JPH05198436A - 電磁石の制御装置 - Google Patents

電磁石の制御装置

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JPH05198436A
JPH05198436A JP2743992A JP2743992A JPH05198436A JP H05198436 A JPH05198436 A JP H05198436A JP 2743992 A JP2743992 A JP 2743992A JP 2743992 A JP2743992 A JP 2743992A JP H05198436 A JPH05198436 A JP H05198436A
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KANETSU KOGYO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力電源の電圧変動の影響を受けにくくし、
出力電圧を広範囲にわたって安定化し、定格電流が大き
く異なる電磁石に使用可能にすることにある。 【構成】 交流を整流し、平滑する整流平滑手段と、該
整流平滑手段の出力を受けて電磁石用の励磁電流を出力
する電圧調整切換手段と、励磁電圧を検出する電圧検出
手段と、該電圧検出手段の検出信号を基に前記励磁電圧
を制御する電圧制御信号を発生し、また前記電磁石に対
する前記励磁電流の極性の切換を制御する切換制御信号
を発生し、前記電圧の調整および前記電磁石に対する前
記極性の切換をさせるべく前記両制御信号を基に前記電
圧調整切換手段を制御する信号処理手段とを含むことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁石を制御する装置
に関し、特に磁気吸着装置、脱磁装置等に使用される電
磁石の制御に好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】脱磁装置、磁気吸着装置等においては、
電磁石へ供給する励磁電流を調整することができ、また
脱磁時に交番磁界を発生させるべく励磁電流を制御する
ことができる制御装置が用いられている。
【0003】この種の制御装置の1つとして、複数のサ
イリスタを使用したブリッジ回路を用いて入力交流電流
を直流に変換し、この際サイリスタの点弧時を交流入力
電流の位相に応じて制御するいわゆる位相制御法を利用
して励磁電流を調整する装置がある(たとえば、特公昭
63−57176号公報)。しかし、この公知の装置で
は、ブリッジ回路の出力電圧が入力電源電圧の変動に追
従して変動するから、外部機械の始動、停止等により入
力電源に電圧変動が生じると、ブリッジ回路の出力電圧
も変動し、吸着力が不安定になり、または脱磁効果が低
下する。また、上記の公知の装置のように、サイリスタ
を用いた位相制御においては、サイリスタ素子の特性か
ら、出力電圧が低い場合の電圧調整が不安定であるか
ら、歪取り加工を行う電磁チャック、薄い鉄板の吊上げ
枚数を制御する電磁石等において、弱い吸着力の発生が
不安定になる。さらに、励磁コイルへの印加電圧を減少
させつつ励磁コイルに対する励磁電流の極性を切り換え
る脱磁装置において、弱い交番磁界すなわち脱磁終了付
近の交番磁界の発生が不安定になり、脱磁効果が著しく
低下する。
【0004】他の制御装置の1つとして、負荷(励磁コ
イル)に供給される励磁電流の値を検出し、励磁電流が
所定の値に達したことにより、極性を切り換える装置が
提案されている(特開平2−30448号公報)。しか
し、この公知の装置は、励磁電流が所定の値に達したこ
とにより、極性を切り換えるにすぎないから、電磁チャ
ックのように磁性体を吸着保持する装置に適用すること
ができない。また、負荷の定格電流が負荷の種類により
大きく異なるから、定格電流が大きく異なる負荷の制御
に利用しようとすると、その定格電流に合せて電流検出
回路の特性を変更しなければならない。
【0005】
【解決しようとする課題】本発明の目的は、入力電源の
電圧変動の影響を受けにくくし、出力電圧を広範囲にわ
たって安定化し、定格電流が大きく異なる電磁石に使用
可能に得るようにすることにある。
【0006】
【解決手段、作用、効果】本発明の電磁石制御装置は、
交流を整流し、平滑する整流平滑手段と、該整流平滑手
段の出力を受けて電磁石用の励磁電流を出力する電圧調
整切換手段と、励磁電圧を検出する電圧検出手段と、該
電圧検出手段の検出信号を基に前記励磁電圧を制御する
電圧制御信号を発生し、また前記電磁石に対する前記励
磁電流の極性の切換を制御する切換制御信号を発生し、
前記電圧の調整および前記極性の切換をさせるべく前記
両制御信号を基に前記電圧調整切換手段を制御する信号
処理手段とを含むことを特徴とする。
【0007】交流入力電流は整流平滑手段により直流に
変換され、整流平滑出力は電圧調整切換手段により電圧
を調整された後、電磁石の励磁コイルへ供給される。電
磁石に印加される励磁電圧すなわち調整後の電圧は、電
圧検出手段により検出され、信号処理手段において電圧
制御のための電圧制御信号の発生に利用される。このた
め、電磁石への印加電圧の実際値は、電圧調整切換手段
における電圧の調整に利用され、電圧の目標値に維持さ
れる。電磁石により脱磁をするとき、信号処理手段から
電圧調整切換手段へ切換制御信号が供給される。これに
より、電磁石への励磁電流の極性が複数回切り換えられ
る。この場合、励磁電圧値、励磁電流値または切換周期
を漸次小さくすることにより、漸次減衰する交番磁界を
電磁石により発生させることができる。
【0008】本発明によれば、励磁電圧すなわち調整後
の電圧を検出し、検出信号を基に励磁電圧を調整するか
ら、励磁電圧の実際値が入力電源の電圧変動の影響を受
けることなく所定の目標値に維持され、また励磁電圧が
高電圧の側から低電圧の側まで広範囲にわたって安定化
され、さらに定格電流が大きく異なる電磁石であって
も、電圧検出手段の特性を変更することなく、使用する
ことができる。
【0009】前記電圧制御信号は、前記検出信号と電圧
の目標値に対応する基準信号とを比較し、両者の差を基
に発生することができる。前記電圧調整切換手段は複数
のトランジスタ、特にパワートランジスタを用いたブリ
ッジ回路を備え、また、前記信号処理手段は、電圧の目
標値に対応する基準信号と前記切換制御信号とを発生す
る回路と、前記検出信号を前記基準信号と比較し、両者
の差に対応する信号を出力する比較回路と、該比較回路
の出力信号に応じた幅を有するパルス信号を前記電圧制
御信号として発生するパルス幅制御回路と、前記電圧制
御信号および前記切換制御信号を基に前記トランジスタ
のオン・オフを制御するドライバーとを備えることが好
ましい。このようにすれば、電圧の目標値と実際値との
差がパルス幅制御回路から出力されるパルス信号の幅の
変化に変換され、トランジスタの通電時間が電圧の目標
値と実際値との差に応じて変化する。その結果、簡単か
つ廉価な回路で、励磁電圧の実際値を所定の目標値に維
持することができるとともに広範囲にわたって安定化さ
せることができる。前記電圧調整切換手段は、前記整流
平滑手段の出力を受けかつ前記信号処理手段により制御
されて前記励磁電流を出力するトランジスタ特にパワー
トランジスタを用いた電圧調整回路と、該電圧調整回路
の出力を受けかつ前記極性の切換えをする極性切換回路
とを備えることができる。前記信号処理手段は、電圧の
目標値に対応する基準信号と前記切換制御信号とを発生
する信号発生回路と、前記検出信号を前記基準信号と比
較し、両者の差に対応する信号を出力する比較回路と、
該比較回路の出力信号に応じた幅を有するパルス信号を
前記電圧制御信号として発生するパルス幅制御回路と、
前記電圧制御信号を基に前記トランジスタのオン・オフ
を制御する第1のドライバーと、前記切換制御信号を基
に前記極性切換回路を制御する第2のドライバーとを備
えることが好ましい。このようにした場合も、電圧の目
標値と実際値との差がパルス幅制御回路から出力される
パルス信号のパルス幅の変化に変換され、トランジスタ
の通電時間が電圧の目標値と実際値との差に応じて変化
するから、簡単かつ廉価な回路で、励磁電圧の実際値を
所定の目標値に維持することができるとともに広範囲に
わたって安定化させることができる。前記極性切換回路
に複数のトランジスタを用いたブリッジ回路を配置し、
前記第2のドライバーにより前記トランジスタのオン・
オフを制御することが好ましい。このようにした場合
も、上記と同様の理由により、簡単かつ廉価な回路で、
励磁電圧の実際値を所定の目標値に維持することができ
るとともに広範囲にわたって安定化させることができ
る。
【0010】
【実施例】図1に示す制御装置10は、端子12に供給
される商用交流電流を基に、励磁電流を発生し、該励磁
電流を電磁石14に供給する。
【0011】制御装置10は、端子12に供給される交
流電流を整流し、平滑する整流平滑回路16と、該整流
平滑回路から出力される電流の実際値を検出する電流検
出回路18と、整流平滑回路16の出力を受けて励磁電
流を発生し、該励磁電流の電圧を調整し、電磁石14に
対する励磁電流の極性を切り換える電圧調整切換回路2
0と、該電圧調整切換回路から出力される電圧の実際値
を検出する電圧検出回路22と、両検出回路18,22
から出力される検出信号を基に、励磁電流の電圧を制御
するための電圧制御信号を発生し、また励磁電流の極性
の切換を制御するための切換制御信号を発生し、両制御
信号を基に電圧調整切換回路20を制御する信号処理回
路24とを含む。
【0012】整流平滑回路16は、ブリッジ回路26
と、該ブリッジ回路の出力端子に接続されたコンデンサ
28とを用いた既知の回路からなる。
【0013】電流検出回路18は、整流平滑回路16の
出力電流の実際値を抵抗器30により検出する既知の回
路であり、また抵抗器30の端子間電圧を検出信号とし
て信号処理回路24へ供給する。電圧調整切換回路20
は、4つのパワートランジスタ32,34,36,38
を用いたブリッジ回路であり、該トランジスタに保護用
のダイオード40,42,44,46を並列に接続して
いる。
【0014】電圧検出回路22は、正側端子が電圧調整
切換回路20から電磁石14への励磁電流の供給路に接
続された一対のダイオード48,50と、該両ダイオー
ドの負側端子とアースとの間に直列に接続された一対の
抵抗器52,54と、一方の抵抗器54に並列に接続さ
れたコンデンサ56とを備えており、また一方の抵抗器
54の端子間電圧を検出信号として信号処理回路24へ
供給する。
【0015】信号処理回路24は、各種のデータを入力
する入力ユニット58を含む。入力ユニット58は、励
磁電流の電流の最大許容値、励磁電流の電圧の基準値す
なわち目標値、極性切換えの周期等を設定する複数の設
定部を有するとともに、励磁の開始および中止、脱磁の
開始および中止等の指令を入力する複数の入力部を有す
る。
【0016】入力ユニット58に入力された各種のデー
タは、信号処理回路24内の信号発生回路60に供給さ
れる。信号発生回路60は、入力ユニット58から入力
された各種のデータを基に励磁電流の最大許容値、励磁
電流の電圧の基準値すなわち目標値、切換指令信号等の
信号を発生する。励磁電流の最大許容値、励磁電流の電
圧の目標値および切換指令信号は、それぞれ、信号処理
回路24内の、電流比較回路62、電圧比較回路64お
よびドライバー66に供給される。
【0017】電流比較回路62は、信号発生回路60か
ら供給される励磁電流の最大許容値と、電流検出回路1
8から供給される励磁電流の実際値とを比較し、前者が
後者より大であるか否かに対応する信号を信号処理回路
24内のパルス幅制御回路68に供給する。
【0018】電圧比較回路64は、信号発生回路60か
ら供給される電圧の目標値と、電圧検出回路22から供
給される電圧の実際値とを比較し、両者の差に対応する
信号をパルス幅制御回路68に供給する。
【0019】パルス幅制御回路68は、両比較回路6
2,64の出力信号を基に、所定のパルス幅を有するパ
ルス信号を発生し、該パルス信号をドライバー66に供
給する。パルス信号のパルス幅は、励磁電流の実際値が
入力ユニット58に設定された励磁電流の最大許容値以
下となり、励磁電流の電圧の実際値が励磁電流の目標値
となるように制御される。
【0020】ドライバー66は、信号発生回路60から
供給される切換指令信号と、パルス幅制御回路68から
供給されるパルス信号とを基に、電圧調整切換回路20
のトランジスタ32〜38のオン・オフを制御する。
【0021】トランジスタ32〜38は、トランジスタ
32と38との組みと、トランジスタ34と36との組
みに分けられ、一方の組のトランジスタが同時にオンに
されるとともに他の組のトランジスタが同時にオフにさ
れるように制御される。
【0022】トランジスタ32〜38の導通時間は、パ
ルス幅制御回路68からドライバー66に供給されるパ
ルス信号のパルス幅に比例する。このため、前記パルス
信号のパルス幅が長いと、励磁電流の電圧および電流の
両実際値が大きくなり、小さいと小さくなる。
【0023】電圧調整切換回路20における極性の切換
えは、一方の組のトランジスタを同時にオンにさせると
ともに他の組のトランジスタを同時にオフにさせ、次い
でその逆に一方の組のトランジスタを同時にオフにさせ
るとともに他の組のトランジスタを同時にオンにさせる
ことにより行われる。これにより、電磁石14へ供給さ
れる励磁電流の向きが交互に逆になるから、電磁石14
により交番磁界が発生される。
【0024】制御装置10において、磁性体を吸着保持
するときの励磁電流は、入力ユニット58に設定された
電圧の目標値に維持される。これに対し、磁性体の脱磁
をするときの励磁電流は、交番磁界を発生させるべくそ
の極性を切り換えられる。
【0025】脱磁時の交番磁界は、漸次減衰させること
が好ましい。このような交番磁界は、たとえば、励磁電
流の電圧または電流の実際値を漸次小さくするか、極性
の切換周期を漸次減少させることにより行うことができ
る。
【0026】脱磁時に漸次減衰する交番磁界を発生させ
るために、たとえば、特公昭61−19095号公報、
特公昭62−11484号公報等に記載されているよう
に、漸次減衰する電圧または電流の目標値もしくは漸次
小さくなる極性切換周期を記憶した記憶回路を信号発生
回路60に配置しておき、脱磁時に前記目標値または周
期を前記記憶回路から読み出して比較回路62または6
4もしくはドライバー66へ供給すればよい。
【0027】制御装置10によれば、調整後の電圧を検
出し、検出信号を基に励磁電流の電圧を調整するから、
電圧の実際値が入力電源の電圧変動の影響を受けること
なく所定の目標値に維持され、また励磁電流の電圧が高
電圧の側から低電圧の側まで広範囲にわたって安定化さ
れ、さらに定格電流が大きく異なる電磁石であっても、
電圧検出手段の特性を変更することなく、使用すること
ができる。
【0028】また、電圧の目標値と実際値との差がパル
ス幅制御回路から出力されるパルス信号の幅の変化に変
換され、トランジスタの通電時間が電圧の所望値と実際
値との差に応じて変化する。その結果、簡単かつ廉価な
回路で、励磁電流の電圧の実際値を所定の目標値に維持
することができるとともに広範囲にわたって安定化させ
ることができる。
【0029】図2に示す制御装置70のように、電圧調
整切換回路20における電圧調整の機能と、極性切換え
の機能とを別個の回路により行ってもよい。
【0030】図2を参照するに、制御装置70は、電圧
調整切換回路の機能を電圧調整回路72と極性切換回路
74とに分け、電圧調整回路72を整流平滑回路16と
電流検出回路18との間に配置し、極性切換回路74を
電流検出回路18と電圧検出回路22との間に配置して
いる。
【0031】電圧調整回路72は、パワートランジスタ
76とダイオード78とを備える。これに対し、極性切
換回路74は、図1における電圧調整切換回路22と同
様の4つのパワートランジスタ80〜86と、4つの保
護用ダイオード88〜94とを用いたブリッジ回路を備
える。
【0032】信号処理回路24は、パルス幅制御回路6
8から出力されるパルス信号を基に、電圧調整回路72
のトランジスタ76のオン・オフを制御するドライバー
96と、信号発生回路60から出力される切換制御信号
を基に極性切換回路74のトランジスタ80〜86のオ
ン・オフを制御するドライバー98とを備える。
【0033】制御装置70は、電圧の調整を電圧調整回
路72に実行させ、極性の切換えを極性切換回路74に
実行させるべくドライバー96,98が作動することを
除いて図1の制御装置10と同様に動作する。
【0034】図2の装置において、ブリッジ回路を用い
た極性切換回路74の代りに、図3に示す制御装置10
0のようにリレー回路による極性切換回路102を用い
てもよい。
【0035】図3を参照するに、制御装置100の極性
切換回路102は、リレーの接点104,106により
構成されている。両接点104,106は、信号処理回
路24のドライバー108により同期して駆動される。
ドライバー108は、信号発生回路60から出力される
切換制御信号を基に、接点104,106に対応するリ
レーへの通電を制御する。
【0036】制御装置100は、極性の切換えを極性切
換回路102に実行させるべくドライバー108が作動
することを除いて図2の制御装置70と同様に動作す
る。
【0037】なお、電圧検出回路22を電圧調整切換回
路の前または極性切換回路の前に配置してもよく、また
電流検出回路18および電流比較回路62を設けなくて
もよい。電圧検出回路22を電圧調整切換回路の前また
は極性切換回路の前に配置した場合、電圧検出回路22
のダイオードを設けなくてもよい。
【0038】図4に示す制御装置110は、電圧調整切
換回路の機能を電圧調整回路72と極性切換回路74と
に分け、電圧検出回路22を電圧調整回路72と極性切
換回路74との間に配置し、また電流検出回路18およ
び電流比較回路62を設けていない。
【0039】これに対し、図5に示す制御装置112
は、電圧調整切換回路の機能を電圧調整回路72と極性
切換回路74とに分け、電圧検出回路22を電圧調整回
路72と極性切換回路74との間に配置し、また電流検
出回路18および電流比較回路62を設けていない。
【0040】同様に、電圧調整切換回路の機能を電圧調
整回路72と極性切換回路74とに分けない図1に示す
制御装置10の場合、電圧検出回路22を整流平滑回路
16と電流検出回路18との間または電流検出回路18
と電圧調整切換回路20との間に配置することができ
る。制御装置10において、電流検出回路18および電
流比較回路62を設けなない場合、電圧検出回路22を
整流平滑回路16と電圧調整切換回路20との間に配置
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置の一実施例を示す電気回路の
ブロック図である。
【図2】本発明の制御装置の他の実施例を示す電気回路
のブロック図である。
【図3】本発明の制御装置の他の実施例を示す電気回路
のブロック図である。
【図4】本発明の制御装置の他の実施例を示す電気回路
のブロック図である。
【図5】本発明の制御装置の他の実施例を示す電気回路
のブロック図である。
【符号の説明】
10,70,100,110,112 制御装置 12 交流の入力端子 32〜38 パワートランジスタ 64 電圧比較回路 76 パワートランジスタ 80〜86 パワートランジスタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流を整流し、平滑する整流平滑手段
    と、該整流平滑手段の出力を受けて電磁石用の励磁電流
    を出力する電圧調整切換手段と、励磁電圧を検出する電
    圧検出手段と、該電圧検出手段の検出信号を基に前記励
    磁電圧を制御する電圧制御信号を発生し、また前記電磁
    石に対する前記励磁電流の極性の切換を制御する切換制
    御信号を発生し、前記電圧の調整および前記極性の切換
    をさせるべく前記両制御信号を基に前記電圧調整切換手
    段を制御する信号処理手段とを含む、電磁石の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電圧調整切換手段は、前記検出信号
    と電圧の目標値に対応する基準信号とを比較し、両者の
    差を基に前記電圧制御信号を発生する、請求項1に記載
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧調整切換手段は複数のトランジ
    スタを用いたブリッジ回路を備え、前記信号処理手段
    は、電圧の目標値に対応する基準信号と前記切換制御信
    号とを発生する回路と、前記検出信号を前記基準信号と
    比較し、両者の差に対応する信号を出力する比較回路
    と、該比較回路の出力信号に応じた幅を有するパルス信
    号を前記電圧制御信号として発生するパルス幅制御回路
    と、前記電圧制御信号および前記切換制御信号を基に前
    記トランジスタのオン・オフを制御するドライバーとを
    備える、請求項1に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧調整切換手段は、前記整流平滑
    手段の出力を受けかつ前記信号処理手段により制御され
    て前記励磁電流を出力するトランジスタを用いた電圧調
    整回路と、該電圧調整回路の出力を受けかつ前記極性の
    切換えをする極性切換回路とを備える、請求項1に記載
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記信号処理手段は、電圧の目標値に対
    応する基準信号と前記切換制御信号とを発生する信号発
    生回路と、前記検出信号を前記基準信号と比較し、両者
    の差に対応する信号を出力する比較回路と、該比較回路
    の出力信号に応じた幅を有するパルス信号を前記電圧制
    御信号として発生するパルス幅制御回路と、前記電圧制
    御信号を基に前記トランジスタのオン・オフを制御する
    第1のドライバーと、前記切換制御信号を基に前記極性
    切換回路を制御する第2のドライバーとを備える、請求
    項4に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記極性切換回路は複数のトランジスタ
    を用いたブリッジ回路を備え、前記第2のドライバーは
    前記トランジスタのオン・オフを制御する、請求項5に
    記載の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190102773A (ko) * 2018-02-27 2019-09-04 코엔펌 주식회사 실시간 모니터링이 가능한 전자척 제어장치
KR102063852B1 (ko) * 2018-10-23 2020-01-08 코엔펌 주식회사 실시간 모니터링이 가능한 전자척 제어장치의 통합 관리 시스템
JP2022162228A (ja) * 2021-04-12 2022-10-24 株式会社 菱小 消磁方法

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