JPH05194804A - 強化ポリプロピレン成形用組成物 - Google Patents

強化ポリプロピレン成形用組成物

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JPH05194804A
JPH05194804A JP4190366A JP19036692A JPH05194804A JP H05194804 A JPH05194804 A JP H05194804A JP 4190366 A JP4190366 A JP 4190366A JP 19036692 A JP19036692 A JP 19036692A JP H05194804 A JPH05194804 A JP H05194804A
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propylene
ethylene
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JP4190366A
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Thomas Mecklenburg
トーマス・メークレンブルク
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/34Silicon-containing compounds
    • C08K3/346Clay

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 粘土鉱物を含むポリプロピレン成形用組成物
に関し、この組成物は30〜95部の結晶性ポリプロピ
レンなど、0〜30部のエチレン−プロピレン及び/又
はエチレン−プロピレン−ジエンゴム、0〜10部の結
晶性ポリエチレン、及び5〜60部の粘土鉱物 から構成される。 【効果】 強化材として特有の組成の粘土鉱物を含むポ
リプロピレン成形用組成物はタルクを使用する既知のプ
ロピレン成形用組成物と比較して改良された特性を示
す。耐衝撃性改良剤で仕上げなかった成形用組成物の衝
撃強さはかなり増加し、一方耐衝撃性改良剤で仕上げた
成形用組成物の強度、特に鋼球押込み硬度は増加する。
一般に、タルクで強化した成形用組成物と比較した場合
耐引掻き性及び表面品質における改良が認められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は特有の組成の粘土鉱物(clay min
eral)で強化したポリプロピレン成形用組成物、特にタ
ルク強化ポリプロピレン成形用組成物と比較して著しく
変化した有利な輪郭の性質を示すそれに関する。
【0002】強化ポリプロピレン成形用組成物は自動車
において、内装、及び適当な光安定仕上げ剤と共に外装
部分の両方で広く使用される。
【0003】これらの用途に用いるポリプロピレンに主
として使用される強化材はタルクであり、これは薄層構
造のMg3〔Si410〕(OH)2 の組成を持つ天然に産
するケイ酸塩である。鉱物の仕上げ処理(粉砕、空気分
離など)により通常30:1ないし10:1の多少強調
された縦横比に基づいて、タルクによる強化はポリプロ
ピレン成形用組成物中のタルク含量の増加につれて曲げ
強さを増すが、しかしながら強靭性を減らす効果を示
す。自動車用途に関連しては、熱可塑性エラストマー
(例えばEP(D)M)含量の増加につれて曲げ強さの値
の減少を予期しなければならないが、強靭性特に低温衝
撃強さが耐衝撃性改良剤の助けにより大きく改良され
る。
【0004】強化ポリプロピレン成形用組成物は通常次
の組成:重量で約40〜95部のプロピレンホモ重合体
又はプロピレン−エチレン共重合体、重量で約0〜30
部の熱可塑性エラストマー、重量で約5〜60部のタル
ク、重量で約0.1〜2部の抗酸化剤、重量で約0.1〜
2部の光安定仕上げ剤、重量で約0〜10部の着色顔
料、及び所望の溶融粘度を確立するため重量で0〜0.
5部の有機ペルオキシドを持つ。
【0005】タルク強化ポリプロピレン成形用組成物
の、自動車における上述の用途に同様に使用されるAB
S共重合体及びABS−ポリカーボネートブレンドを超
える特別の利点は 溶融物特に狭い分子量分布を持つCR(=制御されたレ
オロジー)生成物のすぐれた流れ特性、良好な音響絶縁
能力(弱められた音響パターン)、平滑な表面、低荷重
下における良好な熱変形点、極めて良好な耐薬品性、適
当な光安定仕上げ剤を用いる良好な耐候性、良好な再利
用性、及び比較的低価格なことである。
【0006】一方、タルク強化ポリプロピレン成形用組
成物の欠点は 幾つかの用途にとって不適当な剛性/強靭性比、耐衝撃
性改良、特に−10℃より低い温度におけるそれがなさ
れていないPP成形用組成物の低温衝撃強さ及びノッチ
付き衝撃強さの低い値、耐衝撃性改良されたPP成形用
組成物及び暗色配合物において光沢(いわゆるディスプ
レースメント・ライン(displacement lines))及びフ
ロー・マーキングにおける差、特にタルク粒度の増加、
溶融粘度の増加又はメルトフローインデックスの減少に
つれて生ずるそれにより損なわれる表面のしばしば不十
分な品質、比較的低い鋼球押込み硬度及びタルクの特性
例えば低いモース硬度(=1)のため耐引掻き性特に暗
色配合物及び耐衝撃性改良された組成物におけるそれの
欠如、及びウェルドラインの部分における強度の減少と
明らかに目に見えるアーチングである。
【0007】タルク強化され且つ耐衝撃性改良されたP
P成形用組成物は種々の刊行物に記述されている(例え
ばDE 27 35 027、EP 069 479、EP
153 415、EP 204 400、EP 426 3
15が参照される)。粘土についてもこれらの刊行物に
おいて可能な充填剤及び強化材と述べられているが、よ
り詳しく記述されてはいない。
【0008】本発明では特定の粘土鉱物を使用すること
により改良された性質を持つポリプロピレン成形用組成
物が得られることを見出した。
【0009】従って本発明は、重量で30〜95部の、
>80%のアイソタクチック含量、>50%の結晶化度
及び0.5〜1000g/10分のメルトフローインデ
ックス(230/5)を持つ部分的に結晶性のアイソタ
クチックプロピレンホモ重合体、又は >80%のシンジオタクチック含量、>10のシンジオ
タクチック連鎖長さ、>30%の結晶化度及び0.5〜
1000g/10分のメルトフローインデックス(23
0/5)を持つ部分的に結晶性のシンジオタクチックプ
ロピレンホモ重合体、又は 重量で2〜30%のエチレン及び/又は1−オレフィン
含量及び0.5〜1000g/10分のメルトフローイ
ンデックス(230/5)を持つ部分的に結晶性のC4
〜C8−1−オレフィンを持つプロピレン−エチレン、
プロピレン−1−オレフィン又はプロピレン−エチレン
−1−オレフィン−ブロック共重合体又は三元共重合
体、又は 重量で0.5〜30%のエチレン又は/及び1−オレフ
ィン含量及び0.5〜1000g/10分のメルトフロ
ーインデックス(230/5)を持つ部分的に結晶性の
ランダムプロピレン/エチレン/1−オレフィン、プロ
ピレン/1−オレフィン又はプロピレン/エチレン/1
−オレフィン(ter)−共重合体、 重量で0〜30部の、重量で>45%のエチレン含量及
び20〜70の127℃におけるムーニー粘度ML(1
+8)を持つ熱可塑性エチレン−プロピレン又は/及び
エチレン−プロピレン−ジエンゴム、 重量で0〜10部の、0.94〜0.965g/cm3 の密
度及び60〜80%の結晶化度を持つ分岐していないポ
リエチレン、及び 重量で5〜60部の、重量で55〜80%のSiO2
量及び重量で10〜30%のAl23 含量、少なくと
も95%が<20μmの粒度及び少なくとも60%が<
2μmの高微粒子含量を持つ粘土鉱物 から本質的になる強化ポリプロピレン成形用組成物に関
する。
【0010】本発明のポリプロピレン成形用組成物は特
定の組成の天然に産する粘土鉱物を強化材として使用す
ることを含む。この粘土鉱物は今日まで主としてセラミ
ック工業においてのみ使用されてきた。比較的粗粒子の
粘土鉱物を仕上げ処理するといわゆるフィルターダスト
が得られ、この物は主として極めて低い粒度により特徴
付けられる。均一な微粉砕粒子例えば<20μmのトッ
プカット(少なくとも95%)及び<6μmが85〜9
0%のそれが空気分離により得られる。その上この鉱物
粉末は焼成することができる。
【0011】完全なケイ酸塩分析によると、使用する未
焼成のクレーフィルターダストは次の化学組成:76重
量%のSiO2、16重量%のAl23、4重量%のK2
O、1.5重量%のFe23、0.5重量%のMgO、
0.7重量%のTiO2、1.3重量%の微量元素、5.0
重量%の強熱減量を持つ。
【0012】これは約45重量%の白雲母(雲母)、約
39重量%の石英、約14重量%のカオリナイト、約2
重量%の二次成分の鉱物学的組成に相当する。
【0013】従って、この化学的及び鉱物学的組成は既
知の成形用組成物において述べられる粘土鉱物カオリン
のそれと相当に異なり、その主成分はカオリナイトAl
2〔Si25〕(OH)4 であり、この物はアルミナに類
似するAl23:SiO2比、すなわち46%のAl2
3 +54%のSiO2 を持つ。使用する粘土鉱物の他の
特徴はタルクの値1に比べて比較的高い3〜3.5のモ
ース硬度である。
【0014】本発明のポリプロピレン成形用組成物は次
の重合体: 1a) >80%のアイソタクチック含量、>50%の
結晶化度及び0.5〜1000g/10分のメルトフロ
ーインデックス(230/5)を持つ部分的に結晶性の
アイソタクチックプロピレンホモ重合体、又は 1b) >80%のシンジオタクチック含量、>10の
シンジオタクチック連鎖長さ、>30%の結晶化度及び
0.5〜1000g/10分のメルトフローインデック
ス(230/5)を持つ部分的に結晶性のシンジオタク
チックプロピレンホモ重合体、又は 1c) 重量で2〜30%のエチレン又は/及び1−オ
レフィン含量及び0.5〜1000g/10分のメルト
フローインデックス(230/5)を持つ部分的に結晶
性の1−オレフィンCn2n(n=4〜8)を持つプロ
ピレン−エチレン、プロピレン−1−オレフィン又はプ
ロピレン−エチレン−α−オレフィン−ブロック共重合
体又は三元共重合体、又は 1d) 重量で0.5〜30%のエチレン及び/又は1
−オレフィン含量及び0.5〜1000g/10分のメ
ルトフローインデックス(230/5)を持つ部分的に
結晶性のランダムプロピレン/エチレン、プロピレン/
1−オレフィン又はプロピレン/エチレン−1−オレフ
ィン共重合体又は三元共重合体、 2) ジエン無添加から極めて高いジエン含量までを伴
う重量で>45%のエチレン含量、及び20〜70の1
27℃におけるムーニー粘度ML(1+8)を持つ熱可
塑性エチレン−プロピレン(EPM)又は/及びエチレ
ン−プロピレン−ジエン(EPDM)ゴム、 3) 適当な場合、0.94〜0.965g/cm3 の密度
及び60〜80%の結晶化度を持つ分岐していないHD
ポリエチレンの少なくとも1つを含む。
【0015】本発明の成形用組成物はその上 4) 充填剤及び強化材として、重量で65±10%、
好ましくは重量で63〜66%のSiO2 含量、及び重
量で20±10%、好ましくは重量で19〜22%のA
23 含量、及び粒度/<20μmのトップカットを
持つ粘土鉱物を含む。
【0016】本発明のポリプロピレン成形用組成物はそ
の上次の成分: 5) 酸化安定剤例えばヒンダードフェノール、チオエ
ーテル、ホスファイト及びホスホナイト、 6) UV吸収剤及び/又はHALS(ヒンダードアミ
ン光安定剤)と共に内部及び/又は外部使用のための光
安定仕上げ剤、 7) 加工助剤例えば潤滑剤/酸掃去剤及び帯電防止
剤、 8) 帯電防止剤、 9) 着色顔料も含む。
【0017】成形用組成物の溶融粘度及び加工特性は有
機ペルオキシドを用いる化学的分解により調節すること
ができる。適当なペルオキシドは2,5−ジメチル−2,
5−ビス(tert−ブトキシ)−ヘキサン、ジ−t−ブチ
ルペルオキシドなどである。
【0018】本発明のポリプロピレン成形用組成物は上
記成分1)〜9)を次の量、すなわち 1) 重量で30〜95、好ましくは50〜90部、 2) 重量で0〜30、好ましくは5〜20部、 3) 重量で0〜10、好ましくは1〜3部、 4) 重量で5〜60、好ましくは10〜40部、 5) 重量で0.1〜2、好ましくは0.1〜1.0部、 6) 重量で0.1〜3、好ましくは0.2〜0.5部、 7) 重量で0.1〜3、好ましくは0.1〜1.5部、
及び 8) 重量で0〜10、好ましくは0.2〜2部を含
む。
【0019】個々の成分を慣用的な一軸又は二軸スクリ
ュー配合機、特に二軸押出機を使用して配合する。押出
機中の材料温度は概して180〜270℃である。
【0020】得られるストランドを切断し、グラニュレ
ーターの助けにより2〜5mmの平均長さのペレットにす
る。
【0021】顆粒の射出成形品例えばポリプロピレン成
形用組成物の機械的、熱的及び電気的性質を試験するた
めのISO及びDIN標準に合致する供試標品の加工
は、通常のスクリュープランジャー式射出成形機を用い
て実行する。射出成形機中の材料温度は通常180〜3
00℃であり、そして流頭速度は50〜500mm/秒で
ある。
【0022】ポリプロピレン成形用組成物の性質は次の
ISO及びDIN標準:DIN 53 455と一致する
引張り試験、DIN 53 457と一致する引張り弾性
率、DIN 53 452と一致する曲げ試験、ISO
R 178と一致する曲げ弾性率、ISO R 179/
1eUと一致するシャルピー衝撃強さ、ISO R 17
9/1eAと一致するシャルピーノッチ付き衝撃強さ、
DIN 53 456と一致する鋼球押込み硬度、ISO
R 75と一致する加熱たわみ温度、DIN 53 73
5などと一致するメルトフローインデックスにより供試
標品につき測定する。
【0023】タルク強化と比較した場合、粘土鉱物強化
はポリプロピレン成形用組成物の性質のプロフィールに
特有の変化を生じる。特に、EP(D)Mで耐衝撃性改良
した及び耐衝撃性改良しないPP成形用組成物の強度/
強靭性比に対する粘土鉱物強化の影響を、タルク強化P
P成形用組成物と比較した場合極めて異なることは下記
のようにおどろくべきことである。
【0024】耐衝撃性改良しないそして例えば20重量
%の粘土含量を持つポリプロピレン成形用組成物の場
合、−10℃より上の温度、特にPPのガラス転移温度
より上の温度における衝撃強さは測定方法によるが40
%までであり、対応するタルク強化成形用組成物の値よ
り高い。>−10℃の温度におけるノッチ付き衝撃強さ
における改良はあまり明瞭でない。一方、<0℃の温度
における低温衝撃強さ及びノッチ付き衝撃強さにおける
改良は認められない。粘土鉱物で強化したポリプロピレ
ン成形用組成物の強度値(引張り及び曲げ試験)はわず
かに減少し、そしてヤング率は15%までの値に減少す
る。
【0025】粘土鉱物で強化した耐衝撃性改良ポリプロ
ピレン成形用組成物例えば10重量%のEP(D)M含量
を持つそれの場合、対照的に>10℃の温度における衝
撃強さは15%まで、そしてノッチ付き衝撃強さは30
%までであり、対応するタルク強化ポリプロピレン成形
用組成物の値より下にある。一方、低温衝撃強さとノッ
チ付き衝撃強さには差異が認められない。粘土鉱物で強
化した耐衝撃性改良ポリプロピレン成形用組成物の強度
はタルク強化ポリプロピレン成形用組成物の値のわずか
に上であり、そして鋼球押込み硬度はかなり(15%ま
で)上である。
【0026】一般に、粘土鉱物で強化したすべてのポリ
プロピレン成形用組成物においては、タルク強化ポリプ
ロピレン成形用組成物と比較して改良された耐引掻き性
及び改良された表面品質が見出される。特に耐衝撃性改
良されたタルク強化ポリプロピレン成形用組成物でしば
しば起こるスライド・ライン(slide line)はなお目に
見えはするもの極めて少ない程度である。
【0027】次の実施例は本発明を例証するためのもの
である。 比較実施例A 次の材料:78.0重量部の>90%のアイソタクチッ
ク含量、約65%の結晶化度及び7〜9g/10分のメ
ルトフローインデックス(230/5)を持つ部分的に
結晶性のアイソタクチックポリプロピレンホモ重合体、 2.0重量部の比較的広い粒度分布;<20μmのカッ
ト(80%)、<10μmのカット(50%)を持つタ
ルク、 0.3重量部のオクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート、
0.3重量部のジ−オクタデシルスルファイト、0.4重
量部の3:1の比率のステアリン酸カルシウム及びビス
−ステアロイル/パルミトイル−エチレンジアミン、
0.7重量部のアセトゲン(Acetogen)カーボンブラッ
ク を流動ミキサー中で混合する。
【0028】粉末混合物の配合及びその後の造粒をW&
P ZSK 53二軸スクリュー押出機の助けにより、2
30℃の最高バレル温度及び250℃の最高材料温度で
実行する。
【0029】得られる顆粒をKM 90−210 Bスク
リューピストン射出成形機の助けにより240℃を超え
ない材料温度でDIN及びISO供試標品に加工した。
【0030】上述のDIN及びISO試験を実行した。 実施例1 強化材を低い粒度分布 − <20μmのカット(少なく
とも95%)、<6μmのカット(85〜90%)を持
つ粘土(65.4%のSiO、20.3%のAl23
の22.0重量部で置き換えたことを除いて比較実施例
1の方法を繰り返した。
【0031】比較実施例B 次の材料:70.0重量部の約80%のアイソタクチッ
ク含量、約5%のアタクチック含量、約7.5%のエチ
レン含量及び20〜30g/10分のメルトフローイン
デックス(230/5)を持つプロピレン−エチレンブ
ロック共重合体、 20.0重量部の比較的低い粒度:<20μmのトップ
カット(99%)、<10μmのカット(86%)を持
つタルク、 10.0重量部の約48%のエチレン含量を持つEPM
ゴムの60重量%、エチレン−プロピレンブロック共重
合体の30重量%及びHDPEの10重量%からなる商
業的に入手可能な耐衝撃性改良剤、0.2重量部のペン
タエリトリチル・テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネー
ト〕、0.3重量部の比較実施例Aと一致するステアリ
ン酸カルシウム及びステアロイル/パルミトイルエチレ
ンジアミン、0.3重量部の光安定剤(UV吸収剤)、
2.0重量部の着色顔料(ウルトラマリンブルーとアセ
トゲンカーボンブラック) を流動ミキサー中で混合する。配合と射出成形品又は供
試標品への加工を比較実施例Aにより実行した。
【0032】比較実施例C 酸掃去剤のステアリン酸Caを0.2重量部のMgOで
置き換えたことを除いて比較実施例Bの方法を繰り返し
た。
【0033】実施例4 強化材を実施例1と一致する粘土鉱物の20重量部で置
き換えたことを除いて比較実施例Cの方法を繰り返し
た。
【0034】比較実施例D 次の材料:80.0重量部の約80%のアイソタクチッ
ク含量、約5%のアタクチック含量、約10%のエチレ
ン含量及び20〜30g/10分のメルトフローインデ
ックス(230/5)を持つプロピレン−エチレンブロ
ック共重合体、20.0重量部の比較的低い粒度(比較
実施例Bと一致する)を持つタルク、0.5重量部の商
業的に入手可能なフェノール及びホスファイト酸化安定
剤の組合せ、0.3重量部のステアリン酸Ca及び商業
的に入手可能なワックスの組合せ(比較実施例Bと一致
する)、0.3重量部の光安定剤、0.98重量部の特有
の黒色を生ずる着色顔料 を流動ミキサー中で混合する。
【0035】実施例5 強化材を実施例1と一致する粘土鉱物の20重量部で置
き換えたことを除いて比較実施例Dの方法を繰り返し
た。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 53/00 LLY 7142−4J //(C08L 23/12 23:04)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量で30〜95部の、>80%のアイ
    ソタクチック含量、>50%の結晶化度及び0.5〜1
    000g/10分のメルトフローインデックス(230
    /5)を持つ部分的に結晶性のアイソタクチックプロピ
    レンホモ重合体、又は >80%のシンジオタクチック含量、>10のシンジオ
    タクチック連鎖長さ、>30%の結晶化度及び0.5〜
    1000g/10分のメルトフローインデックス(23
    0/5)を持ち部分的に結晶性のシンジオタクチックプ
    ロピレンホモ重合体、又は 重量で2〜30%のエチレン及び/又は1−オレフィン
    含量及び0.5〜1000g/10分のメルトフローイ
    ンデックス(230/5)を持ち部分的に結晶性でC4
    〜C8−1−オレフィンを持つプロピレン−エチレン、
    プロピレン−1−オレフィン又はプロピレン−エチレン
    −1−オレフィン−ブロック共重合体又は三元共重合
    体、又は 重量で0.5〜30%のエチレン又は/及び1−オレフ
    ィン含量及び0.5〜1000g/10分のメルトフロ
    ーインデックス(230/5)を持ち部分的に結晶性の
    ランダムプロピレン−エチレン、プロピレン−1−オレ
    フィン又はプロピレン−エチレン−1−オレフィン共重
    合体又は三元共重合体、 重量で0〜30部の、重量で>45%のエチレン含量及
    び20〜70の127℃におけるムーニー粘度ML(1
    +8)を持つ熱可塑性エチレン−プロピレン又は/及び
    エチレン−プロピレン−ジエンゴム、 重量で0〜10部の、0.94〜0.965g/cm3 の密
    度及び60〜80%の結晶化度を持つ分岐していないポ
    リエチレン、及び 重量で5〜60部の、重量で55〜80%のSiO2
    量及び重量で10〜30%のAl23 含量、及び<2
    0μmのトップカット(少なくとも95%)の粒度を持
    つ粘土鉱物 から本質的になる強化ポリプロピレン成形用組成物。
  2. 【請求項2】 自動車用成形品の製造のための請求項1
    記載のプロピレン成形用組成物の使用。
JP4190366A 1991-07-19 1992-07-17 強化ポリプロピレン成形用組成物 Pending JPH05194804A (ja)

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DE4123965:2 1991-07-19

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JP4190366A Pending JPH05194804A (ja) 1991-07-19 1992-07-17 強化ポリプロピレン成形用組成物

Country Status (7)

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US (1) US5298549A (ja)
EP (1) EP0523717A1 (ja)
JP (1) JPH05194804A (ja)
BR (1) BR9202720A (ja)
CA (1) CA2074142A1 (ja)
CZ (1) CZ222492A3 (ja)
MX (1) MX9204226A (ja)

Cited By (1)

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