JPH0519979A - 磁気デイスク処理装置 - Google Patents

磁気デイスク処理装置

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JPH0519979A
JPH0519979A JP3173004A JP17300491A JPH0519979A JP H0519979 A JPH0519979 A JP H0519979A JP 3173004 A JP3173004 A JP 3173004A JP 17300491 A JP17300491 A JP 17300491A JP H0519979 A JPH0519979 A JP H0519979A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
data
control unit
memory
interface control
Prior art date
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Pending
Application number
JP3173004A
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English (en)
Inventor
Fumio Ichikawa
文男 市川
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ホストプロセッサと磁気ディスク装置との間に
介在して磁気ディスク装置に対するデータの書込み、読
出しを処理する磁気ディスク処理装置の取り扱いデータ
の信頼性を高める簡素な構成のパリティ用磁気ディスク
機能を付加。 【構成】磁気ディスク処理装置200には、従来機能の
ホストインタフェース制御部210、磁気ディスクイン
タフェース制御部230等を配設する。メモリ270は
バッテリバックアップ付きの揮発性もしくは不揮発性の
もので、メモリ制御部260は、マイクロプロセッサ2
40によりメモリ270の読出し/書込みとアドレス制
御を行なう。演算部250は、データ転送制御部220
から磁気ディスク装置300に送出する書込みデータ
と、この書込みデータが書き込まれる前の磁気ディスク
装置の記録媒体上のデータと、メモリ270からの読出
しデータとの演算を行ない、結果をメモリに格納してパ
リティ用ディスク機能を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に関
し、特に固定データ長磁気ディスクに格納するデータの
信頼性を高めた磁気ディスク処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気ディスクサブシステ
ムでは、ホストシステムに送出すべきデータの信頼性を
高める為にエラー訂正コード(ECC)をデータの後に
付加し、データエラーが発生した場合にはエラー訂正コ
ードによってデータエラーを訂正してホストシステムに
送っていた。
【0003】最近では、さらにデータの信頼性を高める
為に、同一のデータと異なる磁気ディスク装置に書込む
二重書き方式や、パリティ用磁気ディスク装置をデータ
用磁気ディスク装置とは別に設けるパリティディスク方
式等を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の二重書
き方式は、全磁気ディスク容量に対する有効ディスク容
量が半分に限定され、コスト高になるという欠点があ
る。
【0005】また、パリティディスク方式も、パリティ
ディスクを磁気ディスク装置を流用して実現していた
為、クロスコール接続を採ったとしてもパリティディス
クでの競合が発生し、同時処理ができないという欠点が
る。さらに、従来のパリティディスク方式では、パリテ
ィデータの書込み時、パリティディスク装置からの読出
しデータと、ホストプロセッサからの書込みデータと、
磁気ディスク記憶媒体上の書込み前のデータとの排他的
論理和を実行後、パリティディスク装置に書込まなけれ
ばならない為、書込み処理時間がかかるという欠点があ
る。
【0006】本発明の目的は上述した欠点を除去し、磁
気ディスクの有効容量を限定することなく、パリティデ
ィスクでの競合発生を抑止し、書込み処理時間を著しく
短縮した簡素な構成の磁気ディスク処理装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク処
理装置は、ホストプロセッサとの命令,実行結果および
データの授受を行なうホストインタフェース制御部と、
前記ホストインタフェース制御部を通じて受領した命令
を解読し実行結果を前記ホストプロセッサに送出するマ
イクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサの指示の
もとに磁気ディスク装置との命令,実行結果およびデー
タの授受を行なう磁気ディスクインタフェース制御部
と、前記マイクロプロセッサの指示のもとに前記ホスト
インタフェース制御部と前記磁気ディスクインタフェー
ス制御部とのデータ転送制御を行なうデータ転送制御部
とを備えた磁気ディスク処理装置において、バッテリバ
ックアップ付きの揮発性もしくは不揮発性のメモリと、
前記マイクロプロセッサの指示のもとに前記メモリの読
出し/書込みとアドレス制御を行なうメモリ制御部と、
前記メモリからの読出しデータと、前記データ転送制御
部から前記磁気ディスクインタフェース制御部を介して
磁気ディスク装置の記録媒体に送出する書込みデータ
と、この書込みデータが前記記録媒体に書き込まれる前
に前記磁気ディスクインタフェース部から提供される前
記記録媒体上のデータとを対象として前記マイクロプロ
セッサの指示によるデータ信頼性確保のための演算を施
し、その結果を前記メモリに対する書込みデータとする
演算部とを備えてパリティ機能を確保した構成を有す
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0010】図1に示す実施例の構成は、磁気ディスク
処理装置200として示し、ホストプロセッサ100と
磁気ディスク装置300を併記して示す。
【0011】磁気ディスク処理装置200は、ホストプ
ロセッサ100との間の命令,実行結果及びデータの受
け渡しを行うホストインタフェース制御手段210と、
ホストインタフェース制御部210を通じて受取った命
令を解読し、実行結果をホストプロセッサ100に送る
マイクロプロセッサ240と、マイクロプロセッサ24
0の指示により磁気ディスク装置300との間の命令,
実行結果及びデータの受け渡しを行う磁気ディスクイン
タフェース制御手段230と、マイクロプロセッサ24
0の指示により、ホストインタフェース制御部210と
磁気ディスクインタフェース制御部230との間のデー
タ転送制御を行うデータ転送制御部220とによる従来
の磁気ディスク処理装置の構成と、本発明に直接かかわ
り構成として、マイクロプロセッサ240の指示によ
り、メモリの読出し/書込み制御及びアドレス制御を行
うメモリ制御部260と、メモリ制御部260の制御に
もとづいてデータの読出し/書込みを行うバッテリバッ
クアップ付きの揮発性メモリ手段又は不揮発性のメモリ
部270と、メモリ部270からの読出しデータと、デ
ータ転送制御部220からの記録媒体への書込みデータ
と、この書込みデータが記録媒体に書込まれる前の磁気
ディスクインタフェース制御部230から受ける記録媒
体上のデータとを、マイクロプロセッサ240の指示に
より演算し、その演算結果をメモリ270への書込みデ
ータとする演算部250とを有している。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
【0013】本発明の特徴は、いわばパリティディスク
として、磁気ディスク処理装置200内にメモリ制御部
260と、バッテリバックアップ付きの揮発性又は不揮
発性のメモリ270と、演算部250とを設けたことに
ある。
【0014】まず、磁気ディスク処理装置の初期設定に
ついて図2,図3を参照して説明する。
【0015】図2は、図1の演算部250及びメモリ2
70の構成を示すブロック図である。
【0016】図2において、演算部250は、AND/
OR回路251と、EX−OR(排他的論理和)回路2
52,253を備えて成る。
【0017】また、図3に図2における主要データのタ
イミングチャートを示す。
【0018】まず、磁気ディスク処理装置200の初期
設定について説明する。
【0019】マイクロプロセッサ240は、ホストイン
タフェース制御部210を通じてホストプロセッサ10
0から初期設定指示を受ける。マイクロプロセッサ10
0は、この初期設定指示にもとづいて演算部250に対
する初期化イネーブル信号を有効としたのち、メモリ制
御部260に対してメモリ270の初期化指示を出す。
この初期化指示はオール0データの全アドレスへの書込
みによって実行される。これと前後して、磁気ディスク
装置300のフォーマットが実施され、全データ領域に
オール0データが書き込まれる。これにより、磁気ディ
スク処理装置200と磁気ディスク装置300による磁
気ディスクサブシステムの含む全データ領域にわたって
図4に示すPm =am △bm △…△cm が成立すること
がわかる。ここで記号△は排他的論理和を示す。
【0020】図4は、図1の実施例における記憶媒体の
データ及びパリティの配置を示す図である。
【0021】次に磁気ディスク装置300に対するデー
タ書込みについて説明する。
【0022】マイクロプロセッサ240では、上述した
初期設定が終了した時点で、図2,3に示す演算部25
0に対する初期化イネーブル信号を無効とする。このあ
と、データ書込み命令がホストプロセッサ100から送
られてきた場合は、記録媒体への書込みデータと、この
書込みデータが記録媒体に書き込まれる前の記録媒体上
のデータと、さらにメモリ270からの読出しデータと
の排他的論理和をとり、その結果をメモリ270に対し
て格納するように指令する。
【0023】メモリ制御部260は、図3に示す如く、
メモリ270に対するチップイネーブル信号を有効とし
たのち、メモリアドレス信号の送出,ライトイネーブル
信号の有効/無効化を実施し、記録媒体への全書込みデ
ータに対する上述した動作が終了した時点でチップイネ
ーブル信号の無効化を行なう。以上の動作によって、図
4のPm =am △bm △…cm が保たれることが容易に
理解できる。
【0024】磁気ディスク装置300からデータを読み
出すときは、図4のPm =am △bm △…cm が常に保
たれるため、従来の磁気ディスクサブシステムと同様に
記録媒体からのデータの読出しのみを実行すればよい。
【0025】次に、磁気ディスク装置300において、
訂正不可能な読出しエラーが発生した場合のデータの復
旧方法について説明する。
【0026】すなわち、図4のデータcm において訂正
不可能な読出しエラーが発生した場合には、このデータ
m を含むセクタを不良セクタとし、代替セクタを割付
けたのちcm 以外のam ,bm …,Pm のデータをメモ
リ270に順に読出し、〔cm 〕=am △bm △…Pm
を順次計算後、求められた〔cm 〕を代替セクタに書込
むことによって行なわれる。
【0027】尚、本実施例では説明の簡単化の為に、磁
気ディスク装置が1つの磁気ディスク処理装置に接続さ
れている場合について述べたが、2つ以上の磁気ディス
ク処理装置に接続されている場合には、2つ以上の磁気
ディスク処理装置間において、メモリ制御部260、メ
モリ270及び演算部250を共有する構成とすれば容
易に処理可能なことは明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の磁気ディスク処理装置に対してメモリの読出し/書
込み制御及びアドレス制御を行うメモリ制御部と、バッ
テリバックアップ付き揮発性メモリ又は不揮発性メモリ
と、メモリ出力記録媒体への書込みデータと書込みデー
タが媒体に書込まれる前の媒体上のデータとの排他的論
理和を実施する演算部とを追加してパリティ用磁気ディ
スク機能を付与することにより、二重書き方式もしくは
パリティ用磁気ディスク配備に比較して簡素な構成で信
頼性が高く、かつ処理性能のすぐれた磁気ディスク処理
装置が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の演算部250およびメモリ270の構成
を示すブロック図である。
【図3】図2における主要信号のタイミングチャートで
ある。
【図4】図1の実施例における記録媒体上のデータ及び
パリティの配置を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ホストプロセッサ 200 磁気ディスク処理装置 210 ホストインタフェース制御部 220 データ転送制御部 230 磁気ディスクインタフェース制御部 240 マイクロプロセッサ 250 演算部 251 AND/OR回路 252 EX−OR回路 253 EX−OR回路 260 メモリ制御部 270 メモリ 300 磁気ディスク装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ホストプロセッサとの命令,実行結果お
    よびデータの授受を行なうホストインタフェース制御部
    と、前記ホストインタフェース制御部を通じて受領した
    命令を解読し実行結果を前記ホストプロセッサに送出す
    るマイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサの指
    示のもとに磁気ディスク装置との命令,実行結果および
    データの授受を行なう磁気ディスクインタフェース制御
    部と、前記マイクロプロセッサの指示のもとに前記ホス
    トインタフェース制御部と前記磁気ディスクインタフェ
    ース制御部とのデータ転送制御を行なうデータ転送制御
    部とを備えた磁気ディスク処理装置において、バッテリ
    バックアップ付きの揮発性もしくは不揮発性のメモリ
    と、前記マイクロプロセッサの指示のもとに前記メモリ
    の読出し/書込みとアドレス制御を行なうメモリ制御部
    と、前記メモリからの読出しデータと、前記データ転送
    制御部から前記磁気ディスクインタフェース制御部を介
    して磁気ディスク装置の記録媒体に送出する書込みデー
    タと、この書込みデータが前記記録媒体に書き込まれる
    前に前記磁気ディスクインタフェース部から提供される
    前記記録媒体上のデータとを対象として前記マイクロプ
    ロセッサの指示によるデータ信頼性確保のための演算を
    施し、その結果を前記メモリに対する書込みデータとす
    る演算部とを備えてパリティ機能を確保したことを特徴
    とする磁気ディスク処理装置。
JP3173004A 1991-07-15 1991-07-15 磁気デイスク処理装置 Pending JPH0519979A (ja)

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Effective date: 20000627