JP4652137B2 - Dvdデータにアクセスするための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、全般的にはDVD装置及びその動作方法に関する。より詳細には、本発明はDVDデータにアクセスするための方法に関する。
近年、CD−ROM記憶システムが、その応用及び技術においていずれも急速に発展してきている。動作速度に関しては、初期モデルの標準(1倍速)速度から、現在のモデルはその50倍以上速い標準速度となっている。容量も650M(メガ)バイトから4G(ギガ)バイトまで増加してきている。今日では、DVDが重要な役割を果たしている。現在、DVD−ROMは4倍速に近づいてきている。CD−ROMの発展に応じて、非常に高速のDVD−ROMの予測も可能である。動作速度に加えて、DVD−ROMの性能はデータアクセスの能力も含む。すなわちディスクがスクラッチあるいは他の欠陥を含む場合にも、DVD−ROMはディスクのデータに正確にアクセスすることができる。
DVDデータにアクセスするための簡単な説明を以下において行う。
DVDでは、2048バイトの元のデータがデータセクタに格納される。図1は、データセクタにそれぞれデータを格納するためのフォーマットを示す。図1の例では、各データセクタは12のデータ行を備える。4バイトの長さを有するID102は、データセクタの順序に従って順次増加する数である。2バイトの長さを有する識別誤り検出符号(IEDC: identification error detection code)104は、ID102のデータ保護として用いられる。6バイトの長さを有する著作権管理情報(CPR−MA1)は、著作権に関連するデータを格納するために用いられる。2048バイトの全数を有する主データが同様に図1に示される。ID102のスクランブル動作後、主データは順次主データセグメント108〜130に格納される。
主データセグメント108に160バイトのデータを格納し、かつ主データセグメント116に168バイトのデータを格納してさらに、110〜128の主データセグメントの残りはそれぞれ172バイトのデータを格納する。主データセグメント108〜130に格納されたこれらのデータの和は2048バイト(D〜D2047)である。
したがって、図1の最後の行では、その行はデータセグメント130を有しており、4バイトの長さを有する誤り検出符号(EDC: error detection code)が存在する。この誤り検出符号118は、ID102、IEDC104、CPR−MA1106及び主データセグメント108〜130に格納された2060バイトのデータに応じて得られる。したがって、データセクタの全データ長は2064バイトである。
データセクタ内に格納されたデータを保護するために、DVDでは、16データセクタ、すなわち192のデータ行が、リードソロモン積符号(RSPC)に従ってECCブロックに符号化されたユニットとして取り扱われる。図2Aに示されるように、192行×172バイトのデータ、すなわちデータb0,0〜b191,171が、データセクタ内のデータのシーケンスに従ってアセンブルされる。図2Bを参照すると、各172データ列はそれぞれRSPCに従ってRS(208,192,17)により符号化され、それにより16バイト長の外部コードパリティ(PO)が、16列のPOデータb192,0〜b207,171として各列に加えられる。
POデータを生成した後の、データの全セクタが図2Cに示される。全セクタは、208のデータ行を含み、各データ行は、各列内に10バイト長、すなわちデータb0,172〜b0,181からデータb207,172〜b207,181を有する内部コードパリティ(PI)データを加えるためにRS(182,172,11)により符号化される。加えられたPIデータは208行×10バイトのデータを含む。こうしてECCブロックがアセンブルされる。
図2Dは、DVDディスクのデータ記憶構成を示す。図に示されるように、各データセクタの最後には、POデータのセグメントが加えられ、一方PIデータはデータセクタの各行の直ぐ後に加えられる。例えば0番目のデータセクタ210の12行それぞれの後に、10バイトのPIデータが加えられる。0番目のデータセクタ210の後及び第1のデータセクタ220の前には、POデータ215が加えられる。第2のセクタから15番目のセクタ240まで、第1のセクタ220と同様である。
図3AはDVDのデータにアクセスするための構造を示しており、図3BはDVDのデータにアクセスするためのフローチャートを示す。図3Aでは、読出しヘッド311によりディスク310から読み出されたアナログ信号が、アナログ信号プロセッサ312によりデジタルEFMデータ313に変換される。EFMPLUS復調器314により復調されると、EFMデータ313は、複数バイトが一単位を構成する行データ315になる。行データ315のIDに従って、行データインタフェース316は、メモリコントローラの制御下でメモリ321に必要なセクタデータを格納する。行データインタフェース316によりメモリ321に格納されたデータはECCブロックとしてアセンブルされることができるが、RSPC復号器317は、エラーデータを訂正するように、メモリコントローラ320を介してメモリ321に格納されたデータにアクセスしてPIデータ及びPOデータを復号化する。
RSPC復号器317がECCブロック内のPI及びPOデータの復号化をそれぞれ終了した時点で、誤り検出符号プロセッサ318がメモリコントローラ320を介してメモリ321に格納されたデータにアクセスする。ECCブロックの16データセクタの各セクタにおいて誤り検出符号が計算される。全ての誤り検出符号が正しい場合には、ホストインタフェース319がスクランブルを外し、主データをホスト322に送出する。16の誤り検出符号のいずれかが誤っている場合には、2通りの処理方法がある。1つは再度RSPC復号器317によりPI及びPOデータの復号化を繰返し、その後全ての誤り検出符号が正しくなるまで、EDCプロセッサ318により新しい誤り検出符号を再計算することである。もう1つの方法は、読出しヘッド311によりディスク310を再度読出すことによりECCブロックにアクセスすることである。同じフローを通して、全ての誤り検出符号が正しくなるまで、誤り検出符号が再計算される。
上記記載に従って、メモリ321に対するアクセス時間が、図3Bのフローチャートから得られるようになる。ステップS330において、EFMPLUS復調を実行した後に、必要とされるシーケンシャルステップは、ステップ331において行データインタフェース316によりデータをメモリに321に書込む過程と、ステップS332及びS333においてRSPC復号器317を用いてPIデータ及びPOデータを復号化し、訂正を実行する過程と、ステップS334において誤り検出符号を計算する過程と、ステップS335においてデータをホスト322に送出する過程とを有する。こうしてメモリ321にアクセスするためのステップは、ステップ331においてメモリ321に書込む過程と、ステップS332、S333、S334及びS335においてメモリを読出す過程と、ステップS332及びS333においてメモリを訂正する過程とを有する。
したがって、データの流れに対する計算は以下のように表すことができる。
ECCブロックにおいてそれぞれ読出しを行う時点で、(192+16)×(172+10)=38038バイトの全量がメモリに(図2Cに示されるように)書込まれることになる。
ステップS332では、PIデータを復号化すると共に、(192+16)×(172+10)=38038バイトの量が読み出されることになる。
ステップS333では、POデータを復号化すると共に、(192+16)×172=35776バイトの量が読み出されることになる。
ステップS334では、誤り検出符号を計算すると共に、16データセクタが読み出されることになる。各データセクタは2064バイトからなり、そのため全量は16×2064=33024バイトである。
ステップS335においてホスト322にデータを送出する際に、必要な量のデータは16×2048=32768バイトである。
ステップS332及びS333では、PIデータ及びPOデータの訂正のためにアクセスされるメモリを無視できるので、その量は計算されない。
上記計算に従って、ホストが16×2048(すなわち32768)バイトのデータを得る際に、メモリの少なくとも177624バイトがアクセスされる。DVD仕様の定義により、DVDのデータ転送のための標準速度は、1.385Mバイト/秒である。すなわち標準速度の場合、メモリに対するデータアクセス量は1.385×177624/32768=7.507Mバイト/秒である。したがって、DVDが12倍速に近づく際に、データアクセス速度は90Mバイト/秒であり、16倍速の場合には120Mバイト/秒である。
DVDの設計に関して、16ビット長のデータバスを有するメモリが、図3Aに示されるようなメモリ321として用いられる。データバスの長さは16ビットであり、そのため各時間毎に2バイトがアクセスされる。さらにSDRAMの場合、各組のメモリデータにアクセスする間に、クロックサイクルを超えなければならない。したがって、16倍速DVD−ROMの場合、従来の設計に従えば、120MHzのSDRAMが必要となる。メモリの周波数がより高くなれば、コストが上昇し、電力消費が大きくなる。さらに信号が高周波数になると、システム設計の難しさが増す。
したがって、DVDのデータにアクセスするための従来の設計では、以下の欠点を有する。
1.メモリに対するアクセス量が大きく、DVDのデータにアクセスするための速度に影響を与える。高周波数の装置が必要となるので、コストが増加し、電力消費の上昇を招く。さらに設計が難しい。
2.復号中に誤り検出符号の誤りを訂正するための方法が、再読込みすることにより多量のリソースを消費する。再読込み手順のために、DVDのデータにアクセスするための全体的な速度も低下する。したがって、高速度に関する要件を満足することができない。
本発明はDVDのデータにアクセスするための方法を提供する。データにアクセスするために必要とされるメモリの全体量が低減される。さらに、部分的に再復号することにより、データアクセスの効率を高められる。
本発明はDVDデータにアクセスするための方法を提供する。DVDの読出し装置は読出しコマンドを待つ。読出し信号を受信した場合、読み出されるべきデータセクタが読出し信号により見出される。データセクタが再読出しされており、かつデータセクタの誤り検出符号が訂正されている場合、そのデータセクタはスキップされる。これとは逆に、データセクタが再読出しされていないか、あるいはデータセクタの誤り検出符号が誤っている場合、そのデータセクタにおいてルーチン処理が行われる。
データセクタをスキップした後、あるいはルーチン処理の後、データセクタがECCブロックの最後のセクタであるか否かが判定される。そのデータセクタが最後のセクタではない場合には、現在のデータセクタに続くデータセクタのデータが処理される。そのデータセクタが最後のデータセクタである場合には、再読込み状態が解除される。
上記記載から、バッファを加えることにより、メモリのデータにアクセスするために必要とされるデータの量は低減される。したがって、DVDデータは下側動作周波数でアクセスされるようになる。さらに、本発明は、誤りを有するデータセクタのみを復号化し、その結果データアクセスの効率が高められる。
本発明によるDVDのデータにアクセスするための方法を実施するための装置は、行データインタフェース、行データバッファ、内部コードパリティ復号器、誤り検出符号発生器及び誤り検出符号ファイルを備える。行データインタフェースは行データをデータ記憶セクションに格納するために用いられる。行データバッファは、行データインタフェースからの行データを格納するものである。さらに行データバッファ内の行データが内部コードパリティ符号としてアセンブルされることが可能である場合、内部コードパリティ復号器は内部コードパリティ符号を復号化し、内部コード復号化データを生成するようにする。内部コード復号化データが誤り検出符号を生成するために必要とされるデータである場合、内部コード復号化データは、誤り検出符号を生成するための誤り検出符号発生器に送出される。
さらに、誤り検出符号発生器が内部コード復号化データを受信した後に、かつ誤り検出符号を計算した後に、誤り検出符号がメモリに格納される。誤り検出符号ファイルは、メモリ内に格納された誤り検出符号を記録し、誤りが生じる場合に、誤り検出符号ファイル内の誤り検出符号を訂正する。
上記の全般的な記載及び以下の詳細な記載のいずれについても、例示及び説明にのみ役立つものであり、本発明を制限するものではない。
本発明は少なくとも、メモリにアクセスするために必要とされるデータ量が低減されるという利点を有する。
したがって、DVDのデータアクセス速度は、低い動作速度で実行することが可能になる。
さらに、DVDデータにアクセスするための本発明の方法は、誤った部分のみを復号化する方法に変更され、それによりデータアクセスの効率が高められる。
図4Aは本発明によるDVDデータにアクセスするためのハードウエハ構造の実施の形態を示す。
図4Aでは、読出しヘッド411によりディスク410から読み出されたアナログ信号が、アナログ信号プロセッサ412によりデジタルEFMデータ413に変換される。EFMデータはEFMPLUS復調器414により複数バイトで一単位を構成する行データ415に復調される。
行データ415は、行データインタフェース及び第1の内部コードパリティ復号器416を介して行バッファ418に格納される。行バッファ418に格納されたデータが1組の内部コードパリティにアセンブルされることが可能な場合、内部コードパリティ復号化動作が、行データインタフェース及び第1の内部コードパリティ復号器416によりその組のデータにおいて実行される。1組の内部コードデータはこの復号化ステップにより得られる。その組の内部コードデータはメモリ421に格納される。
その組の内部コードデータがメモリ421に格納される際に、その組の内部コード復号化データが誤り検出符号を生成するために必要とされるデータである場合には、その組の内部コード復号化データも誤り検出符号(EDC)発生器417に送出される。こうしてそのデータセクタの誤り検出符号が生成される。全データセクタのデータがメモリ421にそれぞれ格納される時点で、誤り検出符号発生器417により生成される誤り検出符号もメモリ421に格納され、RSPC復号器426により用いられる。
メモリ421に格納されたデータが、メモリコントローラ420により制御され、完全なデータブロックとしてアセンブルされることが可能な場合、RSPC復号器426は、行データインタフェース及び第1の内部コードパリティ復号器416により処理される16データセクタの誤り検出符号をメモリ421から読み出す。誤り検出符号(EDC)プロセッサ424により、これらの誤り検出符号は誤り検出符号(EDC)ファイル422に格納される。
その後、RSPC復号器426が、外部コードパリティデータのうちの任意のデータを読み出し、外部コードパリティ復号化を実行する。外部コードパリティ復号化のステップにおいて誤りが発生する場合、メモリ421に格納されたデータはリフレッシュされる。
さらに、米国特許出願第08/823423号に開示される誤り訂正の結果を本明細書の一部としており、誤り検出符号(EDC)ファイル422に対応するデータセクタの誤り検出符号が訂正される。
RSPC復号器426により全ての外部コードパリティを復号化した後、ホストインタフェース428は、16データセクタに対応する誤り検出符号ファイル422の誤り検出符号が正しいか否かを検査する。誤り検出符号が正しい場合には、メモリ421に格納されたデータがホスト430に送出される。
図4Bを参照すると、DVDデータにアクセスするための方法のフローチャートが示される。その方法は以下に図4A及び図4Bの両方を参照して説明する。読み出された後に、EFMデータは、ステップS470においてEFMPLUS復調器414により行データ415に復調される。ステップS472では、行データインタフェース及び第1の内部コードパリティ復号器416が行データバッファ418にその行データ415を書き込む。ステップS474では、行データが行データバッファ418から読み出される。行データインタフェース及び第1の内部コードパリティ復号器416において内部コードパリティ復号化を実行した後に、内部コード復号化データが得られる。
ステップS476では、内部コード復号化データを取得した後に、誤り検出符号が誤り検出符号発生器417により計算される。その後そのデータはメモリ421に格納される。ステップS478では、メモリ421に格納されたデータがその際読み出され、その後RSPC復号器426により外部コードパリティ復号化が行われ、メモリ421のデータ及び誤り検出符号ファイル422の誤り検出符号において訂正が実行される。ステップS480では、訂正後、その訂正されたデータがホスト430に送出される。
ECCブロックのメモリに対するデータアクセスの量は以下のように計算される。
ステップS476では、メモリに書き込まれたデータは38038バイト+16×4バイト(誤り検出符号がそれぞれ4バイトを有する)を含む。全体として、メモリに書き込まれるデータ長は38028+64=38092バイトである。
ステップS478では、外部コードパリティ復号化のために読み出す必要があるアクセスデータは172×208=35776バイトである。
ステップS480では、ホストにデータを送出するためにアクセスする必要があるデータは、16×2048=32768バイトである。
こうして、各ECCブロックに対して、アクセスされるために必要とされるデータは、38092+35776+32768=106636バイト長である。従来の構造と比較すると、データフローの60%しか使用していない。したがって、従来の構造を用いる16倍速DVDの場合、120MHzのSDRAMが必要とされるが、本発明により提供される構造では、72MHzのSDRAMを使用するのみである。
行データバッファ418及び誤り検出符号ファイル422の大きさは注記するに値する。16組の誤り検出符号のみが誤り検出符号ファイル422に格納されるため、64バイトのみしか必要としない。内部コードパリティ復号化手順の間に、行データが連続して確実に転送されるためには、364バイトの2つの内部コードパリティ符号のための空間が必要とされる。この2つの領域は大きくないため、SRAMをDVD集積回路に組み込むことにより達成することができる。
図5は本発明によるDVDデータにアクセスするための方法のフローチャートを示す。
ステップS500において、コマンドを読み出す場合にのみそのフローは開始する。読出し信号は、最初に読み出されるはずのデータセクタのIDのようなデータを含む。誤り検出符号の誤りに起因するデータ読出しのための繰返し読出しフラグがあるか否かも含まれる。
ステップS505では、読出し信号に従って、読み出されるべきデータセクタが見出される。実施の形態では、現在読み出されたデータが必要とされたデータか否かが、行データインタフェースからの行データにより判定される。その行データが読み出されるべきデータセクタのIDと同じである場合、その読出しデータセクタが必要とされたセクタであるか否かが判定される。
読出しデータセクタが再読出しされており、かつ現在読み出されたデータセクタの誤り検出符号が正しい場合には、ステップS520により制御されて、現在読出しデータセクタがスキップされる。現在読出しデータセクタが再読出しされていない場合、あるいは誤り検出符号が誤っている場合には、ステップS515における制御により、そのデータセクタが読み出され、現在の読出しデータセクタにおいてルーチン処理が行われる。いわゆる「ルーチン処理」は、データを書き込み、そのデータをホストに送出するための手順である。
ステップS520では、現在読み出されたデータセクタがスキップされるか、あるいはルーチン処理が実行されるステップS515の後、ステップS525において、読出しデータセクタがECCブロックの最後のセクタであるか否かが判定される。すなわち、読出しデータセクタを表すIDのフラグが15であるか否かが判定される(各ECCブロックはID0〜15の16データセクタを含む)。
最後のセクタでない場合には、ステップS535においてフラグに1が加算される。このデータセクタに後続するデータセクタは処理されることになる。
これに対して、ECCブロックの最後のセクタである場合には、読み出される後続データは、別のECCブロックのデータであることを示す。こうしてステップS535では、フラグは0として設定され、次のECCブロックのデータにアクセスする。
RSPC復号化ステップを実行する場合、以前のRSPC復号化ステップにおいて正しかったデータを訂正するのを避けるために、各外部コードパリティ復号化後に誤りが発生し、その誤りが図2Aに示されるようなデータセクタで発生する場合には、その結果は信頼性がないものとして取り扱われる。その復号化結果は、いかなる訂正をも実行することなく破棄されなければならない。
本発明の他の実施の形態は、ここで開示された本発明の仕様及び実施の形態を考察することにより当業者には明らかになるであろう。本発明の仕様及び実施の形態は、例示としてのみ考慮されるべきであり、本発明の正確な範囲及び精神は、添付する特許請求の範囲により示されるものである。
各データセクタのデータ記憶のフォーマットを示す図である。 ECCブロックのデータ形成プロセスを示す図である。 ECCブロックのデータ形成プロセスを示す図である。 ECCブロックのデータ形成プロセスを示す図である。 ECCブロックのデータ形成プロセスを示す図である。 DVDデータにアクセスするための従来のハードウエア構造を示す図である。 DVDデータにアクセスし、かつそれを復号化するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるDVDデータにアクセスするためのハードウエア構造を示す図である。 図4Aに示されるハードウエア構造を用いてDVDにアクセスするプロセスを示すフローチャートである。 DVDデータにアクセスするための方法のフローチャートである。
符号の説明
102 ID
104 IEDC
106 CPR−MA1
108 主データ160バイト
110〜130 主データ172バイト
132 誤り検出符号
210,220,230,240 セクタ
215,225,235,245 POデータ
310 ディスク
311 読出しヘッド
312 アナログ信号プロセッサ
313 EFMデータ
314 EFMPLUS復調器
315 行データ
316 行データインタフェース
317 RSPC復号器
318 EDCプロセッサ
319 ホストインタフェース
320 メモリコントローラ
321 メモリ
322 ホスト
410 ディスク
411 読出しヘッド
412 アナログ信号プロセッサ
413 EFMデータ
414 EFMPLUS復調器
415 行データ
416 行データインタフェース及び第1のPI復号器
417 誤り検出符号(EDC)発生器
418 行データバッファ
420 メモリコントローラ
421 メモリ
422 誤り検出符号(EDC)ファイル
424 誤り検出符号(EDC)プロセッサ
426 RSPC復号器
428 ホストインタフェース
430 ホスト

Claims (4)

  1. DVDデータにアクセスするための方法であって、
    読出し信号を受信する過程と、
    前記読出し信号に従って読み出されるべきデータセクタを見出し、前記データセクタが再読出しされている状態であり、かつ前記データセクタの誤り検出符号が正しい場合には、前記データセクタをスキップする過程と、
    前記データセクタが再読出しされていない場合、あるいは前記誤り検出符号が誤っている場合には、前記データセクタを読出し、かつ前記データセクタにおいてルーチン処理を実行する過程と、
    前記データセクタをスキップした後、あるいは前記ルーチン処理の後、前記データセクタが現在読み出されたECCブロックの最後のセクタであるか否かを判定する過程と、
    前記データセクタが前記最後のセクタでない場合には、後続するデータセクタのデータを継続して処理する過程と、
    前記データセクタが前記最後のセクタである場合には、前記再読出しされている状態を解除する過程と、
    を有し、
    前記再読出しされている状態は、前記誤り検出符号が誤っている場合に設定される、
    ことを特徴とするDVDデータにアクセスするための方法。
  2. 前記読出し信号が読み出されるべき前記データセクタのIDと、データを読出す前記過程が前記誤り検出符号の誤りにより発生するか否かを判定するための再読出しフラグとを有することを特徴とする請求項1に記載のDVDデータにアクセスするための方法。
  3. 前記データセクタが再読出しされている状態であるか否かが、前記再読出しフラグにおいて判定されることを特徴とする請求項1に記載のDVDデータにアクセスするための方法。
  4. 前記誤り検出符号が誤っている場合、RSPC復号器を用いて、前記誤り検出符号を訂正することを特徴とする請求項1に記載のDVDデータにアクセスするための方法。
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