JPH05192487A - 電気洗濯機の布量検知装置 - Google Patents
電気洗濯機の布量検知装置Info
- Publication number
- JPH05192487A JPH05192487A JP4007346A JP734692A JPH05192487A JP H05192487 A JPH05192487 A JP H05192487A JP 4007346 A JP4007346 A JP 4007346A JP 734692 A JP734692 A JP 734692A JP H05192487 A JPH05192487 A JP H05192487A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- washing
- hall element
- converter
- magnetic flux
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗濯時の洗濯物の量（布量）を検知する布量
検知装置において、洗濯初期の状態より最適な洗剤量を
決定でき、かつ洗濯物を傷めないようにすることを目的
とする。 【構成】 洗濯槽に設置したホール素子１と、外箱に設
置したパルス磁束発生素子４とを対向して設ける。パル
ス磁束発生素子４をＤ／Ａ変換器６を介して制御手段５
により制御し、ホール素子１の出力をＡ／Ｄ変換器７に
よりデジタル変換して制御手段５に入力する。ホール素
子１の出力により洗濯槽の移動量を検知し、洗濯初期の
状態で洗濯水がなく、かつ電動機回転以前に洗濯槽に投
入した洗濯物の量を検知する。
検知装置において、洗濯初期の状態より最適な洗剤量を
決定でき、かつ洗濯物を傷めないようにすることを目的
とする。 【構成】 洗濯槽に設置したホール素子１と、外箱に設
置したパルス磁束発生素子４とを対向して設ける。パル
ス磁束発生素子４をＤ／Ａ変換器６を介して制御手段５
により制御し、ホール素子１の出力をＡ／Ｄ変換器７に
よりデジタル変換して制御手段５に入力する。ホール素
子１の出力により洗濯槽の移動量を検知し、洗濯初期の
状態で洗濯水がなく、かつ電動機回転以前に洗濯槽に投
入した洗濯物の量を検知する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯時の洗濯物の量（布
量）を検知する電気洗濯機の布量検知装置に関する。
量）を検知する電気洗濯機の布量検知装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電気洗濯機の布量検知装
置は、洗濯槽に洗濯物と洗濯水を投入した後、電動機の
負荷電流を検知して布量を検知するもの、または電動機
に使用する進相用コンデンサの両端電圧を測定して布量
に変換するものであった。また、洗濯槽に洗濯物を投入
後、電動機を短時間回転して通電停止後の電動機惰性回
転を検知するものであった。
置は、洗濯槽に洗濯物と洗濯水を投入した後、電動機の
負荷電流を検知して布量を検知するもの、または電動機
に使用する進相用コンデンサの両端電圧を測定して布量
に変換するものであった。また、洗濯槽に洗濯物を投入
後、電動機を短時間回転して通電停止後の電動機惰性回
転を検知するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の布量
検知装置では、洗濯物と洗濯水を投入した後、電動機を
回転するので洗濯初期の状態で布量が判らないため、最
適な洗剤量を決定できないという問題を有していた。ま
た、洗濯物のみで電動機を短時間回転する方式では、洗
濯水がない状態で電動機を回転するため、洗濯物（衣
類）を傷めるという問題を有していた。
検知装置では、洗濯物と洗濯水を投入した後、電動機を
回転するので洗濯初期の状態で布量が判らないため、最
適な洗剤量を決定できないという問題を有していた。ま
た、洗濯物のみで電動機を短時間回転する方式では、洗
濯水がない状態で電動機を回転するため、洗濯物（衣
類）を傷めるという問題を有していた。
【０００４】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
初期の状態より最適な洗剤量を決定でき、かつ洗濯物を
傷めないようにすることを目的としている。
初期の状態より最適な洗剤量を決定でき、かつ洗濯物を
傷めないようにすることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯槽に設置したホール素子と、前記ホー
ル素子に対向して外箱に設置したパルス磁束発生素子
と、前記パルス磁束発生素子をＤ／Ａ変換器を介して制
御する制御手段と、前記ホール素子の出力を変換し前記
制御手段に入力するＡ／Ｄ変換器とを備え、前記ホール
素子の出力により前記洗濯槽の移動量を検知し前記洗濯
槽に投入した洗濯物の量を検知するようにしたことを課
題解決手段としている。
するために、洗濯槽に設置したホール素子と、前記ホー
ル素子に対向して外箱に設置したパルス磁束発生素子
と、前記パルス磁束発生素子をＤ／Ａ変換器を介して制
御する制御手段と、前記ホール素子の出力を変換し前記
制御手段に入力するＡ／Ｄ変換器とを備え、前記ホール
素子の出力により前記洗濯槽の移動量を検知し前記洗濯
槽に投入した洗濯物の量を検知するようにしたことを課
題解決手段としている。
【０００６】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、洗濯槽
に投入された衣類の量によりパルス磁束発生素子とホー
ル素子の距離が変化し、制御手段はＤ／Ａ変換器を介し
てパルス磁束発生素子を制御し、ホール素子の出力をＡ
／Ｄ変換器を介して入力することにより、洗濯槽の移動
距離が計測でき布量を検知できる。
に投入された衣類の量によりパルス磁束発生素子とホー
ル素子の距離が変化し、制御手段はＤ／Ａ変換器を介し
てパルス磁束発生素子を制御し、ホール素子の出力をＡ
／Ｄ変換器を介して入力することにより、洗濯槽の移動
距離が計測でき布量を検知できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１から図３を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【０００８】図に示すように、ホール素子１は洗濯槽２
に設置しており、このホール素子１に対向した位置の外
箱３上面下部にパルス磁束発生素子４を設置している。
制御手段５はデジタル出力信号を出力し、このデジタル
信号はＤ／Ａ変換器６にてアナログ量に変換された後、
パルス磁束発生素子４を駆動してパルス磁束を発生させ
る。このパルス磁束はホール素子１にて検知され、ホー
ル素子１のアナログ電圧は、Ａ／Ｄ変換器７にてデジタ
ル量に変換し、制御手段５に入力して解読すようにして
いる。
に設置しており、このホール素子１に対向した位置の外
箱３上面下部にパルス磁束発生素子４を設置している。
制御手段５はデジタル出力信号を出力し、このデジタル
信号はＤ／Ａ変換器６にてアナログ量に変換された後、
パルス磁束発生素子４を駆動してパルス磁束を発生させ
る。このパルス磁束はホール素子１にて検知され、ホー
ル素子１のアナログ電圧は、Ａ／Ｄ変換器７にてデジタ
ル量に変換し、制御手段５に入力して解読すようにして
いる。
【０００９】一般的に、ホール素子１は２〜３ｍｍの距
離で２００〜３００ガウスの磁束密度程度の検知感度で
あり、洗濯槽２の上面と外箱３上面下部の距離は洗濯槽
６が回転する関係上２０〜３０ｍｍ必要であるため、磁
束発生素子として固形型永久磁性素子では、磁束密度不
足により構成不可能である。本発明では、図３に示すよ
うに珪素鋼８にコイル９を巻き、パルス磁束発生素子４
として使用している。
離で２００〜３００ガウスの磁束密度程度の検知感度で
あり、洗濯槽２の上面と外箱３上面下部の距離は洗濯槽
６が回転する関係上２０〜３０ｍｍ必要であるため、磁
束発生素子として固形型永久磁性素子では、磁束密度不
足により構成不可能である。本発明では、図３に示すよ
うに珪素鋼８にコイル９を巻き、パルス磁束発生素子４
として使用している。
【００１０】上記構成において動作を説明すると、制御
手段５のデジタル出力は、微弱出力より最大出力まで１
０段階の出力が得られるようにしており、まず第一段出
力として微弱出力を発生させ、Ｄ／Ａ変換器６にてアナ
ログ電圧にした後、パルス磁束発生素子４を駆動して微
弱磁束を発生させる。この微弱磁束をホール素子１にて
検知し、Ａ／Ｄ変換器７にてデジタル量に変換後、制御
手段５で解読するように閉回路を形成する。この閉回路
にて第一段の微弱出力をホール素子１が検知できない場
合には、制御手段５の出力を順次増加し、ホール素子１
がパルス磁束発生素子２の磁束を検知した時点の電圧を
布量検知電圧として、制御手段５の出力段階値とホール
素子１の出力電圧値を記憶して洗濯物の量（布量）を判
定する。布量判定後、図示していないが最適水量と洗剤
量を示し、つぎの工程に進む。
手段５のデジタル出力は、微弱出力より最大出力まで１
０段階の出力が得られるようにしており、まず第一段出
力として微弱出力を発生させ、Ｄ／Ａ変換器６にてアナ
ログ電圧にした後、パルス磁束発生素子４を駆動して微
弱磁束を発生させる。この微弱磁束をホール素子１にて
検知し、Ａ／Ｄ変換器７にてデジタル量に変換後、制御
手段５で解読するように閉回路を形成する。この閉回路
にて第一段の微弱出力をホール素子１が検知できない場
合には、制御手段５の出力を順次増加し、ホール素子１
がパルス磁束発生素子２の磁束を検知した時点の電圧を
布量検知電圧として、制御手段５の出力段階値とホール
素子１の出力電圧値を記憶して洗濯物の量（布量）を判
定する。布量判定後、図示していないが最適水量と洗剤
量を示し、つぎの工程に進む。
【００１１】以上のように本実施例によれば、洗濯水の
ない初期の状態で電動機回転以前に布量を検知できる。
ない初期の状態で電動機回転以前に布量を検知できる。
【００１２】
【発明の効果】以上の実施例より明らかなように本発明
によれば、洗濯槽に設置したホール素子と、前記ホール
素子に対向して外箱に設置したパルス磁束発生素子と、
前記パルス磁束発生素子をＤ／Ａ変換器を介して制御す
る制御手段と、前記ホール素子の出力を変換し前記制御
手段に入力するＡ／Ｄ変換器とを備え、前記ホール素子
の出力により前記洗濯槽の移動量を検知し前記洗濯槽に
投入した洗濯物の量を検知するようにしたから、洗濯初
期の状態で洗濯水がなく、かつ電動機回転以前に布量が
検知できるため、最適な洗剤量を示すことができ、洗濯
水がない状態で電動機を回転することなどにより洗濯物
を傷めることがなくなる。
によれば、洗濯槽に設置したホール素子と、前記ホール
素子に対向して外箱に設置したパルス磁束発生素子と、
前記パルス磁束発生素子をＤ／Ａ変換器を介して制御す
る制御手段と、前記ホール素子の出力を変換し前記制御
手段に入力するＡ／Ｄ変換器とを備え、前記ホール素子
の出力により前記洗濯槽の移動量を検知し前記洗濯槽に
投入した洗濯物の量を検知するようにしたから、洗濯初
期の状態で洗濯水がなく、かつ電動機回転以前に布量が
検知できるため、最適な洗剤量を示すことができ、洗濯
水がない状態で電動機を回転することなどにより洗濯物
を傷めることがなくなる。
【図１】本発明の一実施例の電気洗濯機の布量検知装置
のブロック図
のブロック図
【図２】同布量検知装置を備えた電気洗濯機の一部切欠
した側面図
した側面図
【図３】同布量検知装置のパルス磁束発生素子の構成図
【符号の説明】 １ ホール素子 ２ 洗濯槽 ３ 外箱 ４ パルス磁束発生素子 ５ 制御手段 ６ Ｄ／Ａ変換器 ７ Ａ／Ｄ変換器
Claims (1)
- 【請求項１】 洗濯槽に設置したホール素子と、前記ホ
ール素子に対向して外箱に設置したパルス磁束発生素子
と、前記パルス磁束発生素子をＤ／Ａ変換器を介して制
御する制御手段と、前記ホール素子の出力を変換し前記
制御手段に入力するＡ／Ｄ変換器とを備え、前記ホール
素子の出力により前記洗濯槽の移動量を検知し前記洗濯
槽に投入した洗濯物の量を検知するようにした電気洗濯
機の布量検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007346A JPH05192487A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 電気洗濯機の布量検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4007346A JPH05192487A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 電気洗濯機の布量検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192487A true JPH05192487A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11663391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4007346A Pending JPH05192487A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 電気洗濯機の布量検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05192487A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009507599A (ja) * | 2005-09-14 | 2009-02-26 | インデシット カンパニー ソシエタ ペル アチオニ | 変位センサを備えた、繊維品を扱うための家電製品 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP4007346A patent/JPH05192487A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009507599A (ja) * | 2005-09-14 | 2009-02-26 | インデシット カンパニー ソシエタ ペル アチオニ | 変位センサを備えた、繊維品を扱うための家電製品 |
| KR101374735B1 (ko) * | 2005-09-14 | 2014-03-17 | 인데시트 컴퍼니 에스피에이 | 변위 센서로 섬유 제품들을 처리하기 위한 가정용 기구 |
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