JPH051935U - 換気扇 - Google Patents
換気扇Info
- Publication number
- JPH051935U JPH051935U JP521791U JP521791U JPH051935U JP H051935 U JPH051935 U JP H051935U JP 521791 U JP521791 U JP 521791U JP 521791 U JP521791 U JP 521791U JP H051935 U JPH051935 U JP H051935U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- ventilation fan
- suction port
- water
- outer casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 換気扇のグリルに吸水性塗料を塗布し、グリ
ルに付着する水滴を吸水し、水滴が滴下しない換気扇を
得る。 【構成】 送風機4を内部に設け、下部に吸込口1、側
部に排気口2を設けた外筐3を浴室16等の天井20に
取り付ける。そして、この外筐3の吸込口1に多孔13
を形成し、酸化機能を有する吸水性塗料12が塗布され
たグリル10を取り付ける。
ルに付着する水滴を吸水し、水滴が滴下しない換気扇を
得る。 【構成】 送風機4を内部に設け、下部に吸込口1、側
部に排気口2を設けた外筐3を浴室16等の天井20に
取り付ける。そして、この外筐3の吸込口1に多孔13
を形成し、酸化機能を有する吸水性塗料12が塗布され
たグリル10を取り付ける。
Description
【0001】
この考案は、換気扇に用いられるグリルの改良に関するものである。
【0002】
従来、この種の換気扇としては第4図に示すように下面に吸込口1、側面に排 気口2を設けた外筐3内に送風機4を設け、上記吸込口1に対向してグリル5 を外筐3下部に配設して送風機4にて吸込口1から排気口2へと室内の汚れた空 気、浴室等の水蒸気を排出しているものが知られている(例えば、実開昭60ー 170656号参照)。
【0003】
上記のような従来の換気扇では、例えば浴室等にて使用された場合吸込口1に 設けられたグリル5に水蒸気が付着し水滴となり滴下するため、下方の床、壁お よび人体が汚されるという課題があった。
【0004】 この考案は係る課題を解決するためになされたもので、グリル表面に付着した 水滴が滴下することなく、建物および人体を汚すことのない換気扇を得ることを 目的とするものである。
【0005】
この考案に係る換気扇は、下部に吸込口、上部に屋外と連通する排気口を設け た外筐と、この外筐内に上記吸込口から排気口に連通して設けられた排気通路と 、この排気通路に設けられた送風機と、上記吸込口を覆うように設けられたグリ ルとを備え、上記グリルに多孔を形成し、酸化機能を有する吸水性塗料を塗布し たものである。
【0006】
【作用】 この考案においては、下部に吸込口、上部に屋外と連通する排気口を設けた外 筐と、この外筐内に上記吸込口から排気口に連通して設けられた排気通路と、こ の排気通路に設けられた送風機と、上記吸込口を覆うように設けられたグリルと を備え、上記グリルに多孔を形成し、酸化機能を有する吸水性塗料を塗布したこ とより、グリルに付着される油、水等がグリル表面に設けられた多孔内に吸収さ れる。
【0007】
図1〜図3はこの考案の一実施例を示す図であり、図において1〜4は上記従 来例と同一または相当部分を示し、10はグリルで、例えば鋼板よりなり裏面が 上記外筐3のフランジ11面に当接され、水平にて上記吸込口1を封止するよう 設置されている。12はこのグリルに塗布された吸水性塗料で、例えば完全不燃 無機質耐熱塗料を成形するよう主剤である無機質系塗料に粉体からなる硬化剤を 混合、撹拌されてなり、これをスプレイガンにて上記グリル10に噴射、塗装し た後、グリル10を高温炉に入れ、一定時間約300℃〜350℃まで昇温し所 定時間保持することにて上記吸水性塗料12が硬化されグリル10に焼き付けら れる。なお、この吸水性塗料12は硬化されることにて表面に多孔13を形成す るとともに、加熱されることにて塗料に付着する水14等を分解する機能および 水14を生成することなしにガス状物質に分解する機能を有する。15は上記排 気口1に接続されるダクト、16は浴室で、壁17を介して屋外18と仕切られ 、下方に浴槽19が配設され、天井20には本換気扇21が取り付けられている ものである。
【0008】 上記のように構成された換気扇においては、送風機4を運転することにより浴 室19よりの水蒸気が吸込口1より屋外18へ排気される。この場合、グリル1 0を通過する水14は図3のbに表すように多孔13内に吸収される。これによ り、グリル10よりの水類の落下がなくなり、入浴中の人体および壁等の建物を 汚すことからくる不快がなくなる。
【0009】
この考案は以上説明したとおり、下部に吸込口、上部に屋外と連通する排気口 を設けた外筐と、この外筐内に上記吸込口から排気口に連通して設けられた排気 通路と、この排気通路に設けられた送風機と、上記吸込口を覆うように設けられ たグリルとを備え、上記グリルに多孔を形成し、酸化機能を有する吸水性塗料を 塗布したことより、グリルを通過する水が多孔に吸収され水類の適下防止ができ る。
【図1】この考案の一実施例を示す取付断面図である。
【図2】この考案の一実施例を示す斜視図である
【図3】この考案の一実施例を示し、aはグリルの部分
断面図、b,cはaの断面A−Aを示す断面図である。
断面図、b,cはaの断面A−Aを示す断面図である。
【図4】従来の換気扇を示す図である。
1 吸込口 2 排気口 3 外筐 4 送風機 10 グリル 12 吸水性塗料 13 多孔 18 屋外 21 換気扇
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 下部に吸込口、上部に屋外と連通する排
気口を設けた外筐と、この外筐内に上記吸込口から上記
排気口に連通して設けられた排気通路と、この排気通路
に設けられた送風機と、上記吸込口を覆うように設けら
れたグリルとを備え、上記グリルに多孔を形成し、酸化
機能を有する吸水性塗料を塗布したことを特徴とする換
気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP521791U JPH051935U (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP521791U JPH051935U (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 換気扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051935U true JPH051935U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=11605026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP521791U Pending JPH051935U (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051935U (ja) |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP521791U patent/JPH051935U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5160481A (en) | Ozone generation apparatus | |
JPH051935U (ja) | 換気扇 | |
JPH11108414A (ja) | 天井用換気扇 | |
KR100538715B1 (ko) | 주방 환기시스템 | |
JP3103508B2 (ja) | 防蟻・防炎剤を用いた施工方法並びその方法に使用する発散装置 | |
JPH051931U (ja) | 換気扇 | |
JP2006291663A (ja) | 建物 | |
JPH04184027A (ja) | 換気扇 | |
JP3085791U (ja) | 竹炭塗料が施された石こうボード | |
JPH03109921A (ja) | 排気脱臭装置 | |
JPS6391442A (ja) | ガスレンジから発生する煙等の換気方法 | |
CN209985652U (zh) | 涂装喷漆室热风循环系统 | |
JP4007694B2 (ja) | 換気装置 | |
JPH09133408A (ja) | 空調機 | |
JP2003254562A (ja) | ダクト系の環境良化構造 | |
JPH06264520A (ja) | 建築、構築物 | |
JPS62122662U (ja) | ||
JPH09206551A (ja) | 空気浄化用シート体 | |
JP3838643B2 (ja) | 室内ガス状物質除去方法 | |
Wu et al. | Ventilation and Air Conditioning | |
JPS627955Y2 (ja) | ||
JP2009250576A (ja) | 炭パワークリーンシステム | |
JPS6186632U (ja) | ||
JPH0431479Y2 (ja) | ||
JPH04297736A (ja) | レンジフードファン |