JPH0519971U - 電源監視装置 - Google Patents
電源監視装置Info
- Publication number
- JPH0519971U JPH0519971U JP6901591U JP6901591U JPH0519971U JP H0519971 U JPH0519971 U JP H0519971U JP 6901591 U JP6901591 U JP 6901591U JP 6901591 U JP6901591 U JP 6901591U JP H0519971 U JPH0519971 U JP H0519971U
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- JP
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- power supply
- voltage
- monitoring device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】バッテリ駆動型のパーソナルコンピュータ等に
用いられる電源監視装置において、電圧(電流)変化の
激しい場合でも、電源の電圧低下を正確に測定する。 【構成】電源11と負荷12との間に設けられた測定用
抵抗13の両端の電圧差をオペアンプ14で検出し、そ
の電圧をコンデンサ16に所定時間に蓄えることによ
り、この蓄えられた電圧に基づいて負荷12による電源
11の電圧低下を測定する。
用いられる電源監視装置において、電圧(電流)変化の
激しい場合でも、電源の電圧低下を正確に測定する。 【構成】電源11と負荷12との間に設けられた測定用
抵抗13の両端の電圧差をオペアンプ14で検出し、そ
の電圧をコンデンサ16に所定時間に蓄えることによ
り、この蓄えられた電圧に基づいて負荷12による電源
11の電圧低下を測定する。
Description
【0001】
本考案は、例えばラップトップタイプ等のバッテリ駆動型のパーソナルコンピ ュータにおいて、バッテリ電源の残量計算に用いて好適な電源監視装置に関する 。
【0002】
従来、例えばラップトップタイプ等のバッテリ駆動型のパーソナルコンピュー タでは、バッテリ電源の残量計算を行うため、測定対象となる回路に抵抗を入れ 、その抵抗の両端の電圧差を所定の間隔でサンプリングすることにより、電源電 圧の低下を逐次測定する方法を採っていた。
【0003】
しかしながら、上記のような方法では、サンプリング間隔によって決定される 、ある一瞬の測定値となる。このため、電圧(電流)変化の少ない安定した状態 では問題はないが、例えばプリンタ装置やモデム等を接続した場合など、電圧( 電流)変化の激しい場合には、正確な測定値が得られず、バッテリ電源の残量計 算に誤差を招いてしまう等の問題があった。
【0004】 本考案は上記のような点に鑑みなされたもので、電圧(電流)変化の激しい場 合でも、電源の電圧低下を正確に測定できる電源監視装置を提供することを目的 とする。
【0005】
本考案に係る電源監視装置は、電源と負荷との間に設けられた測定用の抵抗と 、この抵抗の両端の電圧差を検出する電圧差検出手段と、この電圧差検出手段に よって検出された電圧を所定時間充電する充電手段と、この充電手段に蓄えられ た電圧に基づいて上記負荷による上記電源の電圧低下を測定する測定手段とを具 備したものである。
【0006】
上記の構成によれば、ある一定時間内に積算された測定値となる。したがって 、電源電圧の変化が激しい場合でも、その変化に合った測定値となり、従来のよ うな一瞬の測定値となる方法に比べて、測定精度が非常に向上する。
【0007】
以下、図面を参照して本考案の一実施例に係る電源監視装置を説明する。
【0008】 図1はその構成を示す図である。図1において、11は例えばNi−Cd電池 からなる電源、12は負荷である。この電源11と負荷12との間に測定用の抵 抗13が設けられており、その抵抗13の両端の電圧差をオペアンプ14で検出 するようになっている。
【0009】 ここで、同実施例では、オペアンプ14の出力端に抵抗15およびコンデンサ 16からなる時定数回路が設けられ、オペアンプ14によって検出される電圧を コンデンサ16に蓄えるようになっている。このコンデンサ16の充放電動作は 、トランジスタ17によって制御される。すなわち、図1の例では、トランジス タ17がオンのとき放電動作となり、トランジスタ17がオフのとき充電動作と なる。コンデンサ16から放電された電圧は、A/D変換器18にてディジタル 信号に変換された後、CPU19に与えられる。CPU19は、この装置全体の 制御を行うものであり、ここでは図2に示すような測定処理を実行する。 次に、同実施例の動作を説明する。
【0010】 図2のフローチャートに示すように、システムの電源が投入されると、CPU 19は、まず、トランジスタ17を所定時間T1 だけオフする(ステップS1, S2)。これにより、コンデンサ16に蓄積されている電荷は、トランジスタ1 7を通じて放電されることになる。上記所定時間T1 は、このときの放電動作を 完全に行うための時間であり、CPU19の図示せぬ内部カウンタによって予め 決められている。
【0011】 このようにしてコンデンサ16がクリアされると、CPU19はトランジスタ 17を所定時間T2 だけオンする(ステップS3,S4)。これにより、オペア ンプ14で検出された電圧がコンデンサ16に蓄積されることになる。上記所定 時間T2 は、T1 と同様にCPU19の図示せぬ内部カウンタによって予め決め られている。このコンデンサ16に蓄積される電圧は、常時、A/D変換器18 に与えられている。そこで、CPU19は、所定時間T2 後に、このA/D変換 器18の出力を読取り(ステップS5)、この値に基づいて電源11の電圧低下 を計算する(ステップS6)。すなわち、CPU19は、A/D変換器18を通 じて測定値を得ることにより、この測定値と電源11の初期時の電圧値と比較し て、その低下分を計算する。
【0012】 このように、本考案の測定方法によれば、ある一定時間内に積算された測定値 となる。したがって、電源電圧の変化が激しい場合でも、その変化に合った測定 値となり、従来のような一瞬の測定値となる方法に比べて、測定精度が非常に向 上する。
【0013】 なお、上記実施例では、測定命令等による1回分の測定動作を示したが、例え ば電源投入から遮断まで、所定の間隔で上記動作を繰り返すようにしても良く、 この場合でも上記同様の効果が得られる。
【0014】
以上のように本考案によれば、ある一定時間内に積算された測定値を得るよう にしたため、電源電圧の変化が激しい場合でも、従来のような一瞬の測定値とな る方法に比べて、測定精度を向上させることができる。これにより、例えばバッ テ駆動型のパーソナルコンピュータにおいて、バッテリ電源の残量計算を正確に 行うことができ、ユーザにその残量値を正しく知らせることができる。
【図1】本考案の一実施例に係る構成を示す図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
11…電源、12…負荷、13…抵抗、14…オペアン
プ、15…抵抗、16…コンデンサ、17…トランジス
タ、18…A/D変換器、19…CPU。
プ、15…抵抗、16…コンデンサ、17…トランジス
タ、18…A/D変換器、19…CPU。
Claims (1)
- 【請求項1】 電源と負荷との間に設けられた測定用の
抵抗と、 この抵抗の両端の電圧差を検出する電圧差検出手段と、 この電圧差検出手段によって検出された電圧を所定時間
充電する充電手段と、 この充電手段に蓄えられた電圧に基づいて上記負荷によ
る上記電源の電圧低下を測定する測定手段とを具備した
ことを特徴とする電源監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6901591U JPH0519971U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 電源監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6901591U JPH0519971U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 電源監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519971U true JPH0519971U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13390345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6901591U Pending JPH0519971U (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 電源監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519971U (ja) |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP6901591U patent/JPH0519971U/ja active Pending
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