JPH0519572A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0519572A
JPH0519572A JP19733191A JP19733191A JPH0519572A JP H0519572 A JPH0519572 A JP H0519572A JP 19733191 A JP19733191 A JP 19733191A JP 19733191 A JP19733191 A JP 19733191A JP H0519572 A JPH0519572 A JP H0519572A
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Japan
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recording electrode
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electrode
image
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JP19733191A
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Toshihiko Ochiai
俊彦 落合
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録電極−記録媒体間に記録に十分な現像剤が
常時存在し、画像の濃淡むらを防止すること。 【構成】記録電極1とスリーブ3との間には、固定磁石
14が設けられており、異極性どうしが隣合うように2個
の磁石が併設されている。これによって、記録電極1直
上に常時記録に必要な磁力が存在し、記録電極1−記録
シート5間に記録に十分なトナー穂を形成して、交番磁
界のピッチによる画像の濃淡むらが生ずることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現像剤を記録媒体に静電
的に付着させて画像を形成するプリンター,ディスプレ
イ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像情報に応じて画像形成する装置は種
々のものが開発されており、その中に微粉末現像剤であ
る導電性磁性トナーを用い、そのトナーを静電的に記録
媒体に付着させて画像を形成する画像装置がある。
【0003】例えば特公昭51-46707号公報、USP3914
771 号、特公昭55-30228号公報、及びUSP3816840 号
等に示す方法が提案されている。図7に示すように、非
磁性円筒スリーブ(以下単に『スリーブ』と言う)50の
外周に有する導電性磁性現像剤(以下『トナー』と言
う)51を、上記スリーブ50と同軸に設けられた回転磁石
(以下マグネットローラ』と言う)52の交番磁界によっ
て、上記スリーブ50の外周面に付着させて搬送する。そ
して、上記トナー51をスリーブ50の外周面上に軸方向に
沿って密に配列された記録電極53を通過させ、上記スリ
ーブ50に近傍して設けられた内側より導電層54b,絶縁
層(又は誘電層)54aを積層してなる記録媒体54に物理
的に接触しているときに記録制御部55によって電圧を印
加する。この時上記記録電極53と記録媒体54の導電層54
bとの間に画像情報に応じた電圧を印加することによっ
て、記録媒体54の絶縁層54aにトナー51を付着させて画
像を形成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、図7に示すように、スリーブ50内のマグネ
ットローラ52は異極性の磁石が交互に併設されており、
このマグネットローラ52の回転により形成される交番磁
界によりトナー51はスリーブ50の外周面に沿って搬送さ
れる。記録電極53付近では、上記マグネットローラ52の
磁極が電極直下に位置しているときはトナー穂が形成さ
れているため、記録電極53に信号電圧が印加されると記
録媒体54に対してスリーブ50の長手方向に鮮明な画像を
形成することができる。
【0005】しかしながら、上記マグネットローラ52の
磁極間が電極直下に位置しているときは、トナー51が十
分に存在せずトナー穂の谷間にあるため、記録電極53に
信号電圧が印加しても画像濃度が薄くなったりスリーブ
50の長手方向に画像がぼける場合おそれがあった。この
ことから、以下に述べる課題が生ずる。マグネットロー
ラ52の磁極の位置と記録電極53の信号電圧のタイミング
がずれた場合に、濃淡むらが生ずる。また上記マグネッ
トローラ52の回転数を上げる場合には、モータの回転数
を増加させることを要し、装置が大型化し、消費電力が
増加する。更に記録媒体54の移動速度を遅くする場合に
は、記録時間若しくは表示時間が長くなるため、製品と
してのメリットがなくなる。
【0006】上記課題を解決するために、記録電極53を
マグネットローラ52の磁極が通過するタイミングと記録
電極53に信号電圧が印加されるタイミングを同時に行う
ことで、画像の濃淡むらを解消することが可能である
が、同期取りの回路が必要となりコスト高となり、また
同期取りができたとしても記録速度をあげるためには、
記録媒体54の移動速度と共にマグネットローラ52の回転
数を上げなければならず消費電力が増大するおそれがあ
った。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、記録電極−記録媒体間に記録に必要な現像剤が常
時存在して画像の濃淡むらを防止した画像形成装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される代表的な手段
は、画像情報に応じて現像剤に電圧を印加するための記
録電極と、前記記録電極に画像情報に応じた信号電圧を
印加するための駆動手段と、前記記録電極に近接して相
対的に移動可能な現像剤を付着させて画像を形成するた
めの記録媒体と、前記記録電極を支持する非磁性部材を
用いて前記記録電極と記録媒体との間に現像剤を供給す
るための現像剤供給手段とを有し、前記非磁性部材と記
録電極との間に複数の磁石を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】前記構成によれば、非磁性部材と記録電極との
間に複数の磁石が設けたことにより、常時記録電極直上
に磁力が作用することから、例えば非磁性部材に内包さ
れる回転磁石が回転しても一定以上の磁力が保持され、
記録信号のON−OFFに関係なく記録電極−記録媒体
間に現像剤を充填することができる。また前記磁石は複
数の磁極を有することから、非磁性部材に内包された回
転磁石と相まって現像剤を搬送することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を適用した画像
形成装置の一実施例について説明する。図1は記録電極
−記録媒体間の模式説明図、図2は記録電極上の磁束パ
ターンを示す説明図、図3は画像形成装置の概略構成を
示す断面説明図、図4は記録媒体の一部拡大断面図であ
る。
【0011】先ず図1乃至図4を参照して画像形成装置
の概略構成について説明する。図3に於いて、1は画像
情報に応じて現像剤に電圧を印加するための記録電極で
ある。この記録電極1は、導電性磁性現像剤(以下『ト
ナー』と言う)2を供給するための非磁性部材(アルミ
ニウム管若しくはステンレス管等)である非磁性円筒ス
リーブ(以下単に『スリーブ』と言う)3の外周面上に
両面テープ等により貼着されている。
【0012】上記記録電極1は、図1に示すように、フ
レキシブルプリント基板1aに電極パターンが軸方向に
密に設けられている。上記記録電極1は、剛性基板1b
に設けられた記録素子1cに連結されており、上記記録
電極1の先端部には記録に寄与する導体部1dが露出し
て設けられている。上記導体部1dはエッチングにより
形成されており、0.1 mm〜0.6 mmピッチ(本実施例
では0.36mmピッチ)で銅パターンの上にハンダメッ
キ、又は金、又は強磁性材料(ニッケル,鉄,パーマロ
イ等)を重合させて構成されている。また上記フレキシ
ブルプリント基板1aには前記スリーブ3の軸方向に沿
って複数のトナー通し穴1eが穿孔されている。前記ス
リーブ3の外周上を矢印a方向に搬送されるトナー2
は、上記トナー通し穴1eを通過して前記導体部1dに
到達するように構成されている。
【0013】前記スリーブ3には、回転磁石(以下『マ
グネットローラ』と言う)4が同軸状に取り付けられて
いる。このマグネットローラ4は図示しない駆動モータ
により回転駆動され、このマグネットローラ4が形成す
る交番磁界により前記トナー2を前記スリーブ3の外周
面に沿って搬送するものである。前記スリーブ3及びマ
グネットローラ4は、図3に示すように現像器7内に収
納されている。
【0014】前記記録電極1より0.2 mm以上2mm以
下(本実施例では0.3 mm以上1.2mm以下)の距離を
おいて、トナー2を静電的に付着させて画像を形成する
ための記録媒体である無端ベルト状の記録シート5が配
置されている。上記記録シート5は、搬送手段である上
下に対をなして配設された駆動ローラ6aとテンション
ローラ6bとの間に掛け渡されている。上記駆動ローラ
6aは図示しない駆動モータにより駆動ローラ6aは回
転駆動され、前記記録シート5を図3の矢印b方向に搬
送するものである。
【0015】上記記録シート5は、図4に示すように、
ブチラール樹脂, ウレタン樹脂,ナイロン樹脂,フェノ
ール樹脂,又はポリエステル系樹脂等のプラスチック製
樹脂を主成分とする透明材料からなる表面層5a、酸化
チタン,酸化アルミニウム,酸化スズ,酸化インジウム
等とプラスチック製樹脂からなる白色層5b、導電性を
持たせるためのアルミニウム又はITO(インジウムと
スズの酸化物)を蒸着した導電層5c、及びポリエチレ
ンテレフタレート,ポリエチレン,ポリプロピレン等の
プラスチック性樹脂からなる基材5dを重合させて構成
されている。
【0016】上記表面層5aは誘電層で厚さは1〜20μ
m好ましくは1〜5μmで体積抵抗値は1×107 〜1×
1016Ωcm好ましくは1×109 〜1×1013Ωcm、上記
白色層5bの厚さは5〜30μm好ましくは5〜10μmで
体積抵抗値は1×100 〜1×107 Ωcm好ましくは1×
101 〜1×105 Ωcm、上記導電層5cの厚さは800Å
〜1000Åで体積抵抗値は1×100 〜1×102 Ωcm、上
記基材5dの厚さは100 〜200 μmである。
【0017】また図3において、8は前記記録電極1に
対して画像情報に応じた電圧を印加するための記録制御
部である。この記録制御部8は、画像情報に応じた信号
電圧を前記記録シート5の導電層5cに印加して表面層
5a上にトナー2を静電的に付着させて画像を形成させ
るものである。例えば、上記記録制御部8からの信号電
圧が+30Vが印加されたときはトナー2が記録シート5
に付着し、0V時には付着しないというようにして画像
形成を行う。
【0018】9は前記記録シート5上形成された画像を
外部に表示するための画像表示部であり、10は装置本体
の背板11に図示しない支持部材により取り付けられたク
リーニング部材である。このクリーニング部材10は、ク
リーニング部材本体10aと軟質で導電性の刷毛10bとか
ら構成され、その刷毛10bを適当な角度及び距離をもっ
て記録シート5を摺擦することにより、上記記録シート
5上に付着しているトナー2をスリーブ3上にかき落と
すものである。上記クリーニング部材10としては、カー
ボン繊維、複合化により導電性を有する軟質性プラスチ
ック(ポリエチレン,ポリプロピレン)、ウレタンゴ
ム、或いはシリコン等の材料が用いられる。
【0019】また前記記録シート5を介してクリーニン
グ部材10に対向する位置には、前記記録シート5を支持
するための非磁性部材12及びトナー2を回収するための
磁石13が配設されている。
【0020】更に前記記録電極1とスリーブ3との間に
は、固定磁石14が設けられており、図1に示すように、
異極性どうしが隣接するように2個の磁石が併設されて
いる。上記固定磁石14は、厚さ0.5 mm〜5mm程度の
もので、磁極のピッチはマグネットローラ4の磁極ピッ
チと同じでも異なってもよい。
【0021】前記マグネットローラ4によりスリーブ3
の外周に付着して搬送されたトナー2は、記録電極1の
トナー通し穴1eを通過して導体部1d上に搬送され
る。この時上記記録電極1に画像情報に応じて電圧を印
加することにより、トナー2を記録シート5に付着させ
て画像を形成することができる。尚、記録電極1上で画
像形成に寄与しなかったトナー2は、スリーブ3より現
像器7内に落下して、記録シート5に形成された画像に
影響を与えることがない。
【0022】上記記録シート5上に形成された画像は、
駆動ローラ6aの回転によってその記録シート5が図3
の矢印b方向に搬送され、画像表示部9を通過するとき
外部に表示される。そして、上記画像表示部9を通過し
た記録シート5は、前記クリーニング部材10に摺擦され
て付着したトナー2が剥ぎ取られると共に帯電履歴を消
去される。上記トナー2は前記スリーブ3上に落下して
再度搬送されて次の記録に備える。尚、本発明で用いら
れるトナー2は磁性であり例えばアクリル系,ナイロン
系,ポリエチレン,ポリプロピレン等のプラスチック樹
脂と、重量比1〜10%のカーボンと、重量比40〜70%の
フェライトを含有しており、粒径は1〜15μm好ましく
は3〜12μm、体積抵抗値としては1×102 〜1×109
Ωcmのものが用いられている。
【0023】次に本発明の特徴を最も良く表した記録電
極−記録シート間の模式図を図1に示す。本実施例で
は、スリーブ3として厚さ1.5 mmで外径40mmのステ
ンレスパイプの中に、外径36mmで磁極のピッチは約3.
3 mmのマグネットローラ4(34極)が内包されてお
り、これに対する固定磁石14の磁極ピッチは1.5 mmで
ある。また固定磁石14の表面直上の磁力G1 は180 〜22
0 ガウスであり、マグネットローラ4の表面直上の磁力
2 は300 〜350 ガウスである。また記録シート5の搬
送速度としては、130mm/sec の時、マグネットロー
ラ4の回転数は最小で200 r.p.m であった。
【0024】図2は記録電極1上に磁束メータのプロー
ブ(BELL社製ガウスメータ)を設置して記録電極1
上の磁束密度がマグネットローラ4の回転によりどのよ
うに変化するかを示すものである。図中実線部は実測値
であり点線部は固定磁石14がない場合の記録電極1直上
での磁束密度の変化を示す。は固定磁石14のS極とマ
グネットローラ4のN極とが重なった場合を示してお
り、記録電極1直上での最大磁束密度は350 ガウスを示
している。は固定磁石14のS極とマグネットローラ4
の磁極間が重なった場合を示しており、記録電極1直上
での最大磁束密度は約300 ガウスを示している。は固
定磁石14のS極とマグネットローラ4のS極とが重なっ
た場合を示しており、相互に反発し合って記録電極1直
上での最大磁束密度は約250 ガウスを示している。よっ
て、記録電極1直下の固定磁石14とマグネットローラ4
との影響により、記録電極1上の磁束密度は250 〜350
ガウスの範囲で振動しており、この磁界により記録電極
1上のトナー2は搬送される。
【0025】これに対し、固定磁石14がない場合には、
記録電極1上の磁束密度は、図の破線で示すように最大
で200 ガウス程度である。よって、マグネットローラ4
の磁極間が記録電極1の直下に位置する場合には、記録
電極−記録シート間の磁束密度が不足して記録シート5
までトナー穂が伸びず接触しないため、画像形成を行う
ことができない。特に多極のマグネットローラ4を使用
する場合には、極数が多くなるほど1極当たりの極上で
の磁力が低下するため、スリーブ3の周面より離れた記
録電極1上では更に磁力が低下しているので画像形成能
力が不十分となる。
【0026】本実施例では、記録電極1とスリーブ3と
の間に磁極の異なる固定磁石14を併設したことにより、
記録電極1直上に常時画像形成に必要な磁力が存在して
記録電極1−記録シート5間に記録に十分なトナー穂を
形成することができ、マグネットローラ4の回転による
交番磁界のピッチに関係なく鮮明な画像を得ることがで
きる。また前記トナー2の穂は常時記録電極1−記録シ
ート5間に存在するので、両者間のギャップを拡大して
装置の大型化を図ることができる。また前記トナー2の
搬送速度を上げるためスリーブ3に内包されたマグネッ
トローラ4の回転数を上げる必要がないため、省電力化
を図ることができる。また記録速度とマグネットローラ
4の回転数を独立の関係にできるため、記録速度を回転
数と無関係に変化させることができる。
【0027】尚、固定磁石14の磁極が同極どうしで併設
されている場合には、1極の磁力が200 ガウスでも反発
し合った場合は常に強い磁力が発生しており、マグネッ
トローラ4の回転による交番磁界の影響が少なくなって
トナー2を十分搬送できなくなる。また固定磁石14が1
極の場合も同様にマグネットローラ4の回転による交番
磁界の影響が不十分で、トナー2を記録電極1上に十分
に搬送することが困難である。上記記録電極1上にはト
ナー穂が立つのに十分な磁力が必要であるが、重要なこ
とは記録電極1上のトナー2が搬送されることである。
トナー2は記録シート5に付着して消費されることか
ら、記録電極1上はトナー2が欠乏してしまう。
【0028】従って、記録電極1上には常にトナー2の
供給がなされなければならず、固定磁石14は1極よりも
複数の磁極が異なる極性どうしを隣合わせにして併設す
る方がトナー2の搬送効率が良い。またマグネットロー
ラ4の影響で記録電極1を除いたスリーブ3上をトナー
2が搬送されるためには、スリーブ3上で150 ガウス以
上必要である。従って、スリーブ3上の磁束密度が150
ガウスになるまで、マグネットローラ4は極数を増やす
ことができる。
【0029】上記実施例は記録電極1としてをフレキシ
ブルプリント基板1aを用いたが、図5に示すように、
記録電極1及び記録素子1cを剛性基板1b上に取り付
けて構成することも可能である。またスリーブ3と記録
シート5との間であって、上記剛性基板1の裏面側に
は、異なる磁極が隣合わせにした固定磁石15が併設され
ている。この固定磁石15の厚さは3mm,剛性基板1b
の厚さは1mmであり、記録電極1はスリーブ3周面よ
り最大6mm離れている。この時の記録電極1上の最大
磁束密度は270 ガウスであり、記録電極1−記録シート
5間の最小距離は600 μmであった。
【0030】また図6はスリーブ3上若しくは剛性基板
1bに固定される固定磁石14,15を示すもので、図6
(a)に示すように曲線は板状磁石が2極ある時の磁石
直上の磁束密度分布パターンを示す。また、図6(b)
は上記併設する磁石のS極及びN極側を夫々半分にカッ
トした場合を示す。本発明においては、上記何れの固定
磁石14,15を用いても有効であるが、トナー搬送性の点
からは、図6(b)の方がより良好な結果が得られた。
上記固定磁石14,15としては、厚さ0.5 mm〜5.0 m
m,磁極ピッチ2mm〜10mmで最大磁束密度100 〜50
0 ガウスであった。尚、本実施例はトナー像をディスプ
レイ装置に表示して用いる場合について説明したが、他
の装置、例えばプリンタ,ファクシミリ等の画像形成装
置に適用することも可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明は前述したように、非磁性部材と
記録電極との間に複数の磁石を設けたことにより常時記
録電極直上に磁力が作用して現像剤の穂が記録媒体に接
触するようにできるため、回転磁石の回転により形成さ
れる交番磁界のピッチにより画像の濃淡むらは生ずるこ
とがなく、均一で鮮明な画像を得ることができる。また
前記現像剤の穂は常時記録電極−記録媒体間に存在する
ので、両者間のギャップを拡大して装置の大型化を図る
ことができる。また前記現像剤の搬送速度を上げるため
非磁性部材に内包された回転磁石の回転数を上げる必要
がないため、省電力化を図ることができる。また記録速
度と回転磁石の回転数を独立の関係にできるため、記録
速度を回転数と無関係に変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録電極−記録媒体間の模式説明図である。
【図2】記録電極上の磁束パターンを示す説明図であ
る。
【図3】画像形成装置の概略構成を示す断面説明図であ
る。
【図4】記録媒体の一部拡大断面図である。
【図5】記録電極−記録媒体間の他の構成を示す模式説
明図である。
【図6】固定磁石と磁束分布を示す説明図である。
【図7】従来の画像形成部の原理説明図である。
【符号の説明】
1は記録電極、1aはフレキシブルプリント基板、1b
は剛性基板、1cは記録素子、1dは導体部、1eは通
し穴、2はトナー、3はスリーブ、4はマグネットロー
ラ、5は記録シート、5aは表面層、5bは白色層、5
cは導電層、5dは基材、6aは駆動ローラ、6bはテ
ンションローラ、7は現像器、8は記録制御部、9は画
像表示部、10はクリーニング部材、10aはクリーニング
部材本体、10bは刷毛、11は背板、12は非磁性部材、1
3,14,15は磁石である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じて現像剤に電圧を印加す
    るための記録電極と、 前記記録電極に画像情報に応じた信号電圧を印加するた
    めの駆動手段と、 前記記録電極に近接して相対的に移動可能な現像剤を付
    着させて画像を形成するための記録媒体と、 前記記録電極を支持する非磁性部材を用いて前記記録電
    極と記録媒体との間に現像剤を供給するための現像剤供
    給手段とを有し、 前記非磁性部材と記録電極との間に複数の磁石を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記磁石は非磁性部材の周面上に極性の
    異なる磁石が隣合うように併設されている請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、表面透明樹脂層と、有
    色の無機物質と、導電層を順次有することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体に形成した画像は、表面部
    にて表示して用いるディスプレイ装置であることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
JP19733191A 1991-07-12 1991-07-12 画像形成装置 Pending JPH0519572A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284123A (ja) * 1985-10-09 1987-04-17 Sumitomo Bakelite Co Ltd 低硬化収縮樹脂材料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284123A (ja) * 1985-10-09 1987-04-17 Sumitomo Bakelite Co Ltd 低硬化収縮樹脂材料

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