JPH05200972A

JPH05200972A - 印刷機の胴のための偏心体ブシュを調節するための方法及び装置

Info

Publication number: JPH05200972A
Application number: JP4240263A
Authority: JP
Inventors: Christian Martin Michael Fischer; マルティンミヒャエルフィッシャークリスティアン
Original assignee: Koenig and Bauer AG
Current assignee: Koenig and Bauer AG
Priority date: 1991-09-09
Filing date: 1992-09-09
Publication date: 1993-08-10
Also published as: EP0531880B1; EP0531880A1; DE59207934D1; DE9115598U1; RU2096182C1; US5320038A; DE4129840A1

Abstract

(57)【要約】【目的】印刷機において遊びを有する偏心体ブシュの
胴を、品質の低下なしに胴入れするための方法及び装置
を提供する。【構成】胴入れ可能な印刷装置胴２；４；５に関連し
て、隣接する定置の印刷装置胴１；３；６の力を検出
し、作業シリンダ１２；１３；１４を偏心体ブシュ９に
結合するフランジ２３；２４に関連して、胴入れ可能な
印刷装置胴２；４；５の力を補正し、次いで、胴入れ可
能な印刷装置胴２；４；５のすべての合力Ｒ２；Ｒ４；
Ｒ５が、隣接する定置の印刷装置胴１；３；６の合力ｒ
２；ｒ４；ｒ５の方向で０〜±４５°の角度αで延びる
ように、前記フランジ２３；２４を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、オフセット輪転印刷機
のための複胴式印刷装置の印刷装置胴に作業シリンダに
よって胴入れ可能な印刷装置胴を有し、該作業シリンダ
がレバーアーム及びフランジを介して偏心体ブシュに結
合されていて、偏心体ブシュが機械フレームに設けられ
たストッパによって別のフレームを介して支持されてい
る形式の、偏心体ブシュに軸受けされた印刷装置胴を調
節するための方法並びにこの方法を実施するための装置
に関する。

【０００２】

【従来の技術】オフセット輪転印刷機においては、印刷
プロセスを行うすべての部材、特に歯車、胴及び胴軸受
けを高い精度で製造し組み立てなければならない。そう
でないと、歯状、ローラ状又は通路状のドクター筋が形
成されるという欠点があるか又は、各網点２重印刷、コ
ンマ状の延長部あるいはシャドー若しくは網点拡大を有
するダブリ現象が生じる恐れがある。このような危険性
を取り除くためには、圧胴、ゴム胴及び版胴の両側にい
わゆる胴まくら又はローラリングを取り付けることが一
般に行われる。このような胴まくら又はローラリング
は、研削され硬化され精密に処理された鋼製のリングで
ある。この鋼製のリングは、版胴、圧胴及びゴム胴の端
面側に張られているかまたはフランジを介して結合され
ている。印刷中に、胴まくらは強い対抗圧力を受けて線
接触で互いに転動するようになっている。各胴はプレロ
ードを受けながら転動するので、胴まくらは印刷装置全
体を補強する。胴まくらは胴の振動を減衰し、従って静
粛な機械走行が得られるようになっている。しかも、胴
まくらは、胴溝の通過時に走行振動を防止し、従って印
刷された枚葉紙にマーキングが付かないようになってい
る。胴まくらはまた、胴まくらが設けられていない場合
に印刷圧が突然ゼロになる胴溝において、胴間の間隔が
短くなり次いで印刷が加えられる時にこの胴間の間隔が
再びやや大きくなることが避けられる。

【０００３】しかしながらこのような胴まくらを設ける
と、互いに協働する胴間の間隔を調節することができな
い。従って、正しい当てつけ圧力を調節するためには、
胴の外周に取り付けられる胴ばりの厚さを正確に維持す
る必要がある。画像の長さを変えるためには、新たな版
板を製造する必要がある。また胴間隔が固定されている
ために、ゴム胴の外周に設けられた胴ばり（これは変え
ない方がよいのであるが）を変えなければならなくな
る。それとは逆に、ゴム胴の外周に設けられた胴ばりを
なんらかの理由により変えたい場合は、版胴外周も強制
的に変えなければならないので、正しい画像長さが得ら
れないことになる。

【０００４】ドイツ連邦共和国特許出願公開第２７３６
１７５号明細によれば、胴まくらを有していない、輪転
印刷機のための印刷装置が公知である。隣接する２つの
印刷装置胴の間の印刷装置のための胴のプレロードは、
圧縮ばねによって又は圧力媒体負荷可能な作業シリンダ
によって軸受けを介してシリンダジャーナルに加えられ
る。

【０００５】このような印刷装置においては、付加的な
ばね力蓄え装置又は圧力媒体負荷可能な作業シリンダを
設けなければならないという欠点がある。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、印刷機において遊びの多い偏心体ブシュの胴を、品
質の低下なしに胴入れするための方法及び装置を提供す
ることである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法によれば、胴入れ可能な印刷装置胴に関連し
て、隣接する定置の印刷装置胴の力を検出し、作業シリ
ンダを偏心体ブシュに結合する前記フランジに関連し
て、胴入れ可能な印刷装置胴の力を補正し、次いで、胴
入れ可能な印刷装置胴のすべての合力が、隣接する定置
の印刷装置胴の合力の方向で０〜±４５°の角度で延び
るように、前記フランジを補正するようになっている。

【０００８】またこの課題を解決した本発明の装置の特
徴によれば、１つの印刷装置内に１つの定置の版胴と１
つの定置のゴム胴とを有する、偏心体ブシュに軸受けさ
れた印刷装置胴を調節するための装置で、第２のゴム胴
が、前記定置の版胴及び定置のゴム胴に胴入れ及び胴抜
き可能である形式のものにおいて、胴入れ時に版胴及び
ゴム胴の圧力が合力を形成し、該合力は、版胴及びゴム
胴の圧力と、第２のゴム胴の偏心体ブシュに導入された
力とから成る合力に対して０〜±４５°の角度（α）を
成している。

【０００９】本発明の別の特徴によれば、偏心体ブシュ
に軸受けされた、２対の印刷装置胴、つまり２つの版胴
と２つのゴム胴とから成る印刷装置胴で、２つの版胴が
それぞれ、２つのゴム胴の中心の外側に配置されてい
て、そのうちのそれぞれ一方の対の印刷装置胴が遊びを
有する偏心体ブシュを介して他方の対の印刷装置胴に胴
入れ可能である形式のものにおいて、偏心体ブシュに２
つの力導入箇所が配置されており、調節可能な第１の印
刷装置胴の力導入箇所が第ＩＩＩ象限に配置されてい
て、反動力の導入箇所が前記第１の印刷装置胴の第Ｉ象
限に配置されており、調節可能な第２の印刷装置胴の力
導入箇所が第２の印刷装置胴の第ＩＩ象限に配置されて
いて、すべての力導入箇所が第２の印刷装置胴の第Ｉ象
限に配置されている。

【００１０】本発明のさらに別の特徴によれば、偏心体
ブシュに力導入箇所が配置されており、調節可能な第１
の印刷装置胴の力導入箇所が第１の印刷装置胴の第Ｉ象
限に配置されていて、反動力の導入箇所が第１の印刷装
置胴の第ＩＩＩ象限に配置されており、調節可能な第２
の印刷装置胴の力導入箇所が第２の印刷装置胴の第ＩＶ
象限に配置されていて、すべての力導入箇所が第２の印
刷装置胴の第ＩＩＩ象限に配置されている。

【００１１】

【発明の効果】本発明の利点は特に、圧力の合応力に応
じて圧力媒体負荷される作業シリンダによって、胴のた
めの偏心体ブシュのフランジに胴入れ力を正しい位置決
め力で当てつけることができることによって、ローラリ
ング、いわゆる胴まくらを使用することなしに、軸受け
ブシュの遊びを取り除くことができるという点にある。
これによって圧胴は、胴入れ時において振動にさらされ
ることはない。このような形式によって、胴溝通過時に
生じる振動も避けられる。

【００１２】

【実施例】図１には、Ｙ−オフセット輪転印刷機の、印
刷装置胴（１〜６）を備えた複胴式印刷装置の概略図が
示されている。これらの印刷装置胴のうちの符号１；
４；６で示されたものは版胴として構成されていて、符
号２；３；５で示されたものはゴム胴として構成されて
いる。これらの印刷装置胴１〜６は、×印で示されたそ
のジャーナルが両側で機械フレーム７に軸受けされてい
る（図２参照）。版胴１；４；６は、その軸端部が両側
でころがり軸受けに軸受けされていて、ゼロに近い軸受
け遊びを有している。印刷装置胴２；４；５は両側でこ
ろがり軸受け８で軸受けされており、該ころがり軸受け
８は偏心体ブシュ９によって受容されている。偏心体ブ
シュの軸受け遊びは約0.05mmである。印刷装置胴１〜６
は、印刷装置胴２が印刷装置胴１及び３に、印刷装置胴
４が印刷装置胴３に、印刷装置胴５が印刷装置胴６及び
３に互いに胴入れされるようになっている。印刷装置胴
２；４；５は、作業シリンダ１２；１３；１４のピスト
ンロッド１１に接続されたレバーアームによって偏心体
ブシュ９の遊びａを補償するためのプレロードを有して
いる。作業シリンダ１２；１３；１４はハイドロ式又は
ニューマチック式の作業シリンダとして構成されてい
る。作業シリンダ１２；１３；１４はそれぞれ開口１
６；１７を有しており、これらの開口１６；１７は、作
業媒体のための図示していない制御装置に接続されてい
る。さらにまた、作業シリンダ１２；１３；１４はねじ
１８によって機械フレーム７に固定されている。前記レ
バーアームはそれぞれ、ピストンロッド１１の端部に一
端部が旋回可能に接続されたアングルレバー１９より成
っており、該アングルレバー１９は機械フレーム７の軸
受け２１で軸受けされていて、このアングルレバーレバ
ー１９の他端部は、力の導入箇所２０で連結棒２２に旋
回可能に接続されている。連結棒２２は同様にフランジ
２３に旋回可能に接続されており、該フランジ２３も同
様に、偏心体ブシュ９に形状接続及び摩擦接続してい
る。印刷装置胴２；４；５の偏心体ブシュ９にはそれぞ
れフランジ２４が形状及び摩擦接続で固定されていて、
該フランジ２４はその突起部が、反動力の導入箇所２５
に設けられたフレーム固定された対応受け２６に当てつ
けられる。作業シリンダ１２；１３；１４を操作するこ
とによって印刷装置胴２；４；５は印刷装置胴１；３；
６に胴入れされるので、ウエブ２７はその左側面が２
回、右側面が１回、高品質で印刷され、ウエブガイドロ
ーラ２８を介して複胴式印刷装置を通過するようになっ
ている。

【００１３】図３〜図５には、胴入れ可能な印刷装置胴
２；４；５における力の作用に関する線図が示されてい
る。

【００１４】図３には、胴入れ可能な印刷装置胴２（ゴ
ム胴）における力の作用が示されている。この図３によ
れば、すべての合力Ｒ２が、隣接する定置の印刷装置胴
１；３の圧力Ｚ１；Ｚ３の合力ｒ２に対して角度α±４
５°で延びている。

【００１５】ゴム胴２の重量Ｇ２と、隣接する印刷装置
胴１；３（版胴）の力Ｚ１及びＺ２と、すべての合力Ｒ
２の所望の方向とによって、作業シリンダ１２によって
若しくは機械フレーム７の印刷装置胴２の対応受け２６
によって受容される力Ｋ２２及びＫ２６の大きさ並びに
位置が規定される。図３に示した力は、Ｚ１＝６５０ｄ
ａＮ、Ｚ３＝６５０ｄａＮ、Ｇ２＝３７５ｄａＮ、Ｒ２
＝１７００ｄａＮ、Ｋ２２＝８４０ｄａＮ、Ｋ２６＝８
４０ｄａＮである。角度αは約２５°である。すべての
合力Ｒ２が常に、隣接する印刷装置胴１；３の合力の方
向に延びていることによって、運転中に、胴溝通過時に
おいても印刷装置胴の静粛な駆動が補償される。図３に
よればさらに、対応受け２６が反動力の導入箇所２５を
有する対応受け２６が第Ｉ象限にあって、力の導入箇所
２０を有する連結棒２２が第ＩＩＩ象限にあり、合力ｒ
２及びＲ２がその間、つまり第ＩＩ象限にあることが分
かる。

【００１６】図４によれば胴入れ可能な印刷装置胴４
（版胴）の力の流れが示されている。これによれば、す
べての合力Ｒ４が同様に、隣接する印刷装置胴３の圧力
Ｚ３の合力ｒ４に対して±４５°の角度αを成している
ことが分かる。印刷装置胴４（版胴）の重量Ｇ４と、隣
接する印刷装置胴３の力Ｚ３と、すべての合力Ｒ４の所
望の方向とによって、作業シリンダ１３によって若しく
は機械フレーム７内の版胴４の対応受け２６によって受
容される力Ｋ２２及びＫ２６の大きさ及び位置が規定さ
れる。図４に示した力は、Ｚ３＝６５０ｄａＮ、Ｇ４＝
３７５ｄａＮ、Ｒ４＝１８５０ｄａＮ、Ｋ２２＝７６０
ｄａＮ、Ｋ２６＝７６０ｄａＮである。角度αは約３９
°である。図４によればさらに、対応受け２６が第Ｉ象
限にあって、力の導入箇所２０を有する連結棒２２が第
ＩＩ象限にあり、合力ｒ４及びＲ４がその間、つまり第
ＩＶ象限にあることが分かる。

【００１７】図５には、隣接する印刷装置胴５（ゴム
胴）における力の流れが示されている。この力の流れに
よれば同様に、すべての合力Ｒ５が、隣接印刷装置胴
３；６の圧力Ｚ３及びＺ６の合力ｒ５に対して角度α±
４５°で延びている。印刷装置胴５（ゴム胴）の重量Ｇ
５と、隣接する印刷装置胴３；６の力Ｚ３及びＺ６と、
すべての合力Ｒ５の所望の方向とによって、作業シリン
ダ１４の連結棒２２によって、若しくは機械フレーム７
内のゴム胴５の対応受け２６によって受容される力Ｋ２
２及びＫ２６の大きさ及び位置が規定される。

【００１８】図５に示された力は、Ｚ３＝６５０ｄａ
Ｎ、Ｚ６＝６５０ｄａＮ、Ｇ５＝３７５ｄａＮ、Ｒ５＝
１３５０ｄａＮ、Ｋ２２＝７６０ｄａＮ、Ｋ２６＝７６
０ｄａＮである。角度αは約１１°である。

【００１９】図５によれば同様に、対応受け２６が第Ｉ
Ｖ象限にあって、力の導入箇所２０を有する連結棒２２
が第ＩＩ象限にあり、合力ｒ５及びＲ５がその間、つま
り第Ｉ象限にある。

【００２０】図１によれば、印刷装置胴１〜４を図示の
位置に配置することも可能である。力の作用に関する線
図は図３及び図４に示されている。さらにまた、図１に
示した印刷装置胴５及び６を省いて、印刷装置胴１〜４
を１８０°回転させて印刷装置胴１′〜４′とし、これ
らを、印刷装置胴５；６の代わりに配置することも可能
である。これに関する力の作用は、図３及び図４に示さ
れており、合力ｒ２′；Ｒ２′が第ＩＶ象限にあって、
合力ｒ４′；Ｒ４′が第ＩＩ象限にある点が異なってい
る。

【００２１】これらの象限は、Ｘ軸線とＹ軸線とによっ
て制限された象限を有する、直角座標系に関するもので
ある。Ｘ軸線とＹ軸線との交差点は、印刷装置胴の回転
軸線上にある。これらの象限は、Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩ、Ｉ
Ｖの順番に逆時計回り方向で配置されていて、第Ｉ象限
がＸ軸線及びＹ軸線の正の位置、第ＩＩ象限がＸ軸線の
負の位置でＹ軸線の正の位置、第ＩＩＩ象限がＸ軸線及
びＹ軸線の負の位置、そして第ＩＶ象限がＸ軸線の正の
位置でＹ軸線の負の位置にある。

【図面の簡単な説明】

【図１】複胴式印刷装置の概略的な側面図である。

【図２】胴入れ及び胴抜き可能な圧胴の一部破断した部
部分的な側面図である。

【図３】図１に示した胴入れ可能な印刷装置胴２（ゴム
胴）における力の流れの作用を示した線図である。

【図４】図１に示した胴入れ可能な印刷装置胴４（版
胴）における力の流れの作用を示した線図である。

【図５】図１に示した胴入れ可能な印刷装置胴５（ゴム
胴）における力の流れの作用を示した線図である。

【符号の説明】

１，３，６定置の印刷装置胴、２，４，５胴入れ
可能な印刷装置胴、７機械フレーム、８ころがり
軸受け、９偏心体ブシュ、１１ピストンロッ
ド、１２，１３，１４作業シリンダ、１６，１７
開口、１８ねじ、１９アングルレバー、２０
力の導入箇所、２１軸受け、２２連結棒、２
３，２４フランジ、２５反動力の導入箇所、２
６対応受け、２７ウエブ、２８ウエブガイドロ
ーラ、α 角度、ａ遊び、ｒ２印刷装置胴１と
３との合力、ｒ４印刷装置胴４の合力、ｒ５印刷
装置胴３と６との合力、Ｒ２印刷装置胴２のすべて
の合力、Ｒ４印刷装置胴４のすべての合力、Ｒ５
印刷装置胴のすべての合力、Ｇ２印刷装置胴２の重
量、Ｇ４印刷装置胴４の重量、Ｇ５印刷装置胴
５の重量、Ｚ１印刷装置胴１の圧力、Ｚ３印刷
装置胴３の圧力、Ｚ６印刷装置胴６の圧力、Ｋ２
２連結棒２２から伝達される力、Ｋ２６対応受け
によって受容される力

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】偏心体ブシュに軸受けされた印刷装置胴
を調節するための方法であって、該印刷装置胴が、オフ
セット輪転印刷機のための複胴式印刷装置の別の印刷装
置胴に作業シリンダによって胴入れ可能であって、該作
業シリンダがレバーアーム及びフランジを介して偏心体
ブシュに結合されていて、偏心体ブシュが機械フレーム
に設けられたストッパによって別のフレームを介して支
持されている形式のものにおいて、胴入れ可能な印刷装
置胴(２；４；５)に関連して、隣接する定置の印刷装置
胴（１；３；６）の力を検出し、作業シリンダ（１２；
１３；１４）を偏心体ブシュ（９）に結合する前記フラ
ンジ（２３；２４）に関連して、胴入れ可能な印刷装置
胴（２；４；５）の力を補正し、次いで、胴入れ可能な
印刷装置胴（２；４；５）のすべての合力（Ｒ２；Ｒ
４；Ｒ５）が、隣接する定置の印刷装置胴（１；３；
６）の合力（ｒ２；ｒ４；ｒ５）の方向で０〜±４５°
の角度（α）で延びるように、前記フランジ（２３；２
４）を補正することを特徴とする、印刷機の胴のための
偏心体ブシュを調節するための方法。
【請求項２】１つの印刷装置内に１つの定置の版胴と
１つの定置のゴム胴とを有する、偏心体ブシュに軸受け
された印刷装置胴を調節するための装置であって、第２
のゴム胴が、前記定置の版胴及び定置のゴム胴に胴入れ
及び胴抜き可能である形式のものにおいて、胴入れ時に
版胴（１）及びゴム胴（３）の圧力（Ｚ１；Ｚ３）が合
力（ｒ２）を形成し、該合力（ｒ２）は、版胴（１）及
びゴム胴（３）の圧力（Ｚ１；Ｚ３）と、第２のゴム胴
（２）の偏心体ブシュ（９）に導入された力（Ｋ２２；
Ｋ２６）とから成る合力（Ｒ２）に対して０〜±４５°
の角度（α）を成していることを特徴とする、印刷機の
胴のための偏心体ブシュを調節するための装置。
【請求項３】ゴム胴（３）に、所定の合力（Ｒ４）を
有する第２の版胴（４）が当てつけ可能である、請求項
２記載の装置。
【請求項４】ゴム胴（３）に、第３の版胴（６）に接
続された、所定の合力（Ｒ５）を有する第３のゴム胴
（５）が当てつけられるようになっている、請求項３記
載の装置。
【請求項５】印刷装置胴（２；４；５）の偏心体ブシ
ュ（９）に作用する力（Ｋ２２；Ｋ２６）が、偏心体ブ
シュ（９）の外周面に配置されたフランジ（２３；２
４）を介して導入可能である、請求項２から５までのい
ずれか１項記載の装置。
【請求項６】偏心体ブシュ（９）に軸受けされた２対
の印刷装置胴、つまり２つの版胴（１；４）と２つのゴ
ム胴（２；３）とから成る印刷装置胴であって、２つの
版胴（１；４）がそれぞれ、２つのゴム胴（２；３）の
中心の外側に配置されていて、そのうちのそれぞれ一方
の対の印刷装置胴（２；４）が遊びを有する偏心体ブシ
ュ（９）を介して他方の対の印刷装置胴（１；３）に胴
入れ可能である形式のものにおいて、偏心体ブシュ
（９）に２つの力導入箇所（２０；２５）が配置されて
おり、調節可能な第１の印刷装置胴（２）の力導入箇所
（２０）が第ＩＩＩ象限に配置されていて、反動力の導
入箇所（２５）が前記第１の印刷装置胴（２）の第Ｉ象
限に配置されており、調節可能な第２の印刷装置胴
（４）の力導入箇所（２５）が第２の印刷装置胴（４）
の第ＩＩ象限に配置されていて、すべての力導入箇所
（２５）が第２の印刷装置胴（４）の第Ｉ象限に配置さ
れていることを特徴とする、印刷機の胴のための偏心体
ブシュを調節するための装置。
【請求項７】偏心体ブシュ（９）に軸受けされた２対
の印刷装置胴、つまり２つの版胴（１；４）と２つのゴ
ム胴（２；３）とから成る印刷装置胴であって、２つの
版胴（１；４）がそれぞれ、２つのゴム胴（２；３）の
中心の上側に配置されていて、そのうちのそれぞれ一方
の対の印刷装置胴（２；４）が遊びを有する偏心体ブシ
ュ（９）を介して他方の対の印刷装置胴（１；３）に胴
入れ可能である形式のものにおいて、偏心体ブシュ
（９）に力導入箇所（２０；２５）が配置されており、
調節可能な第１の印刷装置胴（２）の力導入箇所（２
０）が第１の印刷装置胴（２）の第Ｉ象限に配置されて
いて、反動力の導入箇所（２５）が第１の印刷装置胴
（２）の第ＩＩＩ象限に配置されており、調節可能な第
２の印刷装置胴（４）の力導入箇所（２０）が第２の印
刷装置胴（４）の第ＩＶ象限に配置されていて、すべて
の力導入箇所（２５）が第２の印刷装置胴（４）の第Ｉ
ＩＩ象限に配置されていることを特徴とする、印刷機の
胴のための偏心体ブシュを調節するための装置。