JPH05193893A - 自走式木材集材機 - Google Patents

自走式木材集材機

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JPH05193893A
JPH05193893A JP27828092A JP27828092A JPH05193893A JP H05193893 A JPH05193893 A JP H05193893A JP 27828092 A JP27828092 A JP 27828092A JP 27828092 A JP27828092 A JP 27828092A JP H05193893 A JPH05193893 A JP H05193893A
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hydraulic
steel rope
winds
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Hirotoshi Baba
啓利 馬場
Hidenori Imai
秀紀 今井
Masayoshi Nishizuka
正義 西塚
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KOBELCO KENKI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラフロードでも、また雑木の伐採と若干の地
均し程度の山間部でも、木材集材機を容易に移動させ、
かつMLとHBLを同期させて巻取り・巻戻す。 【構成】 自走式木材集材機を、履帯式の走行車両の上
に、各鋼索が掛けられるシーブを備えたタワーと、SK
L5、STL7、ML6、及びHBL8を巻取り・巻戻
す巻取機9,11,10,12とを搭載することによ
り、これを雑木の伐採と簡単な地均した程度の急勾配の
山間部で自在に移動させることができ、またML用巻取
機10とタワーのシーブとの間に、クラッチ16とブレ
ーキ43を介して伝達されるギヤ15の回転で駆動され
るML用シーブウインチ17を、またHBL用巻取機と
タワーのシーブとの間に、クラッチ19とブレーキ44
を介して伝達されるギヤ18の回転で駆動されるHBL
用シーブウインチ20を配設することにより、両シーブ
ウインチ17,20を同期作動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自走式木材集材機の改
善に関し、より詳しくは、ラフロードや傾斜地でも容易
に自走することにより移動し得、かつ同期させて巻取り
・巻戻す必要のある鋼索を容易に同期させ得るようにし
て、その取扱いを容易にした自走式木材集材機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、山間地等で伐採された伐
採材は、通常、木材集材機によって所定の集材場所に集
められ、ここにおいてトラック等に積み込まれて木材工
場等の処理場まで運搬される。このような木材集材機に
よる木材の集材方法に係る従来例を、その構成説明図の
図5を参照しながら以下に説明すると、同図に示す符号
51は、複数本の鋼索それぞれを巻取り・巻戻す複数の
鋼索巻取機52を備えた定置式の木材集材機である。
【0003】そして、この木材集材機51の周辺と、伐
採領域周辺の複数の立木(根株の場合もある)には1個
または複数のシーブ53がそれぞれ取付けられ、この木
材集材機51の鋼索巻取機52によって巻取り・巻戻さ
れる各種の鋼索がこれらシーブ53に掛回されて張り巡
らされている。
【0004】より詳しくは、伐採材Wを吊持して集材場
所Yに運ぶキャリッジ54を往復動自在に支持する主索
(SKL)55が張られる一方、キャリッジ54に設け
られたシーブ54aに掛けられて、伐採材Wを吊持する
フック54bを昇降させる引上索(LFL)56がSK
L55に沿って張られ、そして伐採領域の外周周りの鋼
索の半分程を、シーブ53に掛回されて張られた引戻索
(HBL)57の先端が、吊具であるフック54bに連
結されて張り巡らされている。
【0005】さらに、上記HBL57に垂設されてなる
フック54bの近接した位置に、滑車58aを介して、
他の残りの半分ほどの伐採領域の外周周りにシーブ53
に掛回された引戻索(DRL)58が張られて張り巡ら
されている。つまり、このように張り巡らされたHBL
57とDRL58との内側が木材の伐採領域となるよう
に構成されている。
【0006】従って、上記LFL56の巻戻しによりフ
ック54bが下降されて伐採材Wがフック54bに掛け
られると、所定量だけLFL56が巻取られて伐採材W
が吊上げられ、次いでHBL57とDRL58とが共に
巻戻され、キャレッジ54がSKL55に沿って往復移
動されるので、伐採領域内において伐採された伐採材W
は所定の集材場所Yに集められることになる。
【0007】ところで、伐採領域内の伐採が終了する
と、立木に取付けたシーブ53を始めとして、これらに
掛回されて張り巡らされた鋼索を取外し、木材集材機5
1と共に他の伐採領域に移動しなければならない。これ
らの取外し、移動、取付け等の作業は、伐採領域の広さ
によって相違はするものの、一般的に4日間程の日数を
要し、極めて大変な作業であった。
【0008】このような実情に鑑み、集材場所Y近辺の
シーブ53の取付け・取外し作業と、木材集材機51の
移動の容易化とを図り得るようにした自走式の木材集材
機が開発された。以下、この自走式木材集材機の構成
を、その側面図の図6を参照しながら説明すると、この
自走式木材集材機61は、トラック61bに木材集材機
本体61aを搭載してなるものである。より詳しくは、
木材集材機械本体61aに複数の鋼索巻取機62を付設
し、先端に複数のシーブ63を有する折曲式の起伏自在
なタワー64を設けたものである。なお、トラック61
bの運転席61cと、木材集材機械本体61aとの間に
設けられてなるものは、この木材集材機本体61aの作
動を制御する制御室61dである。
【0009】従って、この木材集材機61は自走式であ
るためその移動が自在であり、しかも起伏自在なタワー
64の先端にシーブ63が付設されているので、集材場
所Y付近の立木に対してのシーブの取付け・取外し作業
が不要になり、伐採材集材のための準備時間が大幅に短
縮される。ところで、上記は自走式木材集材機の例であ
るが、これ以外には牽引式の木材集材機もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、木材の
伐採箇所は道路がある場所とは限らず、木材集材機を山
の上に運び上げなければならない場合がある。上記のよ
うなトラック式の自走式木材集材機ではそれなりに整備
された道路であって、しかもそれなりの勾配の道路でな
いと山の上まで自走することができないという解決すべ
き課題がある他、HBLとDRLとを同期させて巻取り
・巻戻す必要があるために鋼索巻取機の回転を制御しな
ければならないが、それには、例えば、HST等が使用
されており、その調整が難しく取扱い難いという解決す
べき課題もあった。
【0011】従って、本発明は上記実情に鑑み、例えば
山間部であっても雑木等を伐採するといった簡単な路を
造るだけで容易に自走し得て、しかも鋼索巻取機の回転
を容易に同期させ得る取扱いの容易な自走式木材集材機
の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、油圧ショベル
の本体や、ブルドーザの本体のような履帯式の走行車に
木材集材機を搭載すれば、長距離移動も自在でオフロー
ドでも容易に走行し得て、しかもギヤ回転を係合・係合
解除自在な回転力伝達装置を介して伝達することにより
鋼索巻取機を駆動するようにすれば、鋼索巻取機を容易
に同期駆動し得ることに着目してなしたものである。
【0013】従って、本発明の請求項1に係る自走式木
材集材機の特徴とするところは、上部に、伐採材を吊持
する伐採材用吊具が垂設されてなるキャリッジを移動自
在に支持する鋼索からなるスカイラインが掛けられるス
カイライン用シーブと、該キャリッジを伐採材の集材場
所に移動させる鋼索からなるメインラインが掛けられる
メインライン用シーブと、該キャリッジに設けられた伐
採材用吊具を巻取り・巻戻すストローライン用ドラムを
回転させる鋼索からなるストローラインが掛けられるス
トローライン用シーブ及び該キャリッジを伐採材の吊持
場所に移動させる鋼索からなるホールバックラインが掛
けられるホールバックライン用シーブとがそれぞれ設け
られてなる起伏自在なタワーを備え、これらシーブに掛
けられた前記鋼索のそれぞれを巻取り・巻戻す鋼索巻取
機を備えてなる自走式木材集材機において、前記タワー
と鋼索巻取機とを、履帯式の走行台車と、該走行台車の
上において垂直軸心回りに旋回自在に設けられる旋回フ
レームとからなる走行車の前記旋回フレームの上に搭載
すると共に、前記メインライン用シーブとメインライン
を巻取り・巻戻す鋼索巻取機との間に、係合・係合解除
自在なクラッチ及びブレーキを介して回転されるギヤに
より駆動されて前記メインライン用シーブに掛けられた
メインラインを巻取り・巻戻すメインライン用シーブウ
インチを介装し、ホールバックライン用シーブとホール
バックラインを巻取り・巻戻す鋼索巻取機との間に、係
合・係合解除自在なクラッチ及びブレーキを介して回転
されるギヤにより前記ML用ウインチと同期駆動されて
ホールバックライン用シーブに掛けられたホールバック
ラインを巻取り・巻戻すホールバックライン用シーブウ
インチを介装したところにある。
【0014】本発明の請求項2に係る自走式木材集材機
の特徴とするところは、請求項1記載の自走式木材集材
機において、前記メインラインを巻取り・巻戻す鋼索巻
取機を駆動するメインライン用油圧ポンプ・モータと、
ホールバックラインを巻取り・巻戻す鋼索巻取機を駆動
するホールバックライン用油圧ポンプ・モータとが介装
されてなる循環回路が形成され、該循環回路の、鋼索巻
取機をそれぞれメインライン・ホールバックラインを巻
取る側に回転力を発生させる両油圧ポンプ・モータのポ
ートに連通する側に、該循環回路の方向に作動油を流す
向きに逆止弁が介装されると共に、メイン油圧モータで
回転されて作動油を供給するチャージングポンプが介装
されてなる作動油供給管路が連通してなるところにあ
る。
【0015】本発明の請求項3に係る自走式木材集材機
の特徴とするところは、請求項1記載の自走式木材集材
機において、前記メインラインを巻取り・巻戻す鋼索巻
取機を駆動するメインライン用油圧ポンプ・モータと、
ホールバックラインを巻取り・巻戻す鋼索巻取機を駆動
するホールバックライン用油圧ポンプ・モータとが介装
されてなる循環回路が形成され、該循環回路の、鋼索巻
取機をそれぞれメインライン・ホールバックラインを巻
取る側に回転力を発生させる両油圧ポンプ・モータのポ
ートに連通する側に、該循環回路の方向に作動油を流す
向きに逆止弁が介装されると共に、メイン油圧モータで
回転されて作動油を供給するチャージングポンプが介装
されてなる作動油供給管路が連通し、前記ストローライ
ン用ポンプ・モータを駆動する二本の管路が4ポート3
位置の切替弁を介して、一方が前記循環回路の作動油供
給管路の連通側に、また他方が反連通側にそれぞれ連通
する油圧回路を備えてなるところにある。
【0016】
【作用】本発明の特許請求項1に係る自走式木材集材機
によれば、起伏自在なタワーと、シーブに掛けられた鋼
索を巻取り・巻戻す鋼索巻取機とを、履帯式の走行台車
とこの走行台車の上おいて垂直軸心回りに旋回自在に設
けられる旋回フレームからなる走行車の旋回フレームの
上に搭載した構成としたので、路面が悪くともまた勾配
が急であっても自走して自在に移動することができる。
また、前記メインライン用シーブとメインラインを巻取
り・巻戻す鋼索巻取機との間に、係合・係合解除自在な
クラッチ及びブレーキを介して回転されるギヤにより駆
動されて前記メインライン用シーブに掛けられたメイン
ラインを巻取り・巻戻すメインライン用シーブウインチ
を介装し、ホールバックライン用シーブとホールバック
ラインを巻取り・巻戻す鋼索巻取機との間に、係合・係
合解除自在なクラッチ及びブレーキを介して回転される
ギヤにより前記メインライン用ウインチと同期駆動され
てホールバックライン用シーブに掛けられたホールバッ
クラインを巻取り・巻戻すホールバックライン用シーブ
ウインチを介装したしたので、メイン油圧モータの回転
をクラッチを介してギヤの回転がメインライン用シーブ
ウインチとホールバックライン用シーブウインチとに伝
達され、難しい制御を行うまでもなくメインラインとホ
ールバックラインとを同期させて巻取り・巻戻すことが
できる。
【0017】本発明の請求項2に係る自走式木材集材機
によれば、メイン油圧モータの回転で駆動されるチャー
ジングポンプから吐出される作動油が作動油供給管路か
ら循環回路に供給されると、メインライン用油圧ポンプ
・モータとホールバックライン用油圧ポンプ・モータと
は同方向に回転しようとするので、これら両油圧ポンプ
・モータを駆動する鋼索巻取機にはメインラインとホー
ルバックラインとを巻取り側に回転力が発生し、メイン
ラインとホールバックラインには共に張力が付与され
る。そして、メイン油圧モータの回転と同時にブレーキ
の係合が解除されると共にクラッチが係合され、メイン
ライン用シーブウインチとホールバックライン用シーブ
ウインチとが同期駆動されると、張力が付与された状態
のメインラインとホールバックラインのうち一方が巻取
られると共に他方が巻戻され、鋼索巻取機のうち一方が
メインラインとホールバックラインのうち一方を巻取
り、他方がメインラインとホールバックラインのうち他
方を巻戻す。一方、鋼索巻取機による鋼索の巻取り・巻
戻しによって、両油圧ポンプ・モータが駆動されるが、
これら両油圧ポンプ・モータは循環回路に介装されてい
て、一方がポンプ作用をすると共に他方がモータ作用を
するので作動油が循環し、メインラインとホールバック
ラインとの巻取り・巻戻し中を継続して、これらメイン
ラインとホールバックラインとに張力が付与され続け
る。
【0018】本発明の請求項3に係る自走式木材集材機
によれば、請求項2に係る作用に加えて、前記油圧ポン
プ・モータのポンプ作用により吐出される作動油は、4
ポート3位置の切替弁を経由して循環回路から流入する
作動油によりストローライン用ポンプ・モータが同方向
に回転され、張力を付与した状態でストローラインを巻
取り・巻戻すことができる。このように、油圧ポンプ・
モータのポンプ作用により吐出される作動油の圧力を活
用するので、省力エネルギー効果もある。
【0019】
【実施例】以下、本発明の自走式木材集材機に係る実施
例を、その側面図の図1と、その平面図の図2と、鋼索
巻取機駆動システムの模式的構成説明図の図3と、油圧
回路図の図4とを参照しながら説明すると、図1と2と
に示す符号Cは走行車であり、この走行車Cは周知の構
成になる履帯式の走行台車1と、この走行台車1の上に
垂直軸心回りに旋回自在に支持されてなる旋回フレーム
2とからなり、この旋回フレーム2の上には起伏シリン
ダ4aによって起伏される後述する構成になるタワー4
と、4つの鋼索巻取機とがそれぞれ搭載されている。
【0020】上記タワー4の詳細は、2段伸縮式であっ
て外筒に挿入されている内筒を押引きすることによって
伸縮し、ピンにより最伸長状態を保持し得る他、その先
端部側にはキャリッジ(図示省略)を支持するスカイラ
イン(以下、SKLという)5、キャリッジを集材場所
に移動させるメインライン(以下、MLという)6、キ
ャリッジに内設されたストローライン用ドラムを回転さ
せて伐採材を吊持する伐採材吊具であるフックを昇降さ
せるストローライン(以下、STLという)7及びキャ
リッジを集材場所から伐採材吊持位置に移動させるホー
ルバックライン(以下、HBLという)8の各鋼索が掛
けられるSKL用、ML用、STL用及びHBL用の各
シーブ3a,3b,3c,3dが付設されてなる構成に
なっている。勿論、タワーは、例えば、図5に示すトラ
ックによる自走式の第2従来例のように2つ折りの折り
畳み式であっても良い。
【0021】さらに、タワー4の前後、つまりこのタワ
ー4の図における左側には上記SKL5を巻取り・巻戻
すSKL用巻取機9が、また同図における右側にはML
6を巻取り・巻戻すML用巻取機10と、STL7を巻
取り・巻戻すSTL用巻取機11と、HBL8を巻取り
・巻戻すHBL用巻取機12との3つの鋼索巻取機が搭
載されている。
【0022】一方、図3に示すように、キャリッジを作
動させる操作信号の入力により回転されるメイン油圧モ
ータM1 の出力軸にドライブギヤ14が嵌合され、これ
に噛合うドリブンギヤ15,18が設けられると共に、
ドリブンギヤ15に噛合うドリブンギヤ13を有するチ
ャージングポンプP1 が配設されている。つまり、メイ
ン油圧モータM1 によりドライブギヤ14が回転される
と、ドリブンギヤ15,18が回転され、かつドリブン
ギヤ13の回転によりチャージングポンプP1 が駆動さ
れる。
【0023】上記ドリブンギヤ15の回転は、湿式クラ
ッチ16とブレーキ43とを介して前記ML用シーブ3
bに掛けられたML6を巻取り・巻戻す、所定の間隔を
隔てた平行な軸により支持された複数のシーブにML6
が掛回されてなるML用シーブウインチ17に伝達され
る一方、また、ドリブンギヤ18の回転は、湿式クラッ
チ19とブレーキ44とを介して前記ML用シーブ3b
に掛けられたHBL8を巻取り・巻戻す、上記ML用シ
ーブウインチ17と同構成のHBL用シーブウインチ2
0に伝達されると共に、ML用シーブウインチ17で巻
取り・巻戻されたML6はML用巻取機10によって巻
取り・巻戻され、HBL用シーブウインチ20で巻取り
・巻戻されたHBL8はML用巻取機10によって巻取
り・巻戻されるように構成されている。さらに、上記操
作信号により、ドリブンギヤ15,18とシーブウイン
チ17,20との間に介装されているブレーキ43,4
4が開放され、かつ湿式クラッチ16,19が係合され
て、シーブウインチ17,20に伝達される回転力が制
御されるように構成されている。なお、同図に示す符号
9は、SKL5を巻取り・巻戻すSKL用巻取機であ
る。
【0024】そして、ML用シーブウインチ17で巻取
り・巻戻されたML6は、ML用油圧ポンプ・モータM
2 によって回転されるML用巻取機10で巻取り・巻戻
されるが、このML用油圧ポンプ・モータM2 の回転力
は、メイン油圧モータM1 によりドライブギヤ14、ド
リブンギヤ15,13を介して駆動されるチャージング
ポンプP1 から吐出される作動油により得られ、ML6
の巻取り・巻戻しに必要とする回転力をML用巻取機1
0に付与し得るように設定され、HBL用シーブウイン
チ20で巻取り・巻戻されたHBL8は、HBL用巻取
機12で巻取り・巻戻されるが、同じくこのHBL用巻
取機12にはチャージングポンプP1 から吐出される作
動油によりHBL8の巻取り・巻戻しに必要とする回転
力が付与されるように設定されている。このように、M
L6とHBL8とを巻取り・巻戻すのにシーブウインチ
17、20を用いるのは、前述のとおりキャリッジを往
復移動させるために同期させる必要があるためである。
勿論、HBL用巻取機12にも、上記ML用油圧ポンプ
・モータM2 と同構成になるHBL用油圧ポンプ・モー
タM3 が連結されている。
【0025】また、STL用巻取機11はキャリッジの
移動に合わせて、常にML6と同方向にSTL7を巻取
り・巻戻すようになっている。つまり、後述する構成の
循環回路31にチャージングポンプP1 から供給される
作動油の圧力は、電磁切替弁42、管路40を経由し
て、STL用油圧モータM4 に回転力を与え、常時、こ
のSTL用巻取機11に対してSTL7を巻取る方向の
回転力を付与している。従って、キャリッジが自走式木
材集材機から離れる方向に移動するきは、STL用巻取
機11から張力が付与された状態でSTL7が巻戻さ
れ、逆にキャリッジが自走式木材集材機に接近する方向
に移動するときは、張力が付与された状態で巻取られる
ことになる。
【0026】このようなシーブウインチ17、20を採
用することによって、従来のようにHBLとDRLとを
同期させて巻取り・巻戻すのにHST等により鋼索巻取
機の回転を制御する必要がなく、ドリブンギヤ14と噛
合うドライブギヤ15,18の存在のために、ただ湿式
クラッチ16,19を係合させるだけでML6とHBL
8とを同期させて巻取り・巻戻すことが可能になるの
で、自走式木材集材機の取扱いが極めて容易になるとい
う効果がある。
【0027】ところで、上記チャージングポンプP1
び両油圧ポンプ・モータM2 ,M3 は、図4に示すよう
な油圧回路30により駆動されるML用巻取機10とH
BL用巻取機12とSTL用巻取機11とによって、そ
れぞれ巻取り・巻戻されるML6とHBL8とSTL7
とに必要な張力を付与するように構成されている。
【0028】即ち、この油圧回路30は、上記ML用油
圧ポンプ・モータM2 と、HBL用油圧ポンプ・モータ
3 とが介装され、作動油の流入側から分岐したパイロ
ット管路32を介して流入する作動油の圧力によって、
両油圧ポンプ・モータM2 ,M3 の制動を解除するブレ
ーキ33を有する循環回路31が形成され、また、この
循環回路31には、この循環回路31の方向に作動油を
流す向きに逆止弁35が介装されてなる作動油供給管路
34が連通しており、メイン油圧モータM1 の作動によ
り駆動されるチャージングポンプP1 から作動油が供給
されるように構成されている。さらに、この循環回路3
1から電磁切替弁42、管路40を経由してSTL用モ
ータM4 に連通している。また、上記循環回路31の作
動油供給管路34の連通側からリリーフ弁39が介装さ
れてなるリリーフ管路38が分岐し、その設定圧力がM
L用、HBL用、STL用各巻取機10,12,11に
必要な圧力を付与するようになっている。
【0029】以下、上記構成になる自走式木材集材機の
作用態様を説明すると、先ず伐採現場付近までトラック
に積載されて運搬され、伐採現場が例えば道路のないよ
うな山間部である場合には、雑木を伐採した程度の通路
を設ければ、自走により移動して目的地に到着すること
ができる。そして、この自走式木材集材機が伐採現場に
到着すると、SKL5、ML6、STL7、HBL8が
それぞれSKL用シーブ3a、ML用シーブ3b、ST
L用シーブ3c、HBL用シーブ3dに掛けられると共
に、起伏シリンダ4aの作動によってタワーが起立され
る。
【0030】これと並行して、伐採領域にの外周周りに
は複数のシーブが立木や根株等に取付けられて、SKL
5,ML6,HBL8が、また、STL7はキャリッジ
に懸架されたフックを上下し得るように張り巡らされ
る。そして、伐採材の集材作業に際しては、ML用・H
BL用シーブウインチ17、20によって張力が付与さ
れた状態で同期して巻取り・巻戻されるML6とHBL
8とによってキャリッジが確実に移動される。
【0031】つまり、作動油供給管路34から作動油が
循環回路31に供給されると、ML用油圧ポンプ・モー
タM2 とHBL用油圧ポンプ・モータM3 とは同方向に
回転しようとするために、これら両油圧ポンプ・モータ
2 ,M3 を駆動するML用巻取機10とHBL用巻取
機12には、ML6とHBL8とを巻取る側に回転力が
発生し、ML6とHBL8には張力が付与される。そし
て、ML用シーブウインチ17がメイン油圧モータM1
の駆動によりドライブギヤ14、ドリブンギヤ15,湿
式クラッチ16を介して、またHBL用シーブウインチ
20が、メイン油圧モータM1 の駆動によりドライブギ
ヤ14、ドリブンギヤ18,湿式クラッチ19を介して
同期駆動される。また、例えば、ML用シーブウインチ
17をML6を巻取る側に回転させると、HBL用シー
ブウインチ20はHBL8を巻戻す側に回転されるの
で、ML6は張力が付与された状態でML用巻取機10
により巻取られると共に、HBL8は張力が付与された
状態でHBL用巻取機12により巻戻される。一方、S
TL7は、キャリッジに懸架されたフックと一体であ
り、キャリッジの動きに合わせて巻取り・巻戻しが行わ
れるように、常時張力が作用している。そして、その動
きに必要な循環回路31内の作動油量はメイン油圧モー
タM1 で駆動されるチャージングポンプP1 によって補
給される。
【0032】上記ML6の巻取り・巻戻し、HBL8の
巻取り・巻戻しに並行して、STL用巻取機11による
STL7の巻取り・巻戻しやSKL用巻取機9によるS
KL5の巻取り・巻戻し作業を行うことによって、伐採
材の集材作業が行われてキャリッジの移動周辺に伐採材
がなくなると、その外側の伐採材はキャリッジの移動周
辺に集められるが、この実施例ではSKL5の先端の連
結部を中心として扇状に伐採領域を走行台車1により移
動することができるので、従来のように伐採材の集積作
業が不要になる。これは、走行台車1と旋回フレーム2
とからなる自走式木材集材機の本体が油圧ショベルの本
体と同構成であるために安定性に優れ、連続した微小移
動が可能であるのに加えて、例えば左右の履帯を逆作動
させることによって位置を変えずに旋回し得るというよ
うに小回りがきくためである。
【0033】一方、この自走式木材集材機が稼働してい
ない場合、即ち、操作信号が入力されていないときは、
ML用・HBL用シーブウインチ17,20に回転力を
伝達する湿式クラッチ16,19の係合が解除され、ブ
レーキ43,44が係合すると同時に、メイン油圧モー
タM1 が回転していないのでチャージングポンプP1
停止している。そのため、油圧回路30の循環回路31
内の作動油の圧力が低下し、パイロット管路32を通し
てブレーキ33のブレーキシリンダ内の作動油が抜け、
このブレーキ33によりML用巻取機とEBL用巻取機
との回転が制動されるので、例え自走式木材集材機の休
止中においてもML6やHBL8が弛んだりすることが
ない。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る自走
式木材集材機によれば、鋼索が掛けられるシーブを有す
るタワーと鋼索を巻取り・巻戻す鋼索巻取機とを、履帯
式の走行台車に旋回自在に搭載されてなる旋回フレーム
の上に搭載したので、路面が悪くともまた勾配が急であ
っても自走により移動して、鋼索張設作業を短時間に、
かつ自由に移動して設置することができ、またクラッチ
を介してギヤの回転がML用シーブウインチとHBL用
シーブウインチとに伝達され、チャージングポンプと循
環回路に介装されてなるML用油圧ポンプ・モータと、
HBL用油圧ポンプ・モータとによりMLとHBLとS
TLとに張力を付与しながら、難しい制御を行うまでも
なく、MLとHBLとをそれぞれ巻取り・巻戻す鋼索巻
取機を同期回転させてMLとHBLとを同期させて巻取
り・巻戻すことができるので、木材集材機の移動に対し
ての容易さと、その取り扱いの容易さとの向上に対して
極めて多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自走式木材集材機の側面
図である。
【図2】本発明の実施例に係る自走式木材集材機の平面
図である。
【図3】本発明の実施例に係る自走式木材集材機の鋼索
巻取機駆動システムの模式的構成説明図である。
【図4】本発明の実施例に係る油圧回路図である。
【図5】第1従来例に係る木材集材機による木材の集材
方法を示す構成説明図である。
【図6】第2従来例に係る自走式木材集材機の側面図で
ある。
【符号の説明】
1…走行台車、2…旋回フレーム、3a…SKL用シー
ブ、3b…ML用シーブ、3c…STL用シーブ、3d
…HBL用シーブ、4…タワー、4a…起伏シリンダ、
5…SKL、6…ML、7…STL、8…HBL、9…
SKL用巻取機、10…ML用巻取機、11…STL用
巻取機、12…HBL用巻取機、13…ドリブンギヤ、
14…ドライブギヤ、15…ドリブンギヤ、16…湿式
クラッチ、17…ML用シーブウインチ、18…ドリブ
ンギヤ、19…湿式クラッチ、20…HBL用シーブウ
インチ、30…油圧回路、31…循環回路、32…パイ
ロット管路、33…ブレーキ、34…作動油供給管路、
35…逆止弁、38…リリーフ管路、39…リリーフ
弁、40…管路、42…電磁切替弁、43,44…ブレ
ーキ、C…走行車、M1 …メイン油圧モータ、M2 …M
L用油圧ポンプ・モータ、M3 …HBL用油圧ポンプ・
モータ、M4 …STL用油圧モータ、P1 …チャージン
グポンプ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に、伐採材を吊持する伐採材用吊具
    が垂設されてなるキャリッジを移動自在に支持する鋼索
    からなるスカイラインが掛けられるスカイライン用シー
    ブと、該キャリッジを伐採材の集材場所に移動させる鋼
    索からなるメインラインが掛けられるメインライン用シ
    ーブと、該キャリッジに設けられた伐採材用吊具を巻取
    り・巻戻すストローライン用ドラムを回転させる鋼索か
    らなるストローラインが掛けられるストローライン用シ
    ーブ及び該キャリッジを伐採材の吊持場所に移動させる
    鋼索からなるホールバックラインが掛けられるホールバ
    ックライン用シーブとがそれぞれ設けられてなる起伏自
    在なタワーを備え、これらシーブに掛けられた前記鋼索
    のそれぞれを巻取り・巻戻す鋼索巻取機を備えてなる自
    走式木材集材機において、前記タワーと鋼索巻取機と
    を、履帯式の走行台車と、該走行台車の上において垂直
    軸心回りに旋回自在に設けられる旋回フレームとからな
    る走行車の前記旋回フレームの上に搭載すると共に、前
    記メインライン用シーブとメインラインを巻取り・巻戻
    す鋼索巻取機との間に、係合・係合解除自在なクラッチ
    及びブレーキを介して回転されるギヤにより駆動されて
    前記メインライン用シーブに掛けられたメインラインを
    巻取り・巻戻すメインライン用シーブウインチを介装
    し、ホールバックライン用シーブとホールバックライン
    を巻取り・巻戻す鋼索巻取機との間に、係合・係合解除
    自在なクラッチ及びブレーキを介して回転されるギヤに
    より前記ML用ウインチと同期駆動されてホールバック
    ライン用シーブに掛けられたホールバックラインを巻取
    り・巻戻すホールバックライン用シーブウインチを介装
    したことを特徴とする自走式木材集材機。
  2. 【請求項2】 前記メインラインを巻取り・巻戻す鋼索
    巻取機を駆動するメインライン用油圧ポンプ・モータ
    と、ホールバックラインを巻取り・巻戻す鋼索巻取機を
    駆動するホールバックライン用油圧ポンプ・モータとが
    介装されてなる循環回路が形成され、該循環回路の、鋼
    索巻取機をそれぞれメインライン・ホールバックライン
    を巻取る側に回転力を発生させる両油圧ポンプ・モータ
    のポートに連通する側に、該循環回路の方向に作動油を
    流す向きに逆止弁が介装されると共に、メイン油圧モー
    タで回転されて作動油を供給するチャージングポンプが
    介装されてなる作動油供給管路が連通してなることを特
    徴とする請求項1記載の自走式木材集材機。
  3. 【請求項3】 前記メインラインを巻取り・巻戻す鋼索
    巻取機を駆動するメインライン用油圧ポンプ・モータ
    と、ホールバックラインを巻取り・巻戻す鋼索巻取機を
    駆動するホールバックライン用油圧ポンプ・モータとが
    介装されてなる循環回路が形成され、該循環回路の、鋼
    索巻取機をそれぞれメインライン・ホールバックライン
    を巻取る側に回転力を発生させる両油圧ポンプ・モータ
    のポートに連通する側に、該循環回路の方向に作動油を
    流す向きに逆止弁が介装されると共に、メイン油圧モー
    タで回転されて作動油を供給するチャージングポンプが
    介装されてなる作動油供給管路が連通し、前記ストロー
    ライン用ポンプ・モータを駆動する二本の管路が4ポー
    ト3位置の切替弁を介して、一方が前記循環回路の作動
    油供給管路の連通側に、また他方が反連通側にそれぞれ
    連通する油圧回路を備えてなることを特徴とする請求項
    1記載の自走式木材集材機。
JP4278280A 1991-10-18 1992-10-16 自走式木材集材機 Expired - Lifetime JPH0794317B2 (ja)

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