JPH05198970A - 電子部品自動段取装置 - Google Patents

電子部品自動段取装置

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JPH05198970A
JPH05198970A JP4186281A JP18628192A JPH05198970A JP H05198970 A JPH05198970 A JP H05198970A JP 4186281 A JP4186281 A JP 4186281A JP 18628192 A JP18628192 A JP 18628192A JP H05198970 A JPH05198970 A JP H05198970A
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JP
Japan
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electronic component
supply mechanism
component supply
component feed
feed mechanism
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Application number
JP4186281A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Kinoshita
智之 木下
Tomoteru Yasuda
智輝 安田
Mikio Nakamura
幹夫 中村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品供給機構の移送速度と停止位置の調
整及び電子部品供給機構の補給が容易で、かつ段取時間
を短縮する。 【構成】 電子部品を供給する電子部品供給機構2の底
面にラック9を設ける。電子部品供給機構2の保管部5
と自動実装機の部品供給部4間に、電子部品供給機構2
を保管部5と部品供給部4間で互いに移動する移載部6
を設ける。これにより、電子部品供給機構2の供給が容
易になる。移載部6のガイドレール10の両端部にピニ
オン11,12を設ける。電子部品供給機構2のラック
とピニオン11又はピニオン12を噛み合わせて、電子
部品供給機構2を移送する。ピニオン11,12の回転
により電子部品供給機構2の移動速度と停止位置の制御
が容易になる。また、電子部品供給機構2の移動方向と
横断する方向へ移動可能に移載部6を設ける。これによ
り、保管部5の所望の電子部品供給機構2を選択して、
部品供給部4に移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品自動実装機に
電子部品を供給する電子部品供給機構を自動で交換(段
取)する電子部品自動段取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品自動段取装置としては、
特開昭63−60599号公報記載の電子部品装着装置
及び日東工業株式会社のカタログに記載のバルク多連フ
ィーダーが知られている。図9及び図10は特開昭63
−60599号の電子部品装着装置の要部を示す断面図
及び斜視図である。図において、71はテープ送り機
構、72はテープ、73はテープ送り機構を保持しスト
ッパ73aを有するテーブルである。74はテープ送り
機構71の下に設けられた鈎部、75はテープ送り機構
71の下部に設けられたスライドブロックであり、テー
プ送り機構71は鈎部74とスライドブロック75によ
りテーブル73上をスライドし、スライドブロック75
に設けられた位置決め用穴76により位置決めされる。
77は部品ストックユニット、78はテープ送り機構7
1のガイドレール、79はガイドレールの側面に形成さ
れた溝、80はC型部材、81はテープ送り機構71の
後部に設けられたT型部材であり、テーブル73が移動
することを妨げないように構成されている。82はフレ
ーム、83はフレーム上に取り付けられロッド83aを
動作させるシリンダであり、ロッド83aの先端にはC
型部材80が取り付けられている。そして、C型部材8
0をT型部材81に噛み込まさせた状態でロッド83a
を引っ張ることによりテープ送り機構71を矢印Fで示
す方向に移動させる。84は溝79にはまり込み、テー
プ送り機構71の倒れを防止するリブ、85は電子部品
の供給部である。
【0003】図11は、上記バルク多連フィーダー91
を示す斜視図である。図において、92は電子部品(図
示せず)を収納するバルクケースであり、電子部品はバ
ルクケース92よりエアブロー等により搬送され、供給
部93より供給される。そして、バルクケース92、供
給部93を有するバルクカセット94を連結しバルク多
連フィーダー91を構成している。上記バルク多連フィ
ーダー91にあって、バルクケース92に収納された電
子部品は、エアブロー等により供給部93まで搬送され
る。連結されたバルクカセット94にそれぞれ異なる電
子部品を収納しておくことにより、多種の電子部品の供
給に対応させている。そして、各々のバルクカセット9
4の交換を手動で行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭63−60
599号公報の電子部品装着装置では、テープ送り機構
71の移載をシリンダ83により行なっている。しか
し、この方式によればテープ送り機構71の移動速度の
調整や停止位置の設定・変更は非常に困難であり、また
作業者が新たなるテープ送り機構71を補給する際、該
テープ送り機構71を移動させる駆動源であるシリンダ
83ごしに作業を行なう必要があるため、その作業性も
よくない。さらに、1本のシリンダ83により排出すべ
きテープ送り機構71を移動してから、供給するテープ
送り機構71を移動させる必要があり、1セットのテー
プ送り機構71を交換する時間は少なくともシリンダ2
往復に要する時間とテーブル73の移動時間の和以上に
なるため、全体移動時間の短縮が図れない。
【0005】一方、上記バルク多連フィーダー91で
は、バルク供給機構の交換を人手により行なっている。
しかし、部品切れの場合や多品種少量の生産に対応しよ
うとすれば、頻繁にバルク供給機構の交換を行なわねば
ならず、しかも人手による交換であるためその作業は非
常に煩わしく段取り時間が非常に長くなる。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、速度及び停止位置の調整が容易で、電子
部品供給機構(例えばテープ送り機構、バルク供給機構
等)を作業者が補給しやすく、かつ、電子部品供給機構
の交換に要する時間を短縮可能とするとともに、部品種
類の多い多品種生産に対応して電子部品供給機構を自動
で交換(段取)できる電子部品自動段取装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電子部品自動実装機の電子部品を供給す
る電子部品供給機構を複数配置した供給部を交換側(実
装基板搬送の反対側)に設置し、自動で該電子部品供給
機構を交換(段取)する電子部品自動段取装置におい
て、各種電子部品を供給する上記電子部品供給機構をス
トックする保管部と、本体底面に平歯車(ラック)を設
けた上記電子部品供給機構と、この電子部品供給機構を
ピニオン駆動を主とした駆動手段により上記供給部及び
保管部との間でスライド移動する移載部と、移載部全体
を搭載し上記供給部及び保管部の中間に位置するととも
に、上記電子部品供給機構のスライド移動方向に対して
横断する任意の位置に移動可能な中間ステージとから構
成した。また、電子部品を供給する電子部品供給機構を
ストックする保管部は、電子部品供給機構を複数列多段
収納可能に構成してもよい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、電子部品供給機構を保管部
から供給部へ移動する場合、中間ステージにより移載部
を保管部の所望の電子部品供給機構と対応する位置に移
動し、電子部品供給機構を移載部に移動してピニオンと
電子部品供給機構の底面に設けたラックが噛み合う位置
まで移動する。その後、ピニオン駆動により電子部品供
給機構を完全に移載部に一時的に移載して、移載部を供
給部の所定の場所に中間ステージによりスライド移動す
る。移載部が位置決めされた後、再度ピニオン駆動によ
り、電子部品供給機構をピニオン歯車とラックが噛み合
わなくなる位置まで供給部側へスライド移動する。最後
に電子部品供給機構を移載部から完全に離別させ供給部
に供給する。なお、供給部から保管部への電子部品供給
機構の移動は、上記動作と逆動作で行なう。これによ
り、制御容易で、かつ作業性の高い電子部品供給機構の
自動段取を行なう。
【0009】
【実施例1】図1から図3は、本発明の実施例1を示
し、図1は、電子部品自動段取装置の斜視図、図2は、
テープ送り機構を一部切り欠いて示す正面図、図3は、
本実施例の要旨となる中間ステージの拡大平面図であ
る。図1に示すように、本実施例の電子部品自動段取装
置(以下、自動段取装置という)1は、予め必要なテー
プ送り機構2を電子部品自動実装機(以下、自動実装機
という)3に搭載可能な状態でセットしておく保管部5
と、このテープ送り機構2を自動実装機3の部品供給部
4と保管部5との間をスライド移動させる移載部6と、
移載部6を部品供給部4または保管部5のエリア(幅)
だけ移動させる中間ステージ7とから構成されており、
自動実装機3の部品供給部4のテープ送り機構交換側と
隣接して配置されている。上記テープ送り機構2の本体
底面には、図2に示すように、歯車(ラック)9が取り
付けられている。
【0010】上記移載部6には、部品供給部4と保管部
5との間でテープ送り機構2のスライド移動のガイドを
行なうガイドレール10と、テープ送り機構2を保持す
るチャック15及び16と、チャック15及び16をテ
ープ送り機構2の進行方向(上記スライド移動方向)に
それぞれ移動させる第1駆動部17及び18と、チャッ
ク15及び16をガイドレール10上にそれぞれ移動さ
せかつガイドレール10上からそれぞれ退避させる第2
駆動部19及び20と、ガイドレール10内の両端近傍
にそれぞれ配置され上記テープ送り機構2のラック9に
噛み合う歯車(ピニオン)11及び12と、ピニオン1
1及び12をそれぞれ駆動させるピニオン駆動モータ1
3及び14とが設けられている。
【0011】中間ステージ7は、移動駆動部22により
ガイド部材23,24に案内されて上記エリアを移動さ
れるようになっている。保管部5には、図1及び図3に
示すように、テープ送り機構2の搭載部25を複数形成
したテーブル26が設けられ、テーブル26は、上記ガ
イドレール10と同一高さに配設されている。
【0012】次に、本実施例の電子部品自動段取装置1
の作用を説明する。なお、自動実装機3においてテープ
送り機構2を交換する必要が生じるのは、主にチップ状
電子部品の残数が生産に必要な数に満たない時及び生産
機種の変更で部品供給部4のテープ送り機構2の配置を
変更する時である。上記自動段取装置1にあっては、テ
ープ送り機構2は、当然、部品供給部4と保管部5との
間で、双方向の移動が可能であるが、どちらの作用も同
様であるので、テープ送り機構2を保管部5から部品供
給4へ移載する場合について説明する。
【0013】まず、保管部2に搭載されている送り機構
をチャック15で把持できる位置まで、中間ステージ7
を移動し、チャック15を第1駆動部17により保管部
5側へ移動して、保管部5に搭載してあるテープ送り機
構2をチャック15で把持する。その後、第1駆動部1
7によりチャック15をガイドレール10方向に移動
し、テープ送り機構2の本体底面に取り付けたラック9
とガイドレール10に配置したピニオン11とが噛み合
う位置までテープ送り機構2を移送する。次に、駆動部
19を作動して、ガイドレール10によるテープ送り機
構2の移動の妨げにならない位置まで、チャック15を
退避した後、ピニオン駆動モータ13を駆動してピニオ
ン11を回転し、ラック9との協働によりテープ送り機
構2をガイドレール10に沿って部品供給部4側へ移動
する。そして、テープ送り機構2が、ガイドレール10
に完全に乗り移り、ラック9のピニオン12と噛み合っ
た時点で停止させる。
【0014】次に、中間ステージ7を移動させ、テープ
送り機構2を自動実装機3の部品供給部4の収納すべき
位置でガイドレール10を停止する。その後、ピニオン
駆動モータ14を駆動してピニオン12を回転させ、テ
ープ送り機構2のラック9とピニオン12との噛み合い
が外れる位置まで、テープ送り機構2を部品供給4側に
移動する。最後に、第2駆動部20を作動して、チャッ
ク15をガイドレール10上に移動させ、次に第1駆動
部18を作動して、チャック16によりテープ送り機構
2を部品供給4側へ押圧し、テープ送り機構2を部品供
給部4の所定の位置へ完全に移載する。
【0015】以上の動作により、テープ送り機構2を保
管部5と部品供給部4との間で交換(段取)を行なう。
また、保管部5には、予め必要な電子部品のテープリー
ル8をセットしたテープ送り機構2が搭載されている
が、その個数は当然有限であるため、それ以上のテープ
送り機構2の補給及び交換は、作業者が移載部6と反対
側(図1においてA側)から行なう。
【0016】本実施例によれば、従来の自動段取装置に
比べてテープ送り機構2の移動における速度及び停止位
置の制御が、ピニオン駆動モータ13,14の制御で可
能なため非常に容易であり、また作業者によるテープ送
り機構2の補給作業の作業性が大幅に向上する。
【0017】
【実施例2】図4及び図5は、本発明の実施例2を示
し、図4は、電子部品自動段取装置の斜視図、図5は、
バルク供給機構の正面図である。本実施例の電子部品自
動段取装置(以下、自動段取装置という)41は、図4
に示すように、電子部品自動実装機(以下、自動実装機
という)3の部品供給部4のバルク供給機構交換側に設
置され、予め必要なバルク供給機構42を自動実装機3
に搭載可能な状態でセットしておく保管部5と、このバ
ルク供給機構42を自動実装機3の部品供給部4と保管
部5との間をスライド移動させる移載部6と、移載部6
を部品供給部4または保管部5のエリア(幅)だけ移動
させる中間ステージ7とから構成されている。上記バル
ク供給機構42の本体底面には、図5に示すように、平
歯車(ラック)9が取り付けられている。
【0018】上記移載部6には、部品供給部4と保管部
5との間でバルク供給機構42のスライド移動のガイド
を行なうガイドレール10と、バルク供給機構42を把
持するチャック15及び16と、チャック15及び16
をバルク供給機構42の進行方向(上記スライド移動方
向)にそれぞれ移動させる第1駆動部17及び18と、
チャック15及び16をガイドレール10上にそれぞれ
移動させかつガイドレール10上からそれぞれ退避させ
る第2駆動部19及び20と、ガイドレール10の両端
近傍にそれぞれ配置され上記バルク供給機構42のラッ
ク9に噛み合う歯車(ピニオン)11及び12と、ピニ
オン11及び12をそれぞれ駆動させるピニオン駆動モ
ータ13及び14とが設けられている。
【0019】次に、本実施例の電子部品自動段取装置4
1の作用を説明する。なお、自動実装機3においてベル
ク供給機構42を交換する必要が生じるのは、主にチッ
プ状電子部品の残数が生産に必要な数に満たない時及び
生産機種の変更で部品供給部4のバルク供給機構42の
配置を変更する時である。上記自動段取装置41にあっ
ては、バルク供給機構42は、当然、部品供給部4と保
管部5との間で、双方向の移動が可能であるが、どちら
の作用も同様であるので、バルク供給機構42を保管部
5から部品供給4へ移載する場合について説明する。
【0020】まず、保管部2に搭載されているバルク供
給機構42をチャック15で把持できる位置まで、中間
ステージ7を移動し、チャック15を第1駆動部17に
より保管部5側へ移動して、保管部5に搭載してあるバ
ルク供給機構42をチャック15で把持する。その後、
第1駆動部17によりチャック15をガイドレール10
方向に移動し、バルク供給機構42の本体底面に取り付
けたラック9とガイドレール10に配置したピニオン1
1,12とが噛み合う位置までバルク供給機構42を移
送する。次に、第2駆動部19を作動して、ガイドレー
ル10によるバルク供給機構42のスライド移動の妨げ
とならない位置まで、チャック15を退避した後、ピニ
オン駆動モータ13,14を駆動してピニオン11,1
2を回転し、ラック9によりバルク供給機構42をガイ
ドレール10に沿って部品供給部4側へ移動する。そし
て、バルク供給機構42が、ガイドレール10に沿って
移動して移載部6に完全に乗り移った時点で停止させ
る。
【0021】次に、中間ステージ7を移動させ、バルク
供給機構2を自動実装機3の部品供給部4の収納すべき
位置でガイドレール10を停止する。その後、ピニオン
駆動モータ13,14を駆動してピニオン11,12を
回転させ、バルク供給機構42のラック9とピニオン1
2との噛み合いが外れる位置まで、バルク供給機構42
を部品供給4側に移動する。最後に、第2駆動部20を
作動して、チャック15をガイドレール10上に移動さ
せ、次に第1駆動部18を作動して、チャック16によ
りバルク供給機構42を部品供給部4側へ押圧し、バル
ク供給機構42を部品供給部4の所定の位置へ完全に移
載する。
【0022】以上の動作により、バルク供給機構42を
保管5と部品供給部4との間で交換(段取)を行なう。
また、保管部5には、予め必要な電子部品のバルクカセ
ットをセットしたバルク供給機構42が搭載されている
が、その個数は当然有限であるため、それ以上のバルク
供給機構42の補給及び交換は、作業者が移載部6と反
対側(図1においてA側)から行なう。
【0023】本実施例によれば、バルク供給機構42の
移動における速度及び停止位置の制御が、ピニオン駆動
モータ13,14の制御で可能なため非常に容易であ
り、また作業者によるバルク供給機構42の補給作業の
作業性が大幅に向上する。さらに、バルク供給機構32
を用いるため、上記実施例1のテープ送り機構2に比べ
少量の電子部品を供給するのに適し、また同量の部品数
に対してはスペースも小さくなる。
【0024】
【実施例3】図6は、本発明の実施例3の要旨となる移
載部の拡大平面図、図7は、上記移載部の拡大正面図で
ある。本実施例の電子部品自動段取装置の移載部6に
は、テープ送り機構2(図1参照)の移送方向に円弧移
動自在なピニオン11,12が設けられている。ピニオ
ン11,12はそれぞれピニオン駆動モータ13,14
にベルト30,31を介して連結されるとともに、それ
ぞれ腕32,33を介して円弧運動させる駆動源に連結
されている。そして、ピニオン11,12はそれぞれガ
イドレール10の分割部分10a及びガイドレール10
の端部に配置され、すなわちピニオン11は保管部5
(図1参照)のテープ送り機構2のラック9と噛み合う
位置及びピニオン12は部品供給部4(図1参照)のテ
ープ送り機構2のラック9と噛み合う位置に配置される
ように円弧運動自在に設けられている。
【0025】次に、本実施例の電子部品自動段取装置の
作用を、上記実施例1と同様に、テープ送り機構2を保
管部5から部品供給部4へ移載する場合について説明す
る。まず、上記実施例1と同様に、ガイドレール10を
移動し、ピニオン11を保管部5側へ円弧運動させ、所
定のテープ送り機構2の本体底面に取り付けたラック9
と噛み合わせる。その後、テープ送り機構2を部品供給
4側に移動させるべく、ピニオン駆動モータ13により
ピニオン11を回転させ、テープ送り機構2をガイドレ
ール10上でスライドして、ラック9とピニオン11を
噛み合わなくなるまで移動する。次に、ピニオン11を
円弧運動させてガイドレール10の分割部分10aに移
動し、ラック9と噛み合わせる。そして、テープ送り機
構2を部品供給部4側に移動させ、テープ送り機構2が
完全にガイドレール10に移載された時点で停止する。
この時、ピニオン12は分割部分10aに位置され、ラ
ックと噛み合っている。
【0026】次に、中間ステージ7を移動させ、テープ
送り機構2を部品供給部4の所定の位置に収納する位置
で停止する。ピニオン駆動モータ14によりピニオン1
2を回転し、ラック9とピニオン12とが噛み合わなく
なる位置までテープ送り機構2を移動して、ピニオン1
2の回転を一旦停止する。そして、ピニオン12を円弧
運動させて、移載途中のテープ送り機構2のラック9と
ピニオン12とを噛み合わせ、ピニオン12を回転して
該テープ送り機構2を完全に部品供給4へ移載する。
【0027】本実施例によれば、保管部5や部品供給部
4へテープ送り機構2を供給する際、その移動の駆動源
としてピニオン駆動モータ13,14およびピニオン回
転駆動源のみしか使用していないため、速度および停止
位置を完全にコントロール可能なため非常に容易であ
り、かつ高精度な位置決めが実現できる。また駆動源の
数も少なくすることができる。
【0028】
【実施例4】図8は、本発明の実施例4を示す斜視図で
ある。なお、移載部及び中間ステージは、上記実施例
1,2あるいは実施例3と同様に構成されているので、
その図示を省略してある。本実施例の電子部品自動段取
装置51は、保管部52が上下動自在に設けられるとと
もに、保管部52に電子部品供給機構(例えばテープ送
り機構2、バルク供給機構42)が複数段、複数列で収
納可能となっている。保管部52は、その側面に上下方
向に配置して固定された直線運動案内部材53と、該側
面に固定した軸受け54で回転自在に保持された送りネ
ジシャフト55と、直線運動案内部材53に係合する直
線運動部材56と送りネジナット57(図示せず)と、
送りネジシャフト55を回転するモータ58と、モータ
58の回転運動を送りネジシャフト55に伝達する伝達
部材59と、上記直線運動部材56に取り付けられると
ともに、モータ57と伝達部材59を保持するプレート
60とが設けられている。
【0029】次に、本実施例の電子部品自動段取装置5
1の作用を、上記実施例1と同様に、電子部品供給機構
(例えばテープ送り機構2、バルク供給機構42)を保
管部52から自動実装機3の部品供給部4へ移載する場
合について説明する。まず、モータ58の回転を伝達部
材59により伝達し、直線運動案内部材53、送りネジ
シャフト55、直線運動部材56と送りネジナット57
(図示せず)を介して保管部52を上下方向に移動す
る。そして、保管部52の各段52aのうち必要な上記
電子部品供給機構が収納されている段52aの電子部品
供給機構を中間ステージ7に移載可能な位置に保管部5
2を停止する。その後、実施例1,2,3と同様に中間
ステージ7及び移載部6を動作させ、電子部品供給機構
の交換を行なう。
【0030】本実施例によれば、保管部52を上下駆動
することにより、より多種多量の部品に対応して、テー
プ送り機構及びバルク供給機構の交換を自動で行なうこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明は、従来の電子部
品供給機構に比べて、その交換を自動で行なうため、そ
の段取時間が大幅に短縮でき、多種多量生産の自動化へ
の対応が容易になる。また、作業者の煩雑な作業を排除
することができる。そして、電子部品供給機構の移動を
ラックとピニオンで行なうため、移載部の構造が単純で
かつ信頼性の高い自動段取装置が実現でき、ピニオン駆
動モータの回転制御により電子部品供給機構の送り速度
及び停止位置が容易に制御可能となる。また、中間ステ
ージ上のガイドレールの復列化も可能で交換(段取)に
要する時間短縮を実現できる。さらに、保管部を電子部
品を供給する電子部品供給機構を複数列多段収納可能と
することにより、より多種多量の部品に対応して電子部
品供給機構をストックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電子部品自動段取装置を示
す斜視図である。
【図2】テープ送り機構の正面図である。
【図3】本発明の実施例1の中間ステージを示す拡大平
面図である。
【図4】本発明の実施例2の電子部品自動段取装置を示
す斜視図である。
【図5】バルク供給機構の正面図である。
【図6】本発明の実施例3の中間ステージと移載部を示
す拡大平面図である。
【図7】本発明の実施例3の中間ステージと移載部を示
す正面図である。
【図8】本発明の実施例4の電子部品自動段取装置を一
部省略して示す斜視図である。
【図9】従来の電子部品装着装置の要部を示す断面図で
ある。
【図10】従来の電子部品装着装置の要部を示す斜視図
である。
【図11】従来のバルク多連フィーダーを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 41 51 電子部品自動段取装置 2 テープ送り機構 3 電子部品自動実装機 4 部品供給部 5 52 保管部 6 移載部 7 中間ステージ 9 平歯車(ラック) 10 ガイドレール 11 12 ピニオン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品自動実装機の電子部品を供給す
    る電子部品供給機構を複数配置した供給部を交換側(実
    装基板搬送の反対側)に設置し、自動で該電子部品供給
    機構を交換(段取)する電子部品自動段取装置におい
    て、各種電子部品を供給する上記電子部品供給機構をス
    トックする保管部と、本体底面に平歯車(ラック)を設
    けた上記電子部品供給機構と、この電子部品供給機構を
    ピニオン駆動を主とした駆動手段により上記供給部及び
    保管部との間でスライド移動する移載部と、移載部全体
    を搭載し上記供給部及び保管部の中間に位置するととも
    に、上記電子部品供給機構のスライド移動方向に対して
    横断する任意の位置に移動可能な中間ステージとからな
    ることを特徴とする電子部品自動段取装置。
  2. 【請求項2】 電子部品を供給する電子部品供給機構を
    ストックする保管部は、電子部品供給機構を複数列多段
    収納可能としたことを特徴とする請求項1記載の電子部
    品自動段取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10261893A (ja) * 1997-03-18 1998-09-29 Sanyo Electric Co Ltd 電子部品供給方法及び装置
WO2014045378A1 (ja) * 2012-09-20 2014-03-27 富士機械製造株式会社 バルク部品供給システムおよびバルク部品補給方法
JP2017126799A (ja) * 2017-04-21 2017-07-20 富士機械製造株式会社 バルク部品補給方法

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