JPH0520113U - 音響機器のつまみ支持機構 - Google Patents
音響機器のつまみ支持機構Info
- Publication number
- JPH0520113U JPH0520113U JP5327691U JP5327691U JPH0520113U JP H0520113 U JPH0520113 U JP H0520113U JP 5327691 U JP5327691 U JP 5327691U JP 5327691 U JP5327691 U JP 5327691U JP H0520113 U JPH0520113 U JP H0520113U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- rotary knob
- main body
- knob
- detachable
- Prior art date
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- Pending
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】着脱可能なパネルを有する音響機器において、
パネルを本体から外したときポケット等に収納しやす
く、また、リモコンとして用いるときに片手で操作でき
るようにする。 【構成】回転つまみ3は着脱パネル2の前面から突出す
る位置と着脱パネル2の前面内の位置との間で摺動自在
かつ回転自在に支持されている。回転つまみ3の鍔3b
と着脱パネル2の間に介在する圧縮コイルばね6は回転
つまみ3を着脱パネル2の前面内に押込むように付勢し
ている。回転つまみ3の回転は中間ブッシュ4に伝えら
れる。中間ブッシュ4はロータリエンコーダ5の回転軸
と固着されており、回転つまみ3を回すことによりロー
タリエンコーダ5を操作できる。着脱パネル2を音響機
器本体1より取り外したときは、回転つまみ3は圧縮コ
イルばね6の弾力によりストッパ3cが着脱パネル2に
当接するように押込まれる。
パネルを本体から外したときポケット等に収納しやす
く、また、リモコンとして用いるときに片手で操作でき
るようにする。 【構成】回転つまみ3は着脱パネル2の前面から突出す
る位置と着脱パネル2の前面内の位置との間で摺動自在
かつ回転自在に支持されている。回転つまみ3の鍔3b
と着脱パネル2の間に介在する圧縮コイルばね6は回転
つまみ3を着脱パネル2の前面内に押込むように付勢し
ている。回転つまみ3の回転は中間ブッシュ4に伝えら
れる。中間ブッシュ4はロータリエンコーダ5の回転軸
と固着されており、回転つまみ3を回すことによりロー
タリエンコーダ5を操作できる。着脱パネル2を音響機
器本体1より取り外したときは、回転つまみ3は圧縮コ
イルばね6の弾力によりストッパ3cが着脱パネル2に
当接するように押込まれる。
Description
【0001】
この考案は音響機器に係わり、特に、車載用音響機器に好適な着脱可能なパネ ルに支持される回転つまみの支持機構に関する。
【0002】
従来の車載用音響機器の着脱可能なパネルの例を図10に示す。音響機器本体 1の前面下部に着脱パネル2が嵌着されるようになっている。図は着脱パネル2 を取り外した状態を示しており、このように着脱パネル2を取り外して車外に持 出すことにより盗難防止が行われる。ボリューム調整用回転つまみ3は着脱パネ ル2の前面から突出した状態に取付けられており、これを回すことにより音量調 整が行われる。
【0003】
上記した従来のものにおいては、着脱パネルの前面にボリューム調整用回転つ まみが突出しているので着脱パネルをポケットに入れたり他の場所に収納すると きに回転つまみが邪魔になるいう欠点があった。
【0004】 また、着脱パネルを外してリモコンとして使用する場合に回転つまみを片手で 操作しにくいという問題があった。
【0005】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ は、着脱パネルを本体から外したときに回転つまみをパネル面内に収納すること により着脱パネルを収納しやすくし、また、リモコンとして使用する場合に回転 つまみを片手で操作することが可能な音響機器のつまみ支持機構を提供すること にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案の音響機器のつまみ支持機構は、本体から着脱可能なパネルに回転つ まみをパネル面から突出する位置とパネル面内に押込まれた位置との間で摺動自 在に支持するとともにばねでパネル面内に入るように付勢し、パネルが本体に装 着されたとき本体に設けたピンにより前記回転つまみがパネル面から押出され、 パネルが本体から外されたときに前記回転つまみがばねの弾力によりパネル面内 に押込まれるように構成したものである。
【0007】 さらに、この考案の音響機器のつまみ支持機構は、本体から着脱可能なパネル に回転つまみをパネル面から突出する位置とパネル面内に押込まれた位置との間 で摺動自在に支持するとともにばねで突出方向に付勢し、パネルが本体から外さ れたときに前記回転つまみをパネル面内に押込むとフックによりその位置に係止 され、パネルが本体に装着されたとき本体に設けたピンにより前記フックと前記 回転つまみとの係合を解除して前記回転つまみがばねによりパネル面から押出さ れるように構成したものである。
【0008】
この考案の音響機器のつまみ支持機構によれば、着脱パネルを本体から外した ときに回転つまみをパネル面内に収納できるので着脱パネルが収納しやすくし、 また、リモコンとして使用する場合に回転つまみを片手で操作することが容易で ある。
【0009】
この考案の実施例である音響機器のつまみ支持機構を図面に基づいて説明する 。図1に示すように、音響機器本体1の前面下部に着脱パネル2が嵌着されるよ うになっている。着脱パネル2が嵌着された状態では図に示すようにボリューム 調整用回転つまみ3は着脱パネル2の前面から突出している。
【0010】 図2は着脱パネル2を取り外した状態を示しており、このように着脱パネル2 を取り外して車外に持出すことにより盗難防止が行われる。図に示すように、着 脱パネル2を音響機器本体1より取り外した状態ではボリューム調整用回転つま み3は着脱パネル2の前面の内側に引込む。
【0011】 次に、図3乃至図5を参照して回転つまみ3の支持機構の詳細を説明する。図 3は着脱パネル2を示す正面図である。図4は着脱パネル2を音響機器本体から 外したときの図3におけるA−A断面を示す断面図である。図5は着脱パネル2 を音響機器本体に取付けたときの図3におけるA−A断面を示す断面図である。 図4および図5に示すように、回転つまみ3は着脱パネル2の前面から突出する 位置と着脱パネル2の前面内の位置との間で摺動自在かつ回転自在に支持されて いる。回転つまみ3の鍔3bと着脱パネル2の間に介在する圧縮コイルばね6は 回転つまみ3を着脱パネル2の前面内に押込むように付勢している。
【0012】 中間ブッシュ4は回転つまみ3の中に軸方向摺動自在に嵌められており、図6 に示すように、中間ブッシュ4のスライド溝4aと回転つまみ3のスライドリブ 3aとが係合し、回転つまみ3の回転が中間ブッシュ4に伝えられる。中間ブッ シュ4はロータリエンコーダ5の回転軸と固着されており、回転つまみ3を回す ことによりロータリエンコーダ5を操作できる。
【0013】 着脱パネル2を音響機器本体1より取り外したときは、図4および図2に示す ように、回転つまみ3は圧縮コイルばね6の弾力によりストッパ3cが着脱パネ ル2に当接するように押込まれており、リモコンとして使用するとき回転つまみ 3の側面を指でスライドさせて回すことにより片手で操作できる。また、収納す るときに回転つまみ3が邪魔になることはない。着脱パネル2を音響機器本体1 に取付けたときは、図5に示すように、音響機器本体1に設けたピン1aに押さ れて回転つまみ3は着脱パネル2の前面から突出し、通常のボリュームつまみと して用いられる。
【0014】 次に、この考案の他の実施例について説明する。この実施例は図1に示す実施 例と同様に、音響機器本体の前面下部に着脱パネルが嵌着されるようになってい る。着脱パネルが嵌着された状態ではボリューム調整用回転つまみは着脱パネル の前面から突出している。
【0015】 図7乃至図9を参照して回転つまみ3の支持機構の詳細を説明する。図7は着 脱パネル2を示す正面図である。図8は着脱パネル2を音響機器本体から外した ときの図7におけるA−A断面を示す断面図である。図9は着脱パネル2を音響 機器本体に取付けたときの図7におけるA−A断面を示す断面図である。図8お よび図9に示すように、回転つまみ3は着脱パネル2の前面から突出する位置と 着脱パネル2の前面内の位置との間で摺動自在かつ回転自在に支持されている。 回転つまみ3の鍔3bと着脱パネル2の間に介在する圧縮コイルばね6は回転つ まみ3を着脱パネル2の前面から突出するように付勢している。
【0016】 中間ブッシュ4は回転つまみ3の中に軸方向摺動自在に嵌められており、図6 に示すように、中間ブッシュ4のスライド溝4aと回転つまみ3のスライドリブ 3aとが係合し、回転つまみ3の回転が中間ブッシュ4に伝えられる。中間ブッ シュ4はロータリエンコーダ5の回転軸と固着されており、回転つまみ3を回す ことによりロータリエンコーダ5を操作できる。
【0017】 着脱パネル2を音響機器本体1に取付けたときは、図9に示すように、着脱パ ネル2に回動自在に支持され、圧縮コイルばね8で付勢されたフック7は音響機 器本体1に設けたピン1aに押されて反時計方向に回動しフック7と回転つまみ 3の鍔3bとの係合が外れ回転つまみ3は圧縮コイルばね6に押され着脱パネル 2の前面から突出し、通常のボリュームつまみとして用いられる。
【0018】 着脱パネル2を音響機器本体1より取り外したときには、図8に示すように、 回転つまみ3を圧縮コイルばね6の弾力により抗して押込むと、鍔3bとフック 7とが係合して回転つまみ3はその位置に保持され、リモコンとして使用すると き回転つまみ3の側面を指でスライドさせて回すことにより片手で操作できる。 また、収納するときに回転つまみ3が邪魔になることはない。
【0019】
この考案の音響機器のつまみ支持機構によれば、着脱パネルを本体から外した ときにつまみをパネル面内に収納できるので着脱パネルが収納しやすくし、また 、リモコンとして使用する場合にボリュームつまみを片手で操作することが容易 である。
【図1】この考案の実施例が適用された音響機器の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同音響機器のパネルを外した状態を示す斜視図
である。
である。
【図3】同音響機器のパネルを示す正面図である。
【図4】図3におけるA−A断面を示す断面図である。
【図5】図3におけるA−A断面の他の状態を示す断面
図である。
図である。
【図6】図5におけるB−B断面を示す断面図である。
【図7】この考案の他の実施例が適用された音響機器の
パネルを示す正面図である。
パネルを示す正面図である。
【図8】図7におけるA−A断面を示す断面図である。
【図9】図7におけるA−A断面の他の状態を示す断面
図である。
図である。
【図10】従来の着脱可能なパネルを有する音響機器の
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
1 音響機器本体 2 着脱パネル 3 回転つまみ 4 中間ブッシュ 5 ロータリエンコーダ 6 圧縮コイルばね 7 フック 8 圧縮コイルばね
Claims (2)
- 【請求項1】 本体から着脱可能なパネルに回転つまみ
をパネル面から突出する位置とパネル面内に押込まれた
位置との間で摺動自在に支持するとともにばねでパネル
面内に入るように付勢し、パネルが本体に装着されたと
き本体に設けたピンにより前記回転つまみがパネル面か
ら押出され、パネルが本体から外されたときに前記回転
つまみがばねの弾力によりパネル面内に押込まれるよう
に構成した音響機器のつまみ支持機構。 - 【請求項2】 本体から着脱可能なパネルに回転つまみ
をパネル面から突出する位置とパネル面内に押込まれた
位置との間で摺動自在に支持するとともにばねで突出方
向に付勢し、パネルが本体から外されたときに前記回転
つまみをパネル面内に押込むとフックによりその位置に
係止され、パネルが本体に装着されたとき本体に設けた
ピンにより前記フックと前記回転つまみとの係合を解除
して前記回転つまみがばねによりパネル面から押出され
るように構成した音響機器のつまみ支持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327691U JPH0520113U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 音響機器のつまみ支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327691U JPH0520113U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 音響機器のつまみ支持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520113U true JPH0520113U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=12938217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5327691U Pending JPH0520113U (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 音響機器のつまみ支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520113U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015118264A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱鉛筆株式会社 | 光結合部材 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP5327691U patent/JPH0520113U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015118264A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 三菱鉛筆株式会社 | 光結合部材 |
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