JPH05199554A - 回線設定装置 - Google Patents

回線設定装置

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JPH05199554A
JPH05199554A JP731892A JP731892A JPH05199554A JP H05199554 A JPH05199554 A JP H05199554A JP 731892 A JP731892 A JP 731892A JP 731892 A JP731892 A JP 731892A JP H05199554 A JPH05199554 A JP H05199554A
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JP
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data
address
line
acm
physical
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Withdrawn
Application number
JP731892A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Yogoshi
紀之 余越
Shigeatsu Sagawa
重厚 寒川
Noriyuki Suzuki
紀之 鈴木
Hirotomo Miyawaki
浩智 宮脇
Masahiro Shirai
正博 白井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、交換機や伝送装置において、外部
から入力される信号の宛先を変更する回線設定装置に関
し、回線の物理的な位置を自由に設定することができる
場合であっても、ACMに対するデータ書込み動作を簡
単に行うことができる回線設定装置を提供することを目
的とする。 【構成】 アドレスが接続元回線11 〜1N に対応し、
データが接続先回線21 〜2N に対応する記憶手段3を
設け、この記憶手段3にデータを書き込む場合は、アド
レス発生手段4から出力される接続元回線11 〜1N
論理的な位置に対応する書込みアドレスを、物理的な位
置に対応するアドレスに変換し、記憶手段3の記憶内容
に基づいて、回線接続手段7により回線接続を行う場合
は、記憶手段3から読み出されたデータを、データ変換
手段6により物理的な位置に対応するデータに変換する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交換機や伝送装置に
おいて、外部から入力される信号の宛先を変更する回線
設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、交換機や伝送装置には、外部か
ら入ってくる信号の宛先を変更する回線設定装置、いわ
ゆるクロスコネクト装置が設けられている。
【0003】このようなクロスコネクト装置には、時間
スイッチを用いたものと、空間スイッチを用いたものが
ある。
【0004】図24は、時間スイッチを用いたクロスコ
ネクト装置の従来構成を示すブロック図である。
【0005】図において、111 〜11N は入線であ
る。12は、この入線111 〜11N の伝送信号を時分
割多重する多重回路である。13は、多重回路12から
出力される多重信号のタイムスロットのタイミングを交
換することにより、信号の宛先を変更する時間スイッチ
である。
【0006】14は、時間スイッチ12から出力される
多重信号をタイムスロットごとに分離する分離回路であ
る。151 〜15n は、分離回路14で分離された多重
信号を各タイムスロットごとに出力する出線である。1
6は、時間スイッチ13による回線設定状態を変更する
制御部である。
【0007】上記時間スイッチ13において、131
は、多重回路12から出力される多重信号をタイムスロ
ットごとに格納するデータメモリ(以下、「DM」とい
う)である。
【0008】このDM131のアドレスは、接続先回線
の物理的な位置、すなわち、出線151 〜15N の物理
的な位置に対応する。この物理的な位置は、分離回路1
4に対する出線151 〜15N の収容位置により表され
る。
【0009】132は、多重回路12から出力される多
重信号の各タイムスロットをDM131のどのアドレス
に保存するかを決めるための情報を格納するアドレスコ
ントロールメモリ(以下、「ACM」という)である。
【0010】このACM132のアドレスは、接続元回
線の物理的な位置、すなわち、入線111 〜11N の物
理的な位置に対応し、その内容は、出線151 〜15N
の物理的な位置に対応する。
【0011】入線111 〜11N の物理的な位置は、多
重回路12に対する入線111 〜11N の収容位置によ
り表される。
【0012】133は、多重信号のタイムスロットに同
期して、DM131の読出しアドレスとACM132の
読出しアドレスを発生するタイムスロットカウンタ(以
下、「TSC」という)である。
【0013】134は、TSC133から出力されるA
CM132の読出しアドレスと制御部16から出力され
るACM132の書込みアドレスを切り換えるセレクタ
である。
【0014】135は、ACM132から出力されるD
M131の書込みアドレスとTSC133から出力され
るDM131の読出しアドレスを切り換えるセレクタで
ある。
【0015】上記構成において、動作を説明する。
【0016】まず、ACM132の記憶内容に基づい
て、入線111 〜11N を出線151 〜15N に接続す
る場合の動作を説明する。
【0017】この場合の動作は、DM131の書込み動
作と読出し動作に分けられる。DM131の書込み時
は、TSC133のカウント出力に従ってACM132
がアクセスされる。
【0018】このアクセスによりACM132から読み
出されたデータは、DM131に書込みアドレスとして
供給される。これにより、多重回路12から出力される
多重信号は、各タイムスロットごとに、ACM132の
読出しデータによって指定されるアドレスに書き込まれ
る。
【0019】DM131の読出し時は、TSC133の
カウント出力により、DM131がアクセスされる。こ
れにより、TSC133のカウント出力により指定され
るアドレスから各タイムスロットの信号が読み出され
る。
【0020】以上から、例えば、入線112 を出線11
3 に接続する場合は、ACM132において、入線11
2 の物理的な位置に対応するアドレスに、出線113
物理的な位置を示すデータを格納すればよい。
【0021】すなわち、このようにすれば、多重回路1
2から入線112 の伝送信号が出力されるとき、DM1
31においては、出線153 に対応するアドレスが指定
される。
【0022】これにより、入線112 の伝送信号は、出
線153 に対応するアドレスに書き込まれ、この出線1
3 のアクセスタイミングで読み出されることになる。
その結果、入線112 と出線153 の接続が達成された
ことになる。
【0023】次に、ACM132の記憶内容を変更する
場合の動作を説明する。この変更は、制御部16により
なされる。
【0024】例えば、入線112 の接続先を、出線15
5 に変更する場合は、制御部 16から入線112 の物
理的な位置を示すアドレスと出線155 の物理的な位置
を示すデータが出力される。
【0025】これにより、ACM132において、入線
112 に対応するアドレスには、出線155 を示すデー
タが書き込まれる。
【0026】その結果、多重回路12から入回線112
の伝送信号が出力されるとき、DM131においては、
今度は、出線155 に対応するアドレスが指定される。
これにより、入線112 の伝送信号は、今度は、出回線
115 に対応するアドレスに書き込まれ、入線112
出線115 が接続されることになる。
【0027】以上が、時間スイッチ13によって構成さ
れる従来のクロスコネクト装置の概要である。
【0028】ところで、上述したようなクロスコネクト
装置においては、近年、回線設定機能(クロスコネクト
機能)の増大と信号収容規模の増大に伴い、図25に示
すように、装置を回線設定部21と複数の回線終端部2
1 〜22N に分けて構成する場合がある。
【0029】この場合、各回線終端部22n (n=1,
2,…,N)は、一般に、図26に示すように、複数の
インタフェース盤2211 〜221M (Mは2以上の整
数)と、多重・分離回路222により構成される。
【0030】なお、図25において、23n は、対応す
る回線終端部22n から出力される多重信号を回線設定
部21に供給する入ハイウェイであり、24n は、回線
設定部21から出力される多重信号を対応する回線終端
部22n に供給する出ハイウェイである。
【0031】また、25n は、回線終端部22n とハイ
ウェイ23n ,24n を接続するコネクタであり、26
n は、回線設定部21とハイウェイ23n ,24n を接
続するコネクタである。
【0032】このような構成においては、ある回線終端
部22n のあるインタフェース盤221m (m=1,
2,…,M)をある回線終端部22n のあるインタフェ
ース盤221m に接続することになる。
【0033】したがって、この場合、接続元回線は、接
続元インタフェース盤221m と、これを収容する回線
終端部22n が接続される入ハイウェイ24n により構
成される。
【0034】また、接続先回線は、接続先インタフェー
ス盤221m と、これを収容する回線終端部22n が接
続される出ハイウェイ24n により構成される。
【0035】これにより、接続元回線の物理的な位置
は、接続元インタフェース盤221m の物理的な位置
と、これに対応する入ハイウェイ23n の物理的な位置
により表される。
【0036】また、接続先回線の物理的な位置は、接続
先インタフェース盤221m の物理的な位置と、これに
対応する出ハイウェイ24n の物理的な位置により表さ
れる。
【0037】インタフェース盤221m の物理的な位置
は、これが固定であれば、その論理的な位置と1:1に
対応する。したがって、この場合、インタフェース盤2
21 m の物理的な位置は、その識別符号mにより表され
る。
【0038】また、ハイウェイ23n ,24n の物理的
な位置は、例えば、これが接続されるコネクタ26n
識別符号nにより表される。
【0039】このような信号収容構成の場合、回線終端
部22n の数Nが増大したり、各回線終端部22n ごと
に、インタフェース盤221m の収容数Mが異なると、
回線終端部22n の接続効率や管理の面で、回線終端部
22n を常に同じコネクタ26n に接続したり、常に、
1つのコネクタ26n に接続することが難しくなる。
【0040】すなわち、各回線の物理的な位置を固定す
ることが難しくなる。したがって、このような場合に
は、図27や図28に示すように、各回線の物理的な位
置は自由に設定することができるようにし、装置内部
で、接続元と接続先の物理的な位置を対応付けすること
が望まれる。
【0041】なお、図27には、回線終端部222 と回
線終端部223 の接続順序を変更する場合を示し、図2
8には、回線終端部222 を2つのコネクタ262 ,2
3 に接続する場合を示す。
【0042】しかし、従来のクロスコネクト装置におい
ては、ACM132のアドレスとデータが、回線の物理
的な位置により規定されるようになっている。
【0043】したがって、各回線の物理的な位置を自由
に設定することができるようにすると、ACM132に
データを書き込む場合、常に、回線の物理的な位置を考
慮しながら書き込まなければならないため、書込み動作
が複雑になるという問題が生じる。
【0044】特に、一度、ACM132にデータを書き
込んだ後、回線の物理的な位置が変更されると、変更前
の物理的な位置と変更後の物理的な位置を考慮しなが
ら、データを書き込まなければならないため、その動作
は非常に複雑なものとなり、信頼性の低下にもつなが
る。
【0045】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のクロスコネクト装置においては、回線の物理的な位
置を自由に設定することができるようにすると、ACM
に対するデータ書込み動作が複雑になるという問題があ
った。
【0046】そこで、この発明は、回線の物理的な位置
を自由に設定することができる場合であっても、ACM
に対するデータ書込み動作を簡単に行うことができるク
ロスコネクト装置を提供することを目的とする。
【0047】
【課題を解決するための手段】図1は、この発明の原理
構成を示すブロック図である。
【0048】図において、11 〜1N は、複数の接続元
回線であり、21 〜2N は、複数の接続先回線である。
【0049】3は、アドレスが接続元回線11 〜1N
物理的な位置に対応し、データが接続先回線21 〜2N
の論理的な位置に対応する記憶手段である。
【0050】4は、この記憶手段3にデータを書き込む
際、接続元回線11 〜1N の論理的な位置に対応する書
込みアドレスを発生するアドレス発生手段である。
【0051】5は、このアドレス発生手段4から出力さ
れる書込みアドレスを、接続元回線11 〜1N の物理的
な位置に対応するアドレスに変換するアドレス変換手段
である。
【0052】6は、記憶手段2からデータを読み出す
際、このデータを接続先回線21 〜2 N の物理的な位置
に対応するデータに変換するデータ変換手段である。
【0053】7は、このデータ変換手段6の変換出力に
基づいて、接続先回線11 〜1N と接続元回線21 〜2
N とを接続する回線接続手段である。
【0054】
【作用】上記構成によれば、アドレス発生手段4から出
力される書込みアドレスは、アドレス変換手段5によ
り、接続元回線11 〜14 の物理的な位置に対応するア
ドレスから論理的な位置に対応するアドレスに変換され
る。
【0055】また、記憶手段3から読み出されたデータ
は、データ変換手段6により、接続先回線21 〜2N
論理的な位置に対応するデータから物理的な位置に対応
するデータに変換される。
【0056】これにより、記憶手段3にデータを書き込
む際、オペレータは、回線の論理的な位置に基づいて、
この書込み処理を実行することができるので、回線の物
理的な位置を自由に設定することができる場合であって
も、簡単にデータの書込みを行うことができる。
【0057】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を詳細に説明する。
【0058】図2は、この発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。なお、以下の説明では、この発明
を、図25に示すような装置に適用した場合を代表とし
て説明する。
【0059】図示の装置は、本来のACMに、回線の論
理的な位置情報を物理的な位置情報に変換する2つのA
CM(以下、SUBACM」という)を付加したような
構成を有する。
【0060】図において、31は、本来のACM、すな
わち、DM131に入力される信号を、DM131のど
のアドレスに保存するかを決めるための情報を格納する
ACMである。
【0061】このACM31のアドレスは、接続元回線
の物理的な位置に対応し、その内容は、接続先回線の論
理的な位置に対応する。
【0062】接続元回線の物理的な位置は、上述したよ
うに、接続元インタフェース盤221m の識別符号m
と、これを収容する回線終端部22n が接続されるコネ
クタ26n の識別符号nにより表される。
【0063】これに対し、接続先回線の論理的な位置
は、接続先インタフェース盤221m の論理的な位置
と、これを収容する回線終端部22n が接続される出ハ
イウェイ24n の論理的な位置により表される。
【0064】ここで、接続先インタフェース盤221m
の論理的な位置は、例えば、その識別符号mにより表さ
れ、出ハイウェイ24n の論理的な位置は、例えば、そ
の識別符号nにより表される。
【0065】32は、例えば、オペレータのキー操作に
基づいて、ACM31の書込みアドレスA1と書込みデ
ータD1等を出力する制御部である。
【0066】この制御部32から出力される書込みアド
レスA1は、接続元回線の論理的な位置により表され
る。
【0067】この接続元回線の論理的な位置は、接続元
インタフェース盤221m の論理的な位置と、これを収
容する回線終端部22n が接続される入ハイウェイ23
n の論理的な位置により表される。
【0068】接続元インタフェース盤221m の論理的
な位置は、例えば、その識別符号mにより表され、入ハ
イウェイ24n の論理的な位置は、例えば、その識別符
号nにより表される。
【0069】したがって、上記アドレスA1は、入ハイ
ウェイ23n の識別符号nを示すハイウェイ用アドレス
A11 と、インタフェース盤221m の識別符号mを示
すインタフェース盤用アドレスA12 から成る。
【0070】同様に、上記データD1は、出ハイウェイ
24n の識別符号nを示すハイウェイ用データD1
1 と、インタフェース盤221m の識別符号mを示すイ
ンタフェース盤用データD12 から成る。
【0071】33は、上記書込みアドレスA1を、接続
元回線の物理的な位置を示すアドレスに変換するSUB
ACMである。
【0072】このSUBACM33のアドレスは、接続
元回線を構成する入ハイウェイ23 n の論理的な位置に
対応し、その内容は、このハイウェイ23n の物理的な
位置に対応する。
【0073】したがって、SUBACM33によるアド
レス変換は、ハイウェイ用アドレスA11 に関してだけ
行われる。
【0074】なお、このSUBACM33の記憶内容を
変更するための書込みアドレスA2と書込みデータD2
も、上記制御部32から供給される。
【0075】35は、SUBACM33の読出しアドレ
スと書込みアドレスを切り換えるセレクタである。
【0076】すなわち、このセレクタ35は、SUBA
CM33からデータを読み出す場合は、ハイウェイ用ア
ドレスA11 を選択し、SUBACM33にデータを書
き込む場合は、書込みアドレスA1を選択する。
【0077】36は、多重信号のタイムスロットに同期
して、ACM31の読出しアドレスとDM131の読出
しアドレスを出力するTSCである。
【0078】37は、ACM31の読出しアドレスと書
込みアドレスを切り換えるセレクタである。
【0079】すなわち、このセレクタ37は、ACM3
1からデータを読み出す場合は、TSC36のカウント
出力を選択し、ACM31にデータを書き込む場合は、
SUBACM33により物理アドレスに変換された書込
みアドレスA1を選択する。
【0080】なお、この物理アドレスに変換された書込
みアドレスA1は、SUBACM33の読出しデータD
2とインタフェース盤用アドレスA12 を結合すること
により得られる。
【0081】38は、ACM31から読み出されたデー
タD1、すなわち、DM131の書込みアドレスを、接
続先回線の物理的な位置を示すアドレスに変換するSU
BACMである。
【0082】このSUBACM38のアドレスは、接続
先回線を構成する出ハイウェイ24 n の論理的な位置に
対応し、その内容は、このハイウェイ24n の物理的な
位置に対応する。
【0083】したがって、SUBACM38によるデー
タD1の変換は、ハイウェイ用データD11 に関してだ
け行われる。
【0084】なお、このSUBACM38の記憶内容を
変更するための書込みアドレスA3と書込みデータD3
も、上記制御部32から供給される。
【0085】39は、SUBACM38の読出しアドレ
スと書込みアドレスを切り換えるセレクタである。
【0086】すなわち、このセレクタ39は、SUBA
CM38からデータD3を読み出す場合は、ハイウェイ
用データD11 を選択し、SUBACM38にデータD
3を書き込む場合は、書込みアドレスA3を選択する。
【0087】40は、DM131の読出しアドレスと書
込みアドレスを切り換えるためのセレクタである。
【0088】すなわち、このセレクタ40は、DM13
1からデータを読み出す場合は、TSC36のカウント
出力を選択し、DM131にデータを書き込む場合は、
物理アドレスに変換されたデータD1を選択する。
【0089】なお、この変換データD1は、SUBAC
M38の読出しデータD3とインタフェース盤用データ
D12 を結合することにより得られる。
【0090】上記構成において、動作を説明する。
【0091】(1)まず、アドレスA1,A2,A3と
データD1,D2,D3の構造について説明する。
【0092】今、ハイウェイ23n ,24n やコネクタ
26n の数Nを8とし、インタフェース盤221m の数
Mを最大16とする。
【0093】この場合、ハイウェイ23n ,24n やコ
ネクタ26n を識別するためには、3ビット必要とな
る。また、インタフェース盤221m を識別するために
は、4ビット必要となる。
【0094】したがって、アドレスA1は、図3(a)
に示すように、7ビットで表される。図には、この7ビ
ットのうち、上位3ビットをハイウェイ用アドレスA1
1 に割り当て、下位4ビットをインタフェース盤用アド
レスA12 に割り当てた場合を示す。
【0095】データD1も、同様に、7ビットで表さ
れ、このうち、上位3ビットがハイウェイ用データD1
1 に割り当てられ、下位4ビットがインタフェース盤用
データD12 に割り当てられるようになっている。
【0096】これに対し、アドレスA2,A3、データ
D2,D3は、図3(b)に示すように、それぞれ3ビ
ットで表される。
【0097】なお、ハイウェイ23n ,24n の識別符
号nとハイウェイ用アドレスA11 及びハイウェイ用デ
ータD11 のビット値との関係は、例えば、図4(a)
に示すようになっている。
【0098】同様に、ハイウェイ23n ,24n の識別
符号nとアドレスA2,A3のビット値との関係も、図
4(b)に示すようになっている。
【0099】また、コネクタ26n の識別符号nとデー
タD2,D3のビット値との関係は、例えば、図4
(c)に示すようになる。
【0100】また、インタフェース盤221m の識別符
号mとインタフェース盤用アドレスA12 、インタフェ
ース盤用データD12 のビットとの関係は、例えば、図
4()に示すようになる。
【0101】以上がアドレスA1,A2,A3とデータ
D1,D2,D3の構造である。
【0102】(2)次に、SUBACM33,38に対
するデータの書込み動作を説明する。
【0103】今、回線終端部222 がコネクタ261
接続され、回線終端部224 がコネクタ262 に接続さ
れているとする。この接続情報は、制御部32によりS
UBACM33に書き込まれる。
【0104】前者の接続情報をSUBACM33,38
に書き込む場合は、回線終端部22 2 の論理的な位置を
示すアドレスA2,A3と、物理的な位置を示すデータ
D2,D3が、制御部32から出力される。
【0105】回線終端部222 の論理的な位置は、ハイ
ウェイ232 ,242 の識別符号2により表され、物理
的な位置は、コネクタ261 の識別符号1により表され
る。
【0106】したがって、この場合のアドレスA2,A
3とデータD2,D3は、図5(a)に示すようなもの
となる。これにより、SUBACM33,38のアドレ
ス“001”には、図6に示すように、データ“00
0”が書き込まれる。
【0107】後者の接続情報をSUBACM33,38
に書き込む場合は、回線終端部22 4 の論理的な位置を
示すアドレスA2,A3と、物理的な位置を示すデータ
D2,D3が、制御部32から出力される。
【0108】回線終端部224 の論理的な位置は、ハイ
ウェイ234 ,244 の識別符号4により表され、物理
的な位置は、コネクタ262 の識別符号2により表され
る。
【0109】したがって、この場合のアドレスA2,A
3とデータD2,D3は、図5(b)に示すようなもの
となる。これにより、SUBACM33,38のアドレ
ス“011”には、図8に示すように、データ“00
1”が書き込まれる。
【0110】以上が、SUBACM33,38に対する
データ書込み動作である。
【0111】(3)次に、ACM31に対するデータ書
込み動作を説明する。
【0112】なお、以下の説明では、回線終端部222
のインタフェース盤2213 と回線終端部224 のイン
タフェース盤2215 を接続する場合を代表として説明
する。
【0113】(3−1) まず、回線終端部222 のイ
ンタフェース盤2213 を回線終端部224 のインタフ
ェース盤2215 に接続する場合のデータ書込み動作を
説明する。
【0114】すなわち、回線終端部222 のインタフェ
ース盤2213 を接続元とし、回線終端部224 のイン
タフェース盤2215 を接続先とする場合のデータ書込
み動作を説明する。
【0115】この場合は、制御部32から出力されるア
ドレスA1は、入ハイウェイ232 の識別符号2と、イ
ンタフェース盤2213 の識別符号3により表される。
【0116】また、データD1は、出ハイウェイ244
の識別符号4とインタフェース盤2215 の識別符号5
により表される。
【0117】したがって、この場合、制御部32から出
力されるアドレスA1とデータD1は、図7に示すよう
なものとなる。
【0118】図7に示すアドレスA1(=“00100
10”)のうち、ハイウェイ用アドレスA11 (=“0
01”)は、図8に示すように、SUBACM33に読
出しアドレスとして供給される。
【0119】これにより、このSUBACM33から、
入ハイウェイ232 の物理的な位置、すなわち、コネク
タ261 の識別符号1を示すデータD2(=“00
0”)が読み出される。
【0120】このデータD2(=“000”)は、イン
タフェース盤用アドレスA12 (=“0100”)と結
合される。
【0121】これにより、接続元回線の論理的な位置を
示すアドレスA1(=“0010010”)は、物理的
な位置を示すアドレス“0000010”に変換され
る。
【0122】このアドレスA1は、ACM31に書込み
アドレスとして供給される。これにより、図8に示すよ
うに、接続元回線の物理的な位置を示すACM31のア
ドレス“0000010”に、接続先回線の論理的な位
置を示すデータD1(=“0110100”)が書き込
まれる。
【0123】(3−2)次に、回線終端部224 のイン
タフェース盤2215 を回線終端部222 のインタフェ
ース盤2213 に接続する場合のデータ書込み動作を説
明する。
【0124】すなわち、回線終端部224 のインタフェ
ース盤2215 を接続元とし、回線終端部222 のイン
タフェース盤2213 を接続先とする場合のデータ書込
み動作を説明する。
【0125】この場合も、接続元回線の論理的な位置を
示すアドレスA1と、接続先回線の論理的な位置を示す
データD1が、制御部32から出力される。
【0126】但し、この場合、接続元回線と接続先回線
が上記の場合と逆になっているので、制御部32から出
力されるアドレスA1とデータD1は、図9に示すよう
に、図7に示すものとは逆になる。
【0127】図9に示すアドレスA1(=“01101
00”)は、図10に示すように、SUBACM33に
より、接続元回線の物理的な位置を示すアドレス“00
10100”に変換される。
【0128】これにより、接続元回線の物理的な位置を
示すACM31のアドレス“0010100”に、接続
先回線の論理的な位置を示すデータD1(=“0010
010”)が書き込まれる。
【0129】以上により、回線終端部222 のインタフ
ェース盤2213 と回線終端部22 4 のインタフェース
盤2215 を接続する場合のACM31に対するデータ
書込み動作が終了する。
【0130】(4)次に、ACM31に書き込まれたデ
ータD1に基づいて、接続元回線を接続先回線に接続す
る動作を説明する。この場合、ACM31は、TSC3
6のカウント出力によりアクセスされる。
【0131】(4−1)まず、回線終端部222 のイン
タフェース盤2213 を回線終端部224 のインタフェ
ース盤2215 に接続する動作を説明する。
【0132】この動作は、図11に示すように、ACM
31において、接続元回線の物理的な位置を示すアドレ
ス“0000010”から、接続先回線の論理的な位置
を示すデータD1(=“0110100”)が読み出さ
れることにより開始される。
【0133】このデータD1(=“0110100”)
のうち、出ハイウェイ244 の論理的な位置を示すハイ
ウェイ用データD11 (=“011”)は、SUBAC
M38に読出しアドレスとして供給される。
【0134】これにより、SUBACM38から出ハイ
ウェイ244 の物理的な位置を示すデータD3(=“0
01”)が読み出される。
【0135】このデータD3は、インタフェース盤用デ
ータD12 (=“0100”)と結合される。これによ
り、接続先回線の論理的な位置を示すデータD1(=
“0110100)は、物理的な位置を示すデータ“0
010100”に変換される。
【0136】このデータD1(=“0010100)
は、DM131に書込みアドレスとして供給される。こ
のとき、多重回路12からは、接続元回線の伝送信号が
出力される。
【0137】したがって、DM131において、接続先
回線の物理的な位置を示すアドレス“0010100”
には、接続元回線の伝送信号が書き込まれる。
【0138】この伝送信号は、接続先回線のアクセスタ
イミングで、DM131から読み出される。これによ
り、回線終端部222 のインタフェース盤2213 が回
線終端部224 のインタフェース盤2215 に接続され
ることになる。
【0139】(4−2)次に、回線終端部224 のイン
タフェース盤2215 を回線終端部222 のインタフェ
ース盤2213 に接続する動作を説明する。
【0140】この動作も、図12に示すように、ACM
31において、接続元回線の物理的な位置を示すアドレ
ス“0010100”から、接続先回線の論理的な位置
を示すデータD1(=“0010010”)が読み出さ
れることにより開始される。
【0141】このデータD1(=“0010010”)
は、SUBACM38により、接続先回線の物理的な位
置を示すデータ“0000010”に変換される。
【0142】これにより、多重回路12から出力される
接続元回線の伝送信号は、DM131において、接続先
回線の物理的な位置を示すアドレス“0000010”
に書き込まれる。
【0143】この書込みデータは、接続先回線のアクセ
スタイミングで、DM131から読み出される。これに
より、回線終端部224 のインタフェース盤2215
回線終端部222 のインタフェース盤2213 に接続さ
れることになる。
【0144】以上が、ACM31に書き込まれたデータ
に基づいて、回線終端部222 のインタフェース盤22
3 と回線終端部224 のインタフェース盤2215
を接続する動作である。
【0145】(5)次に、上記状態において、回線の物
理的な位置を変更する場合の動作を説明する。
【0146】なお、以下の説明では、回線終端部222
の接続コネクタをコネクタ261 からコネクタ263
変更する場合を代表として説明する。
【0147】(5−1)この変更に際しては、まず、S
UBACM33,38の記憶内容の書換えが実行され
る。
【0148】この場合、制御部32から出力されるアド
レスA2,A3は、回線終端部22 2 の論理的な位置を
示すものであるため、図13に示すように、変更前と同
じである。
【0149】これに対し、データD2,D3は、回線終
端部222 の物理的な位置を示すものであるため、図1
3に示すように、コネクタ261 の識別符号1を示す値
からコネクタ263 の識別符号3を示す値に変更され
る。
【0150】その結果、SUBACM33,38の記憶
内容は、図14に示すような内容に変更される。
【0151】以上により、SUBACM33,38の記
憶内容の書換えが終了する。
【0152】(5−2)この書換えが終了すると、AC
M31の記憶内容の書換えが実行される。
【0153】この場合、制御部32から出力されるアド
レスA1とデータD1は、回線の論理的な位置を示すも
のであるため、変更前と同じである。これにより、この
アドレスA1とデータD1は、上述した図8に示すもの
と同じである。
【0154】アドレスA1(=“0010010”)
は、図15に示すように、SUBACM33により、接
続元回線の物理的な位置を示すアドレス“010001
0”に変換される。
【0155】これにより、データD1(=“01101
00”)は、今度は、ACM31のアドレス“0100
010”に書き込まれる。
【0156】以上により、ACM31の記憶内容の書換
えが終了する。
【0157】なお、上述したSUBACM33の記憶内
容の書換えにより、ACM31から回線終端部224
インタフェース盤2215 の論理的な位置を示すデータ
D1を読み出すタイミングが、変更された回線終端部2
2 の物理的な位置のアクセスタイミングに合わせられ
る。
【0158】これにより、回線終端部222 のインタフ
ェース盤2213 を接続元回線とし、回線終端部224
のインタフェース盤2215 を接続先回線とする場合の
接続状態がそのまま維持される。
【0159】また、SUBACM38の記憶内容の書換
えにより、ACM31から読み出された回線終端部22
2 のインタフェース盤2213 の論理的な位置を示すデ
ータD1が、変更された回線終端部222 の物理的な位
置を示すデータに変更される。
【0160】これにより、回線終端部224 のインタフ
ェース盤2215 を接続元回線とし、回線終端部222
のインタフェース盤2213 を接続先回線とする場合の
接続状態がそのまま維持される。
【0161】図16(a)は、上記変更処理に際して、
制御部32から出力されるアドレスA1,A2,A3と
データD1,D2,D3の内容をまとめたものである。
【0162】これに対し、同図(b)は、変更前におけ
るこれらアドレスA1,A2,A3とデータD1,D
2,D3の内容をまとめたものである。
【0163】なお、図18(a)において、*は変更点
を示す。
【0164】この図18から、この実施例では、回線終
端部222 の物理的な位置が変更されても、アドレス
A,A2,A3とデータD1は変更する必要がなく、デ
ータD2,D3だけ変更すればよいことがわかる。
【0165】これは、アドレスA,A2,A3とデータ
D1は、回線の論理的な位置に対応するのに対し、デー
タD2,D3は、物理的な位置に対応するものだからで
ある。
【0166】図17(a)は、従来装置において、上記
変更処理に際して、制御部16から出力されるACM1
32の書込みアドレスA11と書込みデータD11の内
容をまとめたものである。
【0167】これに対し、同図(b)は、変更前におけ
るアドレスA11とデータD11の内容をまとめたもの
である。
【0168】なお、図17において、は、物理的な位
置を変更された回線終端部222 を接続元回線終端部と
する場合を示し、は、同じく、接続先回線終端部とす
る場合を示す。
【0169】図17から、従来装置においては、の場
合は、アドレスA11を、の場合は、データD11を
変更しなければならないことがわかる。
【0170】これは、従来装置においては、アドレスA
11とデータD11がいずれも回線の物理的な位置に対
応するようになっているからである。
【0171】(6)次に、回線の物理的な位置はそのま
まにし、接続元回線の接続先を変更する場合の動作を説
明する。
【0172】この場合は、SUBACM33,38の記
憶内容はそのままにし、ACM31の記憶内容のみが変
更される。
【0173】今、回線終端部222 のインタフェース盤
2213 の接続先を、回線終端部224 のインタフェー
ス盤2215 から回線終端部225 のインタフェース盤
2211 に変更するものとする。
【0174】この場合、制御部32からは、図18に示
すように、回線終端部222 のインタフェース盤221
3 の論理的な位置を示すアドレスA1(=“00100
10”)と、回線終端部225 のインタフェース盤22
1 の論理的な位置を示すデータD1(=“10000
00”)が出力される。
【0175】アドレスA1は、SUBACM33によ
り、回線終端部222 のインタフェース盤2213 の物
理的な位置を示すアドレス“0100010”に変換さ
れる。
【0176】これにより、図19に示すように、ACM
31のアドレス“0100010”には、今度は、回線
終端部225 のインタフェース盤2211 の論理的な位
置を示すデータD1(=“1000000”)が書き込
まれる。
【0177】このデータD1は、回線終端部222 のイ
ンタフェース盤2213 のアクセスタイミングでACM
31から読み出され、SUB38により物理的な位置を
示すデータに変換される。
【0178】今、回線終端部225 がコネクタ264
接続されているとすれば、SUBACM38において、
回線終端部225 の論理的な位置を示すアドレス“10
0”には、物理的な位置を示すデータD3(=“01
1”)が格納されている。
【0179】これにより、ACM31から読み出された
データD1(=“1000000”)は、データ“01
100000”に変換される。
【0180】その結果、回線終端部222 のインタフェ
ース盤2213 は、今度は、回線終端部225 のインタ
フェース盤2211 に接続されることになる。
【0181】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。
【0182】(1)まず、回線の論理的な位置情報を物
理的な位置情報に変換するSUBACM33,38を設
けるようにしたので、ACM31にデータを書き込む
際、回線の物理的な位置を考慮することなく書き込むこ
とができる。これにより、ACM31のデータ書込み動
作を簡単に行うことができる。
【0183】(2)また、SUBACM33,38の記
憶内容をオペレータによって書き換えるようにしたの
で、回線の物理的な位置情報をオペレータにより管理し
たいような仕様に対処することができる。
【0184】図20は、この発明の第2の実施例の構成
を示すブロック図である。なお、図20において、先の
図2と同一部には、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0185】先の実施例では、アドレスA1,A2,A
3をそれぞれ専用のアドレスバスを使って出力するとと
もに、データD1,D2,D3をそれぞれ専用のデータ
バスを使って出力する場合を説明した。
【0186】これに対し、この実施例は、アドレスA
1,A2,A3のバスを共用するとともに、データD
1,D2,D3のバスを共用するようにしたものであ
る。
【0187】図において、41が、アドレスA1,A
2,A3の出力に共用されるアドレスバスである。この
アドレスバス41のビット数は9ビットb0 〜b8 に設
定されている。
【0188】この場合、アドレスA2,A3は、下位3
ビットb0 〜b2 を使って出力され、インタフェース盤
用アドレスA12 は下位4ビットb0 〜b3 を使って出
力される。
【0189】また、ハイウェイ用アドレスA11 は、第
5ビットb4 から第7ビットb6 までの3ビットを使っ
て出力される。上位2ビットb7 ,b8 は、ACM3
1,33,38の選択に使用される。
【0190】42は、データD1,D2,D3の出力に
共用されるデータバスである。このデータバス42のビ
ット数は7ビットに設定されている。
【0191】この場合、データD2,D3は、下位3ビ
ットb0 〜b2 を使って出力される。また、インタフェ
ース盤データD12 は、下位4ビットb0 〜b4 を使っ
て出力され、ハイウェイ用データD11 は、上位3ビッ
トb5 〜b7 を使って出力される。
【0192】43は、アドレスバス41の上位2ビット
7 ,b8 のデータをデコードすることにより、ACM
31,33,38のチップセレクト信号を出力するデコ
ーダである。
【0193】上位2ビットb7 ,b8 のデータとACM
31,33,38の選択の様子を図23に示す。
【0194】ACM31,SUBACM33,38は、
デコーダ41により選択されると、書込みモードにな
り、選択されないと読出しモードになる。
【0195】上記構成においては、SUBACM33に
データD2を書き込む場合は、アドレスバス41の上位
2ビットb7 ,b8 のデータが“01”に設定される。
これにより、SUBACM33がデコーダ43により選
択され、そのモードが書込みモードになる。
【0196】このとき、アドレスバス41の下位3ビッ
トb0 〜b2 には、アドレスA2が出力され、データバ
ス42の下位3ビットb0 〜b2 には、データD2が出
力される。これにより、SUBACM33のアドレスA
2にデータD2が書き込まれる。
【0197】また、SUBACM38にデータD3を書
き込む場合は、アドレスバス41の上位2ビットb7
8 のデータが“10”に設定される。これにより、S
UBACM38がデコーダ43により選択され、そのモ
ードが書込みモードになる。
【0198】このとき、アドレスバス41の下位3ビッ
トb0 〜b2 には、アドレスA3が出力され、データバ
ス42の下位3ビットb0 〜b2 には、データD3が出
力される。これにより、SUBACM33のアドレスA
2にデータD2が書き込まれる。
【0199】また、ACM31にデータD1を書き込む
場合は、アドレスバス41の上位2ビットb7 ,b8
データが“00”に設定される。
【0200】これにより、ACM31がデコーダ43に
より選択され、そのモードが書込みモードになる。一
方、SUBACM33,38のモードは、読出しモード
になる。
【0201】このとき、アドレスバス41の下位7ビッ
トb0 〜b6 には、アドレスA1が出力され、データバ
ス42の全ビットb0 〜b6 には、データD1が出力さ
れる。
【0202】このうち、アドレスA1は、読出しモード
に設定されているSUBACM33により、論理アドレ
スから物理アドレスに変換される。これにより、A1に
対応するACM31のアドレスには、データD1が書き
込まれる。
【0203】また、ACM31からデータD1を読み出
す場合は、アドレスバス41の上位2ビットb7 ,b8
のデータが“11”に設定される。これにより、ACM
31,33,38は、いずれも読出しモードとなる。
【0204】これにより、ACM31から読み出された
データD1は、SUBACM38により、論理アドレス
から物理アドレスに変換される。
【0205】このような構成によれば、先の実施例より
も、制御部32に接続されたバスのビット数を減らすこ
とができる。すなわち、先の実施例では、26ビット必
要であったの対し、この実施例では、16ビットに減ら
すことができる。
【0206】図22は、この発明の第3の実施例の構成
を示すブロック図である。
【0207】先の第1,第2の実施例では、SUBAC
M33,38を別々のメモリで構成する場合を説明し
た。
【0208】これに対し、この実施例では、SUBAC
M33,38の記憶内容が同じであることに着目し、S
UBACM33,38を、3ポートメモリを使って1つ
のメモリで構成するようにしたものである。
【0209】なお、図22には、図20におけるSUB
ACM33,38を3ポートメモリで構成する場合を代
表として示す。
【0210】図において、51は、3ポートメモリによ
り構成され、SUB33,38に兼用されるたSUBA
CMである。このSUBACM51は、3つのアドレス
端子A1 ,A2 ,A3 と、3つのデータ端子D1
2 ,D3 を有する。
【0211】ここで、第1のアドレス端子A1 には、ハ
イウェイ用アドレスA11 が供給され、第2のアドレス
端子A2 には、アドレスA2が供給され、第3のアドレ
ス端子A3 には、ハイウェイ用データD11 が供給され
るようになっている。
【0212】また、第1のデータ端子D1 の出力は、イ
ンタフェース盤用アドレスA12 と結合され、第2のデ
ータ端子D2 には、データD2が供給され、第3のデー
タ端子D3 の出力は、インタフェース盤用データD12
と結合されるようになっている。
【0213】なお、アドレスA3,データD3は、それ
ぞれアドレスA2,データD3と同じなので出力されな
い。
【0214】52は、アドレスバス41の上位2ビット
7 ,b8 のデータをデコードすることにより、ACM
31とSUBACM51のチップセレクト信号を出力す
るデコーダである。
【0215】このデコーダ52は、上位2ビットb7
8 のデータが“00”の場合は、ACM31を選択
し、“01”の場合は、SUBACM51を選択し、そ
れ以外の場合はいずれも選択しない。
【0216】ACM31とSUBACM51は、デコー
ダ52により選択された場合は、書込みモードになり、
選択されない場合は、読出しモードになる。
【0217】このような構成によれば、データD2,D
3を兼用することができるので、アドレス変換のための
情報量を先の実施例の半分の減らすことができるととも
に、この情報の書込み時間を先の実施例の半分にするこ
とができる。
【0218】また、先の実施例で必要としたセレクタ3
5,39を省略することができる利点がある。
【0219】図23は、この発明の第4の実施例の構成
を示すブロック図である。
【0220】先の実施例では、回線の論理的な位置を物
理的な位置に変換するための情報を、オペレータが設定
する場合を説明した。
【0221】これに対し、この実施例は、上記情報を自
動的に設定することができるようにしたものである。
【0222】すなわち、図23において、61は、回線
終端部22n の物理的な位置、すなわち、この回線終端
部22n が接続されているコネクタ26n を判定する接
続判定部である。
【0223】この接続判定部61は、コネクタ26n
介して回線終端部22n から送られてくる情報に基づい
て、回線終端部22n の物理的な位置を判定するように
なっている。
【0224】すなわち、回線終端部22n がコネクタ2
n に接続されると、この回線終端部22n から自己の
識別符号nを示す情報がコネクタ26n を介して接続判
定61に送られるようになっている。
【0225】これにより、接続判定部61は、各コネク
タ26n に接続された回線終端部22n を判定すること
ができる。
【0226】例えば、回線終端部222 がコネクタ26
1 に接続されると、この回線終端部222 からコネクタ
261 を介して、接続判定部61に回線終端部222
識別符号2を示す情報が接続判定61に供給される。
【0227】これにより、接続判定部61は、コネクタ
261 に回線終端部222 が接続されたことを知ること
ができる。
【0228】接続判定部61は、各回線終端部22n
物理的な位置を判定すると、各回線終端部22n ごと
に、判定した物理的な位置を示すデータD4を出力す
る。このデータD4は、回線終端部22n の数Nが8と
すると、3ビットで表される。
【0229】62n は、各回線終端部22n ごとに設け
られ、対応する回線終端部22n のデータD4をゲート
するバッファである。
【0230】各バッファ62n のゲート信号は、デコー
ダ63,64とセレクタ65により生成される。
【0231】ここで、デコーダ63は、制御部32から
出力されるハイウェイ用アドレスA11 をデコードする
ことにより、バッファ62n のゲート信号を出力するよ
うになっている。
【0232】また、デコーダ64は、ACM31から読
み出されたハイウェイ用データD1 1 をデコードするこ
とにより、バッファ62n のゲート信号を出力するよう
になっている。
【0233】また、セレクタ65は、ACM31にデー
タD1を書き込む場合は、デコーダ63から出力される
ゲート信号を選択してバッファ62n に供給し、ACM
31からデータD1を読み出す場合は、デコーダ64か
ら出力されるゲート信号を選択してバッファ62n に供
給する。
【0234】バッファ621 を通ったデータD4は、制
御部32から出力されるインタフェース盤用アドレスA
1 と結合され、ACM31に書込みアドレスとして供
給されるとともに、ACM31から読み出されたインタ
フェース盤用データD12 と結合され、DM131に書
込みアドレスとして供給される。
【0235】上記構成において、動作を説明する。
【0236】各回線終端部22n に対応するデータD4
は、上記の如く、この回線終端部22n の物理的な位
置、すなわち、この回線終端部22n が接続されたコネ
クタ26n を示す。
【0237】したがって、このデータD4は、例えば、
先の図2において、SUBACM32,38に書き込ま
れるデータD2,D3と同じ内容を成す。
【0238】そこで、この実施例では、データD4をハ
イウェイ用アドレスA11 やハイウェイ用データD11
の変換出力として使用するようになっている。
【0239】すなわち、ACM31にデータD1を書き
込む場合は、セレクタ65により、デコーダ63から出
力されるゲート信号が選択される。
【0240】これにより、例えば、ハイウェイ用アドレ
スA11 が回線終端部222 (ハイウェイ232 ,24
2 )を示す場合は、この回線終端部222 に対応するバ
ッファ622 のゲートが開かれる。
【0241】その結果、回線終端部222 の物理的な位
置を示すデータD4がバッファ62 2 を通ってインタフ
ェース盤用アドレスA12 と結合される。
【0242】これにより、データD1は、ACM31に
おいて、接続元回線の物理的な位置に対応するアドレス
に書き込まれることになる。
【0243】これに対し、ACM31からデータD1を
読み出す場合は、セレクタ65により、デコーダ64か
ら出力されるゲート信号が選択される。
【0244】これにより、例えば、ハイウェイ用データ
D11 が回線終端部224 (ハイウェイ234 ,2
4 )を示す場合は、この回線終端部224 に対応する
バッファ624 のゲートが開かれる。
【0245】その結果、回線終端部224 の物理的な位
置を示すデータD4がバッファ62 2 を通ってインタフ
ェース盤用データD12 と結合される。
【0246】これにより、DM131においては、接続
先回線の物理的な位置を示すアドレスが指定されること
になる。
【0247】以上詳述したこの実施例によれば、回線の
論理的な位置を物理的な位置に変換するための設定処理
を自動的に行うことができるので、オペレータは、回線
の論理的な位置のみを管理することができる。
【0248】これにより、回線の物理的な位置を全く考
慮することなく、データ書込みを実行することができる
ので、先の実施例よりさらにデータ書込み動作を簡単に
することができる。
【0249】なお、以上の説明では、ACM31の読出
しデータをDM131の書込みアドレスとして使用する
装置に、この発明を適用する場合を説明したが、この発
明は、書込みアドレスとして使用する装置にも適用する
ことができる。
【0250】このほかにも、この発明は、その要旨を逸
脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0251】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
回線の物理的な位置を自由に設定することができる場合
であっても、ACMに対するデータ書込みを簡単に行う
ことができるクロスコネクト装置を提要することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の原理構成を示すブロック
図である。
【図2】第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】アドレスとデータのビット構成を示す図であ
る。
【図4】アドレスとデータのビット値を示す図である。
【図5】SUBACMに対するデータ書込み動作を説明
するための図である。
【図6】SUBACMに対するデータ書込み動作を説明
するための図である。
【図7】ACMに対するデータ書込み動作を説明するた
めの図である。
【図8】ACMに対するデータ書込み動作を説明するた
めの図である。
【図9】ACMに対するデータ書込み動作を説明するた
めの図である。
【図10】ACMに対するデータ書込み動作を説明する
ための図である。
【図11】回線接続動作を説明するための図である。
【図12】回線接続動作を説明するための図である。
【図13】回線の物理的な位置を変更した場合のSUB
ACMに対するデータ書込み動作を説明するための図で
ある。
【図14】回線の物理的な位置を変更した場合のSUB
ACMに対するデータ書込み動作を説明するための図で
ある。
【図15】回線の物理的な位置の変更した場合のACM
に対するデータ書込み動作を説明するための図である。
【図16】回線の物理的な位置を変更した場合のアドレ
スとデータの変化の様子を示す図である。
【図17】従来装置において、回線の物理的な位置を変
更した場合のアドレスとデータの変化の様子を示す図で
ある。
【図18】接続元回線の接続先を変更する場合のACM
のデータ書込み動作を説明するための図である。
【図19】接続元回線の接続先を変更する場合のACM
のデータ書込み動作を説明するための図である。
【図20】第2の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図21】メモリ選択動作を説明するための図である。
【図22】第3の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図23】第4の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図24】従来のクロスコネクト装置の一例の構成を示
すブロック図である。
【図25】従来のクロスコネクト装置の他の例の構成を
示すブロック図である。
【図26】回線終端部の構成を示すブロック図である。
【図27】従来の問題を説明するためのブロック図であ
る。
【図28】従来の問題を説明するためのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 〜1N 接続元回線 21 〜2N 接続先回線 3 記憶手段 4 アドレス発生手段 5 アドレス変換手段 6 データ変換手段 7 回線接続手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 浩智 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 白井 正博 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間スイッチにより、複数の接続元回線
    (11 〜1N )を複数の接続先回線(21 〜2N )に任
    意に接続可能な回線設定装置において、 アドレスが前記複数の接続元回線(11 〜1N )の物理
    的な位置に対応し、データが前記複数の接続先回線(2
    1 〜2N )の論理的な位置に対応する記憶手段(3)
    と、 この記憶手段(3)に前記データを書き込む際、前記複
    数の接続元回線(11 〜1N )の論理的な位置に対応す
    る書込みアドレスを発生するアドレス発生手段(4)
    と、 このアドレス発生手段(4)から出力される書込みアド
    レスを、前記複数の接続元回線(11 〜1N )の物理的
    な位置に対応するアドレスに変換するアドレス変換手段
    (5)と、 前記記憶手段(3)からデータを読み出す際、このデー
    タを前記接続先回線(21 〜2N )の物理的な位置に対
    応するデータに変換するデータ変換手段(6)と、 このデータ変換手段(6)の変換出力に基づいて、前記
    複数の接続元回線(1 1 〜1N )と前記複数の接続先回
    線(21 〜2N )とを接続する回線接続手段(7)とを
    具備したことを特徴とする回線設定装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス変換手段(5)及び前記デ
    ータ変換手段(6)は、それぞれ、 手操作により、前記回線(11 〜1N ,21 〜2N )の
    物理的な位置情報を入力する位置情報入力手段(32)
    と、 この位置情報入力手段(32)により入力された位置情
    報に基づいて、前記変換を行う変換手段(33,38)
    とを具備したことを特徴とする請求項1記載の回線設定
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アドレス変換手段(5)及び前記デ
    ータ変換手段(6)は、それぞれ、 前記回線(11 〜1N ,21 〜2N )の物理的な位置情
    報を、自動的に判定する位置情報判定手段(61)と、 この位置情報判定手段(61)により判定された位置情
    報に基づいて、前記変換を行う変換手段(621 〜62
    N ,63〜65)とを具備したことを特徴とする請求項
    1記載の回線設定装置。
JP731892A 1992-01-20 1992-01-20 回線設定装置 Withdrawn JPH05199554A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001028143A1 (fr) * 1999-10-14 2001-04-19 Fujitsu Limited Technique, dispositif de multiplexage et reseau dote de ce dispositif
KR100754906B1 (ko) * 2006-06-14 2007-09-03 대웅전기공업(주) 디지탈 축소형 모자익 배전반의 입출력 어드레스지정방법

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