JP3214020B2 - 電気掃除機の吸込具 - Google Patents

電気掃除機の吸込具

Info

Publication number
JP3214020B2
JP3214020B2 JP00973292A JP973292A JP3214020B2 JP 3214020 B2 JP3214020 B2 JP 3214020B2 JP 00973292 A JP00973292 A JP 00973292A JP 973292 A JP973292 A JP 973292A JP 3214020 B2 JP3214020 B2 JP 3214020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
rotor
drive wheel
suction tool
carpet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00973292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05192276A (ja
Inventor
雅邦 副島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP00973292A priority Critical patent/JP3214020B2/ja
Publication of JPH05192276A publication Critical patent/JPH05192276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3214020B2 publication Critical patent/JP3214020B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機の吸込具の
駆動輪に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気掃除機の吸込具は掃除のとき
の前進性のよいものが要望されるようになってきてい
る。
【0003】以下従来の電気掃除機の吸込具について説
明する。図4は特開平2−144030号公報に示す従
来の吸込具を示すものである。図4において、吸込具本
体1に回転子2と、その駆動源3とを設け、ベルト4を
介し駆動源3の回転を回転子2に設けたギヤ5に伝達
し、回転子2を回転させている。吸込具本体1の後部に
じゅうたん上を軽く操作するために駆動輪6を設け、こ
の駆動輪6を回転させるモーター7を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、じゅうたん上を掃除するときは、ごみが
良く取れるようにじゅうたんの毛を掻き揚げるように回
転子2を回転させていた。しかし、これでは吸込具の移
動方向と回転子の回転方向が逆となるため、じゅうたん
から受ける抵抗が大きくじょうたん上を掃除するときは
吸込具の操作も重く使いらかった。そこで、じゅうた
ん上を軽く操作するために吸込具本体1の後部に駆動輪
6を設け、この駆動輪6を回転させるモーター7を設け
たが、吸込具自体が形状も大きく重くなり、本来の目的
とする使いやすく、軽い操作で掃除できる構成にはなっ
ていないという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、じゅうたん上も軽く操作できる、小型で使いやすい
吸込具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の吸込具は、モ−タの回転を伝達手段を介して
伝達し回転子を駆動するものにあって、前記回転子の端
部に遊星歯車機構を内蔵すると共に外周面を弾性材で形
成した駆動輪を装着し、前記遊星歯車機構は、前記回転
子に連結された歯車Aと、前記駆動輪の内周に設けた内
歯車と前記歯車A間に介在される歯車Bを備え、前記歯車
Bの外径寸法を歯車Aの外形寸法より大きく設定したもの
である。
【0007】
【作用】この構成によって、回転子に連結された歯車A
と、前記駆動輪の内周に設けた内歯車と前記歯車A間に
介在される歯車Bを備えたことにより、回転子と駆動輪
との回転方向は逆回転となり、じゅうたん上を掃除する
とき、ごみ等が良く取れるようにじゅうたんの毛を掻き
揚げる方向に前記回転子を回転させても、前記駆動輪は
逆回転し吸込具を前進させるように回転駆動するので、
じゅうたん上も軽い操作で掃除できる。また、歯車Bの
外径寸法を歯車Aの外形寸法より大きく設定したので、
減速比が大きくなり、駆動輪の回転力が大きくなり操作
性が向上する。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1,図2においてパイプ10は上
吸込具12に接続し、上吸込具12はバンパー11を介
して下吸込具13と結合している。その前方に下方開口
を吸込口14とした吸込室15が形成してある。吸込室
15内に回転自在に設けた回転子16はブラシを備えて
いる。この回転子16の駆動源をなすモーター17は、
ベルト18を介して回転子16の一端に設けたギヤ19
に回転力を伝達し回転子16を回転させる。吸込口14
の左右に設けた一対の駆動輪20は、外周面はゴム材等
の弾性材にて形成されている。この駆動輪20は外周面
を下吸込具13より床面側に突出して構成されている。
ギヤ19と回転子16とを連結する軸21は、歯車A2
2を固定してある。駆動輪20の内周に形成した内歯車
23は複数の歯車B24を介して軸21に固定した歯車
A22と嵌合している。25は、歯車の嵌合部を覆う蓋
である。回転子16の他端も同じように、軸21に固定
した歯車A22に対し、歯車B24を介して駆動輪の内
周に形成した内歯車23と嵌合している。この歯車A2
2と歯車B24と内歯車23とで遊星歯車機構26を構
成している。軸受27は軸21を介して回転子16の両
端を回転自在に保持している。
【0009】以上のように構成された吸込具について、
図1を用いてその動作を説明する。まず、モータ17は
ベルト18,ギヤ19,軸21を介して回転子16を駆
動する。同時に、軸21に固定された歯車A22は遊星
歯車機構26を通じて、駆動輪20を回転子16と逆方
向に回転させる。
【0010】以上のように本実施例によれば、遊星歯車
機構26を介して回転子16と駆動輪20とを連結して
いるので、回転子16と駆動輪20との回転方向は逆回
転となり、じゅうたん上を掃除するとき、ごみ等が良く
取れるようにじゅうたんの毛を掻き揚げる方向に回転子
16を回転させても、駆動輪20は逆回転し吸込具10
を前進させるように回転駆動するので、じゅうたん上も
軽い操作で掃除できる。また、駆動輪20と回転子16
とを遊星歯車機構26にて連結することにより駆動輪2
0用のモーターやギヤやベルト等を必要とせず駆動輪2
0と回転子16との回転方向を逆回転させる機構ができ
るので構成も簡単となり、吸込具10の形状も小さくで
き掃除作業をしやすくすることができる。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、回転子に連結された歯車Aと、前記駆動輪の
内周に設けた内歯車と前記歯車A間に介在される歯車Bを
備えているので、前記回転子と前記駆動輪との回転方向
は逆回転となり、じゅうたん上を掃除するとき、ごみ等
が良く取れるようにじゅうたんの毛を掻き揚げる方向に
前記回転子を回転させても、前記駆動輪は逆回転し吸込
具を前進させるように回転駆動するので、じゅうたん上
も軽い操作で掃除できる。また、前記駆動輪と前記回転
子とを遊星歯車機構にて連結することにより駆動輪用の
モーターやギヤやベルト等を必要とせず前記駆動輪と前
記回転子との回転方向を逆回転させる機構ができるので
構成も簡単となり、吸込具の形状も小さくでき、又歯車
Bの外径寸法を歯車Aの外形寸法より大きく設定したの
で、減速比が大きくなり、駆動輪の回転力が大きくなり
掃除作業がし易い優れた電気掃除機の吸込具を実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電気掃除機の吸
込具の要部断面図
【図2】同駆動輪部の要部断面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】従来の電気掃除機の吸込具の裏面図
【符号の説明】 16 回転子 17 モーター 19 ギヤ 20 駆動輪 21 軸 22 歯車A 26 遊星歯車機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モ−タの回転を伝達手段を介して伝達し
    回転子を駆動するものにあって、前記回転子の端部に遊
    星歯車機構を内蔵すると共に外周面を弾性材で形成した
    駆動輪を装着し、前記遊星歯車機構は、前記回転子に連
    結された歯車Aと、前記駆動輪の内周に設けた内歯車と
    前記歯車A間に介在される歯車Bを備え、前記歯車Bの外
    径寸法を歯車Aの外形寸法より大きく設定した電気掃除
    機の吸込具。
JP00973292A 1992-01-23 1992-01-23 電気掃除機の吸込具 Expired - Fee Related JP3214020B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00973292A JP3214020B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 電気掃除機の吸込具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00973292A JP3214020B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 電気掃除機の吸込具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05192276A JPH05192276A (ja) 1993-08-03
JP3214020B2 true JP3214020B2 (ja) 2001-10-02

Family

ID=11728488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00973292A Expired - Fee Related JP3214020B2 (ja) 1992-01-23 1992-01-23 電気掃除機の吸込具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3214020B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2930131B2 (ja) * 1990-11-27 1999-08-03 東芝テック株式会社 電気掃除機の吸込み口体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05192276A (ja) 1993-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20170086401A (ko) 비 전기식 회전 타입 걸레 청소기
JPH05305044A (ja) 電気掃除機の吸込具
MXPA02008135A (es) Escobilla de aspiradora que tiene linoleo.
JP3214020B2 (ja) 電気掃除機の吸込具
CN213850479U (zh) 地刷组件
JP3214030B2 (ja) 電気掃除機の吸込具
JP2001157657A (ja) 床ノズル及び電気掃除機
KR20210128601A (ko) 로봇 청소기
JPH02167124A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP2693872B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
KR200148057Y1 (ko) 진공청소기
JPH05192272A (ja) 電気掃除機の吸込具
JP3232629B2 (ja) 電気掃除機の吸込具
JP2003275153A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP3033312B2 (ja) 電気掃除機の吸込具
JP2000083869A5 (ja)
JPH06261850A (ja) 電気掃除機の吸込具
JP3141495B2 (ja) 電気掃除機
JPH01310629A (ja) 電気掃除機
JP3181494B2 (ja) 吸込口体
JP3034726B2 (ja) 電気掃除機
JPH0947398A (ja) 吸込口体
JPH11104045A (ja) 電気掃除機
JPH05253120A (ja) 電気掃除機の吸込具
JPS63102740A (ja) 電気掃除機の床ノズル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees