JPH04125623A - マイクロフィルムキャリア - Google Patents
マイクロフィルムキャリアInfo
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- JPH04125623A JPH04125623A JP24840190A JP24840190A JPH04125623A JP H04125623 A JPH04125623 A JP H04125623A JP 24840190 A JP24840190 A JP 24840190A JP 24840190 A JP24840190 A JP 24840190A JP H04125623 A JPH04125623 A JP H04125623A
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- film
- roll
- carrier
- roll film
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 19
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Landscapes
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はロール状とシート状の何れのタイプのマイクロ
フィルムをも使用し得るマイクロフィルムキャリアに関
する。
フィルムをも使用し得るマイクロフィルムキャリアに関
する。
従来の技術
マイクロフィルムに記録された情報をスクリーンに投影
するためにリーダが使用され、リーダプリンタは記録さ
れた情報を投影する機能に合せてそれをプリントする機
能を有している。このようなリーダやリーダプリンタ等
の画像投影装置に使用されるマイクロフィルムの形態と
しては、オープンリール式またはカートリッジ式となっ
たロール状のフィルムつまりロールフィルムと、マイク
ロフィッシュ、アパーチュアカード、またはフィルムジ
ャケットタイプのシート状のフィルムつまりシートフィ
ルムとがある。
するためにリーダが使用され、リーダプリンタは記録さ
れた情報を投影する機能に合せてそれをプリントする機
能を有している。このようなリーダやリーダプリンタ等
の画像投影装置に使用されるマイクロフィルムの形態と
しては、オープンリール式またはカートリッジ式となっ
たロール状のフィルムつまりロールフィルムと、マイク
ロフィッシュ、アパーチュアカード、またはフィルムジ
ャケットタイプのシート状のフィルムつまりシートフィ
ルムとがある。
特開昭57−163223号公報には、ロールフィルム
とマイクロフィッシュとの何れのタイプのマイクロフィ
ルムをも使用し得るフィルムキャリアが開示されている
。この公報に開示された従来のフィルムキャリアにあっ
ては、リーダ等の画像投影装置の本体に対して前後方向
に移動自在となった可動キャリアの上に左右方向に移動
自在となったキャリア板が取付けられており、このキャ
リア板には、マイクロフィッシュ用のキャリアガラスと
ロールフィルム用のキャリアガラスとが一体に取付けら
れている。
とマイクロフィッシュとの何れのタイプのマイクロフィ
ルムをも使用し得るフィルムキャリアが開示されている
。この公報に開示された従来のフィルムキャリアにあっ
ては、リーダ等の画像投影装置の本体に対して前後方向
に移動自在となった可動キャリアの上に左右方向に移動
自在となったキャリア板が取付けられており、このキャ
リア板には、マイクロフィッシュ用のキャリアガラスと
ロールフィルム用のキャリアガラスとが一体に取付けら
れている。
発明が解決しようとする課題
上記従来のマイクロフィルムキャリアは、両方のキャリ
アガラスがキャリア板に一体となって移動するように、
キャリア板に前後にずらして配置されているために、マ
イクロフィルムキャリアが前後方向に大きくなって、前
後方向に大きな面積のギアリア移動部を形成する必要が
あり、これの移動のために大きなスペースを確保する必
要があることから、操作性が良好でない。また、ロール
フィルムを保持する部分がマイクロフィッシュ用のキャ
リアガラスの手前側に位置しているために、ロールフィ
ルムを保持する部分が、マイクロフィッシュを装填した
り、あるいはマイクロフィッシュ用のキャリアカラスを
操作する際の邪魔にもなっていた。
アガラスがキャリア板に一体となって移動するように、
キャリア板に前後にずらして配置されているために、マ
イクロフィルムキャリアが前後方向に大きくなって、前
後方向に大きな面積のギアリア移動部を形成する必要が
あり、これの移動のために大きなスペースを確保する必
要があることから、操作性が良好でない。また、ロール
フィルムを保持する部分がマイクロフィッシュ用のキャ
リアガラスの手前側に位置しているために、ロールフィ
ルムを保持する部分が、マイクロフィッシュを装填した
り、あるいはマイクロフィッシュ用のキャリアカラスを
操作する際の邪魔にもなっていた。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、フィルムキャリアの奥行き寸法を小さ(すると共
に、シートフィルムを装填したり、あるいはシートフィ
ルム用のキャリアガラスを操作する際に、ロールフィル
ムを保持する部分がその邪魔にならないようにし、さら
に、ロールフィルムが使用されるときには、シートフィ
ルム用のキャリアガラスをロールフィルム供給部とロー
ルフィルム用巻取部との何れか一方側に形成された収容
空間内に退避させるようにして、操作性の良好なフィル
ムキャリアを提供することを目的とする。
あり、フィルムキャリアの奥行き寸法を小さ(すると共
に、シートフィルムを装填したり、あるいはシートフィ
ルム用のキャリアガラスを操作する際に、ロールフィル
ムを保持する部分がその邪魔にならないようにし、さら
に、ロールフィルムが使用されるときには、シートフィ
ルム用のキャリアガラスをロールフィルム供給部とロー
ルフィルム用巻取部との何れか一方側に形成された収容
空間内に退避させるようにして、操作性の良好なフィル
ムキャリアを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するだめの本発明は、ロールフィルムと
シートフィルムとが切替え使用可能なマイクロフィルム
キャリアにおいて、ロールフィルム供給部とロールフィ
ルム巻取部とが投影光路通過部を介して所定の間隔を隔
てて設けられ、前記ロールフィルムを搬送自在に保持す
るロールユニットを台板に取付け、ロールフィルム用の
キャリアガラスが設けられた第1移動体と、シートフィ
ルム用のキャリアガラスが設けられた第2移動体とを移
動自在に前記台板と前記ロールユニットとの間に設け、
前記ロールフィルム用のキャリアガラスが前記投影光路
通過部に位置したときに、前記ロールフィルム供給部及
び前記ロールフィルム巻取部の何れか一方と前記台板と
の間の収容空間内に向けて、前記第2移動体を前記ロー
ルフィルムの幅方向に退避移動自在に前記台板に装着し
てなるマイクロフィルムキャリアである。
シートフィルムとが切替え使用可能なマイクロフィルム
キャリアにおいて、ロールフィルム供給部とロールフィ
ルム巻取部とが投影光路通過部を介して所定の間隔を隔
てて設けられ、前記ロールフィルムを搬送自在に保持す
るロールユニットを台板に取付け、ロールフィルム用の
キャリアガラスが設けられた第1移動体と、シートフィ
ルム用のキャリアガラスが設けられた第2移動体とを移
動自在に前記台板と前記ロールユニットとの間に設け、
前記ロールフィルム用のキャリアガラスが前記投影光路
通過部に位置したときに、前記ロールフィルム供給部及
び前記ロールフィルム巻取部の何れか一方と前記台板と
の間の収容空間内に向けて、前記第2移動体を前記ロー
ルフィルムの幅方向に退避移動自在に前記台板に装着し
てなるマイクロフィルムキャリアである。
作用
上記構成のマイクロフィルムキャリアにあっては、ロー
ルフィルム用のキャリアガラスとシートフィルム用のキ
ャリアガラスとが、ロールフィルムの搬送方向つまり左
右方向に隣接して配置されている。更に、ロールフィル
ム用のキャリアガラスが投影光路通過部に位置決めされ
たときには、シートフィルム用のキャリアガラスは、ロ
ールフィルム供給部及びロールフィルム巻取部の何れか
一方と台板との間の収容空間内に退避移動することにな
る。このように、シートフィルム用のキャリアガラスつ
まり第2移動体の収容スペースとして、ロールユニット
のスペースを利用しつつ、マイクロフィルムキャリアの
前後方向の幅寸法を小さくすることができ、ロールフィ
ルムとシートフィルムとを兼用し得るマイクロフィルム
キャリアの操作性が良好となる。また、シートフィルム
を装填したり、あるいはシートフィルム用のキャリアガ
ラスを操作する際にロールフィルムを保持する部分が邪
魔にもならず、その操作性はさらに良好でもある。
ルフィルム用のキャリアガラスとシートフィルム用のキ
ャリアガラスとが、ロールフィルムの搬送方向つまり左
右方向に隣接して配置されている。更に、ロールフィル
ム用のキャリアガラスが投影光路通過部に位置決めされ
たときには、シートフィルム用のキャリアガラスは、ロ
ールフィルム供給部及びロールフィルム巻取部の何れか
一方と台板との間の収容空間内に退避移動することにな
る。このように、シートフィルム用のキャリアガラスつ
まり第2移動体の収容スペースとして、ロールユニット
のスペースを利用しつつ、マイクロフィルムキャリアの
前後方向の幅寸法を小さくすることができ、ロールフィ
ルムとシートフィルムとを兼用し得るマイクロフィルム
キャリアの操作性が良好となる。また、シートフィルム
を装填したり、あるいはシートフィルム用のキャリアガ
ラスを操作する際にロールフィルムを保持する部分が邪
魔にもならず、その操作性はさらに良好でもある。
実施例
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
る。
第1図及び第2図はリーダプリンタを示す図であり、基
台部10に取付けられた作業テーブル11の上には、ス
クリーン12を有するハウジング13が設置されている
。このハウジング13にはスクリーン12の下方に位置
させてレンズホルダー14が設けられており、このレン
ズホルダー14には投影レンズ15が着脱自在となって
いる。
台部10に取付けられた作業テーブル11の上には、ス
クリーン12を有するハウジング13が設置されている
。このハウジング13にはスクリーン12の下方に位置
させてレンズホルダー14が設けられており、このレン
ズホルダー14には投影レンズ15が着脱自在となって
いる。
作業テーブル11の上にはマイクロフィルムを保持する
ためのフィルムキャリア16が備えられている。
ためのフィルムキャリア16が備えられている。
第2図に示されるように、基台部lo内に設けられた光
源20からの光は、図示しないコンデンサーレンズによ
り集光されて投影光路21を形成し、この投影光路21
はフィルムキャリア16に保持されたマイクロフィルム
の画像を照射して通過し、投影レンズ15に至る。そし
て、この投影レンズ15により拡大されたマイクロフィ
ルムの画像は、可動ミラー22に至る。リーダモードで
は、この可動ミラー22は、第2図において破線で示す
位置に設定され、固定ミラー23を経てスクリーン12
に至る破線のり−ダ光貼24がハウジング13内に形成
され、マイクロフィルムの画像がスクリーン12に拡大
投影される。
源20からの光は、図示しないコンデンサーレンズによ
り集光されて投影光路21を形成し、この投影光路21
はフィルムキャリア16に保持されたマイクロフィルム
の画像を照射して通過し、投影レンズ15に至る。そし
て、この投影レンズ15により拡大されたマイクロフィ
ルムの画像は、可動ミラー22に至る。リーダモードで
は、この可動ミラー22は、第2図において破線で示す
位置に設定され、固定ミラー23を経てスクリーン12
に至る破線のり−ダ光貼24がハウジング13内に形成
され、マイクロフィルムの画像がスクリーン12に拡大
投影される。
マイクロフィルムの画像を記録紙にプリントするための
プリントモードでは、可動ミラー22は第2図において
実線で示される位置となって、リーダ光路24に代えて
実線のプリント光路25が形成される。可動ミラー22
はその位置から徐々に走査のために揺動し、ここからの
反射光は、固定ミラー26〜28を経て、基台部10内
のドラム状の感光体29に向かう。これにより、マイク
ロフィルムの画像は、上記走査に同期して回転する感光
体29に、拡大されてスリット光となって露光される。
プリントモードでは、可動ミラー22は第2図において
実線で示される位置となって、リーダ光路24に代えて
実線のプリント光路25が形成される。可動ミラー22
はその位置から徐々に走査のために揺動し、ここからの
反射光は、固定ミラー26〜28を経て、基台部10内
のドラム状の感光体29に向かう。これにより、マイク
ロフィルムの画像は、上記走査に同期して回転する感光
体29に、拡大されてスリット光となって露光される。
そして、公知のプロセスによりマイクロフィルムの画像
が記録紙にプリントされてリーダプリンタの前面に設け
られたトレイ17から排出される。感光体29の周囲に
は図示しない公知の画像形成手段が設けられている。
が記録紙にプリントされてリーダプリンタの前面に設け
られたトレイ17から排出される。感光体29の周囲に
は図示しない公知の画像形成手段が設けられている。
次に、フィルムキャリア16について説明する。
このフィルムキャリア16はケーブル18によってリー
ダプリンタ内の制御部に接続されている。
ダプリンタ内の制御部に接続されている。
第3図(A)〜第3図(D)はそれぞれフィルムキャリ
ア16の全体を示す図であり、第4図(A)に示される
ガラスユニット31と、第4図(B)示されるロールユ
ニット32と、第4図(C)l:示される外装ケースユ
ニット33とにより、フィルムキャリア16は構成され
ている。
ア16の全体を示す図であり、第4図(A)に示される
ガラスユニット31と、第4図(B)示されるロールユ
ニット32と、第4図(C)l:示される外装ケースユ
ニット33とにより、フィルムキャリア16は構成され
ている。
ガラスユニット31は第4図(A)に示されるように、
その最も下部に位置する接続板34がリーダプリンタに
取付けられるようになっている。
その最も下部に位置する接続板34がリーダプリンタに
取付けられるようになっている。
この接続板34の上には、先端部につまみ部35を有す
る台板36が図示しない公知の構成によって、リーダプ
リンタの前後方向つまり矢印Y方向に位置調整可能に装
着されている。ただし、この台板36のY方向の移動は
、接続板34に揺動自在に取付けられたレバーによって
行なうようにしても良い。そして、台板36にはそれぞ
れ左右方向に伸びるガイドレール37.38か敷設され
、これらのガイドレール37.38に沿って第1移動体
41が左右方向つまり矢印X方向に摺動自在に装着され
ている。この第1移動体41の右端部には、ガラス用フ
レーム40が取付けられており、このフレーム40には
、ロールフィルム用の上キャリアガラス43aが固定さ
れ、更に、この上ガラス43aの下側に位置して第6図
及び第7図に示されるロールフィルム用の下キャリアガ
ラス43bが、上ガラス43aに向けて圧接移動自在に
取付けられている。この下ガラス43bの上ガラス43
aに対する接近離反移動は、フレーム40に取付けられ
たソレノイド44によってなされる。
る台板36が図示しない公知の構成によって、リーダプ
リンタの前後方向つまり矢印Y方向に位置調整可能に装
着されている。ただし、この台板36のY方向の移動は
、接続板34に揺動自在に取付けられたレバーによって
行なうようにしても良い。そして、台板36にはそれぞ
れ左右方向に伸びるガイドレール37.38か敷設され
、これらのガイドレール37.38に沿って第1移動体
41が左右方向つまり矢印X方向に摺動自在に装着され
ている。この第1移動体41の右端部には、ガラス用フ
レーム40が取付けられており、このフレーム40には
、ロールフィルム用の上キャリアガラス43aが固定さ
れ、更に、この上ガラス43aの下側に位置して第6図
及び第7図に示されるロールフィルム用の下キャリアガ
ラス43bが、上ガラス43aに向けて圧接移動自在に
取付けられている。この下ガラス43bの上ガラス43
aに対する接近離反移動は、フレーム40に取付けられ
たソレノイド44によってなされる。
第4図(A)に示される位置におけるこれらのガラス4
3a、43bに対応して、第1移動体41と台板36と
には、図示しない光路通過用の貫通孔が形成されている
。
3a、43bに対応して、第1移動体41と台板36と
には、図示しない光路通過用の貫通孔が形成されている
。
第1移動体41の左端部には、前後方向つまりY方向に
伸びてガイドレール45が敷設され、このガイドレール
45に沿ってY方向に摺動自在に第2移動体42が第1
移動体41の上に装着されている。この第2移動体42
の先端部には、これを摺動する際に使用される取手46
が設けられ、更にこの第2移動体42に形成された切欠
き部には、シートフィルムをカバーするための開閉自在
となったシート用の上キャリアガラス47aが設けられ
、この上ガラス47aの下側には、第3図(D)に示さ
れるように、シートフィルムFSを支持するためのシー
ト用の下キャリアガラス47bが固定されている。
伸びてガイドレール45が敷設され、このガイドレール
45に沿ってY方向に摺動自在に第2移動体42が第1
移動体41の上に装着されている。この第2移動体42
の先端部には、これを摺動する際に使用される取手46
が設けられ、更にこの第2移動体42に形成された切欠
き部には、シートフィルムをカバーするための開閉自在
となったシート用の上キャリアガラス47aが設けられ
、この上ガラス47aの下側には、第3図(D)に示さ
れるように、シートフィルムFSを支持するためのシー
ト用の下キャリアガラス47bが固定されている。
ガイドレール45はチャンネル状となっており、この中
で転動する図示省略したローラが第2移動体42に取付
けられており、第2移動体42の右端部は、当該右端部
に設けられた摺動部48が第1移動体41の表面に摺動
自在に接触するようになっている。第1移動体41の摺
動を案内するために、2つのガイドレール37.38に
代えて、ガイドレール45と同様な構造のガイドレール
を台板36に取付け、摺動体48と同様な構造の摺動体
を、X方向に沿わせて第1移動体4ユの下面に設けるよ
うにしても良い。
で転動する図示省略したローラが第2移動体42に取付
けられており、第2移動体42の右端部は、当該右端部
に設けられた摺動部48が第1移動体41の表面に摺動
自在に接触するようになっている。第1移動体41の摺
動を案内するために、2つのガイドレール37.38に
代えて、ガイドレール45と同様な構造のガイドレール
を台板36に取付け、摺動体48と同様な構造の摺動体
を、X方向に沿わせて第1移動体4ユの下面に設けるよ
うにしても良い。
第4図(A)に示されるように、第1移動体41を台板
36に対して左端に位置させると、ロール用のキャリア
ガラス43a、43bが台板36の中央部分に位置する
ことになり、この位置においては、第2移動体42を第
1移動体41の上で、図示するように後方に退避させて
位置決めすることかできる。このときには、第2移動体
42のY方向の移動は、第1移動体41に対して独立し
て移動することができるので、シートフィルム用のキャ
リアガラス47a、47bを軽やかに移動させることか
できる。第2移動体42か後退した位置においては、第
ユ移動体4ユをX方向に摺動させることができないよう
にするために、第2移動体42と干渉し合うY方向に伸
びる梁材49と、これと一体となった梁材50とが、台
板36の右隅部に取付けられている。
36に対して左端に位置させると、ロール用のキャリア
ガラス43a、43bが台板36の中央部分に位置する
ことになり、この位置においては、第2移動体42を第
1移動体41の上で、図示するように後方に退避させて
位置決めすることかできる。このときには、第2移動体
42のY方向の移動は、第1移動体41に対して独立し
て移動することができるので、シートフィルム用のキャ
リアガラス47a、47bを軽やかに移動させることか
できる。第2移動体42か後退した位置においては、第
ユ移動体4ユをX方向に摺動させることができないよう
にするために、第2移動体42と干渉し合うY方向に伸
びる梁材49と、これと一体となった梁材50とが、台
板36の右隅部に取付けられている。
これらの梁材49.50の上面に接触するようにして、
第4図(B)に示されたロールユニット32が台板36
の上に組付けられるようになっている。このロールユニ
ット32は、第4図(C)に示された外装ケースユニッ
ト33により覆われた状態で台板36の上に組付けられ
る。そして、組付けられた状態では、面移動体41.4
2が摺動し得るための隙間が、これらとロールユニット
32との間に形成される。
第4図(B)に示されたロールユニット32が台板36
の上に組付けられるようになっている。このロールユニ
ット32は、第4図(C)に示された外装ケースユニッ
ト33により覆われた状態で台板36の上に組付けられ
る。そして、組付けられた状態では、面移動体41.4
2が摺動し得るための隙間が、これらとロールユニット
32との間に形成される。
上述したように、第1移動体41を左右方向に摺動させ
ることによって、ロールフィルム用のキャリアガラス4
3a、43bとシートフィルム用のキャリアガラス47
a、47bの何れかを選択して投影光路21の位置に位
置決めすることができ、フィルムキャリア16の前後方
向の幅を大きくすることなく、ロールフィルムとシート
フィルムの両方のマイクロフィルムを使用することがで
きる。
ることによって、ロールフィルム用のキャリアガラス4
3a、43bとシートフィルム用のキャリアガラス47
a、47bの何れかを選択して投影光路21の位置に位
置決めすることができ、フィルムキャリア16の前後方
向の幅を大きくすることなく、ロールフィルムとシート
フィルムの両方のマイクロフィルムを使用することがで
きる。
第4図(B)に示されるように、ロールユニット32は
、センターユニット部53と、これの両側に位置する第
10−ルユニツト部51と第20−ルユニツト部52と
の3つのブロックから構成されている。第10−ルユニ
ツト部51はロールフィルム供給部となり、第20−ル
ユニツト部52はロールフィルム巻取部となっている。
、センターユニット部53と、これの両側に位置する第
10−ルユニツト部51と第20−ルユニツト部52と
の3つのブロックから構成されている。第10−ルユニ
ツト部51はロールフィルム供給部となり、第20−ル
ユニツト部52はロールフィルム巻取部となっている。
そして、センターユニット部53には、投影光路が通過
するための投影光路通過部53aが形成されている。
するための投影光路通過部53aが形成されている。
このロールユニット32に装填されたロールフィルムの
搬送制御は、第20−ルユニツト部52に設けられたコ
ントローラ19aの操作によってなされ、ロールフィル
ムはフィルムキャリアの左右方向に搬送される。このコ
ントローラ19aは、図示するようにフィルムキャリア
16の前面ではなく、前面の端部に形成されたコーナ一
部に設けられているので、シートフィルムが使用されて
取手46を操作する際には、コントローラ19aは邪魔
にならない。尚、符号19bはロールフィルムをフィル
ムキャリア16に装填する際に操作されるローディング
ボタンであり、第4図(C)に示されるように、外装ケ
ースユニット33に取付けられている。
搬送制御は、第20−ルユニツト部52に設けられたコ
ントローラ19aの操作によってなされ、ロールフィル
ムはフィルムキャリアの左右方向に搬送される。このコ
ントローラ19aは、図示するようにフィルムキャリア
16の前面ではなく、前面の端部に形成されたコーナ一
部に設けられているので、シートフィルムが使用されて
取手46を操作する際には、コントローラ19aは邪魔
にならない。尚、符号19bはロールフィルムをフィル
ムキャリア16に装填する際に操作されるローディング
ボタンであり、第4図(C)に示されるように、外装ケ
ースユニット33に取付けられている。
第5図(A)示されるように、第10−ルユニツト51
には、ロールフィルムFRを支持するためのロール取付
軸54が設けられ、ロールフィルムはここから繰り出さ
れて第20−ルユニツト52に設けられたティクアップ
リール55に巻き取られるようになっている。そして、
このロールフィルムFRに記録された画像が投影されて
いる状態のもとでは、シートフィルム用のガラス47a
147bを有する第2移動体42は、第10−ルユニツ
ト部51の下方に収容されることになるので、この第2
移動体42の収容スペースが有効に確保される。
には、ロールフィルムFRを支持するためのロール取付
軸54が設けられ、ロールフィルムはここから繰り出さ
れて第20−ルユニツト52に設けられたティクアップ
リール55に巻き取られるようになっている。そして、
このロールフィルムFRに記録された画像が投影されて
いる状態のもとでは、シートフィルム用のガラス47a
147bを有する第2移動体42は、第10−ルユニツ
ト部51の下方に収容されることになるので、この第2
移動体42の収容スペースが有効に確保される。
このティクアップリール55にまでロールフィルムの先
端を送るために、第10−ルユニツト51には、ロール
取付軸54に隣接させて、ローディング部56が設けら
れている。このローディング部56は、第10−ルユニ
ツト51に固定されたブラケット57と、これに対して
ビン58によって回動自在となったアーム部59とを有
している。そして、アーム部59に対してY軸方向に移
動可能に取付けられている取手60を、これに標記され
た矢印の方向に引くことによって、ロックが解除されて
アーム部59を回動させると、これを開くことができる
。
端を送るために、第10−ルユニツト51には、ロール
取付軸54に隣接させて、ローディング部56が設けら
れている。このローディング部56は、第10−ルユニ
ツト51に固定されたブラケット57と、これに対して
ビン58によって回動自在となったアーム部59とを有
している。そして、アーム部59に対してY軸方向に移
動可能に取付けられている取手60を、これに標記され
た矢印の方向に引くことによって、ロックが解除されて
アーム部59を回動させると、これを開くことができる
。
ブラケット57には、第6図に示されるように、駆動ロ
ーラ61が備えられ、この駆動ローラ61に押圧する2
つの従動ローラ62.63がアーム部59に備えられて
いる。したがって、アーム部59を、第6図において二
点鎖線で示すように開いた状態のもとで、ロールフィル
ムFRの先端を駆動ローラ61と従動ローラ62.63
との間で挾むことにより、ローラの駆動によってロール
フィルムFRの繰り出しを行なうことができる。
ーラ61が備えられ、この駆動ローラ61に押圧する2
つの従動ローラ62.63がアーム部59に備えられて
いる。したがって、アーム部59を、第6図において二
点鎖線で示すように開いた状態のもとで、ロールフィル
ムFRの先端を駆動ローラ61と従動ローラ62.63
との間で挾むことにより、ローラの駆動によってロール
フィルムFRの繰り出しを行なうことができる。
フィルムキャリア16には、16mmの幅を有するフィ
ルムと35mmの幅を有するフィルムとが選択的に装填
し得るようになっており、そのために、センターユニッ
ト部53の台座部をなすセンターフレーム64の上には
、第5図(A)に示されるように、切替え板65が前後
方向に摺動自在に載置されている。この切替え板65の
摺動範囲を規制するために、センターフレーム64と一
体となったガイドフレーム66に複数の突起67が固着
され、これらの突起67と係合する長孔68が切替え板
65に形成されている。したがって、この切替え板65
は、2種類のフィルムの幅寸法の差だけ前後方向に摺動
する。この摺動の際には、作業者は切替え板65に一体
となった切替え用取手69を操作する。この取手69に
は、「35IllIll」の文字とr 16mmJの文
字とが標記され、この取手69を用いて切替え板65を
移動させることによって、第3図に示されるように、何
れかの文字が外装ケースユニット33に形成された開口
部から露呈され、設定されたロールフィルムFRの幅が
作業者に表示される。
ルムと35mmの幅を有するフィルムとが選択的に装填
し得るようになっており、そのために、センターユニッ
ト部53の台座部をなすセンターフレーム64の上には
、第5図(A)に示されるように、切替え板65が前後
方向に摺動自在に載置されている。この切替え板65の
摺動範囲を規制するために、センターフレーム64と一
体となったガイドフレーム66に複数の突起67が固着
され、これらの突起67と係合する長孔68が切替え板
65に形成されている。したがって、この切替え板65
は、2種類のフィルムの幅寸法の差だけ前後方向に摺動
する。この摺動の際には、作業者は切替え板65に一体
となった切替え用取手69を操作する。この取手69に
は、「35IllIll」の文字とr 16mmJの文
字とが標記され、この取手69を用いて切替え板65を
移動させることによって、第3図に示されるように、何
れかの文字が外装ケースユニット33に形成された開口
部から露呈され、設定されたロールフィルムFRの幅が
作業者に表示される。
ティクアップリール部55は、第5図(A)に示される
ように、後ディスク55aと前ディスク55bとからな
り、前ディスク55bは切替え板65に一体となった保
持部材70に保持され、切替え板65と連動して後ディ
スク55aに向けて前ディスク55bは接近離反移動す
る。これにより、ティクアップリール55の幅寸法も装
填されたロールフィルムの幅に対応した幅となる。
ように、後ディスク55aと前ディスク55bとからな
り、前ディスク55bは切替え板65に一体となった保
持部材70に保持され、切替え板65と連動して後ディ
スク55aに向けて前ディスク55bは接近離反移動す
る。これにより、ティクアップリール55の幅寸法も装
填されたロールフィルムの幅に対応した幅となる。
ロールフィルムのうちローディング部56からティクア
ップリール55までの部分を案内するために、センター
ユニット部53には複数のガイドローラが設けられてい
る。これらのガイドローラはロールフィルムFRが使用
されるときには、台板36に向けて作動位置までせり出
し、シートフィルムFSが使用されるときには、ガイド
ローラとシート用上ガラス47aとの干渉を避けるため
に、ロールユニット32に向けて退避位置まで移動させ
る必要がある。
ップリール55までの部分を案内するために、センター
ユニット部53には複数のガイドローラが設けられてい
る。これらのガイドローラはロールフィルムFRが使用
されるときには、台板36に向けて作動位置までせり出
し、シートフィルムFSが使用されるときには、ガイド
ローラとシート用上ガラス47aとの干渉を避けるため
に、ロールユニット32に向けて退避位置まで移動させ
る必要がある。
そこで、次にガイドローラの退避機構について第5図(
B)(C)及び第6図を参照して説明する。
B)(C)及び第6図を参照して説明する。
センターフレーム64にそれぞれ前後方向を向いて回転
自在に取付けられた2本の従動軸71.72の先端部に
は、第5図(C)に示されるように、それぞれアーム7
3.74が固着され、それぞれのアーム73.74の先
端にはガイドローラ75.76が回転自在に取付けられ
ている。従動軸71.72の後端部には、それぞれ傘歯
車77.78が固着され、これらの傘歯車77.78に
噛合う傘歯車79.80が駆動軸81に固着されている
。駆動軸81に固着された駆動用レバー82と、センタ
ーフレーム64に固定されたブラケット83との間には
ばね部材84が装着され、このばね部材84により、駆
動軸81と従動軸71.72を介してガイドローラ75
.76には、これらが上方、つまりロールユニット32
に向けて退避する方向の弾発力が付勢されている。更に
、駆動軸81には作動レバー85が固着され、この作動
レバー85は第5図(B)に示されるように、下方を向
いており、更に第2移動体42が後退限位置まで摺動す
ると、第2移動体42と接触する位置となっている。し
たがって、第2移動体42が後退限位置となると、第5
図(B)において二点鎖線で示すように、作動レバー8
5がばね部材84の弾発力に抗して回動するので、ガイ
ドローラ75.76はそれぞれ、第6図に示すように、
下方、つまり台板36に向けてせり出して作動位置とな
る。
自在に取付けられた2本の従動軸71.72の先端部に
は、第5図(C)に示されるように、それぞれアーム7
3.74が固着され、それぞれのアーム73.74の先
端にはガイドローラ75.76が回転自在に取付けられ
ている。従動軸71.72の後端部には、それぞれ傘歯
車77.78が固着され、これらの傘歯車77.78に
噛合う傘歯車79.80が駆動軸81に固着されている
。駆動軸81に固着された駆動用レバー82と、センタ
ーフレーム64に固定されたブラケット83との間には
ばね部材84が装着され、このばね部材84により、駆
動軸81と従動軸71.72を介してガイドローラ75
.76には、これらが上方、つまりロールユニット32
に向けて退避する方向の弾発力が付勢されている。更に
、駆動軸81には作動レバー85が固着され、この作動
レバー85は第5図(B)に示されるように、下方を向
いており、更に第2移動体42が後退限位置まで摺動す
ると、第2移動体42と接触する位置となっている。し
たがって、第2移動体42が後退限位置となると、第5
図(B)において二点鎖線で示すように、作動レバー8
5がばね部材84の弾発力に抗して回動するので、ガイ
ドローラ75.76はそれぞれ、第6図に示すように、
下方、つまり台板36に向けてせり出して作動位置とな
る。
切替え板65の先端に設けられ下方に向けて折れ曲った
部分には、第5図(A)に示されるように、従動軸71
.72とそれぞれ同心位置となった支持軸86.87に
よりアーム88.89が回動自在に取付けられ、それぞ
れのアーム88.89の先端1こはガイドローラ90.
91か回転自在に設けられている。これらのアーム88
.89に固着された係合ピン92.93は、アーム7B
、74に形成された長孔94に係合しており、アーム7
3.74の回動に連動してアーム88.89も揺動する
ようになっている。そして、アーム88.89は切替え
板65を前後に移動させると、アーム73.74に対し
て接辺離反移動することから、ガイドローラ75.76
とガイドローラ90.91との間隔か変化し、設定され
たロールフィルムの幅に対応してローラ相互間の間隔を
変化させることができる。
部分には、第5図(A)に示されるように、従動軸71
.72とそれぞれ同心位置となった支持軸86.87に
よりアーム88.89が回動自在に取付けられ、それぞ
れのアーム88.89の先端1こはガイドローラ90.
91か回転自在に設けられている。これらのアーム88
.89に固着された係合ピン92.93は、アーム7B
、74に形成された長孔94に係合しており、アーム7
3.74の回動に連動してアーム88.89も揺動する
ようになっている。そして、アーム88.89は切替え
板65を前後に移動させると、アーム73.74に対し
て接辺離反移動することから、ガイドローラ75.76
とガイドローラ90.91との間隔か変化し、設定され
たロールフィルムの幅に対応してローラ相互間の間隔を
変化させることができる。
アーム73.74には、第6図に示されるようにロール
フィルムを案内するためのカイト板95.96が取付け
られており、これらのアーム73.74に隣接し対をな
すアーム88.89にも図示しないガイド板か設けられ
ている。同様に、第20−ルユニツト部52には、ティ
クアップリール55に巻き取られるロールフィルムを案
内するためのガイド板97が支持軸98を中心に揺動自
在に取付けられている。尚、このガイド板97は、ロー
ルフィルムがローディングされる際、即ち、ロールフィ
ルムFRの先端がティクアップリール55に巻き付けら
れる際に、フィルムFRの先端をティクアップリール5
5の軸に向けてガイドする機能を果すものであり、ロー
ルフィルムのローディング時以外には、二点鎖線で示す
位置まで退避している。
フィルムを案内するためのカイト板95.96が取付け
られており、これらのアーム73.74に隣接し対をな
すアーム88.89にも図示しないガイド板か設けられ
ている。同様に、第20−ルユニツト部52には、ティ
クアップリール55に巻き取られるロールフィルムを案
内するためのガイド板97が支持軸98を中心に揺動自
在に取付けられている。尚、このガイド板97は、ロー
ルフィルムがローディングされる際、即ち、ロールフィ
ルムFRの先端がティクアップリール55に巻き付けら
れる際に、フィルムFRの先端をティクアップリール5
5の軸に向けてガイドする機能を果すものであり、ロー
ルフィルムのローディング時以外には、二点鎖線で示す
位置まで退避している。
アーム73.74がアーム88.89と共に、作動位置
となった状態で、ロールフィルムFRをティクアップリ
ール55により巻き取っている状態は、第6図に相当し
、このときには、ガイドローラ75.76は、図示する
ように、第2移動体42の右端に形成された切欠き部4
2aの位置にせり出すことになる。このようにロールフ
ィルムFRがロールユニット32に装填されている状態
で、第2移動体42を手前に引き出すと、第2移動体4
2と作動レバー85との接触が解除されても、第7図に
示すように、ガイド板95.96がロールフィルムFR
に接触するので、ガイドローラ75.76は所定の退避
位置までは移動することができない。この結果、第2移
動体42を更に手前に引き出しても、第2移動体42は
アーム73に突き当ることになり、それ以上、第2移動
体42を引き出すことができず、アーム73はロールフ
ィルムFRか装填されているときにおけるシートフィル
ムFSの使用を防止するロック機構としても機能する。
となった状態で、ロールフィルムFRをティクアップリ
ール55により巻き取っている状態は、第6図に相当し
、このときには、ガイドローラ75.76は、図示する
ように、第2移動体42の右端に形成された切欠き部4
2aの位置にせり出すことになる。このようにロールフ
ィルムFRがロールユニット32に装填されている状態
で、第2移動体42を手前に引き出すと、第2移動体4
2と作動レバー85との接触が解除されても、第7図に
示すように、ガイド板95.96がロールフィルムFR
に接触するので、ガイドローラ75.76は所定の退避
位置までは移動することができない。この結果、第2移
動体42を更に手前に引き出しても、第2移動体42は
アーム73に突き当ることになり、それ以上、第2移動
体42を引き出すことができず、アーム73はロールフ
ィルムFRか装填されているときにおけるシートフィル
ムFSの使用を防止するロック機構としても機能する。
この状態において、ロールフィルムFRに傷が発生する
のを防止するために、第7図に示すように、ガイド板9
5.96の先端は丸(なっており、ロールフィルム用の
上ガラス43aの側面にもアール部Rが形成されている
。
のを防止するために、第7図に示すように、ガイド板9
5.96の先端は丸(なっており、ロールフィルム用の
上ガラス43aの側面にもアール部Rが形成されている
。
ロールフィルムFRがロールユニット32に装填されて
いる状態で、第2移動体42の引き出しを抑制するため
のロック機構としては、上述した構造以外に、第2移動
体42が後退限位置に格納されているときに、第2移動
体42と係合する爪部材をソレノイドにより作動するよ
うにする構造を挙げることができる。その場合には、ガ
イドローラ75よりもフィルム搬送方向の上流側に、口
−ルフィルムFRの存否を検出する光センサーを設け、
このセンサーからの信号によりソレノイドをオンオフす
る。これにより、ロールフィルムFRがキャリアガラス
43a、43bの間から排除されたときにのみ、第2移
動体42を前後方向に移動させることができる。更に、
他のロック機構として、上述と同様な爪部材を用い、こ
れを作動するためのソレノイドを、ロール取付軸54に
対するロールフィルムの着脱によって作動するようにし
ても良い。その場合には、ロール取付軸54からロール
フィルムを外した状態のときにのみ、シートフィルムF
Sを装填し得ることになる。
いる状態で、第2移動体42の引き出しを抑制するため
のロック機構としては、上述した構造以外に、第2移動
体42が後退限位置に格納されているときに、第2移動
体42と係合する爪部材をソレノイドにより作動するよ
うにする構造を挙げることができる。その場合には、ガ
イドローラ75よりもフィルム搬送方向の上流側に、口
−ルフィルムFRの存否を検出する光センサーを設け、
このセンサーからの信号によりソレノイドをオンオフす
る。これにより、ロールフィルムFRがキャリアガラス
43a、43bの間から排除されたときにのみ、第2移
動体42を前後方向に移動させることができる。更に、
他のロック機構として、上述と同様な爪部材を用い、こ
れを作動するためのソレノイドを、ロール取付軸54に
対するロールフィルムの着脱によって作動するようにし
ても良い。その場合には、ロール取付軸54からロール
フィルムを外した状態のときにのみ、シートフィルムF
Sを装填し得ることになる。
次に、上述したフィルムキャリア16の操作手順につい
て説明する。
て説明する。
第3図(A)はロールフィルムが使用可能な状態を示し
、第1移動体41は最左端の位置となっている。また、
第2移動体42は最後方端の退避位置となっており、こ
の第2移動体42はロールユニット32と台板36との
間に形成された収容空間内に収容されている。これらの
移動体41.42の位置は、第4図(A)に相当する。
、第1移動体41は最左端の位置となっている。また、
第2移動体42は最後方端の退避位置となっており、こ
の第2移動体42はロールユニット32と台板36との
間に形成された収容空間内に収容されている。これらの
移動体41.42の位置は、第4図(A)に相当する。
このときには、第2移動体42が作動レバー85を押し
付けることによって、アーム73.74はアーム88.
89と共に、第6図に示す位置となっている。
付けることによって、アーム73.74はアーム88.
89と共に、第6図に示す位置となっている。
この状態のもとで、ロールフィルムFRをロール取付軸
54に取付けることになるが、予めそのロールフィルム
FRの幅に対応させて、取手69によって切替え板65
を調整移動しておく。そして、ロールフィルムFRの先
端をローディング部56に挾み付けてから、ローディン
グボタン19bを押すと、第6図に示されるように、フ
ィルムの先端がティクアップリール55に巻き付けられ
、ロールフィルムFRに記録された画像を検索すること
が可能となる。この検索操作は、コントローラ19aに
よってなされる。このときに、つまみ35を回転操作し
て台板36自体を前後方向に移動調整し、フィルムキャ
リア16の前後方向の位置を微調整することによって、
投影光路部53aの位置合わせを行なうこともできる。
54に取付けることになるが、予めそのロールフィルム
FRの幅に対応させて、取手69によって切替え板65
を調整移動しておく。そして、ロールフィルムFRの先
端をローディング部56に挾み付けてから、ローディン
グボタン19bを押すと、第6図に示されるように、フ
ィルムの先端がティクアップリール55に巻き付けられ
、ロールフィルムFRに記録された画像を検索すること
が可能となる。この検索操作は、コントローラ19aに
よってなされる。このときに、つまみ35を回転操作し
て台板36自体を前後方向に移動調整し、フィルムキャ
リア16の前後方向の位置を微調整することによって、
投影光路部53aの位置合わせを行なうこともできる。
検索を終了するときには、コントローラ19aを操作し
続けることによって、ロールフィルムFRは全て第10
−ルユニツト部51に戻される。
続けることによって、ロールフィルムFRは全て第10
−ルユニツト部51に戻される。
完全に戻されずに、フィルムがロール用のガラス43a
、43bの間に存在しているときに、取手46を持って
第2移動体42を手前に引こうとしても、第7図に示す
ように、第2移動体42はアーム73と干渉し、それ以
上の引き出しが防止される。また、第3図(A)に示さ
れる状態のもとで、ロール取付軸54にロールフィルム
FRを装填すれば、ロールフィルムFRによって第2移
動体42の取手46の一部が隠されることになるので、
ロールフィルム装填時における第2移動体42の操作が
しにくくなり、誤操作が防止されるという利点がある。
、43bの間に存在しているときに、取手46を持って
第2移動体42を手前に引こうとしても、第7図に示す
ように、第2移動体42はアーム73と干渉し、それ以
上の引き出しが防止される。また、第3図(A)に示さ
れる状態のもとで、ロール取付軸54にロールフィルム
FRを装填すれば、ロールフィルムFRによって第2移
動体42の取手46の一部が隠されることになるので、
ロールフィルム装填時における第2移動体42の操作が
しにくくなり、誤操作が防止されるという利点がある。
ロールフィルムFRを外した後に、シートフィルムつま
り例えばマイクロフィルムFsを装填するには、まず、
第3図(B)に示されるように、第2移動体42を手前
に引く。これにより、アーム73.74はアーム88.
89と共に、退避位置まで回動し、これらのアームとシ
ート用の上ガラス47aとの接触が回避される。この位
置から、第2移動体42を右方向に移動させると、第3
図(C)に示すように、上ガラス47aを投影レンズ1
5の真下、つまり投影光路通過部53aの位置に位置決
めすることができる。
り例えばマイクロフィルムFsを装填するには、まず、
第3図(B)に示されるように、第2移動体42を手前
に引く。これにより、アーム73.74はアーム88.
89と共に、退避位置まで回動し、これらのアームとシ
ート用の上ガラス47aとの接触が回避される。この位
置から、第2移動体42を右方向に移動させると、第3
図(C)に示すように、上ガラス47aを投影レンズ1
5の真下、つまり投影光路通過部53aの位置に位置決
めすることができる。
第3図(D)に示すように、第2移動体42を更に手前
に引けば、シート用の上ガラス47aを開くことができ
るので、この状態で、シートフィルムFSの装填や交換
を行なうことができる。フィルムキャリア16に対する
マイクロフィルムの装填をシートフィルムFSからロー
ルフィルムFRに切替えるには、上述した手順と逆の操
作を行なう。
に引けば、シート用の上ガラス47aを開くことができ
るので、この状態で、シートフィルムFSの装填や交換
を行なうことができる。フィルムキャリア16に対する
マイクロフィルムの装填をシートフィルムFSからロー
ルフィルムFRに切替えるには、上述した手順と逆の操
作を行なう。
図示実施例にあっては、ロールユニット32の左にロー
ルフィルム供給部用の第10−ルユニツト部51を設け
、右にロールフィルム巻取部用の第20−ルユニツト部
52を設けたが、左右を逆に位置させても良い。更には
、第1移動体41の左端部にガラス用フレーム40を設
け、ロールフィルムFlliが装填されているときには
、第2移動体42はフレーム40の右隣り、つまり第2
0−ルユニツト部52の下側に収容されるようにしても
良い。また、図示する場合には、第1移動体41の上に
第2移動体42を前後方向に移動自在に装着するように
したか、第1移動体41をX方向に移動自在に台板36
の上に装着すると共に、第2移動体42も直接、台板3
6の上にX方向とY方向とに移動自在に装着するように
しても良い。
ルフィルム供給部用の第10−ルユニツト部51を設け
、右にロールフィルム巻取部用の第20−ルユニツト部
52を設けたが、左右を逆に位置させても良い。更には
、第1移動体41の左端部にガラス用フレーム40を設
け、ロールフィルムFlliが装填されているときには
、第2移動体42はフレーム40の右隣り、つまり第2
0−ルユニツト部52の下側に収容されるようにしても
良い。また、図示する場合には、第1移動体41の上に
第2移動体42を前後方向に移動自在に装着するように
したか、第1移動体41をX方向に移動自在に台板36
の上に装着すると共に、第2移動体42も直接、台板3
6の上にX方向とY方向とに移動自在に装着するように
しても良い。
その場合には、ロールフィルム用のキャリアガラス43
aとシートフィルム用のキャリアガラス47aとを選択
的に投影光路通過部53aの位置に設定する際には、両
方の移動体41.42が共にX方向に移動する構造にす
る。
aとシートフィルム用のキャリアガラス47aとを選択
的に投影光路通過部53aの位置に設定する際には、両
方の移動体41.42が共にX方向に移動する構造にす
る。
更に、図示実施例にあっては、ロールフィルムの搬送を
電動式とし、シートフィルムの移動を手動式としたが、
両方を電動式あるいは手動式としても良く、シートフィ
ルムの移動のみを電動式としても良い。
電動式とし、シートフィルムの移動を手動式としたが、
両方を電動式あるいは手動式としても良く、シートフィ
ルムの移動のみを電動式としても良い。
また、図示するフィルムキャリア16は第1.2図に示
すリーダプリンタに設けられた場合を示すか、リーダに
対しても取付けることが可能である。
すリーダプリンタに設けられた場合を示すか、リーダに
対しても取付けることが可能である。
第3図(D)にはシートフィルムFSつまりシート状の
マイクロフィルムとしてマイクロフィッシュが装填され
た場合か示されているか、アパーチュアカードやフィル
ムジャケット等のシートフィルムを装填するようにして
も良く、更には、ロールフィルムFRつまりロール状の
マイクロフィルムとしては、オープンリール式でもカー
トリッジ式でも何れのタイプでも良い。
マイクロフィルムとしてマイクロフィッシュが装填され
た場合か示されているか、アパーチュアカードやフィル
ムジャケット等のシートフィルムを装填するようにして
も良く、更には、ロールフィルムFRつまりロール状の
マイクロフィルムとしては、オープンリール式でもカー
トリッジ式でも何れのタイプでも良い。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、ロールフィルム用のキ
ャリアガラスとシートフィルム用のキャリアガラスとが
左右方向に隣接して配置されており、これらのキャリア
ガラスが左右方向に移動して、何れかのキャリアガラス
が投影光路通過部に位置決めされると共に、ロールフィ
ルム用のキャリアガラスが投影光路通過部に位置決めさ
れているときには、シートフィルム用のキャリアガラス
はロールユニット内の収容空間内に収容されることにな
るので、奥行き寸法が小さくなったマイクロフィルムキ
ャリアが得られ、ロールフィルムとシートフィルムとを
兼用するフィルムキャリアの操作性が大幅に向上した。
ャリアガラスとシートフィルム用のキャリアガラスとが
左右方向に隣接して配置されており、これらのキャリア
ガラスが左右方向に移動して、何れかのキャリアガラス
が投影光路通過部に位置決めされると共に、ロールフィ
ルム用のキャリアガラスが投影光路通過部に位置決めさ
れているときには、シートフィルム用のキャリアガラス
はロールユニット内の収容空間内に収容されることにな
るので、奥行き寸法が小さくなったマイクロフィルムキ
ャリアが得られ、ロールフィルムとシートフィルムとを
兼用するフィルムキャリアの操作性が大幅に向上した。
また、シートフィルムを装填したり、あるいはシートフ
ィルム用のキャリアガラスを操作する際にロールフィル
ムを保持する部分が邪魔にもならず、その操作性はさら
に良好でもある。
ィルム用のキャリアガラスを操作する際にロールフィル
ムを保持する部分が邪魔にもならず、その操作性はさら
に良好でもある。
第1図はフィルムキャリアが取付けられたり−ダプリン
タを示す斜視図、第2図は第1図のり−ダプリンタの内
部構造を示す断面図、第3図(A)〜第3図(D)はそ
れぞれマイクロフィルムキャリアの作動状態を示す斜視
図、第4図(A)はマイクロフィルムキヤアのガラスユ
ニットを示す斜視図、第4図(B)はフィルムキャリア
のロールユニットを示す斜視図、第4図(C)はフィル
ムキャリアの外装ケースユニットを示す斜視図、第5図
(A)は第4図(B)に示されたロールユニットの拡大
斜視図、第5図(B)は第2移動体と作動レバーとの係
合状態を示す断面図、第5図(C)は第2移動体による
アーム揺動機構を示す斜視図、第6図はロールフィルム
の搬送機構を示す断面図、第7図はロールフィルムがキ
ャリアガラスに挾まれた状態のもとで、第2移動体を引
き出した状態における第6図の要部拡大断面図である。 16・・・マイクロフィルムキャリア、21・・・投影
光路、31・・・ガラスユニット、32・・・ロールユ
ニット、33・・・外装ケースユニット、36・・・台
板、41・・・第1移動体、42・・・第2移動体、4
3a、43b・・・ロールフィルム用のキャリアガラス
、47a、47b・・・シートフィルム用のキャリアガ
ラス、51・・・第10−ルユニツト部、52・・・第
20−ルユニツト部、53・・・センターユニット部、
53a・・・投影光路通過部、54・・・ロール取付軸
、75.76・・・ガイドローラ、81・・・駆動軸、
85・・・作動レバー 第4図 (C) 第6図 ′:j3 3b
タを示す斜視図、第2図は第1図のり−ダプリンタの内
部構造を示す断面図、第3図(A)〜第3図(D)はそ
れぞれマイクロフィルムキャリアの作動状態を示す斜視
図、第4図(A)はマイクロフィルムキヤアのガラスユ
ニットを示す斜視図、第4図(B)はフィルムキャリア
のロールユニットを示す斜視図、第4図(C)はフィル
ムキャリアの外装ケースユニットを示す斜視図、第5図
(A)は第4図(B)に示されたロールユニットの拡大
斜視図、第5図(B)は第2移動体と作動レバーとの係
合状態を示す断面図、第5図(C)は第2移動体による
アーム揺動機構を示す斜視図、第6図はロールフィルム
の搬送機構を示す断面図、第7図はロールフィルムがキ
ャリアガラスに挾まれた状態のもとで、第2移動体を引
き出した状態における第6図の要部拡大断面図である。 16・・・マイクロフィルムキャリア、21・・・投影
光路、31・・・ガラスユニット、32・・・ロールユ
ニット、33・・・外装ケースユニット、36・・・台
板、41・・・第1移動体、42・・・第2移動体、4
3a、43b・・・ロールフィルム用のキャリアガラス
、47a、47b・・・シートフィルム用のキャリアガ
ラス、51・・・第10−ルユニツト部、52・・・第
20−ルユニツト部、53・・・センターユニット部、
53a・・・投影光路通過部、54・・・ロール取付軸
、75.76・・・ガイドローラ、81・・・駆動軸、
85・・・作動レバー 第4図 (C) 第6図 ′:j3 3b
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ロールフィルムとシートフィルムとが切替え使用可能な
マイクロフィルムキャリアにおいて、ロールフィルム供
給部とロールフィルム巻取部とが投影光路通過部を介し
て所定の間隔を隔てて左右に設けられ、前記ロールフィ
ルムを搬送自在に保持するロールユニットを台板に取付
け、ロールフィルム用のキャリアガラスが設けられた第
1移動体と、シートフィルム用のキャリアガラスが設け
られた第2移動体とを移動自在に前記台板と前記ロール
ユニットとの間に設け、 前記ロールフィルム用のキャリアガラスが前記投影光路
通過部に位置したときに、前記ロールフィルム供給部及
び前記ロールフィルム巻取部の何れか一方と前記台板と
の間の収容空間内に向けて、前記第2移動体を前記ロー
ルフィルムの幅方向に退避移動自在に前記台板に装着し
てなるマイクロフィルムキャリア。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24840190A JPH04125623A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | マイクロフィルムキャリア |
US07/760,346 US5223890A (en) | 1990-09-18 | 1991-09-16 | Image projecting apparatus provided with film carrier allowing selective loading of roll film and sheet film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24840190A JPH04125623A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | マイクロフィルムキャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125623A true JPH04125623A (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=17177562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24840190A Pending JPH04125623A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | マイクロフィルムキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04125623A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5642925A (en) * | 1994-07-22 | 1997-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Film carrier and projection apparatus |
-
1990
- 1990-09-18 JP JP24840190A patent/JPH04125623A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5642925A (en) * | 1994-07-22 | 1997-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Film carrier and projection apparatus |
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