JPH0519599A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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Publication number
JPH0519599A
JPH0519599A JP3169991A JP16999191A JPH0519599A JP H0519599 A JPH0519599 A JP H0519599A JP 3169991 A JP3169991 A JP 3169991A JP 16999191 A JP16999191 A JP 16999191A JP H0519599 A JPH0519599 A JP H0519599A
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JP
Japan
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speed
signal
image
exposure
offset
Prior art date
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Pending
Application number
JP3169991A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hirahata
真一 平畑
Tsutomu Ohashi
勉 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP3169991A priority Critical patent/JPH0519599A/ja
Publication of JPH0519599A publication Critical patent/JPH0519599A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多少の速度ムラを伴って画像露光面を移動さ
せていても簡易な構成で画像露光面での露光ムラのない
高品質な画像を得ることができる画像露光装置を提供す
ることにある。 【構成】 入力される画像信号に所定値を乗算回路に
より乗算して露光手段に印加する。また、移動する画像
露光面の速度ムラを速度ムラ検出手段により検出して、
オフセット手段によりオフセットを加えて、単一の極性
とした後、画像信号と乗算し、露光手段に印加して速度
ムラを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像露光装置に関し、
更に詳細には、移動する画像露光面の速度ムラを検出
し、露光手段の光ビームの強度を補正することにより画
像露光面の露光量のムラを除去できる画像露光装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像露光装置に於いて
は、移動手段により感光体を移動させながら、入力され
る画像信号に基づいて露光ビームの時間幅あるいは強度
を変化させて感光体を露光していたが、一般に移動手段
はモータの回転をギア等により減速して適当な速度とし
て感光体を移動させていたので数Hzから数十Hzの速度
ムラが発生する。それに伴い、感光体の露光量(光強度
と露光時間の積)の大きさが変化し、露光ムラとなって
形成された画像に縞が発生し、形成された画像の品質を
低下させていた。この露光ムラを軽減するために本出願
人は、さきに、半導体レーザ素子を有する画像露光装置
において、上記速度ムラを検出して速度ムラに応じ、補
正電流印加手段により補正電流を印加して露光量を補正
する技術を提案していた(特願平3−24515号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案においては、補正電流印加手段は感光体の速度ムラに
応じて補正電流を印加する構成であり、すなわち、感光
体が所定の速度より速い時は電流を吐き出し、また感光
体が所定の速度より遅い時には電流を吸い込むので、補
正電流印加手段は電流を吐き出す機能と吸い込む機能が
必要であり、回路が複雑になるという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は多少の速度ムラを伴
って感光体を移動させても露光ムラのない高品質な画像
を簡易な構成で得ることができる画像露光装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画像露光装置は、外部より入力される画像
信号により変調された露光ビームを発生する露光手段
が、移動手段により所定速度で移動する感光体を露光す
る画像露光装置において、移動する感光体の速度ムラを
検出し、速度ムラ信号として出力する速度ムラ検出手段
と、該速度ムラ信号に所定のオフセット値を加えるオフ
セット手段と、オフセット値が加えられた速度ムラ信号
と画像信号を乗算する第1の乗算手段と、画像信号に
(1−オフセット値)を乗算する第2の乗算手段とを具
備している。
【0006】
【作用】速度ムラ検出手段は、移動する感光体の速度ム
ラを検出し、速度ムラ信号として出力する。
【0007】オフセット手段は上記速度ムラ信号に所定
のオフセット値を加え、オフセット速度ムラ信号とす
る。速度ムラ信号は所定の速度より速い時は正の極性で
あり、所定の速度より遅い時は負の極性であるが、オフ
セット値は速度ムラ信号の最大値よりも大きな値なの
で、オフセット速度ムラ信号は単一の極性となる。
【0008】第1の乗算手段はオフセット速度ムラ信号
と画像信号を乗算する。オフセット速度ムラ信号と画像
信号は共に単一の極性しかとらないので該乗算出力もま
た単一の極性である。
【0009】第2の乗算手段は画像信号に(1−オフセ
ット値)を乗算する。
【0010】第1の乗算手段の出力と、第2の乗算手段
の出力を露光手段に印加して、露光動作を行う。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】図1乃至図5を参照して本実施例の画像露
光装置全体の構成の概略を説明する。
【0013】半導体レーザ1は図5に示すような特性を
有しており、駆動電流に応じた光強度のレーザビームを
出射する。また、温度が高くなるとしきい値電流が大き
くなる特性を有している。出射されたレーザビームはコ
リメータレンズ12により平行なレーザビームとなる。
【0014】走査装置8は周知の回転多面鏡81とf−
θレンズ82からなり、該レーザビームにより感光紙1
1を幅Lで走査する。
【0015】ドライブ回路2は入力される画像信号に比
例した駆動電流を半導体レーザ1に印加するものであ
る。
【0016】速度検出装置5は感光紙11が巻装されて
所定の周速で回転する回転ドラム10の回転速度を検出
し速度信号を出力する。
【0017】速度ムラ検出回路6は、該速度信号から速
度ムラを検出し速度ムラ信号を出力する。速度検出装置
5と速度ムラ検出回路6とが速度ムラ検出手段を構成し
ている。
【0018】オフセット回路7は該速度ムラ信号に例え
ばオフセット値0.01を加え、オフセット速度ムラ信
号として出力する。
【0019】本発明の第1の乗算手段である乗算回路9
は、図示および説明を省略する画像データ発生装置が発
生する画像信号と、該オフセット速度ムラ信号とを乗算
して速度ムラ補正信号として出力する。
【0020】しきい値電流回路3は半導体レーザ1のし
きい値電流に相当するしきい値信号を出力するものであ
る。
【0021】前記オフセット値が0.01の場合には乗
算回路4は入力される画像信号に1からオフセット値を
減じた0.99を乗算して補正画像信号として出力す
る。乗算回路4が本発明の第2の乗算手段を構成してい
る。
【0022】ドライブ回路2は入力される速度ムラ補正
信号と、しきい値信号と、補正画像信号の3つの信号の
総和に対応する電流で半導体レーザ1を駆動する。
【0023】ドライブ回路2は図2に図示するようにD
/Aコンバータ21、22、23と電流駆動回路24、
25、26とから構成され、各D/Aコンバータに入力
される信号に比例した電流を各電流駆動回路が半導体レ
ーザ1に印加する。すなわち、半導体レーザ1には電流
駆動回路24、25、26が発生する電流の総和が印加
される。
【0024】しきい値電流回路3は図3に図示する構成
であり、半導体レーザ1と同じパッケージに組み込まれ
たモニター用のフォトダイオード31により検出される
光電流をアンプ32で増幅し、基準電圧33とコンパレ
ータ34で比較し、しきい値電流近傍の小さな光強度で
発光するように、コンパレータ34の比較結果によりカ
ウンタ35の計数値を増減して、しきい値信号を出力す
るものである。この計数値を増減する制御動作は、図示
および説明をしない制御信号が制御回路36に入力され
ると行われ、その際には電流駆動回路24、26、はそ
の動作を停止し、しきい値電流回路3の計数値を決定す
るようになっている。
【0025】また、制御信号は感光体11を露光する本
来の露光動作の合間に間欠的に入力されるものであり、
この制御動作は画像の露光動作を妨げないようにおこな
われる。露光動作中はこの決定された計数値により電流
が印加されるので、しきい値電流回路3によって発光す
る光強度は、温度等が変化して半導体レーザ1のしきい
値電流が変化しても一定の小さな値となる。
【0026】速度検出装置5は図1に図示するように回
転ドラム10の中心軸に連結された速度発電機からな
り、回転ドラム10の周速をVとして、速度信号V±Δ
Vを出力する。ここでΔVは速度ムラの成分であり、
「+」は増速を、また、「−」は減速を表す。
【0027】レーザビームの感光紙11上のスポット面
積はSであり画素の大きさも同じSである。
【0028】次に、上述されたように構成された画像露
光装置の動作について説明する。
【0029】動作が開始されると、感光紙11が巻装さ
れた回転ドラム10は所定の周速度Vで回転する。この
とき回転ドラム10は上述した機構的な理由によりわず
かに速度ムラ±ΔVを含んだ周速度V±ΔVで回転して
いる。速度ムラ検出装置5は回転ドラム10の回転中心
軸に取り付けられており、この速度ムラを含んだ実際の
回転ドラム10の速度信号V±ΔVを出力する。
【0030】速度ムラ検出回路6は、図4に図示するよ
うに、引算回路61と除算回路62から構成されてお
り、引算回路61により該速度信号V±ΔVから所定速
度Vを引いて±ΔVとした後、除算回路62により所定
速度Vで除して±ΔV/Vなる速度ムラ信号を出力す
る。
【0031】オフセット回路7は、上述の速度ムラ信号
±ΔV/Vにオフセット値0.01を加え、0.01±
ΔV/Vなるオフセット速度ムラ信号を出力する。ここ
で、回転ドラム10は図示及び説明をしない周知のサー
ボ手段により回転駆動されており、速度ムラ信号±ΔV
/Vの絶対値は0.01より十分小さく、オフセット速
度ムラ信号は負の値になることはなく、常に正の値であ
る。
【0032】乗算回路9は、該オフセット速度ムラ信号
0.01±ΔV/Vと入力される画像信号dとを乗算し
て速度ムラ補正信号として出力する。その出力は次に示
す式1のように表される。
【0033】 (0.01±ΔV/V)×d (式1) また、入力される画像信号dは乗算回路4で、1−オフ
セット値=0.99を乗算して、0.99×dとし、補
正画像信号として出力する。
【0034】ドライブ回路2は上述した補正画像信号
と、しきい値信号と、速度ムラ補正信号を各々電流に変
換し半導体レーザ1を駆動する。半導体レーザ1を駆動
する電流値Iは、電流に変換する変換係数をkとして、
次に示す式2のように表される。
【0035】
【数1】
【0036】半導体レーザ1が出射するレーザビームの
光強度Pは、k×THなる電流がしきい値電流に等しい
ので、ηを半導体レーザ1の電流−光強度変換効率(量
子微分効率)として、次に示す式3で表される。
【0037】
【数2】
【0038】このときの感光紙11の各画素が受ける露
光量Eは前述したようにレーザビームの光強度と露光時
間の積であるから、次に示す式4で示される。
【0039】
【数3】
【0040】となり、露光量Eは速度ムラ±ΔVの影響
を受けない。すなわち、速度ムラの影響を受けない露光
が行われる。
【0041】露光手段に印加する電流は吐き出すあるい
は吸い込むだけのどちらか一方のみの構成となり、簡単
な構成で濃淡の縞のない高品質な露光を行える。
【0042】なお、本発明は以上詳述した実施例に限定
されるものではなく種々の変形、改良が可能である。例
えば、本実施例ではオフセット値を0.01としたがこ
の値に限定されるものではなく、本発明の精神に反しな
い限り各種の値に設定が可能である。また、本実施例で
は半導体レーザを用いたが、LEDアレイ等を用いても
良い。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明によれば、速度ムラ検出手段により検出した速度
ムラ信号をオフセット手段により、単一の極性として半
導体レーザに補正電流を印加してレーザビームの光強度
を補正しているので、簡易な回路で速度ムラを補正して
縞のない高品質な画像を得ることができる画像露光装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像露光装置の構成を示す図である。
【図2】ドライブ回路の構成を示す回路図である。
【図3】しきい値電流回路の構成を示す図である。
【図4】速度ムラ検出回路の構成を示す図である。
【図5】半導体レーザの特性を示した図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 ドライブ回路 3 しきい値電流回路 4 乗算回路 5 速度検出装置 6 速度ムラ検出回路 7 オフセット回路 8 走査装置 9 乗算回路 10回転ドラム 11感光紙 12コリメータレンズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 外部より入力される画像信号により変調
    された露光ビームを発生する露光手段が、移動手段によ
    り所定速度で移動する感光体を露光する画像露光装置に
    おいて、 移動する感光体の速度ムラを検出し、速度ムラ信号とし
    て出力する速度ムラ検出手段と、 該速度ムラ信号に所定のオフセット値を加えるオフセッ
    ト手段と、 オフセット値が加えられた速度ムラ信号と画像信号を乗
    算する第1の乗算手段と、 画像信号に(1−オフセット値)を乗算する第2の乗算
    手段とを具備し、 第1の乗算手段の出力と、第2の乗算手段の出力を露光
    手段に印加するように構成され、第1の乗算手段の出力
    は単一の極性であることを特徴とする画像露光装置。
JP3169991A 1991-07-10 1991-07-10 画像露光装置 Pending JPH0519599A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3169991A JPH0519599A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 画像露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3169991A JPH0519599A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 画像露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0519599A true JPH0519599A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15896571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3169991A Pending JPH0519599A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 画像露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0519599A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6370175B1 (en) 1998-04-13 2002-04-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Laser beam luminous energy correction method, laser driving apparatus, laser beam scanner and image recording device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6370175B1 (en) 1998-04-13 2002-04-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Laser beam luminous energy correction method, laser driving apparatus, laser beam scanner and image recording device

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