JPH05197543A - 情報処理装置の命令デコード方式 - Google Patents

情報処理装置の命令デコード方式

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JPH05197543A
JPH05197543A JP2991592A JP2991592A JPH05197543A JP H05197543 A JPH05197543 A JP H05197543A JP 2991592 A JP2991592 A JP 2991592A JP 2991592 A JP2991592 A JP 2991592A JP H05197543 A JPH05197543 A JP H05197543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cycle
instruction
control
contents
register
Prior art date
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Pending
Application number
JP2991592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Oki
秀隆 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05197543A publication Critical patent/JPH05197543A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置の命令デコード回路の、クロッ
クサイクルの高速化を図る。 【構成】 実行に複数サイクルを要する命令について、
命令実行部のパイプラインの1段目の回路111の、第
2サイクル以降の制御情報に、1つ前のサイクルにおい
て、デコード様制御メモリ104から読み出し、レジス
タ107に保持した内容を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置に関し、特
に、ストアードプログラム方式の情報処理装置のプログ
ラムの命令語のデコード方式及び実行制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、命令語のデコード回路の一実施
例を図2に示す。101は命令語レジスタでありメモリ
からとり出した命令語が格納される。101の内容は1
02のデコード回路でデコードされ、その出力は、命令
の動作を実行する論理回路の1段目部分111にセレク
タ110を経て入力される。また102の出力の一部
は、セレクタ103を経て、より詳細な制御情報を格納
する制御メモリ104のアドレスとして入力される。制
御メモリの出力の一部105は、デコード回路106で
デコードされ111の1段目論理の制御に用いられる。
また制御メモリ104の出力は制御レジスタ201にも
取り込まれ、その一部である113の2段目制御部の内
容がデコード回路114でデコードされ、115の命令
実行の2段目論理回路に入力される。
【0003】以上説明したのは、101に格納された命
令の実行の第1サイクルの動作である。この命令の動作
が1サイクルで完了する場合には、次の命令語が101
に格納され、上述の動作が改めて行なわれる。
【0004】一方命令の実行に複数サイクルを要する場
合には第2サイクルにおいて、103と110のセレク
タが切り換えられ制御メモリ104のアドレスには、第
1サイクルで読み出された201の内容の次アドレス部
116の値が入力される。そして第2サイクルで読み出
された制御メモリ104の内容の一部が105の1段目
制御信号としてデコード回路106でデコードされセレ
クタ110を経て、111の1段目論理回路に加えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の命令のデコ
ード方式では、実行に複数サイクルを要する命令の第2
サイクル以降に於いて、命令の実行を行なうパイプライ
ン論理の1段目の制御を全て同一サイクルで読みだした
内容によって行なうため、1段目の結果を段間レジスタ
112に取り込むまでの1サイクルの時間が長くなる、
或いは1段目に対してサイクル期間の早い時点で制御を
必要とする箇所の制御が困難であるというような問題点
があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みて、パイプラ
インの1段目の第2サイクル以降の制御情報に、1つ前
のサイクルでデコード制御用メモリから取り込み、レジ
スタに保持した内容を用いることで、1サイクルの周期
を短縮できる情報処理装置の命令デコード方式を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置の
命令デコード方式は、命令語を格納するレジスタと、該
命令語レジスタにより参照されるデコード用制御メモリ
を、命令デコード部に備える情報処理装置において、複
数サイクルを要する命令語に関して、パイプライン1段
目の論理回路の制御情報の一部を、1サイクル前に参照
される制御メモリの内容として格納する手段と、前記制
御メモリの内容を取り込む保持レジスタ手段と、命令実
行の第1サイクルでは前記命令語レジスタの内容によ
り、以降のサイクルでは前記保持レジスタの内容によ
り、前記論理回路の制御を切り換えて行う手段を有す
る。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、実行に複数サイクルを要
する命令の場合に、命令実行のパイプライン1段目の論
理回路の制御情報が、第1サイクルではメモリから取り
出した命令語レジスタの内容により、また第2サイクル
以降は保持レジスタが制御メモリから取り込んで保持す
る、1サイクル前に参照される制御メモリの内容にと、
切り換えて実行されるので、命令実行の1サイクルの周
期を短縮することが可能となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る図1は本発明の一実施例の情報処理装置の命令デコー
ド方式のブロック図である。
【0010】101は命令語が格納される命令語レジス
タ、102は命令語のデコード回路、103は命令デコ
ード用の制御メモリのアドレスを切り換えるセレクタ、
104は制御メモリ、106はそのデコード回路、10
7は104の読出内容を保持するレジスタ、109,1
16は各々その内容のデコード回路である。110は、
デコード回路102と109との出力を切り換えるセレ
クタであり、その出力とデコード回路106の出力によ
り、命令の動作を実行するパイプラインの1段目の回路
111が制御され、その出力は112の段間レジスタを
介して114のデコード回路出力により制御されるパイ
プラインの2段目の回路115に渡される。
【0011】次に動作について説明する。
【0012】まず命令の実行が1サイクルで終了する場
合について説明する。101に格納された命令語が10
2でデコードされる。命令の第1サイクルでは、103
及び110のセレクタは両者ともデコーダ102の出力
を選択する様に制御されている。111のパイプライン
1段目の論理回路は命令語をデコードした102の出力
と制御メモリ104の出力105を106でデコードし
た信号により制御される。また制御メモリ104の出力
の一部は制御レジスタ107に格納され、その一部であ
る113の2段目制御部分の信号が114でデコードさ
れ、115の2段目の論理に入力され111の出力を受
けたレジスタ112の内容が115に入力されて処理が
行なわれる。
【0013】次に命令の実行に2サイクル以上要する場
合の動作を説明する。第1サイクルで、104の制御メ
モリのレジスタ107に読み出される。次の第2サイク
ルでは、103,110のセレクタが各々107のレジ
スタの116の次アドレス部、及び108の1段目制御
部の内容を109でデコードされた内容を選択する。こ
れにより第2サイクルでの制御メモリ104の読出アド
レス及び111の1段目論理回路の制御信号の一部は第
1サイクルにて104から読み出された内容が用いられ
ることになる。2サイクル以上を要する命令の各サイク
ルにおける制御も同様に、1サイクル前の情報により制
御される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、実行に
複数サイクルを要する命令の第nサイクルにおいて、命
令実行部のパイプラインの1段目の回路の第(n+1)
サイクルの制御、情報を読み出してレジスタに格納し、
そのレジスタで命令実行部の1段目の回路の制御を行な
うようにしたため、実行に複数サイクルを要する命令で
第2サイクル以後、1段目の回路の制御を命令種類によ
って変える必要がある場合、1サイクルの周期を短かく
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報処理装置の命令デコー
ド方式のブロック図である。
【図2】従来の命令デコード方式の一例のブロック図で
ある。
【符号の説明】
101 命令語レジスタ 102,106,109,114 デコード回路 103,110 セレクタ 104 制御メモリ 105 1段目制御信号 107,201 制御レジスタ 111 パイプライン1段目論理回路 112 段間レジスタ 115 パイプライン2段目論理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令語を格納するレジスタと、該命令語
    レジスタにより参照されるデコード用制御メモリを、命
    令デコード部に備える情報処理装置において、 複数サイクルを要する命令語に関して、パイプライン1
    段目の論理回路の制御情報の一部を、1サイクル前に参
    照される制御メモリの内容として格納する手段と、前記
    制御メモリの内容を取り込む保持レジスタ手段と、命令
    実行の第1サイクルでは前記命令語レジスタの内容によ
    り、以降のサイクルでは前記保持レジスタの内容によ
    り、前記論理回路の制御を切り換えて行う手段を有する
    ことを特徴とする情報処理装置の命令デコード方式。
JP2991592A 1992-01-22 1992-01-22 情報処理装置の命令デコード方式 Pending JPH05197543A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2991592A JPH05197543A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 情報処理装置の命令デコード方式

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2991592A JPH05197543A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 情報処理装置の命令デコード方式

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JPH05197543A true JPH05197543A (ja) 1993-08-06

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ID=12289293

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JP2991592A Pending JPH05197543A (ja) 1992-01-22 1992-01-22 情報処理装置の命令デコード方式

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