JP2003177973A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2003177973A
JP2003177973A JP2001378133A JP2001378133A JP2003177973A JP 2003177973 A JP2003177973 A JP 2003177973A JP 2001378133 A JP2001378133 A JP 2001378133A JP 2001378133 A JP2001378133 A JP 2001378133A JP 2003177973 A JP2003177973 A JP 2003177973A
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JP2001378133A
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English (en)
Inventor
Toru Kakiage
透 書上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、バッファメモリ上の誤りデータの訂正
処理は、1バイト単位で元データを読み出し、かつ訂正
後のデータを書き戻していたので、バッファメモリのデ
ータバス幅を有効に活用できないとともに、高速アクセ
スモードが使用できずにそのアクセス時間が増加する。 【解決手段】 計算により得られた誤り訂正アドレス及
び訂正データ値をエラー訂正回路20内に保持してお
き、連続したアドレスに対するエラー訂正を連続して行
うことにより、バッファメモリ5のデータバス幅を全て
使用しながら、当該バッファメモリ5の高速アクセスモ
ードで訂正処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(Digital
Versatile Disk)、CD(Compact Disk)などの光ディ
スク媒体のデジタルデータ再生系に適用するエラー訂正
の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DVDドライブ、CDドライブなどの光
ディスク装置において読み取り倍速が年々伸びている。
結果として、DVDフォーマットやCDフォーマットの
解読、誤り訂正などの信号処理に使われるデータ処理装
置に処理性能の向上が求められている。
【0003】一般に、この種のデータ処理装置は、光デ
ィスク媒体から読み出したデータを復調するための復調
回路と、この復調回路から送り出された復調データをエ
ラー訂正のため及び外部への転送のために一時的に格納
するためのバッファメモリと、このバッファメモリに格
納されたデータを読み出してエラー検出を行い、更にエ
ラー訂正を行った後、訂正後のデータを前記バッファメ
モリに書き戻すためのエラー訂正回路と、このエラー訂
正回路によってエラー訂正されたデータを前記バッファ
メモリから読み出してホスト側のPC(Personal Compu
ter)や、SCSI(Small Computer System Interfac
e)規格、IEEE(Institute of Electrical and Ele
ctronic Engineers)の1394規格などに従った標準
外部バスとのインターフェイスLSIに出力するための
外部インターフェイス回路と、前記バッファメモリに対
する書き込みと読み出しとを制御し、かつ前記復調回
路、エラー訂正回路及び外部インターフェイス回路と、
前記バッファメモリとの間のデータ転送を制御するため
のバス制御回路とを備える。
【0004】一般に、光ディスク装置の読み取り倍速は
前記バッファメモリのバスバンド幅によって決まる。こ
のバッファメモリは、一般的にSRAM(Static Rando
m Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access
Memory)によって構成されるが、外部に対してデータ
を出力するためのキャッシュメモリとしても使用される
ため、外部との転送レートが高くなるに従って大きな容
量が必要になるので、記録密度の高いDRAMが使用さ
れる場合が多い。
【0005】図1は、光ディスク媒体の一般的なデータ
フォーマットを示している。データ(DATA)はバイ
ト単位で扱い、バッファメモリ上においてデータは行方
向にIバイト、列方向にJバイト、誤り検出訂正用のパ
リティとして行方向にMバイト(内符号パリティ)、列
方向にNバイト(外符号パリティ)という構成で積符号
を構成するものである。ここに、内符号パリティは横符
号パリティ又はC1パリティとも呼ばれ、外符号パリテ
ィは縦符号パリティ又はC2パリティとも呼ばれる。そ
して、更にデータ(DATA)の最終行にはエラーが存
在しないかどうかのチェックを行うための誤り検出符号
(Error Detecting Code:EDC)が挿入されている。
【0006】上記従来のデータ処理装置におけるエラー
訂正では、行方向に順次データを読み出しエラー訂正回
路においてシンドローム演算を実行し、誤り位置と誤り
の値とを計算して、バッファメモリ上の訂正を1バイト
単位で実行していた。エラー訂正は横符号方向(C1方
向)、縦符号方向(C2方向)の訂正を繰り返し行い、
その後EDCにより訂正が正しく行われたかのチェック
を行う。この際、バッファメモリ上のデータの訂正は1
バイトごとに実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のデータ処理
装置においては、バッファメモリ上のデータの訂正が1
バイトごとに実行されていたため、DRAMの高速アク
セスモード(ページモード)を使用できない。一般的に
データの誤りは連続した誤り(バーストエラー)となる
ため、DRAM上の連続したアドレスへの訂正が発生す
るにもかかわらず高速アクセスモードが使用できないこ
とになる。更に、DRAMのバス幅が1バイト(8ビッ
ト)より大きい場合には、1回のアクセスで8ビットし
か使用しないため、処理効率が悪くなるという課題があ
った。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、エラー訂正処理におけ
るメモリアクセスを効率的に実行してメモリアクセス時
間を削減したデータ処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、計算により得られた訂正アドレス及び訂
正データ値をエラー訂正回路内に保持しておき、連続し
たアドレスに対するエラー訂正を連続して行うことによ
り、バッファメモリのデータバス幅を全て使用しなが
ら、当該バッファメモリの高速アクセスモードで訂正処
理を実行することとしたものである。
【0010】具体的に説明すると、本発明は、光ディス
ク媒体から読み出したデータを復調するための復調手段
と、該復調手段から送り出された復調データをエラー訂
正のため及び外部への転送のために一時的に格納するた
めのバッファメモリと、該バッファメモリに格納された
データを読み出してエラー検出を行い、更にエラー訂正
を行った後、訂正後のデータを前記バッファメモリに書
き戻すためのエラー訂正手段と、該エラー訂正手段によ
ってエラー訂正されたデータを前記バッファメモリから
読み出して外部に出力するための外部インターフェイス
手段と、前記バッファメモリに対する書き込みと読み出
しとを制御しかつ前記復調手段、エラー訂正手段及び外
部インターフェイス手段と、前記バッファメモリとの間
のデータ転送を制御するためのバス制御手段とを備えた
データ処理装置において、次のような構成を採用したも
のである。
【0011】すなわち、請求項1の発明に係る第1のデ
ータ処理装置では、前記エラー訂正手段は、シンドロー
ムを計算するためのシンドローム演算部と、該シンドロ
ーム演算部で計算されたシンドロームから誤り位置と誤
りの値とを計算して前記バッファメモリ上の誤りデータ
のアドレスを示す訂正アドレスと前記誤りデータの訂正
を行うための訂正データ値とを生成するためのエラー訂
正部と、該エラー訂正部により生成された訂正アドレス
及び訂正データ値を横符号データごとにまとめて記憶す
るための記憶部と、前記エラー訂正部により生成された
訂正アドレス及び訂正データ値と前記記憶部から読み出
された訂正アドレス及び訂正データ値とのうち一方を選
択するための選択部と、最初の訂正符号列のエラー訂正
時には前記記憶部に記憶できる限り前記エラー訂正部に
より生成された訂正アドレス及び訂正データ値を格納
し、以降の訂正符号列のエラー訂正時には対応する横符
号内で連続する訂正アドレスの場合には前記記憶部に格
納を続け、連続しない場合には前記記憶部に既に記憶さ
れている訂正アドレスに対する前記バッファメモリ上の
訂正処理の終了後に前記記憶部に格納を行い、更に前記
エラー訂正部による全ての訂正アドレスの生成が終了し
た時点で前記記憶部に格納されている訂正アドレス及び
訂正データ値によって前記バッファメモリ上の訂正処理
を実行するように制御するための制御部とを備え、前記
バッファメモリ上のデータの訂正処理が、連続したアド
レスに対して発生する場合には、前記バッファメモリの
データバス幅単位で連続して訂正処理を実行することと
したものである。
【0012】請求項2の発明では、上記第1のデータ処
理装置において、前記バッファメモリは連続したアドレ
スへの高速アクセスモードを備え、前記記憶部から読み
出された訂正アドレスに対する訂正処理時には、前記高
速アクセスモードを使用して前記バッファメモリへの訂
正処理を連続して実行することとした。
【0013】また、請求項3の発明に係る第2のデータ
処理装置では、前記エラー訂正手段は、シンドロームを
計算するためのシンドローム演算部と、該シンドローム
演算部で計算されたシンドロームから誤り位置と誤りの
値とを計算して前記バッファメモリ上の誤りデータのア
ドレスを示す訂正アドレスと前記誤りデータの訂正を行
うための訂正データ値とを生成するとともに横符号方向
訂正時に訂正不能行情報を出力するためのエラー訂正部
と、該エラー訂正部により生成された訂正アドレス及び
訂正データ値を前記訂正不能行分だけ横符号データごと
にまとめて記憶するための記憶部と、前記エラー訂正部
により生成された訂正アドレス及び訂正データ値と前記
記憶部から読み出された訂正アドレス及び訂正データ値
とのうち一方を選択するための選択部と、横符号方向訂
正時には前記記憶部には格納せず前記エラー訂正部によ
り生成された訂正アドレス及び訂正データ値を使って前
記バッファメモリ上の訂正処理を実行し、縦符号方向訂
正時には前記横符号方向訂正時に訂正不能と判断された
横符号ごとに前記エラー訂正部により生成された訂正ア
ドレス及び訂正データ値を前記記憶部に格納し、以降の
訂正符号列のエラー訂正時には対応する横符号内で連続
する訂正アドレスの場合には前記記憶部に格納を続け、
連続しない場合には前記記憶部に既に記憶されている訂
正アドレスに対する前記バッファメモリ上の訂正処理の
終了後に前記記憶部に格納を行い、更に前記エラー訂正
部による全ての訂正アドレスの生成が終了した時点で前
記記憶部に格納されている訂正アドレス及び訂正データ
値によって前記バッファメモリ上の訂正処理を実行する
ように制御するための制御部とを備え、前記バッファメ
モリ上のデータの訂正処理が、連続したアドレスに対し
て発生する場合には、前記バッファメモリのデータバス
幅単位で連続して訂正処理を実行するとしたものであ
る。
【0014】請求項4の発明では、上記第2のデータ処
理装置において、前記バッファメモリは連続したアドレ
スへの高速アクセスモードを備え、前記記憶部から読み
出された訂正アドレスに対する訂正処理時には、前記高
速アクセスモードを使用して前記バッファメモリへの訂
正処理を連続して実行することとした。
【0015】更に、請求項5の発明に係る第3のデータ
処理装置では、前記エラー訂正手段は、シンドロームを
計算するためのシンドローム演算部と、該シンドローム
演算部で計算されたシンドロームから誤り位置と誤りの
値とを計算して前記バッファメモリ上の誤りデータのア
ドレスを示す訂正アドレスと前記誤りデータの訂正を行
うための訂正データ値とを生成するとともに横符号方向
訂正時に訂正不能行情報を出力するためのエラー訂正部
と、前記訂正不能行の先頭アドレスと前記訂正不能行の
全データとを記憶するための記憶部と、縦符号方向訂正
時に前記バッファメモリから前記シンドローム演算部へ
転送するデータのうち前記訂正不能行のデータを前記記
憶部に格納し、前記エラー訂正部により生成された訂正
アドレス及び訂正データ値によって前記記憶部の誤りデ
ータを順次訂正し、縦符号方向訂正が全て終了した時点
で前記記憶部のデータを前記バッファメモリへ書き込む
ように制御するための制御部とを備え、横符号方向訂正
で訂正不能と判断された符号行の縦符号方向訂正時に
は、前記記憶部のデータを前記バッファメモリ上にコピ
ーすることによりエラー訂正処理を実行することとした
ものである。
【0016】請求項6の発明では、上記第3のデータ処
理装置において、前記バッファメモリは連続したアドレ
スへの高速アクセスモードを備え、前記記憶部のデータ
を前記バッファメモリへ書き込む際には前記高速アクセ
スモードを使用して実行することとした。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。ここでは、先に説明した図
1のデータフォーマットを有する光ディスク媒体から本
発明に係るデータ処理装置へデータが入力されるものと
する。
【0018】(実施の形態1)図2は、本発明の第1の
実施形態に係るデータ処理装置の構成を示している。図
2のデータ処理装置1は、DVDあるいはCDといった
光ディスク媒体から読み出されたデータを復調するため
の復調回路2と、与えられたコマンドを解釈して内部回
路に動作を指示するためのコマンド処理回路3と、内部
のデータ転送を司るバス制御回路4と、復調データやエ
ラー訂正後のデータを格納するためのバッファメモリ
(DRAM)5と、復調されたデータのエラー訂正を行
うためのエラー訂正回路20と、例えばホストPCへデ
ータを出力するための外部インターフェイス回路6とを
有している。エラー訂正回路20は、シンドローム計算
を行うためのシンドローム演算部21と、シンドローム
結果から誤り位置と誤りの値とを計算して、訂正すべき
データのバッファメモリ5上の訂正アドレスと訂正デー
タ値とを生成するためのエラー訂正部22と、このエラ
ー訂正部22の出力情報を一時格納するための訂正情報
格納部23と、訂正データ値とバッファメモリ5から読
み出した訂正前のデータとの排他的論理和(Exclusive
OR:EOR)をとって訂正済みのデータを生成するため
のEOR部24とから構成される。
【0019】図3は、図2中の訂正情報格納部23の内
部構成を示している。図3の訂正情報格納部23は、こ
の訂正情報格納部23の動作を制御するための制御部2
31と、エラー訂正部22から出力された訂正アドレス
及び訂正データ値を一時格納するための記憶部232
と、この記憶部232に格納されている情報とエラー訂
正部22から出力された情報とのうち一方を選択して出
力するためのセレクタ(選択部)233,234とから
構成される。
【0020】次に、上記データ処理装置1の動作を詳細
に説明する。このデータ処理装置1は、コマンド101
によって、主に(1)復調動作、(2)エラー訂正動
作、(3)外部データ転送動作という3つの処理を実行
する。復調動作は、入力データ100を復調してバッフ
ァメモリ5にデータを書き込む処理である。エラー訂正
動作は、バッファメモリ5のデータを読み込んで誤り位
置の検出を行った後、エラー訂正してバッファメモリ5
に正しいデータを書き戻す処理である。外部データ転送
動作は、エラー訂正されたバッファメモリ5上のデータ
を外部へ出力する処理である。
【0021】コマンド101によって復調動作が指示さ
れると、コマンド処理回路3は、コマンド指示信号10
3によって復調回路2及びバス制御回路4に復調動作の
指示を行う。復調回路2では、入力データ100を復調
し復調データ102をバス制御回路4に送る。バス制御
回路4では、アドレス108、バッファメモリアクセス
信号109、データバス110によってバッファメモリ
5に復調データ102の書き込みを行う。なお、本実施
の形態ではバッファメモリ5のデータバス110が32
ビット幅であるものとする。
【0022】コマンド101によってエラー訂正動作が
指示されると、コマンド処理回路3は、コマンド指示信
号103によってエラー訂正回路20及びバス制御回路
4にエラー訂正動作の指示を行う。エラー訂正処理にお
いては、まず横符号方向の訂正が実行される。横符号方
向訂正では、図1に示す行方向に1行ずつ訂正が実行さ
れる。一般的に、訂正可能なバイト数はIバイトのうち
の数バイト程度である。このため、横符号方向訂正は主
にランダムエラーの訂正となる。バーストエラーは、横
符号方向訂正に続いて実行される縦符号方向訂正の過程
で訂正される。
【0023】横符号方向訂正では、バッファメモリ5か
らエラー訂正回路20に図1に示す行方向のデータが1
行ずつシンドロームバス104を介して転送されてエラ
ー訂正回路20内のシンドローム演算部21でシンドロ
ーム結果200が生成される。シンドローム結果200
よりエラー訂正部22で誤り位置と誤りの値とを計算し
て、訂正すべきデータのバッファメモリ5上の訂正アド
レス202、8ビットの訂正データ値203を生成す
る。横符号方向訂正の場合には訂正情報格納部23内の
セレクタ233,234で訂正アドレス202、訂正デ
ータ値203が選択されて、それぞれメモリ訂正アドレ
ス106、32ビットのメモリ訂正データ値204とし
て出力される。図3中の241はセレクタ233,23
4を制御するための信号である。ここで、メモリ訂正デ
ータ値204はメモリ訂正アドレス106で指定される
8ビット以外の24ビットは“0”として出力される。
メモリ訂正アドレス106はバス制御回路4に出力さ
れ、このバス制御回路4を介して対応するデータをバッ
ファメモリ5から読み出し、エラー訂正回路20に訂正
データバス105を介して訂正前のデータが転送され
る。そして、EOR部24でメモリ訂正データ値204
と訂正前のデータとのEORが実行され、バス制御回路
4を介してバッファメモリ5に訂正後のデータが書き戻
される。この動作を順次繰り返すことにより横符号方向
の訂正動作が完了する。また、横符号方向訂正で訂正が
できなかった行に関しては、訂正不能行情報201が、
コマンド処理回路3及び訂正情報格納部23に出力され
る。コマンド処理回路3では、訂正不能行情報201か
ら訂正不能行数をカウントして縦符号方向訂正の実行を
指示する。
【0024】横符号方向訂正で訂正できなかった場合に
は、続いて、縦符号方向訂正がコマンド処理回路3より
エラー訂正回路20及びバス制御回路4に指示される。
縦符号方向訂正では、バッファメモリ5からエラー訂正
回路20に図1に示す列方向のデータが1列ずつシンド
ロームバス104を介して転送されてエラー訂正回路2
0内のシンドローム演算部21でシンドローム結果20
0が生成される。シンドローム結果200よりエラー訂
正部22で誤り位置と誤りの値とを計算して、訂正すべ
きデータのバッファメモリ5上の訂正アドレス202、
8ビットの訂正データ値203を生成する。訂正情報格
納部23内の制御部231では、記憶部232に符号行
ごとに訂正に係る先頭アドレス2321と訂正データ値
2322とを格納するように制御信号240で指示す
る。この際、各列の訂正動作を実行する中で、各符号行
ごとに最初に訂正すべきアドレスを先頭アドレス232
1として格納する。ここで、各列を処理する中で、そし
て、縦符号方向のシンドローム演算が全て終了して訂正
アドレス202及び訂正データ値203がエラー訂正部
22で計算し終わった時点で、記憶部232から訂正先
頭アドレス242を読み出して、セレクタ233では訂
正先頭アドレス242を選択してメモリ訂正アドレス1
06として出力する。メモリ訂正アドレス106はバス
制御回路4に出力され、このバス制御回路4を介して対
応するデータをバッファメモリ5から読み出し、エラー
訂正回路20に訂正データバス105を介して訂正前の
データが転送される。そして、記憶部232から読み出
した訂正データ値243をセレクタ234で選択したメ
モリ訂正データ値204と訂正前のデータとのEORが
EOR部24で実行され、バス制御回路4を介してバッ
ファメモリ5に訂正後のデータが書き戻される。この
際、訂正データ値が予め記憶部232に格納されている
ため、32ビットで処理できるとともに、連続アドレス
でバッファメモリ5上の訂正を実行できるために、バッ
ファメモリ5の高速アクセスモード(例えばページモー
ド)を使ってバッファメモリ5上への書き込みが実行で
きる。この動作を順次繰り返すことにより縦符号方向の
訂正動作が完了する。
【0025】コマンド101によって外部データ転送動
作が指示されると、コマンド処理回路3は、コマンド指
示信号103によってバス制御回路4及び外部インター
フェイス回路6に外部データ転送動作の指示を行う。訂
正が終了したバッファメモリ5のデータは、バス107
上に読み出され、EDCによるエラーチェック後に外部
インターフェイス回路6を介して外部出力データ111
として出力される。
【0026】さて、一般的にバーストエラーの場合には
エラーは行方向に連続アドレスとなるが、たまたま訂正
アドレスの連続性がとぎれた場合や記憶部232がフル
状態になった場合には、バッファメモリ5への訂正動作
を順次実行し記憶部232は後続の処理に備えるように
するか、あるいは後続の処理に対しては記憶部232に
は格納せずに直ちにバッファメモリ5上の訂正処理(こ
の場合には8ビット単位の処理となる)を実行するよう
にする。記憶部232へのデータの格納にあたって各列
ごとに全てのエラー情報を格納するのではなく、横符号
方向訂正時の訂正不能行情報201で示される行のみを
記憶部232に格納するようにしてもよい。
【0027】上述のように、本実施形態によれば、バッ
ファメモリ5からの訂正元データの読み出し、同バッフ
ァメモリ5への訂正済みデータの書き戻しが、当該バッ
ファメモリ5のバス幅と同じ単位で実行できるととも
に、連続アドレスに対するアクセスとなるためにバッフ
ァメモリ5の高速アクセスモードが使用できる。したが
って、バッファメモリ5へのアクセス時間が削減でき、
データ処理装置1の性能を上げることができる。
【0028】なお、本実施の形態では、縦符号方向訂正
のみ訂正情報格納部23内の記憶部232で訂正情報を
記憶して、まとめてバッファメモリ5への訂正を行うよ
うにしているが、横符号方向訂正の場合にも本発明は適
用可能である。更に、縦符号方向訂正、横符号方向訂正
の順番にエラー訂正処理を実行する場合にも本発明は適
用可能である。
【0029】(実施の形態2)図4は、本発明の第2の
実施形態に係るデータ処理装置の構成を示している。図
4のデータ処理装置10は、エラー訂正回路30の構成
が図1のデータ処理装置1と違っている。本実施形態の
エラー訂正回路30は、シンドローム計算を行うための
シンドローム演算部31と、シンドローム結果から誤り
位置と誤りの値とを計算して、訂正すべきデータのバッ
ファメモリ5上の訂正アドレスと訂正データ値とを生成
するためのエラー訂正部32と、横符号方向のエラー訂
正で訂正不能であった符号行のデータを格納するための
訂正不能行格納部33と、訂正データ値と訂正前のデー
タとのEORをとって訂正済みデータを生成するための
EOR部34とから構成される。
【0030】図5は、図4中の訂正不能行格納部33の
内部構成を示している。図5の訂正不能行格納部33
は、この訂正不能行格納部33の動作を制御するための
制御部331と、横符号方向でのエラー訂正不能行の先
頭アドレスと当該訂正不能行のデータとを格納するため
の記憶部332と、エラー訂正部32から出力された訂
正データ値と記憶部332に記憶されているデータとの
EORを実行するためのEOR部333と、バッファメ
モリ5からシンドローム計算のために読み出したデータ
とEOR部333の出力とのうち一方を選択して記憶部
332への書き込みデータとするためのセレクタ334
と、エラー訂正部32から出力された訂正アドレスと記
憶部332の出力アドレスとの一方を選択するためのセ
レクタ335と、記憶部332の出力データを訂正デー
タバス105に出力するための出力バッファ336とか
ら構成される。
【0031】次に、上記データ処理装置10の動作を詳
細に説明する。ただし、復調動作及び外部データ転送動
作は図1のデータ処理装置1と同様であるので、その説
明は省略する。なお、本実施の形態でもバッファメモリ
5のデータバス110が32ビット幅であるものとす
る。
【0032】コマンド101によってエラー訂正動作が
指示されると、コマンド処理回路3は、コマンド指示信
号103によってエラー訂正回路30及びバス制御回路
4にエラー訂正動作の指示を行う。まず、横符号方向訂
正では、バッファメモリ5からエラー訂正回路30に図
1に示す行方向のデータが1行ずつシンドロームバス1
04を介して転送されてエラー訂正回路30内のシンド
ローム演算部31でシンドローム結果300が生成され
る。シンドローム結果300よりエラー訂正部32で誤
り位置と誤りの値とを計算して、訂正すべきデータのバ
ッファメモリ5上の訂正アドレス302、8ビットの訂
正データ値303を生成する。横符号方向訂正の場合に
は訂正不能行格納部33内のセレクタ335で訂正アド
レス302が選択されて、メモリ訂正アドレス106と
して出力される。図5中の346は、このセレクタ33
5を制御するための信号である。メモリ訂正アドレス1
06はバス制御回路4に出力され、このバス制御回路4
を介して対応するデータをバッファメモリ5から読み出
し、エラー訂正回路30に訂正データバス105を介し
て訂正前のデータが転送される。そして、EOR部34
で訂正データ値303と訂正前のデータとのEORが実
行され、バス制御回路4を介してバッファメモリ5に訂
正後のデータが書き戻される。この動作を順次繰り返す
ことにより横符号方向の訂正動作が完了する。また、横
符号方向訂正で訂正ができなかった行に関しては、訂正
不能行情報301が、コマンド処理回路3及び訂正不能
行格納部33に出力される。コマンド処理回路3では、
訂正不能行情報301から訂正不能行数をカウントして
縦符号方向訂正の実行を指示する。また、訂正不能行格
納部33内の制御部331では次の縦符号方向訂正時の
シンドローム転送時に、横符号方向訂正で訂正不能とな
った符号行データをシンドロームバス104を介して記
憶部332のデータ部3322に全て格納する。更に、
コマンド処理回路3からの指示信号103に応答して、
制御部331が記憶部332へアドレス情報341を与
えることにより、記憶部332の先頭アドレス部332
1に訂正不能行の先頭アドレスを記録する。なお、図5
中の340は、記憶部332の読み書きのための制御信
号である。
【0033】横符号方向訂正で訂正できなかった場合に
は、続いて、縦符号方向訂正がコマンド処理回路3より
エラー訂正回路30及びバス制御回路4に指示される。
縦符号方向訂正では、バッファメモリ5からエラー訂正
回路30に図1に示す列方向のデータが1列ずつシンド
ロームバス104を介して転送されてエラー訂正回路3
0内のシンドローム演算部31でシンドローム結果30
0が生成される。この際、シンドローム転送されるデー
タがシンドロームバス104を介して、訂正不能行格納
部33にも転送される。そして、訂正不能行のデータが
転送されるたびに訂正不能行格納部33内のセレクタ3
34でシンドロームバス104上のデータが書き込みデ
ータ343として選択され、記憶部332に格納されて
いく。縦符号方向のシンドローム転送が終了した時点
で、記憶部332には訂正不能行の全データが格納され
る。これと並行して、シンドローム結果300よりエラ
ー訂正部32で誤り位置と誤りの値とを計算して、訂正
すべきデータのバッファメモリ5上の訂正アドレス30
2、8ビットの訂正データ値303を生成する。そし
て、訂正不能行格納部33内では、訂正アドレス302
に対応する元データ(訂正前のデータ)を記憶部332
からバス345を介して読み出し、訂正データ値303
とのEOR演算をEOR部333で実行して訂正後のデ
ータ342を生成し、この訂正後のデータ342を書き
込みデータ343としてセレクタ334で選択して記憶
部332に当該データを書き戻す。なお、シンドローム
転送データの書き込みと訂正後のデータの書き戻しとが
重なった場合には、シンドローム転送データの書き込み
が優先される。そして、全データの転送が終了した時点
で、記憶部332に格納されている全データが、バッフ
ァメモリ5に書き戻される。書き戻しは、記憶部332
に格納されている各符号行の先頭アドレス344がメモ
リ訂正アドレス106として出力され、制御部331か
らの制御信号347を受け取った出力バッファ336が
訂正データバス105を駆動することにより、データは
訂正データバス105を介して連続してバッファメモリ
5への書き込みが実行される。この際、訂正後のデータ
が予め記憶部332に格納されているため、32ビット
で処理できるとともに、連続アドレスでバッファメモリ
5の高速アクセスモード(例えばページモード)を使っ
てバッファメモリ5上への書き込みが実行できる。
【0034】上述のように、本実施形態によれば、縦符
号方向訂正時にバッファメモリ5に対する訂正処理にお
いて、元データ(訂正前のデータ)がシンドローム転送
時に記憶部332に格納されるため、バッファメモリ5
からの元データの再度の読み出し動作が不要になる。更
に、バッファメモリ5への訂正済みデータの書き戻し
が、当該バッファメモリ5のバス幅と同じ単位で実行で
きるとともに、連続アドレスに対するアクセスとなるた
めにバッファメモリ5の高速アクセスモードが使用でき
る。したがって、バッファメモリ5へのアクセス時間が
削減でき、データ処理装置10の性能を上げることがで
きる。
【0035】なお、縦符号方向訂正、横符号方向訂正の
順番で繰り返してエラー訂正処理を実行する場合にも本
発明は適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、バッファメモリ上の誤りデータの訂正処理を行う際
に、元データの読み出し及び訂正済みデータの書き戻し
がバッファメモリのバス幅と同じ単位で実行できるとと
もに、連続アドレスに対するアクセスとなるためにバッ
ファメモリの高速アクセスモードが使用できる。したが
って、バッファメモリへのアクセス時間が削減でき、デ
ータ処理装置の性能を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置へデータを供給す
る光ディスク媒体のデータフォーマットを示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るデータ処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】図2中の訂正情報格納部の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るデータ処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】図4中の訂正不能行格納部の内部構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 復調回路 3 コマンド処理回路 4 バス制御回路 5 バッファメモリ 6 外部インターフェイス回路 10 データ処理装置 20 エラー訂正回路 21 シンドローム演算部 22 エラー訂正部 23 訂正情報格納部 231 制御部 232 記憶部 233,234 セレクタ(選択部) 24 EOR部 30 エラー訂正回路 31 シンドローム演算部 32 エラー訂正部 33 訂正不能行格納部 331 制御部 332 記憶部 333 EOR部 334,335 セレクタ 336 出力バッファ 34 EOR部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 544 G11B 20/18 544A 572 572C 572F H03M 13/29 H03M 13/29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク媒体から読み出したデータを
    復調するための復調手段と、 前記復調手段から送り出された復調データを、エラー訂
    正のため及び外部への転送のために一時的に格納するた
    めのバッファメモリと、 前記バッファメモリに格納されたデータを読み出してエ
    ラー検出を行い、更にエラー訂正を行った後、訂正後の
    データを前記バッファメモリに書き戻すためのエラー訂
    正手段と、 前記エラー訂正手段によってエラー訂正されたデータを
    前記バッファメモリから読み出して外部に出力するため
    の外部インターフェイス手段と、 前記バッファメモリに対する書き込みと読み出しとを制
    御し、かつ前記復調手段、エラー訂正手段及び外部イン
    ターフェイス手段と、前記バッファメモリとの間のデー
    タ転送を制御するためのバス制御手段とを備えたデータ
    処理装置において、 前記エラー訂正手段は、 シンドロームを計算するためのシンドローム演算部と、 前記シンドローム演算部で計算されたシンドロームから
    誤り位置と誤りの値とを計算して、前記バッファメモリ
    上の誤りデータのアドレスを示す訂正アドレスと、前記
    誤りデータの訂正を行うための訂正データ値とを生成す
    るためのエラー訂正部と、 前記エラー訂正部により生成された訂正アドレス及び訂
    正データ値を横符号データごとにまとめて記憶するため
    の記憶部と、 前記エラー訂正部により生成された訂正アドレス及び訂
    正データ値と、前記記憶部から読み出された訂正アドレ
    ス及び訂正データ値とのうち一方を選択するための選択
    部と、 最初の訂正符号列のエラー訂正時には前記記憶部に記憶
    できる限り前記エラー訂正部により生成された訂正アド
    レス及び訂正データ値を格納し、以降の訂正符号列のエ
    ラー訂正時には対応する横符号内で連続する訂正アドレ
    スの場合には前記記憶部に格納を続け、連続しない場合
    には前記記憶部に既に記憶されている訂正アドレスに対
    する前記バッファメモリ上の訂正処理の終了後に前記記
    憶部に格納を行い、更に前記エラー訂正部による全ての
    訂正アドレスの生成が終了した時点で前記記憶部に格納
    されている訂正アドレス及び訂正データ値によって前記
    バッファメモリ上の訂正処理を実行するように制御する
    ための制御部とを備え、 前記バッファメモリ上のデータの訂正処理が、連続した
    アドレスに対して発生する場合には、前記バッファメモ
    リのデータバス幅単位で連続して訂正処理を実行するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、 前記バッファメモリは連続したアドレスへの高速アクセ
    スモードを備え、前記記憶部から読み出された訂正アド
    レスに対する訂正処理時には、前記高速アクセスモード
    を使用して前記バッファメモリへの訂正処理を連続して
    実行することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 光ディスク媒体から読み出したデータを
    復調するための復調手段と、 前記復調手段から送り出された復調データを、エラー訂
    正のため及び外部への転送のために一時的に格納するた
    めのバッファメモリと、 前記バッファメモリに格納されたデータを読み出してエ
    ラー検出を行い、更にエラー訂正を行った後、訂正後の
    データを前記バッファメモリに書き戻すためのエラー訂
    正手段と、 前記エラー訂正手段によってエラー訂正されたデータを
    前記バッファメモリから読み出して外部に出力するため
    の外部インターフェイス手段と、 前記バッファメモリに対する書き込みと読み出しとを制
    御し、かつ前記復調手段、エラー訂正手段及び外部イン
    ターフェイス手段と、前記バッファメモリとの間のデー
    タ転送を制御するためのバス制御手段とを備えたデータ
    処理装置において、 前記エラー訂正手段は、 シンドロームを計算するためのシンドローム演算部と、 前記シンドローム演算部で計算されたシンドロームから
    誤り位置と誤りの値とを計算して、前記バッファメモリ
    上の誤りデータのアドレスを示す訂正アドレスと、前記
    誤りデータの訂正を行うための訂正データ値とを生成す
    るとともに、横符号方向訂正時に訂正不能行情報を出力
    するためのエラー訂正部と、 前記エラー訂正部により生成された訂正アドレス及び訂
    正データ値を前記訂正不能行分だけ横符号データごとに
    まとめて記憶するための記憶部と、 前記エラー訂正部により生成された訂正アドレス及び訂
    正データ値と、前記記憶部から読み出された訂正アドレ
    ス及び訂正データ値とのうち一方を選択するための選択
    部と、 横符号方向訂正時には前記記憶部には格納せず前記エラ
    ー訂正部により生成された訂正アドレス及び訂正データ
    値を使って前記バッファメモリ上の訂正処理を実行し、
    縦符号方向訂正時には前記横符号方向訂正時に訂正不能
    と判断された横符号ごとに前記エラー訂正部により生成
    された訂正アドレス及び訂正データ値を前記記憶部に格
    納し、以降の訂正符号列のエラー訂正時には対応する横
    符号内で連続する訂正アドレスの場合には前記記憶部に
    格納を続け、連続しない場合には前記記憶部に既に記憶
    されている訂正アドレスに対する前記バッファメモリ上
    の訂正処理の終了後に前記記憶部に格納を行い、更に前
    記エラー訂正部による全ての訂正アドレスの生成が終了
    した時点で前記記憶部に格納されている訂正アドレス及
    び訂正データ値によって前記バッファメモリ上の訂正処
    理を実行するように制御するための制御部とを備え、 前記バッファメモリ上のデータの訂正処理が、連続した
    アドレスに対して発生する場合には、前記バッファメモ
    リのデータバス幅単位で連続して訂正処理を実行するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ処理装置におい
    て、 前記バッファメモリは連続したアドレスへの高速アクセ
    スモードを備え、前記記憶部から読み出された訂正アド
    レスに対する訂正処理時には、前記高速アクセスモード
    を使用して前記バッファメモリへの訂正処理を連続して
    実行することを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 光ディスク媒体から読み出したデータを
    復調するための復調手段と、 前記復調手段から送り出された復調データを、エラー訂
    正のため及び外部への転送のために一時的に格納するた
    めのバッファメモリと、 前記バッファメモリに格納されたデータを読み出してエ
    ラー検出を行い、更にエラー訂正を行った後、訂正後の
    データを前記バッファメモリに書き戻すためのエラー訂
    正手段と、 前記エラー訂正手段によってエラー訂正されたデータを
    前記バッファメモリから読み出して外部に出力するため
    の外部インターフェイス手段と、 前記バッファメモリに対する書き込みと読み出しとを制
    御し、かつ前記復調手段、エラー訂正手段及び外部イン
    ターフェイス手段と、前記バッファメモリとの間のデー
    タ転送を制御するためのバス制御手段とを備えたデータ
    処理装置において、 前記エラー訂正手段は、 シンドロームを計算するためのシンドローム演算部と、 前記シンドローム演算部で計算されたシンドロームから
    誤り位置と誤りの値とを計算して、前記バッファメモリ
    上の誤りデータのアドレスを示す訂正アドレスと、前記
    誤りデータの訂正を行うための訂正データ値とを生成す
    るとともに、横符号方向訂正時に訂正不能行情報を出力
    するためのエラー訂正部と、 前記訂正不能行の先頭アドレスと前記訂正不能行の全デ
    ータとを記憶するための記憶部と、 縦符号方向訂正時に前記バッファメモリから前記シンド
    ローム演算部へ転送するデータのうち前記訂正不能行の
    データを前記記憶部に格納し、前記エラー訂正部により
    生成された訂正アドレス及び訂正データ値によって前記
    記憶部の誤りデータを順次訂正し、縦符号方向訂正が全
    て終了した時点で前記記憶部のデータを前記バッファメ
    モリへ書き込むように制御するための制御部とを備え、 横符号方向訂正で訂正不能と判断された符号行の縦符号
    方向訂正時には、前記記憶部のデータを前記バッファメ
    モリ上にコピーすることによりエラー訂正処理を実行す
    ることを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデータ処理装置におい
    て、 前記バッファメモリは連続したアドレスへの高速アクセ
    スモードを備え、前記記憶部のデータを前記バッファメ
    モリへ書き込む際には前記高速アクセスモードを使用し
    て実行することを特徴とするデータ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008159198A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Nec Electronics Corp 誤り訂正装置及び記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008159198A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Nec Electronics Corp 誤り訂正装置及び記録再生装置
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