JPH05192230A - 可動棚板の支持構造 - Google Patents

可動棚板の支持構造

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JPH05192230A
JPH05192230A JP33033491A JP33033491A JPH05192230A JP H05192230 A JPH05192230 A JP H05192230A JP 33033491 A JP33033491 A JP 33033491A JP 33033491 A JP33033491 A JP 33033491A JP H05192230 A JPH05192230 A JP H05192230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf plate
shelf
shelf board
wall surface
plywood
Prior art date
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Pending
Application number
JP33033491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Hirose
葉子 廣瀬
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH05192230A publication Critical patent/JPH05192230A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、食器棚,クローセット等の収納部内
において、収納物載置用の棚板を、その高さ位置を変更
できるように支持するための構造に関し、収納部背面の
壁部を利用して棚板を支持することにより、収納部幅と
無関係の任意幅の棚板を支持できるようにして、収納部
内における収納効率を大幅に向上させることを目的とす
る。 【構成】そこで、収納部6の棚板奥側の壁面6aに、棚
板7の奥側縁部7aを水平に差し込まれる溝部9を複数
本形成するとともに、棚板7の下面7bに、棚板7の奥
側縁部7aを溝部9に差し込んだ状態で合板8(壁面6
a側)に当接する支持部材10を取り付けることを特徴
とする。ここで、溝部9としては、壁面6aに複数の合
板8を相互に適当な間隔をあけて貼設することにより形
成された隙間が用いられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器棚,クローセット
等の収納部内において、収納物載置用の棚板を、その高
さ位置を変更できるように支持するための構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、食器棚,クローセット等の収納
部(収納庫)内に棚板を高さ位置変更可能に支持する際に
は、その収納部両側の壁面上の適当な高さ位置に、棚板
を支持しうる突起を複数突設し、これらの突起上に棚板
を載置している(例えば実開昭60−29537号公報
等参照)。
【0003】例えば、図4に示すような収納庫(クロー
セット)1では、その両側の壁部1a,1aから突起
2,2が突設されており、各突起2により棚板3の端部
を支持することにより、棚板3は所定の高さ位置に配置
されるようになっている。なお、突起2は、通常、各壁
部1aにおいて種々の高さ位置に突設できるようになっ
ており、その突起2の突設位置を変更することで、棚板
3の高さ位置も変更することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
可動棚板の支持構造では、棚板3の両端を壁部1a,1
aに突設された突起2,2により支持しなければならな
いため、棚板3を、収納庫1の幅一杯(常に収納庫1内
を水平に貫通する状態)でしかを支持・設置することが
できない。
【0005】従って、図4に示すように、スキー板5等
の背の高い収納物を収納庫1内に縦に収納すると、その
スキー板5先端の高さ位置よりも高い位置にしか、棚板
3を配置できなくなり、棚板3を少数段しか設けられ
ず、収納効率が極めて悪くなる。一方、突起2を多数突
設し棚板3を多数段設けると、今度は背の高い物を収納
することができなくなってしまう。
【0006】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、収納部背面の壁部を利用して棚板を支持す
ることにより、収納部幅と無関係の任意幅の棚板を支持
できるようにして、収納部内における収納効率を大幅に
向上させることのできる可動棚板の支持構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明の可動棚板の支持構造(請求項1)は、収納
部内に、収納物載置用の棚板を高さ位置変更可能に支持
するためのものであって、前記収納部の前記棚板奥側の
壁面に、前記棚板の奥側縁部を水平に差し込まれる溝部
を複数本形成するとともに、前記棚板の下面に、前記棚
板の奥側縁部を前記溝部に差し込んだ状態で前記壁面側
に当接する支持部材を取り付けたことを特徴としてい
る。ここで、前記壁面に複数の合板を相互に適当な間隔
の隙間をあけて貼設し、この隙間を前記溝部として用い
てもよい(請求項2)。
【0008】また、第2発明の可動棚板の支持構造(請
求項3)は、収納部内に、収納物載置用の棚板を高さ位
置変更可能に支持するためのものであって、前記収納部
の前記棚板奥側の壁面に、複数の合板を相互に適当な間
隔の隙間をあけて貼設するとともに、前記の各合板の上
端部に、前記壁面との間に隙間をあけて凸部を形成し、
前記棚板の奥側縁部に、前記凸部に嵌合して該棚板を支
持しうる凹部を形成したことを特徴としている。
【0009】さらに、前記棚板の下面にハンガーパイプ
を取り付けてもよい(請求項4)。
【0010】
【作用】上述した第1発明の可動棚板の支持構造では、
棚板の奥側縁部を適当な高さ位置に形成された収納部の
棚板奥側壁面の溝部に水平に差し込み、支持部材をその
壁面に当接させることにより、棚板が、収納部の両側壁
面を利用することなく、収納部の棚板奥側壁面側に支持
されるため、棚板の横方向長さを任意に設定できるとと
もに、任意の横方向位置に棚板を取り付けることが可能
になる。また、複数の合板を適当な間隔をあけて貼設す
ることにより形成された隙間を用いることで、棚板奥側
壁面における溝部を容易に形成することができる。
【0011】また、第2発明の可動棚板の支持構造で
は、棚板の奥側縁部に形成された凹部を、適当な高さ位
置における合板の凸部に嵌合させることにより、棚板が
収納部の棚板奥側壁面側に支持されるため、上述した第
1発明と同様に、棚板の横方向長さは任意に設定できる
とともに、任意の横方向位置に棚板を取り付けることが
可能になる。
【0012】さらに、棚板の下面にハンガーパイプを取
り付けることで、棚板上面側に収納物を載置するだけで
なく、棚板の下面側に各種収納物を吊り下げることが可
能になる。
【0013】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明すると、図1,図2は本発明の第1実施例としての可
動棚板の支持構造を示すもので、図1(a)はその分解斜
視図、図1(b)はその構造による支持状態を下方から見
上げた状態で示す斜視図、図2(a),(b)はいずれも本
実施例の構造を適用された収納部における収納状態を示
す正面図である。
【0014】本実施例の支持構造は、図1(a),(b)に
示すように、収納部6内に、収納物載置用の棚板7を高
さ位置変更可能に支持するためのもので、収納部6の棚
板奥側の壁面6a(背面)に、複数の合板8を相互に適当
な間隔の隙間9をあけて貼設し、この隙間9が、棚板7
の奥側縁部7aを水平に差し込まれる複数本の溝部とし
て用いられている。ここで、隙間9の間隔としては、棚
板7の奥側縁部7aの板厚をammとした場合に、クリア
ランスの1mmを加算した(a+1)mmとなるように設定さ
れている。
【0015】また、棚板7の下面7bに、棚板7の奥側
縁部7aを隙間9に差し込んだ状態で壁面側6aの合板
8表面に当接する支持部材10,10が左右一対取り付
けられている。なお、図1,図2において、7cは各種
収納物を載置される棚板7の上面、11は棚板7の下面
7bに取り付けられるハンガーパイプを示している。
【0016】上述の構成により、棚板7の奥側縁部7a
を適当な高さ位置に形成された隙間(溝部)9に水平に差
し込み、支持部材10をその壁面側の合板8表面に当接
させることにより、棚板7が、従来のように収納部6の
両側壁面を利用することなく、収納部6の棚板奥側壁面
6a側に支持される。
【0017】従って、収納部6両側の壁面間隔に関わら
ず、棚板7の横方向長さを任意に設定できるほか、収納
部6内の任意の横方向位置に棚板7を取り付けることが
可能になり、図2(a),(b)に示すように、収納部6内
における収納を高密度で行なうことができる。
【0018】つまり、図2(a)に示すように、スキー板
12や釣竿13等の背の高い収納物を収納部6内に縦に
収納しても、棚板7を収納部6の横方向の任意位置に取
付・支持することができるので、スキー板12や釣竿1
3等に干渉されることなく、高密度の収納が可能になっ
ている。また、図2(b)に示すように、棚板7の下面7
bにハンガーパイプ11を取り付けることにより、棚板
7の上面7c側に収納物を載置するだけでなく、棚板7
の下面7b側にも、コート類14などの各種収納物(衣
類)を吊り下げて収納することが可能になる。
【0019】また、本実施例では、複数の合板8を適当
な間隔をあけて貼設することにより、合板8の相互間の
隙間として、棚板6の奥側壁面6aにおける溝部が極め
て容易に形成される。
【0020】次に、図3により本発明の第2実施例とし
ての可動棚板の支持構造について説明すると、図3はそ
の斜視図であり、本実施例の構造も、第1実施例の構造
と同様に、収納部6内に、収納物載置用の棚板7Aを高
さ位置変更可能に支持するためのものであるが、この第
2実施例では、収納部6の棚板奥側の壁面6aに相互に
適当な間隔の隙間9Aをあけて貼設された各合板8Aの
上端部に、壁面6aとの間に隙間8bをあけて凸部8a
が形成されている。
【0021】そして、棚板7Aの奥側縁部に、合板8A
上端部の凸部8aに嵌合して棚板7Aを支持しうる凹部
7dが形成されている。
【0022】上述の構成により、第2実施例では、棚板
7Aの奥側縁部に形成された凹部7dを、適当な高さ位
置における合板8Aの凸部8aに嵌合させることによ
り、棚板7Aが、従来のように収納部6の両側壁面を利
用することなく、収納部6の棚板奥側壁面6a側に支持
されるため、上述した第1発明と同様の作用効果が得ら
れる。
【0023】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更
等があっても、本発明の範囲に含まれる。例えば、上記
第1実施例では、棚板7の奥側縁部7aを水平に差し込
まれる溝部を、複数の合板8を適当な間隔の隙間9をあ
けて貼設することにより形成しているが、本発明の構造
は、これに限定されるものではなく、溝部を壁面6aに
直接刻設してもよいし、他の種々の形成手段を用いても
よい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、第1発明の可動棚
板の支持構造(請求項1)によれば、棚板の奥側縁部を適
当な高さ位置に形成された収納部の棚板奥側壁面の溝部
に水平に差し込み、支持部材をその壁面に当接させるこ
とにより、棚板を、収納部の両側壁面を利用することな
く、収納部の棚板奥側壁面側に支持できるため、収納部
幅と無関係の任意幅の棚板を支持でき、収納部内におけ
る収納効率を大幅に向上できる効果がある。また、複数
の合板を適当な間隔をあけて貼設することにより(請求
項2)、合板の相互間の隙間として棚板の奥側壁面にお
ける溝部を極めて容易に形成できる効果もある。
【0025】また、第2発明の可動棚板の支持構造(請
求項3)によれば、棚板の奥側縁部に形成された凹部
を、適当な高さ位置における合板の凸部に嵌合させるこ
とにより、棚板を、収納部の両側壁面を利用することな
く、収納部の棚板奥側壁面側に支持できるため、上述し
た第1発明と同様の効果が得られる。
【0026】さらに、棚板の下面にハンガーパイプを取
り付けることにより(請求項4)、棚板上面側に収納物を
載置するだけでなく、棚板の下面側に各種収納物を吊り
下げることができ、各種収納物を効率よく収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての可動棚板の支持構
造を示すもので、(a)はその分解斜視図、(b)はその構
造による支持状態を下方から見上げた状態で示す斜視図
である。
【図2】(a),(b)はいずれも本実施例の構造を適用さ
れた収納部における収納状態を示す正面図である。
【図3】本発明の第2実施例として可動棚板の支持構造
を示す斜視図である。
【図4】従来の可動棚板の支持構造を適用された収納部
における収納状態を示す正面図である。
【符号の説明】
6 収納部 6a 棚板奥側の壁面 7,7A 棚板 7a 奥側縁部 7b 棚板の下面 7c 棚板の上面 7d 凹部 8,8A 合板 8a 凸部 8b 隙間 9,9A 隙間(溝部) 10 支持部材 11 ハンガーパイプ 12 スキー板 13 釣竿 14 コート類

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部内に、収納物載置用の棚板を高さ
    位置変更可能に支持するための支持構造であって、 前記収納部の前記棚板奥側の壁面に、前記棚板の奥側縁
    部を水平に差し込まれる溝部が複数本形成されるととも
    に、 前記棚板の下面に、前記棚板の奥側縁部を前記溝部に差
    し込んだ状態で前記壁面側に当接する支持部材が取り付
    けられていることを特徴とする可動棚板の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記壁面に複数の合板が相互に適当な間
    隔の隙間をあけて貼設され、該隙間が前記溝部として用
    いられることを特徴とする請求項1記載の可動棚板の支
    持構造。
  3. 【請求項3】 収納部内に、収納物載置用の棚板を高さ
    位置変更可能に支持するための支持構造であって、 前記収納部の前記棚板奥側の壁面に、複数の合板が相互
    に適当な間隔の隙間をあけて貼設されるとともに、前記
    の各合板の上端部に、前記壁面との間に隙間をあけて凸
    部が形成され、 前記棚板の奥側縁部に、前記凸部に嵌合して該棚板を支
    持しうる凹部が形成されていることを特徴とする可動棚
    板の支持構造。
  4. 【請求項4】 前記棚板の下面にハンガーパイプが取り
    付けられていることを特徴とする請求項1〜3記載の可
    動棚板の支持構造。
JP33033491A 1991-12-13 1991-12-13 可動棚板の支持構造 Pending JPH05192230A (ja)

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JP (1) JPH05192230A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253326A (ja) * 2010-08-20 2010-11-11 Nishijin Co Ltd 遊技機用アウトタンク装置
JP2012148155A (ja) * 2012-05-14 2012-08-09 Nishijin Co Ltd 遊技機用アウトタンク装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253326A (ja) * 2010-08-20 2010-11-11 Nishijin Co Ltd 遊技機用アウトタンク装置
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