JPH05193160A - インパクトドットヘッド - Google Patents
インパクトドットヘッドInfo
- Publication number
- JPH05193160A JPH05193160A JP773092A JP773092A JPH05193160A JP H05193160 A JPH05193160 A JP H05193160A JP 773092 A JP773092 A JP 773092A JP 773092 A JP773092 A JP 773092A JP H05193160 A JPH05193160 A JP H05193160A
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- JP
- Japan
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- lever
- stopper
- impact dot
- dot head
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インパクトドットヘッドにおいてプラテンギ
ャップが極端に広い場合の応答性を確保する。 【構成】 レバー16の待機状態からレバー16とコア
14が衝突する以前までの範囲ではレバー16とストッ
パ18が当接しない位置関係となるようにレバー16の
回動範囲を規制するストッパ18を配した。 【効果】 通常のプラテンギャップでの印字においては
レバー16の動作になんら影響をおよぼすことなく、誤
ってプラテンギャップを極端に広げて使用してしまった
場合にレバー16のオーバーシュートを規制できる。
ャップが極端に広い場合の応答性を確保する。 【構成】 レバー16の待機状態からレバー16とコア
14が衝突する以前までの範囲ではレバー16とストッ
パ18が当接しない位置関係となるようにレバー16の
回動範囲を規制するストッパ18を配した。 【効果】 通常のプラテンギャップでの印字においては
レバー16の動作になんら影響をおよぼすことなく、誤
ってプラテンギャップを極端に広げて使用してしまった
場合にレバー16のオーバーシュートを規制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトドットマトリ
ックスプリンタの印字ヘッドに関するものである。
ックスプリンタの印字ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、インパクトドットヘッドを搭載
するインパクトドットプリンタは、異なる厚さの印字紙
が使用できるようにヘッドからプラテンまでの距離(以
下プラテンギャップと呼ぶ)を可変できる構造となって
いる。ここで、厚紙使用のプラテンギャップ設定のまま
誤って薄紙を使用した場合においても、ワイヤストロー
クが長くなることに伴うインパクトドットヘッドの応答
不良を回避し、ワイヤ折れを防止する手段として、特開
平2−39947号に提案されている如きものが知られ
ている。このインパクトドットヘッドを図12に示す。
このインパクトドットヘッドはレバー16の回動範囲を
規制するストッパ18を配してワイヤストロークが長く
なるのを防ぎ、応答不良を回避している。
するインパクトドットプリンタは、異なる厚さの印字紙
が使用できるようにヘッドからプラテンまでの距離(以
下プラテンギャップと呼ぶ)を可変できる構造となって
いる。ここで、厚紙使用のプラテンギャップ設定のまま
誤って薄紙を使用した場合においても、ワイヤストロー
クが長くなることに伴うインパクトドットヘッドの応答
不良を回避し、ワイヤ折れを防止する手段として、特開
平2−39947号に提案されている如きものが知られ
ている。このインパクトドットヘッドを図12に示す。
このインパクトドットヘッドはレバー16の回動範囲を
規制するストッパ18を配してワイヤストロークが長く
なるのを防ぎ、応答不良を回避している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術ではレバー16とコア14が衝突する前に
レバー16がストッパ18に当接し、レバー16の動作
を規制することを前提としており、ワイヤ8が磁気吸引
力によって十分加速する前にレバー16とストッパ18
が衝突してしまうためエネルギ変換効率が著しく低下
し、必要な印字エネルギを得ることが困難であるという
問題点を有していた。またストッパ18によってワイヤ
8のストロークが規制されるためプラテンギャップの設
定が適正値より少しでも広がると極端に印字が薄くなっ
てしまったり印字した文字が欠けたりしてしまうという
問題点を有していた。
うな従来技術ではレバー16とコア14が衝突する前に
レバー16がストッパ18に当接し、レバー16の動作
を規制することを前提としており、ワイヤ8が磁気吸引
力によって十分加速する前にレバー16とストッパ18
が衝突してしまうためエネルギ変換効率が著しく低下
し、必要な印字エネルギを得ることが困難であるという
問題点を有していた。またストッパ18によってワイヤ
8のストロークが規制されるためプラテンギャップの設
定が適正値より少しでも広がると極端に印字が薄くなっ
てしまったり印字した文字が欠けたりしてしまうという
問題点を有していた。
【0004】本発明は従来のこのような問題点を解決す
るためもので、エネルギ変換効率を低下させたり、プラ
テンギャップの設定が適正値より多少ずれていた場合に
おいても印字が薄くなったり印字した文字が欠けたりす
ることがなく、また、プラテンギャップが誤って極端に
広く設定されてしまった場合でも応答不良に起因するワ
イヤ折れの発生しない、高印字品質かつ高信頼性のイン
パクトドットヘッドを提供することを目的とする。
るためもので、エネルギ変換効率を低下させたり、プラ
テンギャップの設定が適正値より多少ずれていた場合に
おいても印字が薄くなったり印字した文字が欠けたりす
ることがなく、また、プラテンギャップが誤って極端に
広く設定されてしまった場合でも応答不良に起因するワ
イヤ折れの発生しない、高印字品質かつ高信頼性のイン
パクトドットヘッドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のインパクトドットヘッドは、回動可能に支
持され、先端部にワイヤが固着されている複数のレバー
と、これらのレバーを磁気吸引力によって駆動するコア
部を有するインパクトドットヘッドにおいて、レバーの
回動範囲を規制する規制手段を具備し、かつレバーの待
機状態からレバーとコアが衝突する以前までの範囲では
レバーと規制手段が当接しない位置関係に規制手段を配
したことを特徴とする。
め、本発明のインパクトドットヘッドは、回動可能に支
持され、先端部にワイヤが固着されている複数のレバー
と、これらのレバーを磁気吸引力によって駆動するコア
部を有するインパクトドットヘッドにおいて、レバーの
回動範囲を規制する規制手段を具備し、かつレバーの待
機状態からレバーとコアが衝突する以前までの範囲では
レバーと規制手段が当接しない位置関係に規制手段を配
したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のインパクトドットヘッドの側面
図、図2は正面図、図3は平面図、図4は図2における
A−A断面を示す断面図である。ノーズ1には先端ガイ
ド6が取り付けられ、先端ガイド6はワイヤ8を所定位
置に配列させている。ノーズ1にはガイド溝が設けら
れ、このガイド溝によって第1中間ガイド7が保持され
ている。ノーズ1とフレーム2との間には絶縁部材9を
介してプリント配線基板10が配設されている。前記フ
レーム2は円筒状をしておりその底面からは複数個のフ
レームコア部14が互いに平行に立設されている。これ
らのフレームコア部14にはコイル20が挿着されてお
りプリント配線基板10に接続されている。フレーム2
の内周リング部11にはレバー16の回動範囲を規制す
る規制手段としてのストッパ18を介してスプリングホ
ルダ13が取り付けられている。スプリングホルダ13
にはフレームコア部14と同数の復帰バネ15が装着さ
れており、同時にスプリングホルダ13がレバー16の
先端部を案内している。つぎに、フレーム2の上面(図
4において左側)には第1ヨーク3・第2ヨーク4が取
り付けられこの第1ヨーク3・第2ヨーク4によりフレ
ームコア部14に対面させたレバー16が取り付けられ
ている。これらのレバー16の先端にはワイヤ8が固着
されており、復帰バネ15により復帰方向に付勢されて
いる。またスプリングホルダ13の上面に当接させてダ
ンパホルダ5が取り付けられ、このダンパホルダ5の中
央部にはダンパ17が取り付けられ、このダンパ17に
レバー16の先端背面部が当接されている。同時にダン
パホルダ5には支点押えバネ22が取り付けられてお
り、レバー16支点部を弾性的に支持している。
する。図1は本発明のインパクトドットヘッドの側面
図、図2は正面図、図3は平面図、図4は図2における
A−A断面を示す断面図である。ノーズ1には先端ガイ
ド6が取り付けられ、先端ガイド6はワイヤ8を所定位
置に配列させている。ノーズ1にはガイド溝が設けら
れ、このガイド溝によって第1中間ガイド7が保持され
ている。ノーズ1とフレーム2との間には絶縁部材9を
介してプリント配線基板10が配設されている。前記フ
レーム2は円筒状をしておりその底面からは複数個のフ
レームコア部14が互いに平行に立設されている。これ
らのフレームコア部14にはコイル20が挿着されてお
りプリント配線基板10に接続されている。フレーム2
の内周リング部11にはレバー16の回動範囲を規制す
る規制手段としてのストッパ18を介してスプリングホ
ルダ13が取り付けられている。スプリングホルダ13
にはフレームコア部14と同数の復帰バネ15が装着さ
れており、同時にスプリングホルダ13がレバー16の
先端部を案内している。つぎに、フレーム2の上面(図
4において左側)には第1ヨーク3・第2ヨーク4が取
り付けられこの第1ヨーク3・第2ヨーク4によりフレ
ームコア部14に対面させたレバー16が取り付けられ
ている。これらのレバー16の先端にはワイヤ8が固着
されており、復帰バネ15により復帰方向に付勢されて
いる。またスプリングホルダ13の上面に当接させてダ
ンパホルダ5が取り付けられ、このダンパホルダ5の中
央部にはダンパ17が取り付けられ、このダンパ17に
レバー16の先端背面部が当接されている。同時にダン
パホルダ5には支点押えバネ22が取り付けられてお
り、レバー16支点部を弾性的に支持している。
【0007】このような構成においてプリント配線基板
10に接続されたコイル20は印字信号に応じて選択的
に通電され、コイル20によって励起された磁束はフレ
ームコア部14、フレーム2、第1ヨーク3、第2ヨー
ク4、レバー16を通ってフレームコア部14に戻るル
ープを通る。これによりフレームコア部14とレバー1
6との間に磁気吸引力が働きレバー16を進出させる。
プラテンギャップが適正である場合、レバー16の先端
に固着されたワイヤ8はプラテン12上の印字紙19に
インクリボン21を介して衝撃力を与えドットを形成さ
せる。ドット形成後、レバー16は復帰バネ15のバネ
力によって復帰動作に移行し、ダンパホルダ5に支持さ
れたダンパ17に衝突し待機状態に戻る。
10に接続されたコイル20は印字信号に応じて選択的
に通電され、コイル20によって励起された磁束はフレ
ームコア部14、フレーム2、第1ヨーク3、第2ヨー
ク4、レバー16を通ってフレームコア部14に戻るル
ープを通る。これによりフレームコア部14とレバー1
6との間に磁気吸引力が働きレバー16を進出させる。
プラテンギャップが適正である場合、レバー16の先端
に固着されたワイヤ8はプラテン12上の印字紙19に
インクリボン21を介して衝撃力を与えドットを形成さ
せる。ドット形成後、レバー16は復帰バネ15のバネ
力によって復帰動作に移行し、ダンパホルダ5に支持さ
れたダンパ17に衝突し待機状態に戻る。
【0008】ここで、レバー16の支点押えバネ22と
の当接部は、レバー16が待機位置からコア部14に衝
突するまでの回動中心を中心とする一定半径の円弧状に
形成されいる。この構成によればレバー16がコア面1
4に衝突しオーバーシュート動作に入る以前の範囲で
は、支点押え力は回動中心に向かって作用することにな
り、レバー16に対して回動中心まわりのモーメント力
を与えないため、レバー16の回動を妨げない。しか
し、図5(a)および図5(b)に示すようにレバー1
6がレバー16の吸引面先端エッジ部23または吸引面
後端エッジ部24を中心として回動するオーバーシュー
ト動作に入ってからは支点押えバネ22はレバー16に
よって押し上げられ、支点押え力がレバー16の回動を
妨げる方向に作用する。このため、ワイヤ8は著しく減
速され印字エネルギが低下する。
の当接部は、レバー16が待機位置からコア部14に衝
突するまでの回動中心を中心とする一定半径の円弧状に
形成されいる。この構成によればレバー16がコア面1
4に衝突しオーバーシュート動作に入る以前の範囲で
は、支点押え力は回動中心に向かって作用することにな
り、レバー16に対して回動中心まわりのモーメント力
を与えないため、レバー16の回動を妨げない。しか
し、図5(a)および図5(b)に示すようにレバー1
6がレバー16の吸引面先端エッジ部23または吸引面
後端エッジ部24を中心として回動するオーバーシュー
ト動作に入ってからは支点押えバネ22はレバー16に
よって押し上げられ、支点押え力がレバー16の回動を
妨げる方向に作用する。このため、ワイヤ8は著しく減
速され印字エネルギが低下する。
【0009】したがって、ストッパ18の寸法設定は、
レバー16がコア14に衝突する前はレバー16とスト
ッパ18が当接することなく、図5(a)および図5
(b)に示すようなオーバーシュート動作に入ってはじ
めてレバー16とストッパ18が当接するような位置関
係に設定する。こうすることでオーバーシュート以前の
通常印字範囲ではワイヤ8の動作になんら影響を及ぼす
ことなく、オーバーシュート動作のみを抑えることが出
来るためプラテンギャップが極端に広く設定された場合
でも、ワイヤストロークが極端に長くなって応答不良を
起こしワイヤ折れに至ることがない。ストッパ18有無
各々の状態でのワイヤ動作波形を図6に示す。ストッパ
無しの場合、オーバーシュート動作によりワイヤースト
ロークが長くなり、ワイヤ8が突出してから待機状態に
戻るまでの往復時間が長くなる。このため連続駆動にお
いては、次の駆動タイミングまでに待機状態に戻ること
ができず、復帰動作中に再び磁気吸引力を受けワイヤ8
は突出動作へ移行する。この動作が繰り返されるとワイ
ヤ8は待機状態に戻ることなく駆動されることになり、
ワイヤ8先端部がインクリボン上を引きずられ、やがて
ワイヤ8は折れに至る。これに対しストッパ有りの場合
はストッパ18によってワイヤストロークが制限される
ので、連続駆動においても復帰動作が終了し待機状態に
戻ってから次の駆動タイミングが送られる。よって図示
したような安定した動作波形が得られる。
レバー16がコア14に衝突する前はレバー16とスト
ッパ18が当接することなく、図5(a)および図5
(b)に示すようなオーバーシュート動作に入ってはじ
めてレバー16とストッパ18が当接するような位置関
係に設定する。こうすることでオーバーシュート以前の
通常印字範囲ではワイヤ8の動作になんら影響を及ぼす
ことなく、オーバーシュート動作のみを抑えることが出
来るためプラテンギャップが極端に広く設定された場合
でも、ワイヤストロークが極端に長くなって応答不良を
起こしワイヤ折れに至ることがない。ストッパ18有無
各々の状態でのワイヤ動作波形を図6に示す。ストッパ
無しの場合、オーバーシュート動作によりワイヤースト
ロークが長くなり、ワイヤ8が突出してから待機状態に
戻るまでの往復時間が長くなる。このため連続駆動にお
いては、次の駆動タイミングまでに待機状態に戻ること
ができず、復帰動作中に再び磁気吸引力を受けワイヤ8
は突出動作へ移行する。この動作が繰り返されるとワイ
ヤ8は待機状態に戻ることなく駆動されることになり、
ワイヤ8先端部がインクリボン上を引きずられ、やがて
ワイヤ8は折れに至る。これに対しストッパ有りの場合
はストッパ18によってワイヤストロークが制限される
ので、連続駆動においても復帰動作が終了し待機状態に
戻ってから次の駆動タイミングが送られる。よって図示
したような安定した動作波形が得られる。
【0010】ストッパ18の材質としては、例えばSK
材を熱処理し、高硬度に調質したものが適している。ま
た、図7に示すようにスプリングホルダ13に微小突起
27を設けた実施例を示す。ここで、スプリングホルダ
13とストッパ18はその他の部品に比べ拡大して描い
ており、実際のストッパ18はフレーム内周リング部1
1とほぼ同じ大きさである。図示したようにスプリング
ホルダ13に微小突起27を設けることで、ストッパ1
8をスプリングホルダ13に仮組みでき、組立性が向上
する。
材を熱処理し、高硬度に調質したものが適している。ま
た、図7に示すようにスプリングホルダ13に微小突起
27を設けた実施例を示す。ここで、スプリングホルダ
13とストッパ18はその他の部品に比べ拡大して描い
ており、実際のストッパ18はフレーム内周リング部1
1とほぼ同じ大きさである。図示したようにスプリング
ホルダ13に微小突起27を設けることで、ストッパ1
8をスプリングホルダ13に仮組みでき、組立性が向上
する。
【0011】図8にその他の実施例を示す。スプリング
ホルダ13のスリット部形状に対応した金属性のシート
25を用い、レバー16をシート25に当接させること
でストッパとして機能させる。この実施例において、組
立て時はシート25をスプリングホルダ13に落し込む
だけでよいため、仮組みが不要になりさらに組立性が向
上する。シート25の材質としてはブルーリボン鋼など
の金属シートのほかに、耐衝突摩耗防止の目的でポリイ
ミドなどのプラスチックシートやゴムシートを用いても
よい。
ホルダ13のスリット部形状に対応した金属性のシート
25を用い、レバー16をシート25に当接させること
でストッパとして機能させる。この実施例において、組
立て時はシート25をスプリングホルダ13に落し込む
だけでよいため、仮組みが不要になりさらに組立性が向
上する。シート25の材質としてはブルーリボン鋼など
の金属シートのほかに、耐衝突摩耗防止の目的でポリイ
ミドなどのプラスチックシートやゴムシートを用いても
よい。
【0012】図9に示す実施例は、スプリングホルダ1
3のスリット部底面を直接レバー16の度当りとしたも
ので、度当り部26の耐久性を向上させるためメッキを
ほどこしている。メッキは硬質クロムメッキ等の耐摩耗
性メッキが適している。
3のスリット部底面を直接レバー16の度当りとしたも
ので、度当り部26の耐久性を向上させるためメッキを
ほどこしている。メッキは硬質クロムメッキ等の耐摩耗
性メッキが適している。
【0013】図10は、レバー16に突起28を設けフ
レーム2の内周リング部11に当接させてストッパとし
て機能させる実施例を示す。図11はフレーム2の内周
リング部11をコア14面よりも高くしてレバー16に
当接させてストッパとして機能させる実施例を示す。こ
れらの実施例は、レバー16とフレーム2を直接度当り
としているため、ストッパ高さ寸法ばらつきに起因する
ワイヤストロークのばらつきをおさえることができ安定
した印字品質のインパクトドットヘッドを得ることがで
きる。
レーム2の内周リング部11に当接させてストッパとし
て機能させる実施例を示す。図11はフレーム2の内周
リング部11をコア14面よりも高くしてレバー16に
当接させてストッパとして機能させる実施例を示す。こ
れらの実施例は、レバー16とフレーム2を直接度当り
としているため、ストッパ高さ寸法ばらつきに起因する
ワイヤストロークのばらつきをおさえることができ安定
した印字品質のインパクトドットヘッドを得ることがで
きる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリント
ヘッドにおいてはレバーの回動範囲を規制する規制手段
を具備し、かつレバーの待機状態からレバーとコアが衝
突する以前までの範囲ではレバーと規制手段が当接しな
い位置関係に規制手段を配したので、通常のプラテンギ
ャップでの印字においてはレバーの動作になんら影響を
およぼすことなく、誤ってプラテンギャップを極端に広
げて使用してしまった場合のオーバーシュートのみを規
制できる。従って、エネルギ変換効率を低下させたり、
プラテンギャップの設定が適正値より多少ずれていた場
合においても印字が薄くなったり文字が欠けたりするこ
とがなく、また、プラテンギャップが誤って極端に広く
設定されてしまった場合でもワイヤストロークの伸長に
伴う応答不良に起因するワイヤ折れが発生しない、高印
字品質かつ高信頼性のインパクトドットヘッドが得られ
るという効果がある。
ヘッドにおいてはレバーの回動範囲を規制する規制手段
を具備し、かつレバーの待機状態からレバーとコアが衝
突する以前までの範囲ではレバーと規制手段が当接しな
い位置関係に規制手段を配したので、通常のプラテンギ
ャップでの印字においてはレバーの動作になんら影響を
およぼすことなく、誤ってプラテンギャップを極端に広
げて使用してしまった場合のオーバーシュートのみを規
制できる。従って、エネルギ変換効率を低下させたり、
プラテンギャップの設定が適正値より多少ずれていた場
合においても印字が薄くなったり文字が欠けたりするこ
とがなく、また、プラテンギャップが誤って極端に広く
設定されてしまった場合でもワイヤストロークの伸長に
伴う応答不良に起因するワイヤ折れが発生しない、高印
字品質かつ高信頼性のインパクトドットヘッドが得られ
るという効果がある。
【図1】本発明のインパクトドットヘッドの側面図であ
る。
る。
【図2】本発明のインパクトドットヘッドの正面図であ
る。
る。
【図3】本発明のインパクトドットヘッドの平面図であ
る。
る。
【図4】本発明のインパクトドットヘッドの断側面図で
ある。
ある。
【図5】オーバーシュート動作を示す部分断面図であ
る。
る。
【図6】ストッパ有無でのワイヤ動作波形を示す図であ
る。
る。
【図7】本発明のスプリングホルダ部を示す分解斜視図
である。
である。
【図8】本発明のスプリングホルダ部を示す分解斜視図
である。
である。
【図9】本発明のスプリングホルダ部を示す部分断面図
である。
である。
【図10】本発明のスプリングホルダ部を示す部分断面
図である。
図である。
【図11】本発明のスプリングホルダ部を示す部分断面
図である。
図である。
【図12】従来のインパクトドットヘッドの断側面図で
ある。
ある。
1 ノーズ 2 フレーム 3 第1ヨーク 4 第2ヨーク 5 ダンパホルダ 6 先端ガイド 7 第1中間ガイド 8 ワイヤ 9 絶縁部材 10 プリント配線基板 11 フレーム内周リング部 12 プラテン 13 スプリングホルダ 14 フレームコア部 15 復帰バネ 16 レバー 17 ダンパ 18 ストッパ 19 印字紙 20 コイル 21 インクリボン 22 支点押えバネ 23 レバー吸引面先端エッジ部 24 レバー吸引面後端エッジ部 25 シート 26 スプリングホルダ度当り部 27 スプリングホルダ微小突起 28 レバー突起
Claims (1)
- 【請求項1】 回動可能に支持され、先端部にワイヤが
固着されている複数のレバーと、該レバーを磁気吸引力
によって駆動するコア部を有するインパクトドットヘッ
ドにおいて、前記レバーの回動範囲を規制する規制手段
を具備し、かつ前記レバーの待機状態から前記レバーと
前記コアが衝突する以前までの範囲では前記レバーと前
記規制手段が当接しない位置関係に前記規制手段を配し
たことを特徴とするインパクトドットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP773092A JPH05193160A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | インパクトドットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP773092A JPH05193160A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | インパクトドットヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193160A true JPH05193160A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11673829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP773092A Pending JPH05193160A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | インパクトドットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05193160A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08229101A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-10 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 複室容器用フィルム及び複室容器 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP773092A patent/JPH05193160A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08229101A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-10 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 複室容器用フィルム及び複室容器 |
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