JP2000270921A - 電動式爪磨き器 - Google Patents
電動式爪磨き器Info
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- JP2000270921A JP2000270921A JP8499199A JP8499199A JP2000270921A JP 2000270921 A JP2000270921 A JP 2000270921A JP 8499199 A JP8499199 A JP 8499199A JP 8499199 A JP8499199 A JP 8499199A JP 2000270921 A JP2000270921 A JP 2000270921A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動式爪磨き器を使用する際にやすり部の往
復駆動に起因する本体の振動を抑制し、本体を把持する
手にかかる負担を和らげる電動式爪磨き器を提供する。 【解決手段】 本体1に設けた駆動部3によりやすり部
4が往復駆動することによって爪の表面を磨く電動式爪
磨き器において、前記やすり部4を備えた本体1に、本
体1下方へ突出し、且つ接地部6を先端に有する振動抑
制部材5を設ける。
復駆動に起因する本体の振動を抑制し、本体を把持する
手にかかる負担を和らげる電動式爪磨き器を提供する。 【解決手段】 本体1に設けた駆動部3によりやすり部
4が往復駆動することによって爪の表面を磨く電動式爪
磨き器において、前記やすり部4を備えた本体1に、本
体1下方へ突出し、且つ接地部6を先端に有する振動抑
制部材5を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、爪磨き器、殊に爪
の表面の形を整えるために用いる電動式爪磨き器に関す
るものである。
の表面の形を整えるために用いる電動式爪磨き器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、爪の表面を磨くための爪磨き器と
しては、手動式爪磨き器と電動式爪磨き器とがあり、電
動式爪磨き器は主に爪を磨くためのやすり部4が回転駆
動するものと、往復駆動するものとに分類される。そし
て、やすり部4が往復駆動するものの従来例としては図
10に示す特開昭62−142503号公報に記載のも
のが知られている。この電動式爪磨き器は、本体1の先
端部に設けたヘッド部2の下部に往復駆動するやすり部
4を設け、このやすり部4を磨こうとする爪の表面に押
付けることによって、爪の表面の凹凸をとり滑らかなも
のに成形するものである。しかしながら、この例では、
やすり部4を爪の表面に押付けて爪を磨く際、爪の表面
と往復駆動するやすり部4との間に大きな摩擦抵抗がは
たらくため、やすり部4がA方向(又はB方向)に動く
時は、本体1側にB方向(又はA方向)の反力が作用す
る。そして、やすり部4のA方向(又はB方向)の動き
と同時に本体1をB方向(又はA方向)に押す(又は引
っ張る)動きが連続して起こるため、本体1を持ってい
る手がしびれてしまい、その結果、長時間の使用に耐え
られなくなる。
しては、手動式爪磨き器と電動式爪磨き器とがあり、電
動式爪磨き器は主に爪を磨くためのやすり部4が回転駆
動するものと、往復駆動するものとに分類される。そし
て、やすり部4が往復駆動するものの従来例としては図
10に示す特開昭62−142503号公報に記載のも
のが知られている。この電動式爪磨き器は、本体1の先
端部に設けたヘッド部2の下部に往復駆動するやすり部
4を設け、このやすり部4を磨こうとする爪の表面に押
付けることによって、爪の表面の凹凸をとり滑らかなも
のに成形するものである。しかしながら、この例では、
やすり部4を爪の表面に押付けて爪を磨く際、爪の表面
と往復駆動するやすり部4との間に大きな摩擦抵抗がは
たらくため、やすり部4がA方向(又はB方向)に動く
時は、本体1側にB方向(又はA方向)の反力が作用す
る。そして、やすり部4のA方向(又はB方向)の動き
と同時に本体1をB方向(又はA方向)に押す(又は引
っ張る)動きが連続して起こるため、本体1を持ってい
る手がしびれてしまい、その結果、長時間の使用に耐え
られなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、電動式爪磨き器を使用する際
にやすり部の往復駆動に起因する本体の振動を抑制し、
本体を把持する手にかかる負担を和らげる電動式爪磨き
器を提供することを目的としている。
みてなされたものであり、電動式爪磨き器を使用する際
にやすり部の往復駆動に起因する本体の振動を抑制し、
本体を把持する手にかかる負担を和らげる電動式爪磨き
器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電動式爪磨き器は、本体1に設けた駆動部3によりやす
り部4が往復駆動することによって爪の表面を磨く電動
式爪磨き器において、前記やすり部4を備えた本体1
に、本体1下方へ突出し、且つ接地部6を先端に有する
振動抑制部材5を設けたことを特徴とするものである。
電動式爪磨き器は、本体1に設けた駆動部3によりやす
り部4が往復駆動することによって爪の表面を磨く電動
式爪磨き器において、前記やすり部4を備えた本体1
に、本体1下方へ突出し、且つ接地部6を先端に有する
振動抑制部材5を設けたことを特徴とするものである。
【0005】また本発明の請求項2に係る電動式爪磨き
器は、請求項1の構成に加えて、振動抑制部材5の接地
部6が球状となっていることを特徴とするものである。
器は、請求項1の構成に加えて、振動抑制部材5の接地
部6が球状となっていることを特徴とするものである。
【0006】また本発明の請求項3に係る電動式爪磨き
器は、請求項1の構成に加えて、振動抑制部材5の接地
部6が転動自在な球状体7となっていることを特徴とす
るものである。
器は、請求項1の構成に加えて、振動抑制部材5の接地
部6が転動自在な球状体7となっていることを特徴とす
るものである。
【0007】また本発明の請求項4に係る電動式爪磨き
器は、請求項1又は2の構成に加えて、振動抑制部材5
を弾性体8にしたことを特徴とするものである。
器は、請求項1又は2の構成に加えて、振動抑制部材5
を弾性体8にしたことを特徴とするものである。
【0008】また本発明の請求項5に係る電動式爪磨き
器は、請求項3の構成に加えて、転動自在な球状体7を
弾性体8にしたことを特徴とするものである。
器は、請求項3の構成に加えて、転動自在な球状体7を
弾性体8にしたことを特徴とするものである。
【0009】また本発明の請求項6に係る電動式爪磨き
器は、請求項1乃至5のいずれかの構成に加えて、振動
抑制部材5の本体1下方への突出長さが可変であること
を特徴とするものである。
器は、請求項1乃至5のいずれかの構成に加えて、振動
抑制部材5の本体1下方への突出長さが可変であること
を特徴とするものである。
【0010】また本発明の請求項7に係る電動式爪磨き
器は、請求項6の構成に加えて、振動抑制部材5は突出
方向にバネ9を有し、振動抑制部材5を突出方向に伸縮
自在としたことを特徴とするものである。
器は、請求項6の構成に加えて、振動抑制部材5は突出
方向にバネ9を有し、振動抑制部材5を突出方向に伸縮
自在としたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
9に基づいて説明する。
9に基づいて説明する。
【0012】本発明の実施の形態の一例を図1乃至図3
に示す。この電動式爪磨き器は大きくは本体1とヘッド
部2とから構成される。本体1は把持しやすいように上
面1a側が丸みを帯びた滑らかな弓なりの形状をしてお
り、上面1a前方には電源用スイッチ10が配設してあ
る。本体1内の後方には電池収納部12が設けられ、続
く中程には駆動部3であるモーター11が配設される。
モーター11の出力軸11aにはピニオン13が取り付
けられ、一方、出力軸11aに対して直交するように本
体1内に取り付けた軸16にはフェイスギヤ14が回転
自在に取り付けられ、ピニオン13とフェイスギヤ14
とが噛合させてある。このフェイスギヤ14には真円の
円筒状の偏芯部15が前記軸16に対して偏芯させて下
方へ突設してある。先端にやすり部4が取り付けられる
駆動桿17は本体1からヘッド部2に亘って本体1の長
手方向に往復自在に配置され、2つの軸受18によって
摺動自在に支持される。この駆動桿17の基端17aに
は本体の左右方向に向く長円の穴部17cを有する環状
部17bが設けてあり、この穴部17cにフェイスギヤ
14の偏芯部15が遊嵌させてある。そして、モーター
11を駆動すると、フェイスギヤ14が回転し、フェイ
スギヤ14の下方に設けた偏芯部15が環状部17bの
穴部17c内で偏芯回転して、この回転運動が駆動桿1
7の往復運動に変換され、駆動桿17の先端に取り付け
たやすり部4が往復駆動する。尚、ヘッド部2の下面に
配設されるやすり部4は駆動桿17に対して着脱自在と
なっており、目の粗さの異なるやすり部4を取り替える
ことができるようになっている。
に示す。この電動式爪磨き器は大きくは本体1とヘッド
部2とから構成される。本体1は把持しやすいように上
面1a側が丸みを帯びた滑らかな弓なりの形状をしてお
り、上面1a前方には電源用スイッチ10が配設してあ
る。本体1内の後方には電池収納部12が設けられ、続
く中程には駆動部3であるモーター11が配設される。
モーター11の出力軸11aにはピニオン13が取り付
けられ、一方、出力軸11aに対して直交するように本
体1内に取り付けた軸16にはフェイスギヤ14が回転
自在に取り付けられ、ピニオン13とフェイスギヤ14
とが噛合させてある。このフェイスギヤ14には真円の
円筒状の偏芯部15が前記軸16に対して偏芯させて下
方へ突設してある。先端にやすり部4が取り付けられる
駆動桿17は本体1からヘッド部2に亘って本体1の長
手方向に往復自在に配置され、2つの軸受18によって
摺動自在に支持される。この駆動桿17の基端17aに
は本体の左右方向に向く長円の穴部17cを有する環状
部17bが設けてあり、この穴部17cにフェイスギヤ
14の偏芯部15が遊嵌させてある。そして、モーター
11を駆動すると、フェイスギヤ14が回転し、フェイ
スギヤ14の下方に設けた偏芯部15が環状部17bの
穴部17c内で偏芯回転して、この回転運動が駆動桿1
7の往復運動に変換され、駆動桿17の先端に取り付け
たやすり部4が往復駆動する。尚、ヘッド部2の下面に
配設されるやすり部4は駆動桿17に対して着脱自在と
なっており、目の粗さの異なるやすり部4を取り替える
ことができるようになっている。
【0013】ところで、本発明の電動式爪磨き器が従来
品と比べて特徴的なのは、本体1に、本体1下方へ突出
し、且つ接地部6を先端に有する振動抑制部材5を設け
た点にある。そして、これを使用する際には、電動式爪
磨き器のやすり部4を爪の表面に当接させると同時に振
動抑制部材5の先端にある接地部6をテーブル等の台1
9に押付けた状態で電動式爪磨き器を駆動させる。この
時、従来品においては既述のように本体1の長手方向に
振動が発生し、本体1を把持する手にしびれが生じる
が、本発明の電動式爪磨き器においては、振動抑制部材
5の接地部6を台19に押付けて、本体1を台19に対
して滑りなく接地させることで、本体1の長手方向の振
動を抑えることができるので、本体1を把持する手にし
びれが生じることがなく、長時間の使用にも支障をきた
さない。また、本例では振動抑制部材5の接地部6を球
状にしてあるため、接地部6を台19に押付ける力の加
減で接地部6を台19に押付けたまま本体1を容易に動
かすことができるため、やすり部4を爪の表面に当接さ
せた状態で動かしても前述の効果を維持することができ
る。また、振動抑制部材5の接地部6が球状であるた
め、接地部6と台19との接点20を支点として本体1
を回動することができるので、接地部6を台19に押付
けたままの状態でやすり部4の角度を変えることがで
き、前述の効果を維持した状態で爪の表面を満遍なく磨
くことができる。尚、上記振動抑制部材5を弾性体8で
形成するとよい。このようにすることで、弾性体8であ
る振動抑制部材5が振動を吸収するため、振動抑制効果
をより高めることができる。また、この場合、上記振動
抑制部材5の球状体7の接地部6も弾性体8であるた
め、接地部6を台19に押付けた際、接地部6の接地面
積が広がるので、本体1の長手方向に発生する振動によ
る接地位置のずれを防止することができる。
品と比べて特徴的なのは、本体1に、本体1下方へ突出
し、且つ接地部6を先端に有する振動抑制部材5を設け
た点にある。そして、これを使用する際には、電動式爪
磨き器のやすり部4を爪の表面に当接させると同時に振
動抑制部材5の先端にある接地部6をテーブル等の台1
9に押付けた状態で電動式爪磨き器を駆動させる。この
時、従来品においては既述のように本体1の長手方向に
振動が発生し、本体1を把持する手にしびれが生じる
が、本発明の電動式爪磨き器においては、振動抑制部材
5の接地部6を台19に押付けて、本体1を台19に対
して滑りなく接地させることで、本体1の長手方向の振
動を抑えることができるので、本体1を把持する手にし
びれが生じることがなく、長時間の使用にも支障をきた
さない。また、本例では振動抑制部材5の接地部6を球
状にしてあるため、接地部6を台19に押付ける力の加
減で接地部6を台19に押付けたまま本体1を容易に動
かすことができるため、やすり部4を爪の表面に当接さ
せた状態で動かしても前述の効果を維持することができ
る。また、振動抑制部材5の接地部6が球状であるた
め、接地部6と台19との接点20を支点として本体1
を回動することができるので、接地部6を台19に押付
けたままの状態でやすり部4の角度を変えることがで
き、前述の効果を維持した状態で爪の表面を満遍なく磨
くことができる。尚、上記振動抑制部材5を弾性体8で
形成するとよい。このようにすることで、弾性体8であ
る振動抑制部材5が振動を吸収するため、振動抑制効果
をより高めることができる。また、この場合、上記振動
抑制部材5の球状体7の接地部6も弾性体8であるた
め、接地部6を台19に押付けた際、接地部6の接地面
積が広がるので、本体1の長手方向に発生する振動によ
る接地位置のずれを防止することができる。
【0014】次に本発明の実施の形態の他の例を図4乃
至図5に示す。この例の電動式爪磨き器は、振動抑制部
材5を除く他の構成については前記例と同じであるの
で、説明を省略する。この例の電動式爪磨き器の振動抑
制部材5は、ヘッド部2より少し後方の本体1の下面1
bより下方へ向かって突設した筒部21と、筒部21下
部に設けた保持部21a内に転動自在に保持された球状
体7(剛体)とから構成されるもので、保持部21aか
ら下方へ突出する転動自在な球状体7が接地部6に相当
する。このような構成とすることで、前記例と同じ効果
が期待できるのに加えて、接地部6が転動自在な球状体
7であるので、接地部6を台19に押付けた状態で本体
1を自由に動かすことができ、しかも台19の平面19
aにガイドされながら、やすり部4を移動させたり、傾
斜させたりすることができるので、爪の表面を満遍なく
磨くことが容易となる。また、転動自在な球状体7であ
るため、本体1を動かす際に摩擦で接地部6が接地面2
3に引きずられることもなく、接地面23を傷付けるこ
ともない。
至図5に示す。この例の電動式爪磨き器は、振動抑制部
材5を除く他の構成については前記例と同じであるの
で、説明を省略する。この例の電動式爪磨き器の振動抑
制部材5は、ヘッド部2より少し後方の本体1の下面1
bより下方へ向かって突設した筒部21と、筒部21下
部に設けた保持部21a内に転動自在に保持された球状
体7(剛体)とから構成されるもので、保持部21aか
ら下方へ突出する転動自在な球状体7が接地部6に相当
する。このような構成とすることで、前記例と同じ効果
が期待できるのに加えて、接地部6が転動自在な球状体
7であるので、接地部6を台19に押付けた状態で本体
1を自由に動かすことができ、しかも台19の平面19
aにガイドされながら、やすり部4を移動させたり、傾
斜させたりすることができるので、爪の表面を満遍なく
磨くことが容易となる。また、転動自在な球状体7であ
るため、本体1を動かす際に摩擦で接地部6が接地面2
3に引きずられることもなく、接地面23を傷付けるこ
ともない。
【0015】次に本発明の実施の形態の他の例を図6に
示す。この例は前記例の球状体7を弾性体8としたもの
である。このようにすることで、接地部6を台19に押
付けた際、球状体7が弾性体8であるため、接地部6の
接地面積が広がり、本体1の長手方向に発生する振動に
よる接地位置のずれを防止することができる。また、弾
性体8である球状体7が振動を吸収するはたらきもする
ため、振動抑制効果をより高める。
示す。この例は前記例の球状体7を弾性体8としたもの
である。このようにすることで、接地部6を台19に押
付けた際、球状体7が弾性体8であるため、接地部6の
接地面積が広がり、本体1の長手方向に発生する振動に
よる接地位置のずれを防止することができる。また、弾
性体8である球状体7が振動を吸収するはたらきもする
ため、振動抑制効果をより高める。
【0016】ところで、本体1の下方に突設する振動抑
制部材5の長さが固定である場合、図7に示されるよう
な不都合が生じる。すなわち、太い指の爪表面に平行に
やすり部4を当接できるように振動抑制部材5の長さを
設計した場合(図7(a))、この電動式爪磨き器を細
い指に使おうとすると、細い指の爪表面に平行にやすり
部4を当接させることはできず、本体1を傾斜させてや
すり部4を爪表面に当接させるしかない(図7
(b))。このような事態を回避するための例が次に述
べるものである。
制部材5の長さが固定である場合、図7に示されるよう
な不都合が生じる。すなわち、太い指の爪表面に平行に
やすり部4を当接できるように振動抑制部材5の長さを
設計した場合(図7(a))、この電動式爪磨き器を細
い指に使おうとすると、細い指の爪表面に平行にやすり
部4を当接させることはできず、本体1を傾斜させてや
すり部4を爪表面に当接させるしかない(図7
(b))。このような事態を回避するための例が次に述
べるものである。
【0017】この例の電動式爪磨き器は、振動抑制部材
5の長さを可変にした点にその特徴があり、振動抑制部
材5を除く他の構成については上述の例と同じであるの
で、説明を省略する。図8乃至図9に示す振動抑制部材
5は、押圧部材24と、保持部材25と、球状体7(剛
体或いは弾性体)と、バネ26から構成される。押圧部
材24はヘッド部2より少し後方の本体1の下面1bよ
り本体1に連続して下方へ向かって突設されるもので、
本体1から下方へ突出する軸部24aと軸部24aの先
端に形成される押圧部24bからなる。保持部材25は
有底筒状の部材で、内部に設けた仕切り板25cを境に
上側が長さ可変機構部25aとなり、下側が球状体7を
転動自在に保持する保持部25bとなる。保持部材25
の上底部25dには押圧部材24の軸部24aが挿通す
る穴25eが設けてあり、この穴に挿通した軸部24a
に続く押圧部24bは、直径が保持部材25の内径より
も若干小さい円柱状のもので、この押圧部24bの下面
と前記仕切り板25cの上面との間にバネ26が収めら
れ、長さ可変機構部25aが構成される。このような構
成とすることで、振動抑制部材5の接地部6を台19に
押付ける力の大きさの加減によって振動抑制部材5の長
さを変化させることができるので、本体1の高さを指の
太さに合わせて調整することができ、前述の問題も解消
される。
5の長さを可変にした点にその特徴があり、振動抑制部
材5を除く他の構成については上述の例と同じであるの
で、説明を省略する。図8乃至図9に示す振動抑制部材
5は、押圧部材24と、保持部材25と、球状体7(剛
体或いは弾性体)と、バネ26から構成される。押圧部
材24はヘッド部2より少し後方の本体1の下面1bよ
り本体1に連続して下方へ向かって突設されるもので、
本体1から下方へ突出する軸部24aと軸部24aの先
端に形成される押圧部24bからなる。保持部材25は
有底筒状の部材で、内部に設けた仕切り板25cを境に
上側が長さ可変機構部25aとなり、下側が球状体7を
転動自在に保持する保持部25bとなる。保持部材25
の上底部25dには押圧部材24の軸部24aが挿通す
る穴25eが設けてあり、この穴に挿通した軸部24a
に続く押圧部24bは、直径が保持部材25の内径より
も若干小さい円柱状のもので、この押圧部24bの下面
と前記仕切り板25cの上面との間にバネ26が収めら
れ、長さ可変機構部25aが構成される。このような構
成とすることで、振動抑制部材5の接地部6を台19に
押付ける力の大きさの加減によって振動抑制部材5の長
さを変化させることができるので、本体1の高さを指の
太さに合わせて調整することができ、前述の問題も解消
される。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、本体の長手方向の振動を抑えることができるので、
本体を把持する手にしびれが生じることがなく、長時間
の使用にも支障をきたさない。
は、本体の長手方向の振動を抑えることができるので、
本体を把持する手にしびれが生じることがなく、長時間
の使用にも支障をきたさない。
【0019】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、接地部を台に
押付ける力の加減で接地部を台に押付けたまま本体を容
易に動かすことができるため、やすり部を爪の表面に当
接させた状態で動かしても請求項1の効果を維持するこ
とができる。また、振動抑制部材の接地部が球状である
ため、接地部と台との接点を支点として本体を回動する
ことができるので、接地部を台に押付けたままの状態で
やすり部の角度を変えることができ、請求項1の効果を
維持した状態で爪の表面を満遍なく磨くことができる。
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、接地部を台に
押付ける力の加減で接地部を台に押付けたまま本体を容
易に動かすことができるため、やすり部を爪の表面に当
接させた状態で動かしても請求項1の効果を維持するこ
とができる。また、振動抑制部材の接地部が球状である
ため、接地部と台との接点を支点として本体を回動する
ことができるので、接地部を台に押付けたままの状態で
やすり部の角度を変えることができ、請求項1の効果を
維持した状態で爪の表面を満遍なく磨くことができる。
【0020】また本発明の請求項3記載の発明にあって
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、接地部が転動
自在な球状体であるので、接地部を台に押付けた状態で
本体を自由に動かすことができ、しかも台の平面にガイ
ドされながら、やすり部を移動させたり、傾斜させたり
することができるので、爪の表面を満遍なく磨くことが
容易となる。また、転動自在な球状体であるため、本体
を動かす際に摩擦で接地部が接地面に引きずられること
もなく、接地面を傷付けることもない。
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、接地部が転動
自在な球状体であるので、接地部を台に押付けた状態で
本体を自由に動かすことができ、しかも台の平面にガイ
ドされながら、やすり部を移動させたり、傾斜させたり
することができるので、爪の表面を満遍なく磨くことが
容易となる。また、転動自在な球状体であるため、本体
を動かす際に摩擦で接地部が接地面に引きずられること
もなく、接地面を傷付けることもない。
【0021】また本発明の請求項4記載の発明にあって
は、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、弾性
体である振動抑制部材が振動を吸収するため、振動抑制
効果をより高めることができる。
は、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、弾性
体である振動抑制部材が振動を吸収するため、振動抑制
効果をより高めることができる。
【0022】また本発明の請求項5記載の発明にあって
は、請求項3記載の発明の効果に加えて、接地部を台に
押付けた際、球状体が弾性体であるため、接地部の接地
面積が広がり、本体の長手方向に発生する振動による接
地位置のずれを防止することができる。また、弾性体で
ある球状体が振動を吸収するはたらきもするため、振動
抑制効果をより高めることができる。
は、請求項3記載の発明の効果に加えて、接地部を台に
押付けた際、球状体が弾性体であるため、接地部の接地
面積が広がり、本体の長手方向に発生する振動による接
地位置のずれを防止することができる。また、弾性体で
ある球状体が振動を吸収するはたらきもするため、振動
抑制効果をより高めることができる。
【0023】また本発明の請求項6記載の発明にあって
は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、指の太さに合わせて本体の高さを変えることがで
きるので、指の太さによって本体の姿勢が制約を受ける
ことがなく、やすり部を指の太さに合わせて爪表面に押
し付けることができる。
は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、指の太さに合わせて本体の高さを変えることがで
きるので、指の太さによって本体の姿勢が制約を受ける
ことがなく、やすり部を指の太さに合わせて爪表面に押
し付けることができる。
【0024】また本発明の請求項7記載の発明にあって
は、請求項6に記載の発明の効果に加えて、請求項6の
構成を簡単な構造で実現でき、しかも振動抑制部材の接
地部を台に押付ける力の大きさの加減によって振動抑制
部材の長さを変化させることができるので、本体の高さ
を指の太さに合わせて容易に調整でき、尚且つやすり部
の爪表面への押付力の大きさも容易に調整できる。
は、請求項6に記載の発明の効果に加えて、請求項6の
構成を簡単な構造で実現でき、しかも振動抑制部材の接
地部を台に押付ける力の大きさの加減によって振動抑制
部材の長さを変化させることができるので、本体の高さ
を指の太さに合わせて容易に調整でき、尚且つやすり部
の爪表面への押付力の大きさも容易に調整できる。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すものであり、
電動式爪磨き器を使用時の側面図である。
電動式爪磨き器を使用時の側面図である。
【図2】同上の電動式爪磨き器の縦断面図である。
【図3】同上の電動式爪磨き器を使用時の側面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施の形態の他の例を示すものであ
り、電動式爪磨き器の使用時の縦断面図である。
り、電動式爪磨き器の使用時の縦断面図である。
【図5】同上の要部拡大断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の他の例を示すものであ
り、(a)(b)は球状体の状態図である。
り、(a)(b)は球状体の状態図である。
【図7】図1の例を示すものであり、(a)(b)は電
動式爪磨き器の使用時の要部拡大側面図である。
動式爪磨き器の使用時の要部拡大側面図である。
【図8】本発明の実施の形態の他の例を示すものであ
り、電動式爪磨き器の使用時の縦断面図である。
り、電動式爪磨き器の使用時の縦断面図である。
【図9】同上の要部拡大断面図である。
【図10】従来例の電動式爪磨き器の使用時の斜視図で
ある。
ある。
1 本体 3 駆動部 4 やすり部 5 振動抑制部材 6 接地部 7 球状体 8 弾性体 9 バネ
Claims (7)
- 【請求項1】 本体に設けた駆動部によりやすり部が往
復駆動することによって爪の表面を磨く電動式爪磨き器
において、前記やすり部を備えた本体に、本体下方へ突
出し、且つ接地部を先端に有する振動抑制部材を設けた
ことを特徴とする電動式爪磨き器。 - 【請求項2】 振動抑制部材の接地部が球状となってい
ることを特徴とする請求項1記載の電動式爪磨き器。 - 【請求項3】 振動抑制部材の接地部が転動自在な球状
体となっていることを特徴とする請求項1記載の電動式
爪磨き器。 - 【請求項4】 振動抑制部材を弾性体にしたことを特徴
とする請求項1又は2に記載の電動式爪磨き器。 - 【請求項5】 転動自在な球状体を弾性体にしたことを
特徴とする請求項3記載の電動式爪磨き器。 - 【請求項6】 振動抑制部材の本体下方への突出長さが
可変であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
に記載の電動式爪磨き器。 - 【請求項7】 振動抑制部材は突出方向にバネを有し、
振動抑制部材を突出方向に伸縮自在としたことを特徴と
する請求項6記載の電動式爪磨き器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8499199A JP2000270921A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 電動式爪磨き器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8499199A JP2000270921A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 電動式爪磨き器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000270921A true JP2000270921A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13846110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8499199A Withdrawn JP2000270921A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 電動式爪磨き器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000270921A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018524094A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-08-30 | レキット ベンキサー (ブランズ) リミテッド | 電気爪磨き装置 |
JP7384479B1 (ja) | 2022-08-19 | 2023-11-21 | 株式会社ルミナ | 指固定具付きネイル施術用ハンドピース |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP8499199A patent/JP2000270921A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018524094A (ja) * | 2015-06-30 | 2018-08-30 | レキット ベンキサー (ブランズ) リミテッド | 電気爪磨き装置 |
JP7384479B1 (ja) | 2022-08-19 | 2023-11-21 | 株式会社ルミナ | 指固定具付きネイル施術用ハンドピース |
JP2024028056A (ja) * | 2022-08-19 | 2024-03-01 | 株式会社ルミナ | 指固定具付きネイル施術用ハンドピース |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |