JPH0519559A - 電子写真プリンタ - Google Patents
電子写真プリンタInfo
- Publication number
- JPH0519559A JPH0519559A JP3176867A JP17686791A JPH0519559A JP H0519559 A JPH0519559 A JP H0519559A JP 3176867 A JP3176867 A JP 3176867A JP 17686791 A JP17686791 A JP 17686791A JP H0519559 A JPH0519559 A JP H0519559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- filter
- fan
- dry toner
- electrophotographic printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、感光体２等の部品を必要以上に廃
棄することなく、飛散した乾式トナー６による筐体１内
の汚れを防止し、かつ飛散した乾式トナー６が保守作業
時に手などに付着するのを防止し、これにより保守作業
の作業性を向上させることを目的とするものである。 【構成】 筐体１内の底部に溝13を設け、かつこの溝13
の端部に位置する筐体１の側面部にフィルタ付きのファ
ンを設け、筐体１内に飛散した乾式トナー６をファンに
より集塵するようにした。
棄することなく、飛散した乾式トナー６による筐体１内
の汚れを防止し、かつ飛散した乾式トナー６が保守作業
時に手などに付着するのを防止し、これにより保守作業
の作業性を向上させることを目的とするものである。 【構成】 筐体１内の底部に溝13を設け、かつこの溝13
の端部に位置する筐体１の側面部にフィルタ付きのファ
ンを設け、筐体１内に飛散した乾式トナー６をファンに
より集塵するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】請求項１及び請求項２の発明は、
乾式トナーを用いて印画を行う電子写真プリンタに関す
るものである。
乾式トナーを用いて印画を行う電子写真プリンタに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は例えば特開平２−６７５８４号公
報に示された従来の電子写真プリンタの要部断面図であ
る。図において、１は筐体、２は筐体１内に回転可能に
設けられている感光体、３は感光体２に対向しており、
感光体２を帯電させる帯電器、４は感光体２に対向して
おり、感光体２を露光する露光器（ＬＥＤアレイ）、５
は感光体２に対向している現像器であり、この現像器５
内には乾式トナー６が収容されている。７は現像器５に
設けられ、乾式トナー６を感光体２に付着させる磁気ロ
ーラである。８は感光体２の下方に設けられている転写
器、９は感光体２に対向しているクリーナ、10は感光体
２に対向している除電器、11は感光体２と転写器８との
間に送られている用紙である。また、装置本体は、感光
体２，帯電器３，露光器４，現像器５，転写器８，クリ
ーナ９及び除電器10などを有している。
報に示された従来の電子写真プリンタの要部断面図であ
る。図において、１は筐体、２は筐体１内に回転可能に
設けられている感光体、３は感光体２に対向しており、
感光体２を帯電させる帯電器、４は感光体２に対向して
おり、感光体２を露光する露光器（ＬＥＤアレイ）、５
は感光体２に対向している現像器であり、この現像器５
内には乾式トナー６が収容されている。７は現像器５に
設けられ、乾式トナー６を感光体２に付着させる磁気ロ
ーラである。８は感光体２の下方に設けられている転写
器、９は感光体２に対向しているクリーナ、10は感光体
２に対向している除電器、11は感光体２と転写器８との
間に送られている用紙である。また、装置本体は、感光
体２，帯電器３，露光器４，現像器５，転写器８，クリ
ーナ９及び除電器10などを有している。
【０００３】次に、従来の電子写真印画プロセスについ
て説明する。感光体２は帯電器３によりプラス電圧に帯
電される。この後、感光体２は、露光器４により露光さ
れる。このとき、コントローラ（図示せず）内の印画デ
ータにより、２値的に露光の有無を生じさせ、これによ
り感光体２上に潜像を形成する。この潜像は、帯電圧の
有無となって現れる。
て説明する。感光体２は帯電器３によりプラス電圧に帯
電される。この後、感光体２は、露光器４により露光さ
れる。このとき、コントローラ（図示せず）内の印画デ
ータにより、２値的に露光の有無を生じさせ、これによ
り感光体２上に潜像を形成する。この潜像は、帯電圧の
有無となって現れる。
【０００４】この後、現像器５により、乾式トナー６が
感光体２に潜像の有無に応じて選択的に付着され、潜像
が顕像化される。そして、感光体２上の乾式トナー６
は、マイナスに帯電された転写器８により、用紙11上に
転写され、定着器（図示せず）の加熱・加圧作用によ
り、用紙11上に圧着される。転写されずに感光体２上に
残った乾式トナー６は、クリーナ９のブレード（図示せ
ず）等により感光体２からかき落とされ取り除かれる。
以後、感光体２は、除電器10により除電され、再度帯電
されて印画プロセスを繰り返す。
感光体２に潜像の有無に応じて選択的に付着され、潜像
が顕像化される。そして、感光体２上の乾式トナー６
は、マイナスに帯電された転写器８により、用紙11上に
転写され、定着器（図示せず）の加熱・加圧作用によ
り、用紙11上に圧着される。転写されずに感光体２上に
残った乾式トナー６は、クリーナ９のブレード（図示せ
ず）等により感光体２からかき落とされ取り除かれる。
以後、感光体２は、除電器10により除電され、再度帯電
されて印画プロセスを繰り返す。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の電子写真プリンタにおいては、通常の動作時や
感光体２，現像器５等の調整，交換時などに、乾式トナ
ー６が筐体１内に飛散し、美観上好ましくないだけでな
く、手などに付着し、保守作業の作業性を著しく低下さ
せるという問題点があった。また、図５に示すように、
感光体２，現像器５及びクリーナ９を同一のカートリッ
ジ12に収納して、同時に交換することにより手などの汚
れを防止するものもあるが、省資源を推進する立場から
は、感光体２等を必要以上に廃棄するので好ましくない
という問題点があった。
た従来の電子写真プリンタにおいては、通常の動作時や
感光体２，現像器５等の調整，交換時などに、乾式トナ
ー６が筐体１内に飛散し、美観上好ましくないだけでな
く、手などに付着し、保守作業の作業性を著しく低下さ
せるという問題点があった。また、図５に示すように、
感光体２，現像器５及びクリーナ９を同一のカートリッ
ジ12に収納して、同時に交換することにより手などの汚
れを防止するものもあるが、省資源を推進する立場から
は、感光体２等を必要以上に廃棄するので好ましくない
という問題点があった。
【０００６】請求項１及び請求項２の発明は、上記のよ
うな問題点を解決することを課題としてなされたもので
あり、感光体等の部品を必要以上に廃棄することなく、
飛散した乾式トナーが保守作業時に手などに付着するの
を防止することができ、これにより保守作業の作業性を
向上させることができる電子写真プリンタを得ることを
目的とする。
うな問題点を解決することを課題としてなされたもので
あり、感光体等の部品を必要以上に廃棄することなく、
飛散した乾式トナーが保守作業時に手などに付着するの
を防止することができ、これにより保守作業の作業性を
向上させることができる電子写真プリンタを得ることを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る電
子写真プリンタは、筐体内の底部に凹部を設け、この凹
部の近傍にフィルタ付きのファンを設けたものである。
子写真プリンタは、筐体内の底部に凹部を設け、この凹
部の近傍にフィルタ付きのファンを設けたものである。
【０００８】請求項２の発明に係る電子写真プリンタ
は、フィルタ付きのファンを筐体に設け、かつフィルタ
には袋状部分を設けたものである。
は、フィルタ付きのファンを筐体に設け、かつフィルタ
には袋状部分を設けたものである。
【０００９】
【作用】請求項１の発明においては、筐体内に飛散した
乾式トナーを、凹部内に落下させ、かつファンによって
自動的に集塵する。
乾式トナーを、凹部内に落下させ、かつファンによって
自動的に集塵する。
【００１０】請求項２の発明においては、筐体内に飛散
した乾式トナーを、ファンによってフィルタの袋状部分
に自動的に集塵する。
した乾式トナーを、ファンによってフィルタの袋状部分
に自動的に集塵する。
【００１１】
【実施例】図１は請求項１及び請求項２の発明の一実施
例による電子写真プリンタの要部断面図、図２は図１の
筐体の底部を示す斜視図であり、図４と同一又は相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。図におい
て、13は筐体１の底部に設けられている凹部としての
溝、14は溝13の一端部の筐体１の側面部に取り付けられ
ている排気用のファンであり、このファン14の内側に
は、図３に示すように、フィルタ15が取り付けられてい
る。また、フィルタ15の下部には、袋状部分15ａが設け
られている。
例による電子写真プリンタの要部断面図、図２は図１の
筐体の底部を示す斜視図であり、図４と同一又は相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。図におい
て、13は筐体１の底部に設けられている凹部としての
溝、14は溝13の一端部の筐体１の側面部に取り付けられ
ている排気用のファンであり、このファン14の内側に
は、図３に示すように、フィルタ15が取り付けられてい
る。また、フィルタ15の下部には、袋状部分15ａが設け
られている。
【００１２】上記のように構成された電子写真プリンタ
においては、従来例と同様にして印画が行われる。ま
た、従来例と同様に、乾式トナー６の粉末が筐体１内に
飛散する。しかし、この実施例の電子写真プリンタで
は、筐体１内の底部に溝13が設けられており、かつファ
ン14が排熱及び集塵機能を有している。従って、飛散し
た乾式トナー６は、溝13内に落下し、さらにファン14に
より生じる空気流（図３矢印）によってフィルタ15に付
着して袋状部分15ａ内に効率的に集められる。
においては、従来例と同様にして印画が行われる。ま
た、従来例と同様に、乾式トナー６の粉末が筐体１内に
飛散する。しかし、この実施例の電子写真プリンタで
は、筐体１内の底部に溝13が設けられており、かつファ
ン14が排熱及び集塵機能を有している。従って、飛散し
た乾式トナー６は、溝13内に落下し、さらにファン14に
より生じる空気流（図３矢印）によってフィルタ15に付
着して袋状部分15ａ内に効率的に集められる。
【００１３】このため、図５のようなカートリッジ12を
使用することなく、飛散した乾式トナー６が保守作業時
に手などに付着することもなくなる。また、飛散した乾
式トナー６は袋状部分15ａ内に集められるので、集塵効
果を高めることができるとともに、その廃棄が簡単であ
る。
使用することなく、飛散した乾式トナー６が保守作業時
に手などに付着することもなくなる。また、飛散した乾
式トナー６は袋状部分15ａ内に集められるので、集塵効
果を高めることができるとともに、その廃棄が簡単であ
る。
【００１４】なお、電子写真印画プロセス中では、高圧
コロナ放電による帯電及び転写動作時にオゾンが発生す
るが、このオゾンは人体に悪影響を及ぼすので、フィル
タ15に活性炭素成分を含ませることにより、オゾンの筐
体１外への放出を阻止するようにしてもよい。また、例
えばフック機構やロック機構などにより、フィルタ15を
着脱容易にしてもよく、保守，交換を簡単にすることが
できる。さらに、上記実施例では凹部として溝13を示し
たが、凹部の形状はこれに限定されるものではない。
コロナ放電による帯電及び転写動作時にオゾンが発生す
るが、このオゾンは人体に悪影響を及ぼすので、フィル
タ15に活性炭素成分を含ませることにより、オゾンの筐
体１外への放出を阻止するようにしてもよい。また、例
えばフック機構やロック機構などにより、フィルタ15を
着脱容易にしてもよく、保守，交換を簡単にすることが
できる。さらに、上記実施例では凹部として溝13を示し
たが、凹部の形状はこれに限定されるものではない。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明の
電子写真プリンタは、筐体内の底部に凹部を設け、かつ
この凹部の近傍にフィルタ付きのファンを設けたので、
筐体内に飛散した乾式トナーがファンにより集塵され、
従って感光体等の部品を必要以上に廃棄することなく、
飛散した乾式トナーによる筐体内の汚れを防止すること
ができ、かつ飛散した乾式トナーが保守作業時に手など
に付着するのを防止することができ、これにより保守作
業の作業性を向上させることができるという効果を奏す
る。
電子写真プリンタは、筐体内の底部に凹部を設け、かつ
この凹部の近傍にフィルタ付きのファンを設けたので、
筐体内に飛散した乾式トナーがファンにより集塵され、
従って感光体等の部品を必要以上に廃棄することなく、
飛散した乾式トナーによる筐体内の汚れを防止すること
ができ、かつ飛散した乾式トナーが保守作業時に手など
に付着するのを防止することができ、これにより保守作
業の作業性を向上させることができるという効果を奏す
る。
【００１６】また、請求項２の発明の電子写真プリンタ
は、フィルタ付きのファンを筐体に設け、かつフィルタ
には袋状部分を設けたので、筐体内に飛散したトナーが
ファンにより袋状部分に集められ、上記請求項１の発明
と同様の効果に加えて、集めたトナーの廃棄が簡単であ
るという効果も奏する。
は、フィルタ付きのファンを筐体に設け、かつフィルタ
には袋状部分を設けたので、筐体内に飛散したトナーが
ファンにより袋状部分に集められ、上記請求項１の発明
と同様の効果に加えて、集めたトナーの廃棄が簡単であ
るという効果も奏する。
【図１】請求項１及び請求項２の発明の一実施例による
電子写真プリンタの要部断面図である。
電子写真プリンタの要部断面図である。
【図２】図１の筐体の底部を示す斜視図である。
【図３】図２のファンを示す側面図である。
【図４】従来の電子写真プリンタの一例の要部断面図で
ある。
ある。
【図５】従来の電子写真プリンタの他の例を示す要部断
面図である。
面図である。
１ 筐体
６ 乾式トナー
13 溝（凹部）
14 ファン
15 フィルタ
15ａ 袋状部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年６月５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【図５】従来の電子写真プリンタの一部がカートリッジ
化された例を示す要部断面図である。
化された例を示す要部断面図である。
Claims (2)
- 【請求項１】 乾式トナーを用いて印画を行う装置本体
が筐体に収容されている電子写真プリンタにおいて、前
記筐体内の底部に凹部が設けられており、かつ前記筐体
の前記凹部の近傍に、前記筐体内に飛散した乾式トナー
を集塵するためのフィルタ付きのファンが設けられてい
ることを特徴とする電子写真プリンタ。 - 【請求項２】 乾式トナーを用いて印画を行う装置本体
が筐体に収容されている電子写真プリンタにおいて、前
記筐体には、前記筐体内に飛散した乾式トナーを集塵す
るためのフィルタ付きのファンが設けられており、かつ
前記フィルタは、前記乾式トナーを収容する袋状部分を
有していることを特徴とする電子写真プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3176867A JPH0519559A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電子写真プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3176867A JPH0519559A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電子写真プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519559A true JPH0519559A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16021194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3176867A Pending JPH0519559A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電子写真プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519559A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7539435B2 (en) | 2005-03-25 | 2009-05-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with isolating member for powder developer |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP3176867A patent/JPH0519559A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7539435B2 (en) | 2005-03-25 | 2009-05-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with isolating member for powder developer |
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