JPH05195573A - バルコニー手摺り壁の補強構造 - Google Patents

バルコニー手摺り壁の補強構造

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JPH05195573A
JPH05195573A JP4013954A JP1395492A JPH05195573A JP H05195573 A JPH05195573 A JP H05195573A JP 4013954 A JP4013954 A JP 4013954A JP 1395492 A JP1395492 A JP 1395492A JP H05195573 A JPH05195573 A JP H05195573A
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JP
Japan
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balcony
handrail wall
units
nail
reinforcing metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4013954A
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English (en)
Inventor
Gen Sato
玄 佐藤
Hisashi Koike
久史 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05195573A publication Critical patent/JPH05195573A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えばユニット住宅の木造バルコニ
ーユニットにおける手摺り壁を補強するための構造に関
し、手摺り壁の剛性を向上させて、震動や撓みの発生を
抑制するとともに立ち精度の向上をはかることを目的と
する。 【構成】そこで、手摺り壁5aと床部5bとを有し断面
L字形に形成されたバルコニーユニット5A,5Bどう
しを隣接配置し相互に接合することによりバルコニー4
を構成するに際して、隣接するバルコニーユニット5
A,5Bの相互間に、バルコニーユニット5A,5Bの
L字形断面と略同一のL字形を有する平板状の補強金物
6を、バルコニーユニット5A,5BのL字形断面に沿
って配置・固定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばユニット住宅の
木造バルコニーユニットにおける手摺り壁を補強するた
めの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バルコニーにおいて手摺り壁を設置する
構造としては、従来より種々提案されているが(例えば
実公昭55−37623号公報等参照)、一般に、2×
4ユニット工法における1階居室ユニット上の屋上バル
コニーの床面と手摺り壁とは、日本住宅木材技術センタ
ーの規格による根太受け金物で床根太と側根太とを接合
し、さらに側根太の上に手摺り壁を載置して接合する
か、あるいは、床根太と側根太とを釘で直接固定するこ
とにより接合するかしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなバルコニー
では、JIS規格によるバルコニー手摺りの強度基準を
満たすことはできるが、手摺り壁のスパン(水平方向長
さ)が長くなった場合、手摺り壁の震動や撓みが生じ
る。
【0004】また、手摺り壁の立ち精度を確保すること
が工法上困難で、バルコニーユニットどうしを接合する
際に、その接合部で手摺り壁がずれて通りをうまく出す
ことができないなどの課題もあった。
【0005】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、手摺り壁の剛性を向上させて、震動や撓み
の発生を抑制するとともに立ち精度の向上をはかった、
バルコニー手摺り壁の補強構造を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のバルコニー手摺り壁の補強構造は、手摺り
壁と床部とを有し断面L字形に形成されたバルコニーユ
ニットどうしを隣接配置し相互に接合することによりバ
ルコニーを構成するに際して、隣接する前記バルコニー
ユニットの相互間に、該バルコニーユニットのL字形断
面と略同一のL字形を有する平板状の補強金物を、該バ
ルコニーユニットのL字形断面に沿って配置・固定する
ことを特徴としている。なお具体的な手段として補強金
物が、釘により固定され且つ該補強金物には該釘用の釘
穴を形成した。
【0007】
【作用】上述した本発明のバルコニー手摺り壁の補強構
造では、バルコニーユニットの相互間に、その断面形状
と略同一のL字形の平板状補強金物を配置・固定するこ
とにより、手摺り壁の立ち剛性が向上する。また、補強
金物が、釘により固定され且つ該補強金物には該釘用の
釘穴を形成することにより、簡単に補強金物を手摺り壁
と床部とに取着することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
バルコニー手摺り壁の補強構造について説明すると、図
1(a)はその要部を示す分解斜視図、図1(b)はその構
造を適用されるバルコニー構成を示す分解斜視図であ
る。
【0009】本実施例では、図1(b)に示すように、ユ
ニット住宅1において、1階居室ユニット2上に、2階
居室ユニット3に接続されるバルコニー4を形成すべ
く、その1階居室ユニット2上で、手摺り壁5aと床部
5bとを有し断面L字形に形成されたバルコニーユニッ
ト5A,5Bどうしを隣接配置し相互に接合している。
【0010】このとき、本実施例では、図1(a)に示す
ように、いずれか一方のバルコニーユニット5A(もし
くは5B)のL字形端面に、このバルコニーユニット5
A(5B)のL字形断面と略同一のL字形を有する平板状
の補強金物6が、釘7により取り付けられ固定されてい
る。なお、補強金物6には、釘7用の釘穴6aが多数形
成されている。
【0011】このように補強金物6をバルコニーユニッ
ト5Aに取り付けて手摺り壁5aを固定した状態で、1
階居室ユニット2上において、もう一方のバルコニーユ
ニット5Bの手摺り壁5aの立ちを調整しながら、バル
コニーユニット5A,5Bどうしの接合を行なう。
【0012】上述の構成により、隣接するバルコニーユ
ニット5A,5Bの相互間に、バルコニーユニット5
A,5Bの断面形状と略同一のL字形の平板状補強金物
6が、そのバルコニーユニット5A,5BのL字形断面
に沿って配置・固定されるため、手摺り壁5aと床部5
bとが補強金物6により緊結されることになり、手摺り
壁5aの立ち剛性が大きく向上する。
【0013】従って、本実施例の構造によれば、手摺り
壁5aのスパン(水平方向長さ)が長くなっても、図1
(a)中のx方向についての手摺り壁5aの震動や撓みの
発生が確実に抑制できるとともに、バルコニーユニット
5A(5B)の輸送時や棟上げ時に手摺り壁5aが倒れた
り撓んだりするのを防止できる。
【0014】また、補強金物6により、手摺り壁5aの
立ち精度を容易に確保することができ、バルコニーユニ
ット5A,5Bどうしの接合時に、その接合部で手摺り
壁5aの通りをうまく出すことができ、施工工数も削減
される。
【0015】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。例えば、上記
実施例では、2つのバルコニーユニット5A,5Bによ
りバルコニー4を形成する場合について説明したが、本
発明の構造は、これに限定されるものではなく、より多
数のバルコニーユニットを連結・接合してバルコニーを
形成する際にも同様に適用され、上記実施例と同様の作
用効果が得られる。また、本実施例では図1aに示すよ
うに釘穴の位置がくさり打ち状であるが、くさり打ち状
よりもむしろ千鳥状にする方が効率的に震動や撓みの発
生を抑制することができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のバルコニ
ー手摺り壁の補強構造によれば、隣接するバルコニーユ
ニットの相互間に、その断面形状と略同一のL字形を有
する平板状の補強金物を配置・固定するという極めて簡
素な構成により、手摺り壁の剛性が向上し、震動や撓み
の発生が抑制されるとともに立ち精度が大幅に向上する
効果がある。また、補強金物が、釘により固定され且つ
該補強金物には該釘用の釘穴を形成することにより、簡
単に補強金物を手摺り壁と床部とに取着できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのバルコニー手摺り壁
の補強構造を示すもので、(a)はその要部を示す分解斜
視図、(b)はその構造を適用されるバルコニー構成を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニット住宅 2 1階居室ユニット 3 2階居室ユニット 4 バルコニー 5A,5B バルコニーユニット 5a 手摺り壁 5b 床部 6 補強金物 6a 釘穴 7 釘

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手摺り壁と床部とを有し断面L字形に形
    成されたバルコニーユニットどうしを隣接配置し相互に
    接合することによりバルコニーを構成するに際して、 隣接する前記バルコニーユニットの相互間に、該バルコ
    ニーユニットのL字形断面と略同一のL字形を有する平
    板状の補強金物が、該バルコニーユニットのL字形断面
    に沿って配置・固定されていることを特徴とするバルコ
    ニー手摺り壁の補強構造。
  2. 【請求項2】 前記補強金物が、釘により固定され且つ
    該補強金物には該釘用の釘穴が形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のバルコニー手摺り壁の補強構
    造。
JP4013954A 1991-11-22 1992-01-29 バルコニー手摺り壁の補強構造 Pending JPH05195573A (ja)

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JP4013954A JPH05195573A (ja) 1991-11-22 1992-01-29 バルコニー手摺り壁の補強構造

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JP3-307762 1991-11-22
JP30776291 1991-11-22
JP4013954A JPH05195573A (ja) 1991-11-22 1992-01-29 バルコニー手摺り壁の補強構造

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