JPH0519442B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0519442B2
JPH0519442B2 JP60036013A JP3601385A JPH0519442B2 JP H0519442 B2 JPH0519442 B2 JP H0519442B2 JP 60036013 A JP60036013 A JP 60036013A JP 3601385 A JP3601385 A JP 3601385A JP H0519442 B2 JPH0519442 B2 JP H0519442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin mixture
pattern
mold
base color
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60036013A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61193851A (ja
Inventor
Shizuo Yamauchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP60036013A priority Critical patent/JPS61193851A/ja
Publication of JPS61193851A publication Critical patent/JPS61193851A/ja
Publication of JPH0519442B2 publication Critical patent/JPH0519442B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明はシステムキツチンや洗面化粧台のカウ
ンター等の流れ模様人造大理石成形物の製造方法
に関する。 <従来の技術> 従来、この種の流れ模様人造大理石成形物の製
造方法として、第8図及び第9図に示す特公昭59
−1568号公報のものがある。 このものについて説明すると、ベースカラー用
不飽和ポリエステル混和物A′の入つた容器F内
に、1乃至数種類の模様用不飽和ポリエステル混
和物B′を適当な大きさにして投入分散せしめる
作業を1乃至数回繰返して得た成形材料Gを、ス
リツト状の供給口C1′を有するホツパーC′内に入
れ、そのスリツト状供給口C1′より成形材料Gを
連続落下せしめながらホツパーC′或いは型D′を横
移動させて型D′面上に帯状に供給し、型D′面全
面に成形材料Gを沿わしめて、これを硬化させる
ものである。 従つて、このものは成形材料GがホツパーC′内
に入つている状態で、ベースカラー用不飽和ポリ
エステス混和物A′中の所定位置に模様用不飽和
ポリエステル混和物B′を位置させることができ
ないため、成形材料Gをスリツト状供給口C′1
り型D′面上に連続落下させると模様用不飽和ポ
リエステル混和物B′の出る位置が不定であり、
人造大理石成形物を生成する度に模様の出方が変
動し同模様の成形物を形成することができなかつ
た。 <発明が解決しようとする問題点> 本発明が解決しようとする問題点は模様の出方
の変動を少なくすることである。 <問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決するために本発明が講ずる技
術的手段は、ベースカラー用樹脂混和物を型に供
給する滑り面に、1乃至数種類の模様用樹脂混和
物を適宜間隔をおいてその供給方向へ棒状に塗り
付けた後、該滑り面にベースカラー用樹脂混和物
を供給して滑落させて上記模様用樹脂混和物と一
緒に連続落下せしめながら滑り面或いは型を横移
動させて型面上に帯状に供給し、型面全面にベー
スカラー用樹脂混和物及び模様用樹脂混和物を沿
わしめて、これらを硬化させたものである。 <作用> 本発明はベースカラー用混和物を滑り面に供給
して滑落させることにより、該滑り面に塗り付け
た模様樹脂混和物がその表面側から徐々に引延さ
れながら落下して、ベースカラー用樹脂混和物の
流れにそつてその所定位置に適量の模様用樹脂混
和物が混入し、更に滑り面と型とを相対的に移動
させることにより、これら混和物が展延して安定
した再現性のある連続した流れ模様を生成するも
のである。 <実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。 この実施例は第1図に示すように、下端面にス
リツト状の供給口C1を有するホツパーCの内面
を滑り面とした場合を示すものである。 先ず、例えば不飽和ポリエステル等の樹脂、寒
水石、炭酸カルシウム及び顔料等を混合してベー
スカラー用樹脂混和物Aと模様用樹脂混和物Bと
を得る。 上記ベースカラー用樹脂混和物Aと模様用樹脂
混和物Bとの調合内容の一例を示すと下記表の通
りである。尚、この表の成分および成分割合は、
この発明を限定するものではない。
【表】 模様用樹脂混和物Bはその粘度を例えば2000〜
20000ポイズとすると共に夫々異なる色に着色し
た1乃至数種類用意し、夫々パレツトより適当な
大きさにヘラ等で取り、上記ホツパーC内面の傾
斜面C2に供給口C1の口縁から傾斜面C2上部まで
該ホツパーCの供給方向へ適宜間隔をおいて棒状
に複数本塗り付ける。 この時、ホツパーCの供給口C1をストツパー
1で閉塞し、更に図示せる如く傾斜面C2と対向
する鉛直面C3にも模様用樹脂混和物Bをその供
給方向へ適宜間隔をおいて棒状に塗り付ければ、
後述するベースカラー用樹脂混和物A及び模様用
樹脂混和物Bの落下展延時により深みのある成形
物Eを得ることができる。又、傾斜面C2だけに
模様用樹脂混和物Bを塗り付けて滑り面と型とを
相対的に往復移動させることによつても深みのあ
る成形物Eを得ることができる。 尚、図面ではホツパーCの一側面だけを傾斜さ
せているが、対向する2側面を傾斜させても同様
である。 続いて、上記のようにして得られた例えば粘度
500〜2000ポイズのベースカラー用樹脂混和物A
をホツパーC内に入れ、上記ストツパー1を外し
て供給口C1より予めゲルコート2を施してある
型D面上にベースカラー用樹脂混和物A及び模様
用樹脂混和物Bを連続落下せしめながらホツパー
C或いは型Dを横移動させて上記両樹脂混和物
A,Bを型D全面に注型する。 この工程においてベースカラー用樹脂混和物A
及び模様用樹脂混和物Bは自重によりホツパーC
を自然落下して供給口C1より流出するのである
が、この際ホツパーCの傾斜面C2と鉛直面C3
塗り付けた模様用樹脂混和物Bはベースカラー用
樹脂混和物Aの自然落下にともなつてその表面側
から徐々に引延されながらベースカラー用樹脂混
和物Aと同時に落下して模様を形成する。更にホ
ツパーCと型Dとの相対的に移動させることによ
りこれら両樹脂混和物A,Bが展延して連続した
流れ模様となる。 而して、型D面上における両樹脂混和物A,B
の硬化を待つて、これを型Dから外し、成形物E
を得る。 また、上記ホツパーCは、供給口C1のスリツ
ト方向をホツパーC或いは型Dの移動方向に対し
て直交するようになし、供給口C1の寸法を型D
の幅寸法と同一にすれば、一回の移動で成形物E
が形成できる。 一方、成形物Eが立面E1を有し、この立面E1
にも流れ模様を出そうとするときには、型D面の
平面部分D1に注型する前に予め立面の部分D2
注型を行い、然る後に平面部分D1の注型を行う。 その際、立面部分D2への注型に際しては第6
図に示すようにホツパーCの供給口C1のスリツ
ト方向をホツパーC或いは型Dの移動方向に向け
た状態としてベースカラー用樹脂混和物A及び模
様用樹脂混和物Bを注型する。更に、立面部分
D2へ注型するホツパーCの形状は第6図に図示
してある形状にはこだわらない。これにより平面
部分D1と同一方向の流れ模様が立面部分D2にも
形成される。 尚、前示実施例においてはホツパーCの内面を
滑り面としたが、これに限定されず、例えばホツ
パーCの供給口C1に傾斜面C2か或いは鉛直面C3
と連続する板面を下方へ延長突出させ、該突出板
面を滑り面としたり、又ホツパーCに限られず箱
型や筒状の容器でも同様であり、更に平板を傾斜
状に配置し、該平板上面側を滑り面として模様用
樹脂混和物Bを棒状に塗り付けた後、ベースカラ
ー用樹脂混和物Aを供給して自重により自然落下
させて滑落させるようにするのも任意である。 また、ベースカラー用樹脂混和物A及び模様用
樹脂混和物Bを構成する樹脂として、不飽和ポリ
エステルの場合を示したが、これに限定されず、
例えばアクリル樹脂等により構成しても良い。 <発明の効果> 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。 ベースカラー用樹脂混和物を滑り面に滑落さ
せることにより、該滑り面に塗り付けた模様用
樹脂混和物がその表面側から徐々に引延されな
がら落下して、ベースカラー用樹脂混和物の流
れにそつてその所定位置に適量の模様用樹脂混
和物が混入し、更に滑り面と型とを相対的に移
動させることにより、これら混和物が展延して
連続した流れ模様を生成するので、模様用樹脂
混和物をその量、位置及び間隔を予め決めて配
置することができ、従来のものに比べて模様の
出方に変動が少なく製品の安定化が計れ、再現
性に優れた人造大理石成形物を容易に得られ
る。 従来のものに比べてベースカラー用樹脂混和
物内に模様用樹脂混和物を投入分散せしめる作
業を1乃至数回繰返す工程がなくなるので、作
業が簡単になり、製造コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明、流れ模様人造大理
石成形物の製造方法の一実施例を製造方法の工程
順に従つて示し、第1図は滑り面に模様用樹脂混
和物を塗り付けた状態を示す縦断側面図で第2図
は同平面図、第3図は滑り面にベースカラー用樹
脂混和物を入れた状態を示す縦断側面図、第4図
は注型状態を示す縦断斜視図、第5図は成形物の
完成品の斜視図、第6図は成形物が立面を有し、
その立面にも流れ模様を出す場合における立面部
分への注型状態を示す説明図、第7図は立面を有
する成形物の完成品の斜視図、第8図乃至第9図
は従来の流れ模様人造大理石成形物の製造方法の
一例を示し、第8図は成形材料を得るまでの状態
を示す縦断面図で第9図は注型状態を示す縦断斜
視図である。 A……ベースカラー用樹脂混和物、B……模様
用樹脂混和物、C2,C3……滑り面、D……型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベースカラー用樹脂混和物を型に供給する滑
    り面に、1乃至数種類の模様用樹脂混和物を適宜
    間隔をおいてその供給方向へ棒状に塗り付けた
    後、該滑り面にベースカラー用樹脂混和物を供給
    して滑落させて上記模様用樹脂混和物と一緒に連
    続落下せしめながら滑り面或いは型を横移動させ
    て型面上に帯状に供給し、型面全面にベースカラ
    ー用樹脂混和物及び模様用樹脂混和物を沿わしめ
    て、これらを硬化させたことを特徴とする流れ模
    様人造大理石成形物の製造方法。
JP60036013A 1985-02-23 1985-02-23 流れ模様人造大理石成形物の製造方法 Granted JPS61193851A (ja)

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JPS61193851A JPS61193851A (ja) 1986-08-28
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JP6403060B2 (ja) * 2014-12-10 2018-10-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 樹脂成形品の製造方法
JP6541058B2 (ja) * 2015-04-07 2019-07-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 人造大理石の製造方法

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JPS61193851A (ja) 1986-08-28

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