JPH05197468A - キー入力方法 - Google Patents

キー入力方法

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JPH05197468A
JPH05197468A JP4230201A JP23020192A JPH05197468A JP H05197468 A JPH05197468 A JP H05197468A JP 4230201 A JP4230201 A JP 4230201A JP 23020192 A JP23020192 A JP 23020192A JP H05197468 A JPH05197468 A JP H05197468A
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JP
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key input
key
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signal
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Hiroshi Yabe
宏 矢部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つ以上のキーが押されたとき新しく押され
たキーに対応する信号だけを簡易、確実に抜き出す。 【構成】 現在のキー走査による第1のキー情報と、前
回のキー走査による第2のキー走査による第2のキー情
報との論理演算をとる。 【効果】 複雑な回路等を必要とせず、簡易確実に新キ
ー入力の検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のキーが同時に
押されても、新規に入力されたキーを検出するキー入力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在キー入力装置は、パーソナル・コン
ピューター、キャッシュ・レジスター、身近なところで
は電卓、タイプライター等多種多様に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのキー入力装置
は、それを用いる製品の種類によって多重押し機能の必
要性が生じてくる。ここで多重押し機能とは、2つ以上
のキーが押されても新しく押されたキーを検出する機能
であり、例えば電卓などは、該多重押し機能の必要はな
いが、タイプライター等では印字のスピード・アップを
図り、使い易さを向上させるために該多重押し機能が必
要とされる。なぜなら、多重押し禁止のキー入力装置な
らば、キーを押すと該キーを離すまで次にキーが入力さ
れないので、パンチャーは一度キーから指を離し次のキ
ーを押さねばならない。このため、入力スピードは落ち
るし、また非常に扱い難い。ところが、多重押し機能付
きのキー入力装置ならば、わざわざ指をキーから離さな
くとも次のキーが入力されるため、入力スピードも扱い
易さも向上する。該多重押し機能を実現させるために
は、前回のキー入力と新しいキー入力との区別をせねば
ならない。従来、機械式のものでは歯車、カム等を組み
合わせ、前回キー入力の印字が終えた時点でそのキーが
押されていることを無視し、次のキーを受け入れる準備
をする様に構成されていた。しかし、この方法だと、製
品の小型・軽量、簡略化が難しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで登場したのが電子
式のキー入力装置である。これは押されたキーに対応し
た信号がでる方式であり、小型・軽量・簡略化が可能で
ある。該方式のキー入力装置で多重押し機能を実現する
にあたっての最大の問題点は、2つ以上のキーが押され
たときに出てくる重複した信号から新しいキーの信号を
見分ける方法にある。つまり、1つだけキーを押したと
きにはそのキーに対応する信号しか出てこないので問題
ないが、2つ以上のキーを押したときにはその1つ1つ
のキーに対応する信号が重なり合って1つの信号として
出てきてしまうので、この中から新しく押されたキーに
対応する信号だけを抜き出さなければらならい。この検
出を上手に行なわないと、回路的に複雑になったりコス
ト・アップにつながってしまう。
【0005】本発明は、かかる問題を解決するものであ
り、製品の小型・軽量・簡略化及びコスト・ダウンに有
効な手段である。以下、図面により本発明の詳しい説明
を行なう。
【0006】
【実施例】図1は、本発明を実現するための電子回路の
具体的な実施例を示す。マイクロ・プロセッサー1、プ
ログラムを内蔵した読み出し専用メモリー(ROM)
2、データの書き込み読み出し可能な読み書きメモリー
(RAM)3、デコーダ回路4を中心にしてDATAバ
ス、ADDRESSバス、CONTROLバスに出入力
ポート5、6、7、9が結合され4×16マトリックス
方式のキーボード8につながれている。出力ポート5
は、キーボードの行の駆動でキーの入力制御を行ない、
入力ポート6、7はそれぞれ列のキー検出を8ビットづ
つ行なう。キーの入力制御は、COM1からCOM4に
順次信号を出力することで行ない、その度列のキー検出
が行なわれる。このとき、信号が流れていないとCOM
及びキーを押されていない列が確実にLOWとなるよう
に、各線は抵抗を通してアースに落としてある。また、
同じ列のキーが同時押し出されたとき出力ポート5に、
信号を出力しているCOM以外のCOMを通して信号が
逆流しないように、各COMにダイオードを挿入してあ
る。
【0007】さらに、シフトキー、リピートキーが付い
ている列は、該キーだけが押されたときに新しいキー入
力と判断されないように、入力ポート6、7を通さず直
接マイクロ・プロセッサー1に入力し該マイクロ・プロ
セッサーで判断を行なう。このようにしてキー検出を行
なった結果は、3のRAMに順次格納される。出力ポー
ト9は、マイクロ・プロセッサー1でコード変換された
キー入力を外部に出力するためにある。また、2のRO
Mにはキー入力を検出し新しいキー入力を見分けるため
のプログラムとその他必要なプログラムを組んで格納し
てあるが、プログラムを換えるだけで種々の操作も同時
に処理可能なため、この方法は非常に有効である。
【0008】図2は、検出されたキー入力のRAMへの
格納法を示す。まず、COM1に信号を出力し入力ポー
ト6で検出した8ビット・セグメント信号を第1列に、
次に入力ポート7で検出した8ビットセグメント信号を
第2列に格納する。この操作をCOM1からCOM4に
ついて順次行ない図2のようなメモリー内容を得る。
【0009】図3は、本発明実施例の全体的なフローチ
ャートの概略である。該例では、3重押し以上は許容し
ないことにしている。これは、キーボードの構造上の問
題であり、図4に例をあげて説明を加える。さて、図3
においてまず回路に電源が投入されると31において、
出力ポート、レジスタ、その他のカウンタの初期設定が
行なわれる。
【0010】次に32において出力ポート5(図1)を
通してキーボードの行の駆動が実行され、それに供なっ
て入力ポート6、7を通してキーボードの列の検出が行
なわれ、その結果がRAM3に記憶される。次に34に
おいて32で検出したキー入力データをRAM3から呼
び出し、入力されたキー数が3個以上かどうかを判断す
る。その結果、入力が3個以上でなければ、35におい
て新しい入力かどうか判断するわけであるが、その方法
が本発明の目的であるので図6に具体例を上げ別に説明
を加える。
【0011】新しいキーと判断されると次に出力のため
のコード変換が施され出力される。また、RAM3には
前回のキー入力を格納しておく場所が用意されており、
38において現在のキー入力と前回のキー入力を入れ換
えその場所へ現在のキー入力を格納する。その格納様式
は、図2と同じでありコード変換が施される以前のデー
タで新旧の入れ換えを行なう。39のタイマーは、タイ
ミングをとるために設けている。
【0012】図4は、マトリクス方式のキーボードの一
部分を示す。黒丸は、キーが押されていることを表わ
す。図3の実施例において、3重押し以上を許容しなか
った理由を以下に説明する。例えば、(a)のように3
個のキーを押してCOM1に電流(信号)を流したとす
る。このときの該信号の経路をたどってみると、まず1
Aのキーが押されているためAで信号が検出され、続い
て1Cのキーが押されているためCでも信号が検出され
る。
【0013】また3Cが押されているので信号はCOM
3に流れ込もうとするが、図1に示したようにダイオー
ドを挿入してあるので信号はここでストップする。従っ
て、COM1に信号を出したときにはA、Cで信号が検
出され、実際に押しているキーが検出されることになる
ので問題はない。ところが、COM3から信号が入って
きた場合には、3C、1C、1Aのキーが押されている
ので信号は、COM3→3C→C→1C→COM1→1
A→Aの経路をたどって流れ、やはりA、Cで信号が検
出される。このため、あたかも3Aのキーが押されてい
るように見えてしまうのである。従って、このような形
式のキーボードでは、3重押し以上は禁止しなければな
らない。ただし、(b)に示したように各列間にダイオ
ードを挿入するなどキーボード自体にある程度の細工を
施せばこの問題は解決し多重押しが可能となる。
【0014】図5、図3の36のコード変換の実施例を
示す。第1ビット、第2ビットには、それぞれマイクロ
・プロセッサー自体で検出したリピート、シフトコード
を入れ、第3、第4ビットは4本あるCOMの変換コー
ド用に用いる。そして、残り4ビットをキーのセグメン
ト入力データの変換コード用として使う。このようにコ
ード変換を行なえば、8ビットですべてのキー入力がカ
バーできるため非常に便利であり、効率も良くなる。
【0015】図6は、図3の35の詳細図で本発明の具
体例である。まず、61においてメモリーに記憶されて
いる前回のキー入力データと現在のキー入力データの対
応するバイトをそれぞれ読み出し、62において両者の
排他的論理和をとる。該排他的論理和の結果を63にお
いて判断するわけであるが、その値がオール0であれば
現在のキー入力と前回のキー入力においてその8ビット
は変化がない。つまりその8ビット内においては新しい
キーは押されていないことを示す。次に64ですべての
バイト、この場合は8バイト、の処理が終えたか判断す
る。ここで、該判断がYESなら言うまでもなく現在の
キー入力は、前回のそれと同一のものである。該判断が
NOなら、次のバイトの検査に移るために65で新旧キ
ーデータの入ったアドレスを示すカウンタをそれぞれ1
つ進ませて61に戻り前述の操作を繰り返す。
【0016】また、63においてNOと判断されたとす
ると、それはその8ビット内において新しいキーが押さ
れていることを示す。排他的論理和の結果は、前回のキ
ー入力と現在のキー入力との異なっているビットだけが
HIになってでてくるので、66において該結果と現在
のキー入力との論理積をとることによって新しいキー入
力の検出ができる。また、2重押しされていたキーの一
方を離すことによって、前回のキー入力と現在のキー入
力は異なってくるが、論理積をとることによって相殺さ
れ、該現在キー入力が新しいキー入力と判断されずにす
む。
【0017】
【発明の効果】以上の様に、本発明によればソフトウェ
ア的手法によるだけで簡単に多重押し機能における新キ
ー入力の検出が可能であるので、回路が複雑にならな
い、プログラムを付加するだけで種々の操作が可能なた
め応用範囲が広い等の利点があるうえに小型、軽量化も
可能となる。また、本発明は論理回路等を用いてハード
的にも組むことが可能である。本発明は、特に電子タイ
プライターに有効な手段となり得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の回路図である。
【図2】 本発明の実施例におけるキー入力のメモリー
への格納法を示す図である。
【図3】 本発明の実施例の全体的なフローチャートの
概略である。
【図4】 マトリクス方式のキーボードの一部を示す図
である。
【図5】 図3の36のコード変換の実施例を示す図で
ある。
【図6】 図3の35の詳細図で本発明の具体例を示す
図である。
【符号の説明】
1・・・マイクロ・プロセッサー 2・・・読み出し専用メモリー(ROM) 3・・・読み書き可能なメモリー(RAM) 4・・・デコーダ回路 5、9・出力ポート 6、7・入力ポート 8・・・4×16マトリックス方式キーボード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 キー入力方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のキーが同時に
押されても、新規に入力されたキーを検出するキー入力
方法に関する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のキーを走査して情報を入力する
    キー入力装置において、現在のキー走査による第1のキ
    ー情報と前回のキー走査による第2のキー情報とを用
    い、前記第1と第2のキー情報の排他的論理和を取り、
    該排他的論理和と第1のキー情報の論理積の結果により
    新規に入力されたキーを検出することを特徴とするキー
    入力装置。
JP4230201A 1992-08-28 1992-08-28 キー入力装置 Expired - Lifetime JP2733485B2 (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5734928A (en) * 1994-04-19 1998-03-31 Sharp Kabushiki Kaisha System for selecting a key by comparing the key code data of predetermined priority corresponding to key input flag of simultaneously pressed plurality of keys
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