JPH05191796A - ブロック歪補正器 - Google Patents
ブロック歪補正器Info
- Publication number
- JPH05191796A JPH05191796A JP4002713A JP271392A JPH05191796A JP H05191796 A JPH05191796 A JP H05191796A JP 4002713 A JP4002713 A JP 4002713A JP 271392 A JP271392 A JP 271392A JP H05191796 A JPH05191796 A JP H05191796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- block distortion
- block
- decoding
- decoding means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力画像信号をブロック単位に直交変換して
符号化するときに生ずるブロック歪を補正できるブロッ
ク歪補正器を提供する。 【構成】 符号化された信号をブロック単位で逆変換し
て復号するMPEG復号器11と、MPEG復号器11に接
続されており信号の符号化で学習された方法に基づいて
MPEG復号器11で復号された信号のブロック歪を軽減
するニューロフィルタ12とを備えている。
符号化するときに生ずるブロック歪を補正できるブロッ
ク歪補正器を提供する。 【構成】 符号化された信号をブロック単位で逆変換し
て復号するMPEG復号器11と、MPEG復号器11に接
続されており信号の符号化で学習された方法に基づいて
MPEG復号器11で復号された信号のブロック歪を軽減
するニューロフィルタ12とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像圧縮に関し、特
に動画像の符号化により発生するブロック歪を補正でき
るブロック歪補正器に関する。
に動画像の符号化により発生するブロック歪を補正でき
るブロック歪補正器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号の符号化では、入力画像
信号をブロック単位に直交変換して符号化する方式が注
目されており、離散コサイン変換(DCT)が国際標準
機構(MPEG)にも採用された代表的な直交変換であ
る。しかし、直交変換を用いた符号化では、ブロック歪
(タイル張り状やジクザク状の歪)が問題となってお
り、その軽減方法としてブロックをフィルタリングやオ
ーバーラッピングする変換方法がいくつか提案されてい
る。
信号をブロック単位に直交変換して符号化する方式が注
目されており、離散コサイン変換(DCT)が国際標準
機構(MPEG)にも採用された代表的な直交変換であ
る。しかし、直交変換を用いた符号化では、ブロック歪
(タイル張り状やジクザク状の歪)が問題となってお
り、その軽減方法としてブロックをフィルタリングやオ
ーバーラッピングする変換方法がいくつか提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のブロック歪軽減方法では、フィルタリングはブロック
境界の画素にだけローパスフィルタを適用すればよい反
面、ブロック境界の周辺を汚くしてしまい、それを改善
するためにはコーディング・ゲインを低下させる必要が
あるという問題点があった。また、オーバーラッピング
はブロックサイズを大きく取るので、サンプル数は増え
る反面、ビットレートを増加させてしまうという問題点
があった。
のブロック歪軽減方法では、フィルタリングはブロック
境界の画素にだけローパスフィルタを適用すればよい反
面、ブロック境界の周辺を汚くしてしまい、それを改善
するためにはコーディング・ゲインを低下させる必要が
あるという問題点があった。また、オーバーラッピング
はブロックサイズを大きく取るので、サンプル数は増え
る反面、ビットレートを増加させてしまうという問題点
があった。
【0004】本発明は、入力画像信号をブロック単位に
直交変換して符号化するときに生ずるブロック歪を補正
できるブロック歪補正器を提供する。
直交変換して符号化するときに生ずるブロック歪を補正
できるブロック歪補正器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、符号化された
信号をブロック単位で逆変換して復号する復号手段と、
復号手段に接続されており、信号の符号化で学習された
方法に基づいて復号手段で復号された信号のブロック歪
を軽減するフィルタリング手段とを備えているブロック
歪補正器によって達成される。
信号をブロック単位で逆変換して復号する復号手段と、
復号手段に接続されており、信号の符号化で学習された
方法に基づいて復号手段で復号された信号のブロック歪
を軽減するフィルタリング手段とを備えているブロック
歪補正器によって達成される。
【0006】
【作用】本発明のブロック歪補正器では、復号手段は符
号化された信号をブロック単位で逆変換して復号し、フ
ィルタリング手段は復号手段に接続されており、信号の
符号化で学習された方法に基づいて復号手段で復号され
た信号のブロック歪を軽減する。
号化された信号をブロック単位で逆変換して復号し、フ
ィルタリング手段は復号手段に接続されており、信号の
符号化で学習された方法に基づいて復号手段で復号され
た信号のブロック歪を軽減する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のブロック歪補
正器の実施例を詳述する。
正器の実施例を詳述する。
【0008】図1は、本発明のブロック歪補正器の一実
施例の構成を示す。
施例の構成を示す。
【0009】図1のブロック歪補正器10は、符号化され
た信号をブロック単位に逆変換して復号する復号手段で
あるMPEG復号器11、MPEG復号器11に接続されて
おりMPEG復号器11で復号された信号のブロック歪を
軽減するフィルタリング手段であるニューロフィルタ12
によって構成されている。
た信号をブロック単位に逆変換して復号する復号手段で
あるMPEG復号器11、MPEG復号器11に接続されて
おりMPEG復号器11で復号された信号のブロック歪を
軽減するフィルタリング手段であるニューロフィルタ12
によって構成されている。
【0010】図2は、図1のブロック歪補正器10で行う
フィルタリングの説明図である。
フィルタリングの説明図である。
【0011】図2において、斜線部分はニューロフィル
タ12を表し、このニューロフィルタ12が復元画像信号に
対してフィルタリングするように構成されている。この
とき、一例として13で示す部分のフィルタ適応ウインド
サイズは、N画素×M画素であり、復元画像信号のブロ
ック歪を起す場所に対応させるため、図3に示すように
常にブロック境界がフィルタ適応ウインド内にあるよう
に構成されている。
タ12を表し、このニューロフィルタ12が復元画像信号に
対してフィルタリングするように構成されている。この
とき、一例として13で示す部分のフィルタ適応ウインド
サイズは、N画素×M画素であり、復元画像信号のブロ
ック歪を起す場所に対応させるため、図3に示すように
常にブロック境界がフィルタ適応ウインド内にあるよう
に構成されている。
【0012】図4は、図1のブロック歪補正器10のニュ
ーロフィルタ12を学習させるときの配置構成を示す。
ーロフィルタ12を学習させるときの配置構成を示す。
【0013】図4において、MPEG符号器14は、入力
された原画像信号をブロック単位に直交変換して符号化
して原画像信号を圧縮する。また、図に示すようにニュ
ーロフィルタ12を接続して、符号化のプロセスに基づい
てニューロフィルタ12をブロック歪を軽減するためのフ
ィルタにするために、図5及び図6に示すニューラルネ
ットワークの逆伝搬方法を用いて学習させる。
された原画像信号をブロック単位に直交変換して符号化
して原画像信号を圧縮する。また、図に示すようにニュ
ーロフィルタ12を接続して、符号化のプロセスに基づい
てニューロフィルタ12をブロック歪を軽減するためのフ
ィルタにするために、図5及び図6に示すニューラルネ
ットワークの逆伝搬方法を用いて学習させる。
【0014】
【発明の効果】符号化された信号をブロック単位で逆変
換して復号する復号手段と、復号手段に接続されてお
り、信号の符号化で学習された方法に基づいて復号手段
で復号された信号のブロック歪を軽減するフィルタリン
グ手段とを備えているので、画像のブロック歪、量子化
雑音、及び伝送路雑音を軽減でき、その結果、滑らかな
連続性を保った復元画像を得ることができる。
換して復号する復号手段と、復号手段に接続されてお
り、信号の符号化で学習された方法に基づいて復号手段
で復号された信号のブロック歪を軽減するフィルタリン
グ手段とを備えているので、画像のブロック歪、量子化
雑音、及び伝送路雑音を軽減でき、その結果、滑らかな
連続性を保った復元画像を得ることができる。
【図1】本発明のブロック歪補正器の一実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1のブロック歪補正器で行うフィルタリング
の説明図である。
の説明図である。
【図3】図1のニュ−ロフィルタのブロック境界の説明
図である。
図である。
【図4】図1のニューロフィルタの学習時の配置構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】図1のニューロフィルタに用いられる学習方法
の説明図である。
の説明図である。
【図6】図1のニューロフィルタに用いられる学習方法
の他の説明図である。
の他の説明図である。
【符号の説明】 10 ブロック歪補正器 11 MPEG復号器 12 ニュ−ロフィルタ 14 MPEG符号器
Claims (1)
- 【請求項1】 符号化された信号をブロック単位で逆変
換して復号する復号手段と、前記復号手段に接続されて
おり、前記信号の符号化で学習された方法に基づいて前
記復号手段で復号された該信号のブロック歪を軽減する
フィルタリング手段とを備えていることを特徴とするブ
ロック歪補正器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002713A JP2788811B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ブロック歪補正器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002713A JP2788811B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ブロック歪補正器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191796A true JPH05191796A (ja) | 1993-07-30 |
JP2788811B2 JP2788811B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11536948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002713A Expired - Fee Related JP2788811B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | ブロック歪補正器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2788811B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016199330A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化装置および画像復号装置 |
WO2019093268A1 (ja) * | 2017-11-08 | 2019-05-16 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 画像処理装置及び画像処理方法 |
WO2019141258A1 (zh) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 一种视频编码方法、视频解码方法、装置及系统 |
JP2019525544A (ja) * | 2016-06-24 | 2019-09-05 | 韓国科学技術院Korea Advanced Institute Of Science And Technology | Cnn基盤インループフィルタを含む符号化方法と装置及び復号化方法と装置 |
JP2019213156A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 日本放送協会 | 画像復元装置、学習装置及びプログラム |
WO2020137050A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 株式会社ドワンゴ | 画像送受信システム、データ送受信システム、送受信方法、コンピュータ・プログラム、画像送信システム、画像受信装置、送信システム、受信装置 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP4002713A patent/JP2788811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016199330A1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化装置および画像復号装置 |
JP2019525544A (ja) * | 2016-06-24 | 2019-09-05 | 韓国科学技術院Korea Advanced Institute Of Science And Technology | Cnn基盤インループフィルタを含む符号化方法と装置及び復号化方法と装置 |
WO2019093268A1 (ja) * | 2017-11-08 | 2019-05-16 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 画像処理装置及び画像処理方法 |
WO2019141258A1 (zh) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | 杭州海康威视数字技术股份有限公司 | 一种视频编码方法、视频解码方法、装置及系统 |
JP2019213156A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 日本放送協会 | 画像復元装置、学習装置及びプログラム |
WO2020137050A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 株式会社ドワンゴ | 画像送受信システム、データ送受信システム、送受信方法、コンピュータ・プログラム、画像送信システム、画像受信装置、送信システム、受信装置 |
JP2020109897A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-16 | 株式会社ドワンゴ | 画像送受信システム、データ送受信システム、送受信方法、コンピュータ・プログラム、画像送信システム、画像受信装置、送信システム、受信装置 |
US11800185B2 (en) | 2018-12-28 | 2023-10-24 | Dwango Co., Ltd. | Image transmission and reception system, data transmission and reception system, transmission and reception method, computer program, image transmission system, image reception device, transmission system, reception device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2788811B2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |