JPH05199916A - 電動歯ブラシ - Google Patents
電動歯ブラシInfo
- Publication number
- JPH05199916A JPH05199916A JP1445792A JP1445792A JPH05199916A JP H05199916 A JPH05199916 A JP H05199916A JP 1445792 A JP1445792 A JP 1445792A JP 1445792 A JP1445792 A JP 1445792A JP H05199916 A JPH05199916 A JP H05199916A
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- Japan
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- supporting shaft
- support shaft
- brush
- brush support
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用している際にブラシ支持軸への反力が加
わった場合の摩擦抵抗を軽減することができる電動歯ブ
ラシを提供する。 【構成】 ブラシ支持軸７を軸方向に往復動自在に軸受
としての複数個のボール１９，２０を介して装置本体１
に保持させると共に、ブラシ支持軸７を装置本体１に設
けた電動駆動装置により往復駆動させる様にした。
わった場合の摩擦抵抗を軽減することができる電動歯ブ
ラシを提供する。 【構成】 ブラシ支持軸７を軸方向に往復動自在に軸受
としての複数個のボール１９，２０を介して装置本体１
に保持させると共に、ブラシ支持軸７を装置本体１に設
けた電動駆動装置により往復駆動させる様にした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、歯磨き用のブラシ体
を電動駆動装置により往復動させるようにした電動歯ブ
ラシに関するものである。
を電動駆動装置により往復動させるようにした電動歯ブ
ラシに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電動歯ブラシとしては、
例えば、ブラシ支持軸を軸方向に往復動自在に装置本体
の筒状軸受に保持させると共に、ブラシ支持軸を装置本
体に設けた電動駆動装置により往復駆動させる様にした
ものが考えられている（特開平１−２４４７１１号公報
参照）。
例えば、ブラシ支持軸を軸方向に往復動自在に装置本体
の筒状軸受に保持させると共に、ブラシ支持軸を装置本
体に設けた電動駆動装置により往復駆動させる様にした
ものが考えられている（特開平１−２４４７１１号公報
参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された電動歯ブラシにあっては、ブラシ支持軸が筒
状軸受に面接触の状態で保持されているため、電動歯ブ
ラシを使用している際にブラシ支持軸と直交する力、即
ち、歯を押えた時のブラシ支持軸への反力により筒状軸
受とブラシ支持軸との摩擦抵抗がさらに大きくなり、電
動駆動装置の駆動手段（例えば、モータ）に負荷がかか
るという問題が生じていた。
構成された電動歯ブラシにあっては、ブラシ支持軸が筒
状軸受に面接触の状態で保持されているため、電動歯ブ
ラシを使用している際にブラシ支持軸と直交する力、即
ち、歯を押えた時のブラシ支持軸への反力により筒状軸
受とブラシ支持軸との摩擦抵抗がさらに大きくなり、電
動駆動装置の駆動手段（例えば、モータ）に負荷がかか
るという問題が生じていた。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、使用している際にブラシ支持軸への反力が加わっ
た場合の摩擦抵抗を軽減することができる電動歯ブラシ
を提供することを目的とするものである。
って、使用している際にブラシ支持軸への反力が加わっ
た場合の摩擦抵抗を軽減することができる電動歯ブラシ
を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項１に記載の本発明は、ブラシ支持軸を軸方向
に往復動自在に軸受を介して装置本体に保持させると共
に、前記ブラシ支持軸を前記装置本体に設けた電動駆動
装置により往復駆動させる様にした電動歯ブラシであっ
て、前記軸受を複数個のボールで形成し、これら複数個
のボールにより前記ブラシ支持軸を直接保持したことを
要旨とする。
め、請求項１に記載の本発明は、ブラシ支持軸を軸方向
に往復動自在に軸受を介して装置本体に保持させると共
に、前記ブラシ支持軸を前記装置本体に設けた電動駆動
装置により往復駆動させる様にした電動歯ブラシであっ
て、前記軸受を複数個のボールで形成し、これら複数個
のボールにより前記ブラシ支持軸を直接保持したことを
要旨とする。
【０００６】また、請求項２に記載の発明は、前記複数
個のボールは前記ブラシ支持軸の軸方向に所定範囲内で
転動可能に前記装置本体内に保持されている。
個のボールは前記ブラシ支持軸の軸方向に所定範囲内で
転動可能に前記装置本体内に保持されている。
【０００７】しかも、請求項３に記載の発明は、前記軸
受は前記ブラシ支持軸の軸方向に離間して一対設けられ
ているものである。
受は前記ブラシ支持軸の軸方向に離間して一対設けられ
ているものである。
【０００８】
【作用】このような請求項１に記載の構成においては、
装置本体に軸受を介してブラシ支持軸をその軸方向に往
復動自在に保持させて、装置本体に設けた電動駆動装置
によりブラシ支持軸を往復駆動させる。
装置本体に軸受を介してブラシ支持軸をその軸方向に往
復動自在に保持させて、装置本体に設けた電動駆動装置
によりブラシ支持軸を往復駆動させる。
【０００９】この時、ブラシ支持軸は複数個のボールに
より点接触状態で直接保持されているため、ブラシ支持
軸と装置本体との摩擦抵抗は小さいものとなる。
より点接触状態で直接保持されているため、ブラシ支持
軸と装置本体との摩擦抵抗は小さいものとなる。
【００１０】また、請求項２に記載の構成においては、
ブラシ支持軸を保持する複数個のボールがブラシ支持軸
の軸方向に転動することにより、ブラシ支持軸の摩擦抵
抗は大幅に軽減することができる。
ブラシ支持軸を保持する複数個のボールがブラシ支持軸
の軸方向に転動することにより、ブラシ支持軸の摩擦抵
抗は大幅に軽減することができる。
【００１１】しかも、請求項３に記載の構成において
は、ブラシ支持軸を保持する複数個のボールがブラシ支
持軸の軸方向に離間して一対設けられていることによ
り、ブラシ支持軸の保持状態を安定して支持することが
できる。
は、ブラシ支持軸を保持する複数個のボールがブラシ支
持軸の軸方向に離間して一対設けられていることによ
り、ブラシ支持軸の保持状態を安定して支持することが
できる。
【００１２】
【実施例】次に、本発明の電動歯ブラシの実施例を図１
乃至図７に基づいて説明する。
乃至図７に基づいて説明する。
【００１３】図７において、電動歯ブラシＴは、本体装
置１と、この本体装置１に装着されたブラシ部２とを備
えている。
置１と、この本体装置１に装着されたブラシ部２とを備
えている。
【００１４】装置本体１は、下部ケース３と、スイッチ
４が摺動可能に装着された中間ケース５と、中間ケース
５に嵌着された上部ケース６とを備えている。
４が摺動可能に装着された中間ケース５と、中間ケース
５に嵌着された上部ケース６とを備えている。
【００１５】ブラシ部２は、図６に示すように、本体装
置１の内部１ａに設けられたブラシ支持軸７に支持され
た軸部８と、この軸部８の先端に植設されたブラシ９と
を備えている。この軸部８は、その基端部８ａに突起８
ｂが形成され、この突起８ｂがブラシ支持軸７の先端７
ａに形成された環状凹部７ｂに嵌着することにより抜け
止めがなされている。尚、図６中、９は中間ケース５の
先端５ａに嵌着された防水ゴム、１０はブラシ支持軸７
に形成された環状溝部７ｃに嵌着されたＣリングであ
る。
置１の内部１ａに設けられたブラシ支持軸７に支持され
た軸部８と、この軸部８の先端に植設されたブラシ９と
を備えている。この軸部８は、その基端部８ａに突起８
ｂが形成され、この突起８ｂがブラシ支持軸７の先端７
ａに形成された環状凹部７ｂに嵌着することにより抜け
止めがなされている。尚、図６中、９は中間ケース５の
先端５ａに嵌着された防水ゴム、１０はブラシ支持軸７
に形成された環状溝部７ｃに嵌着されたＣリングであ
る。
【００１６】ブラシ支持軸７は、図１に示すように、軸
受部１１によりブラシ支持軸７の軸線方向に摺動可能に
保持されている。また、ブラシ支持軸７はスイッチ４の
操作により図示外の電動駆動部が駆動してブラシ支持軸
７の軸線方向に所定ストロークの範囲内で往復動するよ
うに設定されている。尚、ここで使用されている電動駆
動部は公知の構成のものが使用されている。図１中、１
２はスイッチ４の接点部、１３は接点部１２を支持する
筒状のフレームである。
受部１１によりブラシ支持軸７の軸線方向に摺動可能に
保持されている。また、ブラシ支持軸７はスイッチ４の
操作により図示外の電動駆動部が駆動してブラシ支持軸
７の軸線方向に所定ストロークの範囲内で往復動するよ
うに設定されている。尚、ここで使用されている電動駆
動部は公知の構成のものが使用されている。図１中、１
２はスイッチ４の接点部、１３は接点部１２を支持する
筒状のフレームである。
【００１７】軸受部１１は、フレーム１３の先端屈曲部
１３ａを挟んで設けられた略筒状の一対のホルダ１４，
１５と、ホルダ１４内に設けられたスラスト軸受１６
と、ホルダ１５内に設けられたスラスト軸受１７と、こ
の各スラスト軸受１６，１７間に設けられたスリーブ１
８とを備えている。
１３ａを挟んで設けられた略筒状の一対のホルダ１４，
１５と、ホルダ１４内に設けられたスラスト軸受１６
と、ホルダ１５内に設けられたスラスト軸受１７と、こ
の各スラスト軸受１６，１７間に設けられたスリーブ１
８とを備えている。
【００１８】ホルダ１４，１５には、ブラシ支持軸７の
挿通孔１４ａ，１５ａが各々穿設されている。また、ホ
ルダ１４の先端側外壁面には環状溝１４ｂが形成され、
この環状溝１４ｂには中間ケース５の先端５ａが当接す
るＣリング２１（図６参照）が嵌着されている。
挿通孔１４ａ，１５ａが各々穿設されている。また、ホ
ルダ１４の先端側外壁面には環状溝１４ｂが形成され、
この環状溝１４ｂには中間ケース５の先端５ａが当接す
るＣリング２１（図６参照）が嵌着されている。
【００１９】スラスト軸受１６の内壁面には、図２及び
図３に示すように、ブラシ支持軸７の軸線に沿う溝１６
ａ，１６ａ…が形成され、この各溝１６ａ，１６ａ…に
は軸受としてのボール１９，１９…が溝１６ａの範囲内
で転動可能となるように装着されている。尚、ボール１
９，１９…はブラシ支持軸７に当接している。また、溝
１６ａ，１６ａ…の長さは、ボール１９の転動に伴うボ
ール１９の中心の移動ストロークに対してブラシ支持軸
７の移動ストロークが２倍となることにより、ブラシ支
持軸７の往復動のストロークの１／２以上に設定されて
いる。
図３に示すように、ブラシ支持軸７の軸線に沿う溝１６
ａ，１６ａ…が形成され、この各溝１６ａ，１６ａ…に
は軸受としてのボール１９，１９…が溝１６ａの範囲内
で転動可能となるように装着されている。尚、ボール１
９，１９…はブラシ支持軸７に当接している。また、溝
１６ａ，１６ａ…の長さは、ボール１９の転動に伴うボ
ール１９の中心の移動ストロークに対してブラシ支持軸
７の移動ストロークが２倍となることにより、ブラシ支
持軸７の往復動のストロークの１／２以上に設定されて
いる。
【００２０】スラスト軸受１７の内壁面には、図４及び
図５に示すように、ブラシ支持軸７の軸線に沿う溝１７
ａ，１７ａ…が形成され、この各溝１７ａ，１７ａ…に
は軸受としてのボール２０，２０…が溝１７ａの範囲内
で転動可能となるように装着されている。尚、ボール２
０，２０…はブラシ支持軸７に当接している。また、溝
１７ａ，１７ａ…の長さは、溝１６ａと同様の理由によ
り、ブラシ支持軸７の往復動のストロークの１／２以上
に設定されている。
図５に示すように、ブラシ支持軸７の軸線に沿う溝１７
ａ，１７ａ…が形成され、この各溝１７ａ，１７ａ…に
は軸受としてのボール２０，２０…が溝１７ａの範囲内
で転動可能となるように装着されている。尚、ボール２
０，２０…はブラシ支持軸７に当接している。また、溝
１７ａ，１７ａ…の長さは、溝１６ａと同様の理由によ
り、ブラシ支持軸７の往復動のストロークの１／２以上
に設定されている。
【００２１】上記の構成において、電動歯ブラシＴを使
用する場合には、スイッチ４を操作して図示外の電動駆
動手段を駆動させると、ブラシ支持軸７が所定のストロ
ーク範囲内で往復動し、このブラシ支持軸７の先端７ａ
に装着されたブラシ部２のブラシ９を使用者の歯（図示
せず）に圧接して歯を研く。
用する場合には、スイッチ４を操作して図示外の電動駆
動手段を駆動させると、ブラシ支持軸７が所定のストロ
ーク範囲内で往復動し、このブラシ支持軸７の先端７ａ
に装着されたブラシ部２のブラシ９を使用者の歯（図示
せず）に圧接して歯を研く。
【００２２】このとき、ブラシ９の歯への圧接によるブ
ラシ支持軸７の往復動方向（軸線方向）と直交した圧力
がブラシ支持軸７に生じても、このブラシ支持軸７が軸
受としてのボール１９，１９…及びボール２０，２０…
に点接触状態で保持され、しかも、これら各ボール１
９，２０がブラシ支持軸７の往復動に追従するように往
復転動するために摩擦抵抗が大幅に軽減され、同様に、
電動駆動部の駆動手段（例えば、モータ）への負荷が軽
減される。
ラシ支持軸７の往復動方向（軸線方向）と直交した圧力
がブラシ支持軸７に生じても、このブラシ支持軸７が軸
受としてのボール１９，１９…及びボール２０，２０…
に点接触状態で保持され、しかも、これら各ボール１
９，２０がブラシ支持軸７の往復動に追従するように往
復転動するために摩擦抵抗が大幅に軽減され、同様に、
電動駆動部の駆動手段（例えば、モータ）への負荷が軽
減される。
【００２３】さらに、ブラシ支持軸７は、その軸線方向
の前後２ヶ所のボール１９，２０に保持されているため
安定した軸線方向のみの往復動を得ることができる。
の前後２ヶ所のボール１９，２０に保持されているため
安定した軸線方向のみの往復動を得ることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電動歯ブ
ラシにあっては、ブラシ支持軸を軸方向に往復動自在に
軸受としての複数個のボールを介して装置本体に保持さ
せたことにより、使用している際にブラシ支持軸への反
力が加わった場合の摩擦抵抗を軽減することができる。
ラシにあっては、ブラシ支持軸を軸方向に往復動自在に
軸受としての複数個のボールを介して装置本体に保持さ
せたことにより、使用している際にブラシ支持軸への反
力が加わった場合の摩擦抵抗を軽減することができる。
【図１】本発明の電動歯ブラシの要部を示す断面図であ
る。
る。
【図２】先端側のホルダの断面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図４】基端側のホルダの断面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。である。
【図６】先端部を破断した装置本体の側面図である。
【図７】本発明の電動歯ブラシの外観を示す斜視図であ
る。
る。
Ｔ…電動歯ブラシ １…装置本体 ７…ブラシ支持軸 １９…ボール（軸受） ２０…ボール（軸受）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜沢 博 神奈川県秦野市堀山下43番地東京電気株式 会社秦野工場内
Claims (3)
- 【請求項１】 ブラシ支持軸を軸方向に往復動自在に軸
受を介して装置本体に保持させると共に、前記ブラシ支
持軸を前記装置本体に設けた電動駆動装置により往復駆
動させる様にした電動歯ブラシであって、 前記軸受を複数個のボールで形成し、これら複数個のボ
ールにより前記ブラシ支持軸を直接保持したことを特徴
とする電動歯ブラシ。 - 【請求項２】 前記複数個のボールは前記ブラシ支持軸
の軸方向に所定範囲内で転動可能に前記装置本体内に保
持されていることを特徴とする請求項１に記載の電動歯
ブラシ。 - 【請求項３】 前記軸受は前記ブラシ支持軸の軸方向に
離間して一対設けられていることを特徴とする請求項１
乃至請求項２に記載の電動歯ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1445792A JPH05199916A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 電動歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1445792A JPH05199916A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 電動歯ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199916A true JPH05199916A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11861576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1445792A Pending JPH05199916A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 電動歯ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05199916A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022041853A1 (zh) * | 2020-08-27 | 2022-03-03 | 上海携福电器有限公司 | 支撑结构 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1445792A patent/JPH05199916A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022041853A1 (zh) * | 2020-08-27 | 2022-03-03 | 上海携福电器有限公司 | 支撑结构 |
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