とを備えている。これら部分20、22は、段付き
穴12の壁に密封されかつ摺動可能に係合し、Oリング
シール24、26を支持する。ヘリカル圧縮ばね30が
プラグ14と制御弁スプール18の環状肩部28との間
で圧縮され、制御弁スプール18を段付き穴12の内部
に付勢させる。
0は、深さに伴って径が小さくなる段付き穴12を備え
ている。該段付き穴12は、シール16を支持するねじ
付きプラグ14により密封される。該段付き穴12は、
軸方向に可動の制御弁スプール18を摺動可能に受け入
れる。該弁スプール18は、大径部分20と、小径部分
22とを備えている。これら部分20、22は、段付き
穴12の壁に密封されかつ摺動可能に係合し、Oリング
シール24、26を支持する。ヘリカル圧縮ばね30が
プラグ14と制御弁スプール18の環状肩部28との間
で圧縮され、制御弁スプール18を段付き穴12の内部
に付勢させる。
【0023】軸方向の長手方向通路32が制御弁スプー
ル18の全長に沿って伸長する。制御弁スプール18の
突起34がプラグ14の方向に向け肩部28を越えて伸
長し、長手方向通路32を制御弁スプールの外側部分に
接続する半径方向穴36を有している。
ル18の全長に沿って伸長する。制御弁スプール18の
突起34がプラグ14の方向に向け肩部28を越えて伸
長し、長手方向通路32を制御弁スプールの外側部分に
接続する半径方向穴36を有している。
【0024】制御弁スプール18は、部分20、22の
間のその中央領域内に環状溝38を備えている。弁ハウ
ジング10の通路40がブレーキ弁の作動圧力を溝38
に連通させ、又、該通路40は、ブレーキ弁とブレーキ
装置(図示せず)との間を伸長するライン98に接続さ
れる。肩部42が部分20を溝38に接続する。故に、
通路40内の流体圧力は、肩部42に作用し、ばね30
の力に抗して制御弁スプール18をプラグ14の方向に
付勢させる。
間のその中央領域内に環状溝38を備えている。弁ハウ
ジング10の通路40がブレーキ弁の作動圧力を溝38
に連通させ、又、該通路40は、ブレーキ弁とブレーキ
装置(図示せず)との間を伸長するライン98に接続さ
れる。肩部42が部分20を溝38に接続する。故に、
通路40内の流体圧力は、肩部42に作用し、ばね30
の力に抗して制御弁スプール18をプラグ14の方向に
付勢させる。
【0025】円筒状凹所44がプラグ14と反対側の制
御弁スプールの端部に形成されている。該凹所44は、
ヘリカル圧縮ばね46を受け入れる。該ヘリカル圧縮ば
ね46の一端は、凹所44の底面に係合している。該圧
縮ばね46の他端は、逆止弁50の本体の半径方向面4
8に着座する。逆止弁50は、制御弁スプール18と反
対側を向くその端部に円錐形端部、又は弁コーン52を
備えている。該弁コーン52は、穴12の着座部54に
対して作用し、弁ハウジング10の最も奥の位置に配置
された穴12の端部56は、逃がし通路58に接続され
ている。該逃がし通路58は、ライン59を通じてブレ
ーキ弁の充填段84への接続を実現する。
御弁スプールの端部に形成されている。該凹所44は、
ヘリカル圧縮ばね46を受け入れる。該ヘリカル圧縮ば
ね46の一端は、凹所44の底面に係合している。該圧
縮ばね46の他端は、逆止弁50の本体の半径方向面4
8に着座する。逆止弁50は、制御弁スプール18と反
対側を向くその端部に円錐形端部、又は弁コーン52を
備えている。該弁コーン52は、穴12の着座部54に
対して作用し、弁ハウジング10の最も奥の位置に配置
された穴12の端部56は、逃がし通路58に接続され
ている。該逃がし通路58は、ライン59を通じてブレ
ーキ弁の充填段84への接続を実現する。
【0026】作用モード 圧力が付与されないとき、制御弁スプール18は、図2
に最もよく示すように、その肩部60が穴12の対応す
る肩部に接触するまで、ばね30により付勢され、プラ
グ14から離れている。逆止弁のばね46は、制御弁ス
プール18の凹所44内に支持され、弁体50の弁コー
ン52を着座部54に押し付け、これにより、穴12の
端部56及び逃がし通路58が閉じられる。このため、
ブレーキ弁を最初に作動させたとき、第1のチャンバ8
4内に蓄積圧力を発生させることが出来る。
に最もよく示すように、その肩部60が穴12の対応す
る肩部に接触するまで、ばね30により付勢され、プラ
グ14から離れている。逆止弁のばね46は、制御弁ス
プール18の凹所44内に支持され、弁体50の弁コー
ン52を着座部54に押し付け、これにより、穴12の
端部56及び逃がし通路58が閉じられる。このため、
ブレーキ弁を最初に作動させたとき、第1のチャンバ8
4内に蓄積圧力を発生させることが出来る。
【0027】この圧力は、ブレーキ弁がその圧縮位相に
移行する所定の圧力まで増大する。この圧力にて、弁コ
ーン52は、逆止弁のばね46の力に抗してその着座部
54から上昇し、逆止弁が多少、開放する。逆止弁のば
ね46のばね力は、制御弁スプールのばね30のばね力
よりも小さいため、弁コーン52の最初の開放動作によ
り、制御弁スプール18が直ちに直接、動くことはな
い。
移行する所定の圧力まで増大する。この圧力にて、弁コ
ーン52は、逆止弁のばね46の力に抗してその着座部
54から上昇し、逆止弁が多少、開放する。逆止弁のば
ね46のばね力は、制御弁スプールのばね30のばね力
よりも小さいため、弁コーン52の最初の開放動作によ
り、制御弁スプール18が直ちに直接、動くことはな
い。
【0028】ブレーキ弁の作動圧力は、通路40を通じ
て肩部42に付与される。この圧力がばね30の力に抗
して、制御弁スプール18をその休止位置から動かすの
に十分に高圧である限り、凹所44を囲繞する制御弁ス
プール18の外面45は、逃がし通路58からリザーバ
62に連通する出口通路64内への流れを阻止する。外
面45は、出口通路64と相互作用し、逃がし通路58
からリザーバ62に流体流を正確に定量供給するのを許
容するポート制御端縁66を形成する。
て肩部42に付与される。この圧力がばね30の力に抗
して、制御弁スプール18をその休止位置から動かすの
に十分に高圧である限り、凹所44を囲繞する制御弁ス
プール18の外面45は、逃がし通路58からリザーバ
62に連通する出口通路64内への流れを阻止する。外
面45は、出口通路64と相互作用し、逃がし通路58
からリザーバ62に流体流を正確に定量供給するのを許
容するポート制御端縁66を形成する。
【0029】所定の圧力(例えば、6バール)に達した
とき、ブレーキ弁の圧縮位相が開始され、通路40内の
圧力は、制御弁スプール18をばね30の力に抗してプ
ラグ14に向けて動かすのに十分な圧力まで増大する。
これにより、外面45も動き、逃がし通路58と出口通
路64との間のポート制御端縁66の通路を開放し、こ
のため、ブレーキ弁の充填段84内の圧力を徐々に放出
させることが出来る。作動圧力が増大すると、制御弁ス
プール18は、ばね30の力に抗して更に動かされ、こ
のため、ポート制御端縁66の開口部がより大きくな
り、逆止弁のばね46の予荷重が連続的に減少し、その
結果、ブレーキ弁の充填段84内の圧力が連続的に大き
く低下する。制御弁スプール18は、突起34の端面7
2がプラグ14に接触するまで動かすことが出来る。
とき、ブレーキ弁の圧縮位相が開始され、通路40内の
圧力は、制御弁スプール18をばね30の力に抗してプ
ラグ14に向けて動かすのに十分な圧力まで増大する。
これにより、外面45も動き、逃がし通路58と出口通
路64との間のポート制御端縁66の通路を開放し、こ
のため、ブレーキ弁の充填段84内の圧力を徐々に放出
させることが出来る。作動圧力が増大すると、制御弁ス
プール18は、ばね30の力に抗して更に動かされ、こ
のため、ポート制御端縁66の開口部がより大きくな
り、逆止弁のばね46の予荷重が連続的に減少し、その
結果、ブレーキ弁の充填段84内の圧力が連続的に大き
く低下する。制御弁スプール18は、突起34の端面7
2がプラグ14に接触するまで動かすことが出来る。
【0030】故に、ブレーキ弁の充填段84は、急激に
空になることはなく、逆止弁のばね46の力に抗して徐
々に空になる。これに反してもし、逆止弁のばね46を
弁ハウジング10に対して支持した場合、このばね力に
打ち勝つのに必要な充填段内の圧力は、常に大きい充填
ピストン80により発生させることが必要となろう。こ
のためには、不当に大きい力が必要とされる。
空になることはなく、逆止弁のばね46の力に抗して徐
々に空になる。これに反してもし、逆止弁のばね46を
弁ハウジング10に対して支持した場合、このばね力に
打ち勝つのに必要な充填段内の圧力は、常に大きい充填
ピストン80により発生させることが必要となろう。こ
のためには、不当に大きい力が必要とされる。
【0031】制御弁スプール18の長手方向通路32
は、弁体50が開放したとき、制御弁スプール18に対
し追加的な軸力を作用させる差圧が制御弁スプール18
の何れかの側部に蓄積するのを阻止する。突起34がプ
ラグ14に接触し、長手方向通路32を閉じる場合であ
っても、半径方向穴36が、圧力を均一にするのを許容
する。
は、弁体50が開放したとき、制御弁スプール18に対
し追加的な軸力を作用させる差圧が制御弁スプール18
の何れかの側部に蓄積するのを阻止する。突起34がプ
ラグ14に接触し、長手方向通路32を閉じる場合であ
っても、半径方向穴36が、圧力を均一にするのを許容
する。
【0032】プラグ14に隣接する穴12の領域は、均
圧通路68を通じてリザーバ62に接続される。該均圧
通路68は、絞り制限手段70の形状とした部分を有す
る。この絞り制限手段を通じ、穴12内の圧力は徐々に
しか放出することが出来ず、これにより、弁体50の急
激な開放を阻止することが可能となる。この結果、弁体
50の振動を抑制する減衰機能が得られる。
圧通路68を通じてリザーバ62に接続される。該均圧
通路68は、絞り制限手段70の形状とした部分を有す
る。この絞り制限手段を通じ、穴12内の圧力は徐々に
しか放出することが出来ず、これにより、弁体50の急
激な開放を阻止することが可能となる。この結果、弁体
50の振動を抑制する減衰機能が得られる。
【0033】逆止弁46及び制御弁スプールのばね30
の設計は次のようにする。即ち、弁コーン50がその可
能な最大行程まで動くとき、逆止弁のばね46により制
御弁スプール18に付与される力の結果、制御弁スプー
ル18はその最大行程の略1/10の距離しか動かない
ようにする。
の設計は次のようにする。即ち、弁コーン50がその可
能な最大行程まで動くとき、逆止弁のばね46により制
御弁スプール18に付与される力の結果、制御弁スプー
ル18はその最大行程の略1/10の距離しか動かない
ようにする。
【0034】本発明を、特定の実施例に関して説明した
が、当業者には、上記説明に照して、多くの変形例、応
用例及び変更が明らかであろう。従って、本発明は、特
許請求の範囲の精神及びその範囲に属するかかる全ての
変形例、応用例及び変更を包含することを意図するもの
である。例えば、図2に示した弁機構は、又、ドイツ国
特許第1,680,211号に記載されたように、ブレーキ弁に
適用することも可能である。
が、当業者には、上記説明に照して、多くの変形例、応
用例及び変更が明らかであろう。従って、本発明は、特
許請求の範囲の精神及びその範囲に属するかかる全ての
変形例、応用例及び変更を包含することを意図するもの
である。例えば、図2に示した弁機構は、又、ドイツ国
特許第1,680,211号に記載されたように、ブレーキ弁に
適用することも可能である。
【図1】本発明による2段式ブレーキ弁の断面図であ
る。
る。
【図2】ブレーキ弁と関係させた制御弁の拡大断面図で
ある。
ある。
10 弁ハウジング 12 段付き穴 14 ねじ付きプラグ 16 着座部 18 制御弁スプール 20 大径部分 22 小径部分 24 Oリング シール 26 Oリングシール 28 肩部 30 ヘリカル圧縮ばね 32 長手方向 通路 34 突起 36 半径方向 穴 38 溝 40 通路 42 肩部 44 凹所 45 外面 46 ヘリカル 圧縮ばね 48 半径方向面 50 逆止弁 52 弁コーン 54 着座部 56 弁コーンの端部 58 逃がし通 路 59 ライン 60 肩部 62 リザーバ 64 出口通路 66 ポート制御端縁 68 均圧通路 70 狭小部分 72 突起の端 面 80 充填ピストン 82 圧力ピス トン 84 充填段 86 圧縮段 88 入口弁 90 ピストン カラー 92 均圧弁 94 横穴 96 逆止弁 98 ブレーキ ライン 100 主ばね 102 逃がし 弁
Claims (12)
- 【請求項1】 最初に、ブレーキ装置の構成要素を充填
するのに使用される大きい有効面積を有する第1の段
と、移行位相に続いて専ら作動圧力を発生させるために
連続的に使用される小さい有効面積を有する第2の段
と、前記第1の段の圧力チャンバとリザーバとの間に接
続された逆止弁であって、前記第1の段の圧力チャンバ
内に存在する所定のブレーキ圧力に応答して開放する逆
止弁とを備える2段式ブレーキ弁にして、 前記逆止弁の閉塞圧力が制御可能である所定のブレーキ
圧力に対応するように、該閉塞圧力を作用圧力の関数と
して制御する手段を備えることを特徴とする2段式ブレ
ーキ弁。 - 【請求項2】 請求項1に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 前記逆止弁の閉塞圧力を制御する制御弁スプールを備
え、作用圧力の増大に伴って閉塞圧力が低下するように
前記作用圧力が前記制御弁スプールに作用することを特
徴とする2段式ブレーキ弁。 - 【請求項3】 請求項1に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 前記逆止弁が、関係する着座部と協働してリザーバへの
通路を介する流通を制御する弁体と、前記弁体を付勢し
て前記着座部に係合させる逆止弁のばねとを備え、前記
弁体は、逆止弁ばねの力に抗して第1の段の圧力チャン
バ内の十分な圧力の作用の下、前記着座部から上昇し、
前記リザーバへの通路を開放することを特徴とする2段
式ブレーキ弁。 - 【請求項4】 請求項2に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 前記制御弁スプールが、大径部分と小径部分とを備え、
前記スプールが前記部分の間に肩部を形成し、前記肩部
が作動圧力に露呈され、前記部分の外端が前記作動圧力
に露呈されないようにしたことを特徴とする2段式ブレ
ーキ弁。 - 【請求項5】 請求項2に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 制御弁のばねが作動圧力に抗して前記制御弁スプールを
休止位置に付勢することを特徴とする2段式ブレーキ
弁。 - 【請求項6】 請求項5に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 前記制御弁スプールのばねが前記制御弁スプールの大径
部分の端面に係合することを特徴とする2段式ブレーキ
弁。 - 【請求項7】 請求項2に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 前記逆止弁が、前記制御弁スプールに係合し且つ前記制
御弁スプールを作動圧力と同一方向に付勢させる逆止弁
ばねを含む、ことを特徴とする2段式ブレーキ弁。 - 【請求項8】 請求項3に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 前記逆止弁のばねが、圧縮ばねであり且つ制御弁スプー
ルの端面と前記逆止弁の本体との間に保持されることを
特徴とする2段式ブレーキ弁。 - 【請求項9】 請求項5に記載の2段式ブレーキ弁にし
て、 前記逆止弁のばねのばね力が前記制御弁スプールのばね
のばね力より小さいことを特徴とする2段式ブレーキ
弁。 - 【請求項10】 請求項4に記載の2段式ブレーキ弁に
して、 弁の穴の壁及び前記制御弁スプールの大径部分が制御弁
チャンバを包み込み、均圧通路が前記制御弁チャンバを
前記リザーバに連通させることを特徴とする2段式ブレ
ーキ弁。 - 【請求項11】 請求項10に記載の2段式ブレーキ弁
にして、 前記均圧通路には、絞り制限手段が設けられることを特
徴とする2段式ブレーキ弁。 - 【請求項12】 請求項2に記載の2段式ブレーキ弁に
して、 長手方向通路が前記制御弁スプールを貫通して伸長して
いることを特徴とする2段式ブレーキ弁。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4132245:2 | 1991-09-27 | ||
DE4132245A DE4132245C2 (de) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | Zweistufiges Ventil |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201327A true JPH05201327A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=6441651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4258438A Withdrawn JPH05201327A (ja) | 1991-09-27 | 1992-09-28 | 2段式ブレーキ弁 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5239828A (ja) |
EP (1) | EP0534309B1 (ja) |
JP (1) | JPH05201327A (ja) |
AT (1) | ATE125761T1 (ja) |
BR (1) | BR9203779A (ja) |
CA (1) | CA2079137C (ja) |
DE (2) | DE4132245C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321609A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-11-05 | Tokico Ltd | マスタシリンダ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19618429A1 (de) * | 1996-05-08 | 1997-11-13 | Deere & Co | Ventilgehäuse und Zwischenwandung für ein Ventilgehäuse |
US5778672A (en) * | 1996-10-17 | 1998-07-14 | Deere & Company | Brake valve |
DE10034787A1 (de) | 2000-07-18 | 2002-01-31 | Deere & Co | Zweistufiges Ventil |
KR100495757B1 (ko) * | 2001-02-26 | 2005-06-16 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 마스터 실린더 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1680211A1 (de) * | 1967-03-13 | 1971-04-15 | Pares Ruiz De Morales | Hydraulische Kolbenpumpe |
US4156348A (en) * | 1977-06-27 | 1979-05-29 | The Bendix Corporation | Two stage operational master cylinder |
US4262969A (en) * | 1979-06-08 | 1981-04-21 | International Harvester Company | Brake control with pilot actuation |
GB2072281B (en) * | 1980-03-17 | 1984-01-11 | Lucas Industries Ltd | Hydraulic master cylinders |
DE3517958C2 (de) * | 1985-05-18 | 1994-02-03 | Teves Gmbh Alfred | Druckgesteuertes Ventil, insbesondere für Kraftfahrzeugbremsanlagen mit Bremsschlupfregelung |
US4738109A (en) * | 1986-11-04 | 1988-04-19 | Deere & Company | Two stage brake control valve |
IT1224326B (it) * | 1988-03-02 | 1990-10-04 | Magneti Marelli Spa | Valvola di scarico, particolarmente per impianti idraulici di frenatura antiskid, ed impianti di frenatura comprendenti tale valvola |
JPH0771926B2 (ja) * | 1988-09-20 | 1995-08-02 | 株式会社ナブコ | アンチスキッドブレーキ装置 |
DE3837650A1 (de) * | 1988-11-05 | 1990-05-10 | Deere & Co | Ventil |
US5076647A (en) * | 1990-07-19 | 1991-12-31 | Allied-Signal Inc. | Piloted pressure relief valve |
US5152588A (en) * | 1991-06-28 | 1992-10-06 | General Motors Corporation | Anti-lock braking system |
-
1991
- 1991-09-27 DE DE4132245A patent/DE4132245C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-09-17 EP EP92115886A patent/EP0534309B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-17 AT AT92115886T patent/ATE125761T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-09-17 DE DE59203094T patent/DE59203094D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-25 CA CA002079137A patent/CA2079137C/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-25 US US07/951,511 patent/US5239828A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-09-28 JP JP4258438A patent/JPH05201327A/ja not_active Withdrawn
- 1992-09-28 BR BR929203779A patent/BR9203779A/pt not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321609A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-11-05 | Tokico Ltd | マスタシリンダ |
JP4526727B2 (ja) * | 2001-02-26 | 2010-08-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | マスタシリンダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5239828A (en) | 1993-08-31 |
EP0534309B1 (de) | 1995-08-02 |
BR9203779A (pt) | 1993-04-20 |
ATE125761T1 (de) | 1995-08-15 |
DE4132245A1 (de) | 1993-04-08 |
DE4132245C2 (de) | 1994-03-10 |
EP0534309A1 (de) | 1993-03-31 |
CA2079137C (en) | 1995-06-20 |
DE59203094D1 (de) | 1995-09-07 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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