JPH05194484A - ベンゾ〔b〕チオフェン−2−カルボン酸の製造法 - Google Patents

ベンゾ〔b〕チオフェン−2−カルボン酸の製造法

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JPH05194484A
JPH05194484A JP23772192A JP23772192A JPH05194484A JP H05194484 A JPH05194484 A JP H05194484A JP 23772192 A JP23772192 A JP 23772192A JP 23772192 A JP23772192 A JP 23772192A JP H05194484 A JPH05194484 A JP H05194484A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 非プロトン性極性溶媒の存在下、式 【化1】 (式中、X1はハロゲン原子を、X2は水素原子又はハロ
ゲン原子をそれぞれ表す。)で表される、少なくとも2
位にハロゲノ置換基を有するベンズアルデヒドと、チオ
グリコール酸のジアルカリ金属塩とを反応させ、更に塩
基の存在下に環化させることを特徴とするベンゾ〔b〕
チオフェン−2−カルボン酸の製造法。 【効果】チオグルコール酸のジアルカリ金属塩を用い、
2−ハロゲノベンズアルデヒドと反応させるようにした
ので、従来は収率が非常に悪かった無置換の2−ハロゲ
ノベンズアルデヒドの反応が、工業的にしかも収率良く
進行するようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品、例えば特開昭
63−264456号公報に記載されている抗炎症作用
又は抗アレルギー作用を示す化合物の中間体として有用
なベンゾ〔b〕チオフェン−2−カルボン酸の製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベンゾ〔b〕チオフェン−2
−カルボン酸の製造法としては、例えばベリヒテ デア
オーガニシェンヘミー、45巻、2083頁(191
2)において、o−メルカプトベンズアルデヒドとクロ
ロ酢酸ナトリウムより製造する方法が提案されている
が、この方法には、使用するo−メルカプトベンズアル
デヒドの合成が困難で、しかも不安定であり、取扱も厄
介であるという難点がある。
【0003】又、ジャーナル オブ ケミカル ソサイ
アティー,3447頁(1971)において、ベンゾ
〔b〕チオフェンに対し、ナトリウムアミド又はn−ブ
チルリチウムなどの強塩基の存在下、二酸化炭素を反応
させる方法が提案されている。しかしながら上記の方法
には、取扱の厄介なナトリウムアミド又はn−ブチルリ
チウムなどの強塩基を使用しなければならず、しかも原
料のベンゾ〔b〕チオフェンが高価であるという難点が
ある。
【0004】更に、独国特許公報1902050号にお
いて、以下に示すような置換ベンゾ〔b〕チオフェン−
2−カルボン酸エステル類の製造法が提案されている。
【化2】 しかしながら、この方法は、上記反応式のようにo−ク
ロロベンズアルデヒドにニトロ基等の電子吸引基が結合
しているものを用いた場合は目的化合物を高収率で与え
るものの、無置換のo−クロロベンズアルデヒドを使用
した場合は、目的化合物が痕跡程度しか得られないとい
う問題点を有している。
【0005】以上のように、ベンゾ〔b〕チオフェン−
2−カルボン酸の工業的な製造法はいまだ確立されてい
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ベン
ゾ〔b〕チオフェン−2−カルボン酸の工業的でしかも
安価な製造法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような状況におい
て、本発明の発明者らはベンゾ〔b〕チオフェン−2−
カルボン酸の工業的な製造法について鋭意研究を重ねた
結果、少なくとも2位にハロゲノ置換基を有するベンズ
アルデヒドとチオグリコール酸のジアルカリ塩とを反応
させところ、意外にも従来の問題点解決し得ることを知
得し、本発明を完成した。
【0008】即ち本発明は、非プロトン性極性溶媒の存
在下、式
【化3】 (式中、X1はハロゲン原子を、X2は水素原子又はハロ
ゲン原子をそれぞれ表す。)で表される、少なくとも2
位にハロゲノ置換基を有するベンズアルデヒドと、チオ
グリコール酸のジアルカリ金属塩とを反応させ、更に塩
基の存在下に環化させることを特徴とするベンゾ〔b〕
チオフェン−2−カルボン酸の製造法を提供するもので
ある。
【0009】本発明を以下に詳細に説明する。
【0010】本発明の製造法は、例えば以下に示すよう
な反応式により表わすことができる。
【化4】
【0011】上記反応式に示すように、本発明の製造方
法においては、中間的に化合物Aを経て、目的とするベ
ンゾ〔b〕チオフェン−2−カルボン酸へ至るものと考
えられる。
【0012】而して、本発明において原料として用いる
2−ハロゲノベンズアルデヒド(以下、本明細書では便
宜的に2−ハロゲノベンズアルデヒドという)として
は、例えばo−クロロベンズアルデヒド、o−フルオロ
ベンズアルデヒド、o−ブロモベンズアルデヒド、2,
6−ジクロロベンゾアルデヒドや2,3−ジクロロベン
ゾアルデヒド等を挙げることができる。
【0013】又、チオグリコール酸のジアルカリ塩と
は、チオグリコール酸のジアルカリ金属塩を意味する
が、そのアルカリ金属としては、例えばリチウム、ナト
リウム、カリウム、セシウム等を挙げることができ、な
かでもナトリウム、カリウム等の使用が好ましい。尚、
上記チオグリコール酸ジアルカリ塩は、公知の方法によ
り容易に得ることができる。
【0014】又、本発明で用いる非プロトン性極性溶媒
としては、例えばジメチルホルムアミド(DMF)、ジ
メチルアセトアミド(DMAC)、ジエチルホルムアミ
ド(DEF)、N−メチルピロリドン(NMP)、ジメ
チルスルホキシド(DMSO)、N,N−ジメチルイミ
ダゾリジン−2−オン(DMI)、スルホラン(TMS
2)を使用することができるが、なかでもジメチルホ
ルムアミド(DMF)、N−メチルピロリドン(NM
P)の使用が好ましい。
【0015】上記工程におけるチオグリコール酸ジアル
カリ塩の使用量は、2−ハロゲノベンズアルデヒドを基
準として当モル以上、好ましくは1〜3倍モルであり、
非プロトン性極性溶媒の使用量としては、攪拌可能な量
以上、好ましくは2−ハロゲノベンズアルデヒドを基準
として0.5〜3l/モルという範囲を例示することが
できる。又、反応温度は、前記溶媒の沸点以下、好まし
くは70〜150℃である。尚、反応操作は、不活性ガ
ス雰囲気下で行っても差し支え無く、減圧、加圧、常圧
下のいずれで行っても差し支え無いが、通常は常圧下で
実施される。
【0016】一方、環化反応の際に使用する塩基として
は、アルカリ金属アルコラート又は有機塩基等が使用で
き、なかでもアルカリ金属アルコラートの使用が好まし
い。アルカリ金属アルコラートとしては、例えばナトリ
ウムメチラート、ナトリウムエチラート、ナトリウム−
t−ブトキシド、カリウム−t−ブトキシド等を挙げる
ことができ、又、有機塩基としては、例えばトリエチル
アミン、ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタン、ジア
ザビシクロウンデセン等を使用することができる。
【0017】又、環化操作の際の塩基の使用量は、2−
ハロゲノベンズアルデヒドを基準として0.1〜1.
0、好ましくは0.3〜0.8当量であり、又、反応温
度は、前記溶媒の沸点以下、好ましくは室温〜120℃
で行うことができる。尚、反応操作は、不活性ガス雰囲
気下で行っても差し支え無く、減圧、加圧、常圧下のい
ずれで行っても差し支え無いが、通常は常圧下で行われ
る。
【0018】本発明の製造法により得られたベンゾ
〔b〕チオフェン−2−カルボン酸からは、以下の反応
式に示されるように特告昭48−16965号公報に記
載された方法を応用することにより、例えば2−アセチ
ルベンゾ〔b〕チオフェンを容易に得ることができ、前
記特開昭63−264456号公報記載の抗炎症作用示
す化合物へと導くことができる。
【化5】
【0019】
【発明の効果】本発明は、非プロトン性極性溶媒の存在
下に2−ハロゲノベンズアルデヒドとチオグリコール酸
ジアルカリ金属塩を反応させ、更に塩基の存在下環化す
ることにより、工業的な方法で、しかも安価にベンゾ
〔b〕チオフェン−2−カルボン酸を製造するものであ
り、この化合物から容易に導かれる2−アセチルベンゾ
〔b〕チオフェンの工業的で且つ安価な製造法は従来提
案されていなかったので、本発明は極めて有用なもので
ある。
【0020】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。
【0021】
【実施例1】還流冷却管、撹拌機及び温度計を備えた2
00mlの4口フラスコに、エタノ−ル50ml、チオグリ
コ−ル酸ナトリウム14.3g(80%,0.1モル)
及び水酸化カリウム6.5g(86%,0.1モル)を
入れ、30分間加熱還流した。次にエタノ−ルを留去
し、更にベンゼン100mlを加えた後、再び加熱しベ
ンゼンを留出させ、共沸脱水を行った。溶媒を留去した
後、フラスコ内を真空ポンプで減圧にし、約15分間乾
燥した。その後o−クロロベンズアルデヒド14.1g
(0.1モル)及びジメチルホルムアミド60mlを加
え、100℃で3時間加熱撹拌し、o−クロロベンズア
ルデヒドとチオグリコ−ル酸塩との縮合物を得た。この
ものを反応混合物のまま次の閉環反応に供した。即ち、
反応混合物を80℃まで冷却し、カリウム-t-ブトキシ
ド7.3g(0.066モル)加え、発熱が終わった
後、100℃で1時間撹拌を続けた。反応液を採取し、
塩酸で処理し、ジアゾメタンでエステル化した後、ガス
クロマトグラフィ−で分析したところ、ベンゾ〔b〕チ
オフェン−2−カルボン酸が63%生成していた。更に
反応液を冷却した後、水1l中に投入し、更にこのもの
に濃塩酸40mlを加え、エ−テル400mlで抽出した。
エ−テル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、ロ−タ
リ−エバポレ−タ−でエーテルを留去し、19.2gの
粗生成物を得た。粗生成物に少量のエ−テルおよびn−
ヘキサンを加え、濾過、乾燥し、7.6gの生成物を単
離した。純度は98.4%、融点は239.8℃(文献
値、236℃)であった。
【0022】
【実施例2〜7】同様の方法で溶媒、反応温度、チオグ
リコ−ル酸塩の対イオン、縮合反応時の塩基の種類など
を変化させて反応を行った。反応の内容及びその結果を
表1に示す。尚、表1中のMSCH2COOM’はチオ
グリコール酸のジアルカリ金属塩を表す(以下、同様と
する)。
【表1】
【0023】
【実施例8】攪拌機、温度計及びDean−Stark
水分離器を取り付けた300mlの四ツ口フラスコにト
ルエン150mlおよび86%水酸化カリウム39.1
g(0.6モル)を仕込み、水で冷却しながら60℃以
下で95%チオグリコール酸29.1g(0.3モル)
および無水スルホラン5.0gの混合物を滴下した。発
熱が終了した後、オイルバスを用いて3時間加熱還流を
続け、共沸脱水を行なった。脱水終了後、トルエンを流
出させた。トルエンの回収量は135mlであった。そ
の後、ジメチルホルムアミド180mlを仕込み、減圧
下、26〜27mmHgで蒸留を行い、沸点49〜59
℃の範囲で45mlを回収した。減圧蒸留が終了した
後、100℃まで昇温し、o−クロロベンズアルデヒド
42.2g(0.3モル)を滴下した。その後さらに昇
温し、110℃で6.5時間加熱攪拌した。次に50℃
の温度に冷却後、ナトリウムメチラート9.7g(0.
18モル)を加え、70℃で3時間攪拌した。反応終了
後、反応混合物を水500ml中に入れ、トルエン20
0mlで抽出し、中性成分を除去した。次に、水層に3
5%塩酸60mlを加えると結晶が析出したので、これ
を濾別し、さらに水で数回洗浄した。得られた粗結晶を
乾燥後トルエンで洗浄して再び乾燥し、30.7gのベ
ンゾ〔b〕チオフェン−2−カルボン酸を得た。(収率
57.4%、純度98.6%)
【0024】
【実施例9】攪拌機、温度計及び還流冷却管を取り付け
た100mlの四ツ口フラスコに、純度93.8%のチ
オグリコール酸ジカリウム塩9.1g(50.7ミリモ
ル)およびジメチルホルムアミド30mlを入れ、攪拌
しながらo−フルオロベンズアルデヒド6.2g(50
ミリモル)を滴下した。その後90℃に昇温し、1時間
加熱攪拌し、さらに110℃で1時間攪拌した。その後
50℃に冷却し、ナトリウムメチラート1.0g(1
8.5ミリモル)を加え、70℃で2.5時間攪拌後、
先の実施例1と同様の処理をした。得られたベンゾ
〔b〕チオフェン−2−カルボン酸の収量は6.2gで
あり、収率は69.6%、純度は98.6%であった。
【0025】
【実施例10、11】実施例9のo−フルオロベンズア
ルデヒドに代え、2,6−ジクロロベンズアルデヒドお
よび2,3−ジクロロベンズアルデヒドを用い、各々反
応を行なった。反応の内容および結果を表2に示す。
【表2】 尚、実施例10で得られる化合物は
【化6】 であり、実施例11で得られる化合物は
【化7】 である。
【0026】
【比較例1】還流冷却管、撹拌機及び温度計を備えた2
00mlの4口フラスコに、エタノ−ル20ml、チオグリ
コ−ル酸エチル6.01g(50ミリモル)、o−クロ
ロベンズアルデヒド7.03g(50ミリモル)及びト
リエチルアミン5.57g(55ミリモル)を入れ、4
時間加熱還流した。反応液をガスクロマトグラフィ−で
分析したところ、目的とするベンゾ〔b〕チオフェン−
2−カルボン酸エステルは痕跡程度しか生成していなか
った。
【0027】
【比較例2】比較例1の反応におけるトリエチルアミン
の代わりに金属ナトリウム1.15g(50ミリモル)
をエタノ−ル中に溶解し塩基として使用し、5〜15℃
で1時間撹拌し、更に4.5時間加熱還流した以外は全
く同様としたが、目的とするベンゾ〔b〕チオフェン-
2-カルボン酸エステルはほとんど生成していなかっ
た。
【0028】
【参考例1】還流冷却管、撹拌機及び温度計を備えた1
00mlの4口フラスコに、塩化チオニル50ml及び先の
実施例で得られたベンゾ〔b〕チオフェン−2−カルボ
ン酸7.63g(42.8ミリモル)を入れ、2時間加
熱還流した。塩化チオニルを留去した後、トルエン50
mlを加えて残渣を溶解し、析出した少量の不溶部を濾別
した。トルエンを留去し、さらに残渣を減圧乾燥すると
8.52gのベンゾ〔b〕チオフェン−2−カルボン酸
クロリドを得た。収率はほぼ定量的であった。純度は、
98.0%であった。
【0029】
【参考例2】還流冷却管、撹拌機及び温度計を備えた1
00mlの4口フラスコに、金属マグネシウム1.13g
(46.5ミリモル)、エタノ−ル1.1ml及び無水エ
−テル5mlを入れ、窒素気流下で撹拌しながら四塩化炭
素0.1mlを添加すると発熱し、還流が始まった。次に
エタノ−ル1mlを追加した後、マロン酸ジエチル7.4
5g(46.5ミリモル)をエタノ−ル3ml及び無水エ
−テル15mlに溶解して滴下し、3時間加熱還流した。
生成した反応溶液を300mlの四口フラスコに移した
後、参考例1で得られたベンゾ〔b〕チオフェン−2−
カルボン酸クロリド8.52g(42.8ミリモル)を
無水エ−テル90mlに溶解したものを30分間で滴下
し、次いで2時間加熱還流した。反応液を冷却した後、
6%硫酸100mlを氷冷下で滴下した。反応混合物を分
液後、水層をエ−テル100mlで抽出し、有機層を合
わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、ロ−タリ−エ
バポレ−タ−で留去し、13.8gの褐色油状物を得
た。このものに酢酸15ml、硫酸2ml及び水10mlを加
え、100℃で5.5時間加熱還流した。反応終了後冷
却し、エ−テル100ml及び水100mlを加えて抽出
し、エ−テル層を10%水酸化ナトリウム100mlで洗
浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後留去し、
6.88gの2−アセチルベンゾ〔b〕チオフェンを得
た。収率は91%、純度は97.5%であった。このも
のを水−メタノ−ルより再結晶し純度99%の白色結晶
を得た。融点は86〜87℃(文献値、86〜87℃)
であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非プロトン性極性溶媒の存在下、式 【化1】 (式中、X1はハロゲン原子を、X2は水素原子又はハロ
    ゲン原子をそれぞれ表す。)で表される、少なくとも2
    位にハロゲノ置換基を有するベンズアルデヒドと、チオ
    グリコール酸のジアルカリ金属塩とを反応させ、更に塩
    基の存在下に環化させることを特徴とするベンゾ〔b〕
    チオフェン−2−カルボン酸の製造法。
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