JPH05193992A - ガラス板等における反射・透過式彩色装飾部の構造 - Google Patents

ガラス板等における反射・透過式彩色装飾部の構造

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JPH05193992A
JPH05193992A JP3276292A JP3276292A JPH05193992A JP H05193992 A JPH05193992 A JP H05193992A JP 3276292 A JP3276292 A JP 3276292A JP 3276292 A JP3276292 A JP 3276292A JP H05193992 A JPH05193992 A JP H05193992A
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glass plate
pattern
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colored
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Shoji Sakaki
昭二 榊
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】窓構成材、壁面構築材、仕切りプレート、各種
インテリア構成材、室内外における諸設備のための鏡部
材等に対して適用されるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造に関して、ガラス板2あるいはガラ
ス板の裏面に全反射膜8を設けてなる鏡板3等を基板1
とし、それらの表面1aに、第1の彩色層5、柄模様仕
切り用糸目層6および第2の彩色層7により構成される
積層状の彩色装飾部4を設け、積層状の彩色装飾部4を
反射環境条件下、並びに透過環境条件下、さらには視点
位置の変位等により異なる態様のもとに装飾鑑賞し得る
ようになした。 【効果】基板上に適宜立体的な彩色装飾部の形成が可能
であり、かつ装飾の変化性並びに興趣性に富んだ極めて
多彩な彩色装飾プレートが提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガラス板あるいはガ
ラス板の裏面に全反射膜を設けてなる鏡板等に対して適
用されるものであって、特に、それらの表面に積層状の
彩色装飾部を設け、該積層状の彩色装飾部を反射環境条
件下、並びに透過環境条件下、さらには視点の位置等に
おいて異なる態様のもとに装飾鑑賞し得るようになした
ガラス板等における反射・透過式彩色装飾部の構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近代建築の分野では、ガ
ラス板は、採光手段の基材として極めて重要なものであ
り、窓構成材に限らず、その他の壁面構築材、仕切りプ
レート材、あるいは各種インテリア等、多様な形態のも
のとして広く利用されている。一方、透明なガラス板の
裏面側を全反射膜によって加工処理してなる鏡板も、洗
面所、浴室、応接室、玄関等における諸設備のための鏡
部材として、あるいはその他のインテリア製品における
構成部材として、種々異なる形態で利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記する従来のガラス
板は、透明、半透明、着色あるいは平面模様入り、内部
金属線入り等の平板構造の物として提供されており、該
ガラス板に対して絵模様並びに文字等による装飾部を設
けるにあたっては、その表面に色材を熱融着プリントし
たり、あるいは異なる種類のガラス板を平面的に接ぎ合
わせてステンドグラス風に加工処理している。一方、従
来の上記する鏡板に対して、その表面に絵模様並びに文
字等の装飾部を設ける場合には、その表面に色材を熱融
着プリント等の手段によって形成する方法が採られてい
る。これらの方法によって得られる装飾部を備えたガラ
ス板あるいは鏡板は、単にガラス板あるいは鏡板の表面
に色材を熱融着プリントにより処理したものにすぎず、
インテリア製品としての装飾変化性並びに興趣性に乏し
いものであった。
【0004】そこで、この発明は、ガラス板あるいは鏡
板を基板とする構成のものにおいて、該基板上に積層状
の彩色模様部を設け、該積層状の彩色模様部を反射環境
条件下、並びに透過環境条件下、さらには視点の位置等
において異なる態様のもとに装飾鑑賞し得るようにな
し、装飾の変化性並びに装飾の興趣性に富むガラス板等
における反射・透過式彩色装飾部の新規な構造を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、透明性の高い基
板と、前記基板の一方の面側における少なくとも一部分
に、予め設定される柄模様パターンにしたがって形成さ
れる彩色装飾部とからなり、前記彩色装飾部が、前記基
板の一方の面上に予め設定される柄模様パターンにした
がって形成される第1の彩色層と、前記基板に対して高
い接着性を有し、前記予め設定される柄模様パターンを
線状に具現して前記第1の彩色層の縁部を縁取りする柄
模様仕切り用糸目層と、前記柄模様仕切り用糸目層によ
り囲まれる内部において、前記第1の彩色層上に盛り上
げ処理によって形成される比較的透過性の高い第2の彩
色層とからなるガラス板等における反射・透過式彩色装
飾部の構造を基本構成とするものであって、より具体的
には、前記基板が、ガラス板、ガラス板の裏面側に全面
的に全反射膜を備えた鏡板、さらにはガラス板の裏面側
に全反射膜を備えた鏡板でなるものにおいて、前記基板
の一方の面側に設けた彩色装飾部に対応して、裏面側の
全反射膜を部分的に取り除いたもののいずれかによって
構成されている。
【0005】
【実施例の説明】以下、この発明になるガラス板等にお
ける反射・透過式彩色装飾部の構造について、図面に示
す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。図1〜
図3は、この発明になるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造の異なる具体的な実施例を示すもの
であって、図1は、基板としてガラス板を適用した例を
示す概略的な側断面図であり、図2は、基板として裏面
側全面に全反射膜を備えた鏡板を適用した例を示す概略
的な側断面図であり、図3は、鏡板を適用した例におい
て、彩色装飾部を設ける部分に対応して全反射膜を取り
除いてある例を示す概略的な側断面図である。一方、図
4A〜図4Cは、図1に示す例のものについて、当該反
射・透過式彩色装飾部構造の製造過程を工程順に異なる
例として示す概略的な側断面図である。
【0006】以下、この発明になるガラス板等における
反射・透過式彩色装飾部の構造について、図1に示す例
に沿って、図4に示す製造過程と併せて詳細に説明す
る。この例において、透明性の高い基板1は、ガラス板
2によって構成される。この発明では、上記基板1の一
方の面1aに対し、予め設定される柄模様パターンにし
たがった積層状の彩色装飾部4が形成される。この発明
において前記積層状の彩色装飾部4は、第1の彩色層
5、柄模様仕切り用糸目層6、および第2の彩色層7と
からなっている。この発明において前記積層状の彩色装
飾部4を構成する第1の彩色層5は、カラーインク等に
よって濃い色柄層を形成するものであり、前記柄模様仕
切り用糸目層6は、接着性の高い樹脂によって柄模様パ
ターンを線状に具現して前記第1の彩色層5の縁部に縁
取りを形成する。一方、前記第2の彩色層7は、前記柄
模様仕切り用糸目層6の上部に淡い色柄層を形成するべ
く前記第1の彩色層5上に盛り上げ処理によって形成さ
れる。
【0007】この発明において、前記彩色装飾部4を形
成するべく使用される樹脂は、エポキシ樹脂、アクリル
樹脂、ポリエステル樹脂あるいはUVバインダー等であ
り、それらに対して色材混入物として、油性ラッカー、
エマルジョンアクリル樹脂、さらには各種カラーインク
およびホワイト等が混入され、粉体混入物として、純
金、純銀、プラチナ、着色金属粉、着色ガラス粉、着色
プラスッチク粉、あるいはポリエステルフィルム加工粉
等が混入され、さらに、各種機能性色素として、温度変
化に応じて変色反応する感温変色カラーインク、紫外線
の照射によって反応する色材、照明の点灯状況下等にお
いて蓄光し、照明の消灯状況下等において発光する性質
を有する蓄光顔料等が混入される。
【0008】この発明において、図2に示すものは、前
記基板1が、ガラス板の裏面側に全反射膜8を全面的に
備えた鏡板3によって構成される具体例を示すものであ
り、図3に示すものは、前記鏡板3を適用した例におい
て、前記彩色装飾部4を設ける部分に対応して前記全反
射膜8を取り除いてある具体例を示すものである。これ
らのものにおいて、前記彩色装飾部4は、図1に示す具
体例のものと同様であって、第1の彩色層5、柄模様仕
切り用糸目層6、および第2の彩色層7とからなってい
る。
【0009】次いで、この発明になるガラス板等におけ
る反射・透過式彩色装飾部の構造の製造手順について、
図4A〜図4Cにもとづいて詳細に説明する。この発明
において、前記彩色装飾部4は、ガラス板2あるいは鏡
板3でなる基板1の一方の面1a側に対し、予め設定さ
れる任意の柄模様パターンに従って形成される。前記柄
模様パターンの形成にあたっては、手描加工、型加工、
あるいは転写加工等の加工処理手段が適用される。尚、
前記柄模様パターンの形成にあたっては、図4A(A−
1)に示すように、まず、第1の彩色層5を先に形成
し、しかる後、図4B(B−1)に示すように、柄模様
仕切り用糸目層6を形成する手順によるか、あるいは、
図4A(A−2)に示すように、まず、柄模様仕切り用
糸目層6を先に形成し、しかる後、図4B(B−2)に
示すように、第1の彩色層5を形成する手順のどちらで
あってもよい。
【0010】前記柄模様パターンの形成にあたって、手
描加工を採用する場合は、後者の手順が有効であり、型
加工、あるいは転写加工を採用する場合は、前者の手順
が有効である。すなわち、手描加工を採用する場合は、
まず、基板1の一方の面1aに淡く細い線で下絵を描
き、たとえば、先端に抽出口を備えた円錐形状筒の内部
に、柄模様仕切り用糸目層6のための材料を収容してお
き、前記円錐形状筒の抽出口を前記下絵線に沿って移動
させ、移動中に内部の材料を絞り出して、図4A(A−
2)に示すように基板1上に柄模様パターンにしたがっ
た柄模様仕切り用糸目層6を形成する。次いで、前記柄
模様仕切り用糸目層6によって囲まれた各部分に対し、
カラーインク等を用いて、図4B(B−2)に示すよう
な第1の彩色層5を形成する。しかる後、上述すると同
様の円錐形状筒を用い、あるいは適宜ヘラを用いて、前
記各第1の彩色層5上に第2の彩色層7を盛り上げ形成
する(図4C参照)。
【0011】第2の彩色層7の盛り上げ処理に際して
は、柄模様パターンの輪郭を柄模様仕切り用糸目層6に
よって線状に仕切ってあるので、各囲い毎に一つ一つ細
かく盛り上げることができ、一つ一つ混じり合うことの
なく独立した状態に仕上げられる。前記第2の彩色層7
の盛り上げ処理後、常温乾燥処理に供し、しかる後、さ
らに60℃〜80℃の温風環境下において、強制乾燥処
理し(UVバインダーを使用する場合は強制乾燥処理は
行わない)、前記彩色装飾部4の強化を図る。
【0012】一方、型加工の場合は、まず、基板1の一
方の面1aに、ピースガンと型紙(シルクスクリーン)
を利用して、図4A(A−1)に示すような第1の彩色
層5を形成し、しかる後、上述すると同様の円錐形状筒
の使用、あるいは、写真型等の手段を利用して、第1の
彩色層5の縁部を縁取りして図4B(B−1)に示すよ
うに、柄模様仕切り用糸目層6を形成する。最後に、前
記各第1の彩色層5上に第2の彩色層7を盛り上げ処理
し、積層状の彩色装飾部4を形成する(図4C参照)。
【0013】さらに、転写加工の場合は、転写原稿を用
いて、基板1の一方の面1aに柄模様パターンを転写し
て図4A(A−1)に示すような第1の彩色層5を形成
し、しかる後、上述すると同様の円錐形状筒の使用、あ
るいは、写真型等の手段を利用して、第1の彩色層5の
縁部を縁取りして図4B(B−1)に示すように、柄模
様仕切り用糸目層6を形成する。最後に、前記各第1の
彩色層5上に第2の彩色層7を盛り上げ処理し、積層状
の彩色装飾部4を形成する(図4C参照)。
【0014】上記型加工並びに転写加工における乾燥処
理は、前記手描加工の場合と同様であり、常温乾燥処理
を経て、60℃〜80℃の温風環境下において、強制乾
燥処理し、前記彩色装飾部4を強化形成する。前記型加
工並びに転写加工による場合は、緻密で正確な柄模様パ
ターンの彩色装飾部4を生産性高く仕上げ得る点におい
て有効である。
【0015】この発明になるガラス板等における反射・
透過式彩色装飾部の構造は、次に示す要素において、幅
広い変化性を有するものである。この発明における変化
性の要素は、基板1の種類(ガラス板、鏡板、部分鏡
板)、基板1の厚さ、第1の彩色層5及び第2の彩色層
7の材料の選定、柄模様仕切り用糸目層6の材料の選
定、第1の彩色層5及び第2の彩色層7における彩色の
組み合わせ、第2の彩色層7の盛り上げ高さ、蓄光顔料
並びに感温変色材料等の選択的混入等を挙げることがで
きる。
【0016】この発明になるガラス板等における反射・
透過式彩色装飾部の構造は、次のようにして効果的に適
用される。まず、図5に示すように、基板1がガラス板
2によるものである場合においては、第1の彩色層5に
濃い色柄を用い、この第1の彩色層5にそれぞれ対応す
る第2の彩色層7に淡い色柄を用いて構成することによ
り、基板1の一方の面1a側における空間と、他方の面
1b側における空間との間に明暗の差が生じるような状
況下(たとえば、室内外の時間的な要因による明暗差、
あるいは、他方の面1b側に照明を設け、該照明の点消
灯による明暗差)に、当該基板1を設置して用いるもの
とすると、基板1の一方の面1a側の空間の方が、他方
の面1b側の空間の方よりも相対的に明るい場合には、
当該一方の面1a側の空間の光は、前記第2の彩色層7
で反射し、当該第2の彩色層7の色柄をもって視覚観察
され、基板1の他方の面1b側の空間の方が、一方の面
1a側の空間の方よりも相対的に明るい場合には、当該
他方の面1a側の空間の光が、前記第1の彩色層5及び
前記第2の彩色層7を透過し、濃い色柄でなる第1の彩
色層5の色柄をもって視覚観察される。
【0017】一方、図6に示すように、前記基板1が、
ガラス板の裏面側に全面的に全反射膜8を備えた鏡板3
によるものである場合においては、ガラス厚tの鏡板を
用い、第2の彩色層7の盛り上げ高さに高低をつけ、さ
らに、第1の彩色層5に濃い色柄を用い、この第1の彩
色層5にそれぞれ対応する第2の彩色層7に淡い色柄を
用いて構成することにより、視点Aから見た場合には、
第2の彩色層7の色柄をもって視覚観察され、視点B並
びに視点Cから見た場合には、第2の彩色層7の色柄を
直接的に視覚観察でき、かつ第1の彩色層5の色柄を鏡
面反射状態で部分的に視覚観察でき、さらに、第2の彩
色層7の盛り上げ高さに応じた第2の彩色層7を鏡面反
射状態で部分的に視覚観察できる。
【0018】さらに、図7に示すように、前記基板1
が、ガラス板の裏面側に全反射膜8を備えた鏡板3によ
るものであって、全反射膜8の一部が前記彩色装飾部4
を設ける部分に対応して全反射膜除去部9を有するもの
である場合においては、その取り除きの量に応じて、図
5に示す例のもの並びに図6に示す例のものにおけるそ
れぞれの作用効果を兼ね備えたものとして提供すること
ができる。
【0019】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明のガラス板等
における反射・透過式彩色装飾部の構造は、ガラス板あ
るいは鏡板に対し、その表面に樹脂による積層状の彩色
装飾部を設けた構成のものであり、素材が安価に入手で
きる点、構造が簡単である点、製造が極めて容易であり
多量生産に適合する点等において、経済的に極めて有利
に作用するものといえる。さらに、この発明になるガラ
ス板等における反射・透過式彩色装飾部の構造は、ガラ
ス板2あるいは鏡板3でなる基板1の表面に、第1の彩
色層5、柄模様仕切り用糸目層6及び第2の彩色層7で
なる積層状の彩色装飾部4を設けたものであって、基板
1の種類、厚さ等の選択的選定、第1の彩色層5、柄模
様仕切り用糸目層6及び第2の彩色層7をそれぞれ構成
する材料を選択的に組み合わせ、第2の彩色層7の盛り
上げ高さの選択的選定等により、適宜立体的な彩色装飾
部の形成が可能であり、かつ装飾の変化性並びに装飾の
興趣性に富んだ極めて多彩な彩色装飾プレートを提供し
得る点において、有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明になるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造の具体的な実施例を示すものであっ
て、基板としてガラス板を適用した例を示す概略的な側
断面図である。
【図2】この発明になるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造の異なる実施例を示すものであっ
て、基板として裏面側全面に全反射膜を備えた鏡板を適
用した例を示す概略的な側断面図である。
【図3】この発明になるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造のさらに異なる実施例を示すもので
あって、基板として鏡板を適用した例にあって、彩色装
飾部を設ける部分に対応して全反射膜を取り除いてある
例を示す概略的な側断面図である。
【図4】図4A〜図4Cは、図1に示す例のものについ
て、当該反射・透過式彩色装飾部構造の製造過程を工程
順に異なる例として示す概略的な側断面図である。
【図5】この発明になるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造の具体的な実施例を示すものであっ
て、基板としてガラス板を適用した例のものについて、
その機能を説明するための概略的な側断面図である。
【図6】この発明になるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造の異なる実施例を示すものであっ
て、基板として裏面側全面に全反射膜を備えた鏡板を適
用した例のものについて、その機能を説明するための概
略的な側断面図である。
【図7】この発明になるガラス板等における反射・透過
式彩色装飾部の構造のさらに異なる実施例を示すもので
あって、基板として鏡板を適用した例にあって、彩色装
飾部を設ける部分に対応して全反射膜を取り除いてある
例のものについて、その機能を説明するための概略的な
側断面図である。
【符号の説明】
1 基板 1a 基板の一方の面 1b 基板の他方の面 2 ガラス板 3 鏡板 4 彩色装飾部 5 第1の彩色層 6 柄模様仕切り用糸目層 7 第2の彩色層 8 全反射膜 9 全反射膜除去部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明性の高い基板と、 前記基板の一方の面側における少なくとも一部分に、予
    め設定される柄模様パターンにしたがって形成される彩
    色装飾部とからなり、 前記彩色装飾部が、前記基板の一方の面上に予め設定さ
    れる柄模様パターンにしたがって形成される第1の彩色
    層と、 前記基板に対して高い接着性を有し、前記予め設定され
    る柄模様パターンを線状に具現して前記第1の彩色層の
    縁部を縁取りする柄模様仕切り用糸目層と、 前記柄模様仕切り用糸目層により囲まれる内部におい
    て、前記第1の彩色層上に盛り上げ処理によって形成さ
    れる比較的透過性の高い第2の彩色層とからなることを
    特徴とするガラス板等における反射・透過式彩色装飾部
    の構造。
  2. 【請求項2】 前記基板が、ガラス板でなることを特徴
    とする請求項1に記載のガラス板等における反射・透過
    式彩色装飾部の構造。
  3. 【請求項3】 前記基板が、ガラス板の裏面側に全面的
    に全反射膜を備えた鏡板でなることを特徴とする請求項
    1に記載のガラス板等における反射・透過式彩色装飾部
    の構造。
  4. 【請求項4】 前記基板が、ガラス板の裏面側に全反射
    膜を備えた鏡板でなるものにおいて、前記基板の一方の
    面側に設けた彩色装飾部に対応して、裏面側の全反射膜
    を部分的に取り除いたものからなることを特徴とする請
    求項3に記載のガラス板等における反射・透過式彩色装
    飾部の構造。
JP3276292A 1992-01-22 1992-01-22 ガラス板等における反射・透過式彩色装飾部の構造 Pending JPH05193992A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006654A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Yoshida Seisakusho:Kk ポッティング加飾物の製造方法
EP1894901A1 (en) * 2006-09-01 2008-03-05 AGC Flat Glass Europe SA Decorative and functional pane

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