JPH0519352A - マイクロフイルムキヤリア - Google Patents

マイクロフイルムキヤリア

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JPH0519352A
JPH0519352A JP17386691A JP17386691A JPH0519352A JP H0519352 A JPH0519352 A JP H0519352A JP 17386691 A JP17386691 A JP 17386691A JP 17386691 A JP17386691 A JP 17386691A JP H0519352 A JPH0519352 A JP H0519352A
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JP
Japan
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carrier
film
opening
moving body
glass
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JP17386691A
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English (en)
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Katsunori Sakakibara
克典 榊原
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はシートフィルム用のキャリア本体に
過度の負荷が加わらないようにし、更に上キャリアガラ
スを容易に着脱し得るようにすることを目的とする。 【構成】 本発明のマイクロフィルムキャリアは、マイ
クロフィッシュ等のシートフィルム用のキャリアであっ
て、キャリア本体42の先端部に取手46が上下方向に
揺動自在に取付けられている。更に、シートフィルムを
覆う上ガラス47aはキャリア本体に取付けられた開閉
機構に対して着脱自在に装着され、カム部材が係合位置
と退避位置とに移動すると共に係合位置において開閉機
構と係合してキャリア本体42の前後方向の移動を前記
開閉機構の開閉移動に変換する。カム部材が退避位置と
なった状態で前記キャリア本体の前進移動させることに
より前記上ガラス47aを前記開閉機構から着脱するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシート状のマイクロフィ
ルムを保持するためのマイクロフィルムキャリアに関す
る。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルムに記録された情報をス
クリーンに投影するためにリーダが使用され、リーダプ
リンタは記録された情報を投影する機能に合せてそれを
プリントする機能を有している。このようなリーダやリ
ーダプリンタ等の画像投影装置に使用されるマイクロフ
ィルムの形態としては、オープンリール式またはカート
リッジ式となったロール状のフィルムつまりロールフィ
ルム以外に、マイクロフィッシュ、アパーチュアカー
ド、またはフィルムジャケットのタイプのシート状のフ
ィルムつまりシートフィルムがある。このようなシート
フィルムが装填されるシートフィルムキャリアは画像投
影装置に対して前後左右の方向に移動自在に装着されて
おり、通常、シートフィルムを保持するキャリア本体
と、このキャリア本体に開閉自在に取付けられシートフ
ィルムを覆う上ガラスとを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シートフィルムに撮影
された画像駒の位置を画像投影装置の投影光路の所定の
位置に位置決めする際には、作業者はキャリア本体を持
って、これを移動させることになる。このキャリア移動
時に作業者がキャリア本体を強い力で押し付けると、キ
ャリア本体等の構成部材には過度の負荷が加わることに
なり、これらの構成部材を破損させることがある。ま
た、キャリア本体の前後方向の移動に連動して上ガラス
を開閉移動させるようにしたタイプのキャリアが開発さ
れつつある。しかしながら、この上ガラスを清掃する必
要があり、キャリア本体の移動によって上ガラスを開閉
移動させる場合には、現在開発されているキャリアにお
いては、上ガラスをキャリア本体に対して着脱すること
ができず、投影レンズを外さなければならないので、上
ガラスの清掃作業が容易でないという問題点がある。
【0004】そこで、本発明はキャリア本体を移動させ
るためのキャリア本体の前端部を作業者が不注意で負荷
を加えたとしても、キャリア本体には過度の負荷が加わ
らないようにして、キャリア本体等の各部材が破損しな
いようにすることを目的とする。更に、本発明はキャリ
ア本体の前後方向の移動によって上ガラスを開閉移動さ
せる開閉機構を有するマイクロフィルムキャリアにおい
て、キャリア本体から上ガラスを着脱し得るようにする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、マイクロフィルムに記録された画像を拡大
投影するスクリーンを有する画像投影装置に当該画像投
影装置の前後方向に移動自在にシートフィルム用のキャ
リア本体を装着し、前記キャリア本体の先端部に取手を
上下方向に揺動自在に取付けたことを特徴とするマイク
ロフィルムキャリアである。
【0006】また、本発明はマイクロフィルムに記録さ
れた画像を拡大投影するスクリーンを有する画像投影装
置に当該画像投影装置の前後方向に移動自在にシートフ
ィルム用のキャリア本体を装着し、前記キャリア本体に
載置されたシートフィルムを覆う上ガラスを、前記キャ
リア本体に取付けられた開閉機構に対して着脱自在に装
着し、係合位置と退避位置とに移動すると共に前記係合
位置において前記開閉機構と係合して前記キャリア本体
の前後方向の移動を前記開閉機構の開閉移動に変換する
カム部材を有し、当該カム部材が退避位置となった状態
で前記キャリア本体の前進移動させることにより前記上
ガラスを前記開閉機構に対して着脱し得るようにしたこ
とを特徴とするマイクロフィルムキャリアである。
【0007】
【作用】上記構成のマイクロフィルムキャリアにあって
は、シートフィルム用のキャリア本体に対するシートフ
ィルムの着脱やフィルムに記録された画像駒の検索等を
行なう際に、作業者は取手を持ってキャリア本体を移動
することになる。このときに、作業者が取手を不必要に
上下方向に変位させても、取手が揺動することから、キ
ャリア本体には過度の負荷が加わることがない。更に、
シートフィルム用の上下のキャリアガラスを清掃する際
には、上ガラスを開閉移動させるための開閉機構とカム
部材との係合を解除した状態でキャリア本体を引き出せ
ば、キャリア本体から上ガラスを取外すことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。図1及び図2は、リーダプリンタを示す
図であり、基台部10に取付けられた支持テーブル11
の上には、スクリーン12を有するハウジング13が設
置されている。このハウジング13にはスクリーン12
の下方に位置させてレンズホルダー14が設けられてお
り、このレンズホルダー14には投影レンズ15が着脱
自在となっている。作業テーブル11の上にはマイクロ
フィルムを保持するためのフィルムキャリア16が備え
られている。
【0009】図2に示されるように、基台部10内に設
けられた光源20からの光は、図示しないコンデンサー
レンズにより集光されて投影光路21を形成する。この
投影光路21はフィルムキャリア16に保持されたマイ
クロフィルムの画像を照射して通過し、投影レンズ15
に至る。そして、この投影レンズ15により拡大された
マイクロフィルムの画像は、可動ミラー22に至る。リ
ーダモードでは、この可動ミラー22は、図2において
破線で示す位置に設定され、固定ミラー23を経てスク
リーン12に至る破線のリーダ光路24がハウジング1
3内に形成され、マイクロフィルムの画像がスクリーン
12に拡大投影される。
【0010】マイクロフィルムの画像を記録紙にプリン
トするためのプリントモードでは、可動ミラー22は図
2において実線で示される位置となって、リーダ光路2
4に代えて実線のプリント光路25が形成される。可動
ミラー22はその位置から徐々に走査のために揺動し、
ここからの反射光は、固定ミラー26〜28を経て、基
台部10内のドラム状の感光体29に向かう。これによ
り、マイクロフィルムの画像が記録紙にプリントされて
リーダプリンタの前面に設けられたトレイ17から排出
される。感光体29の周囲には図示しない公知の画像形
成手段が設けられている。
【0011】次に、フィルムキャリア16について説明
する。このフィルムキャリア16はケーブル18によっ
てリーダプリンタ内の制御部に接続されている。図3〜
図6はそれぞれフィルムキャリア16の全体を示す図で
あり、図7に示されるガラスユニット31と、図8示さ
れるロールユニット32と、図9に示される外装ケース
ユニット33とにより、フィルムキャリア16は構成さ
れている。
【0012】ガラスユニット31は図7に示されるよう
に、その最も下部に位置する支持板34の部分でリーダ
プリンタに取付けられるようになっている。この支持板
34の上には、台板36が図示しない公知の構成によっ
て、リーダプリンタの前後方向つまり矢印Y方向に位置
調整可能に装着されている。台板36は、これに取付け
られたレバー35aを揺動させることにより、図示省略
した機構によってY方向に移動する。
【0013】台板36には、図7に示されるようにそれ
ぞれ左右方向に伸びるガイドレール37、38が敷設さ
れ、これらのガイドレール37、38に沿って第1移動
体41が左右方向つまり矢印X方向に摺動自在に装着さ
れている。この第1移動体41の左端部には、ガラス用
フレーム40が取付けられており、このフレーム40に
は、ロールフィルム用の上キァリアガラス43aが固定
され、更に、この上ガラス43aの下側に位置してロー
ルフィルム用の下キャリアガラス(図示省略)が、上ガ
ラス43aに向けて圧接移動自在に取付けられている。
この下ガラスの上ガラス43aに対する接近離反移動
は、図7に示されるように台板36に取付けられたソレ
ノイド44によってなされる。
【0014】第1移動体41の右端部には、前後方向つ
まりY方向に伸びてガイドレールが図示しない公知の構
成によって敷設され、このガイドレールに沿ってY方向
に摺動自在に第2移動体42が第1移動体41の上に装
着されている。この第2移動体42はシートフィルム用
のキャリア本体を構成し、その先端部には、これを摺動
する際に使用される取手(ハンドル部)46が設けられ
ている。この取手46は、図10に示されるように、板
ばね39によって第2移動体42に対して上下方向に変
位自在に連結されており、後述するようにシートフィル
ムが使用される際に取手46に上下方向の過大な負荷が
加えられても、第1移動体41やガイドレールが損傷し
ないようになっている。図11は他のタイプの取手46
を示す図であり、この場合には第2移動体42に対して
ピン39aにより取手46が揺動自在に取付けられ、図
示しないばね部材によって取手46は所定の姿勢となる
と共に、上下方向の負荷が加えられると矢印で示す方向
に変位するようになっている。
【0015】更にこの第2移動体42に形成された切欠
き部には、シートフィルムをカバーするための開閉自在
となったシート用の上キャリアガラス47aが設けら
れ、この上ガラス47aの下側には、図6に示されるよ
うに、シートフィルムFS を支持するためのシート用の
下キャリアガラス47bが固定されている。
【0016】図12及び図13は上ガラス47aを開閉
するための機構を示す図である。上ガラス47aの後端
部下面には幅方向に沿ってホルダー101が貼り付けら
れており、このホルダー101の両端部から左右方向に
突出した支持ピン102が、第2移動体42に形成され
た切欠部103に回転可能に支持されている。図は上ガ
ラス47aの左側部の構造を示すが、右側部にも同様に
切欠部に支持されるピンが突設されている。したがっ
て、上ガラス47aは支持ピン102を中心として開閉
するようになっている。図12(A)に示されるよう
に、ホルダー101には、支持ピン102よりも後方に
位置させて係合ピン104が第2移動体42の側面より
も突出して設けられている。上記ホルダー101等が開
閉機構を構成している。
【0017】第1移動体41の上面には、図13に示さ
れるように、フレーム40に形成されたガイド溝内で左
右方向に摺動自在となったカム板105が設けられてお
り、このカム板105の左端部には摺動用のレバー10
6が上に向けて折り曲げ形成されている。そしいて、こ
のカム板105の右端部にはカム部107が形成されて
いる。このカム部107には、図12に示されるよう
に、第2移動体42を前方に向けて移動させるにつれ
て、係合ピン104が接触するカム面108が形成され
ている。したがって、第2移動体42を図12(A)に
示される位置よりも更に前進させると、係合ピン104
がカム面108に接触することにより、第2移動体42
の前進移動に伴なって上ガラス47aは、図12(B)
に示されるように開放移動する。このように上ガラス4
7aが開いた状態で、シートフィルムFS を下ガラス4
7bの上に装填したり交換することができる。
【0018】シートフィルムFS を挟持するガラス47
a、47bを清掃することが必要となるが、図12
(B)に示されるように上ガラス47aが開いた状態で
は、係合ピン104がカム部107に係合して、上ガラ
ス47aを外すことができない。図12(A)に示され
るように、第2移動体42を後退移動させると、係合ピ
ン104はカム部107から離れるが、投影レンズ15
やロールユニット32が上ガラス47aの上方に位置し
ているので、この状態では上ガラス47aを外すことが
できるない。そこで、図13に実線で示されるように、
作業者がレバー106の部分を持ってカム板105を左
方向にずらしてカム部107を退避させると、第2移動
体42を前進させても、カム部107は係合ピン103
と接触しなくなる。この状態で、第2移動体42を前進
移動させれば、上ガラス47aを第2移動体42から外
すことができる。
【0019】図14はホルダー101の他の構造を示す
図であり、この場合にはホルダーが第2移動体42に取
付けられた第1ホルダー101aと、上ガラス47aの
下面に貼り付けられた第2ホルダー101bとから構成
されており、第2ホルダー101bに形成された突起部
109が第1ホルダー101aに形成された溝110に
着脱自在に係合するようになっている。この場合にも前
述した場合と同様に、第2移動体42を前進移動させる
と、カムによって上ガラス47aが開くようになってい
る。
【0020】第2移動体42を第1移動体41の上でY
方向にガイドするための図示しないガイドレールはチャ
ンネル状つまり断面コの字形状となっており、この中で
転動するローラが第2移動体42に設けられている。第
2移動体42の左端部には、図7に示すように摺動突起
48がY方向に延びて設けられており、この突起48が
第1移動体41の表面に摺動自在に接触するようになっ
ている。第1移動体41のX方向の摺動を案内するため
に、2つのガイドレール37、38に代えて、チャンネ
ル状のガイドレールを台板36に取付けるようにしても
良く、あるいは、摺動突起48と同様な構造の摺動突起
を、X方向に沿わせて第1移動体41の下面に設けるよ
うにしても良い。
【0021】図7に示されるように、第1移動体41を
台板36に対して右端に位置させると、ロール用のキャ
リアガラス43aが台板36の中央部分に位置すること
になり、この位置においては、第2移動体42を第1移
動体41の上で、図示するように後方に退避させて位置
決めすることができる。このときには、第2移動体42
のY方向の移動は、第1移動体41に対して独立して移
動することができるので、シートフィルム用のキァリア
ガラス47a、47bを軽やかに移動させることができ
る。第2移動体42が後退した位置においては、第1移
動体41をX方向に摺動させることができないようにす
るために、第2移動体42と干渉し合うY方向に伸びる
梁材49と、これと一体となった梁材50とが、台板3
6の後方左側部に取付けられている。
【0022】これらの梁材49、50の上面に接触する
ようにして、図8に示されたロールユニット32が台板
36の上に組付けられるようになっている。このロール
ユニット32は、図9に示された外装ケースユニット3
3により覆われた状態で台板36の上に組付けられる。
そして、組付けられた状態では、両移動体41、42が
摺動し得るための隙間がこれらとロールユニット32と
の間に形成される。
【0023】図8に示されるように、ロールユニット3
2は、センターユニット部53と、これの両側に位置す
る第1ロールユニット部51と第2ロールユニット部5
2との3つの部分から構成されている。第1ロールユニ
ット部51はロールフィルム供給部となり、第2ロール
ユニット部52はロールフィルム巻取部となっている。
そして、センターユニット部53には、投影光路が通過
するための投影光路通過部53aが形成されている。こ
のロールユニット32に装填されたロールフィルムの搬
送制御は、第2ロールユニット部52に設けられたコン
トローラ19aの操作によってなされ、ロールフィルム
はフィルムキャリアの左右方向に搬送される。このコン
トローラ19aは、図示するようにフィルムキャリア1
6の右端部に設けられているので、シートフィルムが使
用されて取手46を操作する際には、コントローラ19
aは邪魔にならない。尚、符号19bはロールフィルム
をフィルムキャリア16に装填する際に操作されるロー
ディングボタンであり、図9に示されるように、外装ケ
ースユニット33に取付けられている。
【0024】上述したように、第1移動体41を左右方
向に摺動させることによって、ロールフィルム用のキァ
リアガラス43aとシートフィルム用のキァリアガラス
47a、47bの何れかを選択して投影光路21の位置
に位置決めすることができ、フィルムキャリア16の前
後方向の幅を大きくすることなく、ロールフィルムとシ
ートフィルムの両方のマイクロフィルムを使用すること
ができる。
【0025】更にフィルムキャリア16の前後方向のサ
イズの大型化を避けるため、前述したように、台板36
は支持板34の上でY方向に移動自在となっている。第
7図に示されたレバー35aを作業者が揺動させること
により、台板36はリーダープリンタのテーブル11に
対して前後方向に移動する。台板36の支持板34に対
するY方向の移動は、レバー35aによっても行なうこ
とができると共に、第2移動体42を介して台板36を
移動させることもできるようになっている。
【0026】次に、上述したフィルムキャリア16の操
作手順について説明する。図3はロールフィルムが使用
可能な状態を示し、第1移動体41は最右端の位置とな
っている。また、第2移動体42は最後方端の退避位置
となっており、この第2移動体42はロールユニット3
2と台板36との間に形成された収容空間内に収容され
ている。これらの移動体41、42の位置は、図7に相
当する。
【0027】この状態のもとで、ロールフィルムFR を
ロール取付軸54に取付ける場合には、予めそのロール
フィルムFR の幅に対応させて、取手69によって、図
8に示された切替え板65を調整移動しておく。そし
て、ロールフィルムFR の先端をローディング部56に
挾み付けてから、ローディングボタン19bを押すと、
フィルムの先端がテイクアップリール55に巻き付けら
れ、ロールフィルムFRに撮影された画像を検索するこ
とが可能となる。この検索操作は、コントローラ19a
によってなされる。このときに、レバー35aを持って
これを揺動させることにより台板36を前後方向に調整
移動し、フィルムキャリア16を前後方向に微調整移動
させることによって、投影光路部53aの位置合わせを
行なうこともできる。
【0028】検索を終了するときには、コントローラ1
9aを操作し続けることによって、ロールフィルムFR
は全て第1ロールユニット部51に戻される。ロールフ
ィルムFR を外した後に、シートフィルムつまり例えば
マイクロフィシュFs を装填するには、まず、図4に示
されるように、第2移動体42を手前に引く。この位置
から、第2移動体42を左方向に移動させると、図5に
示すように、上ガラス47aを投影レンズ15の真下、
つまり投影光路通過部53aの位置に位置決めすること
ができる。
【0029】図6に示すように、第2移動体42を更に
手前に引けば、図12及び図13に示すカム機構により
シート用の上ガラス47aが開かれるので、この状態
で、シートフィルムFs の装填や交換を行なうことがで
きる。フィルムキャリア16に対するマイクロフィルム
の装填をシートフィルムFS からロールフィルムFR に
切替えるには、上述した手順と逆の操作を行なう。これ
らの操作の過程で、取手46が上下方向に強く押し付け
られても、取手46が揺動することから、第2移動体4
2に対して過度の負荷が加わることはない。
【0030】図示するフィルムキャリア16は第1、2
図に示すリーダプリンタに設けられた場合を示すが、リ
ーダに対しても取付けることが可能である。図6にはシ
ートフィルムFS つまりシート状のマイクロフィルムと
してマイクロフィッシュが装填された場合が示されてい
るが、アパーチュアカードやフィルムジャケット等のシ
ートフィルムを装填するようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、マイク
ロフィシュ等のシートフィルムをキャリア本体の下ガラ
スと上ガラスとの間に着脱する際に作業者が不注意で取
手を押し付け過ぎたとしても、取手が揺動してキャリア
本体には過度の負荷が加わることなく、キャリア本体等
の部材が破損することがない。また、シートフィルム用
の上ガラスを開閉する開閉機構とカム部材とが係合しな
いようにした状態でキャアリ本体を引き出せば、上ガラ
スをキャリア本体から外すことができ、上ガラスと下ガ
ラスとを容易に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】はフィルムキャリアが取付けられたリーダプリ
ンタを示す斜視図、
【図2】は第1図のリーダプリンタの内部構造を示す断
面図、
【図3】は第2移動体が退避位置となった状態における
フィルムキャリアを示す斜視図、
【図4】は第2移動体を図3に示される状態よりも引き
出した状態におけるフィルムキャリアを示す斜視図、
【図5】は第2移動体を第1移動体と共に図4の状態よ
りも左方向に移動させた状態におけるフィルムキャリア
を示す斜視図、
【図6】は図5に示される状態よりも更に第2移動体を
引き出してシートフィルム用の上ガラスを開いた状態に
おけるフィルムキャリアを示す斜視図、
【図7】はフィルムキャアのガラスユニットを示す斜視
図、
【図8】はフィルムキャリアのロールユニットを示す斜
視図、
【図9】はフィルムキャリアの外装ケースユニットを示
す斜視図、
【図10】は第2移動体と取手との連結構造部を示す断
面図、
【図11】は第2移動体と取手との連結構造部の他の実
施例を示す斜視図、
【図12】(A)はシートフィルム用の上ガラスを開閉
させるカム機構を示す断面図、図12(B)は第2移動
体を引き出すことによりシートフィルム用の上ガラスが
開いた状態を示す断面図、
【図13】は図12に示されたカム機構の斜視図、
【図14】は上ガラスの着脱機構の他の実施例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
11…支持テーブル、15…投影レンズ、16…マイク
ロフィルムキャリア、21…投影光路、31…ガラスユ
ニット、32…ロールユニット、33…外装ケースユニ
ット、34…支持板、36…台板、41…第1移動体、
42…第2移動体、46…取手、47a、47b…シー
トフィルム用のキャリアガラス、51…第1ロールユニ
ット部、52…第2ロールユニット部、53…センター
ユニット部、53a…投影光路通過部、101…ホルダ
ー、102…支持ピン、107…カム部、108…カム
面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフィルムに記録された画像を拡
    大投影するスクリーンを有する画像投影装置に当該画像
    投影装置の前後方向に移動自在にシートフィルム用のキ
    ャリア本体を装着し、 前記キャリア本体の先端部に取手を上下方向に揺動自在
    に取付けたことを特徴とするマイクロフィルムキャリ
    ア。
  2. 【請求項2】 マイクロフィルムに記録された画像を拡
    大投影するスクリーンを有する画像投影装置に当該画像
    投影装置の前後方向に移動自在にシートフィルム用のキ
    ャリア本体を装着し、 前記キャリア本体に載置されたシートフィルムを覆う上
    ガラスを、前記キャリア本体に取付けられた開閉機構に
    対して着脱自在に装着し、 係合位置と退避位置とに移動すると共に前記係合位置に
    おいて前記開閉機構と係合して前記キャリア本体の前後
    方向の移動を前記開閉機構の開閉移動に変換するカム部
    材を有し、 当該カム部材が退避位置となった状態で前記キャリア本
    体の前進移動させることにより前記上ガラスを前記開閉
    機構に対して着脱し得るようにしたことを特徴とするマ
    イクロフィルムキャリア。
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