JPH05192276A - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents

電気掃除機の吸込具

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JPH05192276A
JPH05192276A JP4009732A JP973292A JPH05192276A JP H05192276 A JPH05192276 A JP H05192276A JP 4009732 A JP4009732 A JP 4009732A JP 973292 A JP973292 A JP 973292A JP H05192276 A JPH05192276 A JP H05192276A
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JP
Japan
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rotor
gear
suction tool
drive wheel
carpet
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JP4009732A
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Masakuni Soejima
雅邦 副島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 じゅうたん上も軽く操作でき、小型で使いや
すい吸込具を提供することを目的とする。 【構成】 駆動源をなすモーター17はベルト18を介
して回転子16の一端に設けたギヤ19に回転力を伝達
し回転子16を回転させる。吸込口14の左右に設けた
一対の駆動輪20を設けている。ギヤ19と回転子16
とを連結する軸21に、歯車A22を固定してある。駆
動輪20の内周に形成した内歯車23は複数の歯車B2
4を介して歯車A22と嵌合している。この歯車A22
と歯車B24と内歯車23とで遊星歯車機構26を構成
し、回転子16と駆動輪20の回転方向を逆回転となる
ように構成しているので、回転子16がじゅうたんの毛
を掻き揚げる方向に回転しても、駆動輪20は逆回転し
て吸込具を前進さすように回転駆動するので、掃除の作
業性のよい電気掃除機の吸込具が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機の吸込具の
駆動輪に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気掃除機の吸込具は掃除のとき
の前進性のよいものが要望されるようになってきてい
る。
【0003】以下従来の電気掃除機の吸込具について説
明する。図4は特開平2−144030号公報に示す従
来の吸込具を示すものである。図4において、吸込具本
体1に回転子2と、その駆動源3とを設け、ベルト4を
介し駆動源3の回転を回転子2に設けたギヤ5に伝達
し、回転子2を回転させている。吸込具本体1の後部に
じゅうたん上を軽く操作するために駆動輪6を設け、こ
の駆動輪6を回転させるモーター7を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、じゅうたん上を掃除するときは、ごみが
良く取れるようにじゅうたんの毛を掻き揚げるように回
転子2を回転させていた。しかし、これでは吸込具の移
動方向と回転子の回転方向が逆となるため、じゅうたん
から受ける抵抗が大きくじょうたん上を掃除するときは
吸込具の操作も重く使いずらかった。そこで、じゅうた
ん上を軽く操作するために吸込具本体1の後部に駆動輪
6を設け、この駆動輪6を回転させるモーター7を設け
たが、吸込具自体が形状も大きく重くなり、本来の目的
とする使いやすく、軽い操作で掃除できる構成にはなっ
ていないという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、じゅうたん上も軽く操作できる、小型で使いやすい
吸込具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の吸込具は、ゴミ等を吸い込む吸込口に設けた
ギヤ部を備えた回転子に、回動一体に駆動輪を設け、前
記駆動輪に遊星歯車機構を内蔵させて回転子の回転方向
と逆回転の構成を有している。
【0007】
【作用】この構成によって、遊星歯車等を介して回転子
と駆動輪とを連結しているので、回転子と駆動輪との回
転方向は逆回転となり、じゅうたん上を掃除するとき、
ごみ等が良く取れるようにじゅうたんの毛を掻き揚げる
方向に前記回転子を回転させても、前記駆動輪は逆回転
し吸込具を前進さすように回転駆動するので、じゅうた
ん上も軽い操作で掃除できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1,図2においてパイプ10は上
吸込具12に接続し、上吸込具12はバンパー11を介
して下吸込具13と結合している。その前方に下方開口
を吸込口14とした吸込室15が形成してある。吸込室
15内に回転自在に設けた回転子16はブラシを備えて
いる。この回転子16の駆動源をなすモーター17は、
ベルト18を介して回転子16の一端に設けたギヤ19
に回転力を伝達し回転子16を回転させる。吸込口14
の左右に設けた一対の駆動輪20は、外周面はゴム材等
の弾性材にて形成されている。この駆動輪20は外周面
を下吸込具13より床面側に突出して構成されている。
ギヤ19と回転子16とを連結する軸21は、歯車A2
2を固定してある。駆動輪20の内周に形成した内歯車
23は複数の歯車B24を介して軸21に固定した歯車
A22と嵌合している。25は、歯車の嵌合部を覆う蓋
である。回転子16の他端も同じように、軸21に固定
した歯車A22に対し、歯車B24を介して駆動輪の内
周に形成した内歯車23と嵌合している。この歯車A2
2と歯車B24と内歯車23とで遊星歯車機構26を構
成している。軸受27は軸21を介して回転子16の両
端を回転自在に保持している。
【0009】以上のように構成された吸込具について、
図1を用いてその動作を説明する。まず、モータ17は
ベルト18,ギヤ19,軸21を介して回転子16を駆
動する。同時に、軸21に固定された歯車A22は遊星
歯車機構26を通じて、駆動輪20を回転子16と逆方
向に回転させる。
【0010】以上のように本実施例によれば、遊星歯車
機構26を介して回転子16と駆動輪20とを連結して
いるので、回転子16と駆動輪20との回転方向は逆回
転となり、じゅうたん上を掃除するとき、ごみ等が良く
取れるようにじゅうたんの毛を掻き揚げる方向に回転子
16を回転させても、駆動輪20は逆回転し吸込具10
を前進さすように回転駆動するので、じゅうたん上も軽
い操作で掃除できる。また、駆動輪20と回転子16と
を遊星歯車機構26にて連結することにより駆動輪20
用のモーターやギヤやベルト等を必要とせず駆動輪20
と回転子16との回転方向を逆回転させる機構ができる
ので構成も簡単となり、吸込具10の形状も小さくでき
掃除作業をしやすくすることができる。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、回転子と同軸上に遊星歯車機構を介して前記
回転子と駆動輪とを連結しているので、前記回転子と前
記駆動輪との回転方向は逆回転となり、じゅうたん上を
掃除するとき、ごみ等が良く取れるようにじゅうたんの
毛を掻き揚げる方向に前記回転子を回転させても、前記
駆動輪は逆回転し吸込具を前進さすように回転駆動する
ので、じゅうたん上も軽い操作で掃除できる。また、前
記駆動輪と前記回転子とを遊星歯車機構にて連結するこ
とにより駆動輪用のモーターやギヤやベルト等を必要と
せず前記駆動輪と前記回転子との回転方向を逆回転させ
る機構ができるので構成も簡単となり、吸込具の形状も
小さくでき掃除作業もしやすい優れた電気掃除機の吸込
具を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電気掃除機の吸
込具の要部断面図
【図2】同駆動輪部の要部断面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】従来の電気掃除機の吸込具の裏面図
【符号の説明】
16 回転子 17 モーター 19 ギヤ 20 駆動輪 21 軸 22 歯車A 26 遊星歯車機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータよりベルトを介して12回転子の
    軸端に設けたギヤに回転伝達し、前記回転子を駆動する
    ものにあって、前記軸に歯車を介して遊星歯車機構を内
    蔵した駆動輪を装着し、前記回転子と前記駆動輪が逆方
    向に回転するようにしてなる電気掃除機の吸込具。
JP00973292A 1992-01-23 1992-01-23 電気掃除機の吸込具 Expired - Fee Related JP3214020B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04193137A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Tokyo Electric Co Ltd 電気掃除機の吸込み口体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04193137A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Tokyo Electric Co Ltd 電気掃除機の吸込み口体

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JP3214020B2 (ja) 2001-10-02

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