JP2804202B2 - 3−クロルプロピルシランの製造方法 - Google Patents

3−クロルプロピルシランの製造方法

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JP2804202B2
JP2804202B2 JP4157630A JP15763092A JP2804202B2 JP 2804202 B2 JP2804202 B2 JP 2804202B2 JP 4157630 A JP4157630 A JP 4157630A JP 15763092 A JP15763092 A JP 15763092A JP 2804202 B2 JP2804202 B2 JP 2804202B2
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    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
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    • C07F7/14Preparation thereof from optionally substituted halogenated silanes and hydrocarbons hydrosilylation reactions

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白金触媒を用いたヒド
ロゲンシランと塩化アリルからの3−クロルプロピルシ
ランの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒドロゲンシランと塩化アリルを、塊状
で又は種々多様の担体に施されて存在してしていてもよ
い白金化合物又は金属白金の存在下で反応させて3−ク
ロルプロピルシランにする方法は公知である。このよう
な反応は、例えば西ドイツ国特許第2012229号及
び同第2815316号明細書に記載されている。更
に、塩化アリルをヒドロゲンシランと反応させて3−ク
ロルプロピルシランにする反応の際に、使用した塩化ア
リルの一部とヒドロゲンシランが、ベータ分解と称され
る副反応において反応してプロピレン及びそれぞれのヒ
ドロゲンシランに相応するクロルシランを形成すること
が公知である。従って、例えば塩化アリルとトリクロル
シランの反応の際に、反応する塩化アリルの約36モル
%が当量の四塩化珪素の形成を伴ってベータ分解により
プロピレンに転化する。該副反応の範囲は制限付きで調
節できるにすぎない。加圧装置内での特殊な反応制御に
よりプロピレン形成を減少させることができるが、該作
業では、ベータ分解の範囲内で生成するプロピレンが定
量的に更に反応して、使用したヒドロゲンシランに相当
するプロピルシランになるいう結果が生じる。標準圧で
常法で実施した反応においても、著しい量でベータ分解
に由来するプロピレンとヒドロゲンシランが反応して相
応するプロピルシランになる。従って、例えば工業的装
置で白金化した活性炭を充填したカラム中での塩化アリ
ルとトリクロルシランの不均一触媒反応の際に、3−ク
ロルプロピルトリクロルシラン1000kg当たりプロ
ピルトリクロルシラン230kgまでが得られる。この
ことは、目的生成物中に導入されたトリクロルシランの
量に対してトリクロルシラン約28%の過剰需要を意味
する。
【0003】トリクロルシランをヒドロゲンシラン成分
として使用する場合には、ベータ分解の枠内でプロピレ
ン生成に対して化学量論的に形成されたクロルシラン、
例えば四塩化珪素は、それぞれ生成する反応体化合物か
ら大きな沸点の違いに起因して別の成分から蒸留で簡単
に分離されるが、3−クロルプロピルシラン目的生成物
から相応するプロピルシランを分離することは、高い蒸
留費用で可能であるにすぎない。更に、ほとんどのプロ
ピルシラン、例えばメチルプロピルジクロルシラン、エ
チルプロピルジクロルシラン、ジメチルプロピルクロル
シランに関しては、従来ほとんど用途が存在しない、そ
れにより莫大な費用のかかる廃棄物処理の問題が生じ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、3−クロルプロピルシランを合成する際にプロピル
シランの形成を減少させるか、ないしは完全に抑制する
ことであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1記
載の方法により解決される。本発明による方法は、標準
圧及び減圧で実施可能である。有利には標準圧で作業す
る。
【0006】本発明による方法は、塩化アリルを適当な
容器内で沸点まで加熱し、その際形成された、生じた蒸
気を適当な冷却装置に導入し、そこで凝縮させ、該凝縮
物を冷却装置から白金化した担体上に導入するという方
法で行うのが有利である。沸騰塩化アリルにヒドロゲン
シランを連続的に塩化アリル/ヒドロゲンシラン系の反
応速度に絶えず適応した、場合により前実験で決定すべ
き計量供給速度で加えるので、冷却装置で生成する凝縮
物中に、全反応時間にわたり塩化アリルがヒドロゲンシ
ラン成分に対して化学量論的に過剰で存在する。その
際、有利には塩化アリルのヒドロゲンシランに対するモ
ル比は少なくとも3:1である。該比を下回ることは結
果として僅かにプロピルシランを形成するが、その絶対
量に関しては、凝縮物中の塩化アリルがヒドロゲンシラ
ン成分に対して化学量論的過剰で存在する限り無視する
ことができる。先に装入した塩化アリルへのヒドロゲン
シランの添加は不連続的に実施することもでき、その際
反応の進行とともに添加されるヒドロゲンシラン成分は
受け器の塩化アリル含量の減少に相応して減少させるべ
きである。
【0007】出発成分として本発明に使用可能なヒドロ
ゲンシランは、オルガノ基及び水素原子だけを珪素の置
換基として含有するヒドリドシラン及びオルガノシラ
ン、並びにオルガノ−H−ハロゲン−及びオルガノ−H
−アルコキシシランを包含する。ヒドリドシランの例は
トリクロルシランである。オルガノ−H−ハロゲンシラ
ンとしてはメチルヒドロゲンジクロルシラン、エチルヒ
ドロゲンジクロルシラン及びジメチルヒドロゲンクロル
シランが挙げられる。本発明に使用可能なオルガノ−H
−アルコキシシランには、化合物、例えばトリメトキシ
ヒドロゲンシラン及びメチルヒドロゲンジメトキシシラ
ンが包含される。トリメチルヒドロゲン−及びトリエチ
ルヒドロゲンシランも使用可能なヒドロゲンシランであ
る。
【0008】ヒドリドシラン、例えばトリクロルシラン
と混合置換されたヒドロゲンシランを本発明により反応
させるのが有利である、その際、置換基の1つはハロゲ
ンである、例えばメチル−、エチル−及びプロピルヒド
ロゲンジクロルシラン及びジメチルヒドロゲンクロルシ
ランである。
【0009】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例につき詳細に説
明する。
【0010】例1(比較例) 2リットルの5つ口フラスコを加熱フード内に入れた。
5つの接続管の中央に、上端部にすり合わせスリーブ、
及び溶封されている下端部にすり合わせ栓が溶着されて
いる、長さ20cmのガラス管(内径約4.5cm)を
挿入した。すり合わせ栓の上部の管内部にガラス格子が
埋込まれており、その上に触媒を置いた。更に、ガラス
管内部には2つの溶着したガラス接続管(直径=1c
m)があり、その1つは触媒を支持した該ガラス格子下
に、もう1つは管の上端部のすり合わせスリーブの下に
ある。5つ口フラスコの接続管の1つから触媒を収容す
る管の両ガラス接続管の上の管にガラス管接合されてい
る。5つ口フラスコのもう1つの接続管からはU管(直
径=1cm)の一方の脚部にガラス管接合されており、
U管のもう一方の脚部は、ガラス管を介して触媒支持管
の下方のガラス管の接続管(ガラス格子の下にある)に
接続されている。触媒を含有する管上に急速冷却器を設
置した。該系を外部に対して窒素流により遮断した。外
側のフラスコ接続管の1つには温度計、もう1つには滴
下漏斗を挿入した。触媒を収容するために特定されたガ
ラス管に、長時間にわたり固定した、白金含有率が0.
1重量%である活性炭触媒(粒度1〜2mm、カサ密度
450g/l)150mlを充填した。その際、固定し
た触媒とは、工業的装置で使用することにより最大限の
効果が得られるような触媒であると解されるべきであ
る。2リットルフラスコに滴下漏斗を介してトリクロル
シラン4.4モル(596g)及び塩化アリル4.0モ
ル(306g)を装込し、冷却器に−32℃の冷溶液を
供給した。フラスコを加熱することにより該触媒に上か
ら冷却器表面に凝結した装入生成物を注いだ。該加熱電
流は、該系が一定の還流に維持されるように調節した。
27時間の反応時間後に実験を中断し、生じた塔底生成
物をガスクロマトグラフィーで調査し、蒸留後処理し
た。
【0011】ガスクロマトグラムはプロピルトリクロル
シラン及び未反応の塩化アリルの他に3−クロルプロピ
ルトリクロルシランの存在を示した。
【0012】塔底生成物の後処理では、3−クロルプロ
ピルトリクロルシラン543gの他に、109gの量の
プロピルトリクロルシランが生じた。これは3−クロル
プロピルトリクロルシラン1000gに対してプロピル
トリクロルシラン200gの量に相当し、ひいては3−
クロルプロピルトリクロルシラン1000g当たりトリ
クロルシラン152gの付加的な消費に相当する。
【0013】例2(比較例) 2リットルフラスコにトリクロルシラン4.4モル(5
96g)を装入し、冷却器に−32℃の冷却塩水を供給
した。フラスコを加熱することにより、触媒に上から凝
縮したトリクロルシランを注いだ。冷却器で強度な凝縮
形成物が生じた後に、加熱電流を、該系が一定の還流に
維持されるように調節した。この時点で滴下漏斗からの
塩化アリルの添加を開始した。24時間で4時間の間隔
で7回、それぞれ塩化アリル43g(0.57モル)を
添加した。
【0014】引続き、3時間の後反応段階で反応を終了
させた。形成された塔底生成物をガスクロマトグラフィ
ーで調査し、引続き蒸留後処理した。
【0015】ガスクロマトグラムは、プロピルトリクロ
ルシラン及び未反応の塩化アリルのの他に3−クロルプ
ロピルトリクロルシランの存在を示した。
【0016】塔底生成物の蒸留後処理では、3−クロル
プロピルトリクロルシラン545gの他に、107gの
量のプロピルトリクロルシランが生じた。これは3−ク
ロルプロピルトリクロルシラン1000gに対して19
6gの量のプロピルトリクロルシランに相当し、ひいて
は3−クロルプロピルトリクロルシラン1000g当た
り、トリクロルシラン149gの付加的な消費に相当す
る。
【0017】例3(比較例) 例1に記載した実験を、トリクロルシラン4.8モル
(650g)及び塩化アリル4.0モル(306g)を
用いて繰返した。
【0018】形成された塔底生成物のガスクロマトグラ
ムは、プロピルトリクロルシラン及びトリクロルシラン
の他に3−クロルプロピルトリクロルシランの存在を示
した(塩化アリルはすでに検出されなかった)。
【0019】塔底生成物の蒸留後処理では、3−クロル
プロピルトリクロルシラン577gの他に、132gの
量のプロピルトリクロルシランが生じた。これは3−ク
ロルプロピルトリクロルシラン1000gに対して22
9gの量のプロピルトリクロルシランに相当し、ひいて
は3−クロルプロピルトリクロルシラン1000g当た
りトリクロルシラン175gの付加的な消費に相当す
る。
【0020】例4(比較例) 例1に記載した実験を、メチルヒドロゲンジクロルシラ
ン4.8モル(552g)及び塩化アリル4.0モル
(306g)を用いて繰返した。
【0021】塔底生成物のガスクロマトグラムは、プロ
ピルメチルジクロルシラン及びメチルヒドロゲンジクロ
ルシランの他に3−クロルプロピルメチルジクロルシラ
ンの存在を示した。
【0022】塔底生成物の蒸留後処理では、3−クロル
プロピルメチルジクロルシラン519gの他に68gの
量のプロピルメチルジクロルシランが生じた。これは3
−クロルプロピルメチルジクロルシラン1000gに対
して131gの量のプロピルメチルジクロルシランに相
当し、ひいては3−クロルプロピルメチルジクロルシラ
ン1000g当たりメチルヒドロゲンジクロルシラン9
6gの付加的な消費に相当する。
【0023】例5 例2に記載した実験を繰返した。
【0024】トリクロルシランの代わりに塩化アリル
4.0モル(306g)を用いた。24時間以内にそれ
ぞれ2.7時間の間隔で10回、滴加漏斗からのトリク
ロルシラン55.6g(0.41モル)に添加した。後
反応段階の終了後に、塔底生成物をガスクロマトグラフ
ィーで調査し、蒸留後処理した。
【0025】ガスクロマトグラムは、プロピルトリクロ
ルシラン及びトリクロルシランの他に3−クロルプロピ
ルトリクロルシランの存在を示した。
【0026】塔底生成物の蒸留後処理では3−クロルプ
ロピルトリクロルシラン577gの他に7.1gの量の
プロピルトリクロルシランが生じた。これは3−クロル
プロピルトリクロルシラン1000gに対して12gの
量のプロピルトリクロルシランに相当し、ひいては3−
クロルプロピルトリクロルシラン1000g当たりトリ
クロルシラン9gの付加的な消費に相当するにすぎな
い。
【0027】例6 例5に記載した実験を繰返した。2リットルフラスコに
塩化アリル4.0モル(306g)を装入した。24時
間でトリクロルシラン4.0モル(542g)を連続計
量供給した。
【0028】後反応段階(1時間)の終了後に、塔底生
成物をガスクロマトグラフーで調査し、蒸留後処理し
た。
【0029】ガスクロマトグラムは微量のトリクロルシ
ラン、塩化アリル及びプロピルトリクロルシランの他に
3−クロルプロピルトリクロルシランの存在を示した。
【0030】塔底生成物の蒸留後処理では3−クロルプ
ロピルトリクロルシラン577gが生じた。
【0031】例7 例6に記載した実験を繰返した。2リットルフラスコに
挿入した塩化アリル4.0モル(306g)にトリクロ
ルシラン4.0モルの代わりにメチルヒドロゲンジクロ
ルシラン4.0モル(460g)を計量供給した。
【0032】後反応段階の終了後に塔底生成物をクロマ
トグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0033】ガスクロマトグラムは微量の塩化アリル、
メチルヒドロゲンジクロルシラン及びプロピルメチルジ
クロルシランの他に3−クロルプロピルメチルジクロル
シランの存在を示した。塔底生成物の蒸留後処理では3
−クロルプロピルメチルジクロルシラン519gが生じ
た。
【0034】例8 例6に記載した実験を繰り返した。2リットルフラスコ
に挿入した塩化アリル4.0モル(306g)に、トリ
クロルシラン4.0モルの代わりにエチルヒドロゲンジ
クロルシラン4.0モル(516g)を計量供給した。
【0035】後反応段階の終了後に塔底生成物をクロマ
トグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0036】ガスクロマトグラムは微量の塩化アリル、
エチルヒドロゲンジクロルシラン及びプロピルエチルジ
クロルシランの他に3−クロルプロピルエチルジクロル
シランの存在を示した。
【0037】塔底生成物の蒸留後処理では3−クロルプ
ロピルエチルジクロルシラン560gが生じた。
【0038】例9 例6に記載した実験を繰返した。2−リットルフラスコ
に挿入した塩化アリル4.0モル(306g)にトリク
ロルシラン4.0モルの代わりにジメチルヒドロゲンク
ロルシラン4モル(378g)を計量供給した。
【0039】後反応段階の終了後に、塔底生成物をガス
クロマトグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0040】ガスクロマトグラムは微量の塩化アリル、
ジメチルヒドロゲンクロルシラン及びジメチルプロピル
クロルシランの他に3−クロルプロピルジメチルクロル
シランの存在を示した。
【0041】塔底生成物の蒸留処理では3−クロルプロ
ピルジメチルクロルシラン465gが生じた。
【0042】例10 例6に記載した実験を繰返した。2−リットルフラスコ
に挿入した塩化アリル4.0モル(306g)にトリク
ロルシラン4.0モルの代わりに単にトリクロルシラン
3.5モル(474g)を計量供給した。
【0043】後反応段階の終了後、塔底生成物をガスク
ロマトグラフィーで調査し、蒸留後処理した。
【0044】ガスクロマトグラムは塩化アリルの他に3
−クロルプロピルトリクロルシランの存在を示した。プ
ロピルトリクロルシランは検出されなかった。
【0045】塔底生成物の蒸留後処理では3−クロルプ
ロピルトリクロルシラン497gが生じた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラインハルト マテース ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン ウンテレ ドルフシュトラーセ 39 (72)発明者 ウーヴェ シェーン ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン カール−フュルステンベルク シュトラ ーセ 62 (56)参考文献 特開 昭54−138520(JP,A) 特開 昭60−184091(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07F 7/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白金を含有し、反応体混合物の上に存在
    する担体に接触させて付加反応させ、反応体混合物の蒸
    気を担体を迂回させて凝縮器に移行させ、凝縮器で形成
    された凝縮物を担体を介してゲートを通過させ沸騰反応
    体混合物に導入することにより、少なくとも高沸点反応
    体の沸点と同じ温度でヒドロゲンシランと塩化アリルか
    ら3−クロルプロピルシランを製造する方法において、
    凝縮器で形成された、担体上を流れる凝縮物中に塩化ア
    リルがヒドロゲンシラン成分に対して化学量論的過剰で
    存在することを特徴とする、3−クロルプロピルシラン
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 凝縮器から流出する凝縮物中に塩化アリ
    ルが少なくとも3倍のモル過剰で存在する、請求項1記
    載の方法。
JP4157630A 1991-06-18 1992-06-17 3−クロルプロピルシランの製造方法 Expired - Fee Related JP2804202B2 (ja)

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