JPH05194548A - 3−クロルプロピルシランの製造方法 - Google Patents

3−クロルプロピルシランの製造方法

Info

Publication number
JPH05194548A
JPH05194548A JP4157630A JP15763092A JPH05194548A JP H05194548 A JPH05194548 A JP H05194548A JP 4157630 A JP4157630 A JP 4157630A JP 15763092 A JP15763092 A JP 15763092A JP H05194548 A JPH05194548 A JP H05194548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
allyl chloride
trichlorosilane
mol
chloropropyltrichlorosilane
bottom product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4157630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2804202B2 (ja
Inventor
Claus-Dietrich Seiler
ザイラー クラウス−ディートリッヒ
Willy Hange
ハンゲ ヴィリー
Bernhard Lillig
リリッヒ ベルンハルト
Reinhard Matthes
マテース ラインハルト
Uwe Schoen
シェーン ウーヴェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huels AG
Original Assignee
Huels AG
Chemische Werke Huels AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huels AG, Chemische Werke Huels AG filed Critical Huels AG
Publication of JPH05194548A publication Critical patent/JPH05194548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2804202B2 publication Critical patent/JP2804202B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0801General processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12Organo silicon halides
    • C07F7/14Preparation thereof from optionally substituted halogenated silanes and hydrocarbons hydrosilylation reactions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 白金触媒を用いた、ヒドロゲンシランと塩化
アリルからの3−クロルプロピルシランの新規製造方法
を提供する。 【構成】 凝縮器で形成された、担体上を流れる凝縮物
中に塩化アリルをヒドロゲンシラン成分に対して化学量
論的過剰で存在させることよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白金触媒を用いたヒド
ロゲンシランと塩化アリルからの3−クロルプロピルシ
ランの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒドロゲンシランと塩化アリルを、塊状
で又は種々多様の担体に施されて存在してしていてもよ
い白金化合物又は金属白金の存在下で反応させて3−ク
ロルプロピルシランにする方法は公知である。このよう
な反応は、例えば西ドイツ国特許第2012229号及
び同第2815316号明細書に記載されている。更
に、塩化アリルをヒドロゲンシランと反応させて3−ク
ロルプロピルシランにする反応の際に、使用した塩化ア
リルの一部とヒドロゲンシランが、ベータ分解と称され
る副反応において反応してプロピレン及びそれぞれのヒ
ドロゲンシランに相応するクロルシランを形成すること
が公知である。従って、例えば塩化アリルとトリクロル
シランの反応の際に、反応する塩化アリルの約36モル
%が当量の四塩化珪素の形成を伴ってベータ分解により
プロピレンに転化する。該副反応の範囲は制限付きで調
節できるにすぎない。加圧装置内での特殊な反応制御に
よりプロピレン形成を減少させることができるが、該作
業では、ベータ分解の範囲内で生成するプロピレンが定
量的に更に反応して、使用したヒドロゲンシランに相当
するプロピルシランになるいう結果が生じる。標準圧で
常法で実施した反応においても、著しい量でベータ分解
に由来するプロピレンとヒドロゲンシランが反応して相
応するプロピルシランになる。従って、例えば工業的装
置で白金化した活性炭を充填したカラム中での塩化アリ
ルとトリクロルシランの不均一触媒反応の際に、3−ク
ロルプロピルトリクロルシラン1000kg当たりプロ
ピルトリクロルシラン230kgまでが得られる。この
ことは、目的生成物中に導入されたトリクロルシランの
量に対してトリクロルシラン約28%の過剰需要を意味
する。
【0003】トリクロルシランをヒドロゲンシラン成分
として使用する場合には、ベータ分解の枠内でプロピレ
ン生成に対して化学量論的に形成されたクロルシラン、
例えば四塩化珪素は、それぞれ生成する反応体化合物か
ら大きな沸点の違いに起因して別の成分から蒸留で簡単
に分離されるが、3−クロルプロピルシラン目的生成物
から相応するプロピルシランを分離することは、高い蒸
留費用で可能であるにすぎない。更に、ほとんどのプロ
ピルシラン、例えばメチルプロピルジクロルシラン、エ
チルプロピルジクロルシラン、ジメチルプロピルクロル
シランに関しては、従来ほとんど用途が存在しない、そ
れにより莫大な費用のかかる廃棄物処理の問題が生じ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、3−クロルプロピルシランを合成する際にプロピル
シランの形成を減少させるか、ないしは完全に抑制する
ことであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1記
載の方法により解決される。本発明による方法は、標準
圧及び減圧で実施可能である。有利には標準圧で作業す
る。
【0006】本発明による方法は、塩化アリルを適当な
容器内で沸点まで加熱し、その際、形成された生じた蒸
気を適当な冷却装置に導入し、そこで凝縮させる。該凝
縮物を冷却装置から白金化した担体上に導入するという
方法で行うのが有利である。沸騰塩化アリルにヒドロゲ
ンシランを連続的に塩化アリル/ヒドロゲンシラン系の
反応速度に絶えず適応した、場合により前実験で決定す
べき計量供給速度で加えるので、冷却装置で生成する凝
縮物中に、全反応時間にわたり、塩化アリルがヒドロゲ
ンシラン成分に対して化学量論的に過剰で存在する。そ
の際、有利には塩化アリルのヒドロゲンシランに対する
モル比は少なくとも3:1である。該比を下回ることは
結果として僅かにプロピルシランを形成するが、その絶
対量に関しては、凝縮物中の塩化アリルがヒドロゲンシ
ラン成分に対して化学量論的過剰で存在する限り無視す
ることができる。先に装入した塩化アリルへのヒドロゲ
ンシランの添加は不連続的にも実施することができ、そ
の際、反応の進行と共に添加されるヒドロゲンシラン分
は、受け器の塩化アリル含量の減少に相応して減少させ
るべきである。
【0007】出発成分として本発明に使用可能なヒドロ
ゲンシランは、オルガノ基及び水素原子だけを珪素の置
換基として含有するヒドリドシラン及びオルガノシラ
ン、並びにオルガノ−H−ハロゲン−及びオルガノ−H
−アルコキシシランを包含する。ヒドリドシランの例は
トリクロルシランである。オルガノ−H−ハロゲンシラ
ンとしてはメチルヒドロゲンジクロルシラン、エチルヒ
ドロゲンジクロルシラン及びジメチルヒドロゲンクロル
シランが挙げられる。本発明に使用可能なオルガノ−H
−アルコキシシランには、化合物、例えばトリメトキシ
ヒドロゲンシラン及びメチルヒドロゲンジメトキシシラ
ンが包含される。トリメチルヒドロゲン−及びトリエチ
ルヒドロゲンシランも使用可能なヒドロゲンシランであ
る。
【0008】ヒドリドシラン、例えばトリクロルシラン
と混合置換されたヒドロゲンシランを本発明により反応
させるのが有利である、その際、置換基の1つはハロゲ
ンである、例えばメチル−、エチル−及びプロピルヒド
ロゲンジクロルシラン及びジメチルヒドロゲンクロルシ
ランである。
【0009】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例につき詳細に説
明する。
【0010】例1(比較例) 2リットルの5つ口フラスコを加熱フード内に入れた。
5つの接続管の中央に、上端部にすり合わせスリーブ、
及び溶封されている下端部にすり合わせ栓が溶着されて
いる、長さ20cmのガラス管(内径約4.5cm)を
挿入した。すり合わせ栓の上部の管内部にガラス格子が
埋込まれており、その上に触媒を置いた。更に、ガラス
管内部には2つの溶着したガラス接続管(直径=1c
m)があり、その1つは触媒を支持した該ガラス格子下
に、もう1つは管の上端部のすり合わせスリーブの下に
ある。5つ口フラスコの接続管の1つから触媒を収容す
る管の両ガラス接続管の上の管にガラス管接合されてい
る。5つ口フラスコのもう1つの接続管からはU管(直
径=1cm)の一方の脚部にガラス管接合されており、
U管のもう一方の脚部は、ガラス管を介して触媒支持管
の下方のガラス管の接続管(ガラス格子の下にある)に
接続されている。触媒を含有する管上に急速冷却器を設
置した。該系を外部に対して窒素流により遮断した。外
側のフラスコ接続管の1つには温度計、もう1つには滴
下漏斗を挿入した。触媒を収容するために特定されたガ
ラス管に、長時間にわたり固定した、白金含有率が0.
1重量%である活性炭触媒(粒度1〜2mm、カサ密度
450g/l)150mlを充填した。その際、固定し
た触媒とは、工業的装置で使用することにより最大限の
効果が得られるような触媒であると解されるべきであ
る。2リットルフラスコに滴下漏斗を介してトリクロル
シラン4.4モル(596g)及び塩化アリル4.0モ
ル(306g)を装込し、冷却器に−32℃の冷溶液を
供給した。フラスコを加熱することにより該触媒に上か
ら冷却器表面に凝結した装入生成物を注いだ。該加熱電
流は、該系が一定の還流に維持されるように調節した。
27時間の反応時間後に実験を中断し、生じた塔底生成
物をガスクロマトグラフィーで調査し、蒸留後処理し
た。
【0011】ガスクロマトグラムはプロピルトリクロル
シラン及び未反応アリルクロリドの他に3−クロルプロ
ピルトリクロルシランの存在を示した。
【0012】塔底生成物の後処理では、3−クロルプロ
ピルトリクロルシラン543gの他に、109gの量の
プロピルトリクロルシランが生じた。これは3−クロル
プロピルトリクロルシラン1000gに対してプロピル
トリクロルシラン200gの量に相当し、ひいては3−
クロルプロピルトリクロルシラン1000g当たりトリ
クロルシラン152gの付加的な消費に相当する。
【0013】例2(比較例) 2リットルフラスコにトリクロルシラン4.4モル(5
96g)を装入し、冷却器に−32℃の冷却塩水を供給
した。フラスコを加熱することにより、触媒に上から凝
縮したトリクロルシランを注いだ。冷却器で強度な凝縮
形成物が生じた後に、加熱電流を、該系が一定の還流に
維持されるように調節した。この時点で滴下漏斗からの
塩化アリルの添加を開始した。24時間で4時間の間隔
で7回、それぞれ塩化アリル43g(0.57モル)を
添加した。
【0014】引続き、3時間の後反応段階で反応を終了
させた。形成された塔底生成物をガスクロマトグラフィ
ーで調査し、引続き蒸留後処理した。
【0015】ガスクロマトグラムは、プロピルトリクロ
ルシラン及び未反応の塩化アリルのの他に3−クロルプ
ロピルトリクロルシランの存在を示した。
【0016】塔底生成物の蒸留後処理では、3−クロル
プロピルトリクロルシラン545gの他に、107gの
量のプロピルトリクロルシランが生じた。これは3−ク
ロルプロピルトリクロルシラン1000gに対して19
6gの量のプロピルトリクロルシランに相当し、ひいて
は3−クロルプロピルトリクロルシラン1000g当た
り、トリクロルシラン149gの付加的な消費に相当す
る。
【0017】例3(比較例) 例1に記載した実験を、トリクロルシラン4.8モル
(650g)及び塩化アリル4.0モル(306g)を
用いて繰返した。
【0018】形成された塔底生成物のガスクロマトグラ
ムは、プロピルトリクロルシラン及びトリクロルシラン
の他に3−クロルプロピルトリクロルシランの存在を示
した(塩化アリルはすでに検出されなかった)。
【0019】塔底生成物の蒸留後処理では、3−クロル
プロピルトリクロルシラン577gの他に、132gの
量のプロピルトリクロルシランが生じた。これは3−ク
ロルプロピルトリクロルシラン1000gに対して22
9gの量のプロピルトリクロルシランに相当し、ひいて
は3−クロルプロピルトリクロルシラン1000g当た
りトリクロルシラン175gの付加的な消費に相当す
る。
【0020】例4(比較例) 例1に記載した実験を、メチルヒドロゲンジクロルシラ
ン4.8モル(552g)及び塩化アリル4.0モル
(306g)を用いて繰返した。
【0021】塔底生成物のガスクロマトグラムは、プロ
ピルメチルジクロルシラン及びメチルヒドロゲンジクロ
ルシランの他に3−クロルプロピルメチルジクロルシラ
ンの存在を示した。
【0022】塔底生成物の蒸留後処理では、3−クロル
プロピルメチルジクロルシラン519gの他に68gの
量のプロピルメチルジクロルシランが生じた。これは3
−クロルプロピルメチルジクロルシラン1000gに対
して131gの量のプロピルメチルジクロルシランに相
当し、ひいては3−クロルプロピルメチルジクロルシラ
ン1000g当たりメチルヒドロゲンジクロルシラン9
6gの付加的な消費に相当する。
【0023】例5 例2に記載した実験を繰返した。
【0024】トリクロルシランの代わりに塩化アリル
4.0モル(306g)を用いた。24時間以内にそれ
ぞれ2.7時間の間隔で10回、滴加漏斗からのトリク
ロルシラン55.6g(0.41モル)に添加した。後
反応段階の終了後に、塔底生成物をガスクロマトグラフ
ィーで調査し、蒸留後処理した。
【0025】ガスクロマトグラムは、プロピルトリクロ
ルシラン及びトリクロルシランの他に3−クロルプロピ
ルトリクロルシランの存在を示した。
【0026】塔底生成物の蒸留後処理では、3−クロル
プロピルトリクロルシラン577gの他に7.1gの量
のプロピルトリクロルシラン生じた。これは3−クロル
プロピルトリクロルシラン1000gに対して12gの
量のプロピルトリクロルシランに相当し、引いては3−
クロルプロピルトリクロルシラン1000g当たりトリ
クロルシラン9gの消費に相当するにすぎない。
【0027】例6 例5に記載した実験を繰返した。2リットルフラスコに
塩化アリル4.0モル(306g)を装入した。24時
間でトリクロルシラン4.0モル(542g)を連続計
量供給した。
【0028】後反応段階(1時間)の終了後に、塔底生
成物をガスクロマトグラフーで調査し、蒸留後処理し
た。
【0029】ガスクロマトグラムは微量のトリクロルシ
ラン、塩化アリル及びプロピルトリクロルシランの他に
3−クロルプロピルトリクロルシランの存在を示した。
【0030】塔底生成物の蒸留後処理では3−クロルプ
ロピルトリクロルシラン577gが生じた。
【0031】例7 例6に記載した実験を繰返した。2リットルフラスコに
挿入した塩化アリル4.0モル(306g)にトリクロ
ルシラン4.0モルの代わりにメチルヒドロゲンジクロ
ルシラン4.0モル(460g)を計量供給した。
【0032】後反応段階の終了後に塔底生成物をクロマ
トグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0033】ガスクロマトグラムは微量の塩化アリル、
メチルヒドロゲンジクロルシラン及びプロピルメチルジ
クロルシランの他に3−クロルプロピルメチルジクロル
シランの存在を示した。塔底生成物の蒸留後処理では3
−クロルプロピルメチルジクロルシラン519gが生じ
た。
【0034】例8 例6に記載した実験を繰返した。2リットルフラスコに
挿入した塩化アリル4.0モル(306g)に、トリク
ロルシラン4.0モルの代わりにエチルヒドオロゲンジ
クロルシラン4.0モル(516g)を計量供給した。
【0035】後反応段階の終了後に塔底生成物をクロマ
トグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0036】ガスクロマトグラムは微量の塩化アリル、
エチルヒドロゲンジクロルシラン及びプロピルエチルジ
クロルシランの他に3−クロルプロピルエチルジクロル
シランの存在を示した。
【0037】塔底生成物の蒸留後処理では3−クロルプ
ロピルエチルジクロルシラン560gが生じた。
【0038】例9 例6に記載した実験を繰返した。2−リットルフラスコ
に挿入した塩化アリル4.0モル(306g)にトリク
ロルシラン4.0モルの代わりにジメチルヒドロゲンク
ロルシラン4モル(378g)を計量供給した。
【0039】後反応段階の終了後に、塔底生成物をガス
クロマトグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0040】ガスクロマトグラムは微量の塩化アリル、
ジメチルヒドロゲンクロルシラン及びジメチルプロピル
クロルシランの他に3−クロルプロピルジメチルクロル
シランの存在を示した。
【0041】塔底生成物の蒸留処理では3−クロルプロ
ピルジメチルクロルシラン465gが生じた。
【0042】例10 例6に記載した実験を繰返した。2−リットルフラスコ
に挿入した塩化アリル4.0モル(306g)にトリク
ロルシラン4.0モルの代わりに単にトリクロルシラン
3.5モル(474g)を計量供給した。
【0043】後反応段階の終了後、塔底生成物をガスク
ロマトグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0044】ガスクロマトグラムは塩化アリルの他に3
−クロルプロピルトリクロルシランの存在を示した。プ
ロピルトリクロルシランは検出されなかった。
【0045】塔底生成物の蒸留後処理では3−クロルプ
ロピルトリクロルシラン497gが生じた。
フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト リリッヒ ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン デ ューラーシュトラーセ 57 (72)発明者 ラインハルト マテース ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン ウ ンテレ ドルフシュトラーセ 39 (72)発明者 ウーヴェ シェーン ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン カ ール−フュルステンベルク シュトラーセ 62

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白金を含有し、反応体混合物の上に存在
    する担体に接触させて付加反応させ、反応体混合物の蒸
    気を担体を迂回させて凝縮器に移行させ、凝縮器で形成
    された凝縮物を担体を介してゲートを通過させ沸騰反応
    体混合物に導入することにより、少なくとも高沸点反応
    体の沸点と同じ温度でヒドロゲンシランと塩化アリルか
    ら3−クロルプロピルシランを製造する方法において、
    凝縮器で形成された、担体上を流れる凝縮物中に塩化ア
    リルがヒドロゲンシラン成分に対して化学量論的過剰で
    存在することを特徴とする、3−クロルプロピルシラン
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 凝縮器から流出する凝縮物中に塩化アリ
    ルが少なくとも3倍のモル過剰で存在する、請求項1記
    載の方法。
JP4157630A 1991-06-18 1992-06-17 3−クロルプロピルシランの製造方法 Expired - Fee Related JP2804202B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4119994A DE4119994A1 (de) 1991-06-18 1991-06-18 Verfahren zur herstellung von 3-chlorpropylsilanen
DE4119994.4 1991-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05194548A true JPH05194548A (ja) 1993-08-03
JP2804202B2 JP2804202B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=6434163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4157630A Expired - Fee Related JP2804202B2 (ja) 1991-06-18 1992-06-17 3−クロルプロピルシランの製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5177236A (ja)
EP (1) EP0519181B1 (ja)
JP (1) JP2804202B2 (ja)
AT (1) ATE133674T1 (ja)
DE (2) DE4119994A1 (ja)
ES (1) ES2083019T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7767753B2 (en) 2004-06-21 2010-08-03 Sekisui Chemical Co., Ltd. Binder resin composition, paste and green sheet

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559264A (en) * 1994-02-24 1996-09-24 Osi Specialities, Inc. Process for making chloroorganosilicon compounds
DE19632157A1 (de) * 1996-08-09 1998-02-12 Huels Chemische Werke Ag Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung von 3-Halogen-Propyl-Organosilanen
JP3161354B2 (ja) * 1997-02-07 2001-04-25 日本電気株式会社 半導体装置及びその製造方法
DE19825793C1 (de) * 1998-06-10 2000-01-05 Degussa Verfahren zur Herstellung von in 3-Stellung funktionalisierten Organosilanen
DE19857223C5 (de) * 1998-12-11 2010-02-04 Evonik Degussa Gmbh Verfahren zur Herstellung von Propylsilanen
DE50013193D1 (de) * 2000-08-18 2006-08-31 Degussa Verfahren zur Herstellung von Allyltrichlorsilan
IL147949A (en) * 2001-02-03 2004-12-15 Degussa Process for producing converted silanes profile in position 3
US6500977B1 (en) 2001-11-27 2002-12-31 Dow Corning Corporation Process for producing organosilanes
FR2833265B1 (fr) * 2001-12-06 2006-02-10 Rhodia Chimie Sa Procede d'obtention de monoorganoxysilane polysulfures
FR2833264B1 (fr) * 2001-12-06 2005-08-19 Rhodia Chimie Sa Procede d'obtention de monoorganoxysilanes polysulfures
FR2841245B1 (fr) * 2002-06-21 2005-02-18 Rhodia Chimie Sa Procede de preparation d'organo dialkylalcoxysilane
FR2841244B1 (fr) * 2002-06-21 2007-10-05 Rhodia Chimie Sa Procede de preparation d'organo dialkylalcoxysilane

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3706777A (en) * 1970-03-14 1972-12-19 Dynamit Nobel Ag Process for the production of alkyl silanes
DE2815316C2 (de) * 1978-04-08 1980-03-27 Dynamit Nobel Ag, 5210 Troisdorf Verfahren zur Herstellung von Alkylsilanen
US4292433A (en) * 1980-10-31 1981-09-29 Chisso Corporation Method for producing 3-chloropropyltrichlorosilane
DE3138236A1 (de) * 1981-09-25 1983-04-07 Wacker-Chemie GmbH, 8000 München "verfahren zur herstellung von tetrafluorethyloxyalkylsilanen"
DE3404703A1 (de) * 1984-02-10 1985-09-05 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur herstellung von 3-chlorpropyltrichlorsilan
US4898961A (en) * 1989-07-17 1990-02-06 Dow Corning Corporation Method for preparing alkenylsilanes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7767753B2 (en) 2004-06-21 2010-08-03 Sekisui Chemical Co., Ltd. Binder resin composition, paste and green sheet

Also Published As

Publication number Publication date
DE59205211D1 (de) 1996-03-14
ATE133674T1 (de) 1996-02-15
EP0519181B1 (de) 1996-01-31
US5177236A (en) 1993-01-05
EP0519181A1 (de) 1992-12-23
ES2083019T3 (es) 1996-04-01
JP2804202B2 (ja) 1998-09-24
DE4119994A1 (de) 1992-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4276424A (en) Methods for the production of organic polysilanes
US4039567A (en) Process for the continuous esterification of chlorosilanes
JP2804202B2 (ja) 3−クロルプロピルシランの製造方法
KR101839585B1 (ko) 디오가노디할로실란의 제조 방법
US5654459A (en) Process for preparing alkylhydrogenchlorosilanes
US4946980A (en) Preparation of organosilanes
Urry Systematic synthesis in the polysilane series
US4985579A (en) Removal of hydrogen-containing silanes from organosilane mixtures
JP4722323B2 (ja) 直接法によるアルキルハロシランの製造中にジアルキルジハロシランの生成を促進する方法
US5629439A (en) Method for preparation of allylsilanes
US3627501A (en) Process for the disproportionation of chlorosilanes and organosilanes
CA1336607C (en) Preparation of organosilanes
JP2003183289A (ja) 改善されたオルガノシラン製造方法
US4962219A (en) Alkylation of halodisilanes
US5777145A (en) Removal of chlorocarbons from organochlorosilanes
US20020183537A1 (en) Process for preparing silanes
JPH10139786A (ja) ビニルトリクロロシランの製法
JPH0881473A (ja) 接触アルキル化方法
US4222953A (en) Method of preparing organosiloxanes and methylchloride
US20040019231A1 (en) Preparation of mixed-halogen halo-silanes
US5120520A (en) Silane products from reaction of solid silicon monoxide with aromatic halides
US5550269A (en) Method for redistribution of trichlorosilane
JPS604193A (ja) アルコキシシランの連続的製法
JPS606696A (ja) アルコキシシランの連続的製造方法
EP0365206B1 (en) Alkylation of halodisilanes

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees