JPH0519243Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0519243Y2 JPH0519243Y2 JP1989113240U JP11324089U JPH0519243Y2 JP H0519243 Y2 JPH0519243 Y2 JP H0519243Y2 JP 1989113240 U JP1989113240 U JP 1989113240U JP 11324089 U JP11324089 U JP 11324089U JP H0519243 Y2 JPH0519243 Y2 JP H0519243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- stop lamp
- mount stop
- fog
- black
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 17
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 6
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 11
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000006117 anti-reflective coating Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 238000005987 sulfurization reaction Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は複数の加熱線条を設けた自動車用後部
窓ガラスから、そのハウジングが若干離れるよう
にハイマウントストツプランプを設けた自動車用
防曇ガラスに関する。
窓ガラスから、そのハウジングが若干離れるよう
にハイマウントストツプランプを設けた自動車用
防曇ガラスに関する。
ハイマウントストツプランプは後続の自動車等
にその存在を明確に認識させるために、アメリカ
などではその取付けが法制化され、日本国内にお
いてもその使用が増加の傾向にある。
にその存在を明確に認識させるために、アメリカ
などではその取付けが法制化され、日本国内にお
いてもその使用が増加の傾向にある。
ハイマウントストツプランプの取付場所として
は、リアーパーセルなど比較的低い場所に設ける
例もあるが、より高い、防曇用の加熱線条の配設
された部位などのより高い場所に設ける方が好ま
しく、この場合にハイマウントストツプランプの
ハウジングを後部窓ガラスに密着させないと光が
洩れて近傍の加熱線条で反射され、ぎらつきが車
内の運転者に目障りになるのは避けられず、安全
上好ましいものではなかつた。そこで従来は第3
図に示すように、ハイマウントストツプランプ2
近傍の加熱線条3をその光が照射されないように
迂回する方法が採られていた。
は、リアーパーセルなど比較的低い場所に設ける
例もあるが、より高い、防曇用の加熱線条の配設
された部位などのより高い場所に設ける方が好ま
しく、この場合にハイマウントストツプランプの
ハウジングを後部窓ガラスに密着させないと光が
洩れて近傍の加熱線条で反射され、ぎらつきが車
内の運転者に目障りになるのは避けられず、安全
上好ましいものではなかつた。そこで従来は第3
図に示すように、ハイマウントストツプランプ2
近傍の加熱線条3をその光が照射されないように
迂回する方法が採られていた。
ハイマウントストツプランプは同一車種にあつ
ても、全ての車に装着されるとは限らず、前述の
従来方法では、ハイマウントストツプランプの有
無により2種類の後部窓用板ガラスを用意する必
要があるので、管理工数が増え、コスト高になる
ばかりか、一部を迂回させた加熱線条は防曇性能
がこの部分でばらつき、本来の性能を損うもので
あつた。
ても、全ての車に装着されるとは限らず、前述の
従来方法では、ハイマウントストツプランプの有
無により2種類の後部窓用板ガラスを用意する必
要があるので、管理工数が増え、コスト高になる
ばかりか、一部を迂回させた加熱線条は防曇性能
がこの部分でばらつき、本来の性能を損うもので
あつた。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、従来の加熱線条パターンを変えることなく、
すなわち防曇性能を損なうことなく、加熱線条に
よるぎらつきを防ぎ、安全性を向上させた自動車
用防曇ガラスを提供することを目的とする。
で、従来の加熱線条パターンを変えることなく、
すなわち防曇性能を損なうことなく、加熱線条に
よるぎらつきを防ぎ、安全性を向上させた自動車
用防曇ガラスを提供することを目的とする。
本考案は、複数の加熱線条を配設した自動車用
防曇ガラスから、そのハウジングが若干離れるよ
うにハイマウントストツプランプを設けるととも
に、該ハイマウントストツプランプの光が照射さ
れる部分の加熱線条を黒色反射防止膜により被覆
するようにしたことを特徴とする。
防曇ガラスから、そのハウジングが若干離れるよ
うにハイマウントストツプランプを設けるととも
に、該ハイマウントストツプランプの光が照射さ
れる部分の加熱線条を黒色反射防止膜により被覆
するようにしたことを特徴とする。
以下、図面を参照しながら本考案を詳細に説明
する。
する。
第1図、第2図はそれぞれ本考案の好適な実施
例を示す後方から見たときの正面図、要部断面
図、第3図は従来例を示す正面図である。
例を示す後方から見たときの正面図、要部断面
図、第3図は従来例を示す正面図である。
1は自動車用の後部窓ガラスを構成する板ガラ
ス、2はルーフ部に設けられたハイマウントスト
ツプランプでランプ2aとハウジング2bからな
り、ハウジング2bの先端は板ガラス1に密着さ
せずに、約5mm離して設ける。
ス、2はルーフ部に設けられたハイマウントスト
ツプランプでランプ2aとハウジング2bからな
り、ハウジング2bの先端は板ガラス1に密着さ
せずに、約5mm離して設ける。
板ガラス1には、複数の防曇用の加熱線条3−
1,3−2,……3−nをブスバー4,4ととも
に銀を含む導電ペーストをスクリーン印刷して形
成し、乾燥させる。次に、ハイマウントストツプ
ランプの光が照射される加熱線条3−1の中央部
に黒色反射防止膜5をl=5mmとして、その加熱
線条より若干大きめの幅の黒色セラミツクペース
トをスクリーン印刷して形成し、その後板ガラス
1を曲げ加工するときに同時に焼成する。
1,3−2,……3−nをブスバー4,4ととも
に銀を含む導電ペーストをスクリーン印刷して形
成し、乾燥させる。次に、ハイマウントストツプ
ランプの光が照射される加熱線条3−1の中央部
に黒色反射防止膜5をl=5mmとして、その加熱
線条より若干大きめの幅の黒色セラミツクペース
トをスクリーン印刷して形成し、その後板ガラス
1を曲げ加工するときに同時に焼成する。
このようにして得られた板ガラス1を自動車に
後部窓ガラスとして装着し、加熱線条の反射率を
測定したところ黒色反射防止膜5を被覆していな
いところでは49.5%もあつたが黒色反射防止膜5
を被覆したところでは3.5%と格段に低下し、ハ
イマウントストツプランプ2の光が、運転者に全
く支障にならなかつた。
後部窓ガラスとして装着し、加熱線条の反射率を
測定したところ黒色反射防止膜5を被覆していな
いところでは49.5%もあつたが黒色反射防止膜5
を被覆したところでは3.5%と格段に低下し、ハ
イマウントストツプランプ2の光が、運転者に全
く支障にならなかつた。
以上、好適な実施例により説明したが、本考案
はこれに限定されることなく、種々の応用が可能
である。
はこれに限定されることなく、種々の応用が可能
である。
実施例ではハイマウントストツプランプの光が
照射される加熱線条の対応部位全てに黒色反射防
止膜を被覆したが、ハウジングにより運転者の目
への光路が遮蔽される部分は被覆しなくてもよい
のは勿論である。
照射される加熱線条の対応部位全てに黒色反射防
止膜を被覆したが、ハウジングにより運転者の目
への光路が遮蔽される部分は被覆しなくてもよい
のは勿論である。
また、黒色反射膜については、実施例に示した
黒色セラミツクペーストを印刷、焼成して形成し
たものは耐久性に優れ、好ましいが、その他にも
アクリル系あるいはウレタン系の塗料を塗布した
もの、焼成後の加熱線条をNa2SあるいはH2S
で硫化処理することによつてAg表面にAg2Sの
黒色被膜を形成したものでもよい。
黒色セラミツクペーストを印刷、焼成して形成し
たものは耐久性に優れ、好ましいが、その他にも
アクリル系あるいはウレタン系の塗料を塗布した
もの、焼成後の加熱線条をNa2SあるいはH2S
で硫化処理することによつてAg表面にAg2Sの
黒色被膜を形成したものでもよい。
本考案によれば、ハイマウントストツプランプ
をそのハウジングが窓ガラスに密着しないように
設けた自動車用防曇ガラスにおいて、加熱線条パ
ターンを変更することなく、ハイマウントストツ
プランプの光が加熱線条によつて反射され、運転
者の支障になるのを完全に防止し、安全性を向上
させるとともに、管理工数の増加、コスト上昇を
最小限にとどめ、さらに、防曇性能の低下も防ぎ
うるものである。
をそのハウジングが窓ガラスに密着しないように
設けた自動車用防曇ガラスにおいて、加熱線条パ
ターンを変更することなく、ハイマウントストツ
プランプの光が加熱線条によつて反射され、運転
者の支障になるのを完全に防止し、安全性を向上
させるとともに、管理工数の増加、コスト上昇を
最小限にとどめ、さらに、防曇性能の低下も防ぎ
うるものである。
第1図、第2図はそれぞれ本考案の好適な実施
例を示す後方から見たときの正面図、要部断面
図、第3図は従来例を示す正面図である。 1……板ガラス、2……ハイマウントストツプ
ランプ、2a……ランプ、2b……ハウジング、
3−1,3−2,……,3−n……加熱線条、5
……黒色反射防止膜。
例を示す後方から見たときの正面図、要部断面
図、第3図は従来例を示す正面図である。 1……板ガラス、2……ハイマウントストツプ
ランプ、2a……ランプ、2b……ハウジング、
3−1,3−2,……,3−n……加熱線条、5
……黒色反射防止膜。
Claims (1)
- 複数の加熱線条を配設した自動車用防曇ガラス
から、そのハウジングが若干離れるようにハイマ
ウントストツプランプを設けるとともに、該ハイ
マウントストツプランプの光が照射される部分の
加熱線条を黒色反射防止膜により被覆するように
したことを特徴とする自動車用防曇ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989113240U JPH0519243Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989113240U JPH0519243Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0351634U JPH0351634U (ja) | 1991-05-20 |
JPH0519243Y2 true JPH0519243Y2 (ja) | 1993-05-20 |
Family
ID=31661659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989113240U Expired - Lifetime JPH0519243Y2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519243Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100877353B1 (ko) * | 2006-04-06 | 2009-01-07 | 대한민국(관리부서:농촌진흥청) | 수세미 외 속 섬유를 이용한 비누의 제조방법 |
CN110914085A (zh) * | 2017-07-18 | 2020-03-24 | Agc株式会社 | 车辆用窗玻璃 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6216514B2 (ja) * | 1978-12-11 | 1987-04-13 | Sharp Kk | |
JPS6318277U (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-06 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60186256U (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-10 | いすゞ自動車株式会社 | 自動車のリヤウインドガラス装置 |
JPS6216514U (ja) * | 1985-07-16 | 1987-01-31 |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP1989113240U patent/JPH0519243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6216514B2 (ja) * | 1978-12-11 | 1987-04-13 | Sharp Kk | |
JPS6318277U (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0351634U (ja) | 1991-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7156533B2 (en) | Rearview mirror for motor vehicles | |
US6019492A (en) | Vehicle lamp with a transparent covering | |
US5113321A (en) | Vehicular lamp | |
JP3953692B2 (ja) | 車両用前照灯 | |
JPH0519243Y2 (ja) | ||
US6979110B2 (en) | Automotive headlamp | |
EP1629231B1 (de) | Scheinwerfer oder leuchte für ein kraftfahreug | |
JPH0933708A (ja) | 車輌用灯具の反射鏡の反射面形成方法 | |
IE57083B1 (en) | Rear-view mirror for vehicles,particularly motor vehicles | |
JP3207380B2 (ja) | 車両用前照灯 | |
JPH0924766A (ja) | 外部ミラーのためのキャップ | |
EP3546823A1 (en) | Vehicle lighting fixture | |
JPH0418406B2 (ja) | ||
CA1278285C (en) | Vehicle tail lamp | |
JPS635129Y2 (ja) | ||
JPS6333289Y2 (ja) | ||
EP0406938A2 (en) | Electric incandescent lamp | |
JPH039563B2 (ja) | ||
CN213453455U (zh) | 防起雾车灯 | |
CN214890970U (zh) | 汽车车灯和汽车 | |
CN209870041U (zh) | 一种具有钨丝加热的挡风玻璃 | |
JPH0524083Y2 (ja) | ||
JP2000251510A (ja) | 車両用灯具 | |
CN117325764A (zh) | 一种内后视镜底座前端遮光结构、内后视镜组件及车辆 | |
JPH0650113U (ja) | 自動車用前照灯 |