JPH05198170A - リフレッシュ制御回路 - Google Patents

リフレッシュ制御回路

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JPH05198170A
JPH05198170A JP4007597A JP759792A JPH05198170A JP H05198170 A JPH05198170 A JP H05198170A JP 4007597 A JP4007597 A JP 4007597A JP 759792 A JP759792 A JP 759792A JP H05198170 A JPH05198170 A JP H05198170A
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refresh
bus
cpu
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signal
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JP4007597A
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Toshihiko Kashiwakura
俊彦 柏倉
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUやDMAC等の他のバスマスタのバス
を利用した処理機会をできるだけ妨げずにDRAMのリ
フレッシュ行ない、装置の性能を高める。 【構成】 他のバスマスタの処理サイクル中であって他
のバスマスタがバスを使用していないときにリフレッシ
ュ動作を実行させる(回路5及び6による)。これによ
り、リフレッシュ動作が他のバスマスタのバス使用を妨
害することはない。また、処理サイクルが長期に渡って
発生しない場合でも、リフレッシュを確実に実行させる
ため、リフレッシュ要求信号の遅延する回路2を設け
て、この回路が出力を送出した場合にもリフレッシュを
実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミックRAM
(DRAM)のリフレッシュを制御する回路に関し、特
に、DRAMに対するインタフェースが非同期式のもの
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リフレッシュ制御回路の1要素で
あるリフレッシュタイマによってある一定時間毎にリフ
レッシュ要求を発生させ、このリフレッシュ要求が発生
した時点で、CPUやDMAC等の他のバスマスタとの
バス使用権の調停をバス調停回路が行ない、リフレッシ
ュ制御回路がバス使用権を得た場合にDRAMのリフレ
ッシュを実行させていた。バス使用権は、リフレッシュ
要求が発生した時点で、CPUやDMAC等の他のバス
マスタが要求を出していなければ当然にリフレッシュ制
御回路に与えられる。また、他のバスマスタも要求を出
している場合には、その時点で優先順序が高いバスマス
タに与えられる。リフレッシュ制御回路に対する優先順
位は、リフレッシュを行なった直後は低く、その後、競
合が発生してリフレッシュ制御回路がバス使用権を獲得
できない毎に1ランクずつ高くなるようになされてお
り、長期に渡ってリフレッシュが実行されない状態を防
止するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにリフレッシュ動作の実行有無を定める方法では、
以下のような問題が生じていた。
【0004】リフレッシュタイマがリフレッシュ要求を
発生した時点で、他のバスマスタが要求を出していない
場合には、リフレッシュ制御回路にバス使用権が与えら
れてリフレッシュ動作が実行されるが、この実行中に他
のバスマスタが要求を出しても他のバスマスタはリフレ
ッシュ動作が終了するまで処理を待たなければならな
い。また、他のバスマスタが連続してバス使用権を獲得
してバスを使用していると、やがて、リフレッシュ要求
に係る優先順位が高くなって他のバスマスタの処理を中
断させてリフレッシュ動作が実行させる。この場合にも
他のバスマスタに処理を待たさなければならない。
【0005】リフレッシュ動作は、実行タイミングに融
通性があるものである。他方、他のバスマスタの処理
は、ある処理が終了しないと次の処理を実行できないも
のである。従って、他のバスマスタがバスを利用した処
理を実行したいにも拘らず、上述したように実行できな
いことは、装置全体からみると処理効率が悪く装置の性
能を低くしていることになる。
【0006】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、他のバスマスタのバスを利用した処理の実行
機会をできるだけ妨げずにリフレッシュ動作を行なうこ
とができ、装置の性能を高めることができるリフレッシ
ュ制御回路を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、リフレッシュ要求信号を所定周
期で発生するリフレッシュ要求発生手段と、リフレッシ
ュ要求信号が生じていて、かつ、当該リフレッシュ制御
回路以外の他のバスマスタによる処理サイクル中であっ
て上記他のバスマスタがバスを使用していないことを検
出するリフレッシュ起動判断手段と、このリフレッシュ
起動判断手段が検出動作したときに、ダイナミックRA
Mにリフレッシュ動作を実行させる実行制御手段とを備
えた。
【0008】さらに、リフレッシュ起動判断手段が所定
時間の間検出出力を送出しない場合に、強制的にダイナ
ミックRAMにリフレッシュ動作を実行させる強制実行
制御手段を設けることが好ましい。
【0009】
【作用】本発明において、リフレッシュ要求発生手段は
リフレッシュ要求信号を所定周期で発生する。リフレッ
シュ起動判断手段は、このリフレッシュ要求信号が生じ
ていて、かつ、当該リフレッシュ制御回路以外の他のバ
スマスタによる処理サイクル中であって上記他のバスマ
スタがバスを使用していないことを検出し、検出したと
きに検出信号を実行制御手段に与える。これにより、実
行制御手段は、ダイナミックRAMにリフレッシュ動作
を実行させる。
【0010】従って、本発明において、リフレッシュ
は、他のバスマスタによる処理サイクル中であって他の
バスマスタがバスを使用していないときに自動的に実行
され、他のバスマスタによる処理をリフレッシュ動作が
妨害することはない。
【0011】なお、他のバスマスタによる処理サイクル
が長期間発生しない場合には、リフレッシュが実行され
ないことになる。そこで、強制実行制御手段を設けて、
リフレッシュ起動判断手段が所定時間の間検出出力を送
出しない場合(他のバスマスタによる処理サイクルが長
期間発生しない場合)には、強制的にダイナミックRA
Mにリフレッシュ動作を実行させるようにすることが好
ましい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳述する。なお、この実施例は、プロセッサ(CP
U)として8086、8088、80286等を利用し
た非同期式インタフェースを採用しているものを前提と
している。また、他のバスマスタとしてはCPUだけが
存在しているとして説明する。
【0013】図1は、この実施例によるリフレッシュ制
御回路の要部構成を示すものである。図1において、リ
フレッシュ制御回路本体1は、リフレッシュ待ち時間監
視回路2、リフレッシュ実行有無レジスタ3、リフレッ
シュタイミング発生回路4、2個のアンド回路5及び
6、オア回路7及びインバータ回路8から構成されてい
る。
【0014】このような各部1〜8から構成されている
リフレッシュ制御回路本体1には、リフレッシュ要求信
号REFREQ-P(−Pはアクティブハイを意味する:以下同
じ)、待ち時間形成用クロック信号DLYCLK-P、リフレッ
シュマスク信号REFMASK-P 、進みCPUクロック信号PR
ECPUCLK-P 及び遅れCPUクロック信号POSTCPUCLK-Pが
入力される。
【0015】リフレッシュ要求信号REFREQ-Pは、リフレ
ッシュ制御回路の1要素である図示しないリフレッシュ
タイマが所定周期で発生するものであり、リフレッシュ
待ち時間監視回路2及びアンド回路5に入力される。例
えば、リフレッシュ要求信号REFREQ-Pは、約15μs毎
にアクティブとなり、リフレッシュが完了したときにイ
ンアクティブとなるものである。
【0016】リフレッシュマスク信号REFMASK-P は、図
示しないCPUがバスを使用中であることを他のバスマ
スタ(リフレッシュ制御回路を含む)に通知するために
発生するものであり、アンド回路5及びインバータ回路
8に与えられる。
【0017】従って、アンド回路5は、リフレッシュ要
求信号REFREQ-P及びリフレッシュマスク信号REFMASK-P
が共にアクティブ(Hレベル)のときにアクティブな出
力信号をオア回路7に送出する。すなわち、アンド回路
5は、リフレッシュ要求が発していてかつCPUがバス
を使用中のときにアクティブな出力信号をオア回路7に
送出する。
【0018】上述したリフレッシュ待ち時間監視回路2
には、リフレッシュ要求信号REFREQ-Pに加えて、図示し
ないクロック発生回路が発生した待ち時間形成用クロッ
ク信号DLYCLK-Pが与えられている。リフレッシュ待ち時
間監視回路2は、待ち時間形成用クロック信号DLYCLK-P
に基づいて、リフレッシュ要求信号REFREQ-Pを所定時間
だけ遅延させた出力信号を形成してオア回路7に与え
る。ここで、所定時間は、次の条件を満足するように定
められている。
【0019】所定時間≦(リフレッシュサイクルタイ
ム)−(リフレッシュ要求間隔)×(DRAMの列アド
レス数) この条件は、図示しないDRAMの各セルがリフレッシ
ュされなければならない間隔(リフレッシュサイクルタ
イム)より速い時期に必ずリフレッシュされることを意
図した条件である。
【0020】オア回路7は、アンド回路5及びリフレッ
シュ待ち時間監視回路2の出力信号のオア出力をリフレ
ッシュ実行有無レジスタ3に与える。
【0021】リフレッシュ実行有無レジスタ3には、図
示しないクロック発生回路が発生した進みCPUクロッ
ク信号PRECPUCLK-P も与えられており、このクロック信
号PRECPUCLK-P に基づいて、オア回路7の出力信号をラ
ッチする。なお、進みCPUクロック信号PRECPUCLK-P
は、図示しないCPUクロック信号より例えば1/3周
期だけ位相が進んだものである。リフレッシュ実行有無
レジスタ3に保持された内容は、リフレッシュを実行す
るか否かを表すものである。
【0022】リフレッシュ実行有無レジスタ3がリフレ
ッシュの実行指示を保持する場合は、アンド回路5がア
クティブな出力信号を送出したときと、リフレッシュ待
ち時間監視回路2がアクティブな出力信号を送出したと
きである。
【0023】前者は、上述したように、リフレッシュ要
求が発生していてかつCPUがバスを使用中のときであ
る。これは、CPUサイクルでリフレッシュを実行させ
ようとしたものである。後者は、リフレッシュ要求が発
生してから所定時間経過したときを意味し、CPUサイ
クルが長期に渡って生じない場合のリフレッシュを意図
したものである。
【0024】すなわち、基本的には、リフレッシュ要求
があればCPUサイクルでリフレッシュを行ない、CP
Uサイクルが長期に渡って生じない場合には要求時点か
ら所定時間経過した時点でリフレッシュを実行させるよ
うなリフレッシュの実行指示を、リフレッシュ実行有無
レジスタ3が保持する。
【0025】ここで、基本的には、CPUサイクルにお
いてリフレッシュを実行することとしたのは以下の理由
による。
【0026】例えば、8086のCPUは、CPUクロ
ック信号の4周期を1CPUサイクルとするものである
が、CPUがバスを使用するのは1CPUサイクル中の
半分程度であり、CPUが処理を実行しているときでも
残りの半分程度の期間はバスを使用していないのでこの
期間を利用してリフレッシュさせることができる。この
ようなことを前提とすると、期間的にはCPUサイクル
でリフレッシュが可能である。CPUサイクル中にリフ
レッシュ動作のタイミングを自動的に定めると、CPU
がリフレッシュ動作のために処理が待たされることもな
くなる。また、リフレッシュ動作のタイミングが自動的
にCPUサイクル中に定まるので、CPUとリフレッシ
ュ制御回路との間でのバス調停が不要となる。このよう
な理由によって、基本的にCPUサイクルにおいてリフ
レッシュを実行することとした。
【0027】しかしながら、このようにしただけでは、
CPUサイクルが長期に渡って発生しない場合には、リ
フレッシュが実行されないことになる。そこで、リフレ
ッシュが長期に渡って行われない場合には、要求時点か
ら所定時間経過したときに強制的にリフレッシュを実行
させることとした。すなわち、CPUサイクルが発生し
なくても、図示しないDRAMの各セルがリフレッシュ
されなければならない間隔(リフレッシュサイクルタイ
ム)より速い時期に必ずリフレッシュされるようにし
た。このために、上述したリフレッシュ待ち時間監視回
路2を設けている。なお、この場合は、強制的であるの
で競合調停のためにバス使用権を獲得する必要があり、
図示は省略しているが、リフレッシュ待ち時間監視回路
2から出力された遅延リフレッシュ要求信号をバス調停
回路に最優先順位の要求信号として与えるようになされ
ている。
【0028】上述したリフレッシュ実行有無レジスタ3
からの出力信号はアンド回路6に与えられる。アンド回
路6には、リフレッシュマスク信号REFMASK-P がインバ
ータ回路8を介して反転されて与えられている。かくし
て、アンド回路6は、リフレッシュ実行有無レジスタ3
が実行を指示する内容を保持している状態で、かつ、C
PUサイクルであってもCPUによってバスが使用され
ていないときにアクティブな信号をリフレッシュタイミ
ング発生回路4に与える。
【0029】リフレッシュタイミング発生回路4は、ア
ンド回路6からアクティブな信号が与えられると、CP
Uマスク信号CPUMASK-N (−Nはアクティブロウを意味
する:以下同じ)を直ちにアクティブにし、リフレッシ
ュ信号REFRESH-N 及びロウアドレスストローブ信号REFR
AS-Nを、遅れCPUクロック信号POSTCLK-P に同期して
アクティブにする。なお、遅れCPUクロック信号POST
CLK-P は、図示しないCPUクロック信号に対して1/
3周期遅れた信号である。
【0030】CPUマスク信号CPUMASK-N は、当該リフ
レッシュ制御回路がバスを使用中であることをCPU
(他のバスマスタ)に通知するものである。リフレッシ
ュ信号REFRESH-N は、当該リフレッシュ制御回路の1要
素である図示しないリフレッシュアドレスカウンタに与
えられ、そのカウント値(ロウアドレス)をインクリメ
ントさせるものである。この実施例の場合、RASオン
リリフレッシュを前提としており、そのため、ロウアド
レスストローブ信号REFRAS-Nが出力される。なお、この
ロウアドレスストローブ信号REFRAS-Nは、図示しないオ
ア回路によってCPUからのロウアドレスストローブ信
号と1本化されてDRAMに与えられる。
【0031】このような制御を通じてリフレッシュ要求
が発生した場合に所定のタイミングでDRAMがリフレ
ッシュ動作を行なう。
【0032】なお、リフレッシュタイミング発生回路4
は、出力信号のアクティブ期間を管理しており、出力信
号を所定のタイミングでインアクティブに戻すようにし
ている。
【0033】図2は、上述した構成を有するリフレッシ
ュ制御回路本体1の概略処理を、フローチャートで示し
たものである。
【0034】まず、リフレッシュ要求の発生を待機して
いる(ステップ100)。そして、リフレッシュ要求が
発生すると、リフレッシュ待ち時間監視回路2をリセッ
トとして再起動する(ステップ101)。また、要求よ
り後にバスを使用するCPUサイクルが起こったか否か
を判断する(ステップ102)。
【0035】ここで、CPUサイクルが起きた場合に
は、そのCPUサイクルによる処理でCPUがバスを解
放した後直ちにリフレッシュを開始し、次のCPUサイ
クルでCPUがバスを使用する前にリフレッシュを完了
させる(ステップ103)。そして、次のリフレッシュ
要求の待機に戻る。
【0036】他方、CPUサイクルが起こっていない場
合には(バスを使用しないCPUの処理の場合を含
む)、リフレッシュ待ち時間監視回路2が所定時間を計
時したか否かを判断する(ステップ104)。ここで、
否定結果を得ると、CPUサイクルの発生の確認処理に
戻る。リフレッシュ待ち時間監視回路2が所定時間を計
時した場合には、CPU(他のバスマスタ)とのバス調
停を行なって、バス使用権を獲得してリフレッシュを実
行する(ステップ103)。従って、この場合のリフレ
ッシュ動作後にCPUがバス使用権を要求しても待たさ
れることになる。
【0037】なお、正確に言えば、ステップ102及び
104の両判断は並行して行われている。
【0038】図3は、この実施例のリフレッシュ制御回
路の各部タイミングチャートを示すものである。図3
は、基本的なリフレッシュタイミング、すなわち、CP
Uサイクル中にリフレッシュを行なう場合を示してい
る。
【0039】なお、図1にはなく、図3でのみ示した信
号について簡単に説明すると、CPUCLK-PはCPUクロッ
ク信号であり、ALE-P は1CPUサイクルの開始点を示
すCPUサイクル開始信号であり、OUT3-Pはリフレッシ
ュ実行有無レジスタ3の出力信号であり、OUT6-Pはアン
ド回路6の出力信号であり、RAS-N はDRAMに与えら
れるロウアドレスストローブ信号である。
【0040】今、時点t1で図3(E)に示すリフレッ
シュ要求信号REFREQ-Pがアクティブになったとする。ま
た、その後に図3(D)に示すCPUサイクル開始信号
ALE-P が時点t2でアクティブになって、その後の図3
(A)に示すCPUクロック信号CPUCLK-Pの4周期T1
〜T4が1CPUサイクルであることを表したとする。
この実施例に係るCPU(8086)は、図3(C)に
示す遅れCPUクロック信号POSTCPUCLK-Pのタイミング
で(時点t3)、CPUサイクル開始信号ALE-P をイン
アクティブにすると共に図3(F)に示すリフレッシュ
マスク信号REFMASK-P をアクティブとする。
【0041】従って、アンド回路5からはアクティブな
出力信号が送出され、これがオア回路7を介してリフレ
ッシュ実行有無レジスタ3に与えられる。これが、図3
(B)に示す進みCPUクロック信号PRECPUCLK-P によ
ってレジスタ3に取込まれるので、レジスタ3からの図
3(G)に示す出力信号OUT3-Pは時点t4でアクティブ
となる。
【0042】このような保持期間中ではCPUがバスを
使用してDRAM等をアクセスする。例えば、DRAM
をアクセスしている場合であれば、図3(L)に示すよ
うに、適宜アクセスなロウアドレスストローブ信号RAS-
N を出力する。
【0043】CPUはバスの使用を終了すると、その時
点t5でリフレッシュマスク信号REFMASK-P をインアク
ティブとする。これによりゲート回路(アンド回路)6
が開いて、リフレッシュ実行有無レジスタ3に保持され
ていたリフレッシュを指示する信号がこのアンド回路6
を通過し、図3(H)に示すその出力信号OUT6-Pも時点
t5でアクティブとなる。
【0044】この信号OUT6-Pが与えられると、リフレッ
シュタイミング発生回路4は、直ちに(ほぼ時点t6
で)、図3(K)に示すCPUマスク信号CPUMASK-N を
アクティブとする。また、リフレッシュタイミング発生
回路4は、遅れCPUクロック信号POSTCPUCLK-Pのタイ
ミングで(ほぼ時点t6)、図3(I)に示すリフレッ
シュ信号REFRESH-N 、及び、図3(J)に示すロウアド
レスストローブ信号REFRAS-Nをアクティブとする。
【0045】これにより、図示しないリフレッシュアド
レスカウンタがリフレッシュアドレスを1インクリメン
トして発生し、そのアドレス及びロウアドレスストロー
ブ信号RAS-N がDRAMに与えられてリフレッシュが実
行される。
【0046】なお、リフレッシュ信号REFRESH-N は図示
しないリフレッシュタイマにも与えられるようになされ
ており、このとき、リフレッシュ要求信号REFREQ-Pはイ
ンアクティブとなる。また、上述した時点t5で、リフ
レッシュマスク信号REFMASK-P がインアクティブに戻る
と、それより僅かに遅れてリフレッシュ実行有無レジス
タ3及びアンド回路6の出力信号OUT3-P及びOUT6-Pもイ
ンアクティブに戻る。さらに、上述したリフレッシュタ
イミング発生回路4は、出力信号のアクティブ期間を所
定期間に定めており、次のCPUサイクル前にインアク
ティブに戻すようにしている。
【0047】以上のようにして次のリフレッシュ要求信
号REFREQ-Pに対応できるようにしている。
【0048】従って、上述の実施例によれば、基本的に
は、CPUがバスを使用していないCPUサイクル中の
期間でリフレッシュを行なうようにしたので、リフレッ
シュ動作がCPUの処理を妨げることを防止し得る。そ
の結果、装置の能力を向上させることができる。
【0049】また、CPUサイクルが生じない場合に
も、時間を監視して強制的にリフレッシュを実行させる
ようにしたので、DRAMの各セルがリフレッシュされ
なければならない間隔(リフレッシュサイクルタイム)
より速い時期に必ずリフレッシュすることができる。
【0050】さらに、基本的に処理によるリフレッシュ
ではバスの調停が不要であり、また、強制的なリフレッ
シュではリフレッシュ制御回路にバス使用権を必ず付与
するので、バス調停回路の構成を従来より簡単なものに
できる。
【0051】なお、上記実施例においては、RASオン
リリフレッシュを実行させるリフレッシュ制御回路を示
したが、他のリフレッシュを実行させるリフレッシュ制
御回路にも本発明を適用することができる。要は、CP
Uサイクル内のCPUによるバス未使用期間にリフレッ
シュを実行できるものであれば良い。
【0052】また、DRAMの種類も限定されるもので
はなく、リフレッシュアドレスカウンタを内蔵する形式
のDRAM等にも本発明を適用することができる。
【0053】さらに、上記実施例においては、他のバス
マスタがCPUだけのものを説明したが、DMAC等を
備える装置にも同様に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、他のバ
スマスタによる処理サイクル中で他のバスマスタがバス
を使用していない期間でリフレッシュを実行させるよう
にしたので、他のバスマスタのバスを利用した処理の実
行機会を妨げずにリフレッシュ動作を行なうことがで
き、装置の性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の概略処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】実施例のCPUサイクルに係るリフレッシュ動
作を説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…リフレッシュ制御回路本体、2…リフレッシュ待ち
時間監視回路、3…リフレッシュ実行有無レジスタ、4
…リフレッシュタイミング発生回路、5、6…アンド回
路、7…オア回路、8…インバータ回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレッシュ要求信号を所定周期で発生
    するリフレッシュ要求発生手段と、 リフレッシュ要求信号が生じていて、かつ、当該リフレ
    ッシュ制御回路以外の他のバスマスタによる処理サイク
    ル中であって上記他のバスマスタがバスを使用していな
    いことを検出するリフレッシュ起動判断手段と、 このリフレッシュ起動判断手段が検出動作したときに、
    ダイナミックRAMにリフレッシュ動作を実行させる実
    行制御手段とを備えたことを特徴とするリフレッシュ制
    御回路。
  2. 【請求項2】 上記リフレッシュ起動判断手段が所定時
    間の間検出出力を送出しない場合に、強制的にダイナミ
    ックRAMにリフレッシュ動作を実行させる強制実行制
    御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のリフ
    レッシュ制御回路。
JP4007597A 1992-01-20 1992-01-20 リフレッシュ制御回路 Pending JPH05198170A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100457533B1 (ko) * 2002-09-03 2004-11-17 삼성전자주식회사 리프레쉬 제어방법 및 장치

Cited By (2)

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