JPH0519253Y2 - - Google Patents

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JPH0519253Y2
JPH0519253Y2 JP9759586U JP9759586U JPH0519253Y2 JP H0519253 Y2 JPH0519253 Y2 JP H0519253Y2 JP 9759586 U JP9759586 U JP 9759586U JP 9759586 U JP9759586 U JP 9759586U JP H0519253 Y2 JPH0519253 Y2 JP H0519253Y2
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は主としてカーステレオやパーソナル無
線などの車載用電子機器を車体側のフロントパネ
ルまたはコンソールボツクスなどに予め開口され
た取付孔に、ブラケツトを介して装着する記車載
用電子機器の取付装置であり、特に盗難などを防
止するために車輌から離れる場合に上記機器を屋
外に携行できるようにその係脱を容易にした車載
用電子機器の取付装置に係る。
[従来の技術] 第9図は、従来の取付装置の一例を示す斜視図
であつて、カーステレオなどの車載用電子機器5
0を角筒形状のブラケツト51に取付ける装置を
示す。
ちなみに、工場などで車体に予め穿設され開口
52はIOS規格またはDIN規格に基づく寸法であ
る高さ50mm×幅177.5mmに統一され、この規格に
よる開口52がフロントパネル53に加工されて
いる。そして、車載用電子機器50を取り付ける
には、車載用電子機器50に用意されたブラケツ
ト51を上記開口52に挿入し、このブラケツト
51に設けられた係合爪54を折り曲げてブラケ
ツト51を開口52に固定する。次いで、車両用
電子機器50をブラケツト51内に挿入すると、
該機器50に設けられた爪状の板バネ55がブラ
ケツト51の両端に穿設されている本体取付孔5
6に係止され、車両用電子機器50を上記開口5
2内に固定するものである。
一方、従来の取付装置に取り付けられた車載用
電子機器を取外すためには、別途用意された専用
の金具57を車載用電子機器50の両脇に挿入し
て、板バネ55を機器50の内方に弾性変形させ
てブラケツト51との係止状態を解除し、機器5
0を手前に引いて取り外す必要がある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来例は、板バネがブラケ
ツト内に突出している状態で係止されており、前
記のように取り外す時には特殊な形状をした専用
の金具を使用しなければならず、他の金具では機
器本体の取り外しができず、ちなみに、他の工具
を使用して取り外せたとしても開口の部分、すな
わちフロントパネルの損傷を承知の上で外す必要
があつた。
そこで、本考案は、車載用電子機器の取付装置
において、特殊な金具を必要とせず、しかも容易
に車載用電子機器を前記ブラケツトの係止孔から
取り外して、車輌から離れる時に携行したり、再
び取り付けるときにも前記金具を使用しないで簡
単に装着することができる技術手段を提供するも
のである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、カーステレオなどの車載用電子機器
を挿入する車体側の開口にブラケツトを装着し、
このブラケツトの側壁に係合孔を設け、他方、上
記車載用電子機器の側壁から突出た係合爪を前記
係合孔に係止して前記機器を取付ける装置であつ
て、 一端に係合爪を突設した可動板と、 上記可動板と連なりその他端を車載用電子機器
の前面に突出した解除レバーと、 他方、前記車載用電子機器の側壁に回動自在に
軸支すると共に上記解除レバーの先端部周囲を略
コ字状に囲む移動規制部を具備した把手と、 をそれぞれ備えたことを特徴とする車載用電子機
器の取付装置である。
[考案の作用] 前記車載用電子機器を取り付ける時は、把手を
車載用電子機器の側壁と略平行位置に回動させる
と、解除レバーが動かないように規制していた移
動規制部の規制が解除される。この状態でブラケ
ツトの開口に前記車載用電子機器を挿入すると、
前記可動板の側端に突設した係合爪がブラケツト
の側壁によつて機器の内側に押されながら機器は
ブラケツトの奥行方向に挿入される。そして、ブ
ラケツトの側壁に設けた前記係合孔に至ると、係
合爪が係合孔内に突出して前記機器をブラケツト
に固定する。
一方、把手を下方に回動すると、把手の移動規
制部が解除レバーを略コ字形状に囲んで解除レバ
ーの移動操作を禁止するので、衝突時などで必要
以上の外力が働いた場合でも機器がブラケツトに
係止した状態で保持されてブラケツトから飛び出
すのを防止する。
また、前記車載用電子機器をブラケツトから取
り出す時には、前記把手を上方に回動すると移動
規制部による解除レバーの規制が解除される。
次いで、前記解除レバーを右方向に操作すると
前記係合爪が車載用電子機器内に収納されてブラ
ケツトとの係止状態が解除される。
[実施例] 本考案の前記取付装置は、第1図の斜視図に示
すように、車載用電子機器1をブラケツト2に保
持して車輌のパネル3などに固定するものであ
る。すなわち、工場などでは、予め前記車載用電
子機器1の取り付けを配慮して、パネル3に前述
のDIN規格に基づいた開口4を穿設している。
一方、ブラケツト2の上下左右板には、ドライバ
などの工具の先端を係止することが可能な小孔を
備えた係止爪5を具備している。そして、それら
の工具でこの係止爪5をそれぞれ外側に折り曲げ
て、ブラケツト2を開口4内に固定している。
一方、全体として略コ字形を呈する把手6の両
端を車載用電子機器1の側面に軸支し、かつこの
把手6には、後述する解除レバー10の先端部に
形成したノブ7を囲む移動規制部6aを具備して
いる。
さらに、車載用電子機器1の側方には、開口1
aを設けるとともに一方、車載用電子機器1内に
は、可動板8を配設し、また、機器1の前面には
次に述べる解除レバー10のノブ7を突出して配
設している。
すなわち、上記可動板8は、前記ブラケツト2
の係合孔2a(第5図参照)に係脱する係合爪9
をその側端に配設している。そして、係合爪9の
前縁9aは、可動板8の移動方向と平行に形成
し、前記係合孔2aとは直交する状態で係止し、
一方、係合爪9の後縁9bには、先細りの略片矢
形状の斜辺を形成している。
さらに、可動板8には、上記係合爪9を係脱方
向に手動で移動する解除レバー10を連成し、そ
の先端(機器の前面側)には前記ノブ7を設けて
このノブ7を移動させることで可動板8ないし係
合爪9を右方向(車載用電子機器の内側)への移
動を可能としている。なお、後述するが可動板8
は、前記車載用電子機器の取り付け時には自動的
に移動される。
また、可動板8には、前記解除レバー10との
直交方向に案内溝11を形成し、一方、車載用電
子機器1の底板にボス12を固定して、このボス
12を案内溝11内に配設し、可動板8の移動時
に円滑に移動すると共に外れないように規制して
いる。
さらに、可動板8は、コイルバネなどの弾性部
材13の一端を固定する係止板13′を具備する
とともに弾性部材13の他端は車載用電子機器1
の側壁に係止している。
上記構成において、ブラケツト2から車載用電
子機器1を取り出すには、第3図bからaの状態
で把手6を回動して、ノブ7を左右方向に移動で
きるように移動規制部6aによるノブ7の規制を
解除する。次いで、弾性部材13の付勢力に抗し
て、ノブ7を右方に移行させると、係合爪9と係
止孔2aとの係止状態が解除され、車載用電子機
器1を手前に取り出すことができる。その際に、
可動板8は、前記ボス12と案内溝11に規制さ
れて直線状に移動する。
そして、係合爪9がブラケツト2の側壁2bに
規制されながら、側壁2bの前端より手前に車載
用電子機器1が引き出されると、係合爪9は、側
壁2bによる規制が解除されて、前記弾性部材1
3により車載用電子機器1の開口1aから外側に
突出する。
一方、車載用電子機器1をブラケツト2に固定
するには、把手6を手前に回動した状態(第3図
a参照)、すなわち、第7図a〜cに示すように
前記移動規制部6aによるノブ7の規制を解除し
た状態でブラケツト2内に車載用電子機器1を挿
入する。さらに、車載用電子機器1を挿入してい
くと、係合爪9の斜辺(後縁9b)とブラケツト
2の側壁2bが当接する。続いて、車載用電子機
器1を挿入すると、ブラケツト2の側壁2bに規
制されて係合爪9は斜辺に沿つて車載用電子機器
1の内側に収納され、車載用電子機器1をさらに
奥行方向に挿入することを可能としている。
そして、係合爪9は、前記機器の取り出し時と
同様に、ブラケツト2の側壁に摺動されながら移
動され、前記係合孔2aの位置に至ると前記規制
が外れて、弾性部材13の付勢力で係合孔2aか
ら機器1外に突出して、機器1をブラケツト2に
固定する。さらに、第5図に基づいて、係脱状態
の動作を説明する。図において、係合爪9の移動
する距離をX1、案内溝の長さ(幅)をX2とする
と、 X1>=X2となる。
また、ブラケツト2の内側端と、係合爪9の外
側端との距離をX3、把手6を収納した状態のノ
ブ7と移動規制部6aとの空隙をX4とすると、 X3>=X4を満足する。
さらに、可動板8の前端と機器1の側壁に形成
した開口1aの前端との距離をy1、可動板8の後
端と開口1aの後端との距離をy2とすると、この
y1とy2により開口1aの外側に可動板8が飛び出
して開口1aから抜けないように規制すると共に
前記X1以上に飛び出さないようにしている。
なお、可動板8の後端から係合孔2aの前端ま
での距離が、機器1の後端から開口1aの前端ま
での距離よりも大であり、ブラケツト2の後端か
ら係合孔2aの後端までの距離は、機器1の後端
から開口1aの後端までの距離よりも大きく、さ
らに、係合孔2aの高さは係合爪9の厚みよりも
大である。
また、弾性部材13は、常時第5図の矢印に示
す引つ張り方向に付勢されており、その付勢力に
よつて可動板8の係合爪9は、車載用電子機器1
の開口1aから外方に突出される。
なお、上記実施例にあつては、可動板8は、案
内溝11とボス12によつて直線状に移動するこ
とを可能としているが、第8図に示すように可動
板8の前端と後端をそれぞれ挟むかあるいは押さ
える案内板14で前後方向にガタつかないように
規制する場合もある。また、その場合には、左端
の規制は、ノブ7の図示しない窓孔の左端縁かま
たは図示のように停止板15を穿設して規制して
いる。
[考案の効果] 本考案の取付装置は、前述のように車載用電子
機器を簡単にブラケツトから取り外すことができ
るだけでなく、ブラケツトに固定された後は、車
輌の衝突時などで必要以上の外力が機器に加わつ
た場合であつても、ブラケツトから外れることが
ない。また、取付けに際しても特別の工具を使用
しないで簡単に固定することができる。
【考案の詳細な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す取付時の斜視
図、第2図は同上正面図、第3図a〜bは同上側
面図、第4図は本考案の要部を示す平面図、第5
図は同上動作の説明図、第6図はブラケツトと車
載用電子機器の一部を示す斜視図、第7図a〜c
は係合爪の係合関係を示す平面図、第8図は本考
案の他の事例を示す平面図及び第9図は従来例を
示す斜視図である。
1……車載用電子機器、1a……開口、2……
ブラケツト、2a……係合孔、2b……側壁、3
……パネル、4……開口、5……係止爪、6……
把手、6a……移動規制部、7……ノブ、8……
可動板、9……係合爪、9a……前縁、9b……
後縁、10……解除レバー、11……案内溝、1
2……ボス、13……弾性部材、13′……係止
板、14……案内板、15……停止板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カーステレオなどの車載用電子機器を挿入する
    車体側の開口にブラケツトを装着し、このブラケ
    ツトの側壁に係合孔を設け、一方、上記車載用電
    子機器の側壁から突出する係合爪を前記係合孔に
    係止して前記機器を取り付ける装置であつて、 一端に係合爪を突設した可動板と、 上記可動板と連なり他端を車載用電子機器の前
    面に突出した解除レバーと、 他方、前記車載用電子機器の側壁に回動自在に
    軸支すると共に上記解除レバーの先端部周囲を略
    コ字状に囲む移動規制部を具備した把手と、 をそれぞれ具備したことを特徴とする車載用電子
    機器の取付装置。
JP9759586U 1986-06-27 1986-06-27 Expired - Lifetime JPH0519253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9759586U JPH0519253Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

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JP9759586U JPH0519253Y2 (ja) 1986-06-27 1986-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS636956U JPS636956U (ja) 1988-01-18
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3415691B2 (ja) * 1994-12-08 2003-06-09 高田工業株式会社 車載用電子機器の取付装置
KR100505874B1 (ko) * 2002-12-12 2005-08-03 현대모비스 주식회사 카오디오의 장착구조

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