JPH05197254A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05197254A
JPH05197254A JP4285808A JP28580892A JPH05197254A JP H05197254 A JPH05197254 A JP H05197254A JP 4285808 A JP4285808 A JP 4285808A JP 28580892 A JP28580892 A JP 28580892A JP H05197254 A JPH05197254 A JP H05197254A
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developing
image forming
forming apparatus
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bias power
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JP4285808A
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Koji Suzuki
孝二 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置において、高価な現像バイアス
電源を現像器の数だけ保有する必要をなくし、1個の電
源のみで済ませ、現像器の脱着をなくして、画像形成ス
ピードを上げ、機械的振動による画像の劣化を除去し、
パルストランスを高周波駆動して、パルストランスを小
型化し、電子スイッチの高速切換えを可能とする。 【構成】 複数の現像器4−1ないし4−4と、現像バ
イアス電源Aと、電源Aの出力をシーケンス制御信号に
応じて選択された現像器に給電する電子スイッチ回路B
と、現像器の現像期間だけ現像中の現像器に給電する給
電制御手段Cとを具備した画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置、特に電
子写真式の複写機やプリンターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー複写機,カラープリンタ
は、現像器を回転形式あるいは昇降形式で移動させて、
現像中の現像器のみを感光体に密着させていた。このた
め、現像バイアス電源は全ての現像器に接続したままで
あった。ところがその後、複写スピードの高速化,高画
質化のために固定形式の現像器が考案されるようになっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上記従
来例では、複写機内部で、相当の容積と重量を占める現
像器を、画像劣化の原因となる振動を発生させることな
く、高速で移動させることは非常に困難である。
【0004】また、回転形式や昇降形式では現像器の構
成が複雑になるだけではなく、現像器全体のスペースが
大きくなってしまうという課題があった。
【0005】また、前記の固定形式にすると、全ての現
像器が感光ドラムに対向してしまうので、非現像中の現
像器はトナーが感光体に付着しないように、現像スリー
ブに付加する現像バイアスの交流分、直流分を高速に制
御する必要があり、現像器ごとに現像バイアス電源を設
ける必要があった。現像バイアス電源は、交流高圧に直
流の高圧を重畳しているため、AC高圧トランス,DC
高圧トランスそれぞれの制御回路等、かなり高価になっ
ており、現像器の数だけ電源をもつことは、装置コスト
を大幅に上げる要因になってしまうという課題があっ
た。
【0006】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、高価な現像バイアス電源を現像器
の数だけ保有する必要をなくし、1個の電源のみで済ま
せた画像形成装置の提供を目的としている。また、本発
明は現像器の脱着をなくして、画像形成スピードを上
げ、現像器移動に伴う機械的振動による画像劣化を完全
に除去した装置の提供、また、パルストランスを高周波
駆動して、該パルストランスを小型化し、電子スイッチ
の高速切換えを可能とした画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の請
求項1においては、複数の現像器と、前記現像器に給電
する現像バイアス電源と、前記現像バイアス電源の出力
を、画像形成のためのシーケンス制御信号に応じて選択
された現像器に給電するスイッチ手段と、前記それぞれ
の現像器の現像期間前記現像バイアス電源の出力を現像
中の現像器に給電するように制御する給電制御手段と、
を具備してなることを特徴とする画像形成装置により、
前記課題を解決し、前記目的を達成しようとするもので
ある。
【0008】また、この発明の請求項2においては、ス
イッチ手段は高耐圧ダイオードによるブリッジ整流回路
と、前記整流回路の直流出力部に接続された高耐圧スイ
ッチング素子と、前記スイッチング素子のベース駆動用
のパルストランスと、前記パルストランスの一次側駆動
回路と、を具備してなることを特徴とする請求項1記載
の画像形成装置により、前記課題を解決し、前記目的を
達成しようとするものである。
【0009】また、この発明の請求項3においては、静
電潜像が形成される感光体を有し、複数の現像器は前記
感光体に対して固定的に配設されてなることを特徴とす
る請求項1記載の画像形成装置により、前記課題を解決
し、前記目的を達成しようとするものである。
【0010】また、この発明の請求項4においては、現
像バイアス電流は直流成分および交流成分の両方を含ん
でなることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置に
より、前記課題を解決し、前記目的を達成しようとする
ものである。
【0011】また、この発明の請求項5においては、複
数の現像器と、前記現像器に給電する現像バイアス電源
と、前記現像バイアス電源の出力を、画像形成のための
シーケンス制御信号に応じて選択された現像器に給電す
るスイッチ手段と、前記現像バイアス電源は、選択され
た現像器毎にその出力特性を切換える切換手段と、を具
備してなることを特徴とする画像形成装置により、前記
課題を解決し、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0012】また、この発明の請求項6においては、ス
イッチ手段は高耐圧ダイオードによるブリッジ整流回路
と、前記整流回路の直流出力部に接続された高耐圧トラ
ンジスタと、前記トランジスタのベース駆動用のパルス
トランスと、前記パルストランスの1次側駆動回路を有
してなることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置
により、前記課題を解決し、前記目的を達成しようとす
るものである。
【0013】また、この発明の請求項7においては、静
電潜像が形成される感光体を有し、複数の現像器は前記
感光体に対して固定的に配設されてなることを特徴とす
る請求項5記載の画像形成装置により、前記課題を解決
し、前記目的を達成しようとするものである。
【0014】また、この発明の請求項8においては、現
像バイアス電流は直流成分及び交流成分の両方を含んで
なることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置によ
り、前記課題を解決し、前記目的を達成しようとするも
のである。
【0015】また、この発明の請求項9においては、切
換手段は前記現像器毎にその出力の振幅を切換えること
を特徴とする請求項5記載の画像形成装置により、前記
課題を解決し、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0016】また、この発明の請求項10においては、
現像バイアス電源は交流成分を含むことを特徴とする請
求項5記載の画像形成装置により、前記課題を解決し、
前記目的を達成しようとするものである。
【0017】また、この発明の請求項11においては、
切換手段は現像器毎にその直流成分の出力電圧を切換え
ることを特徴とする画像形成装置により、前記課題を解
決し、前記目的を達成しようとするものである。
【0018】また、この発明の請求項12においては、
切換手段は現像器毎にその周波数を切換えることを特徴
とする請求項10記載の画像形成装置により、前記課題
を解決し、前記目的を達成しようとするものである。
【0019】
【作用】この発明の請求項1においては、現像バイアス
電源で現像器に給電し、スイッチ手段で前記現像バイア
ス電源の出力を、画像形成のためのシーケンス制御信号
に応じて選択された現像器に給電し、給電制御手段でそ
れぞれの現像器の現像期間現像バイアス電源の出力を現
像中の現像器に給電するように制御する。
【0020】また、この発明の請求項2においては、高
耐圧ダイオードによるブリッジ整流回路とブリッジ整流
回路の直流出力部に接続された高耐圧スイッチング素子
と該スイッチング素子のベース駆動用のパルストランス
と該パルストランスの1次側駆動回路とからなる電子ス
イッチにより前記請求項1と同様の作用をする。
【0021】また、この発明の請求項5においては、現
像バイアス電源で現像器に給電し、スイッチ手段で前記
現像バイアス電源の出力を、画像形成のためのシーケン
ス制御信号に応じて選択された現像器に給電し、切換手
段で前記現像バイアス電源は選択された現像器毎にその
出力の特性を切り換える。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、この発明の第1実施例について図1ない
し図3を用いて説明する。図1はこの発明の第1実施例
である画像形成装置の構成図、図2は第1実施例の詳細
な回路図、図3は第1実施例の電子スイッチの動作タイ
ミング図である。
【0023】図1において、Aは現像バイアス電源であ
り、現像ACバイアス電源1と現像DCバイアス電源2
とで構成され、複数の現像器4−1,4−2,4−3,
4−4のそれぞれに給電する手段である。
【0024】Bは電子スイッチ回路であり、電子スイッ
チS1ないしS4のいずれかで構成され、現像バイアス
電源Aの出力を、画像形成のためのシーケンス制御信号
に応じて選択された現像器に給電するものである(詳細
後述)。
【0025】Cは給電制御手段であり、画像形成装置本
体の種々の装置をシーケンス制御するシーケンスコント
ローラ3で構成され、それぞれの現像器4−1ないし4
−4の現像期間だけ現像バイアス電源Aの出力を現像中
の現像器に給電するように制御する手段である(詳細後
述)。即ち、S1,S2,S3,S4の順にそれぞれオ
ンすることにより、現像に寄与している現像器だけに現
像バイアスが供給される。
【0026】また、図1において、シーケンスコントロ
ーラ3は、出力タイミング,DCレベル等の制御信号を
発生するものである。現像器4−1ないし4−4は、そ
れぞれ出力端子P1ないしP4、電子スイッチS1ない
しS4を介して、現像バイアス電源1に接続される。
【0027】次に第1実施例の回路を図2を用いて説明
する。図2は第1実施例の詳細回路を示している。図2
において、現像バイアスAC回路1は、昇圧トランスT
1とその駆動回路5からなり、トランスT1の2次側巻
線の一端に現像バイアスDC回路2の出力が結合され
る。駆動回路5の入力端子P5には、シーケンスコント
ローラ3より出力オンオフのタイミング信号が接続され
る。DCバイアス回路2の入力端子P6には、シーケン
スコントローラ3よりDC出力の制御信号が接続され、
DC出力のオン,オフを含めたDCレベルの制御が行わ
れる。
【0028】電子スイッチ回路S1ないしS4は、それ
ぞれ以下の様に構成されている。高耐圧ダイオードD1
−1ないしD1−4でブリッジ整流回路が形成される。
該整流回路の整流出力部に、高耐圧トランジスタTR1
−1のコレクタ,エミッタが接続される。
【0029】該整流回路の交流入力部の一端には、昇圧
トランスT1の2次側出力が、他端には現像器接続端子
P1が接続される。トランジスタTR1−1のベース,
エミッタは、パルストランスT2−1によって、グラン
ドより絶縁されている。該パルストランスT2−1の1
次側の一端は、グランド、他端はコンデンサC1−1,
抵抗R1−2を介して高周波発振回路6の出力が接続さ
れる。
【0030】C1−1とR1−2の交点とグランド間に
は、トランジスタTR1−2が接続される。端子P7に
は、シーケンスコントローラより現像器選択信号が入力
される。端子P1に接続される現像器が非現像中は、P
7は高レベルに保たれ、トランジスタTR1−2は導通
状態になる。
【0031】このようにトランジスタTR1−2が導通
すると、高周波発振回路6の出力信号はパルストランス
T2−1に給電されないので、高耐圧トランジスタTR
1−1は遮断状態となり、ブリッジ回路のD1−1ない
しD1−4は全て遮断して、現像バイアス電源出力と端
子P1は完全に遮断される。
【0032】端子P1に接続される現像器が現像状態に
入ると、P7は低レベルに保たれ、トランジスタTR1
−2は遮断状態になる。TR1−2が遮断すると、発振
回路6の出力信号はパルストランスT2−1の1次側に
給電され、高耐圧トランジスタTR1−1は導通状態に
なり、ブリッジ回路のD1−1ないしD1−4は全て導
通して、現像バイアス電源出力と端子P1は完全に接続
される。発振回路6は、少なくとも現像ACバイアス周
波数の10倍以上の高周波出力を発生させる。
【0033】出力端子P1には、グランド間に概略10
0KΩ以上の高抵抗(R1−1)が接続され、非現像中
の現像器のスリーブ電圧をグランドに保持するようにす
る。
【0034】図3は、電子スイッチの動作の様子を示す
タイミングチャートである。図3において、(A)は高
周波発振回路6(図2)の出力を示し、(B)は端子P
1を示す。
【0035】そして、現像バイアスACの周波数は、1
〜2KHzにえらばれる。又、パルストランス駆動用の
発振回路6は、概略100KHzに設定される。高耐圧
トランジスタTR1−1は、TR1−2が遮断状態にな
ると、発振回路6の出力の周期でオン,オフを繰返す。
オンのタイミングで、負荷容量を昇圧トランスT1の2
次巻線出力電位まで充電する。オフ時には、出力のブリ
ーダ抵抗R1−1の値がブリッジ回路のオン抵抗に比較
して十分大きく選ばれるので、若干の放電によるレベル
低下で留る。
【0036】次にこの発明の第2実施例について図4を
用いて説明する。図4はこの発明の第2実施例の動作タ
イミング図である。第2実施例の構成は前記第1実施例
と同様であるのでその説明は省略する。
【0037】図4において、(C)は昇圧トランスT1
の2次巻線出力、(D)は端子P7の入力、(E)は端
子P1の出力、(F)は端子P1出力時間軸拡大図のそ
れぞれを示している。この第2実施例は、スイッチ切換
えの所定タイミング前に、現像バイアスのAC出力、D
C出力をゼロにしておき、切換え後、所定タイミング後
にAC出力、DC出力を所定の現像レベルに戻すもので
ある。このように現像バイアス電源のソフトスタート機
能を生かすことが出来、切換えタイミングでのオーバー
シュートを押えることができる。
【0038】次にこの発明の第3実施例について図5を
用いて説明する。図5はこの発明の第3実施例の詳細な
電気回路図である。この第3実施例は、図5に示すよう
に休止中の現像器のスリーブに所定の直流高圧を印加で
きるようにしたものである。
【0039】図5において、休止バイアス電源7は、休
止中の現像器から感光ドラム100(図7)にトナーに
移動しないように所定の直流高圧を出力する。出力レベ
ルは、正極性の感光体で、負極性のトナーの場合は、潜
像電位の最大値付近に選ばれる。
【0040】次にこの発明の第4実施例について図6を
用いて説明する。図6はこの発明の第4実施例の詳細な
電気回路図である。図6において、高耐圧トランジスタ
TR−1のスイッチングスピードを改善するために、パ
ルストランスT2−1の2次側の整流ダイオードを無く
して、トランスの2次巻線を直接ベース、エミッタに接
続するようにしたものである。
【0041】次にこの発明の第5実施例について説明す
る。図8はこの発明の第5実施例を示す詳細回路図であ
る。図8において、3のシーケンスコントローラー内に
は、マイクロプロセッサー51、D/Aコンバータ52
が含まれる。
【0042】マイクロプロセッサー51内部のプログラ
ム制御可能な周波数カウンターの出力が、端子P51を
介して、AC駆動回路5に入力される。該出力は、イン
バータQ53、ベース駆動回路56,57を介して、T
1の1次側駆動用のスイッチングトランジスタQ51,
Q52に加えられ、これをドライブする。T1の1次巻
線の中間タップには、DC−DCコンバータ53の出力
電圧が給電される。
【0043】DC−DCコンバータの入力には、マイク
ロプロセッサーの内部プログラミングによって制御され
るデジタル量を、D/Aコンバータ52でアナログ変換
した電圧が、端子P5を介して加えられる。
【0044】DC−DCコンバータ53の出力には、該
入力に比例した大電力の電圧が出力される。AC高圧ト
ランスT1の2次高圧巻線には、該コンバータ53の出
力に比例した振幅と、P51に加えられた信号周波数を
持つAC高圧が得られることは言うまでもない。現像D
Cバイアスの制御値は、マイクロプロセッサー51の内
部プログラミングによって制御される。
【0045】該制御値は、52のD/Aコンバータでア
ナログ値に変換され、端子P6を介して誤差増幅器54
の非反転入力端子に入力される。誤差増幅器54は該制
御値と現像DC電源出力の検出値とを比較して、比較結
果をPWM回路55へ入力する。
【0046】スイッチS1〜S4の切換に同期してAC
バイアス成分の振幅,周波数,及びDCバイアス電源の
出力値が切換制御される。
【0047】つまり、各色現像器の現像特性は各色毎に
異なるのでそれに応じて最適なAC振幅,周波数及びD
Cバイアス値が選択されるので、複数現像器に対して一
つの電源でも各色現像特性に合わせた現像が可能とな
る。
【0048】図7にこの発明が適用可能な像担持体であ
る感光ドラム周りに複数の現像器を配設し、多色画像の
形成可能な画像形成装置を示す。図7において、感光ド
ラム100周りに一次帯電器101、4つの現像器10
2(ブラックトナーを有するブラック現像器102K、
マゼンタトナーを有するマゼンタ現像器102M、シア
ントナーを有するシアン現像器102C、イエロートナ
ーを有するイエロー現像器102Y)、転写ドラム10
3、クリーニング器104が配設されている状態を示し
ている。なお、図中105は転写帯電器、120はレー
ザ光等の露光用イメージ光である。記録紙Pは転写ドラ
ム103に巻回され、順次感光ドラム上の各色像が転写
される。
【0049】ここで、ブラック現像器102Kには一般
に1成分の磁性トナーが用いられているが、他のマゼン
タ、シアン、イエロー現像器102M、102C、10
2Yには磁性キャリアと非磁性トナーとからなる2成分
現像剤が用いられている。これは磁性トナーは磁性材料
として黒いマグネタイトを使用するため、マゼンタ、シ
アン、イエロー色を必要とするトナーには不向きである
からであり、マゼンタ、シアン、イエロートナーには非
磁性トナーが用いられ、現像作業に当り磁性キャリアと
混合して用いられる。
【0050】このように各現像器は固定形式であるの
で、現像器移動による振動で画像が劣化することがな
い。
【0051】以上説明した第1実施例ないし第5実施例
から、下記の項目(イ)ないし(ニ)の画像形成装置も
この発明の範囲に属するものである。 (イ)高耐圧トランジスタの代りに、高耐圧のFETも
しくはその他の高耐圧スイッチング素子を用いる画像形
成装置。
【0052】(ロ)高耐圧トランジスタのベース駆動用
のパルストランスの1次側には、現像交流バイアスの周
波数より十分高周波の駆動パルスを、接続された現像器
の現像期間だけ通電する画像形成装置。
【0053】(ハ)電子スイッチと現像器の接続部と、
グランド間に概略1〜100MΩの抵抗を挿入する画像
形成装置。
【0054】(ニ)電子スイッチが、現像バイアス電源
出力を次の現像器へ切換えるタイミングでは、現像バイ
アス電源出力は、交流出力,直流出力ともにゼロに制御
される画像形成装置。
【0055】この発明は固定式の現像器に対して好適で
あるが、これに限らず、回転により現像器を切換える型
あるいは昇降により現像器を切換える型にも適用可能で
ある。
【0056】又、本実施例ではACとDCを重畳した現
像バイアスを用いたが、DCバイアスのみ、あるいはA
Cバイアスのみの場合にも適用可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、高価な現像バイア
ス電源を、現像器の数だけ保有する必要がなくなり、1
個の電源のみですむ。
【0058】また、複数の現像器を感光体に対して固定
することにより、現像器の機械的着脱をなくすことがで
きるので、画像形成スピードを上げることができ、現像
器移動にともなう、機械的振動による画像劣化を除去で
きる。また、スイッチとして用いられるパルストランス
を高周波駆動することによって、パルストランスを小型
化し、電子スイッチの高速切換えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例である画像形成装置の
構成図
【図2】 第1実施例の詳細回路図
【図3】 第1実施例の電子スイッチの動作タイミング
【図4】 この発明の第2実施例の動作タイミング図
【図5】 この発明の第3実施例の詳細回路図
【図6】 この発明の第4実施例の詳細回路図
【図7】 本発明を実施し得るカラー画像形成装置の要
部断面図
【図8】 この発明の第5実施例の詳細回路図
【符号の説明】
A 現像バイアス電源 B 電子スイッチ回路 C 給電制御手段 1 現像ACバイアス電源 2 現像DCバイアス電源 3 シーケンスコントローラ 4−1,4−2,4−3,4−4 現像器 P1,P2,P3,P4 出力端子 S1,S2,S3,S4 電子スイッチ なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の現像器と、前記現像器に給電する
    現像バイアス電源と、前記現像バイアス電源の出力を、
    画像形成のためのシーケンス制御信号に応じて選択され
    た現像器に給電するスイッチ手段と、前記それぞれの現
    像器の現像期間前記現像バイアス電源の出力を現像中の
    現像器に給電するように制御する給電制御手段と、を具
    備してなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 スイッチ手段は高耐圧ダイオードによる
    ブリッジ整流回路と、前記整流回路の直流出力部に接続
    された高耐圧スイッチング素子と、前記スイッチング素
    子のベース駆動用のパルストランスと、前記パルストラ
    ンスの一次側駆動回路と、を具備してなることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 静電潜像が形成される感光体を有し、複
    数の現像器は前記感光体に対して固定的に配設されてな
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 現像バイアス電流は直流成分および交流
    成分の両方を含んでなることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数の現像器と、前記現像器に給電する
    現像バイアス電源と、前記現像バイアス電源の出力を、
    画像形成のためのシーケンス制御信号に応じて選択され
    た現像器に給電するスイッチ手段と、前記現像バイアス
    電源は、選択された現像器毎にその出力特性を切換える
    切換手段と、を具備してなることを特徴とする画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 スイッチ手段は高耐圧ダイオードによる
    ブリッジ整流回路と、前記整流回路の直流出力部に接続
    された高耐圧トランジスタと、前記トランジスタのベー
    ス駆動用のパルストランスと、前記パルストランスの1
    次側駆動回路を有してなることを特徴とする請求項5記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 静電潜像が形成される感光体を有し、複
    数の現像器は前記感光体に対して固定的に配設されてな
    ることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 現像バイアス電流は直流成分及び交流成
    分の両方を含んでなることを特徴とする請求項5記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 切換手段は前記現像器毎にその出力の振
    幅を切換えることを特徴とする請求項5記載の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】 現像バイアス電源は交流成分を含むこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 切換手段は現像器毎にその直流成分の
    出力電圧を切換えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 切換手段は現像器毎にその周波数を切
    換えることを特徴とする請求項10記載の画像形成装
    置。
JP4285808A 1991-10-24 1992-10-23 画像形成装置 Pending JPH05197254A (ja)

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