JPH0519320B2 - - Google Patents

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JPH0519320B2
JPH0519320B2 JP58031887A JP3188783A JPH0519320B2 JP H0519320 B2 JPH0519320 B2 JP H0519320B2 JP 58031887 A JP58031887 A JP 58031887A JP 3188783 A JP3188783 A JP 3188783A JP H0519320 B2 JPH0519320 B2 JP H0519320B2
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JP
Japan
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lead
electronic component
leads
dip
separator
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JP58031887A
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JPS58173859A (ja
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Bui Rinkaa Furanku
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AMERIKAN TETSUKU Manufacturing Inc
Original Assignee
AMERIKAN TETSUKU Manufacturing Inc
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Publication date
Application filed by AMERIKAN TETSUKU Manufacturing Inc filed Critical AMERIKAN TETSUKU Manufacturing Inc
Publication of JPS58173859A publication Critical patent/JPS58173859A/ja
Publication of JPH0519320B2 publication Critical patent/JPH0519320B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components
    • H05K13/023Feeding of components with bending or straightening of the terminal leads
    • H05K13/024Straightening or aligning terminal leads
    • H05K13/026Straightening or aligning terminal leads of components having terminal leads in side by side relationship, e.g. using combing elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49124On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
    • Y10T29/4913Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc.
    • Y10T29/49133Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc. with component orienting
    • Y10T29/49135Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc. with component orienting and shaping, e.g., cutting or bending, etc.
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T29/49139Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc. by inserting component lead or terminal into base aperture
    • Y10T29/4914Assembling to base an electrical component, e.g., capacitor, etc. by inserting component lead or terminal into base aperture with deforming of lead or terminal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、広くプリント回路板(PCB,
PCBS)に使用される電子部品用の矯正方法およ
び装置に関する。
プリント回路板は種々の電子部品が挿入される
穴を有し、この穴に電子部品を配設することによ
つて電気回路を完成させる。
電子部品いわゆるデユーアルインラインフアン
クシヨンタイプ(DIPs)は、複数のピン状の突
起物を有している。この突起物は、損傷を受け易
いもので、前記PCBSの所定の位置に配設される
必要のために、その突起物の方向はあらかじめ定
められているが、取扱中において、この突起物が
損傷を受けるものである。PCBSに使用されるこ
れら電子部品は、実質的にはその機能と特性に応
じていろいろの種類のものがある。この発明は電
子部品いわゆるデユーアルインランタイプ(DIP
装置)として半導体あるいは抵抗体の機能を有す
る電子部品のリードの矯正装置とその方法を実現
するものである。このタイプの電子部品は概して
長方形の本体を有し、この本体はモールド材によ
つて形成され、この本体にはその相対する両側に
リードが埋め込まれている。そして、このリード
は好ましくはその本体の形状に応じて所定の角度
で形成されている。特定の形状とそのリードの取
付方の違いは、DIPの種類の違いに起因してい
る。いくつかのタイプにおいては、DIPの橋部は
所定の幅に形成され、その橋部の下方には比較的
広く形成された平らな、つまり肩部が垂直に形成
されている。その肩部の下には、細いチツプ状の
部分が形成され、この部分は前記肩部の断面積よ
りも小さな断面積を有するように形成される。こ
れら違う形状は夫々異なつたリードの曲り方を引
き起こす。この曲りはPCBへの組付の前におけ
る取扱中に生ずるものである。これら異なる構造
からくる異なる夫々の問題については後に述べ
る。電子部品のチツプはプリント回路板のソケツ
トへの差し込みに適合するように構成され、これ
らソケツトはリードを受けいれるための穴からな
り、複数が所定の間隔で形成されている。
DIPは本体を形成する材料が異なるばかりでな
く、形も異なり、また、それに設けられているリ
ードの曲げた状態も異なつている。DIPはリード
のキヤパシテイや本体の大きさによつて種々のも
のがある。DIPとしてこれまで知られそして用い
られているものとして、サイドブレーズドとプラ
スチツク、そしてセラミツクDIPがある。リード
は通常は広げられてあるいは所定の角度に曲げら
れて、DIP本体の側面から突出せられている。そ
してこれらのリード形状は、DIPの種類によつて
異なる。
DIPの個々の種類に応じて、リードも個々の形
状、角度のものに構成される。これまで知られて
いるDIPのものにおいては、リードはリードのチ
ツプ部分よりも比較的広い橋部を有し、この橋部
はDIPの本体の側面に配設されている。この橋部
から下方に伸びて平らな肩部が設けられ、そして
終端部である先端部に繋がる。ある種類のDIPの
構造においては、例えば、プラスチツクやセラミ
ツクDIPにおいて、リードは異なつた所定の角度
で下方に形成されている。サイドブレーズド型
DIPは、通常は下方に延び、そしてDIPの本体側
面に対して平らに方向づけられている。ここに新
しいタイプのDIPが出現した。この新しいタイプ
のDIPはバンジヨタイプのものである。このバン
ジヨタイプのDIPは、頂部として橋部を有し、こ
の橋部はDIP本体に対し実質的に水平な平面を有
し、垂直な側面から外側に延びている。この橋部
に続く脚部は垂直に形成される。夫々のDIPのリ
ードは脚部の上方に平らな肩部を有しており、こ
の肩部は、実質的に水平に構成された橋部よりも
広く構成されている。また、この平らな肩部の下
方には細いチツプ部分が設けられる。前記バンジ
ヨタイプのDIPは、狭い橋部を有しているが、こ
れはDIP本体とリードとの異なる材料間における
膨張係数を小さくするためにこのようにされたの
である。また、平らな広い肩部は、熱の放散を良
好にするために形成され、また、細い脚部は
PCBのソケツトに差し込むに際しうまく適合す
るようにするためのものである。
従来の知られているタイプのDIPは、その損傷
部分が平らな肩部とチツプ部の間の接合点におい
て間々起きるものであり、この部分は本体からか
なり離れている部分である。しかしながら、バン
ジヨタイプのものは、本体に近い細い橋部におい
て損傷が生じる。これらリードの折れ曲がりは、
通常の場合、PCBへ組込む前の取扱時に生ずる。
PCBのソケツトに正しく差し込むために、リー
ドは正しい角度でDIP本体に形成されている必要
がある。従来のリード矯正装置は、古いタイプの
DIPに使用可能なものであるが、バンジヨタイプ
のDIPは今までのリードとは異なつた部分に損傷
を受けているため、DIPに何等損害を与えずにリ
ードの矯正を行うことは不可能である。これら
DIPは比較的高価なものであるため、リードの矯
正作業において、損傷を与えることは不利益なこ
とであり、従つてDIPを損なわずそして使用不可
能とすることなくリード矯正を果す方式を行うこ
とは重要なことである。後者のものにおいては、
接合点は下方の脚部よりも狭いものである。夫々
の構造の違いは、リードの矯正作業において本体
に損傷を与えずに行うためには、異なつた装置を
必要とする。
バンジヨタイプDIPには、従来の装置は使用不
可能である。バンジヨタイプDIPのリード矯正に
は特別の装置が必要であり、この発明は正にその
装置を実現し、その問題を改善するためのもので
ある。バンジヨタイプのリードの矯正作業には、
特別の方式と特別の部分、つまり橋部と肩部との
間の接合部に対する作業が必要である。言いかえ
れば、リードの折れ曲がりは通常本体に近い橋部
において生じるので、この部分に対する作業が必
要になるのである。この部分に対する整列作業を
先ず行い、次に肩部とその下方にあるチツプ部に
対して整列作業を行う。
この発明は主に新しい形のバンジヨタイプDIP
に使用されるものであるが、従来のDIPにも使用
可能である。以下の説明において、バンジヨタイ
プDIPについてこの発明を説明する。
この装置の詳細をつまりバンジヨタイプのDIP
とそのリードについて説明するのである。しかし
ながら、言うまでもなくこの発明の装置は従来の
タイプのものにも広く利用が可能である。異なつ
たタイプのDIPに対しては、調整装置が設けてあ
る。
知られているように、DIPは本体とその本体か
ら延びたリードを有しており、PCBや同様の形
状のものに装着するために所定のリード形状およ
び角度を有している。そしてこれらPCBは所定
の列あるいはパターンのソケツトからなつてい
る。しかし、PCBへの装着又はこれからの抜去
において、あるいはその取扱上において、リード
が屈曲されあるいはねじ曲げられ、当初製造時の
角度および形状から変形するものである。
種々タイプのDIPが知られ、これらタイプとし
てはサイドブレーズド、プラスチツクそしてセラ
ミツク等がある。これらの夫々は本体の材料が異
なるとともに、ときにはこの本体に設けられたリ
ードの仕様が異なつている。そして、タイプが異
なるとそのリードの仕様はかなり異なるものであ
る。これらの異なりは些細なものであるが、この
違いにより装置の形状および/またはその装置の
調整度を明確に変化させる必要があり、これは今
回のリード矯正を行う装置について要求されるこ
とである。従来装置は、しかしながらバンジヨタ
イプのリードには使用不可能である。それはリー
ドの損傷部分が異なるからである。例えば、リー
ドはその取扱中にもつれそしてオーバラツプ状態
となる。従来装置は、従来知られているDIPのリ
ードに対してこの問題を解決できる。しかし、従
来装置はバンジヨタイプのリードには使用不可能
である。従来装置をこのバンジヨタイプのリード
に適応すると、リードは切断されてしまう。これ
ら矯正作業において、最も重要なことは装置はリ
ードにのみ作業を及ぼすべきであり、決して本体
に接触してはならない。本体に装置が接触するこ
とによつて、これを破壊するおそれがある。サイ
ドブレーズドタイプにおいては、例えば、リード
は本体の側面に接触しており、一方、プラスチツ
クそしてセラミツクタイプにおいては、少しばか
りリードは側面から離れており、その幅の広さも
ことなつている。
問題は、特に、バンジヨタイプのリードに生じ
る。これは橋部が狭く構成され、本体の側面から
少許外方向に延び、次いで下方に延びる脚部で終
端する。このような構成にあつて、広く平らな肩
部が前記橋部に連なつているため、屈曲はこの橋
部において起こるものであり、肩部やそして更に
狭く構成されているチツプ部においては生じな
い。この発明のポイントは矯正作業等その努力を
バンジヨタイプのリードの上部橋部あるいはま
た、肩部の上端部いいかえれば橋部に対して行う
ところにある。従来装置においては、バンジヨタ
イプのリードを矯正せんとすると、屈曲した複数
本のリードがV型の一本の溝中に押し込められる
ことになり、伸直作業の力によつてリードが切断
されてしまうものである。つまり、異なつたタイ
プのDIPには異なつた種類の装置が必要なのであ
る。
従来のタイプのリードを矯正するための装置と
してこれまで複数の装置が知られている。例え
ば、アメリカ特許3880205、公開日1975年4月29
日は、この発明の発明者が権利者の一人として加
わつている。この従来装置は、しかしながらバン
ジヨタイプのリードには使用不可能である。一
方、この発明の装置は先ずリードを所定の角度に
広げ、次いでリードを適正な平行状態に整列すべ
くくしけずる作業を単一の工程で行うものであ
る。
この発明の装置は更にリードの材料が有する弾
性記憶を除去する手段も有する。これは、PCB
への組込みに必要なリード形状を長く保持させる
ためである。
上述の従来装置の欠点と問題点は、この発明に
よつて解決された。この発明の技術的思想は後述
の如くである。しかして、この発明の装置は従来
装置が実現できなかつたバンジヨタイプのリード
の矯正を可能とする。更に、調整装置をも有する
ので、従来タイプのDIPにも使用可能である。こ
の発明の装置は、複合したリード矯正ヘツドを有
し、このヘツドはリードセパレータとリード伸直
機とくしけずり部とワイパメカニズムと最終的な
伸直作業を行う手段とを有している。この発明は
更に、揺動機構をも有しており、好ましくない弾
性記憶を除去するのに有効である。更にこの発明
が成し得る利点は、以下に述べる記述から明らか
である。
なお、この発明はバンジヨタイプのDIPについ
て述べたが、これは好ましい態様であるからであ
り、他の種類のDIPにも使用可能なことは言うま
でもない。
この発明は、ここに述べられた実施例に限定さ
れるものではなく、種々応用改変が可能であるこ
とは明らかである。
この発明の好ましい実施例の説明に先立つて、
引用符号Xで示されるDIPの各部について説明す
る。第3Cと3E図において、Bは本体であり、
Lはリードである。リードLは本体Bの側面Eか
ら突出している。このリードLは前記側面Eから
水平に先ず外方に延びた橋部CBを有し、次いで
下方に向かつて延びる脚部Tから成る。該脚部T
は平坦な肩部Sと最先端部から成る。橋部CBは
実質的には前記肩部Sよりも狭く構成されてい
る。そして、このDIPの取扱に際して、リードは
前記脚部CBにおいて折曲が生じる。この結果、
リードに曲げや乱れが生じ、この状態は第3Cと
3D図に示してある。そして、極端な場合はこれ
らリードは互いに重なつたり縺れあつたりするこ
とになる。そこでこの発明は、全く新しい整列と
伸直用のヘツドを有する構成からなり、このヘツ
ドは先ず最初にDIPの肩部Sの上部の曲がり部に
対して働きかけ、この部分を伸直化する。そし
て、橋部CBの接合部と肩部Sとにおよぶこの作
業の結果、リードは伸直化され、第3Eと3F図
に示す如き状態となる。
第3A図には、サイドブレーズド型DIPが示さ
れており、そのリード51aはDIP本体の側面に
密着させられ、鑞付によつて接着されている。後
述するように、この装置は種々タイプのDIPに適
合し得るようなアジヤスト手段を有している。第
3A図に示す如き本体とリード間には、クリアラ
ンスがないもの、あるいは第3C図に示す如きバ
ンジヨタイプのもの、そしてその他種々の種類の
DIP用にである。サイドブレーズド型DIPに対し
ては、これまで知られているタイプの矯正装置が
使用可能である。しかしこれらの従来矯正装置
は、この発明の装置が有している特徴や精密さを
もつていない。つまり、新に出現した新しい形の
DIP用には使用不可能なのである。
前述の如きこの発明は、二重ヘツド構造を有
し、このヘツドは移動ワイパと固定ワイパとから
なる。そして、このヘツドは鋸歯を有するセパレ
ータと噛合う構成であり、この鋸歯はDIPのリー
ドを受け入れるためのものである。一般に、この
ヘツドアツセンブリは固定刃と移動刃とからな
り、このヘツドはDIPに接近するに際し、アーチ
状に移動してDIP本体に損傷を与えないように構
成される。セパレータの作業面の先端は、ベベル
状にされている。移動刃の歯の形状と位置は前記
セパレータの歯の先端に一致させて設けられ、一
方固定刃の歯の先端は移動刃の溝部に一致するよ
うに位置されている。これによつて、先ず折れ曲
がつたリードを整列し、次いでセパレータの固定
溝に押し込み、最終的な伸直作業を行い得るので
ある。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明す
る。第1,2図はこの発明に係るリード矯正装置
10を示すものである。この装置10の頂部には
タレツト式供給部12つまり受入れ部が設けら
れ、この供給部12は電子部品たるDIP(デユア
ル・イン・ライン・タイプ)を挿入したチユーブ
が差し込まれている。このタレツト式供給部12
には、前記DIPが滑落せしめられる傾斜した軌道
14が設けられている。この軌道14の直上には
その軌道の長さに沿つて押え杆16が設けられ、
DIPが軌道14からこぼれ落ちるのを防止してい
る。またこの軌道には空気式送出手段が設けら
れ、DIPが軌道上をほとんど摩擦なしで滑落する
ようにされている。そこで、前記押え杆16は
DIPの浮き上がりをも防止している。またゲート
18が設けられ、このゲート18によつてDIPが
1つずつDIPが作業をうける作業部たる矯正部2
0に入るようにされている。伸直整列作業が済
み、また、もし弾性記憶によるリードの戻りを防
ぐ必要があれば、ヘツド22aと22bによる揺
動作業の後、矯正されたDIPは軌道14を通り係
数装置24に至り、次いで排出部26に至る。そ
してこれらはすべて第1図に示されている。
第1図に示す如く、この装置10の正面には
種々の制御手段が設けられている。すなわち、2
8は電源スイツチ、30は電源ランプ、32はリ
セツトボタン、34はセンサ1,36は周期ボタ
ン、38はトグルスイツチ、そして40はシフ
ト・リセツト・ボタンである。また第1図の右側
面には切替スイツチ42が設けられ、これにより
揺動の制御が行われる。この揺動手段の構成とそ
の作用については後述する。また44はエアフイ
ルタであり、この装置の左側面に設けられてい
る。またこの装置の右側面には圧縮空気のインジ
ケータが設けられ、このインジケータはダイヤル
と制御部とを有しており、これらは数字46で示
されている。またこの装置の後部には論理制御装
置48が設けられ、この装置は取外しが可能で、
異なるタイプのDIPのリード伸直作業に応じ適宜
の制御機能を有するものに交換することができ
る。第2図に点線で示すものはスライドハウジン
グ50であり、このスライドハウジングにはリー
ド伸直整列手段と揺動手段のためのシリンダ駆動
装置が設けられている。これらの機構は他の図面
に基づき後述する。
DIPは軌道14を滑落し、計数装置24を経
て、排出部26に進む。そしてこれと同時に次の
DIPが矯正部20に進入する。これらの繰返し作
業はすべて論理制御装置48により行われる。既
に理解したように、この制御装置48に入力され
たロジツクはこの装置の操作や機能をすべて制御
し、これらは種々のDIPの異なつた性質や寸法に
適応して変更された種々調整に対応して制御を行
う。
正常状態のリードを有するDIPはこの矯正部2
0を通過し、何ら影響を受けることはない。セパ
レータとワイパとからなる矯正部20の概略を第
1図に示すが、第8〜12図を参照することによ
り一層明確に理解し得る。これらの図においては
同一部品の一方のヘツド22aのみを示した。こ
れらのヘツドは両者同一のものなので一方の説明
をすることにより両者を理解し得る。
第18図、更に詳細に第8〜12図に示すよう
に、セパレータとワイパとを有する矯正部は通常
は台座58、セパレータ60、そして上固定ワイ
パ刃たる固定刃62aと下自由ワイパ刃たる移動
刃62bとからなるワイパヘツドアツセンブリと
を有している。セパレータ60は台座58に固着
されている。ワイパ62は第1スライダ64によ
り作動される。第1スライダ64の後部には複数
のカム面76が設けられている。なおこの機能は
後述する。台座58は旋回点78において、滑動
軸80によつてスライド板82の二股部分に枢着
されている。
第6図に示すようにスライド板82は二股部8
2a,82bを有している。この二股部82a,
82bはブツシユによつて前記滑動軸80が滑動
自在に抱持されている。これらの詳細は第7図に
示した。台座58は前記滑動軸80に合いくぎ8
6によつて固着されている。ここでは一方の軸に
ついてのみ説明したがもう一方の構成も同様であ
る。第6,7図から明らかなように、前記台座5
8は通路88を有し、この通路88には第2スラ
イダ68が滑動自在に嵌め込まれ、この通路88
の外側にはカバー板90が設けられている。第1
4図から明らかなように、ワイパ62を有する第
1スライダ64は固定及び移動62a,62bが
取着される肩部92を有している。前記台座58
はポケツト94を有し、これによりワイパ62が
下降した時、前記肩部92がこのポケツト94に
少許のクリアランスを残して食い込み、移動刃6
2bが台座58の上面に接し、この移動刃62b
が第12図示の如く次の工程のために掛け下ろさ
れるように構成されている。
再び第6図にもどり、スライド板82は前記二
股部とは反対側に一組の圧縮ばね96を穴98中
に有している。この圧縮ばね96によつてスライ
ド板82は、前記軌道14方向に付勢されてい
る。スライド板82の中央にはアジヤストねじ1
00が設けられ、このアジヤストねじ100の頭
部と規制体102とによりスライド板82とヘツ
ド22a,22bの主シリンダ74が係合してい
ない際の位置が規制される。つまりアジヤストね
じ100の頭部が、スライド板82の軌道14た
る中心方向への移動量を規制するのである。規制
体102はスライドハウジング50にボルト10
4によつて固着されている。また規制体102は
複数のインデツクス穴106を有し、この穴とス
ライドハウジング50に設けた穴108を適宜選
択合致することによつて、規制体102の位置を
変更することができる。これによつて種々タイプ
のDIP、例えばセラミツク、プラスチツク、ある
いはサイドブレーズドの夫々のDIPに対応した装
置状態に変更することができる。(第4図示)。ま
たボルト104用の長孔110が設けられ、これ
によつて規制体102の位置変更移動を確実にす
ることができる。つまり、例えば或DIP用に調整
する場合、図に示すようにまずボルト104をゆ
るめ、規制体102の所定傾斜に並列せられた穴
のうちの最上部インデツクス穴106とスライド
ハウジング50の最上部の穴108を一致させ、
固定ピン112を打ち込み規制体102を適宜の
位置に配設する。
ワイパ62は、第6図示、更に詳細には第1
1,12図に示す如く、固定刃62aが第1スラ
イダ64の肩部92に対しボルト114により固
着され構成される。スライド板82は第2板82
cを有し、この第2板82cは第2スライダ68
移動用のポート116を有している。またこの第
2板82cの最奥端部には斜カム面118が設け
られ、この斜カム面118にはラムからなる中央
カム体120が滑動自在に設けられている。この
中央カム体120は主シリンダ74のロツド12
2に固着されている。主シリンダ74はネジ部ボ
ス124と軸受けスリーブ126とを有してい
る。主シリンダ74はシリンダ用の滑座72に前
記ねじ部ボス124によつて固着されている。
第7,18図に示す如く、主シリンダ74とシ
リンダ用滑座72とは、略L字形のL形部材12
8内に配設されている。このL形部材128の反
対端部、つまり第18図において下端部には、略
四角形のばね用台座130が設けられている。こ
のばね用台座130はばね受け台として機能し
(第4,14図示)、ねじ132によつて固着され
ており、このねじ132はばね用台座130を貫
通し、また前記L形部材128をも貫通し、スラ
イドハウジング50に設けたねじ穴に螺合してい
る。ばね用台座130の一つ、例えば第18図の
ラムたる主シリンダ74の左側の台座にはリミツ
トスライド板131が設けられ、これにより滑動
距離を検出している。更に詳細には後述する。こ
のばね用台座130、L形部材128、スライド
ハウジング50は一体に組合つて一つの部材を構
成している。シリンダ用滑座72は中央に位置
し、これによつて外側端部はL形部材128の内
面128aに支えられて移動する。またこの滑座
72は保持板134によつて保持され、この保持
板134はL形部材128の上部および下部にお
いてねじ136によつて固着されている。
前述したように、固定ピン70は第2スライダ
68の下端部を滑座72に枢着している。この第
2スライダ68の下端部は減少部68aを有し、
この減少部68aは滑座72の洞部138に挿入
されている。固定ピン70は保持板134に設け
た3つの穴140,140a,140bのいずれ
かの穴に係合させることができ、これによつて
DIPの種類に対応させることができる。図示の如
く、最内側の穴、つまり主シリンダ74の中心線
に近い穴は、あるタイプのDIP用のものである。
規制体102、シリンダ用滑座72に設けたこれ
ら調整手段は前述した3大種のDIPにこの装置を
適応させるためのものである。この適応作用によ
つてワイパ等によるDIPの摩擦や有害な接触を防
止することができる。例えば、穴140はリード
角がゼロのもの、穴140aは略3°のもの、穴1
40bは6°のものである。
第18図に示すように、一組のばね142がシ
リンダ用滑座72とばね用台座130間に設けら
れている。このばね142の一端部は滑座72の
穴72a中に配設され、また他端部はばね用台座
130の穴130a中に位置させられている。そ
してこれらばねは圧縮ばねである。このように構
成されているので、前記ばね142は主シリンダ
74や滑座72をL形部材128の停止面128
b方向に付勢している。
更に第4,5,5A,5B,6そして7図に
は、揺動を伝えてリードの弾性記憶を除去する構
成が示されている。この場合、揺動の力を加減う
ることができ、殆ど全てのDIPに対してこの力加
減は必要である。
第4図に示す如く、揺動用シリンダ146はそ
の上端部が枢着点148によつてスライドハウジ
ング50に枢着されている。このシリンダ146
の下端部からはロツド150が伸び、このロツド
150はUリンク152に取着され、このUリン
クは駆動杆154に枢着されている。駆動杆15
4は中心ピン156を中心に回動可能に設けられ
る。第7図に示すようにこのピン156はその右
端に四角形のボス156aを有し、このボス15
6aは駆動杆154に設けた同様四角形状の穴に
係合している。またこのピン156の左側には穴
156bが設けられ、この穴を経て、クロスバー
158が滑動可能に位置している。ピン156は
スライドハウジング50中にスリーブベアリング
160によつて保持されている。スリーブベアリ
ング160の1つはスライドハウジング50に位
置し、もう1つはベアリングハウジング162中
に保持されている。そしてこのベアリングハウジ
ング162は、駆動杆154をスライドハウジン
グ50から所定距離離間させておくスペーサとし
て機能している。第6図に示す如く、クロスバー
158はその外側端部に球面状のベアリング部1
64を有し、その上端部にはねじ山が設けられて
おり、そのねじ部は滑動部80に設けたネジ穴に
螺合されている。
駆動杆154は通常は水平位置に配設されてお
り、その上面はバンパ166(第4図)に接して
いる。そしてこのバンパは垂直方向に移動可能に
設けられている。前記駆動杆154はスプリング
168、調整ねじ170、腕木172によつて調
整され、一方に傾斜させ得るように構成されてい
る。そしてこの調整はボルト174と長孔176
とによつて果すことができ、所望の位置になるよ
うにスライドハウジング50に固定することがで
きる。同様に第4図に示す如く、リミツトスイツ
チ178は前記バンパ166の下方で両者同芯に
設けられている。リミツトスイツチ178はアク
チユエータのヘツド180を有している。このリ
ミツトスイツチ178はブラケツト182に保持
され、このブラケツト182はスクリユ184と
前記ブラケツト182に設けた長溝186とによ
り、その調整を果すことができる。腕木172と
ブラケツト182とはスライドハウジング50に
形成した浅いへこみたるスロツト188によつて
その同芯性が担保されている。第5,5A,5B
図に示す如く揺動作業は行われる。つまり第5図
に明確に示す如く、駆動杆154は通常において
は水平に位置している。すなわち第5図に点線で
示す如くである。また移動後の位置は実線で示し
てある。シリンダ146はロツド150を引き上
げる。そのためUリンク152を上方に引き上げ
駆動杆154の左側を持上げ、この駆動杆154
は右側のリミツトスイツチのヘツド180に当接
するまでこの引き上げ作用を続ける。これによつ
てこの駆動杆154は角Aの傾きを形成する。そ
してこの動きはピン156を中心にベアリング部
164を経て、クロスバー158に伝わり、この
クロスバー158は前記駆動杆154と同様の動
きを果す。このクロスバー158の傾きはロツド
80をして推重方向の動きを与える。それゆえに
ヘツド22aと22bはこの垂直方向の作用を受
けるのである。つまり第5図に示す如く、ヘツド
22aは上方に、一方ヘツド22bは下方に移動
せられる。この夫々の動きは夫々の箇所に近づけ
た矢印で示してある。そしてこの動作が一段落す
ると、すなわち駆動杆154が角Aの傾きをし、
リミツトスイツチのヘツド180に接触すると、
制御装置によつてシリンダ146は逆動作を行
い、ロツドを下方に押し下げる。これによつてU
リンク152は駆動杆154を反時計方向につま
り第5図に矢印で示す如く、駆動杆154を右上
りにする。これによつて駆動杆154の左端部は
左側のリミツトスイツチ178のヘツド180に
接触する。つまり、駆動杆154はまず角Aだけ
移動し、次いで更に角A/2だけ移動することに
なる。この状態は第5A図に示した。第5A図に
示す状態になると、制御装置はシリンダ146に
制御信号を与え、引き込み作業をさせる。これに
よつてロツド150はUリンク152を経て制御
杆154を引き上げる。これによつて駆動杆15
4はピン156を中心に時計方向に移動し、第5
B図に示す水平位置まで達する。そして駆動杆1
54が水平線に対して0度となるとこの作業を終
了する。第5A図に示した状態は第5図の動きと
は、ヘツド22a,22bの動きが夫々反対つま
り相対的なものとなる。すなわちヘツド22a,
22bは互いに逆方向に動くことになる。このよ
うな動きすなわち揺動はDIPのリードの弾性記憶
を消失させ塑性変形をさせるのに極めて有効であ
る。
第8図〜13図に詳細に示すワイパアツセンブ
リについて説明する。第8,9図は、複合型のワ
イパ62の外観を示すものである。第11図に示
す如く、ワイパ62は第1スライダ64の上方に
大きな頭部を有している。この第1スライダ64
は肩部92を有し、この肩部に固定刃62aが設
けられている。この固定刃62aは3本のボルト
114によつて取付けられ、このボルトは固定刃
62aに設けられた穴を貫通しており、これによ
り調整が可能である。前記肩部92には、ボス9
2aが設けられ、ねじ切りされている。前記固定
刃62aの真下には前記肩部92と固定刃62a
間に摺動可能に移動刃62bが設けられている。
この移動刃62bは3つの長溝を有し、前記ボス
92aと係合している。これらの長溝62cとこ
れに係合しているボス92aは、前記移動刃62
bの前後進を規制している。前記移動刃62bは
固定刃62aの下面と前記肩部92の上面との間
において、前記ボス92aに捕捉されている。
更に、移動刃62bは複数本のスプリング63
によつて付勢されている。このスプリング63は
移動刃62bの後端部の穴に一端が保持され、こ
のスプリングの他端は押え部65に設けられた穴
に保持されている。押え部65は第1スライダ6
4の肩部92にねじ67によつて固着される。更
に、移動刃62bのボス92aを取り囲む長溝6
2cの他に移動刃62bには縦方向に伸びる縦長
溝69が設けられ、この縦長溝69の最奥部には
肩部71が形成される。第11図に示す状態にお
いては、移動刃62bは掛け金73に覆い被さつ
ている。掛け金73はスプリング75によつて移
動刃62bの下面方向に、つまり上方に向かつて
付勢されている。掛け金73は長溝77中におい
て、縦方向の動きを許容され、第1スライダ64
の肩部92中に形成されている。更に、掛け金7
3はスプリング75によつて上方に付勢され、掛
け金73の下面には小穴が形成され、この小穴中
にスプリング75の一端が受容され、このスプリ
ングの他端は肩部92に形成されたポケツトに受
容されている。これらの構成は、第11図に詳し
く示されている。
移動刃62bの移動は、ねじ62dによつて
種々変更が可能である。そして、この移動刃の内
端面はボス92aに接近している。そして調整に
際しては、移動刃の先端に設けられた歯の位置は
DIP本体の距離として表れる。
第11図に示す状態において、スプリング75
は圧縮された状態になつている。掛け金73は、
移動刃62bに対して、斜め上方に付勢されてい
る。また、移動刃62bは最も突出した状態とし
て示されている。この最も突出した状態の移動刃
62bは、その突出状態が長溝62cとボス92
aの係合によつて規制される。掛け金73は棒状
に形成され、肩部62の全幅にわたつて構成され
る。第9図はワイパアツセンブリの左端から右端
までの状態を示しており、その端部は短いトラニ
オン状のメンバ79とされている。トラニオン7
9はリンク81の上端に設けられた穴に係合して
いる。リンク81の下部はボルト83によつてワ
イパアツセンブリに取付けられ、このボルト83
とリンク81の長溝85を貫通している。更に詳
細に第8,9そして10図に示す如く、側方に設
けられたガイド61は固定刃62aに固設され、
これによつて移動刃62bの横方向への移動を阻
止している。
第12図は、アツセンブリヘツドの全部の動き
を示したものである。第2スライダ68と第1ス
ライダ64と肩部92とは、台座58の中に引き
込まれ、最も低い位置にされている。この状態
は、カム体120のための主シリンダ74が最大
に移動した状態と対応する。この状態において
は、固定刃62aの歯93はセパレータ60の表
面に噛合している。移動刃62bは引き戻された
状態で固定刃62aの下に横たわつている。更
に、この移動刃62bは引き込まれた状態のみで
なく、ロツクされた状態にある。この移動刃62
bの歯が台座58の表面に接し、第1および第2
スライダ64,68が更に引き下げられると、移
動刃62bは掛け金73に係合するまで後退せら
れ、掛け金73は肩部71の前端が係合し、ロツ
クを果す。掛け金73の上動は長溝69に係合す
ることによつて終了する。同様に、図示の如くリ
ンク81は一定の角度で下方に移動する。ボルト
83はリンク81に設けられた長溝85の上端に
接している。第12図は、第1スライダ64の全
体の下動姿勢を示している。第11図に示す如
く、ワイパが元の状態に戻ると、スライドメンバ
やそれと係合しているワイパは台座58から離れ
上動し、移動刃62bはまだ引き込まれた状態に
ある。そしてこの引き込まれた状態は、ヘツドの
戻り動作中継続する。これによつて、移動刃62
bの先端がDIPの側面に当接する不都合はない。
ストロークの最終段階において、リンク81は略
垂直状に位置する。そして、長溝85の下端はボ
ルト83に係合し、それ以上の上動を制限され
る。リンク81の上部メンバは、ピン79によつ
て軸止され、これによつて掛け金73を長溝69
の肩部71との係合から引き下げ、これによつて
移動刃62bを第11図に示す如き状態にする。
そしてこれはDIPの矯正作業が済んだ後にのみ行
われるものである。第12図に示す如く、第1ス
ライダ64の左側面には一連のカム76が設けら
れる。これらの表面は76a,76b、そして7
6cの面からなる。第1のカム面である76aは
固定刃62aと移動刃62bとからなるワイパヘ
ツドアツセンブリのスタートつまり休止状態のた
めのものである。そして第1メンバ64はこの休
止状態にあるときは、全てのシステムが同様に休
止状態にある。カム76aは第11図に示す如く
カバー板90の近くに存在する。
第2スライダ68と第1スライダ64とが台座
58中を下に移動すると、第12図示の肩部91
はカム面76と第2カム面76bとの間に位置す
ることとなり、これによつて第1スライダ64と
固定刃62a、そして移動刃62bとが軸66を
中心に反時計方向に回転する。この結果、ワイパ
アツセンブリは第21図に矢印Pで示す如く、軌
道の中心線方向にアーチ状を描いて移動すること
になる。
ワイパがアーチ状に軌道の中心方向に移動する
のみでなく、固定刃62aの歯93はセパレータ
60の溝97aに対して配設される。一方、移動
刃62bはセパレータ60の歯97の先端に当接
する。そしてこの状態は、第2カム面76bの長
さにわたつて継続する。このサイクル中において
は、移動刃62bの歯はDIPのリードに対してま
ず肩部上方に接触し、そして屈曲したリードの肩
部と脚部の一般的な整列作業を行うためセパレー
タ60の溝97aと共同作業を行う。これは後に
詳しく述べるように固定刃62aの歯によつて最
終的な伸直作業を果すためのものである。第2ス
ライダ68と第1スライダ64とが更に下動した
後、肩部91は第1スライダ64の第2過渡部分
と係合する。この動作はワイパアツセンブリの固
定刃62aと移動刃62bに対して極めて微少の
反時計回りの動きを与えることになる。これによ
つて、固定刃62aを作業状態に機能させること
となり、第3カム面76cに係合中において、
DIPのリードの伸直作業を行うこととなる。
第13図は、固定刃62aと移動刃62bとそ
してセパレータ60の歯の関連状態を示す部分平
面図である。この図においては、夫々の歯の対応
関係が正確に示されている。固定刃62aは隣接
した類似型の多数の歯93からなる。この歯93
は基部93aと平な直線状の面からなる直平面9
3bとからなる。この固定刃62aの下方には移
動刃62bが設けられているが、この移動刃の歯
は固定刃の歯とは食い違つた状態に設けられてい
る。移動刃62bの歯は、符号95で示すが、ま
つすぐに伸びた先端には三角形状の作業端である
先端95aが設けられる。
セパレータ60は前記歯と共同作業を行う歯9
7を有している。この歯97は固定刃62aの歯
93と同様のパターンに構成されている。そし
て、この歯97は作業基部である溝97aと歯の
先端である先端97bとからなる。
作用について説明する。各々の部品の動きはリ
ードの伸直作業のためのものである。第18図に
おいて、DIPは矯正部20に進入し、この矯正部
にはセパレータ60が軌道に接近して設けられて
いる。またワイパは、軌道の左右に直立状態に設
けられている。これによつて、DIPの進入が容易
に果される。これらの状態は第18図の上方部分
に示されている。DIPが第18、および7図の状
態にあるとき、停止手段144によつて停止され
る。この停止手段144はエアジエツト機構によ
つて構成され、このDIPの停止によつてDIPのリ
ードが伸直作業を受ける位置に停止される。この
エアジエツト機構は、同様に、ヘツドアツセンブ
リの動きをも開始させる。DIPはセパレータの位
置に停止せられ、このセパレータは第13図に示
す如き鋸歯状の外形を有している。
第19図は、固定刃62aと移動刃62bとセ
パレータ60の歯の夫々の関係と、DIPの位置関
係を概略図で示したものである。そしてこの図に
おいて、乱れたリード52aはセパレータ60の
上部に位置せられている。
第20図は、第19図の端面図を示すものであ
り、軌道14上には乱れたリードLが存在する。
第18,19,20図には、乱れたリードを有
するDIPが示され、次の一連の作業によつて好ま
しい形状のリードに整列され伸直される。この作
業について述べる。第18図は、一連の作業のま
ず第1ステツプを示し、主シリンダ74の中央カ
ム体120が前進する状況を示している。中央カ
ム体のカム面は第2板82cの端部に当接してい
る。この第2板82cはスライド板82に固着さ
れている。そしてこの第2板82cが中央から離
間する方向つまり左右に移動するが、この移動は
規制体102に当接するまで続く。そしてこの規
制体の位置はDIPの種々タイプによつて決定され
る。スライド板82と第2板82cの左右への移
動に従つて、台座58と第2スライダ68そして
第1スライダ64をも移動せしめる。つまり、第
18図に示す如く、台座58は滑動軸80を中心
に外側に移動する。この移動によつて、台座58
に取付けられているセパレータ60を同様に左右
に移動せしめる。この移動の距離はDIPの種類に
対応して決定される。このセパレータ60の開動
によつて乱れたリード52aは外側に開かれる。
これは整列伸直作業のための最小の開き具合であ
る。軌道の下におけるこのセパレータの開きによ
つて、第13図に示す如き、歯97も同様に開
く。この結果、乱れ方の少ないリードは、溝97
aに順序よく並んで位置することになる。一方、
激しく乱れているリードは、セパレータ60の先
端97bにより持ち上げられる状態で存在する。
この先端97bはベベル状態60cとされ、その
角度は約30°とされている。これによつて、最初
のコーミング作用によつてリードの整列を容易な
ものとする。
主シリンダ74の中央カム体120が第21図
に矢印で示す如く前進、つまり外側方向への移動
ができない状態になる。これは、スライド板82
と第2板82cとが規制体102に接触するから
である。これによつて、主シリンダ74は滑座7
2をして後退方向に移動させることになる。この
動作によつて、第2スライダ68とこれに係合し
ている第1スライダ64は後退方向、つまり下方
に移動することとなる。この状態は第22図に矢
印で示してある。第21図に示す如く、第1スラ
イダ64のカム面76が休止つまりホームポジシ
ヨンにあり、その結果第1カム面76aはカバー
板90の面の近くに位置する。そしてこれらの状
態は、第11,12図に示されている。また、同
様にヘツド22a,22bも軌道の中心線方向に
接近している状態が示されている。この中心方向
の接近の量は、肩部91と第2カム面76bとの
噛合い状況で決定される。そしてこれらのことは
第11,12図に示されている。第1スライダ6
4と第2スライダ68とが台座58中を後退方向
に引き下げられるに従つて、固定刃62aと移動
刃62bの歯は定められた接近姿勢でDIPに近づ
く、ワイパがDIPの側面に好ましい状況で接近
し、DIPの上方から下方に向かつて櫛削る。この
櫛削りは、まず、移動刃62bがDIPの側面に極
めて接近し、そしてDIPのリードLに係合する。
第22図に示す如く、固定刃62aはこの時期に
おいては、作業を開始していない。
第23図は、第18図の状態を示す第19図と
同様のものを示すものである。移動刃62bの歯
95が示され、この歯95はDIPの本体に極めて
接近している。そしてこの歯95は、DIPのリー
ドLの間に位置している。また、固定刃62aと
この固定刃の歯93が歯95の上方に示されてい
る。第23図において、この時期にはリードを適
正な整列状態に復元する作業はなにも行われてお
らず、これから行われるのである。乱れたリード
はそのままの状態で、第19図に示す如く、セパ
レータ60上に位置している。しかし、一方、乱
れ方の激しいリードはセパレータ60の溝97a
に押し込められる。この激しく乱れたリードはセ
パレータ60の先端97bの上から押し外され、
溝方向に矯正される。
第24図は、第2スライダと第1スライダの次
の動きを示している。台座58中をスライダが下
降すると、固定刃62aと移動刃62bはオーバ
ーラツプし曲げられたリードに対して共同して作
業を行うことになる。第24図と第25図に示す
如く、移動刃62bはセパレータ60の先端に物
理的に接触を始める。これによつて第25図に示
す如く、リードLは押し広げられ、整列作用を受
ける。先に述べたように、移動刃の歯95の下面
は三角形状の作業端である先端95aを有してい
る。移動刃62bの歯95はリード52aと係合
し、このリードを整列させる作業を行う。この作
業はセパレータ60と歯95との接触によつて行
われるもので、セパレータ60の先端97bに対
し前記接触が下方に進むに従つて果される。歯9
5の作業面は三角形状の先端95aであるが、こ
の先端95aが、オーバーラツプし、かなり屈曲
して乱れたリード52aに接触する。これによつ
て、歯95はこれらのリードを区分けし、櫛削り
整列させる。これによつて、乱れたリードはセパ
レータ60の溝97aに極めて接近することにな
る。これらの状況は第23図と第25図に示され
ている。
第26図は、これら一連の作業の最終状態を示
している。固定刃62aと移動刃62bとはDIP
のリードの整列作業と曲げ伸ばし作業とを完了し
ている。この状態においては、主シリンダ74そ
してこのシリンダに組合つている滑座72はその
動き得るストロークの極限に達している。第2ス
ライダ68と第1スライダ64をこれらと関連を
持つ固定刃62aと移動刃62bは台座58に対
して最も下動位置にある。第24図の位置から第
26図の位置まで移動する際に、移動刃62bの
歯95は複数のリードLを撫で下ろし最も激しく
乱れているリードLを最終的に伸直すべく整列
し、セパレータ60の溝97aに押し込める。こ
れは固定刃62aの歯93がセパレータと共同し
て行う作業である。この機能を果すべく、それら
は極めて接近した状態で作動し、移動刃62bの
歯が台座58の上面に接触するまで続けられる。
ついで、移動刃62bは第12図に示す如き引き
込まれた位置に素早く後退する。これは先に述べ
た通りである。この状態において、移動刃62b
の歯95はセパレータの歯97の先端に対し物理
的な接触をしていない。しかし、固定刃62aの
歯93bは最終的な作業としてリード52aを伸
直する作業を行つている。つまり、直平面93B
の作業面はセパレータ60と共同し、歯93の直
平面93Bとセパレータの溝97aに押し込まれ
たリードLに対し、最終的な作業を行う。
第27図は、第26図に示す如く、固定刃62
aと移動刃62bが最下位置にあることを示して
いる。そして前述したように、歯の係合によつて
みだれたリード52aは整列され、伸直されてい
る。DIP52とこのリードはこの時期においては
押え込まれている。さて、次に伸直作業の完全化
を図るための手順について説明する。つまり、揺
動作業がなされるのである。この作業は、第1図
に示す切換スイツチ42によつて開始される。こ
の揺動作業に必要な機構の構成は第4,5,5
A,5B,6そして7図に示されている。先に述
べた伸直作業に続く揺動作業によつてリードの弾
性記憶が消失せられる。また、後に述べる如くこ
れは稀ではあるが、ある種類のDIPにおいてはこ
の揺動作業を必要としない場合がある。
次の点に注目すべきである。滑座72が第26
図に示す位置になると、この最下部はリミツトス
イツチ131に当接する。このリミツトスイツチ
131は第18図に示す如く、ばね用台座の1つ
に設けられている。このスイツチを作動させるこ
とによつて、制御回路にシグナルが出力され、主
シリンダ74が逆動せられる。スプリング142
の力によつて滑座72は上方に移動せられ、ヘツ
ドアツセンブリは第18図に示す如き開放状態と
なる。滑座72が停止面128bに当接すると、
主シリンダ74によつて中央カム体120は下動
せられ、第18図に示す如く、セパレータはスプ
リングによつて閉じる方向に動かされ、これによ
つてヘツドアツセンブリはDIPを排出する状況と
なる。第2図に概略的に示す如く、センサSEは
軌道の矯正部20の下流側に位置するが、この
DIPの排出によつてセンサSEが刺激される。こ
の刺激によつて論理回路は後続のDIPの入来を許
し、DIP止めSTを開き、矯正部20にDIPを受
け入れる。先に述べたように、新に入来したDIP
は、この矯正部20においてリードLの整列と伸
直作業を受けるべくエアジエツト機構からなる停
止手段144によつて適宜の位置に停止せられ
る。この停止手段144は論理回路によつて制御
される。これらDIPの入来と停止の装置はアメリ
カ特許3880205に述べたものであり、これはこの
発明の発明者によつて成されたものであるが、概
略において近似しているものである。
スライダが台座58中を上動させられる時、固
定刃62aと移動刃62bは第12図に示す如き
ロツク状態にあり、下側の移動刃62bとこれに
設けられている歯95は引き込まれた状態にあ
る。このような引き込まれた状態でこの歯はセパ
レータの歯、あるいはまたDIPのリードそしてま
たDIPの本体から離間する。このようなことは、
第14図に示す如き状態に戻る際にDIP本体に対
しては安全であり極めて好ましいことである。つ
まりこれによつて、復元されたDIPを損傷したり
これらDIPを軌道から持ち上げたりする不都合が
防止される。第1,2スライダ64,68そして
これに関連する固定刃62a、移動刃62bが戻
り状態の最終段階に至ると、リンク81は第12
図に示す如き状態から垂直状になる。このとき、
ボルト83はトラニオン状のメンバ79を経て掛
け金73を引き下げ、これによつて移動刃62b
を開放する。このため、移動刃は第11図に示す
如き突出状態に再び戻る。第28図は、第19図
と同様の状態を示している。しかしこの状態は、
固定片62aと移動刃62bが第14図に示す如
き戻つた状態を示すものであり、リード52aが
整列伸直作業を受け全ての作業が終わつた後を示
すものである。整列伸直作業が終了してDIPは軌
道を下り、排出部26に向かうことが許される。
第29図は、第16図と同様の図を示すもので
ある。しかしこの図は、リード52が好ましい状
態に矯正された後を示している。
以上詳細に述べた装置および方法は当業者にと
つては良く知られたものであり、これらの機能の
駆動法や空圧機器や電気回路は公知のものであ
り、種々の応用改変が可能である。
上述に説明したものは、第3C,3D,3Eそ
して3Fに示すバンジヨタイプのDIPについての
ものである。先に述べたように、この装置はその
他の種類のDIPの種々形状のリードに対しても使
用可能である。例えば、第3A図に示すサイドブ
レーズド型DIP52が有するリード52Aに対し
ても可能である。このタイプのDIPは、そのDIP
本体の側面に対して同じ高さの面一のリードを有
している。つまり、飛出し部がなく、構成された
リードを有している。
このようなサイドブレーズド型DIPの矯正に際
しては、ある調整が必要である。リンク81はも
うひとつの穴81aを有し、トラニオン状のメン
バが差し込まれるべく構成される。サイドブレー
ズド型DIPのリードを矯正するために行われるこ
の改良は、リンク81をまず取外しトラニオン状
のメンバを更に設けた穴79に係合する。この状
態を第14a図に示した。これによつてリンク8
1は実質的に長くなり、リンクは掛け金を引き下
ろさなくなる。すなわち、掛け金は不作動状態に
なり、これによつて掛け金73はその動きを制限
され、移動刃62bは動かなくなる。上に述べた
ように、この移動刃の通常の動きはバンジヨタイ
プのリードの曲げ伸ばしにある。つまり、他方に
向つて伸びるリードの脚の互いに隣接するその間
を通り櫛削り作業が省略されるのである。DIP本
体の側面に接近した部分のリードとの係合が省略
され、伸直作業はDIP本体の下の部分から固定刃
62aとセパレータ60によつて行われる。
この伸直作業のメカニズムは上述した如きであ
る。そして第21図に示す如く、ヘツドアツセン
ブリはDIPに向かうに際してアーチ状の軌跡Pを
描くが、これは第1〜第3カム面76a,76
b,76cによつて果されるものである。歯95
aはセパレータの歯97bと最初に接触し、その
下動によつて作業を果す。この作業において、移
動刃62bの歯95aはリードLの間に入り込
み、最初の整列作業を行う。ベベル部分60cは
乱れたリードの乱れを緩やかにするものであり、
これによつてセパレータの溝97aに整列せしめ
ることができ、移動刃62bの歯95aによるリ
ードの方向づけが促進される。これら状態は第1
6図に示してある。ヘツドアツセンブリが更に下
動し、ヘツドアツセンブリが第3カム面76cに
至ると、固定刃62aの直平面93Bはセパレー
タの溝97aに食い込み、第17図に示す如く、
DIPのリードLに対して最終的な伸直作業を行
う。前記固定刃62aの直平面93Bは第13図
に示す如く、移動刃62bの歯95aと食い違う
形状に配列されている。これらの伸直作業の状態
においては、固定刃の歯の動きは平面的であり、
セパレータの溝に対して平行である。この後段に
おいて、移動刃の歯はセパレータの先端部のベベ
ル面に載つてこれに沿つて動く。この状態は図面
に詳細に説明してある。固定刃と移動刃とそして
セパレータの歯や溝のパターンは整列作業と伸直
作業を効果的に行うべく、定められたパターンや
間隔で規則正しく配列されている。また、種々の
DIPに適合させるべく、ヘツドやセパレータを取
替えることは簡単である。
他の応用改変、そしてこの発明の効果はこの発
明の実施例に述べた記載から明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
図面は発明の詳細な説明とともにこの発明の実
施例を示すものであり、第1図は、この発明装置
の正面図、第2図は、第1図示装置の右側面図、
第3A図は、サイドブレーズド型DIPの拡大斜視
図、第3B図は、第3A図示のサイドブレーズド
型DIPの端面図であり、リードはDIP側面と同一
面に在る。第3C図は、セラミツク型DIPの拡大
斜視図を示し、リードは不整であり、リードはバ
ンジヨ型である。第3D図は、第3C図示のDIP
の端面図を示し、DIP本体へ連なる橋部と間隙を
有して下に延びる脚部を示す。第3E図は、第3
C図示のDIPのリードを正規の方法に復元したも
のの斜視図、第3F図は、第3E図示のDIPの端
面図である。第4図は、第2図の4−4線による
スライドハウジングと附属部品の拡大、部分、裏
面図を示す。第5,5A,5B図は、夫々概略の
連続的且つ詳細な揺動作業を示す。第6図は、第
2図の6−6線による部分拡大図であり、部分的
に切欠いてあり、DIPの伸直と揺動機構を示す。
第7図は、第4図の7−7線による断面図を示
し、DIPのリード伸直作業のワイパ機構を示す。
第8図は、ワイパ装置の側面図を示す。第9図
は、第8図示の装置の正面図、第10図は、第9
図示の装置の平面図、第11図は、第9図の9−
9線による拡大断面図、第12図は、第11図同
様の図面であるが、ワイパが最下動位置に来た状
態を示している。第13図は、第11図のステツ
プした13−13線による部分平面図を示し、ワ
イパとセパレータとの相関関係と歯形状とを示
す。第14図は、第8図と同様の図であり、サイ
ドブレーキ型DIP用に調整したものを示す。第1
5図は、第11と同様の図であり、移動ワイパの
後退固定状態を示す拡大詳細図である。第16図
は、第11図と同様の図であり、ヘツドの下動状
態を示し、移動刃の歯がワイパとDIPのリードの
肩部間を通り、セパレータのカム面に最初の接触
を果たしている状態を示す。第17図は、第16
図と同様の図を示し、ワイパが更に下動し、移動
刃はセパレータのカム面に乗り上げてセパレータ
の歯の先端と噛合し、この移動刃はヘツド中に没
入し、固定刃は弧状に前進し、第3カム面により
リード矯正作業を果す。第18図は、第4図の1
8−18線による断面図を示し、ワイパの詳細
と、ラムの動作機構を示す。第19図は、第18
図の19−19線による拡大概略断面図を示し、
バンジヨ型DIPが軌道上に在り、このDIPのリー
ドは屈曲し、軌道の両側下方に延在し、少許の空
間を置き上方には2重ワイパが略図で示され、下
方ではDIPがセパレータに組合つている。第20
図は、第19図示の軌道上に停止したDIPの右端
面図であり、DIPのリードは屈曲している。第2
1〜29図は、第18〜20図と同様の図であ
り、屈曲したリードが復元される一連の作業状態
を示し、このときリードは勿論のことDIP本体に
は作用による損傷は与えない。 図において、10はリード矯正装置、14は軌
道、18はゲート、20は矯正部、22a,22
bはヘツド、26は排出部、48は論理制御装
置、52はDIP、54はリード、58は台座、6
0はセパレータ、62はワイパ、62aは固定
刃、62bは移動刃、64は第1スライダ、68
は第2スライダ、71は肩部、72は滑座、73
は掛け金、74は主シリンダ、76はカム面、7
6aは第1カム面、76bは第2カム面、76c
は第3カム面、80は滑動軸、81はリンク、8
2はスライド板、82cは第2板、91は肩、9
2は肩部、92aはボス、93は歯、93aは基
部、93bは直平面、95は歯、95aは先端、
97は歯、97aは溝、97bは先端、100は
アジヤストねじ、102は規制体、128はL形
部材、144は停止手段、146はシリンダであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体とこの本体から伸びた複数本のリードと
    を有した電子部品のリードを矯正する電子部品の
    リード矯正装置において、電子部品が滑落せしめ
    られる傾斜した軌道を有する電子部品用供給部を
    設け、この供給部の途中にヘツドと前記電子部品
    を受容しリードを所定方向に指向させるセパレー
    タとからなる矯正部を設け、前記ヘツドのワイパ
    を固定刃と進退移動可能な移動刃とにより設ける
    とともに前記電子部品の種類に応じて前記ワイパ
    を介して前記電子部品のリードに揺動を与えリー
    ドの弾性記憶を消失させる揺動手段を設けたこと
    を特徴とする電子部品のリード矯正装置。 2 本体とこの本体から伸びた複数本のリードと
    を有した電子部品のリードを矯正する電子部品の
    リード矯正装置において、電子部品が滑落せしめ
    られる傾斜した軌道を有する電子部品用供給部を
    設け、この供給部の途中に2つの対峙するヘツド
    と前記電子部品を受容しリードを所定方向に指向
    させる2個のセパレータとからなる矯正部を設
    け、前記ヘツドのワイパを固定刃と進退移動可能
    な移動刃とにより夫々2段に設けるとともに前記
    電子部品の種類に応じて前記ワイパを夫々介して
    前記電子部品の両側のリードに揺動を与えリード
    の弾性記憶を消失させる揺動手段を設けたことを
    特徴とする電子部品のリード矯正装置。 3 前記矯正部は、2つの対峙するヘツドと2個
    一対の対向したセパレータとからなり、このセパ
    レータはその作業面に前記リードに適合する溝を
    有し、乱れたリードを所定角度に拡げるべく前記
    セパレータは同時に外側に互いに開き得る特許請
    求の範囲第2項記載の電子部品のリード矯正装
    置。 4 前記ワイパは、固定刃と進退移動可能な移動
    刃とにより形成され、第1スライダに接続して設
    けられるとともに、この第1スライダは第2スラ
    イダに枢着され、これらの両スライダは共同で前
    記ワイパをしてアーチ状に前進させ、移動刃の歯
    をリードの上部間に近接させ、次いでリードに対
    し平行に且つ下方にリード間を下動し第1の整列
    作業を行い、次いで固定刃が前記セパレータの溝
    にリードを押し込みつつ撫で下ろす特許請求の範
    囲第2項記載の電子部品のリード矯正装置。 5 本体とこの本体から伸びた複数本のリードと
    を有した電子部品のリードを矯正する電子部品の
    リード矯正方法において、先ず、電子部品が滑落
    せしめられる傾斜した軌道を有する電子部品用供
    給部によつて電子部品をヘツドとセパレータとか
    らなる矯正部のセパレータ部位に供給し、このセ
    パレータによつて電子部品のリード内側から作用
    してリードを所定の開脚度まで広げ、セパレータ
    に対し前記ヘツドのワイパの移動刃を移動させて
    前記電子部品のリードを櫛削りリードを整列させ
    て所定方向にリードを指向させ、次ぎに、セパレ
    ータに対し前記ヘツドのワイパの固定刃を移動さ
    せてリードを撫で下ろしリードを最終的に互いに
    平行且つ伸直に整列させて位置決め矯正し、前記
    電子部品の種類に応じて揺動手段によつてリード
    に揺動を与え、リードの弾性記憶を消失させるこ
    とを特徴とする電子部品のリード矯正方法。 6 前記固定刃及び移動刃は、リード間のリード
    の接合部に近い上端部に係合する特許請求の範囲
    第5項記載の電子部品のリード矯正方法。
JP58031887A 1982-03-29 1983-03-01 電子部品のリ−ド矯正方法およびその装置 Granted JPS58173859A (ja)

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JPS58173859A JPS58173859A (ja) 1983-10-12
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