JPH0519509Y2 - - Google Patents

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JPH0519509Y2
JPH0519509Y2 JP14869686U JP14869686U JPH0519509Y2 JP H0519509 Y2 JPH0519509 Y2 JP H0519509Y2 JP 14869686 U JP14869686 U JP 14869686U JP 14869686 U JP14869686 U JP 14869686U JP H0519509 Y2 JPH0519509 Y2 JP H0519509Y2
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sealing material
exposed
corner
joint
continuous line
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、出隅、入隅等のコーナー部分を有する
窓枠において左右一対の枠材の所定角度に切断さ
れた接合端面を互にコーナーをなして突き合わ
せ、該突き合わせ部をシール材で封止した窓枠コ
ーナー接合部のシール構造に関する。
(従来の技術) 従来、例えばコーナー部分を有するガラス嵌殺
し窓における下枠コーナー接合部のシール構造と
して、第4図示のように断面ほぼL字状の下枠本
体aの室内側端部上に上向きに開口する断面ほぼ
C形のガラス嵌溝部bを形成してなる左右一対の
下枠の45度切断接合端面を互に突き合わせ、該突
き合わせ部Pをその突き合わせ部連続線に沿つて
シール材により封止する場合、シール材を室内、
外側に露出させることは外観上避けなければなら
ないから、まず本体aの突き合わせ部の室内、外
側に露出しない内側面所要個所にシール材S1を施
し、ついでガラス嵌溝部bの突き合わせ部の同じ
く内側面所要個所にシール材S2を施したものが一
般に知られている。しかし、この従来のシール構
造では、本体aとガラス嵌溝部bとの仕切壁にお
ける接合端面間の小間隙から点線矢印で示すよう
に雨水が毛細管現象により室内に浸入し、又本体
aの室外側端部における接合端面間の小間隙から
同様に点線矢印で示すように雨水が下枠本体aと
壁wの間に浸入して下枠固定用アンカーや壁の鉄
筋を腐食させる等の欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本案は、室内や、枠材と壁の間等の雨水浸入の
望ましくない部分への雨水の流通を防止すること
のできる窓枠コーナー接合部のシール構造を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本案の窓枠コーナー
接合部のシール構造は、 左右一対の枠材の所定角度に切断された接合端
面を互にコーナーをなして突き合わせた窓枠コー
ナー接合部において、 上記接合端面突き合わせ部の室内、外側に露出
しない内側面所要個所に該突き合わせ部連続線に
沿つてシール材を施すと共に、 上記突き合わせ部連続線における室外側に露出
する部分と雨水浸入の望ましくない部分との中間
の室内、外に露出しない部分において、互に突き
合わされた接合端面に切欠部を形成し、該切欠部
内に、上記突き合わせ部の内側面に施こされたシ
ール材と連続するシール材を充填した、 構成としてある。以下コーナー部分を有するガラ
ス嵌殺し窓における上、下枠コーナー接合部に実
施した例について図面を参照して説明する。
第1,2図において、壁wの窓取付用開口部F
の上面に上枠1を、下面に下枠2を通常の固定手
段によりそれぞれ取付け、出隅部においては左右
一対の上枠1,1及び下枠2,2の45度に切断さ
れた接合端面3,3及び4,4を互に直角をなし
てそれぞれ突き合わせ、その接合端面の突き合わ
せ部Pをシール材で封止してある。
上記シール材のシール部構造は次のようであ
る。まず、下枠2,2のシール部について説明す
る。下枠2は、第2図示のように起立部を室内側
に位置させた断面ほぼL字状の下枠本体5の室内
側端部上に上向きに開口する断面ほぼ矩形C形状
のガラス嵌溝部6を連設し、該本体5は、断面2
段階状の基板7の上段室内側端部から室内側垂直
側板8を垂下し、又基板7の室外側端部から、室
内方向へ延長する短い水平部及び下方へ延長する
短い垂直部からなる断面カギ形の室外側側板9を
延長したもので、その室内側においては垂直側板
8の上部まで仕上げモルタルで埋設し、室外側は
カギ形側板9と窓取付用開口部Fの下面との間に
シール材10を充填し、それにより本体5の内側
面を室内、外側に露出しないように閉塞し、又ガ
ラス嵌溝部6にビード11,11を介してガラス
12の下端部を嵌め、それによりガラス嵌溝部6
の内側面を同じく室内、外側に露出しないように
閉塞してある。
このような下枠2,2の突き合わせ部Pにおい
て、まずガラス嵌溝部6,6の突き合わせ部につ
いてみると、第2図示のようにその突き合わせ部
P連続線の室外側に露出する部分と、室内側に露
出する部分(雨水浸入の望ましくない部分)との
中間における室内、外側から閉塞されている部分
−即ち本例ではガラス嵌溝部6,6の底部−の突
き合わされた接合端面4,4に第3図示のように
切欠部13,13を形成し、それにより両切欠部
13,13からなる貫通孔を形成し、一方上記カ
ギ形側板9,9における突き合わせ部P連続線上
における室外側に露出する部分と、下枠2と壁w
の窓取付用開口部F下面との間(雨水浸入の望ま
しくない部分)との中間における室内、外側から
閉塞されている部分−即ち本例ではカギ形側板9
の水平部−突き合わされた接合端面4,4に第3
図示のように切欠部14,14を形成し、このよ
うな下枠2,2の突き合わせ部Pの室内、外側に
露出しない内側面所要個所−即ち本例では第2図
示のようにカギ形側板9の水平部内側面から基板
7の内側面、及びガラス嵌溝部6の室内側側壁内
側面から底部内側面−にそれぞれシール材15,
16を突き合わせ部連続線に沿つて施し、その際
上記シール材15,16のいずれか一方を上記切
欠部13,13内に延長注入すると共に、両シー
ル材15,16を上記切欠部13,13において
連続させ、又上記シール材15をカギ形側板9,
9の切欠部14,14内に延長注入すると共に該
シール材15と上記シール材10を上記切欠部1
4,14において連続させてある。
上記のようなシールを施すと、ガラス嵌溝部
6,6の底部の室外側から室内側へ延長する突き
合わせ部連続線及びカギ形側板9の室外側から下
枠2と壁の間へ延長する突き合わせ部連続線を切
欠部13,13内及び14,14内の各シール材
で遮断し、それによりそれら突き合わせ部連続線
からの雨水の室内及び下枠と壁の間への浸入を防
止する。
上枠1,1のシール部についてみると、上枠1
は、室内、外側側板18,19を有する本体17
の下面にガラス嵌溝部20を連設したもので、そ
の側板18,19を仕上げモルタルで埋設すると
共に、ガラス嵌溝部20内にビード21,21を
介してガラス12の上端部を嵌めてあり、このガ
ラス嵌溝部20の底部の突き合わされた接合端面
3,3に切欠部23,23を形成し、該切欠部2
3,23内に、本体17内側面及びガラス嵌溝部
20内側面に突き合わせ部連続線に沿つて施した
シール材24,25のいずれかを延長注入すると
共に両シール材24,25を切欠部23,23で
連続させてある。これによりガラス嵌溝部20の
底部の室外側から室内側へ延長する突き合わせ部
連続線を切欠部23,23内のシール材により遮
断し、該連続線からの雨水の室内への浸入を防止
する。
(考案の効果) 本案の窓枠コーナー接合部のシール構造によれ
ば、コーナー接合部における、一端を室外側に露
出し他端を室内等の雨水浸入の望ましくない部分
へ延長する突き合わせ部連続線の小間隙を通つて
浸入する雨水を切欠部に充填されたシール材によ
つて遮断し、室内等への浸入を有効に阻止するこ
とができ、コーナー部分の水密性を向上させるこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は窓のコー
ナー部分の水平断面図、第2図は第1図の−
線拡大断面図、第3図は第2図−線に沿うシ
ール材を除いた断面図、第4図は従来例の一部の
断面図である。 1……上枠、2……下枠、3,4……接合端
面、P……接合端面突き合わせ部、13,14,
23……切欠部、15,16,24,25……シ
ール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右一対の枠材の所定角度に切断された接合端
    面を互にコーナーをなして突き合わせた窓枠コー
    ナー接合部において、 上記接合端面突き合わせ部の室内、外側に露出
    しない内側面所要個所に該突き合わせ部連続線に
    沿つてシール材を施すと共に、 上記突き合わせ部連続線における室外側に露出
    する部分と雨水浸入の望ましくない部分との中間
    の室内、外に露出しない部分において、互に突き
    合わされた接合端面に切欠部を形成し、該切欠部
    内に、上記突き合わせ部の内側面に施されたシー
    ル材と連続するシール材を充填した、 窓枠コーナー接合部のシール構造。
JP14869686U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH0519509Y2 (ja)

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JP14869686U JPH0519509Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP14869686U JPH0519509Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6354791U JPS6354791U (ja) 1988-04-12
JPH0519509Y2 true JPH0519509Y2 (ja) 1993-05-21

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